JP2003263584A - 広告送信方法及び装置 - Google Patents

広告送信方法及び装置

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JP2003263584A JP2002061304A JP2002061304A JP2003263584A JP 2003263584 A JP2003263584 A JP 2003263584A JP 2002061304 A JP2002061304 A JP 2002061304A JP 2002061304 A JP2002061304 A JP 2002061304A JP 2003263584 A JP2003263584 A JP 2003263584A
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栄信 伊藤
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隆一 松倉
Tatsuro Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの好みや興味に適合した広告情報を配
信する。 【解決手段】 管理サーバ1により管理されるグループ
のあるユーザが、あるサービスを利用すると、そのサー
ビスを提供する店舗に設置されている店舗端末3からユ
ーザ端末2cにそのサービスに関する広告情報が送信さ
れる。広告情報とは、例えば店舗の情報を記載したwe
bページへのハイパーリンクが埋め込まれているアイコ
ンである。ユーザ端末2cに送信された広告情報は、ユ
ーザの許可によりユーザ端末2cから管理サーバ1に送
信される。管理サーバ1は、ユーザ端末2cから送信さ
れた広告情報を蓄積する。一方、管理サーバ1は、前記
グループのユーザが管理サーバ1に登録された広告情報
に関するサービスを利用しているか否かを判断する。利
用していると判断すると、管理サーバ1は、同じグルー
プの他のユーザ端末2aにそのサービスに関する広告情
報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線または無線ネ
ットワークを介してグループユーザ間でリアルタイムな
コミュニケーションを行うコミュニケーションシステム
及びグループユーザのモバイル端末の位置情報と連携
し、リアルタイムに広告配信する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話などのモバイル端末に
は、電子メール送受信機能やWebブラウズ機能が搭載
されることが一般的となっており、Webページに掲載
される広告であるバナーを携帯電話などのモバイル端末
でも閲覧することができる。従って、バナーは通常のパ
ソコンユーザだけでなく、モバイル端末ユーザにとって
も有効な広告媒体である。また、最近では、ユーザグル
ープ内での状態通知を行うアプリケーションとして、イ
ンスタントメッセージなどのツールが普及してきてい
る。
【0003】一方、携帯電話などのモバイル端末の位置
情報を利用した情報配信サービスが提供されている。例
えば、所定のサービスエリアを有する複数の基地局と連
携するサーバ(以下、情報サーバという)が、携帯電話
の属するサービスエリアを検知する。情報サーバには、
それぞれのサービスエリアに密着したタウン情報、例え
ばそのエリアに存在するレストランの店舗情報などの広
告情報が蓄積されており、検知されたサービスエリアに
対応する広告情報を端末に自動送信する。ユーザは、自
動送信された広告情報を必要に応じて閲覧する。これに
より、携帯電話のユーザは、自分の位置に近い店舗など
の広告情報を得ることが可能である。
【0004】さらに、GPS衛星と基地局の信号を利用
して携帯電話の正確な位置測定を行い、高精度の位置情
報を提供する所謂GPS携帯電話が最近登場している。
このGPS携帯電話を用いれば、GPS携帯電話ユーザ
の現在位置を正確に知ることが可能である。実際に、こ
のGPS携帯電話を幼児や老人などに持たせ、GPS携
帯電話の現在位置をWebブラウザで表示するサービス
が提供されている。このようなGPS携帯電話を用いれ
ば、例えばユーザの位置から半径500メートル以内に
存在する店舗の広告情報を送信することが可能であり、
ユーザの位置に応じたさらにきめ細やかな広告情報の提
供が可能であると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、バナーは広告内
容と関連のあるWebページに掲載されるため、あるW
ebページを訪れたユーザがバナー広告を見た場合、そ
の広告に注目する可能性は高いと考えられる。その点で
は、バナーは有効な広告媒体である。しかし、時期や時
間帯に応じたタイムリーなバナーを提供するには、その
都度Webページの更新を行う必要があり、Webペー
ジの管理者の負担が大きい。また、通常Webページの
管理者は、そのWebページを訪れるユーザの興味や関
心を考慮せず、単に広告主から依頼を受けてWebペー
ジにバナーを掲載するだけである。従って、そのWeb
ページを訪れるユーザにとってバナーが必ずしも有用で
あるとは限らず、この点では有効な広告媒体とは言えな
い。
【0006】一方、上述の情報サーバによって提供され
る広告情報は、モバイル端末ユーザが自分の位置と関連
する広告情報を得られる点で、有効な広告媒体と考えら
れる。しかし、通常情報サーバの管理者は、広告情報を
提供されるユーザの好み、興味、関心を考慮せず、単に
広告主から依頼を受けて広告情報をサービスエリアと対
応づけて情報サーバに蓄積するだけである。従って、ユ
ーザの位置情報が同じである限りどのユーザにも同じ広
告情報が提供される。つまり、ユーザの好みなどに適合
する広告情報が常に提供されるとは限らず、この点では
有効な広告媒体とは言えない。
【0007】本発明は、ユーザの好み、興味、関心に応
じた広告をネットワーク上で自動配信する方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数のユー
ザを含んで構成されるグループにおいて、そのグループ
に含まれるユーザ同士の興味が似ている傾向にある、あ
るいはユーザ同士がお互いの趣味・嗜好を把握している
ことに着目した。即ち、本発明では、各ユーザの状態情
報が参照可能に管理され、さらに各ユーザが含まれるグ
ループを形成しており、ユーザの状態情報を利用して、
グループ内のあるユーザの行動に応じた広告を、グルー
プ内のユーザに対して配信することを特徴とする。
【0009】本願第1発明は、第1ユーザが用いる第1
ユーザ端末及び第2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含
むユーザ端末群とネットワークを介して接続された状態
通知装置に用いられる広告送信方法であって、前記第1
ユーザの状態を参照する参照ユーザと、前記第1ユーザ
とを、グループを構成するグループメンバとして記憶す
るグループ記憶ステップと、前記グループに含まれるい
ずれかのユーザが提供を受けた商品または役務に関する
情報である広告情報と、前記商品または役務の提供者を
識別するための提供者識別子と、前記ユーザを識別する
ためのユーザ識別子とを含む履歴情報を受信する第1受
信ステップと、前記履歴情報を記憶する履歴記憶ステッ
プと、前記第1ユーザが、前記履歴記憶ステップで記憶
されているいずれかの提供者から商品または役務の提供
を受けているか否かを判断する第1判断ステップと、前
記第1ユーザが前記提供者の商品または役務の提供を受
けていると判断した場合、前記商品または役務に関する
広告情報を、記憶されている履歴情報から抽出する抽出
