JP2003262461A - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JP2003262461A JP2002060430A JP2002060430A JP2003262461A JP 2003262461 A JP2003262461 A JP 2003262461A JP 2002060430 A JP2002060430 A JP 2002060430A JP 2002060430 A JP2002060430 A JP 2002060430A JP 2003262461 A JP2003262461 A JP 2003262461A
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2325/00Charging, supporting or discharging the articles to be cooled, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2325/021Shelves with several possible configurations

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚網仕様からトレイ仕様への変更を簡単に行
えるようにする。 【解決手段】 トレイ用棚柱30は、上端の係止片を既
設の棚網用棚柱20の上面開口21Aに係止して吊り下
げ状に被せられ、突出部21の内側面31Aが棚網用棚
柱20の側縁20Aに当てられつつ冷蔵室13の側壁1
3Aに押し付けられることで、所定の高さ位置で垂直姿
勢を取って位置決めされる。この状態から、トレイ用棚
柱30の取付板33のリベット孔34を利用して、側壁
13A上に取付孔39の形成位置の目印が設定される。
トレイ用棚柱30が一旦外され、側壁13A上に目印を
利用して取付孔39が開口される。トレイ用棚柱30
が、改めて対応する棚網用棚柱20を覆って正規の取付
位置に当てられ、リベット孔34からこれと整合した側
壁13A上の取付孔39にわたってリベット35が打ち
込まれることで、トレイ用棚柱30が側壁13A上に取
り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫等の貯蔵庫
に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用の冷蔵庫で食材を冷蔵保存する場
合、一般には食材を棚網上に載せるようにしている。そ
のため、前面が開口された冷蔵室の左右の側壁、さらに
は必要に応じて奥壁には棚柱が設けられ、各棚柱に棚受
金を取り付けて、棚網を同一段の棚受金にわたって載せ
ることで水平姿勢で支持し、この棚網上に上記のように
食材を載せるようになっている。一方、シートパン、ホ
テルパン等のいわゆるトレイ上に食材を載せ、トレイご
と冷蔵室に出し入れする方法も一部で採用される。この
場合は、貯蔵室の左右の側壁にトレイ用の別仕様の棚柱
を設け、これらの棚柱を利用して、左右一対のレールを
対向状に多段に設け、上記のように食材を載せたトレイ
をレールに沿って出し入れするようになっている。
【0003】ところで、上記のようなトレイ仕様の冷蔵
庫を製造する場合は、棚網仕様のものと比べて相対的に
製造数が少ないことから、棚網仕様の冷蔵庫を改良して
製造される場合がある。端的には棚網用棚柱をトレイ用
棚柱に代えるのであるが、そのため従来では、リベット
をドリルで外しつつ棚網用棚柱を冷蔵室の壁面から取り
外し、壁面にトレイ用棚柱に対応した取付孔を新たに開
口したのち、トレイ用棚柱をリベットで取り付けるよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来の方法で
は、棚網用棚柱を外すこと自体が相当に面倒である上
に、リベットをドリルで外す場合に壁面を変形させたり
傷付けたりするおそれがあり、また、新たなトレイ用棚
柱の取付孔を開口する場合に正確に寸法取りすることが
難しくて、左右でずれて取り付けられるおそれがある
等、数々の問題点を抱えており、さらなる改良が要望さ
れていた。本発明は上記のような事情に基づいて完成さ
れたものであって、その目的は、上記の問題点を一掃し
たトレイ仕様への変更手段を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、前面が開口された
貯蔵室の内壁には、棚網を受けるべく棚受金が取り付け
られる棚網用棚柱が設けられた貯蔵庫において、トレイ
を受けるべくレールが取付可能なトレイ用棚柱が別途備
