JPH0510649A - シヨーケース - Google Patents

シヨーケース

Info

Publication number
JPH0510649A
JPH0510649A JP15900591A JP15900591A JPH0510649A JP H0510649 A JPH0510649 A JP H0510649A JP 15900591 A JP15900591 A JP 15900591A JP 15900591 A JP15900591 A JP 15900591A JP H0510649 A JPH0510649 A JP H0510649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold air
duct
showcase
ventilation
aeration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15900591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Matsunomoto
辰男 松ノ元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15900591A priority Critical patent/JPH0510649A/ja
Publication of JPH0510649A publication Critical patent/JPH0510649A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクトの通風孔への冷気通過を容易にして庫
内の被冷却品の温度分布を均一にすることができると共
に、上記ダクトの冷却稼動時間の経過による変形を防止
して冷却効率を向上させることができる、ショーケース
を提供する。 【構成】 冷却室24と収納庫26との隔壁に開口され
た冷気入口29近傍に起立され、この冷気入口29から
供給される強制通風冷気を案内する冷気通風路を区画す
るダクト30を備えており、上記ダクト30の高さ方向
の所定の位置にその幅方向に沿って複数の通風孔31を
穿設すると共に、これら通風孔31の上部近傍にこれら
に沿って上記冷気通風路側に突出したリブ32を設けた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はショーケースに係り、特
に冷気の強制通風方式として透明ダクトを具備した縦型
ショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のショーケース1は、例え
ば、図6に示されているような外観を呈している。即
ち、ショーケース1の下部には、断熱材2等によって区
画形成された冷却室3が位置されており、その内部には
圧縮機や凝縮器等の冷却要素(図示せず)が収納されて
いる。また、この冷却室3の上部には、四側面が複層ガ
ラス4によって区画形成された収納庫5が位置されてお
り、その上部には断熱材2が設けられている。そして、
この収納庫5内には、被冷却品(図示せず)を載置する
ための複数の網棚6が適宜設けられている。
【0003】近年、上記ショーケース1には、図7に示
されているように、冷気の強制通風方式としてダクト7
が具備されている。
【0004】図示されているように、このダクト7は上
記冷却室3と収納庫5とを隔離する断熱材2に開口され
た冷気入口8の近傍に起立されており、上記冷却室3内
には該冷気入口8に臨んで冷却器9及び冷却器用ファン
モータ10が位置されている。上記ダクト7は、例え
ば、透明合成樹脂等をコ字状に成形した板材からなり、
図8に示されているように、その高さ方向の適宜の位置
には複数の通風孔11がその幅方向に沿って穿設されて
いる。
【0005】このように構成されたショーケース1にお
ける冷気の強制通風方式とは、上記冷却器9の冷気を上
記冷却器用ファンモータ10により、上記冷気入口8か
らダクト7に沿って強制通風し、この強制通風された冷
気が該ダクト7の通風孔11から庫内に配風され、上記
網棚6上の被冷却品が冷却されるというものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のショ
ーケース1にあっては、上記ダクト7に沿って強制通風
された冷気がその通風孔11を通過し難く、有効に庫内
に配風されないため、庫内の被冷却品の温度分布が不均
一になるという問題があった。
【0007】この現象は、特に低電圧運転(90V程度)
時において、顕著であった。
【0008】また、冷却稼動時間の経過により、図9に
示されているように、上記ダクト7に反り等の変形7a
が生じ、この変形によって該ダクト7が区画する冷気通
風路が塞がれてしまい、冷却効率が低下するという問題
があった。
【0009】本発明の目的は、上記課題に鑑み、ダクト
の通風孔への冷気通過を容易にして庫内の被冷却品の温
度分布を均一にすることができると共に、該ダクトの冷