ステップと、前記抽出された広告情報を、第1ユーザを
除くグループメンバのユーザ端末に送信する送信ステッ
プと、を含む広告送信方法を提供する。
【0010】本願第2発明は、第1ユーザが用いる第1
ユーザ端末及び第2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含
むユーザ端末群とネットワークを介して接続された状態
通知装置に用いられる広告送信装置であって、前記第1
ユーザの状態を参照する参照ユーザと、前記第1ユーザ
とを、グループを構成するグループメンバとして記憶す
るグループ記憶手段と、前記グループに含まれるいずれ
かのユーザが提供を受けた商品または役務に関する情報
である広告情報と、前記商品または役務の提供者を識別
するための提供者識別子と、前記ユーザを識別するため
のユーザ識別子とを含む履歴情報を受信する第1受信手
段と、前記履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、前記第
1ユーザが、前記履歴記憶手段に記憶されているいずれ
かの提供者から商品または役務の提供を受けているか否
かを判断する第1判断手段と、前記第1ユーザが前記提
供者の商品または役務の提供を受けていると判断した場
合、前記商品または役務に関する広告情報を、記憶され
ている履歴情報から抽出する抽出手段と、前記抽出され
た広告情報を、第1ユーザを除くグループメンバのユー
ザ端末に送信する送信手段と、を含む広告送信装置を提
供する。
【0011】本願第3発明は、第1ユーザが用いる第1
ユーザ端末及び第2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含
むユーザ端末群とネットワークを介して接続されたコン
ピュータに用いられる広告送信プログラムであって、前
記第1ユーザの状態を参照する参照ユーザと、前記第1
ユーザとを、グループを構成するグループメンバとして
記憶するグループ記憶ステップと、前記グループに含ま
れるいずれかのユーザが提供を受けた商品または役務に
関する情報である広告情報と、前記商品または役務の提
供者を識別するための提供者識別子と、前記ユーザを識
別するためのユーザ識別子とを含む履歴情報を受信する
第1受信ステップと、前記履歴情報を記憶する履歴記憶
ステップと、前記第1ユーザが、前記履歴記憶ステップ
で記憶されているいずれかの提供者から商品または役務
の提供を受けているか否かを判断する第1判断ステップ
と、前記第1ユーザが前記提供者の商品または役務の提
供を受けていると判断した場合、前記商品または役務に
関する広告情報を、記憶されている履歴情報から抽出す
る抽出ステップと、前記抽出された広告情報を、第1ユ
ーザを除くグループメンバのユーザ端末に送信する送信
ステップと、を前記コンピュータに実行させるための広
告送信プログラムを提供する。
【0012】本願第4発明は、状態通知装置と接続され
る第1ユーザ端末に用いられる履歴送信方法であって、
前記状態通知装置と接続される第2ユーザ端末のユーザ
が商品または役務の提供を行う提供者から前記商品また
は役務の提供を受けた場合、前記提供を受けた商品また
は役務に関する情報である広告情報と、前記提供者を識
別するための提供者識別子と、前記ユーザを識別するた
めのユーザ識別子とを含む履歴情報を送信するステップ
を含む履歴送信方法を提供する。
【0013】本願第5発明は、商品または役務の提供を
受けるユーザが用いるユーザ端末と状態通知装置とに接
続され、前記商品または役務の提供者が用いる提供者端
末に用いられる利用通知方法であって、前記商品または
役務の提供者からユーザへ商品または役務の提供が行わ
れているかまたは行われた場合、前記ユーザを識別する
ためのユーザ識別子を取得するステップと、前記ユーザ
識別子と前記提供者を識別するための提供者識別子とを
含む利用通知を送信するステップと、を含む利用通知方
法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】<発明の概要>本発明は、ユーザ
の状態情報を管理する管理サーバが、移動体通信ネット
ワークなどを通じて接続されたユーザ端末に広告を送信
する方法を提供する。管理サーバにより管理されるグル
ープのあるユーザが、あるサービスを利用すると、その
サービスを提供する店舗に設置されている店舗端末から
ユーザ端末にそのサービスに関する広告情報が送信され
る。広告情報とは、例えば店舗の情報を記載したweb
ページへのハイパーリンクが埋め込まれているアイコン
である。ユーザ端末に送信された広告情報は、ユーザの
許可によりユーザ端末から管理サーバに送信される。管
理サーバは、ユーザ端末から送信された広告情報を蓄積
する。一方、管理サーバは、前記グループのユーザが管
理サーバに登録された広告情報に関するサービスを利用
しているか否かを判断する。利用していると判断する
と、管理サーバは、同じグループの他のメンバにそのサ
ービスに関する広告情報を送信する。グループのユーザ
が利用したサービスに関する広告情報が、ユーザのサー
ビス利用に応じて他のユーザに送信されるため、ユーザ
は自分の好みや興味に適合した広告情報を得ることが可
能である。
【0015】<インスタントメッセージングシステム>
まず始めに、インスタントメッセージングシステムにつ
いて説明する。インスタントメッセージングシステム
は、本発明の広告配信方法が適用されるグループコミュ
ニケーションシステムの一例である。図1は、インスタ
ントメッセージングシステムの構成を示す。インスタン
トメッセージングシステムは、ユーザの状態情報を管理
しているIMサーバ13と、ユーザ端末2a〜cの有す
るIMクライアント21a〜cとが、第1ネットワーク
4を介して接続されて構成される。IMサーバ13は、
コンピュータを用いて実現可能である。
【0016】ユーザ端末2a(UserID:U001)を操作する
ユーザAは、1または複数の自己の状態情報を、ユーザ
テーブル121に登録する。IMクライアント21a
は、登録した状態情報の公開レベル、例えば「参照許可
ユーザ」を、状態情報毎に設定することも可能である。
ここで参照許可ユーザとは、IMクライアント21aの
状態情報の参照が許可されたユーザA以外の他のユーザ
である。バディをバディリストに登録するために、バデ
ィに指定されたユーザから参照許可を要するインスタン
トメッセージングシステムでは、ユーザAは参照許可ユ
ーザを設定する必要はない。またユーザAは、自分が状
態情報を参照したいユーザグループをIMクライアント
21aに登録する。このユーザグループをバディリスト
と言い、ユーザグループを構成する各ユーザをバディと
言う。ユーザAは、複数のバディリストを登録すること
もできる。
【0017】一方でIMクライアント21aは、バディ
であるユーザB、Cが操作するIMクライアント21
b、cの状態情報の更新通知をIMサーバ13から受信
し、これらの表示を更新する。IMクライアント21a
が起動されていない間に更新されたIMクライアント2
1b、cの最新の状態情報は、IMクライアント21a
が起動された時点で、IMサーバ2から通知され、IM
クライアント21aで表示される。
【0018】IMサーバ13は、IMクライアント21
aから通知される状態情報を、ユーザID「U001」に対
応づけてユーザテーブル121に記憶する。ユーザテー
ブル121は、1つのユーザIDに対し、1または複数
の状態情報を記憶することができる。またIMサーバ1
3は、IMクライアント21aから通知された参照許可
ユーザを、グループテーブル122に記憶しておく。バ
ディリストを管理DB12に記憶しても良いが、バディ
リストにバディを登録するためにバディからの参照許可