えられ、このトレイ用棚柱は、前記棚網用棚柱の上端開
口に係止可能な係止部を備え、かつ前記棚網用棚柱を覆
って貯蔵室の内壁に取付可能となっている構成としたと
ころに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、前面が開口された貯蔵
室の内壁には、棚網を受けるべく棚受金が取り付けられ
る棚網用棚柱が設けられた貯蔵庫において、前記棚網用
棚柱を覆ってこの棚網用棚柱に固定可能なパネルが備え
られ、このパネルに、トレイを受けるべくレールが取付
可能なトレイ用棚柱が設けられているところに特徴を有
する。請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおい
て、前記パネルには、前記棚網用棚柱の上端開口に係止
可能な係止部が設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前
記パネルは、その上下両面が開口されて冷気等を流通さ
せる上下方向のダクトとして利用可能となっているとこ
ろに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>トレイ用棚
柱は以下のようにして取り付けられる。まず、トレイ用
棚柱は係止部を棚網用棚柱の上面開口に係止して吊り下
げ状に被せられ、続いて一方の内側縁が棚網用棚柱の側
縁に当てられつつ貯蔵室の内壁に押し付けられること
で、所定の高さ位置で垂直姿勢を取って位置決めされ
る。この状態から、トレイ用棚柱に形成された取付孔を
利用し、例えばそれをなぞるようにして内壁に取付孔の
形成位置が設定される。次に、トレイ用棚柱を一旦外し
たのち内壁に取付孔が開口され、改めてトレイ用棚柱
が、上記と同じ要領で棚網用棚柱を覆って正規の取付位
置に当てられ、取付孔同士にリベット等の締結具を装着
して締結することで内壁上に取り付けられる。棚網用棚
柱を取り外す必要がないから、作業工数が減少する。ま
た、トレイ用棚柱のための取付孔を設定する場合に、ト
レイ用棚柱を正規の取付位置に仮組みした状態で設定で
きるから、取付孔の形成を正確にしかも簡単に行うこと
ができ、ひいてはトレイ用棚柱の取り付けを正確に行う
ことができる。
【0008】<請求項2の発明>パネルが棚網用棚柱を
覆って貯蔵室の内壁上に当てられ、棚網用棚柱に対して
固定される。このパネル上にトレイ用棚柱が固定され
る。棚網用棚柱を取り外す必要がないから、作業工数が
減少する。また、トレイ用棚柱のための取付孔を貯蔵室
の内壁に開口する必要がないから、壁内に配されている
例えば排水パイプ用ヒータのリード線等の部品を損傷さ
せるといったことが未然に防止できる。 <請求項3の発明>パネルが係止部を利用して棚網用棚
柱に吊り下げられるから、位置決めがしやすく、またパ
ネルを棚網用棚柱に固定する作業も楽にできる。 <請求項4の発明>パネル自体がダクトに利用できて、
貯蔵室内に冷気等を循環させる場合に有効となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明を冷蔵庫に適用した第1実施形
態を図1ないし図5によって説明する。図1において、
符号10は、前面開口の断熱箱体からなる冷蔵庫本体で
あって、底面の四隅に配された脚11で支持されるとと
もに、上面には冷却器等が装備された機械室12が設け
られている。冷蔵庫本体10内には冷蔵室13が構成さ
れており、前面開口の中央高さ位置に仕切枠14がわた
されることで上下の出入口15が形成され、各出入口1
5に断熱扉16が揺動開閉可能に装着されるようになっ
ている。
【0010】冷蔵庫は初めは、棚網仕様に製造される。
そのため、図1に参照して示すように、冷蔵室13の左
右の側壁13Aにおける手前側と奥側の位置に、合計4
本の棚網用棚柱20が設けられている。棚網用棚柱20
は、図2にも示すように、幅方向の中央部を手前側に突
出させた段付き状に形成されており、その突出部21に
は、棚受金を適宜高さにおいて着脱可能に取り付けるこ
とのできる多数の掛止孔22が、所定ピッチで形成され
ている。この棚網用棚柱20が、上記の突出部21に設
けられたリベット孔24からリベット25を打ち込むこ
とで側壁13Aに固定されている。そして、4本の棚網
用棚柱20にわたって同一高さで棚受金が取り付けら
れ、それらの棚受金に引っ掛けられることよって棚網
(図示せず)が水平姿勢で支持され、この棚網上に食材
等が載せられるようになっている。
【0011】さて、本実施形態の冷蔵庫は、上記の棚網
仕様からトレイ仕様に変更して製造されるようになって
いる。トレイ仕様のものは基本的には、図5に示すよう
に、冷蔵室13の左右の側壁13Aに、L字形をなす左
