JP2003262816A - 走査光学装置及び画像形成装置 - Google Patents

走査光学装置及び画像形成装置

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JP2003262816A
JP2003262816A JP2002065729A JP2002065729A JP2003262816A JP 2003262816 A JP2003262816 A JP 2003262816A JP 2002065729 A JP2002065729 A JP 2002065729A JP 2002065729 A JP2002065729 A JP 2002065729A JP 2003262816 A JP2003262816 A JP 2003262816A
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JP
Japan
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scanning optical
optical device
lens
image forming
scanning
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JP2002065729A
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English (en)
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Yuji Okugawa
裕司 奥川
Naoki Tajima
直樹 田島
Takeshi Suzuki
毅 鈴木
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査光学装置の走査線の傾きを容易に調整で
き、かつ、調整量を少なく実現し、小型化を図った走査
光学装置を提供することにある。 【解決手段】 結像レンズを保持する保持手段を備え、
前記保持手段は、前記保持手段の結像レンズの長手方向
の中央に相当する位置で、前記結像レンズの長手方向の
中央での光ビーム方向を回転中心に揺動可能に取り付け
られたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源と、該光源か
ら発生した光ビームが入射するコリメータレンズと、該
コリメータレンズを通過後の光ビームを主走査方向に偏
向する偏向器と、該偏向器を通過後の光ビームを被走査
面上に結像させる結像レンズとを少なくとも有した走査
光学装置、並びに、この走査光学装置を副走査方向に複
数配置してなる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色画像を形成可能な画像形成装置で
は、一般に、円筒状或いはベルト状の像担持体を用い
て、像担持体を回転(移動)させながら、各色につい
て、帯電・露光・現像を行い、像担持体上に多色のトナ
ー像を重ね合わせていき、この重ね合わせたトナー像を
1回の転写動作で転写紙に転写して、多色画像を形成す
る。
【0003】ところで、プリントの高速化を達成するに
は、像担持体の1回転につき1色の露光(光書込み)処
理を行う構成ではなく、像担持体の1回転の間に、Y,
M,C,Kの4色全部の露光を行う構成をとる必要があ
る。この場合、現像装置と走査光学装置を各色に対応し
て複数設け、像担持体上の異なる位置において、多重に
露光・現像を行うことになる。
【0004】例えば、Y(イエロー)、M(マゼン
ダ)、C(シアン)、K(黒)の4色を用いてカラ−画
像を形成するのであれば、像担持体の周辺に、Y,M,
C,Kの各色を担当する走査光学装置や現像装置を副走
査方向に並べておき、各走査光学装置に、他の色のトナ
ー像と正確に重なるように、それぞれの色の静電潜像を
形成させ、現像することになる。
【0005】この場合、各色の走査光学装置で形成され
る潜像の1画素に注目したとき、色によって、この画素
位置がずれると、その画素部分での色の合成がなされず
色ずれが生じ、画質が劣化することになる。
【0006】通常このような走査光学装置は、レーザー
光源から水平方向に向けて出射されたレーザー光を、コ
リメータレンズで平行光にして、ポリゴンミラーでレー
ザー光を反射して、fθレンズ、シリンドリカルレンズ
を通過させて、像担持体上をレーザー光を走査させて静
電潜像を形成する。
【0007】したがって、色ずれは、各色のレーザー光
の走査による走査線のズレによるものである。走査線の
ズレには、副走査方向のズレ、主走査方向のズレ、およ
び、各走査線の傾きによるズレがある。
【0008】これらのズレのうち、副走査方向のズレお
よび主走査方向のズレは、例えばレジストマークを印字
し、レジストマークの位置を検出してズレ量を把握し
て、他の色の走査光学装置による走査とのタイミングを
変えたり、ポリゴンミラーの位相をずらして走査するよ
うに制御することで回避可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、傾きに
よるズレは、機械的な何らかの方法によらなければ、調
整困難であった。例えば、シリンドリカルレンズと、像
担持体の間にミラーを設けた場合には、ミラーを傾けて
調整できたが、ミラーを用いない場合には、走査光学装
置自体を傾けなければならず、容易な調整ではなかっ