を要するインスタントメッセージングシステムでは、バ
ディと別に参照許可ユーザを記憶しておく必要はない。
IMサーバ13は、ユーザ端末2aの最新の状態情報を
受け取ると、IMクライアント21aの参照許可ユーザ
へ、更新された状態情報を通知する。なお、IMサーバ
13は、各IMクライアント21a〜cをユーザIDに
より一意的に識別する。
【0019】つまり、インスタントメッセージングシス
テムでは、ユーザは、関心を持つ他のユーザであるバデ
ィと、自己の最新の状態情報とを登録しておく。これに
より、基本的にはバディの状態がIMクライアント21
上で一覧表示される。また、ユーザのバディの状態情報
が変更された場合、IMクライアント21上で表示され
ているバディの状態情報が自動的に更新される。ユーザ
は、IMクライアント21にバディリストを登録してお
くことにより、気になるユーザの状態を手軽に参照する
ことが可能となる。
【0020】<第1実施形態例> (1)構成 (1―1)システム全体 再び図1を参照する。図1は、第1実施形態例に係る広
告配信システムの全体構成図である。このシステムは、
管理サーバ1と、ユーザ端末2a〜cと、店舗端末3と
から構成される。管理サーバ1とユーザ端末2a〜cと
は、移動体通信ネットワークなどの第1ネットワーク4
を介して接続される。一方、ユーザ端末2cと店舗端末
3とは、無線LAN、Bluetooth(登録商標)
などの第2ネットワーク5を介して接続される。
【0021】(1−2)管理サーバ 管理サーバ1は、モジュール群11と、管理DB12
と、IMサーバ13とを含む。モジュール群11は、履
歴登録モジュール111と、位置判断モジュール112
と、抽出モジュール113と、送信モジュール114
と、位置情報更新モジュール115とを含む。履歴登録
モジュール111は、ユーザ端末2cから送信された、
ユーザのサービス利用の履歴を表す履歴情報を管理DB
12に登録する。位置判断モジュール112は、管理D
B12に蓄積されたユーザの位置情報を取得し、ユーザ
の位置とサービスの提供場所とに基づいてユーザの位置
がサービスの提供場所と近接あるいは一致しているか否
かを判断する。抽出モジュール113は、所定の条件に
従ってユーザ端末2a〜cに送信する広告情報を管理D
B12から抽出する。送信モジュール114は、抽出さ
れた広告情報をユーザ端末2a〜cに送信する。位置情
報更新モジュール115は、所定時間毎にユーザ端末2
a〜cから通知される位置情報を、管理DB12に記憶
する。位置情報とは、例えばGPSの位置情報である。
【0022】管理DB12は、ユーザテーブル121
と、グループテーブル122と、履歴テーブル123と
を含む。図2は、ユーザテーブル121に蓄積される情
報の概念説明図である。ユーザテーブル121は、ユー
ザ状態やユーザの位置を蓄積している。具体的には、ユ
ーザテーブル121には、ユーザの識別子である「ユー
ザID」と、ユーザの名前である「ユーザ名」と、ユー
ザの諸状態を示す「プロパティ」と、ユーザの持つ電子
メールアドレスである「メールアドレス」とが対応付け
られて蓄積されている。「プロパティ」には、ユーザの
現在位置を示す情報である「位置」と、ユーザ端末2に
表示されるユーザの状態である「状態」と、状態に付随
して表示される「コメント」とが含まれる。ここで、
「位置」は、位置情報更新モジュール115により所定
時間毎に更新される。
【0023】図3は、グループテーブル122に蓄積さ
れる情報の概念説明図である。グループテーブル122
は、ユーザグループを記憶している。この例では、グル
ープテーブル122には、グループの識別子である「グ
ループID」と、他のユーザによる自状態の参照を許可
するユーザのIDである「許可ユーザID」と、許可ユ
ーザの状態の参照を許可されたユーザのユーザIDの集
合である「参照ユーザID」とが対応付けられて蓄積さ
れている。ここで、グループは参照を許可するユーザと
参照を許可されたユーザとから構成される。以下、許可
ユーザID、参照ユーザIDで識別されるユーザを、そ
れぞれ許可ユーザ、参照ユーザという。
【0024】図4は、履歴テーブル123に蓄積される
情報の概念説明図である。履歴テーブル123は、グル
ープが使用したサービスや商品をグループ毎に記憶して
いる。履歴テーブル123には、「ユーザID」と、提
供されるサービスの分類を示す「カテゴリ」と、サービ
スの提供者(以下、提供者という)の識別子である「提
供者ID」と、提供者の名前である「提供者名称」と、
サービスが提供される位置を示す情報である「提供者位
置」と、「広告情報」と、ユーザのサービス利用状況を
示す「利用フラグ」とが1レコードとして対応づけられ
て蓄積される。この対応付けられたレコードの内、利用
フラグを除いた部分を履歴情報といい、履歴情報の内、
「ユーザID」を除いた部分を登録情報という。登録情
報は、店舗端末3に蓄積されており、ユーザのサービス
利用時に店舗端末3からユーザ端末2cへ送られる。そ
して、ユーザの許可により、登録情報にIMクライアン
ト21cのユーザIDが付加された履歴情報がユーザ端
末2cから管理サーバへ転送される。
【0025】「カテゴリ」は、「上位カテゴリ」と「下
位カテゴリ」とを含んでいる。「広告情報」は、IMク
ライアント21に表示されるアイコンのファイル名であ
る「アイコン」と、「アイコン」にハイパーリンクとし
て埋め込まれるURLである「ホームページ」とを含
む。「広告情報」に、「提供者名称」や「カテゴリ」を
含めても良い。「利用フラグ」は、デフォルトで0が設
定されている。ユーザが、同一のグループに属するユー
ザによって履歴テーブルに登録された広告情報に関連す
るサービス(以下、登録サービスという)を利用してい
る場合、利用フラグは1となる。即ち、利用フラグは、
そのレコード中の提供者が提供するサービスがグループ
の構成ユーザのいずれかにより利用されている最中か否
かを示す。「提供者位置」は一意であり、提供者の識別
子となる。
【0026】(1−3)店舗端末 再び図1を参照すると、店舗端末3は、入力受付モジュ
ール31と、登録依頼送信モジュール32とを含む。入
力受付モジュール31は、登録情報及び登録情報の登録
の許可をユーザに求めるメッセージの入力を受け付け、
図示しないメモリなどの記憶手段に蓄積する。具体的に
は、入力受付モジュール31は、図5に例示する登録情
報入力画面を表示し、サービスの提供者から登録情報及
び登録依頼メッセージの入力を受け付ける。この画面で
「登録」ボタンが押されると、入力された登録情報及び
登録依頼メッセージが図示しないメモリなどの記憶手段
に蓄積される。「キャンセル」ボタンが押されると、入
力された登録情報及び登録依頼メッセージは蓄積されず
画面が閉じる。一旦入力した登録情報及び登録依頼メッ
セージの内容の変更も、本画面により可能である。登録
依頼情報送信モジュール32は、登録情報及び登録依頼
メッセージを含む登録依頼画面をユーザ端末2cに表示
させる登録依頼メールをユーザ端末2cへ送信する。
【0027】(1−4)ユーザ端末 再び図1を参照すると、ユーザ端末2は、IMクライア
ント21と、メーラ23aと、位置情報通知モジュール
24と、webブラウザ25とを含む。ユーザ端末2
は、第1ネットワーク4を介して管理サーバ1と通信可
能である。また、ユーザ端末2は、第2ネットワーク5
を介して店舗端末5と通信可能である。店舗端末5との
通信は、ユーザのサービス利用時、例えばモバイル決済
を行う際に行われる。
【0028】IMクライアント21a〜cは、広告表示
モジュール22a〜cを有し、バディの状態を示すアイ
コンに加え、広告情報に含まれるアイコンを表示する。
図6は、IMクライアント21の表示画面の一例であ
