JP2003261299A - フォークリフト - Google Patents
フォークリフトInfo
- Publication number
- JP2003261299A JP2003261299A JP2002062850A JP2002062850A JP2003261299A JP 2003261299 A JP2003261299 A JP 2003261299A JP 2002062850 A JP2002062850 A JP 2002062850A JP 2002062850 A JP2002062850 A JP 2002062850A JP 2003261299 A JP2003261299 A JP 2003261299A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- lock
- locking
- fork
- lock bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロック動作中は走行を不可能にしてパレット
のロックを確実に行なうこと。 【解決手段】 ロックバーと共にフォークをパレットに
差し込んでいくと、パレット検出センサによりパレット
が検出される(ステップS1)。これにより、ロックバ
ーを駆動するためのパワーシリンダが駆動されるが、パ
ワーシリンダの入検出センサのオン信号(ステップS
2)を受けた制御装置がフォークリフトの走行を不可に
制御する(ステップS3)。ロック動作の終了を検出す
るパワーシリンダの出検出センサからの信号を受けるま
でパレットのロック動作が行なわれる(ステップS4、
5)。出検出センサからのオン信号を受けてパワーシリ
ンダを停止させた後に、走行可能に制御する(ステップ
S6、7)。
のロックを確実に行なうこと。 【解決手段】 ロックバーと共にフォークをパレットに
差し込んでいくと、パレット検出センサによりパレット
が検出される(ステップS1)。これにより、ロックバ
ーを駆動するためのパワーシリンダが駆動されるが、パ
ワーシリンダの入検出センサのオン信号(ステップS
2)を受けた制御装置がフォークリフトの走行を不可に
制御する(ステップS3)。ロック動作の終了を検出す
るパワーシリンダの出検出センサからの信号を受けるま
でパレットのロック動作が行なわれる(ステップS4、
5)。出検出センサからのオン信号を受けてパワーシリ
ンダを停止させた後に、走行可能に制御する(ステップ
S6、7)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークにより持
ち上げたパレットを、搬送時にパレット上で不測に位置
ずれしたり、あるいはフォーク上で揺動したりしないよ
うロックするための、パレットロック装置を備えたフォ
ークリフトに関する。
ち上げたパレットを、搬送時にパレット上で不測に位置
ずれしたり、あるいはフォーク上で揺動したりしないよ
うロックするための、パレットロック装置を備えたフォ
ークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、フォークによりパレットを支
持した状態で運転台ごと昇降自在とし、高所で荷のピッ
キング等の荷役作業を行なうオーダピッキングトラック
1の側面図を示している。該オーダピッキングトラック
1においては、一対のフォーク2を備えた運転台3が、
マスト装置に沿って該フォーク2と一体的に昇降できる
ようになっている。フォーク2をパレット6に差し込ん
だ状態で該パレット6を上昇させ、オペレータがパレッ
ト6上に移動して棚との間で荷役作業を行なう。この荷
役作業は高所で行なわれることが多いので、パレット6
がフォーク2上で揺動すればオペレータが落下する等の
危険があるので、これを防止するため、パレットロック
用のバー5が設けられることがある。
持した状態で運転台ごと昇降自在とし、高所で荷のピッ
キング等の荷役作業を行なうオーダピッキングトラック
1の側面図を示している。該オーダピッキングトラック
1においては、一対のフォーク2を備えた運転台3が、
マスト装置に沿って該フォーク2と一体的に昇降できる
ようになっている。フォーク2をパレット6に差し込ん
だ状態で該パレット6を上昇させ、オペレータがパレッ
ト6上に移動して棚との間で荷役作業を行なう。この荷
役作業は高所で行なわれることが多いので、パレット6
がフォーク2上で揺動すればオペレータが落下する等の
危険があるので、これを防止するため、パレットロック
用のバー5が設けられることがある。
【0003】すなわち、運転台3の下部の台座4内であ
ってフォーク2の内側に位置するようにバー5が上下旋
回自在に設けてある。オペレータが運転台3に設けた図
示しないレバー等を操作することにより、機械的なロッ
ク機構を介してバー5が下方に旋回する。これにより該
バー5の先端がパレット6の下側デッキボードの上面に
押圧ないし圧接され、パレット6はロックされてその揺
動やフォーク上での滑り等が抑止される。
ってフォーク2の内側に位置するようにバー5が上下旋
回自在に設けてある。オペレータが運転台3に設けた図
示しないレバー等を操作することにより、機械的なロッ
ク機構を介してバー5が下方に旋回する。これにより該
バー5の先端がパレット6の下側デッキボードの上面に
押圧ないし圧接され、パレット6はロックされてその揺
動やフォーク上での滑り等が抑止される。
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにオ
ペレータが手操作でパレットのロックを行うものでは、
うっかりロック操作を忘れると、ロックが解除された状
態でパレット上での作業を行うことになり、大変危険な
事態となる。またパレットをロックしたつもりでも、ロ
ックが完全に行われていない状態でパレット上での作業
を行えば、上記と同様の危険が生ずる。
ペレータが手操作でパレットのロックを行うものでは、
うっかりロック操作を忘れると、ロックが解除された状
態でパレット上での作業を行うことになり、大変危険な
事態となる。またパレットをロックしたつもりでも、ロ
