JP2003263409A - データ処理システム及びデータ処理プログラム - Google Patents
データ処理システム及びデータ処理プログラムInfo
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Abstract
必要な処理予測時間を正確に算出するデータ処理システ
ム及びデータ処理プログラムを提供する。 【解決手段】データ処理システム1は、ユーザ操作及び
プログラム等からの処理要求をジョブ情報蓄積部6に順
次蓄積し、当該処理要求の処理内容、処理時刻、処理要
求元識別情報等のアクセスログ情報をアクセスログ情報
保存領域部5に記録して、ジョブ情報蓄積部6に蓄積し
た処理要求のデータ処理を順次行う。このとき、ジョブ
情報蓄積部6の処理要求に対して、処理時間予測部2c
がアクセスログ情報に基づいて、当該処理要求のデータ
処理に要する処理予測時間を算出する。したがって、処
理時間を予測するための予測用データの入力やデータベ
ースを構築することなく、最低限の資源環境で、処理要
求の処理予測時間を正確に算出することができ、ユーザ
環境を安価に向上させることができる。
Description
ム及びデータ処理プログラムに関し、詳細には、ユーザ
操作及びプログラム等からの処理要求を処理するのに必
要な処理予測時間を安価かつ正確に算出するデータ処理
システム及びデータ処理プログラムに関する。
ing System)の進歩、コンピュータ性能の向上及びコン
ピュータ資源の充実等により、イントラネットが普及
し、クライアントサーバ型各種ソフトウエアやシステム
の構築も一般化している。
は、コンピュータシステムの利用環境をいかに向上させ
るかが重要な課題となっている。
される画像処理装置であって、ジョブ処理の時間帯を前
もって予約設定する第1の設定手段と、前記予約した時
間帯でのジョブ制御方法を設定する第2の設定手段と、
前記第1と第2の設定手段による設定に基づき、設定さ
れた予約時間帯では予約者のジョブを他のユーザのジョ
ブに対して優先的に処理するジョブ制御手段とを具備す
る画像処理装置が提案されている(特開2000−24
2460号公報参照)。
バなどでの処理集中を緩和しようとしており、既存のシ
ステム等に専用のデータテーブルを追加することで実現
している。
通知を、状態表示と割り込みの二方式で通知可能なI/
O装置において、当該I/O装置に対する単位時間当た
りの処理要求数が設定された値より大きい場合は、割り
込みによる通知を抑止し、当該I/O装置の状態表示を
周期的に監視する周期監視方式による監視を行い、当該
I/O装置に対する単位時間当たりの処理要求数が設定
された値より小さい場合は、I/O装置の状態表示の周
期監視を抑止し、割り込みによって当該I/O装置の通
知を監視する割り込み監視方式による監視を行う2種類
の監視方式をダイナミックに切り替えるダイナミックI
/Oアクセス方法が提案されている(特開2000−9
9444号公報参照)。
対する処理要求数や非同期通知事象の頻度に応じて割り
込み監視方式と周期監視方式をダイナミックに切り分け
ることで、全体としてI/O装置監視のためのシステム
負荷を軽減しようとしており、この従来技術において
も、既存のシステム等に専用のデータテーブルを追加す
ることで実現している。
うな従来の技術にあっては、いずれも既存のシステム等
に専用のデータテーブルを追加することで、コンピュー
タシステムの利用環境の向上を図っているため、新たに
資源の確保が必要となり、コストが高くなるとともに、
ユーザの環境によっては実現困難な場合もあり、改良の
必要があった。
作及びプログラム等からの処理要求をジョブ蓄積手段に
順次蓄積し、当該処理要求の処理内容、処理時刻、処理
要求元識別情報等のアクセスログ情報を含むアクセスロ
グとしてアクセスログ情報蓄積手段に記録して、当該ジ
ョブ蓄積手段に蓄積した処理要求のデータ処理を順次行
うに際して、ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求
に対して、アクセスログ情報に基づいて、当該処理要求
のデータ処理に要する処理予測時間を算出することによ
り、従来のように処理要求(ジョブ)の処理時間を予測
する際ための予測用データの入力やデータベースを構築
することなく、最低限の資源環境で、処理要求の処理予
測時間を正確に算出し、安価にユーザ環境を向上させる
ことのできるデータ処理システムを提供することを目的
としている。
時間にジョブ蓄積手段に蓄積されている未処理の処理要
求を加味して、処理予測時間を算出することにより、処
理要求個別の処理予測時間だけでなく、未処理の処理要
求を加味した処理予測時間を算出することで、より実際
の処理に要する処理予測時間を正確な算出し、安価にユ
ーザ環境を向上させることのできるデータ処理システム
を提供することを目的としている。
蓄積されている処理要求別に、処理予想時間を算出し
て、処理要求別の処理予測時間を算出することにより、
処理要求の種別による特性値を考慮した処理予測時間を
算出して、妥当性のある処理予測時間をより一層正確に
算出し、安価にユーザ環境を向上させることのできるデ
ータ処理システムを提供することを目的としている。
蓄積されている処理要求を所定の時間帯別に分析収集
し、当該分析収集した時間帯別に処理要求の当該時間帯
でのデータ処理に要する処理予測時間を算出することに
より、混雑時間帯を判定する基準として処理予測時間を
利用できるようにして、ユーザの操作要求を分散させ
て、安価により一層ユーザ環境を向上させることのでき
るデータ処理システムを提供することを目的としてい
る。
発生の有無を障害記録手段に記録し、処理要求別に障害
発生率を算出して障害記録手段に記録して、障害発生率
を係数として用いて処理予測時間を算出することによ
り、処理予測時間と現実の処理に要する時間とのギャッ
プを埋めた処理予測時間を算出し、ユーザの操作効率を
向上させるとともに、手間を軽減して、安価により一層
ユーザ環境を向上させることのできるデータ処理システ
ムを提供することを目的としている。
た処理予測時間を当該処理要求の要求元に通知すること
により、処理予測時間が大きい(処理に時間がかかる、
待ち時間が大きい)場合に適切に対処できるようにし
て、ユーザやプログラムが効率的な操作や処理を選択で
きるようにし、安価により一層ユーザ環境を向上させる
ことのできるデータ処理システムを提供することを目的
としている。
からの当該処理要求の処理時間として指定する指定時間
を受け付け、当該受け付けた指定時間と算出した処理予
測時間とを比較して、処理予測時間が指定時間を上回る
と、当該処理要求をキャンセルするとともに、当該処理
