JP3301813B2 - 棚装置 - Google Patents
棚装置Info
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- JP3301813B2 JP3301813B2 JP09360693A JP9360693A JP3301813B2 JP 3301813 B2 JP3301813 B2 JP 3301813B2 JP 09360693 A JP09360693 A JP 09360693A JP 9360693 A JP9360693 A JP 9360693A JP 3301813 B2 JP3301813 B2 JP 3301813B2
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- Japan
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- shelf
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2325/00—Charging, supporting or discharging the articles to be cooled, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2325/023—Shelves made of wires
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支柱に取り付けられた
棚受けに棚を保持させて成る棚装置に関するものであ
る。
棚受けに棚を保持させて成る棚装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりショーケースや業務用冷蔵庫等
の庫内において使用される棚装置は、例えば実開平2−
28082号公報(F25D25/02)に示されるよ
うに、上下方向の支柱と、この支柱に着脱自在に取り付
けられた棚受けと、この棚受けに保持された棚(ホット
プレート)とから構成されている。そして、前記支柱に
は上下方向に所定間隔で複数の係合孔が穿設されてお
り、前記棚受けには係合爪が形成され、この係合爪を前
記係合孔に係脱自在に挿入係合することにより、棚受け
は支柱に取り付けられる。
の庫内において使用される棚装置は、例えば実開平2−
28082号公報(F25D25/02)に示されるよ
うに、上下方向の支柱と、この支柱に着脱自在に取り付
けられた棚受けと、この棚受けに保持された棚(ホット
プレート)とから構成されている。そして、前記支柱に
は上下方向に所定間隔で複数の係合孔が穿設されてお
り、前記棚受けには係合爪が形成され、この係合爪を前
記係合孔に係脱自在に挿入係合することにより、棚受け
は支柱に取り付けられる。
【0003】このとき、棚受けの係合爪は支柱の係合孔
と同間隔で上下に二箇形成されており、各係合爪は下方
に向かってそれぞれ屈曲されている。そして、係る二個
の係合爪を支柱の上下2箇所の係合孔にそれぞれ挿入し
た後、引き下げることにより、各係合爪の基部を各係合
孔の下縁に係合する。係る操作によって棚受けは支柱に
取り付けられるが、棚受けを引き上げれば係合爪は容易
に係合孔から離脱するので、棚受けの上下位置を任意に
変更することができる。また、棚(ホットプレート)は
その後棚受けの取付部に載置されて保持されていた。
と同間隔で上下に二箇形成されており、各係合爪は下方
に向かってそれぞれ屈曲されている。そして、係る二個
の係合爪を支柱の上下2箇所の係合孔にそれぞれ挿入し
た後、引き下げることにより、各係合爪の基部を各係合
孔の下縁に係合する。係る操作によって棚受けは支柱に
取り付けられるが、棚受けを引き上げれば係合爪は容易
に係合孔から離脱するので、棚受けの上下位置を任意に
変更することができる。また、棚(ホットプレート)は
その後棚受けの取付部に載置されて保持されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の棚
装置における棚受けは、係合爪を支柱の係合孔に挿入し
て引き下げるのみの取付状態であったため、振動によっ
て棚受けが浮き上がると係合爪は係合孔から容易に離脱
し、それによって棚受け(及び棚)は支柱から脱落して
しまう。そのため、従来の棚装置ではショーケース等の
工場出荷時に棚受け(及び棚)を予め支柱に取り付けて