た。
【0010】また、シリンドリカルレンズの片側を支点
にしてもう一方を動かして調整する方法もあったが、調
整量が大きくで、それにともないシリンドリカルレンズ
の厚みや、移動量が必要であり、装置の大型化となって
いた。
【0011】また、特開2000−111821に開示
されているように調整ネジを用いてシリンドリカルレン
ズの姿勢で走査線の位置や傾きを調整する方法もある
が、画像形成装置を移動したり、あるいは設置条件等に
よって走査線が傾き、ズレを生じた場合の再調整は、容
易ではなかった。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、走査光学装置の走査
線の傾きを容易に調整でき、かつ、調整量を少なく実現
し、小型化を図った走査光学装置を提供することにあ
る。
【0013】また、上記走査光学装置を搭載し、自動的
に走査光学装置の走査線の傾きを補正することが可能な
画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、少なくとも、光源と、該
光源から発生した光ビームが入射するコリメータレンズ
と、該コリメータレンズを通過した光ビームを主走査方
向に偏向する偏向器と、該偏向器を通過後の光ビームを
被走査面上に結像させる結像レンズとを筐体内に有する
走査光学装置であって、前記結像レンズを保持する保持
手段を備え、前記保持手段は、前記保持手段の前記結像
レンズの長手方向の中央に相当する位置を回転中心にし
て前記筐体に揺動可能に取り付けられたことを特徴とし
ている。
【0015】また、請求項2記載の発明は、前記保持手
段のいずれか一方の端付近に昇降手段とを備えることを
特徴としている。
【0016】また、請求項3記載の発明は、少なくとも
前記昇降手段を備えた前記保持手段のいずれか一方の端
とは反対側の端付近に、防振部材を備えたことを特徴と
している。
【0017】また、請求項4記載の発明は、前記防振部
材は、発泡材であることを特徴としている。
【0018】また、請求項5記載の発明は、前記防振部
材は、バネ材であることを特徴としている。
【0019】また、請求項6記載の発明は、前記保持手
段は、前記結像レンズの主走査方向の両端部とこの両端
部間の中間部の合計3点でもって前記結像レンズに当接
して前記結像レンズの姿勢(走査線曲がり)を調整する
当接部材を備えたことを特徴としている。
【0020】また、請求項7記載の発明は、走査光学装
置を副走査方向に複数配置してなる画像形成装置であっ
て、前記走査光学装置は、請求項1乃至請求項6のいず
れかに記載の走査光学装置であることを特徴としてい
る。
【0021】また、請求項8記載の発明は、少なくと
も、光源と、該光源から発生した光ビームが入射するコ
リメータレンズと、該コリメータレンズを通過後の光ビ
ームを主走査方向に偏向する偏向器と、該偏向器を通過
後の光ビームを被走査面上に結像させる結像レンズとを
筐体内に有する走査光学装置を、副走査方向に複数配置
してなる画像形成装置であって、前記被走査面上に結像
された前記光ビームの前記主走査方向の傾きを検出する
検出手段と、前記走査光学装置は、前記結像レンズを保
持する保持手段と、前記保持手段のいずれか一方の端付
近に昇降手段とを備え、前記保持手段は、前記保持手段
の前記結像レンズの長手方向の中央に相当する位置を回
転中心にして前記筐体に揺動可能に取り付けられ、前記
昇降手段の昇降によって揺動し、前記検出手段の検出結
果に従って、前記昇降手段の昇降を制御する制御手段を
有することを特徴としている。
【0022】また、請求項9記載の発明は、少なくとも
前記昇降手段を備えた前記保持手段のいずれか一方の端
とは反対側の端付近に、防振部材を備えたことを特徴と
している。
【0023】また、請求項10記載の発明は、前記防振
部材は、発泡材であることを特徴としている。
【0024】また、請求項11記載の発明は、前記防振
部材は、バネ材であることを特徴としている。
【0025】また、請求項12記載の発明は、前記保持
手段は、前記結像レンズの主走査方向の両端部とこの両
端部間の中間部の合計3点でもって前記結像レンズに当
接して前記結像レンズの姿勢(走査線曲がり)を調整す
る当接部材を備えたことを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態例)先ず、本発
明の走査光学装置の概略構成について、図1〜図13を
参照して説明する。図1は、本例の走査光学装置の概略
機械構成を示す説明図である。
【0027】図1に示すように、ベース1の立壁部30
1には、コリメータレンズ3を内蔵した水平方向に向け
てレーザー光(光ビーム)を出射するレーザー光源2
(光源)、第1シリンドリカルレンズ6が取り付けら
れ、ベース1の底板部302には、レーザー光源2から
出てコリメータレンズ3を通過したレーザー光をポリゴ
ンモータ4に内蔵された主走査方向に振る偏向器として
のポリゴンミラー41が垂直軸を中心に回転可能に設け
られている。さらに、ベース1の底板部302には、ポ
リゴンミラー41で反射したレーザー光が入射するfθ
レンズ5が取り付けられている。また、fθレンズ5を
通過したレーザー光を被走査面上に結像させる結像レン
ズとしての第2シリンドリカルレンズ11が組まれたC
Y2部10が、第2シリンドリカルレンズ11を保持す
る保持手段としてのCY2レンズ台12に設けた揺動軸
