JP2003263543A - 情報サービスシステム及びサーバ装置 - Google Patents

情報サービスシステム及びサーバ装置

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JP2003263543A
JP2003263543A JP2002064213A JP2002064213A JP2003263543A JP 2003263543 A JP2003263543 A JP 2003263543A JP 2002064213 A JP2002064213 A JP 2002064213A JP 2002064213 A JP2002064213 A JP 2002064213A JP 2003263543 A JP2003263543 A JP 2003263543A
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JP2002064213A
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English (en)
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Motomu Otawa
求 大多和
Atsushi Kurata
篤 倉田
Hideyuki Kanai
英之 金井
Masao Isshiki
正男 一色
Yukiteru Nozawa
幸輝 野澤
Hiroshi Azuma
啓史 東
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各家庭での食材の流れに関する情報を正確に把
握できるようにする一方で、そのような情報を発信する
各家庭にも相応のメリットを与える。 【解決手段】家庭内の冷凍冷蔵庫12に設置されたホーム
端末装置11と、このホーム端末装置11にネットワーク14
を介して接続されたサーバ装置15とを有するシステム
で、ホーム端末装置11は、上記冷凍冷蔵庫の入出庫に関
する情報を入力するタッチパネル(31)を備え、上記サー
バ装置15は、入力された冷凍冷蔵庫12の入出庫に関する
情報から在庫情報を作成して記憶する在庫情報DB15b
と、入力された情報の数に応じて上記ホーム端末装置11
の使用者へ報酬を付与する処理を行なう報酬検査部15i
と、上記冷凍冷蔵庫の入出庫に関する情報を、当該サー
バ装置15の運営者及び上記ホーム端末装置11の利用者以
外の第3者である製造業者16または販売業者17に売却す
るために集計する集計処理部15hとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭の冷凍冷
蔵庫あるいはその近傍に設置されたホーム端末装置で入
力される内容に基づいて上記冷凍冷蔵庫内の食材を管理
する情報サービス装置及び同システムで使用されるサー
バ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の各家庭においてどんな食材
があり、またどんな料理を作っているか、などといった
事柄を把握することは事実上不可能であった。
【0003】例えば小売店では、その店舗で販売した食
材を顧客単位で把握することは可能であるが、他店で購
入した商品や自家栽培の食材までを把握することは不可
能であり、ましてや各家庭でどのような料理が作られて
いるかを知ることはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように各家庭の実
態を把握することができないため、食材の製造業者の製
品開発や小売店に代表される販売業者の販売促進計画も
マクロ的なデータや自社の売上実績を基に実行するしか
ないのが現状であり、推測ではなしに、各家庭での食材
の流れを正確に把握できる手段が要望されていた。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、各家庭における食
材の流れに関する情報を正確に把握できるようにすると
共に、そのような情報を発信する各家庭においても相応
のメリットを得ることが可能な情報サービスシステム及
び同システムで使用されるサーバ装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
家庭内の冷凍冷蔵庫あるいはその近傍に対して設置され
たホーム端末装置と、このホーム端末装置にネットワー
クを介して接続されたサーバ装置とを有する情報サービ
スシステムであって、上記ホーム端末装置は、上記冷凍
冷蔵庫の入出庫に関する情報を入力する入力手段を備
え、上記サーバ装置は、上記入力手段による冷凍冷蔵庫
の入出庫に関する情報から在庫情報を作成して記憶する
在庫記憶手段と、上記入力手段により入力された情報量
に応じて上記ホーム端末装置の使用者へ報酬を付与する
処理を行なう報酬付与手段と、上記入力手段による冷凍
冷蔵庫の入出庫に関する情報を、当該サーバ装置の運営
者及び上記ホーム端末装置の利用者以外の第3者に売却
するために集計する集計手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】このようなシステム構成とすれば、上記サ
ーバ装置に情報の収集を依頼した第3者が各家庭におけ
る食材の流れに関する情報を正確に把握できる一方で、
該第3者が支払う情報収集に伴なう料金により、情報を
入力した各家庭でも相応の報酬を得ることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記ホーム端末装置は、上記冷凍冷蔵
庫にその時点で入庫されている内容のリスト出力を指示
する指示手段と、この指示手段での指示に応じて上記サ
ーバ装置から送られてくるリスト情報を出力する出力手
段とをさらに備え、上記サーバ装置は、上記指示手段で
の指示に応じて上記在庫記憶手段に基づいたリスト情報
を作成して上記ホーム端末装置に送信するリスト作成送
信手段をさらに備えることを特徴とする。
【0009】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、各家庭で冷凍冷蔵庫
内の在庫状態をリスト表示により容易に把握できる。
【0010】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、上記入力手段は、上記冷凍冷蔵庫の入
出庫に関する情報に加えて買いたい物に関する情報を入
力し、上記指示手段は、買いたい物のリスト出力をも指
示し、上記サーバ装置は、上記入力手段による買いたい
物に関する情報から買い物情報を作成して記憶する買い
物情報記憶手段をさらに備え、上記リスト作成送信手段
は、上記指示手段での指示に応じて上記買い物情報記憶
手段に基づいたリスト情報をも作成して上記ホーム端末
装置に送信し、上記集計手段は、上記入力手段を介して
入力された買いたい物に関する情報をも第3者に売却す
るために集計することを特徴とする。
【0011】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項2記載の発明の作用に加えて、各家庭で買い物リス
トを容易に作成することができる一方で、第3者が各家
庭での需要を正確に把握して商品展開に積極的に活用で
きる。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記サーバ装置は、ホーム端末装置に