る。この画面では、あるユーザX(ユーザID:U01
0)の設定したバディリスト「飲み友達」、「ご近所さ
ん」及び「会社」の内、「飲み友達」に含まれるバディ
「山田太郎」、「富士花子」及び「鈴木二郎」の状態を
アイコンで表示している。バディの状態を示すアイコン
の下には、広告情報に含まれるアイコン(以下、広告ア
イコン)が表示される。この画面では、バディ「山田太
郎」が、ラーメン屋「天二」を利用しているため、「天
二」の広告アイコンが表示されているが、「天二」の広
告アイコンの所定時間表示後に、同じくラーメン屋の
「とさっこ」の広告アイコンが表示されても良い。この
ように、実際に利用しているサービスと同じカテゴリの
他のサービスの広告アイコンを提供することにより、た
とえバディリストに含まれるバディが一人であっても、
そのバディが利用しているサービスを特定することはで
きず、バディのプライバシーを守ることができる。複数
の広告アイコンを表示する場合、これらの広告アイコン
を同時に表示しても良い。また、この時バディの利用し
ているサービスに関する広告アイコン、ここでは「天
二」だけを点滅表示しても良い。この場合、ユーザXは
バディの誰かが「天二」を利用していることを知ること
ができ、バディに人気の高い店を知ることが可能であ
る。広告アイコンにはハイパーリンクが埋め込まれてお
り、クリックするとwebブラウザ25が起動する。
【0029】webブラウザ25は、ハイパーリンクで
指定されるwebページを表示する。メーラ23は、一
意な電子メールアドレスを有し、電子メールの送受信を
行う。メーラ23は、登録依頼送信モジュール32から
送信された登録依頼メールを受信すると、図7に示され
るような広告情報登録依頼画面を表示する。この画面に
は、登録依頼メッセージと、「許可」ボタンと、「キャ
ンセル」ボタンとが表示される。「許可」ボタンが押さ
れると、登録情報とIMクライアント21cのユーザI
Dとが管理サーバ1へ送信される。「キャンセル」ボタ
ンが押されると、登録情報及びユーザIDは送信されな
い。このようなボタンを有するメールは、例えばHTM
Lメールにより実現可能である。位置情報通知モジュー
ル24は、位置情報、例えばGPS座標に基づく位置情
報を管理サーバ1に所定時間毎に通知する。
【0030】(2)広告配信システムで行われる処理 広告配信システムでは、(2−1)履歴登録処理、(2
−2)広告送信処理、、(2−3)近隣情報抽出処理及
び(2−4)カテゴリ抽出処理が行われる。以下、これ
らの処理について説明する。以下の説明を簡単にするた
め、IMクライアント21a〜cの有するユーザID
は、グループテーブル122において同一のグループに
属するものとする。
【0031】(2−1)履歴登録処理 図8は、履歴登録処理の流れを示す。この処理では、店
舗端末3から送信された登録情報と、ユーザ端末2cが
有するユーザIDとを、ユーザ端末2cが管理サーバ1
に送信し、管理サーバ1は受信した登録情報とユーザI
Dとを対応付けて履歴テーブル123へ登録する。
【0032】ユーザ端末2cは、ユーザによる店舗の利
用時に店舗端末3に通信要求を行う(#1)。通信要求
は、例えば、ユーザがユーザ端末2cを用いて店舗端末
3と電子決済を行う際にされる。通信要求を検知した店
舗端末3は、電子メールアドレスをユーザ端末2cから
取得する(#2)。店舗端末3は、登録情報及び登録依
頼メッセージを、取得した電子メールアドレスに送信す
る(#3)。ユーザ端末2cは、登録情報及び登録依頼
メッセージを受信し(#4)、図7の広告情報登録依頼
画面を表示してユーザに履歴情報の登録の許可を要求す
る(#5)。許可がされた場合、ユーザ端末2cは、送
信された登録情報及びユーザ端末2cのユーザIDを含
む履歴情報を管理サーバ1へ送信する(#6)。管理サ
ーバ1は履歴情報を受信し(#7)、受信した履歴情報
を履歴テーブル123へ蓄積する(#8)。
【0033】(2−2)広告送信処理 図9は、管理サーバ1が行う広告送信処理の流れを示す
フローチャートである。この処理では、所定時間毎に広
告情報がグループのユーザ全員に送信される。ステップ
S10:抽出モジュール113は、所定時間T1が経過
したか否かを判断する。経過した場合、ステップS11
へ移行する。経過していない場合、経過するまでこの判
断を繰り返す。
【0034】ステップS11:抽出モジュール113
は、グループテーブル123に蓄積されているグループ
IDの1つを取得する。以下、このグループIDで識別
されるグループをカレントグループという。 ステップS12:抽出モジュール113は、カレントグ
ループに属するユーザのユーザIDと対応する全ての提
供者(以下、カレント提供者という)の位置を履歴テー
ブル123から取得する。言い換えれば、カレント提供
者は、カレントグループで利用されたことのあるサービ
スの提供者である。
【0035】ステップS13:抽出モジュール113
は、カレントグループの許可ユーザ(以下、カレント許
可ユーザという)のユーザ端末2の位置を、ユーザテー
ブル121から取得する。 ステップS14:抽出モジュール113は、カレント許
可ユーザがいずれかのカレント提供者のサービスを利用
しているか否かを判断する。利用の判断は、例えば、カ
レント許可ユーザの位置がカレント提供者の位置のいず
れかと一致するか、またはカレント許可ユーザの位置が
カレント提供者の位置から所定の範囲内にあるか否かに
より行われる。利用している場合、ステップS15へ移
行する。利用していない場合、ステップS18へ移行す
る。
【0036】ステップS15:抽出モジュール113
は、カレント許可ユーザが利用しているカレント提供者
で特定される履歴情報の利用フラグを1とする。 ステップS16:カレント許可ユーザがいずれのカレン
ト提供者のサービスも利用していない場合、、近隣情報
送信処理が行われる。この処理では、カレント許可ユー
ザの参照ユーザ(以下、カレント参照ユーザという)の
近隣で提供されているサービスに関する広告情報がカレ
ント参照ユーザに送信される。この処理の詳細は後述す
る。
【0037】ステップS17:このステップでは、カテ
ゴリ抽出処理が行われる。この処理では、前記カレント
許可ユーザが利用しているサービスと同一のカテゴリに
属するサービスの広告情報がn以上(nは2以上の自然
数)抽出される。ここでnは、この処理で最低限抽出し
たい広告情報の数である。この処理の説明は後述する。
【0038】ステップS18:送信モジュール114
は、ステップS17で抽出された全ての広告情報を、カ
レント参照ユーザのユーザ端末2へ送信する。 ステップS19:抽出モジュール113は、グループテ
ーブル122に蓄積されている全てのグループについて
前記ステップS11〜S18が行われたか否かを判断す
る。全てのグループについて行われた場合、ステップS
10へ戻る。全てのグループについて行われていない場
合、行われていないグループについてステップS11〜
S18を繰り返す。
【0039】ステップS20:抽出モジュール113
は、履歴情報の全ての利用フラグを0にし、ステップS
10に戻る。 (2−3)近隣情報送信処理 図10は、近隣情報抽出処理の流れを示すフローチャー
トである。この処理は、前記広告送信処理のステップS
16に移行することにより開始する。
【0040】ステップS40:位置判断モジュール11
2は、一のカレント参照ユーザの位置情報をユーザテー
ブル121から取得する。 ステップS41:位置判断モジュール112は、カレン
ト提供者の位置情報を履歴テーブル123から取得す
る。 ステップS42:位置判断モジュール112は、前記カ
レント参照ユーザの位置が、カレント提供者のいずれか
の位置と近隣か否か、例えばカレント提供者の位置を中