121、122(122は図示せず)を回転中心として
揺動可能にベース1の台座部303、312(312は
図示せず)取り付けられている。CY2部10の詳細
は、後述する。また、CY2部10の一方の端には、C
Y2部10を揺動させるための昇降手段としてのCY2
駆動部30がベース1の底板部302に取り付けられて
いる。また、第2シリンドリカルレンズ11の端部近傍
には、ミラー7が配置されており、ポリゴンミラー41
からfθレンズ5を介して入射したレーザー光を、立壁
部311にはめ込んで取り付けられた光検出器8に向け
て反射するようになっている。この光検出器8は、レー
ザー光が所定のビーム位置に来たことを検出するための
もので、その出力は、主走査の同期をとるために用いら
れる。
【0028】fθレンズ5は、ベース1の底板部302
に設けた図示しない台座に設置され、支柱304、30
5に、付勢手段としての板ばね51、52の基部をネジ
201、202で固定し、板ばね51、52の自由端部
の突起でもって、fθレンズ5の両端部上面を下方に押
圧する。この押圧状態は、弾性力による仮止め状態であ
り、fθレンズ5に力を加えれば、fθレンズ5は移動
可能である。さらに、押さえ部材9をネジ211でネジ
止めするときの押さえ部材9によるネジ締め方向の押圧
により、fθレンズ5に設けた突起53を押圧して、突
起54とfθレンズ5の両端部を、突起54が当接する
ベース1の底板部302に設けた図示しない突起と突起
306、307に当接させて、fθレンズ5はベース1
の底板部302に固定される。
【0029】レーザー光源2は、図示しない位置決め手
段によって位置決めされ、ネジ203、204によっ
て、コリメータレンズと共に、ベース1の立壁部301
に固定されている。
【0030】第1シリンドリカルレンズ6は、立壁部3
01の図示しない位置決め手段で位置決めされ、固定方
法は、付勢手段(例えばバネ)を用いてベース1に押圧
しても良いし、接着であってもかまわない。
【0031】ポリゴンモータ4は、ベース1の底板部3
02に設けた位置決め用の突起308、309で位置決
めされ、ネジ205、206、207で固定されてい
る。
【0032】ミラー7は立壁部310に付勢手段である
板バネ71でミラー7ミラー面方向に押圧され固定され
ている。また、板バネ71の固定は図示しないが、ベー
ス1の底板部302にネジによって固定しても良いし、
弾性を利用して装着されていても良い。
【0033】第2シリンドリカルレンズ11の前方に位
置し、被走査面に対向する、ベース1の前壁部316に
は、第2シリンドリカルレンズ11を通過したレーザー
光が出射するためのスリット313が穿設され、このス
リット313を囲むように枠314が形成されている。
そして、この枠314内には、スリット313を塞ぐよ
うにして、透明なカバー315が接着されている。
【0034】第2シリンドリカルレンズ11は、図2〜
図4に示すように、上部につば部111、下部につば部
112を有し、その間が有効なレンズ部113となって
いる。つば部112の両端部下面には、それぞれ台部1
15、116が形成され、つば部112の中間部下面に
も、台部117が形成されている。又、台部117に
は、更に係合突起118が形成されている。
【0035】CY2レンズ台12上の、第2シリンドリ
カルレンズ11の取り付け部には、図5、図6に示すよ
うに、第2シリンドリカルレンズ11の台部115,1
16の下面に当接可能な突起123、124と、第2シ
リンドリカルレンズ11の台部117の下面に当接可能
な突起125と、第2シリンドリカルレンズ11の両端
部レーザー光入射側に当接可能な突起126、127
と、第2シリンドリカルレンズ11の係合突起118が
当接する突起128とが設けられている。
【0036】また、突起123、124、125の中央
には、ネジ穴が切られている。更に、突起123、12
4の近傍には、支柱129,130が突設され、中央の
前後方向に揺動軸121、122が設けられている。こ
こで言う中央とは、第2シリンドリカルレンズ11の中
央で主走査方向の走査範囲の中央に相当する位置のこと
で、前後方向とは前述の中央におけるレーザー光の光軸
方向である。
【0037】CY2レンズ台12への第2シリンドリカ
ルレンズ11の取り付けは、まず、第2シリンドリカル
レンズ11を台部115〜117を下にして突起123
〜125上に載せる。
【0038】次に、図1及び図8に示すように、支柱1
29、130に、付勢手段としての板ばね14、15の
基部をネジ209、210で固定し、板ばね14、15
の自由端部(即ち、図8において下方に突設された半球
状突起14a、15a)でもって、第2シリンドリカル
レンズ11のつば部111の両端部上面を下方に押圧す
る。この押圧状態は、弾性力による仮止め状態であり、
第2シリンドリカルレンズ11に力を加えれば、第2シ
リンドリカルレンズ11は移動可能である。
【0039】さらに、図7に示すように押さえ部材13
をネジ208でネジ止めするときの押さえ部材13によ
るネジ締め方向の押圧により、第2シリンドリカルレン
ズ11の両端部は、突起126、127及び128に当
接する。この当接により、第2シリンドリカルレンズ1
1は、規制される。
【0040】さらに、本第1の実施形態では、CY2レ
ンズ台12底面側から、当接部材としての調整ネジ16
〜18(図示せず)がそれぞれ突起123、124、1
25の中央にねじ込まれている。これらのネジ位置は、