対応してそのホーム端末装置が設置されている家庭の家
族構成とその構成家族各個人の趣味嗜好に関する情報と
を含む世帯情報を記憶した世帯記憶手段をさらに備える
ことを特徴とする。
【0013】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、各家庭の家族構成や
趣味嗜好の情報を併せて活用することで、第3者が各家
庭での需要をより正確に推測して商品展開に積極的に活
用できる。
【0014】請求項5記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、上記世帯記憶手段が記憶する世帯情報
は、その家庭にある調理器具の情報も含むことを特徴と
する。
【0015】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項4記載の発明の作用に加えて、各家庭にある調理器
具の情報も勘案することで、第3者が各家庭での需要を
より正確に推測して商品展開に積極的に活用できると共
に、例えば電子レンジを使用した下拵えの方法など、各
家庭内で調理を行なう者の負担を軽減し、食材の栄養価
を損なわない調理方法を提案することもできる。
【0016】請求項6記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記サーバ装置は、食材を販売する販
売業者とも接続され、上記入力手段は、該販売業者が発
行した買上げレシートの識別情報を入力することで入庫
に関する情報の入力を行なうことを特徴とする。
【0017】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明に加えて、個々の食材の冷凍冷蔵庫へ
の入庫を入力する手間を省いて入力を大幅に簡易化でき
る。
【0018】請求項7記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記入力手段は、各食材に添付され、
少なくとも食材名及び賞味期限の情報を発信する無線タ
グとの電波の送受信により上記冷凍冷蔵庫の入出庫に関
する情報を入力することを特徴とする。
【0019】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、冷凍冷蔵庫に無線タ
グのリーダー/ライターを備えることで、店舗で購入し
た食材の冷凍冷蔵庫の入出庫に関する入力の手間を全く
省略することができる。
【0020】請求項8記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、上記サーバ装置は、食材の販売に係る
業者から提供される特定の食材名とその食材の購入補助
金額の情報とを推奨商品情報として記憶する推奨商品記
憶手段をさらに備え、上記リスト作成手段は、この推奨
商品記憶手段に記憶される推奨商品情報を上記買い物記
憶手段に記憶される買い物情報と合わせてリスト情報を
作成し、上記推奨商品記憶手段に記憶した推奨商品情報
を用いた上記リスト作成に基づき、該当する食材の販売
に係る業者に対する課金のための処理を行なう課金手段
をさらに備えることを特徴とする。
【0021】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項2記載の発明の作用に加えて、特定の食材に関する
販売促進を簡単な手法で且つ効果的に実現することがで
き、食材の販売に係る業者と消費者の双方に満足感を与
えることができる。
【0022】請求項9記載の発明は、上記請求項2また
は3記載の発明において、上記サーバ装置は、上記ホー
ム端末装置の使用者から上記ホーム端末装置以外の端末
装置を用いてリスト出力の指示があった場合にその指示
が上記ホーム端末装置の使用者からのものであることを
認証する認証手段をさらに備え、上記リスト作成送信手
段は、上記認証手段で認証した端末装置に対してリスト
情報を作成して送信することを特徴とする。
【0023】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項2または3記載の発明の作用に加えて、ホーム端末
装置以外の例えば携帯電話機へも作成したリストを転送
することができるため、ホーム端末装置の使用者により
利便性の高いシステム環境を与えることかできる。
【0024】請求項10記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、上記サーバ装置は、上記第3者から
提供されるアンケート情報を上記ホーム端末装置へ送信
し、送信したアンケート情報に対する応答情報が上記ホ
ーム端末装置より送られてくるとこれを受信するアンケ
ート代行手段をさらに備え、上記報酬付与手段は、この
アンケート代行手段で応答情報を送信してきたホーム端
末装置の使用者へ報酬を付与し、上記集計手段は、複数
のホーム端末装置から受信した応答情報を集計し、その
集計結果を集計数に対応したアンケート代行料金の請求
情報と共に上記第3者へ送信することを特徴とする。
【0025】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明において、市場調査を簡単な手法で実
現することができ、第3者と消費者の双方に満足感を与
えることができる。
【0026】請求項11記載の発明は、家庭内の冷凍冷
蔵庫あるいはその近傍に対して設置されたホーム端末装
置とネットワークを介して接続されたサーバ装置であっ
て、上記ホーム端末装置から入力される冷凍冷蔵庫の入
出庫に関する情報から在庫情報を作成して記憶する在庫
記憶手段と、上記ホーム端末装置からの指示に応じて上
記在庫記憶手段に基づいたリスト情報を作成して上記ホ
ーム端末装置に送信するリスト作成送信手段と、上記ホ
ーム端末装置から入力された冷凍冷蔵庫の入出庫に関す
る情報量に応じて上記ホーム端末装置の使用者へ報酬を
付与する処理を行なう報酬付与手段と、上記ホーム端末
装置からの冷凍冷蔵庫の入出庫に関する情報を、当該サ
ーバ装置の運営者及び上記ホーム端末装置の利用者以外
の第3者に売却するために集計する集計手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0027】このような構成とすれば、サーバ装置に情
報の収集を依頼した第3者が各家庭における食材の流れ
に関する情報を正確に把握できる一方で、該第3者が支
払う情報収集に伴なう料金により、情報を入力した各家
庭に対しても相応の報酬を与えることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下本発明を、冷凍冷蔵庫の外壁
面にホーム端末装置を設置し、そのホーム端末装置で冷
凍冷蔵庫の入出庫に関する情報を入力するシステムに適
用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明
する。
【0029】図1は、システム全体の構成を例示するも
のである。同図中、11が冷凍冷蔵庫12の外壁面に設
置されたホーム端末装置であり、冷凍冷蔵庫12は家屋
13の特にキッチン内に配設されるものとする。
【0030】このホーム端末装置11は、図示しないプ
ロバイダを介してインターネットや公衆回線網を含むネ
ットワーク14と常時接続されており、そのネットワー