心とする所定の半径の円内にカレント参照ユーザが位置
するか否かを判断する。近隣の場合、ステップS43へ
移行する。いずれの位置とも近隣でない場合、ステップ
S45へ移行する。
【0041】ステップS43:抽出モジュール113
は、前記カレント参照ユーザの近隣に位置するカレント
提供者の広告情報を、履歴テーブル123から抽出す
る。 ステップS44:送信モジュール114は、ステップS
43で抽出した広告情報を、前記カレント参照ユーザの
ユーザ端末2へ送信する。 ステップS45:位置判断モジュール112は、前記ス
テップS40〜S44が全てのカレント参照ユーザにつ
いて行われたか否かを判断する。行われた場合、広告送
信処理のステップS19へ戻る。行われていない場合、
ステップS40に戻り、処理の行われていないカレント
参照ユーザについて前記ステップを繰り返す。
【0042】(2−4)カテゴリ抽出処理 図11は、カテゴリ抽出処理の流れを示すフローチャー
トである。この処理は、前記広告送信処理のステップS
17に移行することにより開始する。ステップS31:
抽出モジュール113は、カレントグループに属するユ
ーザの履歴情報のうち、カレント許可ユーザが使用中の
サービスと同一の下位カテゴリを有する履歴情報に含ま
れる広告情報を、履歴テーブル123から抽出する。
【0043】ステップS32:抽出モジュール113
は、ステップS31で抽出された広告情報のレコード数
がn以上であるか否かを判断する。n以上の場合、カテ
ゴリ抽出処理を終了し、広告送信処理のステップS18
へ戻る。n未満の場合、ステップS33へ移行する。 ステップS34:抽出モジュール113は、カレントグ
ループに属するユーザの履歴情報のうち、カレント許可
ユーザが利用中のサービスと同一の上位カテゴリを有す
る履歴情報に含まれる広告情報を履歴テーブル123か
ら抽出し、広告送信処理のステップS18へ戻る。
【0044】<第2実施形態例>前記第1実施形態例で
は、サービスの利用の有無の判断をユーザ及びサービス
提供者の位置情報に基づいて行っていた。しかし、サー
ビスの利用を示す利用通知をサービス提供者から送信し
てもらい、それに基づいてサービスの利用の有無の判断
を行っても良い。この場合、ユーザ端末2の現在位置と
提供者の位置情報とを比較する必要がなく、管理サーバ
1の負荷を軽減しつつ第1実施形態例と同様の広告配信
を行うことが可能である。
【0045】(1)構成 図12は、本願第2実施形態例に係る広告配信システム
の全体構成図である。このシステムは、管理サーバ1
と、ユーザ端末2a〜cと、第1店舗端末6と、第2店
舗端末7とから構成される。管理サーバ1のモジュール
群11は、第1実施形態例に係る管理サーバ1と同様の
構成である。また、ユーザ端末2a〜cも第1実施形態
例と同様の構成である。第1店舗端末6は、第1実施形
態例に係る店舗端末3と異なり、履歴送信モジュール6
2を有する。履歴送信モジュール62は、ユーザ端末2
cからユーザIDを取得し、登録情報とともに管理サー
バ1へ送信する。即ち、第1実施形態例と異なり、ユー
ザ端末2cの代わりに第1店舗端末6が履歴情報を管理
サーバ1へ送信する。第2店舗端末7は、利用通知モジ
ュール71を有する。第2店舗端末7の利用通知部71
は、ユーザによるサービスの利用、例えばユーザ端末2
bと第2店舗端末7との間でモバイル決済が行われてい
る際に、ユーザIDをユーザ端末2bから取得し、第2
店舗端末7の有する提供者IDとともに管理サーバ1に
通知する。このユーザID及び提供者IDを含む通知を
利用通知という。この利用通知部71は、例えばIMク
ライアントにより実現可能である。即ち、サービスの利
用が提供者の状態として通知される。
【0046】(2)処理の流れ 本実施形態例の広告配信システムでは、前記第1実施形
態例と同様、履歴登録処理、広告送信処理、カテゴリ抽
出処理及び近隣情報抽出処理が行われる。履歴登録処理
は、ユーザ端末2と第1店舗端末6との間で行われる。
第1実施形態例では、ユーザ端末2が履歴情報を管理サ
ーバ1へ送信したが(#6)、本実施形態例では、第1
店舗端末6が管理サーバ1へ直接履歴情報を送信する。
【0047】一方、サービスの利用の判断は第2店舗端
末7の利用通知モジュール71からIMサーバ13へ送
信される利用通知に基づいて行われる。具体的には、広
告送信処理のステップS12において、カレント提供者
の位置情報の代わりにカレント提供者の提供者IDが取
得される。ステップS13では、カレント許可ユーザの
位置情報の代わりにカレント許可ユーザのユーザIDが
取得される。ステップS14では、ステップS12で取
得した提供者IDのいずれかと、利用通知に含まれる提
供者IDとが一致し、かつ利用通知に含まれるユーザI
Dとカレント許可ユーザのユーザIDとが一致する場
合、サービスを利用していると判断する。カテゴリ抽出
処理及び近隣情報抽出処理は第1実施形態例と同様であ
る。
【0048】<第3実施形態例>上記第1及び第2実施
形態例では、広告情報はIMクライアント22上に表示
された。しかし、履歴テーブル123に登録された店舗
などの一覧を表示するWebページに広告情報を表示し
ても良い。こうすれば、現在許可ユーザが利用している
サービスの広告情報を知ることができ、かつ既に履歴テ
ーブル123に登録された提供者のホームページも検索
できる。
【0049】(1)全体構成 図13は、本願第3実施形態例に係る広告配信システム
の全体構成図である。このシステムは、管理サーバ1
と、ユーザ端末2a〜cと、店舗端末3とから構成され
る。管理サーバ1のモジュール群11は、送信モジュー
ル114を有しておらず、代わりにページ生成モジュー
ル116を有する。ページ生成モジュール116は、抽
出モジュール113により抽出された広告情報をバナー
として有するwebページの生成を行う。また、管理サ
ーバ1は、webサーバ14を有し、ページ生成モジュ
ールの生成したwebページをユーザ端末2a〜cの要
求に応じて送信する。本実施形態例のユーザ端末2は、
第1実施形態例のユーザ端末2と異なり、広告表示モジ
ュール22を有しておらず、代わりに一覧表示モジュー
ル26を有する。一覧表示モジュール26は、ページ生
成モジュール116の生成したwebページの送信をw
ebサーバ14に要求し、送信されたwebページをw
ebブラウザ25に表示させる。
【0050】(2)処理の流れ 本実施形態例の広告配信システムでは、履歴登録処理、
広告送信処理、カテゴリ抽出処理及び近隣情報抽出処理
が行われる。広告送信処理のステップS18では、広告
情報を送信する代わりに、ページ生成モジュール116
がステップS17で抽出された広告情報をバナーとして
有するwebページの生成を行い、一旦webサーバ1
4の図示しないデータベースに蓄積した後、webサー
バ14がユーザ端末2の一覧表示モジュール21から送
信された一覧送信要求の受信に応じて蓄積したページの
送信を行う。このデータベースは、ディレクトリ型検索
エンジンと同様、分類階層を有しており、本実施形態例
では最上の分類階層である上位カテゴリのリンクを選択
することで、その下の分類階層である下位カテゴリのリ
ンクを選択でき、さらに選択された下位カテゴリに属す
るサービスのホームページのリンクを選択できる。
【0051】具体的には、図14に示すように、IMク
ライアントのGUIに設けられた「ショップ一覧」ボタ
ンがクリックされると、一覧送信要求が一覧表示モジュ
ール21からwebサーバ14へ送信される。一覧送信
要求の受信に応じてwebサーバ14からユーザ端末2
へ送信されたwebページは、図15(a)に示すよう
に、履歴テーブル123に蓄積される上位カテゴリの一
覧である。この一覧にはそれぞれの上位カテゴリに属す