第2シリンドリカルレンズ11の主走査方向の両端部で
の調整ネジ16、17との当接点は、ほぼ主走査方向と
平行な同一直線上に位置し、中間部での調整ネジ18と
の当接点は、上記直線上の位置よりも被走査面と垂直な
方向にずれている。従って、第2シリンドリカルレンズ
11に任意の姿勢をとらせることができ、長尺なレンズ
であるシリンドリカルレンズ11の反りによる走査線の
曲がりを矯正するためのものである。
【0041】上記の様に組まれたCY2部10は、図9
に示すようにベース1に取り付けられる。図9には、取
り付けにかかわる要素のみ示した。したがって、例えば
CY2部10には本来第2シリンドリカルレンズ11等
が組み付けられているが省略してある。図9によれば、
CY2レンズ台12に設けた揺動軸121、122は、
ベース1の台座部303、312に支えられるように置
かれ、さらに揺動軸121、122を下方に押圧するた
めの押さえ部材19、20がベース1にネジ止めされ
る。このようにしてCY2部10は、揺動軸121、1
22を中心に揺動可能に取り付けられる。
【0042】CY2駆動部30は、図10に示すよう
に、ブラケット31に駆動モータ32が、ネジ214、
215(215は図示しない)でブラケット31のA面
31aに取り付けられ、駆動モータ32の軸には、駆動
ギヤ32が圧入されていて駆動モータ32の軸と共に回
転する。駆動ギヤ32と係合するギヤA33が軸A34
に固定され、軸A34にはさらにウォームギヤ35が固
定されていて、軸A34はブラケット31のA面31a
とB面31bに軸受け39を介して支えられている。
【0043】さらに、軸A34と直交する方向に軸B3
7がブラケット31のC面31cとE面31e(図示せ
ず)に軸受け39を介して支えられ、軸B37にはウォ
ームギヤ35に係合するウォームホイール36が固定さ
れている。さらに軸B37の軸受け39の間の範囲には
ネジが切ってあり、ネジ部には雌ネジの切られたナット
部材38が取り付けられている(図11)。ナット部材
38の回転方向に規制をすれば、軸B37の回転にとも
なってナット部材38は軸B37の軸方向に移動する。
したがって、駆動モータ32を駆動させると、駆動ギヤ
32、ギヤA33、軸A34、ウォームギヤ35、ウォ
ームホイール36を介して軸B37が回転し、ナット部
材38が軸B37の軸方向に移動する。押圧バネ40
は、ブラケット31のD面31dに取り付けてある。
【0044】さらに、CY2駆動部30は、ブラケット
31のC面31cをベース1の底板部302に対向させ
てベース1の底板部302に図示しない位置決め機構
(例えば突起と穴)によって位置決めされ、図示しない
ネジで取り付けられる。
【0045】また、CY2レンズ台12の端部は、図1
2、13に示すようにブラケット31のD面31dに取
り付けてある押圧バネ40とナット部材38の間に、押
圧バネ40によって下方に押圧されつつナット部材38
の円弧部に乗せて取り付けられる。押圧バネ40は、ナ
ット部材38とCY2レンズ台12の端部を密着させる
ように作用する。また、ナット部材38は、CY2レン
ズ台12に設けたリブ132、133にナット部材38
の受け面が当接するように取り付くので、ナット部材3
8は回転しない。
【0046】したがって、ナット部材38の移動にとも
なってCY2レンズ台12の端部はナット部材38の円
弧部上を摺動しつつ上下に移動する。また、ウォームホ
イール36の軸受け部の外周に、ワイヤ21を巻きプー
リ22を介して図示しない牽引手段により牽引し、ギヤ
類のバックラッシュによるCY2レンズ台12の上下の
がたつきを抑えている。
【0047】したがって、駆動モータ32を駆動させる
ことでナット部材38の移動とともにCY2レンズ台1
2の端部を移動させることで、CY2部10は、揺動軸
121、122を中心に揺動し、シリンドリカルレンズ
11を所望の角度に傾けることができる。
【0048】本第1の実施形態では、CY2レンズ台1
2に揺動軸121,122を設けたが、ベース1に軸を
設けて、CY2レンズ台12には軸受け形状を形成して
揺動させる形態でも良い。
【0049】一方、本第1の実施形態におけるレーザー
光による走査は、従来装置と全く同様である。即ち、レ
ーザー光源2から水平方向に向けて出射されたレーザー
光は、コリメータレンズ3で平行光にされ、図示しない
スリットで整形された後、ポリゴンミラー41に入射
し、ポリゴンミラー41での反射レーザー光がfθレン
ズ5を通過し、第2シリンドリカルレンズ11に入射す
る。更に、第2シリンドリカルレンズ11を通過したレ
ーザー光は、スリット313を通って被走査面に到達す
る。
【0050】ここで、ポリゴンミラー4が回転している
ため、被走査面上のビームスポットは主走査方向に移動
し、レーザー光源2での変調に応じた走査線で露光がな
されることになる。又、被走査面は副走査方向に移動し
ているため、被走査面は、複数の走査線により2次元的
に露光される。各走査線上での露光開始タイミングは、
光検出器8に基づき定められる。
【0051】上記のように第2シリンドリカルレンズ1
1を通過し被走査面に到達するレーザー光の被走査面上
の主走査方向の走査線は、上述の第2シリンドリカルレ
ンズ11の揺動により傾きを変化させることが可能であ
る。
【0052】まず、図19に第2シリンドリカルレンズ
11の作用を示した。第2シリンドリカルレンズ11
は、ポリゴンミラー41で反射したレーザー光を被走査