ク14に対して、ホーム端末装置11による冷凍冷蔵庫
12の在庫管理等を行なうサービス事業者の運営するサ
ーバ装置15と、食材の製造業者16、食材の販売業者
17などが接続される。
【0031】サーバ装置15は、ホーム端末装置11が
設置されている各家庭の家族構成等の世帯属性情報を記
憶する世帯データベース(DB)15a、各家庭の冷凍
冷蔵庫12内の在庫情報を記憶する在庫情報データベー
ス(DB)15b、ホーム端末装置11で入力された買
いたいモノを記憶する買いたいモノ情報データベース1
5c、食材の製造業者16や販売業者17が販売促進計
画に基づいて依頼してきた推奨商品情報を記憶する推奨
商品情報データベース(DB)15d、各家庭で入力し
た買いたいモノから作成された買い物リストを世帯別に
記憶する世帯別買い物リストデータベース15e、上記
買い物リストの中から注文を受けるとその履歴情報を記
憶しておく注文履歴情報データベース(DB)15f、
ホーム端末装置11での入力に応じた報酬金額を世帯別
に記憶する世帯別報酬データベース(DB)15gの各
データベースを有すると共に、集計処理部15h、報酬
計算部15i、買い物リスト作成部15j、及び販促代
行部15kの各ソフトウェアによる処理部を有する。
【0032】集計処理部15hは、在庫情報データベー
ス15bに記憶される各家庭の冷凍冷蔵庫12の在庫情
報を集計してその集計結果のデータを上記ネットワーク
14を介して食材の製造業者16や販売業者17へ送出
する一方で、その送出したデータに対する市場調査費と
してのマーケットデータ料金を当該製造業者16または
販売業者17から徴収する。
【0033】報酬計算部15iは、ホーム端末装置11
から集計処理部15hに入出庫の情報が入力される毎に
これをカウントして各世帯毎の報酬を計算し、上記世帯
別報酬データベース15gに更新記憶させる。
【0034】買い物リスト作成部15jは、買いたいモ
ノ情報データベース15cに記憶される各世帯毎の買い
たいモノ情報と推奨商品情報データベース15dに記憶
される推奨商品情報、及び世帯データベース15aに記
憶される各世帯毎の世帯情報に基づいて、ホーム端末装
置11または後述する携帯端末18から買い物リストの
作成が指示されると、これに対応して買い物リストを作
成して指示してきたホーム端末装置11または携帯端末
18に送信する。
【0035】販促代行部15kは、食材の製造業者16
または販売業者17から販売促進の依頼として食材の推
奨商品情報がネットワーク14を介して送られてくる
と、これを推奨商品情報データベース15dに記憶させ
ると共に、この推奨商品情報データベース15dに記憶
された推奨商品情報に基づいて買い物リストが作成され
た場合にはそれをカウントし、そのカウント値により食
材の製造業者16または販売業者17から販促代行の料
金を徴収する。
【0036】しかして、食材の製造業者16は、サーバ
装置15からの集計データを受けてそれに対する上記マ
ーケットデータ料を支払うと共に、上記集計データを利
用して新しい商品の開発や販売促進計画の立案等を行な
い、サーバ装置15に対して、各種推奨商品に関する販
売促進のための依頼を行ない、その販売促進代行料を当
該サーバ装置15に対して支払う。
【0037】この場合、販売促進の依頼に関しては、推
奨商品の情報提示に限らず、例えばレシピ提案による在
庫情報に不足している食材の特売情報や、特定の属性を
有している世帯に対するアンケート依頼、特定の商品あ
るいはこの製造業者16の製造している全商品に関する
クーポン券の発行依頼等を含むものとする。
【0038】食材の販売業者17もまた上記製造業者1
6とほぼ同様に、サーバ装置15からの集計データを利
用して販売促進計画の立案等を行ない、サーバ装置15
に対して、各種推奨商品に関する販売促進のための依頼
を行ない、その販売促進代行料を当該サーバ装置15に
対して支払う。
【0039】この場合、販売促進の依頼に関しては、推
奨商品の情報提示に限らず、例えばレシピ提案や、各種
アンケートの依頼等を含むものとする。
【0040】また、上記家屋13内に居住し、ホーム端
末装置11及びこのホーム端末装置11を設置した冷凍
冷蔵庫12を利用する者は、世帯属性情報を登録するこ
とにより、自己が所有する、ブラウザフォン機能を有し
た携帯端末18を使用して、ホーム端末装置11と同様
にサーバ装置15に対して買い物リストの出力や在庫情
報の出力などの情報照会を行なうことができるものとす
る。
【0041】なお、上述したネットワーク14は、イン
ターネットや公衆回線網を含むものとして説明したが、
さらにデジタル放送やCATV、無線LAN等をその一
部に含むものとしてもよい。
【0042】次に図2により上記ホーム端末装置11の
具体的な回路構成について説明する。同図で、21はこ
のホーム端末装置11全体の動作制御を司るCPUであ
り、このCPU21に対して表示制御部22、タッチパ
ネル制御部23、音源部24、音声認識部25、ROM
26、RAM27、ハードディスク装置(HDD)2
8、及び通信インターフェイス(I/F)29を接続す
る。
【0043】表示制御部22は、ビデオRAMを内蔵
し、バックライト付きのカラー液晶表示パネルとそれら
の駆動回路とでなる表示部30を駆動制御してCPU2
1から与えられる表示データを表示部30で表示出力さ
せる。
【0044】タッチパネル制御部23は、上記表示部3
0上に一体にして構成された透明シート状のタッチパネ
ル31を走査駆動し、このホーム端末装置11のユーザ
が手指によりタッチパネル31をタッチ操作すると、そ
のタッチ操作位置を2次元の座標データ化してCPU2
1に送出する。
【0045】音源部24は、例えばPCM音源により構
成され、スピーカ32を拡声駆動することで、与えられ
る音声コンテンツやアラーム音の報音を行なう。
【0046】音声認識部25は、CPU21の制御の下
にマイクロホン33より入力される音声信号に対する音
声認識処理を実行することで、テキストデータに変換し
てCPU21へ与える。
【0047】ROM26は、このホーム端末装置11固
有のID情報を含む各種情報を固定的に記憶するもので
あり、RAM27は、CPU21の動作処理に際してワ
ークメモリとして使用される。
【0048】ハードディスク装置28は、このホーム端
末装置11のOS(オペレーティングシステム)と、配
信された各種コンテンツ、例えば動画コンテンツ、静止
画コンテンツ、音声コンテンツ、テキストコンテンツ等
を再生出力するためのアプリケーションプログラム等を
記憶する。
【0049】通信インターフェイス29は、上記ネット
ワーク14を介してこのホーム端末装置11と上記サー
バ装置15との間の各種データの送受を行なう。
【0050】次いで上記実施の形態の動作について説明
する。まず、新規にホーム端末装置11を購入して冷凍
冷蔵庫12に設置する際に実行する、世帯情報等の登録
処理について説明する。
【0051】図8は、ホーム端末装置11の表示部30
で表示される基本メニュー画面を例示するものである。
【0052】画面上部にはガイドメッセージとして「メ
ニューを選択してください」の文字が表示されると共
に、画面左部にメニュー項目として、冷凍冷蔵庫12へ
食材を入庫するための「入庫」、冷凍冷蔵庫12からの
食品の出庫に伴なう在庫情報の削除を行なうための「出
庫」、在庫リストや買い物リストの出力を指示するため