却稼動時間の経過による変形を防止して冷却効率を向上
させることができる、ショーケースを提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
るショーケースによれば、下部に冷却要素を収納する冷
却室が、その上部に被冷却品を収納・陳列する収納庫が
位置され、これらの隔壁に開口された冷気入口近傍に起
立されて該冷気入口から供給される強制通風冷気を案内
する冷気通風路を区画するダクトを備えたショーケース
において、上記ダクトの高さ方向の所定の位置にその幅
方向に沿って複数の通風孔を穿設すると共に、該通風孔
の上部近傍にこれらに沿って上記冷気通風路側に突出し
たリブを設けたことにより、達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、上記ダクトは冷却室と収納
庫との隔壁に開口された冷気入口近傍に起立され、冷気
通風路を区画して上記冷気入口から供給される強制通風
冷気を案内している。このダクトには、その高さ方向の
所定の位置にその幅方向に沿って複数の通風孔が穿設さ
れている。また、これら通風孔の上部近傍には、これら
に沿ってリブが設けられ、このリブは上記ダクトの冷気
通風路側に突出されている。
【0012】従って、上記冷気入口から供給された強制
通風冷気は、上記ダクトが区画する冷気通風路を通過・
上昇するが、該ダクトの冷気通風路側にリブが突出して
いるので、強制通風冷気の一部が該リブに衝突して乱流
となり、横方向に進路変更される。このリブは上記通風
孔の上部近傍に位置されているので、進路変更された冷
気は該通風孔を容易に通過することになり、その結果、
庫内に冷気が配風され、被冷却品の温度分布を均一にす
ることができるものである。
【0013】また、上記ダクトにその幅方向に沿ってリ
ブが設けられたことにより、該ダクトがリブによって補
強されることになる。これにより、冷却稼動時間の経過
により生じるダクトの反り等の変形が防止され、該ダク
トが区画する冷気通風路がその変形によって塞がれない
ため、ショーケースの冷却効率を向上させることができ
るものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るショーケースの好適実施
例を添付図面に基づいて詳述する。 図1は、本発明に
係るショーケース20の第1の実施例を示す要部断面図
であり、外観上は従来と同様の様相を呈している。
【0015】図示されているように、ショーケース20
の下部には、冷却器21や冷却器用ファンモータ22等
の冷却要素23を収納する冷却室24が位置されてい
る。この冷却室24は、断熱材25等によって区画形成
されている。また、上記冷却室24の上部には、被冷却
品(図示せず)を収納・陳列する収納庫26が位置され
ている。この収納庫26は、四側面が複層ガラス27に
よって区画形成され、その上部には断熱材25が設けら
れている。さらに、この収納庫26内には、上記被冷却
品を載置するための複数の網棚28が適宜設けられてい
る。
【0016】また、上記冷却室24と収納庫26とを隔
離する断熱材25には、冷気入口29が開口されてい
る。上記冷却室24内に収納された冷却器21は、この
冷気入口29に臨むように位置されており、その後方に
位置された冷却器用ファンモータ22は上記冷却器21
の冷気を上記冷気入口29に向けて強制通風するように
なっている。
【0017】さらに、この冷気入口29の近傍には、強
制通風方式としてのダクト30が起立して設けられてい
る。このダクト30は、例えば、透明合成樹脂等をコ字
状に成形した板材からなっている。上記冷気入口29が
隔壁断熱材25の中央部に二箇所開口されているため、
上記ダクト30も二枚備えられ、屈曲縁部を相対向させ
て矩形筒体を形成するように起立して設けられている。
すなわち、これらダクト30は、上記冷気入口29から
供給される強制通風冷気を案内する冷気通風路を区画形
成している。
【0018】そして、図2に示されているように、上記
コ字状のダクト30の高さ方向の適宜の位置には、複数
の通風孔31がその幅方向に沿って穿設されている。本
実施例にあっては、上記複数の通風孔31は、上記ダク
ト30の高さ方向の二箇所の位置に、二列に穿設されて
いる。すなわち、各列の通風孔31が、上記収納庫26
内の網棚28の間に位置するように穿設されている。
【0019】また、上記ダクト30の通風孔31の上部
近傍には、これら複数の通風孔31に沿ってリブ32が
設けられている。本実施例にあっては、上記リブ32は
矩形の棒材からなり、例えば、上記ダクト30と共材に
て形成したものを接着剤等により該ダクト30に取り付
けたものである。さらに、上記ダクト30に二列の通風
孔31が穿設されているため、上記リブ32は各列の上
部近傍に設けられている。
【0020】そして、上記リブ32は、図3に示されて
いるように、上記ダクト30の冷気通風路側に突出させ
て設けられている。このリブ32の突出量は、上記ダク