要求をキャンセルした旨を当該要求元に通知することに
より、要求した処理がタイムリーに実行されるかか、後
回しにしたほうがよいのかをユーザーやプログラムが判
断することができ、処理効率を向上させて、より一層ユ
ーザ環境を向上させることのできるデータ処理システム
を提供することを目的としている。
ログラム等からの処理要求をジョブ蓄積手段に順次蓄積
し、当該処理要求の処理内容、処理時刻、処理要求元識
別情報等のアクセスログ情報を含むアクセスログとして
アクセスログ情報蓄積手段に記録して、当該ジョブ蓄積
手段に蓄積した処理要求のデータ処理を順次行うに際し
て、ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求に対し
て、アクセスログ情報に基づいて、当該処理要求のデー
タ処理に要する処理予測時間を算出することにより、従
来のように処理要求(ジョブ)の処理時間を予測する際
ための予測用データの入力やデータベースを構築するこ
となく、最低限の資源環境で、処理要求の処理予測時間
を正確に算出し、安価にユーザ環境を向上させることの
できるデータ処理プログラムを提供することを目的とし
ている。
時間にジョブ蓄積手段に蓄積されている未処理の処理要
求を加味して、処理予測時間を算出することにより、処
理要求個別の処理予測時間だけでなく、未処理の処理要
求を加味した処理予測時間を算出することで、より実際
の処理に要する処理予測時間を正確な算出し、安価にユ
ーザ環境を向上させることのできるデータ処理プログラ
ムを提供することを目的としている。
ータ処理システムは、ユーザ操作及びプログラム等から
の処理要求をジョブ蓄積手段に順次蓄積し、当該処理要
求の処理内容、処理時刻、処理要求元識別情報等のアク
セスログ情報を含むアクセスログとしてアクセスログ情
報蓄積手段に記録して、当該ジョブ蓄積手段に蓄積した
処理要求のデータ処理を順次行うデータ処理システムで
あって、前記ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求
に対して、前記アクセスログ情報に基づいて、当該処理
要求のデータ処理に要する処理予測時間を算出すること
により、上記目的を達成している。
ラム等からの処理要求をジョブ蓄積手段に順次蓄積し、
当該処理要求の処理内容、処理時刻、処理要求元識別情
報等のアクセスログ情報を含むアクセスログとしてアク
セスログ情報蓄積手段に記録して、当該ジョブ蓄積手段
に蓄積した処理要求のデータ処理を順次行うに際して、
ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求に対して、ア
クセスログ情報に基づいて、当該処理要求のデータ処理
に要する処理予測時間を算出するので、従来のように処
理要求(ジョブ)の処理時間を予測する際ための予測用
データの入力やデータベースを構築することなく、最低
限の資源環境で、処理要求の処理予測時間を正確に算出
することができ、データ処理システムのユーザ環境を安
価に向上させることができる。
うに、前記データ処理システムは、前記算出した処理予
測時間に前記ジョブ蓄積手段に蓄積されている未処理の
処理要求を加味して、前記処理予測時間を算出するもの
であってもよい。
にジョブ蓄積手段に蓄積されている未処理の処理要求を
加味して、処理予測時間を算出するので、処理要求個別
の処理予測時間だけでなく、未処理の処理要求を加味し
た処理予測時間を算出することで、より実際の処理に要
する処理予測時間を正確な算出することができ、データ
処理システムのユーザ環境を安価に向上させることがで
きる。
に、前記データ処理システムは、前記ジョブ蓄積手段に
蓄積されている処理要求別に、前記処理予想時間を算出
して、処理要求別の処理予測時間を算出するものであっ
てもよい。
されている処理要求別に、処理予想時間を算出して、処
理要求別の処理予測時間を算出するので、処理要求の種
別による特性値を考慮した処理予測時間を算出して、妥
当性のある処理予測時間をより一層正確に算出すること
ができ、データ処理システムのユーザ環境を安価に向上
させることができる。
に、前記データ処理システムは、前記ジョブ蓄積手段に
蓄積されている前記処理要求を所定の時間帯別に分析収
集する時間帯別ログ収集分析手段を備え、当該時間帯別
ログ収集分析手段の分析収集した時間帯別に前記処理要
求の当該時間帯でのデータ処理に要する処理予測時間を
算出するものであってもよい。
されている処理要求を所定の時間帯別に分析収集し、当
該分析収集した時間帯別に処理要求の当該時間帯でのデ
ータ処理に要する処理予測時間を算出するので、混雑時
間帯を判定する基準として処理予測時間を利用できるよ
うにして、ユーザの操作要求を分散させることができ、
データ処理システムのユーザ環境を安価により一層向上
させることができる。
に、前記データ処理システムは、前記処理要求別に障害
発生の有無を記録する障害記録手段と、前記処理要求別
に障害発生率を算出して前記障害記録手段に記録する障
害発生率算出手段と、を備え、前記障害発生率を係数と
して用いて前記処理予測時間を算出するものであっても
よい。
の有無を障害記録手段に記録し、処理要求別に障害発生
率を算出して障害記録手段に記録して、障害発生率を係
数として用いて処理予測時間を算出するので、処理予測
時間と現実の処理に要する時間とのギャップを埋めた処
理予測時間を算出することができ、ユーザの操作効率を
向上させるとともに、手間を軽減して、データ処理シス
テムのユーザ環境を安価により一層向上させることがで
きる。
に、前記データ処理システムは、少なくとも前記算出し
た処理予測時間を当該処理要求の要求元に通知する通知
手段を備えているものであってもよい。
理予測時間を当該処理要求の要求元に通知するので、処
理予測時間が大きい(処理に時間がかかる、待ち時間が
大きい)場合に適切に対処できるようにして、ユーザや
プログラムが効率的な操作や処理を選択することがで
き、データ処理システムのユーザ環境を安価により一層
向上させることができる。
に、前記データ処理システムは、前記処理要求の要求元
からの当該処理要求の処理時間として指定する指定時間
を受け付け、当該受け付けた指定時間と前記算出した処
理予測時間とを比較して、処理予測時間が指定時間を上
回ると、当該処理要求をキャンセルするとともに、当該
処理要求をキャンセルした旨を当該要求元に通知するも
のであってもよい。
の当該処理要求の処理時間として指定する指定時間を受
け付け、当該受け付けた指定時間と算出した処理予測時
間とを比較して、処理予測時間が指定時間を上回ると、
当該処理要求をキャンセルするとともに、当該処理要求
をキャンセルした旨を当該要求元に通知するので、要求