置くことができず、店舗等にショーケース等を据え付け
てから使用者自らが棚受けを支柱に取り付け、棚を保持
させなければならず、作業が極めて煩雑なものとなって
いた。
装置における棚受けは、係合爪を支柱の係合孔に挿入し
て引き下げるのみの取付状態であったため、振動によっ
て棚受けが浮き上がると係合爪は係合孔から容易に離脱
し、それによって棚受け(及び棚)は支柱から脱落して
しまう。そのため、従来の棚装置ではショーケース等の
工場出荷時に棚受け(及び棚)を予め支柱に取り付けて
置くことができず、店舗等にショーケース等を据え付け
てから使用者自らが棚受けを支柱に取り付け、棚を保持
させなければならず、作業が極めて煩雑なものとなって
いた。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、支柱に棚受けを強固に取
り付けることができ、且つ、その着脱作業も容易とした
棚装置を提供することを目的とする。
るために成されたものであり、支柱に棚受けを強固に取
り付けることができ、且つ、その着脱作業も容易とした
棚装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の棚装置1は、支
柱2と、この支柱2に取り付けられた棚受け3と、この
棚受け3に保持された棚4とから成り、支柱2は、所定
間隔を存して形成された左右一対の上部係合孔14、1
5と、これら上部係合孔14、15の下方に形成された
下部係合孔16を有すると共に、棚受け3は、棚4を保
持する保持部19と、相対向して突出形成された左右一
対の弾性係合爪21、22と、各弾性係合爪21、22
の基部から反対方向にそれぞれ延在する左右一対の摘み
部23、24と、弾性係合爪21、22の下方において
突出する係合突起27とを有し、これら係合突起27は
下部係合孔16に挿入されて係合し、弾性係合爪21、
22は上部係合孔14、15にそれぞれ挿入されてそれ
らの隣接する縁部14A、15Aに係合するものであ
る。
柱2と、この支柱2に取り付けられた棚受け3と、この
棚受け3に保持された棚4とから成り、支柱2は、所定
間隔を存して形成された左右一対の上部係合孔14、1
5と、これら上部係合孔14、15の下方に形成された
下部係合孔16を有すると共に、棚受け3は、棚4を保
持する保持部19と、相対向して突出形成された左右一
対の弾性係合爪21、22と、各弾性係合爪21、22
の基部から反対方向にそれぞれ延在する左右一対の摘み
部23、24と、弾性係合爪21、22の下方において
突出する係合突起27とを有し、これら係合突起27は
下部係合孔16に挿入されて係合し、弾性係合爪21、
22は上部係合孔14、15にそれぞれ挿入されてそれ
らの隣接する縁部14A、15Aに係合するものであ
る。
【0007】
【作用】本発明の棚装置によれば、棚受けを支柱に取り
付ける際、先ず棚受けの係合突起を支柱の下部係合孔に
挿入して係合する。次に、左右一対の摘み部を摘んで双
方を近接させれば、反対側の弾性係合爪はその弾性によ
り拡開する。その状態で両弾性係合爪を上部係合孔にそ
れぞれ挿入し、その後摘み部を放せば両弾性係合爪は元
の状態に復帰し、上部係合孔の隣接する縁部に係合す
る。棚は係る棚受けの保持部に保持させる。
付ける際、先ず棚受けの係合突起を支柱の下部係合孔に
挿入して係合する。次に、左右一対の摘み部を摘んで双
方を近接させれば、反対側の弾性係合爪はその弾性によ
り拡開する。その状態で両弾性係合爪を上部係合孔にそ
れぞれ挿入し、その後摘み部を放せば両弾性係合爪は元
の状態に復帰し、上部係合孔の隣接する縁部に係合す
る。棚は係る棚受けの保持部に保持させる。
【0008】この取付状態において、棚受けは下部の係
合突起と上部の弾性係合爪において支柱に係合している
ため、棚に載置される物品の荷重にも十分に対処するこ
とができる。特に、左右一対の弾性係合爪が左右一対の
上部係合孔の隣接する縁部に係合しているので、左右方
向への振動及び上下方向への振動が加わっても棚受けが
支柱から脱落することは無い。従って、工場出荷時に棚
受け(及び棚)を支柱に予め取り付けて置くことが可能
となる。
合突起と上部の弾性係合爪において支柱に係合している
ため、棚に載置される物品の荷重にも十分に対処するこ
とができる。特に、左右一対の弾性係合爪が左右一対の
上部係合孔の隣接する縁部に係合しているので、左右方
向への振動及び上下方向への振動が加わっても棚受けが
支柱から脱落することは無い。従って、工場出荷時に棚