面に同一高さで結像させて、副走査方向の走査線の間隔
を一定に保つためのものである。つまり、ポリゴンミラ
ー41の各面の傾きによってレーザー光が例えばA方
向、B方向、C方向(光軸方向)にばらついて反射した
場合に、第2シリンドリカルレンズ11はそれぞれのレ
ーザー光を光軸方向(それぞれ、A′方向、B′方向、
C′方向)に屈折させて被走査面に同一高さで結像させ
る作用を有している。
【0053】次に、図20に主に破線で示した走査線の
状態を説明する。同じく破線で示した第2シリンドリカ
ルレンズ11の光軸上に入射したレーザー光は、被走査
面上に左側、中央、右側それぞれL1、C1、R1に結
像して、破線で示した走査線を形成する。ここで、第2
シリンドリカルレンズ11を実線で示すように左側が上
方へ、右側が下方になるように揺動させる。すると左側
ではレーザー光は、光軸より下方に入射するので図19
を用いた説明のごとく光軸方向つまり上方に屈折してL
2に結像する。中央は、第2シリンドリカルレンズ11
の位置が変わらないのでC1と同じ位置のC2に結像す
る。右側ではレーザー光は、光軸より上方に入射するの
で図19を用いた説明のごとく光軸方向つまり下方に屈
折してR2に結像する。したがって実線で示した走査線
を形成し、結果的に走査線を傾けることができる。言う
までも無く、実線で示した走査線を破線で示した走査線
に変化させることも可能である。
【0054】この様に第2シリンドリカルレンズ11を
傾けることで、走査線の傾き調整が可能で、前述の本発
明の第1の実施形態によれば、シリンドリカルレンズ1
1のほぼ中央を中心にして揺動させてシリンドリカルレ
ンズ11傾けるのでシリンドリカルレンズ11の移動量
が小さくてよく(片側を支点にしてもう一方を移動して
傾ける場合の約1/2)、調整のために必要なシリンド
リカルレンズ11の厚みも薄くて良い。したがって、走
査線の傾きを調整機構のために装置が大型になることが
なく、コストも高くならない。
【0055】また、前記駆動モータ32で行うので容易
に調整が可能である。また、ステッピングモータを駆動
モータ32に使用すれば、1ステップ毎に動作させるこ
とにより、精確に走査線の傾きを調整できる。
【0056】また、CY2レンズ台12底面側から、調
整ネジ16〜18をシリンドリカルレンズ11に当接さ
せるようにした。シリンドリカルレンズ11は長尺なレ
ンズであるため反りが発生し易いので、この反りによる
走査線の曲がりを矯正するためのものである。したがっ
て、曲がりや傾きのない走査線を得ることができる。
【0057】また、少なくとも1カ所に、例えば駆動ユ
ニット30と揺動軸121、122を挟んで反対側の端
部近傍に防振部材を配置しても良い。例えば、画像形成
装置が振動するような場合にも安定してレーザー光によ
る走査を行うことができる。
【0058】防振部材としては例えば、図14に示すよ
うにポリウレタン等の発泡材を撓ませてCY2レンズ台
12とベース1底板部302との間に配置することが望
ましく、また、板バネ等のバネ材をベース1に取り付け
て押し当てることも好ましい。
【0059】(第2の実施形態例)図15は画像形成装
置に関する本発明の実施形態の1例を示す概略構成図で
ある。本第2の実施形態における画像形成装置では、走
査光学装置を副走査方向に4個並べて、Y,M,C,K
の4色のトナーによるカラ−画像形成を行うものであ
る。
【0060】まず、図15を用いて、画像形成装置の概
略構成を説明する。ベルト状の像担持体1100は、ロ
ーラ1101〜1103に巻き掛けられた状態で、時計
回り方向(矢印方向)に送られるもので、走査光学装置
1111〜1114から出射されるレーザー光の被走査
面である。像担持体1100に近傍には、これに対向す
るようにして、走査光学装置1111〜1114が副走
査方向に並べられ、連結部材1200を図示しないネジ
を用いて取り外し可能に固定されている。各走査光学装
置1111〜1114は、上記第1の形態例で示したも
のと同一の構成を有する。
【0061】ここで、走査光学装置1111はレーザー
光を用いてY(イエロー)用の潜像を形成するもの、走
査光学装置1112はレーザー光を用いてM(マゼン
ダ)用の潜像を形成するもの、走査光学装置1113は
レーザー光を用いてC(シアン)用の潜像を形成するも
の、走査光学装置1114はレーザー光を用いてK
(黒)用の潜像を形成するものである。
【0062】各走査光学装置1111,1112,11
13,1114の前段には、それぞれ、像担持体110
0にY,M,C,K用の電荷を付与する帯電部112
1,1122,1123,1124が設けられ、各走査
光学装置1111,1112,1113,1114の後
段には、それぞれ、各走査光学装置1111,111
2,1113,1114で形成された潜像をY,M,
C,K用の現像剤を用いて現像する現像装置1131,
1132,1133,1134が設けられている。
【0063】給紙部1141内の転写紙1142は、給
紙ローラ1143により搬出され、搬送ローラ対114
4,タイミングローラ1145により、転写部1151
に給送されるようになっている。この転写部1151
は、コロナ放電により像担持体1100上のトナー像を
転写紙1142に転写する転写極1152と、交流放電
により転写紙1142を像担持体1100から分離する
分離極1153とからなる。
【0064】定着部1161は、熱ローラ1162と圧