の「リスト」、冷凍冷蔵庫12内には入庫されていない
が次の買い物時に買っておく物、欲しい物等を入力する
ための「買いたいモノ」、このホーム端末装置11の各
種設定状態を変更するための「各種設定」の各ボタンが
表示されており、この中から「各種設定」を選択操作す
ると、その操作に対応して表示部30の表示画面が切り
替り、各種設定項目が列挙して表示される。
【0053】それら設定項目の中から、例えば「世帯属
性登録」なる項目を選択操作した場合に下記の処理が実
行される。
【0054】図3は、ホーム端末装置11側での世帯属
性登録時の処理内容を示すものであり、その当初にはホ
ーム端末装置11からネットワーク14を介してサーバ
装置15への接続がなされ(ステップA01)、ホーム
端末装置11のID情報と共に世帯属性登録の要求信号
がサーバ装置15に送られることで、サーバ装置15か
ら登録画面の情報が送られてきて表示部30で表示され
る(ステップA02)。
【0055】その登録画面に従い、まずその世帯の家族
構成の人数を入力する(ステップA03)。その後、家
族を構成する各個人の年齢、性別、趣味、及び携帯端末
18の番号を順次入力し(ステップA04〜A07)、
人数分の入力が終了していないことを確認しながら(ス
テップA08)、順次家族を構成する他の各個人につい
ても同様の入力を繰返し実行する。
【0056】そして、上記ステップA08でその世帯の
家族構成の人数分の入力を終えたと判断すると、次のそ
の世帯の家庭内にあるすべての調理機器の入力を行なう
(ステップA09)。
【0057】この場合、表示部30に表示される一覧画
面に対するタッチパネル31でのチェック操作により、
例えばガスレンジの口数や炊飯器、電子レンジ、オーブ
ントースター、電気/ガスオーブン、中華鍋、バーベキ
ューグリル、燻製器等の有無について入力し、同画面端
部に表示された「終了」ボタンの操作の有無により入力
を終えるか否かを判断するようになる(ステップA1
0)。
【0058】しかして、画面中の「終了」ボタンが操作
されてこれをステップA10で判断すると、それまで入
力された家族構成の人数、各個人の年齢、性別、趣味嗜
好、と携帯端末18の番号、及び調理機器を一覧表示し
て確認する画面に移行し(ステップA11)、例えば内
容に誤りがなくそのまま登録を行なう「OK」のボタン
が操作されるか、または内容に誤りがあるために上記
「OK」のボタンに代えて再度入力をやり直す「やり直
し」のボタンが操作されるのを待機する。
【0059】ここで、「OK」のボタンではなく「やり
直し」のボタンが操作された場合、ステップA12でこ
れを判断して再び上記ステップA03からの入力に関す
る処理を実行する。
【0060】また、「OK」のボタンが操作された場
合、登録が完了したことを示す画面が一定時間だけ表示
部30で表示されて(ステップA13)、以上でこの世
帯属性登録の処理を終了し、上記図8で示した基本メニ
ュー画面に戻る。
【0061】このホーム端末装置11での登録動作に対
してサーバ装置15では、ホーム端末装置11のID情
報に対応させて、その世帯の人数とその家族を構成する
各個人の年齢、性別、趣味嗜好、及び携帯端末18の番
号、全ての調理機器の情報を世帯データベース15aに
記憶設定する。
【0062】次にホーム端末装置11とサーバ装置15
での各種情報の入力に対する動作について説明する。
【0063】図4は、ホーム端末装置11における各種
情報の入力に対する処理内容を示すものであり、その当
初には上記図8で示した基本メニュー画面から「入庫」
ボタンの選択により入庫情報を入力するものであるか否
か(ステップB01)、同基本メニュー画面から「出
庫」ボタンの選択により出庫情報を入力するものである
か否か(ステップB02)、あるいは同基本メニュー画
面から「買いたいモノ」ボタンの選択により買いたいモ
ノの情報を入力するものであるか否か(ステップB0
3)を繰返し判断することで、これらいずれかのボタン
が選択操作されるのを待機する。
【0064】しかるに、基本メニュー画面から「入庫」
ボタンが選択された場合、ステップB01でこれを判断
し、このホーム端末装置11のID情報と入庫コードと
をサーバ装置15に対して送信した後(ステップB0
4)、入庫する食材の品目名、数量、及び賞味期限を続
けて入力し(ステップB05〜B07)、その後に画面
端部に表示された「終了」ボタンの操作の有無により入
力を終えるか否かを判断して(ステップB08)、「終
了」ボタンの操作がなければ再び上記ステップB05か
らの入力動作を繰返す。
【0065】図9は、この入庫動作中の表示部30の画
面構成を例示するものであり、画面上部に「入庫」の文
字が表示されると共に、画面左部に食材の種類として
「肉」「野菜」「牛乳・乳製品」「魚貝」「おかし」等
が列挙されている。
【0066】ここでは「肉」が選択されて反転表示され
ており、これに対応して画面の中央部及び右部で具体的
な「肉」の種類と数量とを順次選択していく状態を示し
ている。これら食材名と数量とを入力すると、画面が切
り替って賞味期限の入力と、入庫の「終了」または次の
食材の入力を指示する「次の入庫」を選択して指示する
画面となるものとする。
【0067】そして、入庫する各食材についての情報を
すべて入力した後、その入力を終えるために「終了」ボ
タンが操作されるとこれをステップB08で判断し、そ
れまでに入庫された各食材に係る情報を一括してサーバ
装置15へ送信出力し(ステップB09)、以上で一連
の入庫動作を終了して、再び上記ステップB01からの
待機動作に戻る。
【0068】また、上記基本メニュー画面から「出庫」
ボタンが選択された場合、ステップB02でこれを判断
し、このホーム端末装置11のID情報と出庫コードと
をサーバ装置15に対して送信した後(ステップB1
0)、出庫する食材の品目名、数量、及び使用する料理
名を続けて入力し(ステップB11〜B13)、その後
に画面端部に表示された「終了」ボタンの操作の有無に
より入力を終えるか否かを判断して(ステップB1
4)、「終了」ボタンの操作がなければ再び上記ステッ
プB11からの入力動作を繰返す。
【0069】そして、出庫する各食材についての情報を
すべて入力した後、その入力を終えるために「終了」ボ
タンが操作されるとこれをステップB14で判断し、そ
れまでに出庫された各食材に係る情報を一括してサーバ
装置15へ送信出力し(ステップB15)、以上で一連
の出庫動作を終了して、再び上記ステップB01からの
待機動作に戻る。
【0070】さらに、上記基本メニュー画面から「買い
たいモノ」ボタンが選択された場合、ステップB03で
これを判断し、このホーム端末装置11のID情報と買
いたいモノコードとをサーバ装置15に対して送信した
後(ステップB16)、買いたいモノの品目名を入力し
(ステップB17)、その後に画面端部に表示された
「終了」ボタンの操作の有無により入力を終えるか否か
を判断して(ステップB18)、「終了」ボタンの操作
がなければ再び上記ステップB17からの入力動作を繰
返す。
【0071】この買いたいモノの入力に関しては、上記
入出庫の情報の入力のように、後で与えられる報酬を目
的とするものではなく、通常一般の家庭でも行なってい
る、買い物に行く際に買っておくものを忘れないように
メモしておく、程度のニュアンスで実行するものとして
もよい。
【0072】そして、買いたいモノについての情報をす