る下位カテゴリの一覧を示すwebページへのハイパー
リンクが張られており、上位カテゴリのいずれかがクリ
ックされると、下位カテゴリの一覧が表示される(図1
5(b))。下位カテゴリのいずれかがクリックされる
と、下位カテゴリに属する提供者名称の一覧が表示され
る(図15(c))。提供者名称がクリックされると、
その提供者のホームページが表示される。一方、送信さ
れたwebページには、図15(a)〜(c)に示すよ
うに広告アイコンもバナーとして表示される。抽出モジ
ュール113により抽出された広告情報が複数の場合、
webページに表示する広告アイコンを利用頻度の高い
順から所定時間ごとに交代させたり、利用日時の新しい
ものから順に表示しても良い。
【0052】履歴登録処理及びカテゴリ抽出処理は、前
記第1実施形態例と同様である。近隣情報抽出処理は、
ステップS44において、前述の広告送信処理のステッ
プS18と同様、ステップS41で抽出された広告情報
をバナーとして有するwebページを送信する。 <その他の実施形態例> (A)前記第1及び第2実施形態例の広告送信処理のス
テップS20及び近隣情報送信処理のステップS44に
おいて、抽出された広告情報は一括して送信される。し
かし、抽出された広告情報を、利用頻度の高い順に所定
時間ごとに送信したり、利用日時の新しいものから順に
送信しても良い。この場合、利用回数を示す「カウン
タ」や、履歴情報の登録時を示す「登録時」といったフ
ィールドを履歴テーブル123にさらに設け、このフィ
ールドを参照して広告情報を抽出すれば良い。こうすれ
ば、ユーザは良く利用されているサービスや新たに登録
された広告情報を参照することが可能である。
【0053】(B)前記第1〜第3実施形態例の広告送
信処理で抽出される広告情報に、利用フラグを付加して
送信しても良い。この場合、ユーザ端末2において同一
カテゴリに属する広告情報の内、現在ユーザの利用して
いるサービスに関する広告情報を識別することが可能で
あり、例えば利用しているサービスに関する広告情報だ
けを点滅表示させることも可能である。
【0054】(C)前述の処理を行うプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明に含
まれる。ここで記録媒体としては、コンピュータ読み取
り可能なフレキシブルディスク、半導体メモリ、CD−
ROM、DVD、MO、その他のものが挙げられる。 (付記) (付記1)第1ユーザが用いる第1ユーザ端末及び第2
ユーザが用いる第2ユーザ端末を含むユーザ端末群とネ
ットワークを介して接続された状態通知装置に用いられ
る広告送信方法であって、前記第1ユーザの状態を参照
する参照ユーザと、前記第1ユーザとを、グループを構
成するグループメンバとして記憶するグループ記憶ステ
ップと、前記グループに含まれるいずれかのユーザが提
供を受けた商品または役務に関する情報である広告情報
と、前記商品または役務の提供者を識別するための提供
者識別子と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別子
とを含む履歴情報を受信する第1受信ステップと、前記
履歴情報を記憶する履歴記憶ステップと、前記第1ユー
ザが、前記履歴記憶ステップで記憶されているいずれか
の提供者から商品または役務の提供を受けているか否か
を判断する第1判断ステップと、前記第1ユーザが前記
提供者の商品または役務の提供を受けていると判断した
場合、前記商品または役務に関する広告情報を、記憶さ
れている履歴情報から抽出する抽出ステップと、前記抽
出された広告情報を、第1ユーザを除くグループメンバ
のユーザ端末に送信する送信ステップと、を含む広告送
信方法。
【0055】状態通知装置とは、例えばインスタントメ
ッセージングサーバである。広告情報とは、提供される
商品または役務を表すアイコンや、提供される商品また
は役務の内容を記述したウェブページのURLなどであ
る。例えば、ユーザAの状態を参照することを許可され
たユーザがユーザB及びCである場合、グループはユー
ザA、B及びCからなる。このグループに属するユーザ
であるユーザA、BまたはCから送信された広告情報に
関する商品または役務の提供をユーザAが受けると、そ
の広告情報がユーザB及びCに送信される。ユーザBが
状態を参照したいユーザであるユーザAが提供を受けて
いる商品または役務の広告情報が送信されるから、状態
を参照するユーザに対してより効果的な広告を行うこと
が可能である。
【0056】(付記2)前記第1ユーザが商品または役
務の提供を受けている前記提供者が用いる前記提供者端
末から、前記第1ユーザのユーザ識別子と前記提供者の
提供者識別子とを含む利用通知を受信する通知受信ステ
ップをさらに含み、前記第1判断ステップでは、前記利
用通知を受信した場合、前記第1ユーザが前記提供者か
ら商品または役務の提供を受けていると判断する、付記
1に記載の広告送信方法。
【0057】状態通知装置が利用通知を受信した場合に
ユーザが商品または役務の提供を受けていると判断す
る。従って、状態通知装置の処理の負荷を小さくでき
る。 (付記3)前記提供者識別子は、商品または役務の提供
される位置を特定するための提供者位置情報であり、前
記ユーザ端末群の現在位置を特定するための端末位置情
報を前記ユーザ端末群から受信する第3受信ステップを
さらに含む、付記1に記載の広告送信方法。
【0058】提供者位置情報とは、例えばGPS衛星か
ら得られた、提供者の有するGPSレシーバの位置情報
である。端末位置情報とは、例えばGPS衛星から得ら
れた、GPSレシーバ機能付きユーザ端末の位置情報で
ある。 (付記4)前記第1判断ステップでは、前記第1ユーザ
端末の端末位置情報と前記提供者位置情報とを比較する
ことにより前記第1ユーザが前記提供者から商品または
役務の提供を受けているか否かを判断する、付記3に記
載の広告送信方法。
【0059】(付記5)前記履歴情報は、提供される商
品または役務が属するカテゴリを識別するためのカテゴ
リ識別情報をさらに含み、前記抽出ステップでは、前記
第1ユーザが提供を受けている商品または役務と同一の
カテゴリに属する商品または役務に関する広告情報をさ
らに抽出する、付記1ないし4のいずれかに記載の広告
送信方法。
【0060】端末位置情報と提供者位置情報とを比較す
ることにより商品または役務の提供を受けているか否か
を判断するとは、例えば、端末の位置が飲食店の所在地
など商品または役務の提供場所と一致する場合や、商品
または役務の提供場所を中心とした所定の範囲内にユー
ザ端末が存在する場合、そのユーザ端末のユーザがその
商品または役務の提供を受けていると判断することであ
る。
【0061】利用中の商品または役務に関する広告情報
だけでなく、利用中の商品または役務とカテゴリが同一
の商品または役務に関する広告情報も送信される。カテ
ゴリの中にさらに第2、第3の下位カテゴリを設けて、
カテゴリを階層化しても良い。この場合、例えば下位の
カテゴリに属する広告情報が少ない場合、上位のカテゴ
リから広告情報を抽出し送信する広告情報を増やすこと
が可能である。
【0062】(付記6)前記提供者位置情報と、前記参
照ユーザが用いる参照端末の端末位置情報とを比較する
ことにより、商品または役務の提供される位置が前記参
照端末の近傍であるか否かを判断する第2判断ステップ
をさらに含み、前記抽出ステップでは、前記参照端末の
近傍で提供される商品または役務に関する広告情報をさ
らに抽出する、付記3または4のいずれかに記載の広告
送信方法。
【0063】参照端末の近傍で提供される商品または役
務に関する広告情報がさらに抽出される。提供者位置情
報と参照端末の端末位置情報との比較は、前記第4発明