着ローラ1163とからなり、転写紙1142にトナー
像を融着させるものである。この定着後の転写紙114
2は、その後段の搬送部1171によって、排紙トレイ
1181に排出されるようになっている。尚、転写後に
像担持体1100に残留したトナーは、クリーニング部
1191で掻き落とされ、回収ボックス1192に収容
される。
【0065】操作表示部1003は、各種設定値を設定
するための操作手段及び表示手段でる。
【0066】レジストマークセンサ1001,1002
は、転写紙1142の画像形成範囲の幅方向の端付近に
位置するように左右にそれぞれ配置される。このレジス
トマークセンサ1001,1002は、後述するレジス
トマークを読み取ることによって走査光学装置1111
〜1114から出射されるレーザー光の主走査方向の傾
きを検出する検出手段である反射型センサである。本第
2の実施形態では、転写紙1142上に形成されたレジ
ストマークを読み取るようにしたが、K現像装置113
4の下流に配置し、像担持体1100上のレジストマー
クを読み取るようにしても同様に走査光学装置1111
〜1114から出射されるレーザー光の主走査方向の傾
きを検出できる。
【0067】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
制御構成を説明する。図16に画像形成装置の制御構成
を示す。
【0068】図16に示すように、走査光学装置111
1〜1114に含まれる駆動モータ32、ポリゴンモー
タ4、レーザー光源2を駆動する走査光学装置駆動手段
1004と、像担持体1100を回転させるためのロー
ラ1101〜1103を駆動するローラ駆動手段100
5と、帯電部1121〜1124と、現像装置1131
〜1134を駆動する現像装置駆動手段1006と、給
紙部1141を駆動する給紙部駆動手段1007と、転
写部1151と、定着部1151を駆動する定着部駆動
手段1008と、熱ローラ1163を加熱するヒータ1
009と、搬送部1171を駆動する搬送部駆動手段1
010と、レジストマークセンサ1001,1002
と、操作表示部1003と、これらの各部の制御を司る
制御手段としての制御部1011とを含んで構成され
る。
【0069】制御部1011は、具体的には、CPU1
011aと、各種の制御プログラム、および、制御プロ
グラムを実行するときに必要な各種データを記憶すると
共に、制御プログラムを実行するときのワークエリアを
構成するシステムメモリ1011bと、を含んで構成さ
れる。。
【0070】さて、この第2実施形態では、像担持体1
100の周辺に、Y,M,C,Kの各色を担当する走査
光学装置1111〜1114や現像装置1131〜11
34が色毎に副走査方向に並べており、各走査光学装置
1111〜1114に、他の色のトナー像と正確に重な
るように、それぞれの色の静電潜像を形成させ、現像装
置1131〜1134に現像させている。即ち、走査光
学装置1111と現像装置1131を用いてYのトナー
像を形成後、走査光学装置1112と現像装置1132
を用いてYのトナー像に重ねてMのトナー像を形成し、
その上に走査光学装置1113と現像装置1133を用
いてCのトナー像を形成し、最後に走査光学装置111
4と現像装置1134を用いてKのトナー像を重ねて形
成することにより、カラーのトナー像を完成し、転写部
1151にて、転写紙1142に転写している。
【0071】このように各色毎異なる走査光学装置を用
いる場合は、画質が劣化することを避けるため、各走査
光学装置は、潜像が正確に重なるように、潜像を形成す
る必要がある。
【0072】従来技術で述べた如く、主走査方向及び副
走査方向のズレは、走査光学装置による走査とのタイミ
ングを変えたり、ポリゴンミラーの位相をずらして走査
するように制御することで回避可能である。
【0073】以下では、本第2の実施形態に係る傾きに
よるズレの調整方法について図17〜図18を用いて説
明する。本発明に係る傾きによるズレの調整方法は、レ
ジストマークを転写紙1142に記録して、当該レジス
トマークをレジストマークセンサ1001,1002で
検知して、検知結果にしたがって走査光学装置1111
〜1114に含まれる第2シリンドリカルレンズ11を
傾けて調整する方法である。
【0074】まず、例えば操作表示手段1003を操作
して、例えば予め用意されている「ズレ調整」を選択が
選択されると(図17ステップS101)、ローラ駆動
手段1005により、ローラ1101〜1103を回動
させて、像担持体1100を矢印の方向に回転させる。
同時に、帯電部1121〜1124で像担持体を帯電さ
せる。各走査光学装置1111〜1114は、所定のタ
イミングでレーザー光を操作し、レジストマークの潜像
を像担持体1100に形成し、さらに現像装置1131
〜1134の各現像剤で現像する。給紙部駆動手段10
07により、タイミングローラ1145まで予め搬送さ
れた転写紙1142を、像担持体1100の回転とのタ
イミングを図り、所定のタイミングでタイミングローラ
1145を回動させて、転写紙1142を転写部115
1に搬送し、転写部1151では、前述の現像された現
像剤が転写紙1142に転写され、さらに定着部100
8に搬送され、熱定着され、レジストマークが形成され
る(S102)。レジストマークは、図18に示すよう
な形状で、転写紙1142の左右端付近に各色毎(図1
8ではM,Yは省略)に形成される。
【0075】上記のようにレジストマークが形成された