べて入力した後、その入力を終えるために「終了」ボタ
ンが操作されるとこれをステップB18で判断し、それ
までに入力された買いたいモノに係る情報を一括してサ
ーバ装置15へ送信出力し(ステップB15)、以上で
一連の買いたいモノに関する入力動作を終了して、再び
上記ステップB01からの待機動作に戻る。
【0073】なお、ホーム端末装置11における食材の
入庫と出庫は、上述したように表示部30での表示画面
とそれに対応したタッチパネル31でのタッチ操作によ
り行なうのではなく、例えばマイクロホン33により音
声入力するものとしてもよいし、またはホーム端末装置
11がバーコードリーダーを備えるものとすれば、その
バーコードリーダーで各食材に添付されているバーコー
ドを読取ることで、園動作をより簡易化できる。
【0074】また、特にサービス事業者が運営するサー
バ装置15が、食材を販売する販売業者17とも提携し
ており、販売業者17で販売した食材等の情報の詳細が
すべてサーバ装置15側でも把握できるようなシステム
構成とすれば、上記入庫に関する入力に関しては、販売
業者17が発行した買上げレシートに記載されている識
別情報を入力することで入庫に関する情報の入力を代行
することも可能であり、個々の食材の冷凍冷蔵庫への入
庫を情報として入力する手間を省いて大幅に簡易化でき
る。
【0075】さらに、近時定期券やプリペイドカードで
も実用化が進みつつある無線タグ、すなわち小容量のメ
モリと送受信回路とを例えば2mm角程度のチップ化し
たもので、「リーダー/ライター」と呼ばれる読出し/
書込み機器で発した電波を使って電磁誘導で発電して回
路を動作させることで、上記メモリに書込まれているデ
ータを読出すことが可能なものを使用し、販売業者17
でも上記無線タグを各食材等に添付してレジ作業を簡易
化しているものとすれば、ホーム端末装置11または冷
凍冷蔵庫12に上記「リーダー/ライター」を備え、各
食材に添付された無線タグのメモリ内に食材名と数量、
及び賞味期限の情報を記憶させてこれを発信させること
で、上記入庫及び出庫の入力の手間を殆んど省くことが
できる。
【0076】一方、図5は、サービス事業者が運営する
サーバ装置15側での各種情報の入力に対する処理内容
を示すものである。
【0077】その当初にはホーム端末装置11、製造業
者16、または販売業者17からの入力要求があるのを
待機し(ステップC01)、入力要求があったと判断し
た時点で、次にその入力要求がホーム端末装置11から
のものであるか否かを入力要求に付加されているID情
報により判断する(ステップC02)。
【0078】ここで、入力要求がホーム端末装置11か
らのものであると判断すると、次にその入力要求に併せ
て付加されているコードが入庫コードであるか否かを判
断する(ステップC03)。
【0079】入庫コードであった場合、そのコードに続
く各食材の入庫情報をそのホーム端末装置11に対応す
る在庫情報データベース15bの内容に追加設定する
(ステップC04)。
【0080】その後、入庫された食材の数に応じた当該
ホーム端末装置11に対する報酬額を報酬計算部15i
により算出し(ステップC05)、その算出した報酬額
により世帯別報酬データベース15gの内容を更新設定
して(ステップC06)、以上で一連のホーム端末装置
11での入庫に関する入力動作を終了して、再び上記ス
テップC01からの待機動作に戻る。。
【0081】また、上記ステップC03で付加されてい
たコードが入庫コードではないと判断した場合には、次
にそのコードが出庫コードであるか否かを判断する(ス
テップC07)。
【0082】出庫コードであった場合、そのコードに続
く各食材の出庫情報に基づいてそのホーム端末装置11
に対応する在庫情報データベース15bの内容から削除
設定する(ステップC08)。
【0083】その後、出庫された食材の数に応じた当該
ホーム端末装置11に対する報酬額を報酬計算部15i
により算出し(ステップC09)、その算出した報酬額
により世帯別報酬データベース15gの内容を更新設定
して(ステップC10)、以上で一連のホーム端末装置
11での出庫に関する入力動作を終了して、再び上記ス
テップC01からの待機動作に戻る。
【0084】さらに、上記ステップC07で付加されて
いたコードが出庫コードでもないと判断した場合には、
次にそのコードは判断するまでもなく買いたいモノコー
ドであるため、そのコードに続く各食材の買いたいモノ
情報に基づいてそのホーム端末装置11に対応する買い
たいモノ情報データベース15cの内容を追加設定する
(ステップC11)。
【0085】その後、追加された買いたいモノの数に応
じた当該ホーム端末装置11に対する報酬額を報酬計算
部15iにより算出し(ステップC12)、その算出し
た報酬額により世帯別報酬データベース15gの内容を
更新設定して(ステップC12)、以上で一連のホーム
端末装置11での買いたいモノに関する入力動作を終了
して、再び上記ステップC01からの待機動作に戻る。
【0086】また、上記ステップC02で入力要求がホ
ーム端末装置11からのものではないと判断した場合、
その入力要求は製造業者16または販売業者17からの
ものであるとして、その製造業者16または販売業者1
7から推奨商品の情報を入力して推奨商品情報データベ
ース15dに記憶設定させる(ステップC14)。
【0087】次いで、その推奨商品の情報にカップリン
グとして付帯商品情報があるか否かを判断し(ステップ
C15)、ある場合にのみ、その付帯商品情報も合わせ
て入力して推奨商品情報データベース15dに記憶設定
させ(ステップC16)、以上で一連の製造業者16ま
たは販売業者17からの推奨商品情報に関する入力動作
を終了して、再び上記ステップC01からの待機動作に
戻る。
【0088】このようにサーバ装置15では、ホーム端
末装置11からの入庫及び出庫に関する入力に基づいて
在庫情報データベース15bの内容を更新し、この在庫
情報データベース15bの内容を集計処理部15hで集
計処理した結果を、依頼を受けた製造業者16または販
売業者17またはその他の第3者に売却する。
【0089】したがって、サーバ装置15に情報の収集
を依頼する、製造業者16、販売業者17、またはホー
ム端末装置11を設置した世帯とサーバ装置15を運営
するサービス事業者以外の第3者は、サーバ装置15を
運営するサービス事業者に対価を支払うことで、各家庭
における食材の流れに関する情報を正確に把握すること
ができる。
【0090】より具体的には、例えば食材の製造業者1
6であれば、料理「肉野菜炒め」で殆んどの家庭が豚肉
を使用するものと想定して単なる「肉野菜炒め用調味
料」を製造していたのに、実際に情報を収集してみて、
豚肉と牛肉を使用する家庭が約半数ずつ存在した場合に
は、「牛肉用肉野菜炒め調味料」と、「豚肉用肉野菜炒
め調味料」の2つを開発するなど、出庫した食材にそれ
を利用する料理名の情報も付加されていることで、より
きめ細かな商品展開を行なうことができるようになる。
【0091】また、食材の販売業者17であれば、上記
と同様の情報を得ることによって、上記販売業者17と
タイアップして「肉野菜炒め」キャンペーンを展開し、
精肉コーナーの牛肉販売位置に新発売の「牛肉用肉野菜
炒め調味料」を配置し、あわせて同精肉コーナーの豚肉
販売位置に新発売の「豚肉用肉野菜炒め調味料」を配置
