JP2011118686A - 業務支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インシデントに対する対応遅れを抑制したい。
【解決手段】インシデント受付部111は、ユーザからの問い合わせ、サービス要求または運用管理ツールによる障害検出を、インシデントとして受け付ける。チケット保持部120は、インシデントごとに起票された電子的なチケットを保持する。期限管理部112は、チケット保持部120に保持されるチケットに記録されたインシデントの対応期限を管理する。期限管理部は112、チケット保持部120に保持されるチケットに記録されたインシデントのうち、対応期限までの残り期間が、インシデントに設定されている猶予期間を下回ったインシデントについて、そのインシデントに対応すべき担当者の端末装置およびその担当者の上司の端末装置の少なくとも一方に、アラートを通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービスデスク業務を支援するための業務支援装置に関する。
ITインフラが幅広いユーザ層に活用されるようになってきているなか、ITサービスマネジメントがこれまで以上に重要になってきている。それに伴い、ITサービスマネジメントを実行する上での業務プロセスの効率化が求められている。ITサービスマネジメント・運用規則に関して、英国商務局(OGC:Office of Government Commerce)はITIL(Information Technology Infrastructure Library)(登録商標)と呼ばれるベストプラクティス集を公表している。
ITILの中核の一つにサービスサポートがある。サービスサポートは日常的なシステム運用およびユーザサポートに関して記載されたもので、一つの機能と五つのプロセスからなる。機能としては、ユーザからの問い合わせ窓口となるサービスデスク、プロセスとしてはインシデント管理、問題管理、変更管理、リリース管理および構成管理が規定されている。
サービスデスク業務では、ユーザからどのような問い合わせがあったのか、それに対してどのように対応したのか、機能的/階層的エスカレーションは必要だったのか、その問い合わせは処理が終わってクローズしたのか、といった様々なことを記録することによりノウハウを蓄積していく。そのようなサービスデスク業務を支援するため、ユーザからの問い合わせをインシデントチケットとして蓄積していくシステムが実用化されている(たとえば、特許文献1、2参照)。
特開2008−129973号公報 特開2005−011140号公報
サービスデスクには、多数の問い合わせやサービス要求が寄せられる。また、サービスデスクには、運用管理ツールからシステム障害検出も寄せられる。多数の問い合わせやサービス要求、およびシステム障害(以下、これらを総称してインシデントという)には、できるだけ迅速に対応する必要がある。これらインシデントにできるだけ迅速に対応することが顧客満足度の向上につながる。
これまで、インシデントが割り当てられたオペレータや保守管理者(以下、これらを総称して担当者という)の不注意や多忙により、インシデントへの対応が、設定された期限までに完了しないことがあった。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、インシデントに対する対応遅れを抑制する技術を提供することにある。
本発明のある態様の業務支援装置は、システムサポート業務を支援するための業務支援装置であって、ユーザからの問い合わせ、サービス要求または運用管理ツールによる障害検出を、インシデントとして受け付けるインシデント受付部と、インシデントごとに起票された電子的なチケットを保持するチケット保持部と、チケット保持部に保持されるチケットに記録されたインシデントの対応期限を管理する期限管理部と、を備える。期限管理部は、チケット保持部に保持されるチケットに記録されたインシデントのうち、対応期限までの残り期間が、インシデントに設定されている猶予期間を下回ったインシデントについて、そのインシデントに対応すべき担当者の端末装置およびその担当者の上司の端末装置の少なくとも一方に、アラートを通知する。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、インシデントに対する対応遅れを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る業務支援システムの構成を示す図である。 