転写紙1142は、さらに搬送部1171で搬送されレ
ジストマークセンサ1001,1002で検知され、図
18に示したような出力が読み取られる(S103)
(図では省略しているが、各色について読み取られ
る)。
【0076】図18に示したΔtは、走査線の傾きに
よって生じるものであり、Δtとレジストマークセン
サ1001と1002の距離から、走査線の傾きを算出
する(S103)(各色について算出)。
【0077】各色の走査線の傾きが規格内であれば終了
するが、規格外であった場合には(S105)、調整す
べき角度に応じて、走査光学装置1111〜1114の
それぞれの駆動モータ32を回転させ、CY2部10を
揺動軸121,122を回転中心として揺動させること
で第2シリンドリカルレンズ11を傾ける(S10
6)。再度、レジストマークによる傾きの検証を行い、
良ければ終了する。
【0078】ここで、主走査方向及び副走査方向のズレ
について簡単に触れておく。図18において、走査線が
主走査方向にずれていれば、Δtが変化する。したが
って、このΔtによって主走査方向のズレ量を検知
し、ポリゴンミラー41の位相と走査するタイミングを
変えることで主走査方向のズレは、解消できる。また、
各色の副走査方向のズレは、例えば図18においてKと
Cに副走査方向のズレがなければ、Δtkcは所定の値
となるはずである。よってΔtkcと所定の値との差か
ら副走査方向のズレ量がわかり、像担持体との走査タイ
ミングを変えることで副走査方向のズレは、解消でき
る。
【0079】本実施の形態では、転写紙1142に形成
されたレジストマークをレジストマークセンサ100
1,1002で検知することで走査線の傾き調整を行う
ように説明したが、像担持体1100上に形成されたレ
ジストマークをレジストマークセンサ1001,100
2で検知することで走査線の傾き調整を行うことも可能
である。また、本実施の形態では、自動的にレジストマ
ークを読取り、走査線の傾きを調整したが、形成された
レジストマーク等を作業者が読取り、傾きを把握して、
操作表示部等から入力して駆動モータ32を動作させる
ようにしても良い。
【0080】以上のような実施の形態の画像形成装置に
よれば、容易に走査線の傾きが調整でき、各色のズレが
解消でき良好な画像を得ることが可能である。また、本
実施の形態の画像形成装置では、第1の実施の形態で説
明した走査光学装置を使用しているので、走査線の傾き
を調整機構のために走査光学装置が大型になることがな
いので、画像形成装置も走査線の傾きを調整機構のため
に大型になることがない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、シリンドリカルレ
ンズを保持する保持部材のシリンドリカルレンズの中央
に相当する位置に回転中心を設け揺動させて、シリンド
リカルレンズを傾けられるようにしたことで、走査光学
装置の走査線の傾きを容易に調整でき、かつ、調整量を
少なく実現し、小型化を図った走査光学装置を提供する
ことができる。
【0082】また、上記走査光学装置を搭載し、走査線
の傾きを補正を容易に行うことが可能な画像形成装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走査光学装置に関する実施形態の一例を示す斜
視図である。
【図2】第2シリンドリカルレンズの正面図である。
【図3】第2シリンドリカルレンズの平面図である。
【図4】図2の切断線A−Aにおける断面図である。
【図5】CY2レンズ台の正面図である。
【図6】CY2レンズ台の平面図である。
【図7】第2シリンドリカルレンズの取り付け構造を示
す図である。
【図8】第2シリンドリカルレンズの付勢構造を示す斜
視図である。
【図9】CY2レンズ台の取り付け構造を示す斜視図で
ある。
【図10】CY2駆動部の構造を示す斜視図である。
【図11】ナット部材の形状を説明する斜視図である。
【図12】ナット部材とCY2レンズ台との関係を示す
図である。
【図13】ナット部材とCY2レンズ台との関係を示す
図である。
【図14】防振部材の取り付けを示す斜視図である。
【図15】画像形成装置に関する実施形態の概略構成の
一例を示す図である。
【図16】図15の画像形成装置の制御系構成の一例を
説明するブロック図である。
【図17】走査線の傾きによるズレ調整に係る調整方法
を示すフローチャートである。
【図18】走査線の傾きによるズレ調整に係るレジスト
マークとレジストマークセンサの出力を示す説明図であ
る。
【図19】第2シリンドリカルレンズの作用を示す説明
図である。
【図20】第2シリンドリカルレンズの揺動に伴う走査