するなど、これらを購入する消費者にとっても店舗内を
あちこち移動せずとも関連した食材を一度に選択するこ
とができるなど、より購入しやすい環境を実現できる。
【0092】さらに、食材の製造業者16と販売業者1
7のいずれであっても、在庫情報データベース15bに
記憶されている、その時点で冷凍冷蔵庫12内に入庫さ
れている食材の情報を取得することにより、例えば賞味
期限が切れそうな「牛肩肉」と「ピーマン」とがあれ
ば、その世帯のホーム端末装置11に対応する推奨商品
として「◎◎食品青椒牛肉絲(チンジャオロース)調味
料」をクーポン券付きで追加する、などといった、より
きめ細かな商品の販売促進運動を実行できるようにな
る。
【0093】また、上記サーバ装置15を運営するサー
ビス事業者は、世帯データベース15aに記憶されてい
る各世帯の家族構成の情報自体を、勿論個人名等のプラ
イバシーに関する情報は完全に秘匿する必要はあるもの
の、上記製造業者16、販売業者17、またはホーム端
末装置11を設置した世帯とサーバ装置15を運営する
サービス事業者以外の第3者に提供することで、商品展
開当に活用してもらい、その情報提供に対する対価を得
ることができ、これを情報の発信元である各家庭に報酬
として還元することも可能となる。
【0094】加えて、上記世帯情報としては、各家庭の
家族構成に併せて各個人の趣味嗜好やその家庭にある調
理器具の情報も含んでいるため、それらの情報を得た者
にとっては、各家庭での需要をより正確に推測して商品
展開に積極的に活用できると共に、例えば電子レンジを
使用した下拵えの方法など、各家庭内で調理を行なう者
の負担を軽減し、食材の栄養価を損なわない調理方法を
提案することもできる。
【0095】次に、サービス事業者が運営するサーバ装
置15がホーム端末装置11を設置している各世帯に対
して報酬を支払う場合の処理内容について図6により説
明する。
【0096】図6において、その処理当初には、ホーム
端末装置11から直接報酬の支払い要求があるか否か
(ステップD01)、または予め設定した、例えば3ヶ
月に1度、半年に一度、あるいは1年に1度の支払い期
日となったか否か(ステップD02)を繰返し判断する
ことで、報酬の支払いを行なうべきタイミングとなるの
を待機する。
【0097】しかして、ホーム端末装置11から直接報
酬の支払い要求があるか、または予め設定した支払い期
日となったと判断すると、その報酬を支払うべき世帯の
報酬額を世帯別報酬データベース15gを参照して調べ
た上で(ステップD03)、その調べた報酬額が予め設
定された最低発行単位あるか否かを判断する(ステップ
D04)。
【0098】これは、例えば報酬がポイント制であり、
クーポン券の形で報酬を利用者に還元する場合に、その
クーポン券の単位が500ポイント、1000ポイン
ト、5000ポイント、‥‥というように最低基本単位
が500ポイントであったとすれば、そのクーポン券の
発行を行なうことができるか否かを判断するためのもの
である。
【0099】そして、このステップD04で最低発行単
位があると判断した場合にのみ、その報酬額に対応した
単位で報酬としてのクーポン券等を発行し(ステップD
05)、発行した分の報酬額を上記世帯別報酬データベ
ース15gから減額するように更新設定して(ステップ
D06)、以上でこの報酬支払いに関する一連の処理を
終了して、再び上記ステップD01からの処理に戻るも
のである。
【0100】なお、上記図6では、クーポン券等の形で
報酬の支払額を最低発行単位ある場合にのみ発行するも
のとして説明したが、報酬額が端数であっても支払える
ような形態のシステム、例えばサーバ装置15と提携し
ている特定の販売業者17で買い物をする場合にその支
払額から上記報酬額を減額することが可能なシステムと
すれば、最低発行単位に係る判断を行なう必要はない。
【0101】このように、入庫や出庫、及び買いたいモ
ノに関する情報をホーム端末装置11で入力する世帯に
あっては、それらの情報の入力を行なうという手間の対
価として、上記のような食材等の購入に使用することが
可能な報酬を得ることができる。
【0102】次に、上記ホーム端末装置11で上記図8
に示した基本メニュー画面から「リスト」ボタンを選択
して操作した場合の動作について図7と図10、図11
により説明する。
【0103】図7は、基本メニュー画面の「リスト」ボ
タンの選択操作によりホーム端末装置11がリスト作成
要求を送出すると、これを受信するサーバ装置15が実
行するリスト出力に係る処理内容である。
【0104】同図で、その処理当初にはホーム端末装置
11からリスト作成要求が送られてくるのを待機してお
り(ステップE01)、要求があったと判断した時点
で、そのホーム端末装置11のID情報に基づいて在庫
情報データベース15bを参照することで、その世帯の
冷凍冷蔵庫12にその時点で入庫されている食材の在庫
リストを作成する(ステップE02)。
【0105】次いで、同ホーム端末装置11のID情報
により今度は買いたいモノ情報データベース15cを参
照し、これと推奨商品情報データベース15dに記憶さ
れている推奨商品情報とを相互参照して(ステップE0
3)、付帯推奨商品の情報がカップリングされた推奨商
品が買いたいモノ情報として入力されているか否かを判
断する(ステップE04)。
【0106】ここで、付帯推奨商品の情報がカップリン
グされた推奨商品が買いたいモノ情報として入力されて
いなかった場合には、そのまま買いたいモノ情報データ
ベース15cに記憶されている、それまで入力した買い
たいモノの情報にのみ基づいて、その世帯での買い物リ
ストを作成し、世帯別買い物リストデータベース15e
に記憶させる(ステップE07)。
【0107】また、上記ステップE04で、付帯推奨商
品の情報がカップリングされた推奨商品が買いたいモノ
情報として入力されていたと判断した場合には、買いた
いモノ情報データベース15cに記憶されている、それ
まで入力した買いたいモノの情報と、上記推奨商品情報
データベース15dに記憶されている該当する推奨商品
情報、及びその水晶商品情報とカップリングされている
付帯推奨商品の情報に基づいて、その世帯での買い物リ
ストを作成し、世帯別買い物リストデータベース15e
に記憶させる(ステップE05)。
【0108】加えて、上記リストに上げた付帯推奨商品
に関してはその商品に付加されている、例えば「○○引
きお勧めクーポン」のような商品クーポンを同時に発行
する(ステップE06)。
【0109】しかるに、上記ステップE02で作成した
在庫リストの情報と、上記ステップE07またはステッ
プE05,AE06で作成した買い物リストの情報と
を、リストの作成要求を送ってきたホーム端末装置11
に対して送信し(ステップE08)、併せて買いたいモ
ノ情報データベース15cにおけるその世帯の買いたい
モノの情報をクリア設定した上で(ステップE09)、
以上で一連のリスト出力に関する処理を終了して、再び
上記ステップE01からの処理に戻る。
【0110】図10は、こうしてホーム端末装置11で
「リスト」ボタンを選択操作した場合に得られる画面を
例示するものである。この場合、画面上部に「リスト」
の文字が表示されると共に、残る画面の大部分で在庫リ
ストが表示される。この際、併せて買い物リストも作成
されていることを画面上に「在庫」「買い物」の各タブ
により表現している。
【0111】この在庫リストにおいては、「食材