チケット保持部に蓄積されるチケットのフォーマット例を示す図である(その1)。 チケット保持部に蓄積されるチケットのフォーマット例を示す図である(その2)。 優先度テーブルの一例を示す図である。 原因区分難易度テーブルの一例を示す図である。 猶予期間設定処理の一例を示すフローチャートである。 担当者スキルテーブルの一例を示す図である。 猶予期間設定処理の別の例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係る業務支援システム500の構成を示す図である。業務支援システム500は、システムサポート業務を支援するべく、サービスデスクに設置される。業務支援システム500は、業務支援装置100およびコンソール端末装置200を備える。業務支援装置100は、少なくとも一台のサーバで構成することができる。たとえば、ウェブサーバおよびデータベースサーバで構成することができる。コンソール端末装置200は、PCで構成することができる。コンソール端末装置200は、複数設置されることが可能である。図1では、一つの業務支援装置100と複数のコンソール端末装置200A、B・・・とが、イントラネットなどの内部ネットワークにより接続され、サーバ/クライアントシステムを構成している。
業務支援装置100は、制御部110、チケット保持部120、優先度テーブル130、原因区分難易度テーブル140、担当者スキルテーブル150および通信部160を備える。制御部110は、インシデント受付部111、期限管理部112、対応期限設定部113および猶予期間設定部114を含む。コンソール端末装置200は、通信部210、制御部220、表示部230および操作部240を備える。
業務支援装置100およびコンソール端末装置200のそれぞれの構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
インシデント受付部111は、ユーザからの問い合わせ、サービス要求または運用管理ツールによる障害検出を、インシデントとして受け付ける。チケット保持部120は、インシデントごとに起票された電子的なチケットを保持する。
ユーザからの問い合わせ、サービス要求は、電話、FAX、ハガキ、封書、電子メール、ウェブサイト内の入力フォームなどを介して、サービスデスクに寄せられる。サービスデスクのオペレータは、それらを介して寄せられた、問い合わせ内容およびサービス要求内容をコンソール端末装置200の操作部240から打ち込み、上記チケットを起票する。なお、当該チケットのフォーマット例は後述する。
また、ウェブサイト内の入力フォームを通じて、問い合わせ情報、サービス要求情報が送信されてくる場合および運用管理ツールから障害検出情報が送信されてくる場合、上記フォーマット内の少なくとも一部の項目に、それらの内容が自動的に入力されてもよい。
期限管理部112は、チケット保持部120に保持されるチケットに記録されたインシデントの対応期限を管理する。より具体的には、期限管理部112は、チケット保持部120に保持されるチケットに記録されたインシデントに記録されたインシデントのうち、対応期限までの残り期間が、インシデントごとに設定されている猶予期間を下回ったインシデントについて、そのインシデントに対応すべき担当者のコンソール端末装置200およびその担当者の上司のコンソール端末装置200の少なくとも一方に、アラートを通知する。たとえば、電子メールで担当者のコンソール端末装置200およびその担当者の上司のコンソール端末装置200に、対応期限までの猶予期間を告知してもよい。ここで、当該猶予期間はゼロであってもよい。その場合、対応期限が到来したとき、アラートを通知することになる。なお、対応期限および猶予期間の設定方法は後述する。
対応期限設定部113は、受け付けたインシデントの優先度に応じて、対応期限を設定する。たとえば、優先度テーブル130を参照して、対応期限を決定することができる。優先度テーブル130は、優先度と、起票日から当該対応期限とすべきクローズ日までの期間との対応付けを記述する。優先度テーブル130の具体例は後述する。
猶予期間設定部114は、受け付けたインシデントの原因区分、難易度および担当者のスキルレベルの少なくとも一つを考慮して、猶予期間を決定する。たとえば、後述する原因区分難易度テーブル140および担当者スキルテーブル150の少なくとも一方を参照して、猶予期間を決定することができる。