線の傾き変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベース 302 底板部 303、312 台座部 311 立壁部 2 レーザー光源 3 コリメータレンズ 4 ポリゴンモータ 41 ポリゴンミラー 5 fθレンズ 6 第1シリンドリカルレンズ 7 ミラー 8 光検出器 10 CY2部 11 第2シリンドリカルレンズ 115〜117 台部 12 CY2レンズ台 121、122 揺動軸 123〜125 突起 16〜18 調整ネジ 19、20 押さえ部材 30 CY2駆動部 32 駆動モータ 38 ナット部材 40 押圧バネ 1001,1002 レジストマークセンサ 1003 操作表示部 1004 走査光学装置駆動手段 1005 ローラ駆動手段 1006 現像装置駆動手段 1007 給紙部駆動手段 1008 定着部駆動手段 1009 ヒータ 1010 搬送部駆動手段 1011 制御部 1011a CPU 1011b システムメモリ 1100 像担持体 1111〜1114 走査光学装置 1121〜1124 帯電部 1131〜1134 現像装置 1141 給紙部 1142 転写紙 1151 転写部 1161 定着部 1171 搬送部 1181 排紙トレイ 1191 クリーニング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 毅 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2C362 BA86 BB46 2H045 AA01 BA02 DA02 2H087 KA19 LA22 LA25 TA01 TA03 TA08 5C051 AA02 CA07 DB02 DB22 DB24 DB30 DB35 DC04 DC07 DE21 DE26 EA01 5C072 AA03 BA02 BA17 DA02 DA23 HA02 HA09 HA13 HB08 QA14 XA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、光源と、該光源から発生し
    た光ビームが入射するコリメータレンズと、該コリメー
    タレンズを通過した光ビームを主走査方向に偏向する偏
    向器と、該偏向器を通過後の光ビームを被走査面上に結
    像させる結像レンズとを筐体内に有する走査光学装置で
    あって、 前記結像レンズを保持する保持手段を備え、 前記保持手段は、前記保持手段の前記結像レンズの長手
    方向の中央に相当する位置を回転中心にして前記筐体に
    揺動可能に取り付けられたことを特徴とする走査光学装
    置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段のいずれか一方の端付近に
    昇降手段とを備える請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記昇降手段を備えた前記保
    持手段のいずれか一方の端とは反対側の端付近に、防振
    部材を備えた請求項2に記載の走査光学装置。
  4. 【請求項4】 前記防振部材は、発泡材である請求項3
    に記載の走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記防振部材は、バネ材である請求項3
    に記載の走査光学装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は、前記結像レンズの主走
    査方向の両端部とこの両端部間の中間部の合計3点でも
    って前記結像レンズに当接して前記結像レンズの姿勢を
    調整する当接部材を備えた請求項1乃至請求項5のいず
    れかに記載の走査光学装置。
  7. 【請求項7】 走査光学装置を副走査方向に複数配置し
    てなる画像形成装置であって、 前記走査光学装置は、請求項1乃至請求項6のいずれか
    に記載の走査光学装置であることを特徴とする画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも、光源と、該光源から発生し
    た光ビームが入射するコリメータレンズと、該コリメー
    タレンズを通過後の光ビームを主走査方向に偏向する偏
    向器と、該偏向器を通過後の光ビームを被走査面上に結
    像させる結像レンズとを筐体内に有する走査光学装置
    を、副走査方向に複数配置してなる画像形成装置であっ
    て、 前記被走査面上に結像された前記光ビームの前記主走査
    方向の傾きを検出する検出手段と、 前記走査光学装置は、前記結像レンズを保持する保持手
    段と、前記保持手段のいずれか一方の端付近に昇降手段
    とを備え、 前記保持手段は、前記保持手段の前記結像レンズの長手
    方向の中央に相当する位置を回転中心にして前記筐体に
    揺動可能に取り付けられ、前記昇降手段の昇降によって
    揺動し、 前記検出手段の検出結果に従って、前記昇降手段の昇降
    を制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも前記昇降手段を備えた前記保
    持手段のいずれか一方の端とは反対側の端付近に、防振
    部材を備えた請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記防振部材は、発泡材である請求項
    9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記防振部材は、バネ材である請求項
    9に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記保持手段は、前記結像レンズの主
    走査方向の両端部とこの両端部間の中間部の合計3点で
    もって前記結像レンズに当接して前記結像レンズの姿勢
    を調整する当接部材を備えた請求項8乃至請求項11の
    いずれかに記載の画像形成装置。
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