した処理がタイムリーに実行されるかか、後回しにした
ほうがよいのかをユーザーやプログラムが判断すること
ができ、処理効率を向上させて、データ処理システムの
ユーザ環境をより一層向上させることができる。
ムは、ユーザ操作及びプログラム等からの処理要求をジ
ョブ蓄積手段に順次蓄積し、当該処理要求の処理内容、
処理時刻、処理要求元識別情報等のアクセスログ情報を
含むアクセスログとしてアクセスログ情報蓄積手段に記
録して、当該ジョブ蓄積手段に蓄積した処理要求のデー
タ処理を順次行うデータ処理プログラムであって、前記
ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求に対して、前
記アクセスログ情報に基づいて、当該処理要求のデータ
処理に要する処理予測時間を算出することにより、上記
目的を達成している。
ラム等からの処理要求をジョブ蓄積手段に順次蓄積し、
当該処理要求の処理内容、処理時刻、処理要求元識別情
報等のアクセスログ情報を含むアクセスログとしてアク
セスログ情報蓄積手段に記録して、当該ジョブ蓄積手段
に蓄積した処理要求のデータ処理を順次行うに際して、
ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求に対して、ア
クセスログ情報に基づいて、当該処理要求のデータ処理
に要する処理予測時間を算出するので、従来のように処
理要求(ジョブ)の処理時間を予測する際ための予測用
データの入力やデータベースを構築することなく、最低
限の資源環境で、処理要求の処理予測時間を正確に算出
することができ、安価にユーザ環境を向上させることが
できる。
うに、前記データ処理プログラムは、前記算出した処理
予測時間に前記ジョブ蓄積手段に蓄積されている未処理
の処理要求を加味して、前記処理予測時間を算出するプ
ログラムであってもよい。
にジョブ蓄積手段に蓄積されている未処理の処理要求を
加味して、処理予測時間を算出するので、処理要求個別
の処理予測時間だけでなく、未処理の処理要求を加味し
た処理予測時間を算出することで、より実際の処理に要
する処理予測時間を正確な算出することができ、安価に
ユーザ環境を向上させることができる。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
ム及びデータ処理プログラムの第1の実施の形態を示す
図であり、本実施の形態は、請求項1及び請求項8に対
応するものである。
データ処理プログラムの第1の実施の形態を適用したデ
ータ処理システム1のシステム構成図である。
アクセス情報処理部2、制御部3、ジョブ制御部4、ア
クセスログ情報保存領域部5及びジョブ情報蓄積部6等
を備えており、各部は、バス7で接続されている。
ファイルの配信依頼や文書の登録依頼等を処理する各種
機能を備えており、これら機能により何らかの処理要求
であるジョブ(処理要求)が発生すると、当該ジョブを
アクセスログとして記録し、アクセスログの情報を元に
して、以降の操作や処理の所要時間を予測する。
ョブの要求元とジョブの処理部との関係が、同一のコン
ピュータ上で構築されていてもよいし、ネットワークに
接続されたクライアント−サーバー環境といったリモー
ト環境で構築されていてもよい。
を制御して、データ処理システム1としての処理を実行
する。
グ情報蓄積手段)5は、例えば、図2に示すようなアク
セスログ情報をアクセスログテーブルとして保存してお
り、アクセスログNo.、受付日時、開始日時、終了日
時、処理ID、要求元及び処理結果ステータス等のアク
セスログ情報を保存している。これらのアクセスログ情
報のうち、受付日時、開始日時及び終了日時は、以降の
操作や処理の所要時間の予測値算出に必要なアクセスロ
グ情報である。
は、図3に示すような処理IDテーブルとして、処理内
容に関係付けることができるが、処理別の集計を行う場
合に、データをIDとして保存する方が処理が容易であ
る。
理結果ステータスは、図4に示すように、コード、ステ
ータスの意味及び処理結果からなる対応テーブルに関連
づけられており、このようにすることで、処理別の集計
を行う場合に、処理を容易に行うことができる。
は、制御部3の管理下で、発生したジョブ情報(処理要
求情報)を蓄積する。
スログ情報読取部2a、アクセスログ情報書込部2b及
び処理時間予測部2cを備えており、ジョブ制御部4
は、ジョブ受入部4aとジョブ要求部4bを備えてい
る。
ログ情報保存領域部6からアクセスログ情報を読み出
し、アクセスログ情報書込部2bは、アクセスログ情報
保存領域部6へのアクセスログ情報の書き込みを行う。
また、処理時間予測部2cは、アクセスログ情報読取部
2aの読み出したアクセスログ情報に基づいて発生した
ジョブの所要時間を収集して、ジョブの所要予測値(処
理予測時間)を算出する。
ーザによる文書の登録や電子メール等のファイルの配信
等の処理機能により何らかのジョブが発生した際に、制
御部3にジョブの要求を発生し、ジョブ受入部4aは、
このジョブ発生要求に応じて制御部3が制御部の発生を
要求すると、当該ジョブ発生要求を受け入れる。
実施の形態のデータ処理システム1は、電子メール等の
ファイルの配信依頼や文書の登録依頼等の処理機能によ
り何らかの処理要求であるジョブが発生すると、当該ジ
ョブをアクセスログとして記録し、アクセスログの情報
を元にして、以降の操作や処理の所要時間を予測する。
に示すように、ユーザによる文書の登録や電子メール等
のファイルの配信等の操作が発生して、ジョブが発生す
ると、ジョブ要求部4bが制御部3に対してジョブ要求
を発生し(ステップS101)、制御部3がジョブ受入
部4aにジョブ要求を行って、ジョブ受入部4aが当該
ジョブを受入れる(ステップS102)。
と、制御部3の制御下で、アクセスログ情報読取部2a
がアクセスログ情報保存領域部5からアクセスログテー
ブルの読み出しを行い、ジョブ所要時間の収集を行う
(ステップS103)。
制御下で、ステップS103で、アクセスログ情報読取
部2aの収集したアクセスログ情報及びジョブ所要時間
に基づいて、ジョブ所要予測値(処理予測時間)を算出
する(ステップS104)。
ステム1は、ユーザ操作及びプログラム等からの処理要
求をジョブ情報蓄積部6に順次蓄積し、当該処理要求の
処理内容、処理時刻、処理要求元識別情報等のアクセス
ログ情報を含むアクセスログとしてアクセスログ情報保
存領域部5に記録して、当該ジョブ情報蓄積部6に蓄積
した処理要求のデータ処理を順次行うに際して、ジョブ
情報蓄積部6に蓄積されている処理要求に対して、アク
セスログ情報に基づいて、当該処理要求のデータ処理に
要する処理予測時間(所要予測値)を算出している。