受け(及び棚)を支柱に予め取り付けて置くことが可能
となる。
【0009】そして、棚受けを支柱から取り外す際に
は、摘み部を摘んで双方を近接させれば弾性係合爪はそ
の弾性により拡開するので、そのまま引き抜くことによ
り弾性係合爪は上部係合孔から離脱し、そして、係合突
起も下部係合孔から離脱させられる。従って、係る簡単
な操作により棚受けを容易に支柱から取り外すことがで
きるようになり、総じて棚受けの支柱への着脱が容易に
行える。
は、摘み部を摘んで双方を近接させれば弾性係合爪はそ
の弾性により拡開するので、そのまま引き抜くことによ
り弾性係合爪は上部係合孔から離脱し、そして、係合突
起も下部係合孔から離脱させられる。従って、係る簡単
な操作により棚受けを容易に支柱から取り外すことがで
きるようになり、総じて棚受けの支柱への着脱が容易に
行える。
【0010】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の棚装置1の斜視図、図2は本発明の
棚装置1を適用する実施例としての業務用の冷蔵庫6の
斜視図、図3は冷蔵庫6の平断面図、図4は本発明の棚
装置1を構成する棚受け3の平面図、図5は棚受け3の
背面図、図6は棚受け3の側面図、図7は本発明の棚装
置1を構成する支柱2と棚受け3の斜視図である。
る。図1は本発明の棚装置1の斜視図、図2は本発明の
棚装置1を適用する実施例としての業務用の冷蔵庫6の
斜視図、図3は冷蔵庫6の平断面図、図4は本発明の棚
装置1を構成する棚受け3の平面図、図5は棚受け3の
背面図、図6は棚受け3の側面図、図7は本発明の棚装
置1を構成する支柱2と棚受け3の斜視図である。
【0011】各図において、冷蔵庫6は前方に開口する
断熱箱体7と、この断熱箱体7の開口を開閉自在に閉塞
する四枚の断熱扉8・・とから構成されており、係る断
熱箱体7の内部に貯蔵室9が形成されている。断熱箱体
7の天面には冷却装置の図示しない圧縮機や凝縮器を設
置する機械室11が構成されており、貯蔵室9内の天井
部には前記冷却装置に含まれる図示しない冷却器が設け
られている。そして、係る冷却器からの冷気を図2に矢
印で示す如く貯蔵室9内に強制循環することにより、貯
蔵室9内を所定の温度に冷却するものである。
断熱箱体7と、この断熱箱体7の開口を開閉自在に閉塞
する四枚の断熱扉8・・とから構成されており、係る断
熱箱体7の内部に貯蔵室9が形成されている。断熱箱体
7の天面には冷却装置の図示しない圧縮機や凝縮器を設
置する機械室11が構成されており、貯蔵室9内の天井
部には前記冷却装置に含まれる図示しない冷却器が設け
られている。そして、係る冷却器からの冷気を図2に矢
印で示す如く貯蔵室9内に強制循環することにより、貯
蔵室9内を所定の温度に冷却するものである。
【0012】前記貯蔵室9の背壁内面には上下方向に四
本の金属製支柱2・・が取り付けられ、左右側壁内面に
もそれぞれ同様の支柱2が取り付けられている。更に、
断熱箱体7の開口を左右に仕切る仕切部材12の内面に
も二本の支柱2、2が並設されている。そして、各支柱
2には同じ高さとなる位置にそれぞれ棚受け3が取り付
けられると共に、同じ高さの棚受け3・・には網状に成
形された棚4が左右に2枚ずつ並んで保持されている。
このような棚受け3・・と棚4は各支柱2に対して実施
例では上下方向に四段架設され、各棚4には冷蔵すべき
食品が載置されることになる。
本の金属製支柱2・・が取り付けられ、左右側壁内面に
もそれぞれ同様の支柱2が取り付けられている。更に、
断熱箱体7の開口を左右に仕切る仕切部材12の内面に
も二本の支柱2、2が並設されている。そして、各支柱
2には同じ高さとなる位置にそれぞれ棚受け3が取り付
けられると共に、同じ高さの棚受け3・・には網状に成
形された棚4が左右に2枚ずつ並んで保持されている。
このような棚受け3・・と棚4は各支柱2に対して実施
例では上下方向に四段架設され、各棚4には冷蔵すべき
食品が載置されることになる。
【0013】前記支柱2、棚受け3及び棚4により本発
明の棚装置1が構成されるものであるが、次に、係る棚
装置1の構造を詳述する。支柱2の前面には図1及び図
7に示す如く上下方向に長い左右一対の上部係合孔1
4、15が相互に所定間隔を存して穿設されており、そ
の中間となる位置の下方には横方向に長いスリット状の
下部係合孔16が穿設されている。係る上部係合孔1
4、15及び下部係合孔16は一組となり、支柱2には