と同様である。第1ユーザがいずれの提供者からも商品
または役務の提供を受けていないときに限り参照端末の
近傍で提供される商品または役務に関する広告情報を抽
出するようにしても良い。この場合、第1ユーザが商品
または役務の提供を受けていなくても、参照ユーザには
自分の位置の近くで提供されている商品または役務に関
する広告情報が送信される。
【0064】(付記7)第1ユーザが用いる第1ユーザ
端末及び第2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含むユー
ザ端末群とネットワークを介して接続された状態通知装
置に用いられる広告送信装置であって、前記第1ユーザ
の状態を参照する参照ユーザと、前記第1ユーザとを、
グループを構成するグループメンバとして記憶するグル
ープ記憶手段と、前記グループに含まれるいずれかのユ
ーザが提供を受けた商品または役務に関する情報である
広告情報と、前記商品または役務の提供者を識別するた
めの提供者識別子と、前記ユーザを識別するためのユー
ザ識別子とを含む履歴情報を受信する第1受信手段と、
前記履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、前記第1ユー
ザが、前記履歴記憶手段に記憶されているいずれかの提
供者から商品または役務の提供を受けているか否かを判
断する第1判断手段と、前記第1ユーザが前記提供者の
商品または役務の提供を受けていると判断した場合、前
記商品または役務に関する広告情報を、記憶されている
履歴情報から抽出する抽出手段と、前記抽出された広告
情報を、第1ユーザを除くグループメンバのユーザ端末
に送信する送信手段と、を含む広告送信装置。
【0065】(付記8)第1ユーザが用いる第1ユーザ
端末及び第2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含むユー
ザ端末群とネットワークを介して接続されたコンピュー
タに用いられる広告送信プログラムであって、前記第1
ユーザの状態を参照する参照ユーザと、前記第1ユーザ
とを、グループを構成するグループメンバとして記憶す
るグループ記憶ステップと、前記グループに含まれるい
ずれかのユーザが提供を受けた商品または役務に関する
情報である広告情報と、前記商品または役務の提供者を
識別するための提供者識別子と、前記ユーザを識別する
ためのユーザ識別子とを含む履歴情報を受信する第1受
信ステップと、前記履歴情報を記憶する履歴記憶ステッ
プと、前記第1ユーザが、前記履歴記憶ステップで記憶
されているいずれかの提供者から商品または役務の提供
を受けているか否かを判断する第1判断ステップと、前
記第1ユーザが前記提供者の商品または役務の提供を受
けていると判断した場合、前記商品または役務に関する
広告情報を、記憶されている履歴情報から抽出する抽出
ステップと、前記抽出された広告情報を、第1ユーザを
除くグループメンバのユーザ端末に送信する送信ステッ
プと、を前記コンピュータに実行させるための広告送信
プログラム。
【0066】(付記9)第1ユーザが用いる第1ユーザ
端末及び第2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含むユー
ザ端末群とネットワークを介して接続されたコンピュー
タに用いられる広告送信プログラムを記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であって、前記第1ユーザ
の状態を参照する参照ユーザと、前記第1ユーザとを、
グループを構成するグループメンバとして記憶するグル
ープ記憶ステップと、前記グループに含まれるいずれか
のユーザが提供を受けた商品または役務に関する情報で
ある広告情報と、前記商品または役務の提供者を識別す
るための提供者識別子と、前記ユーザを識別するための
ユーザ識別子とを含む履歴情報を受信する第1受信ステ
ップと、前記履歴情報を記憶する履歴記憶ステップと、
前記第1ユーザが、前記履歴記憶ステップで記憶されて
いるいずれかの提供者から商品または役務の提供を受け
ているか否かを判断する第1判断ステップと、前記第1
ユーザが前記提供者の商品または役務の提供を受けてい
ると判断した場合、前記商品または役務に関する広告情
報を、記憶されている履歴情報から抽出する抽出ステッ
プと、前記抽出された広告情報を、第1ユーザを除くグ
ループメンバのユーザ端末に送信する送信ステップと、
を前記コンピュータに実行させるための広告送信プログ
ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0067】(付記10)状態通知装置と接続される第
1ユーザ端末に用いられる履歴送信方法であって、前記
状態通知装置と接続される第2ユーザ端末のユーザが商
品または役務の提供を行う提供者から前記商品または役
務の提供を受けた場合、前記提供を受けた商品または役
務に関する情報である広告情報と、前記提供者を識別す
るための提供者識別子と、前記ユーザを識別するための
ユーザ識別子とを含む履歴情報を送信するステップを含
む履歴送信方法。
【0068】この方法は、前記第1発明の履歴情報を送
信するために用いられる。即ち、ユーザが提供を受けた
商品または役務に関する情報である広告情報と、前記商
品または役務の提供者を識別するための提供者識別子
と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別子とを含む
履歴情報が第1ユーザ端末から広告送信装置に送信され
る。第1ユーザ端末は、第2ユーザ端末と同一であって
も、別々であっても良い。また、ユーザが履歴情報の送
信をさらに許可した場合に限り、履歴情報を送信するよ
うにしても良い。この場合、許可された履歴情報だけが
送信されるため、ユーザが実際に提供を受け、かつユー
ザの評価を受けた商品または役務に関する広告情報だけ
が広告送信装置に記憶される。従って、広告効果の高い
広告情報を送信することができる。
【0069】(付記11)状態通知装置と接続される第
1ユーザ端末に用いられる履歴送信装置であって、前記
状態通知装置と接続される第2ユーザ端末のユーザが商
品または役務の提供を行う提供者から前記商品または役
務の提供を受けた場合、前記提供を受けた商品または役
務に関する情報である広告情報と、前記提供者を識別す
るための提供者識別子と、前記ユーザを識別するための
ユーザ識別子とを含む履歴情報を送信する履歴送信手段
を含む履歴送信装置。
【0070】(付記12)商品または役務の提供を受け
るユーザが用いるユーザ端末と状態通知装置とに接続さ
れ、前記商品または役務の提供者が用いる提供者端末に
用いられる利用通知方法であって、前記商品または役務
の提供者からユーザへ商品または役務の提供が行われて
いるかまたは行われた場合、前記ユーザを識別するため
のユーザ識別子を取得するステップと、前記ユーザ識別
子と前記提供者を識別するための提供者識別子とを含む
利用通知を送信するステップと、を含む利用通知方法。
【0071】この方法は、前記第2発明の利用通知を送
信するために用いられる。商品または役務の提供が行わ
れたとは、例えばユーザ端末と提供者端末の間で電子決
済が行われたことである。商品または役務の提供を、提
供者の状態として状態通知装置に通知するようにしても
良い。 (付記13)商品または役務の提供を受けるユーザが用
いるユーザ端末と状態通知装置とに接続され、前記商品
または役務の提供者が用いる提供者端末に用いられる利
用通知装置であって、前記商品または役務の提供者から
ユーザへ商品または役務の提供が行われているかまたは
行われた場合、前記ユーザを識別するためのユーザ識別
子を取得する取得手段と、前記ユーザ識別子と前記提供