原因区分難易度テーブル140は、原因区分および難易度の組み合わせと、猶予期間との対応付けを記述する。担当者スキルテーブル150は、インシデントを処理すべき複数の担当者候補のそれぞれのスキルレベルを記述する。原因区分難易度テーブル140および担当者スキルテーブル150の具体例、ならびに猶予期間設定部114による猶予期間設定処理の詳細は後述する。
通信部160は、コンソール端末装置200の通信部210、図示しないユーザ端末の通信部、または図示しない管理運用ツールの通信部との間で、情報を送受信する。
コンソール端末装置200の通信部210は、業務支援装置100の通信部160または他のコンソール端末装置200の通信部210との間で、情報を送受信する。制御部220は、コンソール端末装置200全体を統括的に制御する。表示部230は、画面を表示する。本実施の形態では、主に、上記チケットの管理画面を表示する。操作部240は、オペレータまたは担当者の操作を受け付け、制御部220に伝達する。
図2は、チケット保持部120に蓄積されるチケットのフォーマット例を示す図である(その1)。図3は、チケット保持部120に蓄積されるチケットのフォーマット例を示す図である(その2)。チケット600は、インシデントごとに起票される。図2、3に示すフォーマットでは、チケット600は、基本情報610、分類情報620、経過情報630、起票日641およびクローズ日642を含む。
基本情報610は、項目として、ID611、ステータス612、システム名613、タイトル614、報告内容615、対応期限日616a、対応期限時刻616b、発生環境617および手順書番号618を含む。ID611には、日単位で受付順にシリアルナンバーが割り当てられてもよい。ステータス612には、対応者が割り当てられる前は受付済が、対応者が割り当てられた後は割当済が入力される。
分類情報620は、項目として、原因区分621、難易度622、緊急度623、優先度624、システム625、OS626、OSのバージョン627、アプリケーション628およびキーワード629を含む。原因区分621には、インシデントの発生原因が入力される。たとえば、「不具合」、「問い合わせ」、「作業依頼」などと入力される。難易度622には、インシデント解決の難易度が入力される。緊急度623には、客観的要因(たとえば、顧客業務に対する影響度)にもとづき決定される緊急度が入力される。優先度624は、客観的要因にビジネス的観点(たとえば、保守契約レベル、顧客ランク)が加味されて決定される優先度が入力される。たとえば、難易度622、緊急度623および優先度624には、「高」、「中」、「低」などが入力される。
システム625、OS626、OSのバージョン627およびアプリケーション628は、インシデントを分類するための項目である。ここでは、インシデントを4階層で分類する例を描いているが、3階層未満で分類してもよいし、5階層以上で分類してもよい。たとえば、アプリケーションのバージョンを追加して5階層で分類してもよい。
経過情報630は、起票されたインシデントに対して、顧客への対応、復旧作業、会議など、何らかのアクションがとられるたびに生成される。経過情報630は、項目として、タイトル631、対応日632、対応時刻633、対応者634、対応先635、チャネル636、内容637および添付ファイル638を含む。チャネル636には、一つの経過が形成される要因となったチャネルが入力される。たとえば、電話、FAX、メールおよび会議などが記載される。内容637には、顧客への対応内容、復旧作業内容、会議の決定事項などが入力される。それらの内容に関連する文書ファイルや図面ファイルなどが存在する場合、添付ファイル638に添付することができる。
起票日641には、チケットが起票された日付が入力される。クローズ日642には、当該チケットに管理されるインシデントに対する対応が終了した日付が入力される。
これらの項目は、基本的に、ユーザからの問い合わせ内容、社内マニュアル、サービスデスク管理者の指示などにもとづき、オペレータにより手入力される。なお、一部の項目について、システム的に自動入力されるよう設計してもよい。たとえば、対応期限日616aおよび対応期限時刻616bは、対応期限設定部113により決定された日時が入力される。