ト30の屈曲縁部の突出量よりも小さく設定されてい
る。
【0021】尚、このように形成されたダクト30の上
記ショーケース20への装着は、該ダクト30の幅方向
がショーケース20の奥行き方向となるようになされ
る。
【0022】また、上記通風孔31の列数と、上記リブ
32の本数とを必ずしも対応させる必要はない。
【0023】次に、第1の実施例における作用を述べ
る。
【0024】上述したように、上記ショーケース20に
おいて、上記ダクト30は冷却室24と収納庫26との
隔壁断熱材25に開口された冷気入口29の近傍に起立
され、冷気通風路を区画して該冷気入口29から供給さ
れる強制通風冷気を案内している。このダクト30に
は、その高さ方向の二箇所の位置にその幅方向に沿って
複数の通風孔31が穿設されている。また、各列の通風
孔31の上部近傍には、これらに沿ってそれぞれリブ3
2が設けられおり、各リブ32は上記ダクト30の冷気
通風路側に突出されている。
【0025】このように構成されたショーケース20に
おける冷気の強制通風方式は、以下のようになされる。
【0026】即ち、上記冷却器21の冷気が、上記冷却
器用ファンモータ22により、上記冷気入口29に向け
て強制通風される。この冷気入口29から供給された強
制通風冷気は、上記ダクト30が区画する冷気通風路を
通過・上昇する。この際、該ダクト30の冷気通風路側
に上記リブ32を突出させて設けているので、強制通風
冷気の一部は該リブ32に衝突して乱流となり、横方向
に進路変更される。このリブ32は各列の通風孔31の
上部近傍に位置されているので、進路変更された冷気は
該通風孔31を容易に通過することになる。各列の通風
孔31は、上記収納庫26内の網棚28の間に位置する
ように穿設されているので、庫内に冷気が配風され、被
冷却品の温度分布を均一にすることができるものであ
る。
【0027】また、上記ダクト30にその幅方向に沿っ
て二本のリブ32が設けられたことにより、該ダクト3
0がリブ32によって補強されることになる。これによ
り、冷却稼動時間の経過により生じる各ダクト30の反
り等の変形が防止され、該ダクト30が区画する冷気通
風路がその変形によって塞がれないため、ショーケース
20の冷却効率を向上させることができるものである。
【0028】図4及び図5は、本発明に係るショーケー
スの第2の実施例を示し、上記ダクト30に設けるリブ
32の構造を改良したものである。
【0029】即ち、第2の実施例はダクト40をコ字状
に成形する際に、リブ42が該ダクト40の冷却通風路
側に窪んで突出するように一体成形して設けたものであ
る。
【0030】第2の実施例は、上記第1の実施例と同様
の作用・効果を奏するが、特に第2の実施例にあって
は、第1の実施例に比して加工工数を低減することがで
きる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るショー
ケースよれば、ダクトの通風孔への冷気通過を容易にし
て庫内の被冷却品の温度分布を均一にすることができる
と共に、該ダクトの冷却稼動時間の経過による変形を防
止して冷却効率を向上させることができる、という優れ
た効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のショーケースの内部を示す要部
断面図である。
【図2】第1の実施例のショーケースに採用するダクト
を示す斜視図である。
【図3】第1の実施例のショーケースに採用するダクト
を示す側断面図である。
【図4】第2の実施例のショーケースに採用するダクト
を示す斜視図である。
【図5】第2の実施例のショーケースに採用するダクト
を示す側断面図である。
【図6】従来のショーケースの外観を示す斜視図であ
る。
【図7】従来のショーケースの内部を示す要部断面図で
ある。
【図8】従来のショーケースに採用されているダクトを
示す斜視図である。
【図9】従来のショーケースに採用されているダクトの
変形状況を示す概略図である。
【符号の説明】
20・・・ショーケース 24・・・冷却室 26・・・収納庫 29・・・冷気入口 30・・・ダクト 31・・・通風孔 32・・・リブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下部に冷却要素を収納する冷却室が、そ
    の上部に被冷却品を収納・陳列する収納庫が位置され、
    これらの隔壁に開口された冷気入口近傍に起立されて該
    冷気入口から供給される強制通風冷気を案内する冷気通
    風路を区画するダクトを備えたショーケースにおいて、
    上記ダクトの高さ方向の所定の位置にその幅方向に沿っ
    て複数の通風孔を穿設すると共に、該通風孔の上部近傍
    にこれらに沿って上記冷気通風路側に突出したリブを設
    けたことを特徴とする、ショーケース。