右一対のレール27が対向状に多段に設けられ、トレイ
28が両レール27に沿って出し入れされるようになっ
ている。そのため、上記した棚網用棚柱20とは別のト
レイ用棚柱30が準備される。このトレイ用棚柱30
は、棚網用棚柱20と同様に、幅方向の中央部を手前側
に突出させた段付き状に形成されているが、全体的には
棚網用棚柱20と比べて、幅並びに厚さが大型となって
おり、左右の側壁13Aに取り付けられるもの同士で対
称形状となっている。
【0012】トレイ用棚柱30の突出部31は、図4に
示すように、棚網用棚柱20全体の幅の2倍程度の幅を
有しており、その表面には、トレイ28の長さ方向の両
端部に設けられた引掛部(図示せず)を掛止する掛止孔
32が、所定ピッチで多段に形成されている。一方、両
側縁の取付板33には、リベット35を打ち込むための
リベット孔34が、所定間隔を開けて形成されている。
また、図2に示すように、トレイ用棚柱30の突出部2
1の上面には上面板36が形成され、左側壁13Aに取
り付けられるものを例に取ると、上面板36の奥縁にお
ける正面から見た左端寄りの位置に、係止片37が両取
付板33と面一の位置で下向きに曲げ形成されている。
この係止片37は少し先細りに形成され、棚網用棚柱2
0における突出部21の上面開口21Aにほぼ緊密に挿
入可能となっており、係止片37が突出部21の上面開
口21A内の正規位置に挿入されると、図4に示すよう
に、トレイ用棚柱30の突出部31の正面から見た左内
側面31Aが、棚網用棚柱20の左側縁20Aに当たる
設定となっている。なお、右側壁13Aに取り付けられ
るトレイ用棚柱30では、上面板36の奥縁における正
面から見た右端寄りの位置に係止片37が形成されてい
る。
【0013】続いて、トレイ仕様に変更する手順の一例
を説明する。まずトレイ用棚柱30が準備され、図3の
矢線に示すように、係止片37を既設の棚網用棚柱20
の上面開口21Aに係止して吊り下げ状に被せられ、続
いて図4に示すように、突出部21の位置決め用の内側
面31Aが、棚網用棚柱20の対応する側縁20Aに当
てられつつ冷蔵室13の側壁13Aに押し付けられるこ
とで、トレイ用棚柱30は所定の高さ位置で垂直姿勢を
取って位置決めされる。この状態から、トレイ用棚柱3
0の取付板33に形成されたリベット孔34をなぞるよ
うにして、図1に示すように、側壁13Aに取付孔39
の形成位置の目印が設定される。次に、トレイ用棚柱3
0が一旦外され、側壁13Aに対して目印を利用して取
付孔39が開口される。これが、トレイ用棚柱30が取
り付けられる4箇所において行われる。
【0014】そうしたらトレイ用棚柱30が、上記と同
じ要領で改めて対応する棚網用棚柱20を覆って正規の
取付位置に当てられ、リベット孔34からこれと整合し
た側壁13A上の取付孔39にわたってリベット35が
打ち込まれることで、トレイ用棚柱30が側壁13A上
に取り付けられる。4本のトレイ用棚柱30が取り付け
られたら、図5に示すように、対をなすレール27が、
両端の引掛部を掛止孔32に引っ掛けつつ、右側と左側
においてそれぞれ手前と奥のトレイ用棚柱30の間に差
し渡され、同一高さで対向状に支持され、このレール2
7の対が複数段にわたって配される。そして、食材を載
せたトレイ28が、その両側縁を対をなす両レール27
に載せつつ出し入れされるようなっている。
【0015】以上説明したように本実施形態によれば、
棚網仕様をトレイ仕様に変更するに当たり、棚網用棚柱
20を取り外す必要がないから、作業工数が減少する。
また、トレイ用棚柱30のための取付孔39を設定する
場合に、トレイ用棚柱30を正規の取付位置に仮組みし
た状態で設定できるから、取付孔39の形成を正確にし
かも簡単に行うことができ、ひいてはトレイ用棚柱30
の取り付けを正確に行うことができる。トレイ用棚柱3
0をリベット35で止める場合、トレイ用棚柱30が吊
り下げ支持されていることから、リベット35で止める
作業がしやすい等、数々の利点を得ることができる。
【0016】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図6ないし図8によって説明する。この第2実施
形態の冷蔵庫では、冷蔵室13の左右の側壁13Aにお
ける手前側の位置と、奥壁13Bの左右両端部の都合4
箇所に棚網用棚柱20が設けられている。係る冷蔵庫を
トレイ仕様に変更する手段として、4本のトレイ用棚柱
30Aと左右一対のパネル40とが設けられている。ト
レイ用棚柱30Aは概ね、上記第1実施形態のトレイ用
棚柱30から上面板36と係止片37とが除去された形
状に形成されている。