図4は、優先度テーブル130の一例を示す図である。当該優先度テーブル130は、項目として、優先度131および対応期限132を含む。対応期限設定部113は、優先度テーブル130を参照して、優先度を対応期限に変換することができる。図4に示す優先度テーブル130では、たとえば、優先度が「高」の場合、対応期限設定部113は、起票日の次の日を対応期限に設定する。なお、図4に示す例では、対応期限132を日付単位で記述しているが、時刻単位で記述してもよい。
図5は、原因区分難易度テーブル140の一例を示す図である。当該原因区分難易度テーブル140は、項目として、原因区分141および難易度142を含む。図5に示す例では、原因区分141として、「不具合(たとえば、バグ)」、「問い合わせ」、「作業依頼」が規定され、難易度142として、「低」、「中」、「高」が規定される。それぞれ3つに分類されているため、原因区分および難易度の組み合わせは9通りとなる。
猶予期間設定部114は、チケット保持部120に保持されるチケットのうち、受け付けた新規インシデントに設定された原因区分および難易度の組み合わせと、同じ組み合わせの原因区分および難易度が設定されたチケットを特定し、それらのチケットの起票からクローズまでの平均期間を算出し、その平均期間を猶予期間に設定する。
図6は、猶予期間設定処理の一例を示すフローチャートである。まず、インシデント受付部111がインシデントを受け付けた場合(S700のY)、そのインシデントのチケットが起票され、猶予期間設定部114は、そのチケットから、新規インシデントの原因区分および難易度を抽出する(S701)。
つぎに、猶予期間設定部114は、新規インシデントの原因区分および難易度の組み合わせと同じ組み合わせを持つ過去インシデントを特定する(S702)。特定された過去インシデントが一つの場合、そのインシデントの起票日からクローズ日までの期間を、当該新規インシデントの猶予期間に設定する。
特定された過去インシデントが複数の場合、猶予期間設定部114は、それら複数の過去インシデントの起票日からクローズ日までの平均期間を算出する(S703)。猶予期間設定部114は、算出した平均期間を上記新規インシデントの猶予期間に設定する(S704)。
図7は、担当者スキルテーブル150の一例を示す図である。当該担当者スキルテーブル150は、項目として、担当者スキル151および重み付け係数152を含む。図5に示す例では、担当者スキル151は「高」、「中」、「低」の3ランクに分類される。
猶予期間設定部114は、チケット保持部120に保持されるチケットのうち、受け付けた新規インシデントに設定された原因区分および難易度の組み合わせと、同じ組み合わせの原因区分および難易度が設定された過去インシデントのそれぞれについて、起票からクローズまでの期間を担当者スキルレベルに応じて重み付けした後、それらの平均期間を算出する。そして、その平均期間を、当該新規インシデントに対応すべき担当者スキルレベルに応じて重み付けたした期間を、当該新規インシデントの猶予期間に設定する。
その際、猶予期間設定部114は、担当者スキルテーブル150を参照して、過去インシデントの起票からクローズまでの期間を重み付けする。たとえば、対象とする過去インシデントの担当者スキルレベルが「高」の場合、当該期間を1.2倍する。通常のスキルレベルの者が担当した場合、当該期間より時間がかかる可能性が高いため、この重み付けによりそれを調整する。新規インシデントの重み付けも同様である。
図8は、猶予期間設定処理の別の例を示すフローチャートである。まず、インシデント受付部111がインシデントを受け付けた場合(S800のY)、そのインシデントのチケットが起票され、猶予期間設定部114は、そのチケットから、新規インシデントの原因区分および難易度を抽出する(S801)。
つぎに、猶予期間設定部114は、新規インシデントの原因区分および難易度の組み合わせと同じ組み合わせを持つ過去インシデントを特定する(S802)。特定された過去インシデントが一つの場合、そのインシデントの起票日からクローズ日までの期間を、当該新規インシデントの猶予期間に設定する。その際、新規インシデントの担当者スキルレベルに応じて、当該猶予期間を重み付けする。
特定された過去インシデントが複数の場合、猶予期間設定部114は、それら複数の過去インシデントの起票日からクローズ日までの期間をそれぞれ算出する(S803)。猶予期間設定部114は、各期間を、担当者スキルレベルに応じて重み付けする(S804)。猶予期間設定部114は、重み付け後の各期間を合算して、特定された過去インシデント数で割ることにより、重み付け後の起票日からクローズ日までの平均期間を算出する(S805)。猶予期間設定部114は、算出した平均期間を上記新規インシデントの担当者スキルレベルに応じて重み付けした期間を、当該新規インシデントの猶予期間に設定する(S806)。