ブ)の処理時間を予測する際ための予測用データの入力
やデータベースを構築することなく、最低限の資源環境
で、処理要求の処理予測時間を正確に算出することがで
き、ユーザ環境を安価に向上させることができる。
ム及びデータ処理プログラムの第2の実施の形態を示す
図であり、本実施の形態は、請求項2及び請求項9に対
応するものである。
形態のデータ処理システム1と同様のデータ処理システ
ムに適用したものであり、本実施の形態の説明において
は、上記第1の実施の形態のデータ処理システム1と同
様の構成部分には、同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
データ処理プログラムの第2の実施の形態を適用したデ
ータ処理システム10のシステム構成図である。
は、上記第1の実施の形態のデータ処理システム1と同
様のアクセス情報処理部2、制御部3、ジョブ制御部
4、アクセスログ情報保存領域部5及びジョブ情報蓄積
部6等を備えているとともに、未処理ジョブリスト管理
部11を備えている。
は、そのジョブ情報蓄積部6に発生したジョブに関する
情報を蓄積し、特に、未処理のジョブ情報を、図7に示
すように、ジョブリストとして蓄積する。このジョブ情
報蓄積部6のジョブリストには、図7に示すように、ア
クセスログNo.、受付日時、要求元、要求内容及び予
測値が登録されている。
情報蓄積部6に蓄積されている未処理のジョブをリスト
管理する。
からの予測値に、さらに未処理要求数を加味して処理予
測時間(ジョブ所要予測値)を算出するところにその特
徴がある。
8に示すように、ユーザによる文書の登録や電子メール
等のファイルの配信等の操作が発生して、ジョブが発生
すると、ジョブ要求部4bが制御部3に対してジョブ要
求を発生し(ステップS201)、制御部3がジョブ受
入部4aにジョブ要求を行って、ジョブ受入部4aが当
該ジョブを受入れる(ステップS202)。
と、制御部3の制御下で、アクセスログ情報読取部2a
がアクセスログ情報保存領域部5からアクセスログテー
ブルの読み出しを行い、ジョブ所要時間の収集を行う
(ステップS203)。
ジョブ情報蓄積部6に蓄積されている未処理ジョブリス
ト、例えば、図7の予測値を読み出し(ステップS20
4)、処理時間予測部2cが、制御部3の制御下で、こ
の未処理ジョブリスト(予測値)から未処理ジョブの処
理に要する時間をジョブ所要予測値として算出し、さら
に、待ち時間をも算出する(ステップS205)。
ジョブ情報蓄積部6に未処理ジョブリストの追加を行っ
て、処理を終了する(ステップS206)。
は、上記未処理ジョブリストの管理を、図9に示すよう
に行う。すなわち、未処理ジョブリスト管理部11は、
図9に示すように、制御部3からジョブの終了の通知が
あると(ステップS301)、ジョブ情報蓄積部6の未
処理ジョブリストから処理済みのジョブを削除して、処
理を終了する(ステップS302)。
ステム10は、算出した処理予測時間にジョブ情報蓄積
部6に蓄積されている未処理の処理要求(ジョブ)を加
味して、処理予測時間(所要予測値)を算出している。
だけでなく、未処理の処理要求を加味した処理予測時間
を算出することで、より実際の処理に要する処理予測時
間を正確な算出することができ、ユーザ環境を安価に向
上させることができる。
びデータ処理プログラムの第3の実施の形態を適用した
データ処理システムによるデータ処理を示すフローチャ
ートであり、本実施の形態は、請求項3に対応するもの
である。
形態のデータ処理システム10と同様のデータ処理シス
テムに適用したものであり、本実施の形態の説明におい
ては、上記第2の実施の形態のデータ処理システム10
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
は、それぞれの操作や処理別に所要予測値を算出すると
ころにその特徴がある。
理システム10は、ユーザによる文書の登録や電子メー
ル等のファイルの配信等の操作が発生して、ジョブが発
生すると、ジョブ要求部4bが制御部3に対してジョブ
要求を発生し(ステップS401)、制御部3がジョブ
受入部4aにジョブ要求を行って、ジョブ受入部4aが
当該ジョブを受入れる(ステップS402)。
と、制御部3の制御下で、アクセスログ情報読取部2a
が、アクセスログ情報保存領域部5からアクセスログテ
ーブルの読み出しを行い、要求ジョブと同じジョブに対
するジョブ所要時間の収集を行う(ステップS40
3)。例えば、図2において、要求処理IDが120
(Print Document)であると、アクセス
ログNo.の「00002」と「00003」が要求さ
れたジョブと同じジョブに対応するジョブとなり、この
ジョブの予測値を所要予測値算出のためのデータとし
て、アクセスログ情報読取部2aがアクセスログ情報保
存領域部5からジョブ所要時間の収集を行う。
ジョブ情報蓄積部6に蓄積されている未処理ジョブリス
トから未処理ジョブ数とそれぞれの処理予測値を読み出
し(ステップS404)、処理時間予測部2cが、制御
部3の制御下で、この未処理ジョブリスト(予測値)か
ら要求処理IDに応じた未処理ジョブの処理に要する時
間をジョブ所要予測値として算出する(ステップS40
5)。
ジョブ情報蓄積部6に未処理ジョブリストの追加を行っ
て、処理を終了する(ステップS406)。
ステム10は、ジョブ情報蓄積部6に蓄積されている処
理要求別に、処理予想時間を算出して、処理要求別の処
理予測時間を算出している。
を考慮した処理予測時間を算出して、妥当性のある処理
予測時間をより一層正確に算出することができ、ユーザ
環境を安価に向上させることができる。
ステム及びデータ処理プログラムの第4の実施の形態を
示す図であり、本実施の形態は、請求項4に対応するも
のである。
形態のデータ処理システム1及び第2の実施の形態のデ
ータ処理システム10と同様のデータ処理システムに適
用したものであり、本実施の形態の説明においては、上
記第1の実施の形態のデータ処理システム1及び第2の
実施の形態のデータ処理システム10と同様の構成部分
には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略す
る。
びデータ処理プログラムの第4の実施の形態を適用した
データ処理システム20のシステム構成図である。
は、上記第1の実施の形態のデータ処理システム1と同
様のアクセス情報処理部2、制御部3、ジョブ制御部
4、アクセスログ情報保存領域部5及びジョブ情報蓄積
部6等を備え、また、上記第2の実施の形態のデータ処
理システム10と同様の未処理ジョブリスト管理部11
を備えているとともに、時間帯別ログ収集分析部21を
備えている。
集分析手段)21は、アクセスログの時間帯毎のジョブ