【0017】パネル40自体は浅皿状に形成されてお
り、図7に示すように、冷蔵室13の側壁13Aの棚網
用棚柱20の取付位置から、奥壁13Bにおける棚網用
棚柱20の取付位置までを覆えるような平面L字形に曲
げ形成されている。このパネル40における側壁13A
への装着面41の手前側の端縁と、奥壁13Bへの装着
面42の端縁とが、それぞれ棚網用棚柱20に当接され
るようになっており、両当接面41A,42Aには、ね
じ43の挿通用に長孔44が複数個ずつ形成されてい
る。また、パネル40における側壁13Aへの装着面4
1には、その手前側と奥側の2箇所において、それぞれ
トレイ用棚柱30Aが取り付けられるようになってお
り、両取付領域には、トレイ用棚柱30Aの取付板33
に形成されたリベット孔34と整合して取付孔46が開
口されている。
【0018】第2実施形態におけるトレイ仕様に変更す
る手順を説明する。各パネル40が、冷蔵室13の側壁
13Aから奥壁13Bの一部にわたって宛われ、それぞ
れの当接面41A,42Aが棚網用棚柱20に当てられ
る。ここで、棚網用棚柱20の掛止孔22(図2参照)
がねじ孔として利用され、長孔44に通されたねじ43
が掛止孔22にねじ込まれることにより、パネル40が
棚網用棚柱20に対して固定され、図7に示すように、
冷蔵室13の側壁13Aから奥壁13Bの一部にわたっ
て装着される。このようにパネル40が装着されたら、
トレイ用棚柱30Aがパネル40上の取付領域に当てら
れ、リベット孔34からこれと整合した取付孔46にわ
たってリベット47が打ち込まれることで、トレイ用棚
柱30Aがパネル40上に取り付けられる。
【0019】第2実施形態によれば、棚網仕様をトレイ
仕様に変更するに当たり、棚網用棚柱20を取り外す必
要がないから、作業工数が減少する。また、トレイ用棚
柱30Aをリベット止めするための取付孔46を、冷蔵
室13の側壁13Aに開口する必要がないから、壁内に
配されている例えば排水パイプ用ヒータのリード線等の
部品を損傷させるといったことが未然に防止できる。な
お、パネル40の上面板48と下面板49とを切除して
上下両面を開口すると、パネル40自体がダクトに利用
でき、トレイによって塞がれ勝ちとなる冷気通路が確保
できて、冷蔵室13内に冷気を良好に循環供給すること
ができる。この開口を形成するに当たり、上面板48、
下面板49を単に切除するのではなく、トレイ用棚柱3
0Aの取付面(装着面41)の裏面側に折り重ねると、
取付面の補強を図ることができる。
【0020】<第3実施形態>図9および図10は本発
明の第3実施形態を示す。トレイ仕様の冷蔵庫では、ト
レイ28(図5参照)をレール27に沿って入れた場合
に冷蔵室13の奥壁13Bにぶつけることがあるため、
補強することが望ましい。この第3実施形態では、奥壁
13Bに設けられた棚網用棚柱20を利用して補強する
ことを意図している。そのため、補強パネル50が備え
られる。補強パネル50自体は浅皿状に形成されてお
り、冷蔵室13の奥壁13Bの左右の棚網用棚柱20の
取付位置を覆うことが可能な大きさに形成されている。
この補強パネル50の左右の側縁が、棚網用棚柱20に
当接されるようになっており、両当接面51には、ねじ
52の挿通孔53が複数個ずつ形成されている。また、
上面板55における奥縁の左右両端部からは、図10に
示すように、棚網用棚柱20における突出部21の上面
開口21Aに挿入可能な係止片56が、下向きに曲げ形
成されている。
【0021】補強パネル50を取り付けるには、左右の
係止片56が左右の棚網用棚柱20の上面開口21Aに
係止して吊り下げ状に被せられ、それぞれの当接面51
が棚網用棚柱20に当てられる。ここで、同様に棚網用
棚柱20の掛止孔22がねじ孔として利用され、挿通孔
53に通されたねじ52が掛止孔22(ねじ孔)にねじ
込まれることにより、補強パネル50が棚網用棚柱20
の前面に張られた状態となる。補強パネル50を取り付
けるに当たり、既設の棚網用棚柱20をそのまま利用し
たから、冷蔵庫の設置現場でも対応可能である。補強パ
ネル50が棚網用棚柱20に吊り下げ支持できるように
なっているから、位置決めが楽であり、またねじ52で
止める作業も簡単に行うことができる。
【0022】図11は、変形例になる補強パネル60を
示しており、端的には、幅方向の中央部において、手前
側に突出されたストッパ突条61が形成されている。こ
のストッパ突条61は、棚網用棚柱20にねじ52で止
められる当接面62よりも手前に突出しており、ストッ
パ突条61の両側の当接面62までの領域は逆に奥側に
引っ込んでいる。この補強パネル60を使用した場合
は、トレイ28(図5参照)がストッパ突条61に当た