(名)」「賞味期限」及び「在庫数等」が項目として一
覧表示されるもので、画面で表示しきれない在庫情報が
あって、それらを表示することも可能であることをスク
ロールバーと「△」「▽」の各スクロールボタンにより
表現している。
【0112】また、上記「食材(名)」の左欄において
は、例えば在庫があるものの、その賞味期限が切れてい
るものが記号「×」により、在庫数等が少ないものが記
号「△」によりそれぞれ表現されている。
【0113】ここで、例えばこの在庫リストにおける
「食材(名)」または上記記号「×」「△」を選択して
操作することにより、自動的にその選択された食材名が
上記買い物リストに追加されるものとしてもよい。
【0114】また、図11は、上記図10で示したホー
ム端末装置11の表示画面から「買い物」タブを選択操
作することで、買い物リストを表示させた状態を例示す
るものである。
【0115】この買い物リストにおいては、「食材
(名)」と買うべき「数量」とが項目として一覧表示さ
れるもので、ここでは画面で表示しきれない買い物情報
がなく、したがって画面をスクロールできないことをス
クロールバーと「△」「▽」の各スクロールボタンのグ
レー表示(本図では破線)により表現している。
【0116】また、特に同リスト中の「□□ドレッシン
グ」に関しては推奨商品であり、本来買いたいモノとし
て入力した情報ではない、付帯推奨商品である「□□醤
油」がリストアップされていることが、同数量欄の「お
勧めクーポン」なる記載により理解できる。
【0117】このように、各家庭で冷凍冷蔵庫内の在庫
状態を入出庫で入力した情報からリストの一覧表示によ
り容易に把握できると共に、買いたいモノをその都度情
報としてホーム端末装置11により入力していれば、買
い物リストも容易に作成することができる。
【0118】加えて、入力された買いたいモノの情報に
関しては、製造業者16、販売業者17、またはホーム
端末装置11を設置した世帯とサーバ装置15を運営す
るサービス事業者以外の第3者にとって、特に商品販売
上の点から特に有益な情報となり得るので、各家庭での
需要を正確に把握して商品展開に積極的に活用できる。
【0119】さらに、サーバ装置15では、食材の販売
に係る製造業者16、販売業者17等の業者から提供さ
れる特定の食材名とその食材の購入補助金額の情報とを
推奨商品情報に付帯する付帯推奨商品情報として推奨商
品情報データベース15dに共に記憶し、リスト作成時
には推奨商品情報データベース15dに記憶した推奨商
品情報、及び付帯商品情報を用いて買い物リスト上にリ
ストアップするようにした。
【0120】これにより、上記業者の提供するお買い得
な商品をホーム端末装置11の利用者に推奨し、当該業
者からはその推奨に伴なう対価を課金して徴収すること
ができるので、特定の食材に関する販売促進を簡単な手
法で且つ効果的に実現することができ、食材の販売に係
る業者と消費者の双方に満足感を与えることができる。
【0121】なお、上記図3で説明した世帯属性登録時
には、その世帯を構成する家族の各個人に対応して携帯
端末18の番号も登録するものとした。そのため、例え
ばiモード(登録商標)やez−web(登録商標)に
代表されるようなブラウザフォン機能を有した携帯電話
機を携帯端末18として予め登録しておくことにより、
サーバ装置15を運営するサービス事業者が、サーバ装
置15内の各データベースに連携したウェブサイトを提
供するようにすれば、携帯端末18においてもホーム端
末装置11のID情報またはそれに代わるパスワード等
の認証情報を入力することにより、上述した買い物リス
トや冷凍冷蔵庫12の在庫リストを表示し、あるいはさ
らに上記製造業者16、販売業者17、またはホーム端
末装置11を設置した世帯とサーバ装置15を運営する
サービス事業者以外の第3者から提供される食材等に関
する広告やアンケートの表示とそれに対する応答を行な
うことも可能となり、ホーム端末装置11の使用者にと
って、より利便性の高いシステム環境を得ることができ
ると共に、例えばアンケートに回答することでそれらの
利用に関する報酬を得ることもできる。
【0122】なお、上記実施の形態では、ホーム端末装
置11を冷凍冷蔵庫12の外壁面に設置するものとして
説明したが、必ずしも冷凍冷蔵庫12の外壁面に設置す
るのではなく、冷凍冷蔵庫12の近傍に設置するものと
してもよい。
【0123】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0124】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0125】
【発明の効果】本発明によれば、上記サーバ装置に情報
の収集を依頼した第3者が各家庭における食材の流れに
関する情報を正確に把握できる一方で、該第3者が支払
う情報収集に伴なう料金により、情報を入力した各家庭
でも相応の報酬を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るシステム全体の構
成を示す図。
【図2】図1のホーム端末装置の詳細な回路構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施の形態に係るホーム端末装置での世帯情
報登録時の処理内容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係るホーム端末装置での各種情
報の入力に対する処理内容を示すフローチャート。
【図5】同実施の形態に係るサーバ装置での各種情報の
入力に対する処理内容を示すフローチャート。
【図6】同実施の形態に係るサーバ装置での報酬の支払
い処理に対する処理内容を示すフローチャート。
【図7】同実施の形態に係るサーバ装置でのリスト出力
要求に対する処理内容を示すフローチャート。
【図8】同実施の形態に係るホーム端末装置での表示画
面を例示する図。
【図9】同実施の形態に係るホーム端末装置での表示画
面を例示する図。
【図10】同実施の形態に係るホーム端末装置での表示
画面を例示する図。
【図11】同実施の形態に係るホーム端末装置での表示
画面を例示する図。
【符号の説明】
11…ホーム端末装置 12…冷凍冷蔵庫 13…家屋 14…ネットワーク 15…サーバ装置 15a…世帯データベース(DB) 15b…在庫情報データベース(DB) 15c…買いたいモノ情報データベース 15d…推奨商品情報データベース(DB) 15e…世帯別買い物リストデータベース 15f…注文履歴情報データベース(DB) 15g…世帯別報酬データベース(DB) 15h…集計処理部 15i…報酬計算部 15j…買い物リスト作成部 15k…販促代行部 16…(食材の)製造業者 17…(食材の)販売業者 18…携帯端末 21…CPU 22…表示制御部 23…タッチパネル制御部 24…音源部 25…音声認識部 26…ROM 27…RAM 28…ハードディスク装置(HDD) 29…通信インターフェイス(I/F) 30…表示部 31…タッチパネル 32…スピーカ 33…マイクロホン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 310 G06F 15/00 310A (72)発明者 金井 英之 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 一色 正男 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 野澤 幸輝 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 東 啓史 東京都港区芝1丁目5番11号 東芝ロジス ティクス・ソリューションズ株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AA08 BA07 BE01 BE03 BG02 BG04 BG07 CA02 CA04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家庭内の冷凍冷蔵庫あるいはその近傍に対