の収集分析を行って、アクセスログ情報保存領域部5に
格納する。
合う時間帯と、あまり混み合わない時間帯とがある。そ
こで、時間帯別ログ収集分析部21は、ユーザ操作を前
提とした場合、ユーザ操作の時間帯、例えば、始業時
刻、終業時刻、休憩時刻、休日データ等を設定入力でき
るような操作環境を用い、図12に示すように、ユーザ
操作が発生すると(ステップS501)、当該ユーザ操
作の発生が、始業時刻、終業時刻、休憩時刻、休日デー
タ等のいずれであるかを設定し(ステップS502)、
ユーザの入力データを、「〜始業前」、「午前」、「昼
休み」、「午後」、「就業後」等として、アクセスログ
情報保存領域部5の分類テーブルに書き込む(ステップ
S503)。
限るものではなく、例えば、2時間毎、3時間毎等のよ
うに、単純な一定時間毎の時間帯であってもよい。
帯別に処理時間の予測を行う。すなわち、データ処理シ
ステム20は、図13に示すように、ユーザによる文書
の登録や電子メール等のファイルの配信等の操作が発生
して、ジョブが発生すると、ジョブ要求部4bが制御部
3に対してジョブ要求を発生し(ステップS601)、
制御部3がジョブ受入部4aにジョブ要求を行って、ジ
ョブ受入部4aが当該ジョブを受入れる(ステップS6
02)。
と、制御部3の制御下で、アクセスログ情報読取部2a
が、アクセスログ情報保存領域部5からアクセスログテ
ーブルの読み出しを行い、該当時間帯のジョブ所要時間
の収集を行う(ステップS603)。例えば、単位時間
の設定が3時間毎であり、要求受付時刻が、11:1
0:09であると、アクセスログテーブルの受付日時
(図2の受付日時)の時刻情報から9:00:00〜1
1:59:59の間にあるレコードのみを読み出す。
ジョブ情報蓄積部6に蓄積されている未処理ジョブリス
トから未処理ジョブ数とそれぞれの処理予測値を読み出
し(ステップS604)、処理時間予測部2cが、制御
部3の制御下で、この未処理ジョブリスト(予測値)か
ら未処理ジョブそれぞれの処理に要する時間をジョブ所
要予測値として算出する(ステップS605)。
ジョブ情報蓄積部6に未処理ジョブリストの追加を行っ
て、処理を終了する(ステップS606)。
ステム10は、ジョブ情報蓄積部6に蓄積されている処
理要求を所定の時間帯別に分析収集し、当該分析収集し
た時間帯別に処理要求の当該時間帯でのデータ処理に要
する処理予測時間を算出している。
して処理予測時間を利用できるようにして、ユーザの操
作要求を分散させることができ、ユーザ環境を安価によ
り一層向上させることができる。
ステム及びデータ処理プログラムの第5の実施の形態を
示す図であり、本実施の形態は、請求項5に対応するも
のである。
形態のデータ処理システム1、第2の実施の形態のデー
タ処理システム10及び第4の実施の形態のデータ処理
システム20と同様のデータ処理システムに適用したも
のであり、本実施の形態の説明においては、上記第1の
実施の形態のデータ処理システム1、第2の実施の形態
のデータ処理システム10及び第4の実施の形態のデー
タ処理システム20と同様の構成部分には、同一の符号
を付して、その詳細な説明を省略する。
びデータ処理プログラムの第5の実施の形態を適用した
データ処理システム30のシステム構成図である。
は、上記第1の実施の形態のデータ処理システム1と同
様のアクセス情報処理部2、制御部3、ジョブ制御部
4、アクセスログ情報保存領域部5及びジョブ情報蓄積
部6等を備え、また、上記第2の実施の形態のデータ処
理システム10と同様の未処理ジョブリスト管理部11
を備え、さらに、第4の実施の形態のデータ処理システ
ム20と同様の時間帯別ログ収集分析部21を備えてい
るとともに、障害発生記憶部31と障害管理部32を備
えており、障害管理部32は、障害発生記録/読出部3
2aと(処理別)障害発生率算出部32bを備えてい
る。
操作・処理別に障害発生の有無を記憶するものであり、
具体的には、図15に示すように、処理ID毎の障害発
生率とその係数を障害発生率テーブルとして記憶する。
この係数は、ジョブ所要予測値に対する予測値係数であ
り、ジョブ所要の基本予測値に掛け算する係数である。
なお、この係数は、ジョブ所要の基本予測値に掛け算す
るものに限るものではなく、加算したり、複雑な式を用
いてジョブ所要予測値を算出する係数であってもよい。
2aは、障害発生記憶部31への障害発生内容の書き込
みと障害発生記憶部31からの障害発生内容の読み出し
を行い、(処理別)障害発生率算出部32bは、操作・
処理別の障害発生率を算出する。例えば、(処理別)障
害発生率算出部(障害発生率算出手段)32bは、図2
に示した各処理ID毎に、その処理結果ステータスから
処理別の障害発生率を算出し、障害発生記録/読出部3
2aが障害発生記憶部31の障害発生率テーブルに書き
込む。
御部3がジョブの終了またはジョブエラーの検知をチェ
ックし(ステップS701、S702)、ジョブの終了
またはジョブエラーを検知すると、アクセスログ情報書
込部2bがジョブ情報保存領域部5のアクセスログテー
ブルのジョブの処理結果ステータスにジョブの処理結果
を書き込む(ステップS703)。
ーブルのジョブの処理結果ステータスにジョブの処理結
果が書き込まれると、制御部2の制御下で、(処理別)
障害発生率算出部32bが、当該処理結果ステータスの
障害発生率を算出し、障害発生記録/読出部32aが、
障害発生記憶部31の障害発生率テーブルの当該処理の
処理IDに対応させて書き込む(ステップS704)。
7に示すように、ユーザによる文書の登録や電子メール
等のファイルの配信等の操作が発生して、ジョブが発生
すると、ジョブ要求部4bが制御部3に対してジョブ要
求を発生し(ステップS801)、制御部3がジョブ受
入部4aにジョブ要求を行って、ジョブ受入部4aが当
該ジョブを受入れる(ステップS802)。
と、制御部3の制御下で、アクセスログ情報読取部2a
が、アクセスログ情報保存領域部5からアクセスログテ
ーブルの読み出しを行い、該当時間帯のジョブ所要時間
の収集を行う(ステップS803)。
ジョブ情報蓄積部6に蓄積されている未処理ジョブリス
トから未処理ジョブ数とそれぞれの処理予測値を読み出
し(ステップS804)、障害発生記録・読出部32a
が障害発生記憶部31から障害発生率を読み出す(ステ
ップS805)。
の制御下で、ステップS804で読み出した未処理ジョ
ブリスト(予測値)とステップS805で読み出した障
害発生率から未処理ジョブそれぞれの処理に要する時間
をジョブ所要予測値として算出する(ステップS80
6)。
ジョブ情報蓄積部6に未処理ジョブリストの追加を行っ
て、処理を終了する(ステップS807)。