JP15900591A 1991-06-28 1991-06-28 シヨーケース Pending JPH0510649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15900591A JPH0510649A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 シヨーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15900591A JPH0510649A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 シヨーケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0510649A true JPH0510649A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15684161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15900591A Pending JPH0510649A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 シヨーケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0510649A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009041827A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Sanden Corp ショーケース
AU2009202747B2 (en) * 2008-08-21 2015-10-22 Sanyo Electric Co., Ltd. Low temperature showcase
US9259054B2 (en) 2010-04-16 2016-02-16 Asics Corporation Structure for front foot portion of upper of shoe

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009041827A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Sanden Corp ショーケース
AU2009202747B2 (en) * 2008-08-21 2015-10-22 Sanyo Electric Co., Ltd. Low temperature showcase
US9259054B2 (en) 2010-04-16 2016-02-16 Asics Corporation Structure for front foot portion of upper of shoe

Similar Documents

Publication Publication Date Title
MX2012011217A (es) Mejoras en o que se refieren a aparatos exhibidores refrigerados.
JP5556208B2 (ja) ショーケース
US3324783A (en) Air directing grid construction
KR101021080B1 (ko) 캔틸레버 선반을 구비하는 냉장고용 냉기 공급 덕트조립구조
US3347145A (en) Air distribution structure for refrigerated case
JPH0510649A (ja) シヨーケース
CN111700436A (zh) 一种风幕式陈列柜
JPH06213550A (ja) 冷凍冷蔵庫
US20020047506A1 (en) Refrigerator shelf
JP2880464B2 (ja) アラウンドショーケース
EP4006458B1 (en) Refrigerator with obliquely arranged evaporator
JP2880275B2 (ja) 冷蔵庫
JP4362191B2 (ja) 冷蔵オープンショーケース
JPH09329385A (ja) オープンショーケース
JP3886195B2 (ja) 冷気循環式オープンショーケース
KR200218951Y1 (ko) 오픈 쇼케이스의 냉각공기 순환장치
JPH10300315A (ja) オープンショーケース
JPH0942821A (ja) 冷凍機内蔵型オープンショーケース
JP2782642B2 (ja) 冷気循環式オープンショーケース
KR100675439B1 (ko) 저온쇼케이스
JP2567714B2 (ja) ショーケース及びその気流循環方法
JP3347992B2 (ja) 冷却庫
JP3633720B2 (ja) 自動販売機のダクト装置
JPH0230708Y2 (ja)
JP3911341B2 (ja) 冷却貯蔵庫