    して設置されたホーム端末装置と、このホーム端末装置
    にネットワークを介して接続されたサーバ装置とを有す
    る情報サービスシステムであって、 上記ホーム端末装置は、 上記冷凍冷蔵庫の入出庫に関する情報を入力する入力手
    段を備え、 上記サーバ装置は、 上記入力手段による冷凍冷蔵庫の入出庫に関する情報か
    ら在庫情報を作成して記憶する在庫記憶手段と、 上記入力手段により入力された情報量に応じて上記ホー
    ム端末装置の使用者へ報酬を付与する処理を行なう報酬
    付与手段と、 上記入力手段による冷凍冷蔵庫の入出庫に関する情報
    を、当該サーバ装置の運営者及び上記ホーム端末装置の
    利用者以外の第3者に売却するために集計する集計手段
    とを備えることを特徴とする情報サービスシステム。
  2. 【請求項2】上記ホーム端末装置は、 上記冷凍冷蔵庫にその時点で入庫されている内容のリス
    ト出力を指示する指示手段と、 この指示手段での指示に応じて上記サーバ装置から送ら
    れてくるリスト情報を出力する出力手段とをさらに備
    え、 上記サーバ装置は、 上記指示手段での指示に応じて上記在庫記憶手段に基づ
    いたリスト情報を作成して上記ホーム端末装置に送信す
    るリスト作成送信手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項1記載の情報サービスシステム。
  3. 【請求項3】上記入力手段は、上記冷凍冷蔵庫の入出庫
    に関する情報に加えて買いたい物に関する情報を入力
    し、 上記指示手段は、買いたい物のリスト出力をも指示し、 上記サーバ装置は、 上記入力手段による買いたい物に関する情報から買い物
    情報を作成して記憶する買い物情報記憶手段をさらに備
    え、 上記リスト作成送信手段は、上記指示手段での指示に応
    じて上記買い物情報記憶手段に基づいたリスト情報をも
    作成して上記ホーム端末装置に送信し、 上記集計手段は、上記入力手段を介して入力された買い
    たい物に関する情報をも第3者に売却するために集計す
    ることを特徴とする請求項2記載の情報サービスシステ
    ム。
  4. 【請求項4】上記サーバ装置は、ホーム端末装置に対応
    してそのホーム端末装置が設置されている家庭の家族構
    成とその構成家族各個人の趣味嗜好に関する情報とを含
    む世帯情報を記憶した世帯記憶手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項1記載の情報サービスシステム。
  5. 【請求項5】上記世帯記憶手段が記憶する世帯情報は、
    その家庭にある調理器具の情報も含むことを特徴とする
    請求項4記載の情報サービスシステム。
  6. 【請求項6】上記サーバ装置は、食材を販売する販売業
    者とも接続され、 上記入力手段は、該販売業者が発行した買上げレシート
    の識別情報を入力することで入庫に関する情報の入力を
    行なうことを特徴とする請求項1記載の情報サービスシ
    ステム。
  7. 【請求項7】上記入力手段は、各食材に添付され、少な
    くとも食材名及び賞味期限の情報を発信する無線タグと
    の電波の送受信により上記冷凍冷蔵庫の入出庫に関する
    情報を入力することを特徴とする請求項1記載の情報サ
    ービスシステム。
  8. 【請求項8】上記サーバ装置は、 食材の販売に係る業者から提供される特定の食材名とそ
    の食材の購入補助金額の情報とを推奨商品情報として記
    憶する推奨商品記憶手段をさらに備え、 上記リスト作成手段は、この推奨商品記憶手段に記憶さ
    れる推奨商品情報を上記買い物記憶手段に記憶される買
    い物情報と合わせてリスト情報を作成し、 上記推奨商品記憶手段に記憶した推奨商品情報を用いた
    上記リスト作成に基づき、該当する食材の販売に係る業
    者に対する課金のための処理を行なう課金手段をさらに
    備えることを特徴とする請求項3記載の情報サービスシ
    ステム。
  9. 【請求項9】上記サーバ装置は、 上記ホーム端末装置の使用者から上記ホーム端末装置以
    外の端末装置を用いてリスト出力の指示があった場合に
    その指示が上記ホーム端末装置の使用者からのものであ
    ることを認証する認証手段をさらに備え、 上記リスト作成送信手段は、上記認証手段で認証した端
    末装置に対してリスト情報を作成して送信することを特
    徴とする請求項2または3記載の情報サービスシステ
    ム。
  10. 【請求項10】上記サーバ装置は、 上記第3者から提供されるアンケート情報を上記ホーム
    端末装置へ送信し、送信したアンケート情報に対する応
    答情報が上記ホーム端末装置より送られてくるとこれを
    受信するアンケート代行手段をさらに備え、 上記報酬付与手段は、このアンケート代行手段で応答情
    報を送信してきたホーム端末装置の使用者へ報酬を付与
    し、 上記集計手段は、複数のホーム端末装置から受信した応
    答情報を集計し、その集計結果を集計数に対応したアン
    ケート代行料金の請求情報と共に上記第3者へ送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報サービスシステ
    ム。
  11. 【請求項11】家庭内の冷凍冷蔵庫あるいはその近傍に
    対して設置されたホーム端末装置とネットワークを介し
    て接続されたサーバ装置であって、 上記ホーム端末装置から入力される冷凍冷蔵庫の入出庫
    に関する情報から在庫情報を作成して記憶する在庫記憶
    手段と、 上記ホーム端末装置からの指示に応じて上記在庫記憶手
    段に基づいたリスト情報を作成して上記ホーム端末装置
    に送信するリスト作成送信手段と、 上記ホーム端末装置から入力された冷凍冷蔵庫の入出庫
    に関する情報量に応じて上記ホーム端末装置の使用者へ
    報酬を付与する処理を行なう報酬付与手段と、 上記ホーム端末装置からの冷凍冷蔵庫の入出庫に関する
    情報を、当該サーバ装置の運営者及び上記ホーム端末装
    置の利用者以外の第3者に売却するために集計する集計
    手段とを備えたことを特徴とするサーバ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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