上下方向に一定の間隔を存して複数組形成されている。
明の棚装置1が構成されるものであるが、次に、係る棚
装置1の構造を詳述する。支柱2の前面には図1及び図
7に示す如く上下方向に長い左右一対の上部係合孔1
4、15が相互に所定間隔を存して穿設されており、そ
の中間となる位置の下方には横方向に長いスリット状の
下部係合孔16が穿設されている。係る上部係合孔1
4、15及び下部係合孔16は一組となり、支柱2には
上下方向に一定の間隔を存して複数組形成されている。
【0014】一方、前記棚受け3は硬質合成樹脂の射出
成形にて形成されており、矩形状の基体18と、この基
体18の上面に形成され、上方及び左右方向に開放した
クランプ形状の保持部19と、基体18の両側部から後
方に相対向して突出形成された左右一対の弾性係合爪2
1、22と、各弾性係合爪21、22の基部に位置する
前記基体18の両側部から各弾性係合爪21、22とは
反対方向にそれぞれ延在する左右一対の摘み部23、2
4と、前記基体18の下面から下後方に突出する下降部
26と、この下降部26の先端において下方に垂下して
形成され、各弾性係合爪21、22の下方に位置する係
合突起27とから成る。
成形にて形成されており、矩形状の基体18と、この基
体18の上面に形成され、上方及び左右方向に開放した
クランプ形状の保持部19と、基体18の両側部から後
方に相対向して突出形成された左右一対の弾性係合爪2
1、22と、各弾性係合爪21、22の基部に位置する
前記基体18の両側部から各弾性係合爪21、22とは
反対方向にそれぞれ延在する左右一対の摘み部23、2
4と、前記基体18の下面から下後方に突出する下降部
26と、この下降部26の先端において下方に垂下して
形成され、各弾性係合爪21、22の下方に位置する係
合突起27とから成る。
【0015】前記弾性係合爪21、22の基部に位置す
る基体18には上下方向及び後方に開放した溝28が形
成されており、これによって摘み部23、24を相互に
近接させるだけで、反対側の弾性係合爪21、22はそ
の弾性により相互に容易に離間し、拡開できるようにさ
れている。また、各弾性係合爪21、22の先端の相対
向する面は楔状となっていると共に、それらの寸法は前
記支柱2の上部係合孔14、15にそれぞれ挿入可能な
寸法であって、各弾性係合爪21、22相互の間隔は、
通常状態で上部係合孔14、15の隣接する縁部14
A、15Aの間隔と同等か少許小さく成されている。更
に、係合突起27の寸法は前記支柱2の下部係合孔16
に挿入され、支柱2の前面裏側に移動可能な寸法とされ
ていると共に、保持部19は前記棚4の周囲枠4Aが嵌
合可能な寸法とされている。
る基体18には上下方向及び後方に開放した溝28が形
成されており、これによって摘み部23、24を相互に
近接させるだけで、反対側の弾性係合爪21、22はそ
の弾性により相互に容易に離間し、拡開できるようにさ
れている。また、各弾性係合爪21、22の先端の相対
向する面は楔状となっていると共に、それらの寸法は前
記支柱2の上部係合孔14、15にそれぞれ挿入可能な
寸法であって、各弾性係合爪21、22相互の間隔は、
通常状態で上部係合孔14、15の隣接する縁部14
A、15Aの間隔と同等か少許小さく成されている。更
に、係合突起27の寸法は前記支柱2の下部係合孔16
に挿入され、支柱2の前面裏側に移動可能な寸法とされ
ていると共に、保持部19は前記棚4の周囲枠4Aが嵌
合可能な寸法とされている。
【0016】以上の如き構成で、支柱2に棚受け3を取
り付ける際には、先ず棚受け3の係合突起27を支柱2
の下部係合孔16に挿入し、支柱2の前面裏側に移動さ
せて下部係合孔16に係合させる。次に、左右の摘み部
23、24を指で摘んで双方を近接させれば、反対側の
弾性係合爪21、22はその弾性により前述の如く容易
に拡開する。その状態で両弾性係合爪21、22を上部
係合孔14、15にそれぞれ挿入し、その後摘み部2
3、24から指を放せば両弾性係合爪21、22は元の
通常状態に復帰し、上部係合孔14、15の隣接する縁
部14A、15Aを挟持する形でそれらに係合するの
で、以上により棚受け3は支柱2に取り付けられる。そ
の後、保持部19に上から棚4の周囲枠4Aを嵌合する
ことにより、棚4を棚受け3に保持させ、これによって
棚4の架設を終了する。
り付ける際には、先ず棚受け3の係合突起27を支柱2
の下部係合孔16に挿入し、支柱2の前面裏側に移動さ
せて下部係合孔16に係合させる。次に、左右の摘み部