者を識別するための提供者識別子とを含む利用通知を送
信する送信手段と、を含む利用通知装置。
【0072】
【発明の効果】本発明を用いれば、ユーザの好みや関心
に応じた広告配信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る広告配信システムの全体
構成図。
【図2】ユーザテーブルに蓄積される情報の概念説明
図。
【図3】グループテーブルに蓄積される情報の概念説明
図。
【図4】履歴テーブルに蓄積される情報の概念説明図。
【図5】登録情報入力画面の一例。
【図6】広告アイコンを表示するIMクライアント画面
の一例。
【図7】広告情報登録依頼画面の一例。
【図8】履歴登録処理の流れを示す図。
【図9】広告送信処理の流れの一例を示すフローチャー
ト。
【図10】近隣情報抽出処理の流れの一例を示すフロー
チャート。
【図11】カテゴリ抽出処理の流れの一例を示すフロー
チャート。
【図12】第2実施形態例に係る広告配信システムの全
体構成図。
【図13】第3実施形態例に係る広告配信システムの全
体構成図。
【図14】第3実施形態例に係るIMクライアント画面
の一例。
【図15】(a)同一上位カテゴリの一覧及び広告アイ
コンを表示するwebページの一例。 (b)下位カテゴリの一覧及び広告アイコンを表示する
webページの一例。 (c)ショップの一覧及び広告アイコンを表示するwe
bページの一例。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 栄信 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松倉 隆一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松本 達郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ユーザが用いる第1ユーザ端末及び第
    2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含むユーザ端末群と
    ネットワークを介して接続された状態通知装置に用いら
    れる広告送信方法であって、 前記第1ユーザの状態を参照する参照ユーザと、前記第
    1ユーザとを、グループを構成するグループメンバとし
    て記憶するグループ記憶ステップと、 前記グループに含まれるいずれかのユーザが提供を受け
    た商品または役務に関する情報である広告情報と、前記
    商品または役務の提供者を識別するための提供者識別子
    と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別子とを含む
    履歴情報を受信する第1受信ステップと、 前記履歴情報を記憶する履歴記憶ステップと、 前記第1ユーザが、前記履歴記憶ステップで記憶されて
    いるいずれかの提供者から商品または役務の提供を受け
    ているか否かを判断する第1判断ステップと、 前記第1ユーザが前記提供者の商品または役務の提供を
    受けていると判断した場合、前記商品または役務に関す
    る広告情報を、記憶されている履歴情報から抽出する抽
    出ステップと、 前記抽出された広告情報を、第1ユーザを除くグループ
    メンバのユーザ端末に送信する送信ステップと、 を含む広告送信方法。
  2. 【請求項2】第1ユーザが用いる第1ユーザ端末及び第
    2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含むユーザ端末群と
    ネットワークを介して接続された状態通知装置に用いら
    れる広告送信装置であって、 前記第1ユーザの状態を参照する参照ユーザと、前記第
    1ユーザとを、グループを構成するグループメンバとし
    て記憶するグループ記憶手段と、 前記グループに含まれるいずれかのユーザが提供を受け
    た商品または役務に関する情報である広告情報と、前記
    商品または役務の提供者を識別するための提供者識別子
    と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別子とを含む
    履歴情報を受信する第1受信手段と、 前記履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、 前記第1ユーザが、前記履歴記憶手段に記憶されている
    いずれかの提供者から商品または役務の提供を受けてい
    るか否かを判断する第1判断手段と、 前記第1ユーザが前記提供者の商品または役務の提供を
    受けていると判断した場合、前記商品または役務に関す
    る広告情報を、記憶されている履歴情報から抽出する抽
    出手段と、 前記抽出された広告情報を、第1ユーザを除くグループ
    メンバのユーザ端末に送信する送信手段と、 を含む広告送信装置。
  3. 【請求項3】第1ユーザが用いる第1ユーザ端末及び第
    2ユーザが用いる第2ユーザ端末を含むユーザ端末群と
    ネットワークを介して接続されたコンピュータに用いら
    れる広告送信プログラムであって、 前記第1ユーザの状態を参照する参照ユーザと、前記第
    1ユーザとを、グループを構成するグループメンバとし
    て記憶するグループ記憶ステップと、 前記グループに含まれるいずれかのユーザが提供を受け
    た商品または役務に関する情報である広告情報と、前記
    商品または役務の提供者を識別するための提供者識別子
    と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別子とを含む
    履歴情報を受信する第1受信ステップと、 前記履歴情報を記憶する履歴記憶ステップと、 前記第1ユーザが、前記履歴記憶ステップで記憶されて
    いるいずれかの提供者から商品または役務の提供を受け
    ているか否かを判断する第1判断ステップと、 前記第1ユーザが前記提供者の商品または役務の提供を
    受けていると判断した場合、前記商品または役務に関す
    る広告情報を、記憶されている履歴情報から抽出する抽
    出ステップと、 前記抽出された広告情報を、第1ユーザを除くグループ
    メンバのユーザ端末に送信する送信ステップと、 を前記コンピュータに実行させるための広告送信プログ
    ラム。
  4. 【請求項4】状態通知装置と接続される第1ユーザ端末
    に用いられる履歴送信方法であって、 前記状態通知装置と接続される第2ユーザ端末のユーザ
    が商品または役務の提供を行う提供者から前記商品また
    は役務の提供を受けた場合、前記提供を受けた商品また
    は役務に関する情報である広告情報と、前記提供者を識
    別するための提供者識別子と、前記ユーザを識別するた
    めのユーザ識別子とを含む履歴情報を送信するステップ
    を含む履歴送信方法。
  5. 【請求項5】商品または役務の提供を受けるユーザが用
    いるユーザ端末と状態通知装置とに接続され、前記商品
    または役務の提供者が用いる提供者端末に用いられる利
    用通知方法であって、 前記商品または役務の提供者からユーザへ商品または役
    務の提供が行われているかまたは行われた場合、前記ユ
    ーザを識別するためのユーザ識別子を取得するステップ
    と、 前記ユーザ識別子と前記提供者を識別するための提供者
    識別子とを含む利用通知を送信するステップと、 を含む利用通知方法。
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