って挿入が規制されることになるから、トレイ28の奥
縁と補強パネル60との間に、広い冷気通路が確保でき
る利点が得られる。
【0023】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)第3実施形態に例示したように、補強パネルに棚
棚用棚柱の上面開口に挿入される係止片を設けた構造
を、第2実施形態におけるトレイ用棚柱を取り付けるパ
ネルに採用してもよい。この構造によれば、パネルを棚
網用棚柱に吊り下げて支持できるから、位置決めがしや
すく、またパネルを棚網用棚柱に固定する作業も簡単に
できる。 (2)トレイ用棚柱を冷蔵室の壁面やパネルに取り付け
る場合に、リベットに代えてねじ等の他の締結具を使用
してもよい。 (3)本発明は上記実施形態に例示した冷蔵庫に限ら
ず、冷凍庫、温蔵庫等、要は、棚網仕様からトレイ仕様
に改良して製造し得る形式の貯蔵庫全般に広く適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るトレイ用棚柱の
取付手順を説明するための側断面図
【図2】 トレイ用棚柱の取付構造を示す部分分解斜視
【図3】 トレイ用棚柱の吊り下げ構造を示す部分断面
【図4】 トレイ用棚柱の仮組状態を示す部分正面図
【図5】 トレイ仕様に変更された状態の側断面図
【図6】 本発明の第2実施形態に係るパネルの斜視図
【図7】 トレイ仕様に変更された状態の平断面図
【図8】 その斜視図
【図9】 第3実施形態に係る補強パネルの取付構造を
示す斜視図
【図10】 その断面図
【図11】 変形例になる補強パネルの取付状態を示す
斜視図
【符号の説明】
13…冷蔵室 13A…(冷蔵室13の)側壁 13B
…(冷蔵室13の)奥壁 20…棚網用棚柱 20A…
(棚網用棚柱20の)側縁 21A…(棚網用棚柱20
の)上面開口 27…レール 28…トレイ 30,3
0A…トレイ用棚柱 31…突出部 31A…(突出部
21の位置決め用の)内側面 33…取付板 34…リ
ベット孔 35…リベット 37…係止片 39…取付
孔 40…パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 雅幸 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 野村 武史 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA04 BA01 CA02 KA08 PA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口された貯蔵室の内壁には、棚
    網を受けるべく棚受金が取り付けられる棚網用棚柱が設
    けられた貯蔵庫において、 トレイを受けるべくレールが取付可能なトレイ用棚柱が
    別途備えられ、このトレイ用棚柱は、前記棚網用棚柱の
    上端開口に係止可能な係止部を備え、かつ前記棚網用棚
    柱を覆って貯蔵室の内壁に取付可能となっていることを
    特徴とする貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前面が開口された貯蔵室の内壁には、棚
    網を受けるべく棚受金が取り付けられる棚網用棚柱が設
    けられた貯蔵庫において、 前記棚網用棚柱を覆ってこの棚網用棚柱に固定可能なパ
    ネルが備えられ、このパネルに、トレイを受けるべくレ
    ールが取付可能なトレイ用棚柱が設けられていることを
    特徴とする貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記パネルには、前記棚網用棚柱の上端
    開口に係止可能な係止部が設けられていることを特徴と
    する請求項2記載の貯蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記パネルは、その上下両面が開口され
    て冷気等を流通させる上下方向のダクトとして利用可能
    となっていることを特徴とする請求項2記載の貯蔵庫。
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WO2008135427A1 (de) * 2007-05-08 2008-11-13 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Schiene für ein aufhängungssystem
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