ステム30は、処理要求別に障害発生の有無を障害発生
記録記憶部31に記録し、処理要求別に障害発生率を算
出して障害発生記録部31に記録して、障害発生率を係
数として用いて処理予測時間を算出している。
要する時間とのギャップを埋めた処理予測時間を算出す
ることができ、ユーザの操作効率を向上させるととも
に、手間を軽減して、ユーザ環境を安価により一層向上
させることができる。
トラフィックの負荷増大によるタイムアウト等の問題、
サーバマシンの負荷集中による処理効率の低下等など、
ジョブの実行に当たっては必ずしも処理がスムースに行
なわれるとは限らない。
テム30は、処理や時刻による障害の発生率を用いて、
処理時間の予測に曖昧さを加味し、より現実的な処理予
測時間を算出している。
システム及びデータ処理プログラムの第6の実施の形態
を示す図であり、本実施の形態は、請求項6に対応する
ものである。
形態のデータ処理システム1、第2の実施の形態のデー
タ処理システム10、第4の実施の形態のデータ処理シ
ステム20及び第5の実施の形態のデータ処理システム
30と同様のデータ処理システムに適用したものであ
り、本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の
形態のデータ処理システム1、第2の実施の形態のデー
タ処理システム10、第4の実施の形態のデータ処理シ
ステム20及び第5の実施の形態のデータ処理システム
30と同様の構成部分には、同一の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。
びデータ処理プログラムの第6の実施の形態を適用した
データ処理システム40のシステム構成図である。
は、上記第1の実施の形態のデータ処理システム1と同
様のアクセス情報処理部2、制御部3、ジョブ制御部
4、アクセスログ情報保存領域部5及びジョブ情報蓄積
部6等を備え、また、上記第2の実施の形態のデータ処
理システム10と同様の未処理ジョブリスト管理部1
1、第4の実施の形態のデータ処理システム20と同様
の時間帯別ログ収集分析部21及び第5の実施の形態の
データ処理システム30と同様の障害発生記憶部31と
障害管理部32を備えているとともに、予測値通知部4
1を備えている。
3の制御下で動作して、算出されたジョブ所要予測(処
理予測時間)を画面への表示出力、用紙への記録出力、
音声出力または通信回線で接続されたユーザの端末への
メール送信等でユーザに通知する。
は、算出したジョブ所要予測値(処理予測時間)をユー
ザに通知するところにその特徴がある。
19に示すように、ユーザによる文書の登録や電子メー
ル等のファイルの配信等の操作が発生して、ジョブが発
生すると、ジョブ要求部4bが制御部3に対してジョブ
要求を発生し(ステップS901)、制御部3がジョブ
受入部4aにジョブ要求を行って、ジョブ受入部4aが
当該ジョブを受入れる(ステップS902)。
と、制御部3の制御下で、アクセスログ情報読取部2a
が、アクセスログ情報保存領域部5からアクセスログテ
ーブルの読み出しを行い、該当時間帯のジョブ所要時間
の収集を行う(ステップS903)。
ジョブ情報蓄積部6に蓄積されている未処理ジョブリス
トから未処理ジョブ数とそれぞれの処理予測値を読み出
し(ステップS904)、障害発生記録・読出部32a
が障害発生記憶部31から障害発生率を読み出す(ステ
ップS905)。
の制御下で、ステップS904で読み出した未処理ジョ
ブリスト(予測値)とステップS905で読み出した障
害発生率から未処理ジョブそれぞれの処理に要する時間
をジョブ所要予測値として算出する(ステップS90
6)。
ジョブ情報蓄積部6に未処理ジョブリストの追加を行い
(ステップS907)、ステップS906で算出したジ
ョブ所要予測値を画面への表示出力、用紙への記録出
力、音声出力または通信回線で接続されたユーザの端末
へのメール送信等でユーザに通知して、処理を終了する
(ステップS908)。
ステム40は、少なくとも算出した処理予測時間を当該
処理要求の要求元に通知している。
に時間がかかる、待ち時間が大きい)場合に適切に対処
できるようにして、ユーザやプログラムが効率的な操作
や処理を選択することができ、ユーザ環境を安価により
一層向上させることができる。
システム及びデータ処理プログラムの第7の実施の形態
を示す図であり、本実施の形態は、請求項7に対応する
ものである。
形態のデータ処理システム1、第2の実施の形態のデー
タ処理システム10、第4〜第6の実施の形態のデータ
処理システム20、30、40と同様のデータ処理シス
テムに適用したものであり、本実施の形態の説明におい
ては、上記第1の実施の形態のデータ処理システム1、
第2の実施の形態のデータ処理システム10、第4〜第
6の実施の形態のデータ処理システム20、30、40
と同様の構成部分には、同一の符号を付して、その詳細
な説明を省略する。
びデータ処理プログラムの第7の実施の形態を適用した
データ処理システム50のシステム構成図である。
は、上記第1の実施の形態のデータ処理システム1と同
様のアクセス情報処理部2、制御部3、ジョブ制御部
4、アクセスログ情報保存領域部5及びジョブ情報蓄積
部6等を備え、また、上記第2の実施の形態のデータ処
理システム10と同様の未処理ジョブリスト管理部1
1、第4の実施の形態のデータ処理システム20と同様
の時間帯別ログ収集分析部21及び第5の実施の形態の
データ処理システム30と同様の障害発生記憶部31と
障害管理部32及び第6の実施の形態のデータ処理シス
テム40と同様の予測値通知部41を備えているととも
に、時間管理部51及び処理キャンセル管理部52を備
えている。
定時間受け入れ部51b及び比較部51cを備えてい
る。
の要求元がジョブの処理時間として指定する時間指定を
取得し、指定時間受け入れ部51bは、時間指定部51
aの取得した要求元の時間指定を受け入れて、アクセス
ログ情報保存領域部5等に格納する。
bが受け入れた時間指定である要求時間と算出したジョ
ブ所要予測値とを比較する。
セル部52aとキャンセル通知部52bを備えている。
による要求時間とジョブ所要予測値との比較結果に基づ
いて、算出されたジョブ所要予測値が指定時間の範囲を
超えていると、当該ジョブの処理をキャンセルする。
ル部52aがジョブの処理をキャンセルすると、当該ジ
ョブをキャンセルした旨を画面への表示出力、用紙への
記録出力、音声出力または通信回線で接続されたユーザ
の端末へのメール送信等でユーザに通知する。
は、算出したジョブ所要予測値がユーザであるジョブの
要求元がジョブの処理時間として指定した指定時間の範
囲内のときにのみ、ジョブの処理を行い、ジョブ所要予