以上説明したように本実施の形態によれば、対応期限前に担当者およびその上司の少なくとも一方の端末にアラートを通知することにより、インシデントに対する対応遅れを抑制することができる。また、アラートを通知するタイミングを、原因区分、難易度、担当者スキルレベルなどに応じて、柔軟に設定することにより、より適切なタイミングでアラートを通知することができる。すなわち、アラートが早すぎては担当者が無視する可能性が高くなり、アラートが遅すぎではそれから対応を開始しても期限までに間に合わない可能性が高くなる。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、期限管理部112は、アラートを通知するタイミングが到来したとき、通知すべき担当者の業務混雑度を参照し、設定値未満の場合、担当者のコンソール端末装置200にのみアラートを通知し、当該設定値以上の場合、担当者およびその上司の両方のコンソール端末装置200にアラートを通知する。担当者の業務量が多くない場合、そのアラートにより当該担当者が期限までにインシデントへの対応を完了させる可能性が高く、上司が関知しなくても問題が発生しにくい。一方、担当者の業務量が多い場合、期限までに対応が完了しないリスクが大きいため、上司が関知して、担当者変更などの処置をとる必要性が高い。
100 業務支援装置、 110 制御部、 111 インシデント受付部、 112 期限管理部、 113 対応期限設定部、 114 猶予期間設定部、 120 チケット保持部、 130 優先度テーブル、 140 原因区分難易度テーブル、 150 担当者スキルテーブル、 160 通信部、 200 コンソール端末装置、 210 通信部、 220 制御部、 230 表示部、 240 操作部、 500 業務支援システム。

Claims (5)

  1. システムサポート業務を支援するための業務支援装置であって、
    ユーザからの問い合わせ、サービス要求または運用管理ツールによる障害検出を、インシデントとして受け付けるインシデント受付部と、
    インシデントごとに起票された電子的なチケットを保持するチケット保持部と、
    前記チケット保持部に保持されるチケットに記録されたインシデントの対応期限を管理する期限管理部と、を備え、
    前記期限管理部は、前記チケット保持部に保持されるチケットに記録されたインシデントのうち、対応期限までの残り期間が、インシデントに設定されている猶予期間を下回ったインシデントについて、そのインシデントに対応すべき担当者の端末装置およびその担当者の上司の端末装置の少なくとも一方に、アラートを通知することを特徴とする業務支援装置。
  2. 受け付けたインシデントの優先度に応じて、前記対応期限を設定する対応期限設定部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の業務支援装置。
  3. 受け付けたインシデントの原因区分、難易度および担当者のスキルレベルの少なくとも一つを考慮して、前記猶予期間を決定する猶予期間設定部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の業務支援装置。
  4. 前記猶予期間設定部は、前記チケット保持部に保持されるチケットのうち、受け付けたインシデントに設定された原因区分および難易度の組み合わせと、同じ組み合わせの原因区分および難易度が設定されたチケットを特定し、それらのチケットの起票からクローズまでの平均期間を算出し、その平均期間を前記猶予期間に設定することを特徴とする請求項3に記載の業務支援装置。
  5. インシデントを処理すべき複数の担当者候補のそれぞれのスキルレベルを記述したテーブルをさらに備え、
    前記猶予期間設定部は、前記同じ組み合わせの原因区分および難易度が設定されたインシデントのそれぞれについて、起票からクローズまでの期間を担当者のスキルレベルに応じて重み付けした後、それらの平均期間を算出し、その平均期間を、受け付けたインシデントに対応すべき担当者のスキルレベルに応じて重み付けした期間を、前記猶予期間に設定することを特徴とする請求項4に記載の業務支援装置。
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