23、24を指で摘んで双方を近接させれば、反対側の
弾性係合爪21、22はその弾性により前述の如く容易
に拡開する。その状態で両弾性係合爪21、22を上部
係合孔14、15にそれぞれ挿入し、その後摘み部2
3、24から指を放せば両弾性係合爪21、22は元の
通常状態に復帰し、上部係合孔14、15の隣接する縁
部14A、15Aを挟持する形でそれらに係合するの
で、以上により棚受け3は支柱2に取り付けられる。そ
の後、保持部19に上から棚4の周囲枠4Aを嵌合する
ことにより、棚4を棚受け3に保持させ、これによって
棚4の架設を終了する。
【0017】以上の取付状態において、棚受け3は下部
の係合突起27と上部の弾性係合爪21、22において
支柱2の下部係合孔16及び上部係合孔14、15にそ
れぞれ係合しているため、棚4に載置された物品の荷重
にも棚受け3は十分に対処することができる。特に、左
右一対の弾性係合爪21、22が左右一対の上部係合孔
14、15の隣接する縁部14A、15Aを挟持する形
でそれらに係合しているので、冷蔵庫6の輸送時等に左
右方向への振動及び上下方向への振動が加わっても、棚
受け3が支柱2から脱落することは無い。従って、冷蔵
庫6の工場出荷時に棚受け3及び棚4を支柱2に予め架
設して置くことが可能となり、冷蔵庫6の据え付け現場
において使用者が自ら棚受け3を取り付け、棚4を架設
する煩雑な作業を解消することができる。
の係合突起27と上部の弾性係合爪21、22において
支柱2の下部係合孔16及び上部係合孔14、15にそ
れぞれ係合しているため、棚4に載置された物品の荷重
にも棚受け3は十分に対処することができる。特に、左
右一対の弾性係合爪21、22が左右一対の上部係合孔
14、15の隣接する縁部14A、15Aを挟持する形
でそれらに係合しているので、冷蔵庫6の輸送時等に左
右方向への振動及び上下方向への振動が加わっても、棚
受け3が支柱2から脱落することは無い。従って、冷蔵
庫6の工場出荷時に棚受け3及び棚4を支柱2に予め架
設して置くことが可能となり、冷蔵庫6の据え付け現場
において使用者が自ら棚受け3を取り付け、棚4を架設
する煩雑な作業を解消することができる。
【0018】一方、棚4の高さを変更する等のために棚
受け3を支柱2から取り外す際には、摘み部23、24
を摘んで双方を近接させれば弾性係合爪21、22はそ
の弾性により拡開するので、そのまま引き抜くことによ
り弾性係合爪21、22を上部係合孔14、15から離
脱させることができる。そして、そのまま上方に引き上
げれば係合突起27も下部係合孔16から離脱させられ
るので、係る簡単な操作により棚受け3を容易に支柱2
から取り外すことができる。以上の如く本発明によれば
棚受け3の支柱2への着脱が容易に行えるので、棚4の
高さ変更或いは段数変更等の作業性が著しく向上するも
のである。
受け3を支柱2から取り外す際には、摘み部23、24
を摘んで双方を近接させれば弾性係合爪21、22はそ
の弾性により拡開するので、そのまま引き抜くことによ
り弾性係合爪21、22を上部係合孔14、15から離
脱させることができる。そして、そのまま上方に引き上
げれば係合突起27も下部係合孔16から離脱させられ
るので、係る簡単な操作により棚受け3を容易に支柱2
から取り外すことができる。以上の如く本発明によれば
棚受け3の支柱2への着脱が容易に行えるので、棚4の
高さ変更或いは段数変更等の作業性が著しく向上するも
のである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、棚受
けが支柱に取り付けられた状態で、下部の係合突起と上
部の弾性係合爪において支柱に係合しているため、棚に
載置される物品の荷重にも十分に対処することができる
と共に、特に、左右一対の弾性係合爪が左右一対の上部
係合孔の隣接する縁部に係合しているので、左右方向へ
の振動及び上下方向への振動が加わっても、棚受けが支
柱から脱落することが防止される。従って、工場出荷時
等から棚受け、或いは棚受けと棚の双方を支柱に予め取
り付けて置くことが可能となり、従来使用者に強いられ
ていた作業を著しく簡素化することが可能となるもので
ある。
けが支柱に取り付けられた状態で、下部の係合突起と上
部の弾性係合爪において支柱に係合しているため、棚に
載置される物品の荷重にも十分に対処することができる
と共に、特に、左右一対の弾性係合爪が左右一対の上部