測値が指定時間を超えると、ジョブの処理をキャンセル
するところにその特徴がある。
21に示すように、ユーザによる文書の登録や電子メー
ル等のファイルの配信等の操作が発生して、ジョブが発
生すると、ジョブ要求部4bが制御部3に対してジョブ
要求を発生し(ステップS1101)、制御部3がジョ
ブ受入部4aにジョブ要求を行って、ジョブ受入部4a
が当該ジョブを受入れる(ステップS1102)。
と、制御部3の制御下で、アクセスログ情報読取部2a
が、アクセスログ情報保存領域部5からアクセスログテ
ーブルの読み出しを行い、該当時間帯のジョブ所要時間
の収集を行う(ステップS1103)。
ジョブ情報蓄積部6に蓄積されている未処理ジョブリス
トから未処理ジョブ数とそれぞれの処理予測値を読み出
し(ステップS1104)、障害発生記録・読出部32
aが障害発生記憶部31から障害発生率を読み出す(ス
テップS1105)。
の制御下で、ステップS1104で読み出した未処理ジ
ョブリスト(予測値)とステップS1105で読み出し
た障害発生率から未処理ジョブそれぞれの処理に要する
時間をジョブ所要予測値として算出し(ステップS11
06)、算出したジョブ所要予測値を画面への表示出
力、用紙への記録出力、音声出力または通信回線で接続
されたユーザの端末へのメール送信等でユーザに通知す
る(ステップS1107)。
ジョブの要求元の指定した指定時間とステップS110
6で算出したジョブ所要予測値とを比較し(ステップS
1108)、ジョブ所要予測値が指定時間を上回ってい
るかチェックする(ステップS1109)。
は、上述のように、時間指定部51aが取得して、指定
時間受け入れ部51bが当該指定時間を受け入れて、ア
ナログ情報保存領域部5に保存し、比較部51cが当該
悪情報保存領域部5から指定時間を読み出して、ステッ
プS1106で算出されたジョブ所要予測値と比較す
る。
が指定時間を上回っていないと、未処理ジョブリスト管
理部11が、ジョブ情報蓄積部6に未処理ジョブリスト
の追加を行い、処理を終了する(ステップS111
0)。
が指定時間を上回っていると、処理キャンセル管理部5
2の処理キャンセル部52aが当該ジョブを取り消し
(ステップS1111)、キャンセル通知部52bが、
ジョブを取り消した旨を画面への表示出力、用紙への記
録出力、音声出力または通信回線で接続されたユーザの
端末へのメール送信等でユーザに通知して、処理を終了
する(ステップS1112)。
ステム50は、処理要求の要求元からの当該処理要求の
処理時間として指定する指定時間を受け付け、当該受け
付けた指定時間と算出した処理予測時間とを比較して、
処理予測時間が指定時間を上回ると、当該処理要求をキ
ャンセルするとともに、当該処理要求をキャンセルした
旨を当該要求元に通知している。
実行されるかか、後回しにしたほうがよいのかをユーザ
ーやプログラムが判断することができ、処理効率を向上
させて、ユーザ環境をより一層向上させることができ
る。
印刷のリクエストや文書管理システムへの検索要求、メ
ールサーバへの配信要求など、ユーザの期待値と実際の
所要処理時間とのギャップが大きいことがある。このよ
うな場合に、ユーザが、処理予測時間に基づいて、別の
空いている時間帯に改めて要求を出しなおしたり、スケ
ジュール機能がある場合は、夜間処理を設定したりする
ことができる。
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
ムによれば、ユーザ操作及びプログラム等からの処理要
求をジョブ蓄積手段に順次蓄積し、当該処理要求の処理
内容、処理時刻、処理要求元識別情報等のアクセスログ
情報を含むアクセスログとしてアクセスログ情報蓄積手
段に記録して、当該ジョブ蓄積手段に蓄積した処理要求
のデータ処理を順次行うに際して、ジョブ蓄積手段に蓄
積されている処理要求に対して、アクセスログ情報に基
づいて、当該処理要求のデータ処理に要する処理予測時
間を算出するので、従来のように処理要求(ジョブ)の
処理時間を予測する際ための予測用データの入力やデー
タベースを構築することなく、最低限の資源環境で、処
理要求の処理予測時間を正確に算出することができ、デ
ータ処理システムのユーザ環境を安価に向上させること
ができる。
によれば、算出した処理予測時間にジョブ蓄積手段に蓄
積されている未処理の処理要求を加味して、処理予測時
間を算出するので、処理要求個別の処理予測時間だけで
なく、未処理の処理要求を加味した処理予測時間を算出
することで、より実際の処理に要する処理予測時間を正
確な算出することができ、データ処理システムのユーザ
環境を安価に向上させることができる。
によれば、ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求別
に、処理予想時間を算出して、処理要求別の処理予測時
間を算出するので、処理要求の種別による特性値を考慮
した処理予測時間を算出して、妥当性のある処理予測時
間をより一層正確に算出することができ、データ処理シ
ステムのユーザ環境を安価に向上させることができる。
によれば、ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求を
所定の時間帯別に分析収集し、当該分析収集した時間帯
別に処理要求の当該時間帯でのデータ処理に要する処理
予測時間を算出するので、混雑時間帯を判定する基準と
して処理予測時間を利用できるようにして、ユーザの操
作要求を分散させることができ、データ処理システムの
ユーザ環境を安価により一層向上させることができる。
によれば、処理要求別に障害発生の有無を障害記録手段
に記録し、処理要求別に障害発生率を算出して障害記録
手段に記録して、障害発生率を係数として用いて処理予
測時間を算出するので、処理予測時間と現実の処理に要
する時間とのギャップを埋めた処理予測時間を算出する
ことができ、ユーザの操作効率を向上させるとともに、
手間を軽減して、データ処理システムのユーザ環境を安
価により一層向上させることができる。
によれば、少なくとも算出した処理予測時間を当該処理
要求の要求元に通知するので、処理予測時間が大きい
(処理に時間がかかる、待ち時間が大きい)場合に適切に
対処できるようにして、ユーザやプログラムが効率的な
操作や処理を選択することができ、データ処理システム
のユーザ環境を安価により一層向上させることができ
る。
によれば、処理要求の要求元からの当該処理要求の処理
時間として指定する指定時間を受け付け、当該受け付け
た指定時間と算出した処理予測時間とを比較して、処理
予測時間が指定時間を上回ると、当該処理要求をキャン
セルするとともに、当該処理要求をキャンセルした旨を
当該要求元に通知するので、要求した処理がタイムリー