係合孔の隣接する縁部に係合しているので、左右方向へ
の振動及び上下方向への振動が加わっても、棚受けが支
柱から脱落することが防止される。従って、工場出荷時
等から棚受け、或いは棚受けと棚の双方を支柱に予め取
り付けて置くことが可能となり、従来使用者に強いられ
ていた作業を著しく簡素化することが可能となるもので
ある。
【0020】また、左右一対の摘み部を摘んで双方を近
接させれば、反対側の弾性係合爪はその弾性により容易
に拡開するので、棚受けを支柱に着脱する際の作業性を
著しく向上させることができるものである。
接させれば、反対側の弾性係合爪はその弾性により容易
に拡開するので、棚受けを支柱に着脱する際の作業性を
著しく向上させることができるものである。
【図1】本発明の棚装置の斜視図である。
【図2】本発明の棚装置を適用する実施例としての冷蔵
庫の斜視図である。
庫の斜視図である。
【図3】図2の冷蔵庫の平断面図である。
【図4】本発明の棚装置を構成する棚受けの平面図であ
る。
る。
【図5】棚受けの背面図である。
【図6】棚受けの側面図である。
【図7】本発明の棚装置を構成する支柱と棚受けの斜視
図である。
図である。
1 棚装置 2 支柱 3 棚受け 4 棚 14 上部係合孔 14A 縁部 15 上部係合孔 15A 縁部 16 下部係合孔 19 保持部 21 弾性係合爪 22 弾性係合爪 23 摘み部 24 摘み部 27 係合突起
Claims (1)
- 【請求項1】 支柱と、該支柱に取り付けられた棚受け
と、該棚受けに保持された棚とから成る棚装置におい
て、前記支柱は、所定間隔を存して形成された左右一対
の上部係合孔と、該上部係合孔の下方に形成された下部
係合孔を具備すると共に、前記棚受けは、前記棚を保持
する保持部と、相対向して突出形成された左右一対の弾
性係合爪と、各弾性係合爪の基部から反対方向にそれぞ
れ延在する左右一対の摘み部と、前記弾性係合爪の下方
において突出する係合突起とを具備し、該係合突起は前
記下部係合孔に挿入されて係合し、前記弾性係合爪は前
記上部係合孔にそれぞれ挿入されてそれらの隣接する縁
部に係合することを特徴とする棚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09360693A JP3301813B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 棚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09360693A JP3301813B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 棚装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06277123A JPH06277123A (ja) | 1994-10-04 |
JP3301813B2 true JP3301813B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=14086995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09360693A Expired - Fee Related JP3301813B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 棚装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3301813B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN1327174C (zh) * | 2001-12-27 | 2007-07-18 | Gac株式会社 | 收纳装置 |
JP5554084B2 (ja) * | 2010-02-19 | 2014-07-23 | 三洋電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP09360693A patent/JP3301813B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06277123A (ja) | 1994-10-04 |
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