に実行されるかか、後回しにしたほうがよいのかをユー
ザーやプログラムが判断することができ、処理効率を向
上させて、データ処理システムのユーザ環境をより一層
向上させることができる。
ムによれば、ユーザ操作及びプログラム等からの処理要
求をジョブ蓄積手段に順次蓄積し、当該処理要求の処理
内容、処理時刻、処理要求元識別情報等のアクセスログ
情報を含むアクセスログとしてアクセスログ情報蓄積手
段に記録して、当該ジョブ蓄積手段に蓄積した処理要求
のデータ処理を順次行うに際して、ジョブ蓄積手段に蓄
積されている処理要求に対して、アクセスログ情報に基
づいて、当該処理要求のデータ処理に要する処理予測時
間を算出するので、従来のように処理要求(ジョブ)の
処理時間を予測する際ための予測用データの入力やデー
タベースを構築することなく、最低限の資源環境で、処
理要求の処理予測時間を正確に算出することができ、安
価にユーザ環境を向上させることができる。
ムによれば、算出した処理予測時間にジョブ蓄積手段に
蓄積されている未処理の処理要求を加味して、処理予測
時間を算出するので、処理要求個別の処理予測時間だけ
でなく、未処理の処理要求を加味した処理予測時間を算
出することで、より実際の処理に要する処理予測時間を
正確な算出することができ、安価にユーザ環境を向上さ
せることができる。
ログラムの第1の実施の形態を適用したデータ処理シス
テムのシステム構成図。
ログテーブルとして保存されているアクセスログ情報の
一例を示す図。
との関係を示す図。
のコード、ステータスの意味及び処理結果の対応テーブ
ルの一例を示す図。
測値を算出するデータ処理のフローチャートを示す図。
ログラムの第2の実施の形態を適用したデータ処理シス
テムのシステム構成図。
理ジョブのジョブリストの一例を示す図。
測値を算出するデータ処理を示すフローチャート。
の管理処理を示すフローチャート。
プログラムの第3の実施の形態を適用したデータ処理シ
ステムによるジョブ所要予測値を算出するデータ処理を
示すフローチャート。
プログラムの第4の実施の形態を適用したデータ処理シ
ステムのシステム構成図。
時間帯毎の収集分析処理を示すフローチャート。
要予測値を算出するデータ処理を示すフローチャート。
プログラムの第5の実施の形態を適用したデータ処理シ
ステムのシステム構成図。
理ID毎の障害発生率とその係数の障害発生率テーブル
の一例を示す図。
すフローチャート。
要予測値を算出するデータ処理を示すフローチャート。
プログラムの第6の実施の形態を適用したデータ処理シ
ステムのシステム構成図。
要予測値を算出するデータ処理を示すフローチャート。
プログラムの第7の実施の形態を適用したデータ処理シ
ステムのシステム構成図。
要予測値を算出するデータ処理を示すフローチャート。
Claims (9)
- 【請求項1】ユーザ操作及びプログラム等からの処理要
求をジョブ蓄積手段に順次蓄積し、当該処理要求の処理
内容、処理時刻、処理要求元識別情報等のアクセスログ
情報を含むアクセスログとしてアクセスログ情報蓄積手
段に記録して、当該ジョブ蓄積手段に蓄積した処理要求
のデータ処理を順次行うデータ処理システムであって、
前記ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求に対し
て、前記アクセスログ情報に基づいて、当該処理要求の
データ処理に要する処理予測時間を算出することを特徴
とするデータ処理システム。 - 【請求項2】前記データ処理システムは、前記算出した
処理予測時間に前記ジョブ蓄積手段に蓄積されている未
処理の処理要求を加味して、前記処理予測時間を算出す
ることを特徴とする請求項1記載のデータ処理システ
ム。 - 【請求項3】前記データ処理システムは、前記ジョブ蓄
積手段に蓄積されている処理要求別に、前記処理予想時
間を算出して、処理要求別の処理予測時間を算出するこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ処
理システム。 - 【請求項4】前記データ処理システムは、前記ジョブ蓄
積手段に蓄積されている前記処理要求を所定の時間帯別
に分析収集する時間帯別ログ収集分析手段を備え、当該
時間帯別ログ収集分析手段の分析収集した時間帯別に前
記処理要求の当該時間帯でのデータ処理に要する処理予
測時間を算出することを特徴とする請求項1から請求項
3のいずれかに記載のデータ処理システム。 - 【請求項5】前記データ処理システムは、前記処理要求
別に障害発生の有無を記録する障害記録手段と、前記処
理要求別に障害発生率を算出して前記障害記録手段に記
録する障害発生率算出手段と、を備え、前記障害発生率
を係数として用いて前記処理予測時間を算出することを
特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のデ
ータ処理システム。 - 【請求項6】前記データ処理システムは、少なくとも前
記算出した処理予測時間を当該処理要求の要求元に通知
する通知手段を備えていることを特徴とする請求項1か
ら請求項5に記載のデータ処理システム。 - 【請求項7】前記データ処理システムは、前記処理要求
の要求元からの当該処理要求の処理時間として指定する
指定時間を受け付け、当該受け付けた指定時間と前記算
出した処理予測時間とを比較して、処理予測時間が指定
時間を上回ると、当該処理要求をキャンセルするととも
に、当該処理要求をキャンセルした旨を当該要求元に通
知することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれ
かに記載のデータ処理システム。 - 【請求項8】ユーザ操作及びプログラム等からの処理要
求をジョブ蓄積手段に順次蓄積し、当該処理要求の処理
内容、処理時刻、処理要求元識別情報等のアクセスログ
情報を含むアクセスログとしてアクセスログ情報蓄積手
段に記録して、当該ジョブ蓄積手段に蓄積した処理要求
のデータ処理を順次行うデータ処理プログラムであっ
て、前記ジョブ蓄積手段に蓄積されている処理要求に対
して、前記アクセスログ情報に基づいて、当該処理要求
のデータ処理に要する処理予測時間を算出することを特
徴とするデータ処理プログラム。 - 【請求項9】前記データ処理プログラムは、前記算出し
た処理予測時間に前記ジョブ蓄積手段に蓄積されている
未処理の処理要求を加味して、前記処理予測時間を算出
することを特徴とする請求項8記載のデータ処理プログ
ラム。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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