ックが完全に行われていない状態でパレット上での作業
を行えば、上記と同様の危険が生ずる。
【0004】本発明は上述した問題点を解決することを
目的とするものであり、パレットのロックに伴う危険性
を解消できるフォークリフトを提供するものである。
目的とするものであり、パレットのロックに伴う危険性
を解消できるフォークリフトを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため第1の発明とし
て、荷を載置するためのパレットに挿入されるフォーク
と、該フォークに挿入したパレットをロックするパレッ
トロック装置を備えたフォークリフトにおいて、上記パ
レットロック装置によるパレットのロックが開始又は開
始を指示されたときは、該ロックが完全に行われていな
い状態での車体の走行を禁止する制御手段を備えている
ことを特徴とするフォークリフトを提供する。
て、荷を載置するためのパレットに挿入されるフォーク
と、該フォークに挿入したパレットをロックするパレッ
トロック装置を備えたフォークリフトにおいて、上記パ
レットロック装置によるパレットのロックが開始又は開
始を指示されたときは、該ロックが完全に行われていな
い状態での車体の走行を禁止する制御手段を備えている
ことを特徴とするフォークリフトを提供する。
【0006】この第1の発明によれば、ロックが未だ完
全に行われておらず、不十分なロック状態での車体走行
を禁止できるので、車体走行に伴いパレットがフォーク
から離脱する、といった危険を回避できる。
全に行われておらず、不十分なロック状態での車体走行
を禁止できるので、車体走行に伴いパレットがフォーク
から離脱する、といった危険を回避できる。
【0007】また第2の発明として、上記第1の発明に
おいて、パレットロック装置は、前記フォークに挿入し
たパレットを押圧してロックするロックバーと該ロック
バーのロック動作を電気又は油圧を用いて行う駆動手段
とを備えており、前記制御手段は、該駆動手段の作動中
における前記車体の走行を禁止するものであることを特
徴とするフォークリフトを提供する。
おいて、パレットロック装置は、前記フォークに挿入し
たパレットを押圧してロックするロックバーと該ロック
バーのロック動作を電気又は油圧を用いて行う駆動手段
とを備えており、前記制御手段は、該駆動手段の作動中
における前記車体の走行を禁止するものであることを特
徴とするフォークリフトを提供する。
【0008】この第2の発明は、パレットロック装置の
作動を前記したようにオペレータが手操作するものでな
く、電気又は油圧を用いて自動的に行う装置とするもの
である。パレットのロックはフォークに挿入したパレッ
トを押圧してロックするロックバーにより行われ、該ロ
ックバーのロック動作は駆動手段により電気又は油圧を
用いて行われる。パレットロック装置によるパレットの
ロックが開始を指示されたか否か、及び該ロックが完全
に行われたか否かは上記駆動手段が作動中であるか否か
によって判定可能であるため、上記第1の発明を容易か
つ確実に実現できる。
作動を前記したようにオペレータが手操作するものでな
く、電気又は油圧を用いて自動的に行う装置とするもの
である。パレットのロックはフォークに挿入したパレッ
トを押圧してロックするロックバーにより行われ、該ロ
ックバーのロック動作は駆動手段により電気又は油圧を
用いて行われる。パレットロック装置によるパレットの
ロックが開始を指示されたか否か、及び該ロックが完全
に行われたか否かは上記駆動手段が作動中であるか否か
によって判定可能であるため、上記第1の発明を容易か
つ確実に実現できる。
【0009】また第3の発明として、荷を載置するため
のパレットに挿入されるフォークと、該フォークに挿入
したパレットをロックするパレットロック装置を備えた
フォークリフトにおいて、上記パレットロック装置によ
るパレットのロックが開始又は開始を指示され、該ロッ
クが完全に行われていない状態で車体の走行が行われた
ときは警報を発する警報手段を設けたことを特徴とする
フォークリフトを提供する。
のパレットに挿入されるフォークと、該フォークに挿入
したパレットをロックするパレットロック装置を備えた
フォークリフトにおいて、上記パレットロック装置によ
るパレットのロックが開始又は開始を指示され、該ロッ
クが完全に行われていない状態で車体の走行が行われた
ときは警報を発する警報手段を設けたことを特徴とする
フォークリフトを提供する。
【0010】この第3の発明によれば、ロックが未だ完
全に行われておらず、不十分なロック状態での車体走行
に対し警報を発するので、車体走行に伴いパレットがフ
ォークから離脱する、といった危険を回避できる。この
警報は光又は音声等によることができる。
全に行われておらず、不十分なロック状態での車体走行
に対し警報を発するので、車体走行に伴いパレットがフ
ォークから離脱する、といった危険を回避できる。この
警報は光又は音声等によることができる。
【0011】また第4の発明として、上記第3の発明に
おいて、パレットロック装置は、上記フォークに挿入し
たパレットを押圧してロックするロックバーと該ロック
バーのロック動作を電気又は油圧を用いて行う駆動手段
とを備えており、上記警報手段は、該駆動手段の作動中
において前記車体の走行が行われたときに警報を発する
ことを特徴とするフォークリフトを提供する。上記警報
手段は所定のランプを点灯又は点滅させ、あるいはブザ
ー等の音声によって危険を通報するものである。
おいて、パレットロック装置は、上記フォークに挿入し
たパレットを押圧してロックするロックバーと該ロック
バーのロック動作を電気又は油圧を用いて行う駆動手段
とを備えており、上記警報手段は、該駆動手段の作動中
において前記車体の走行が行われたときに警報を発する
ことを特徴とするフォークリフトを提供する。上記警報
手段は所定のランプを点灯又は点滅させ、あるいはブザ
ー等の音声によって危険を通報するものである。
【0012】この第4の発明は、上記第2の発明と同様
に、パレットロック装置を電気又は油圧を用いて自動的
に行う装置とするものである。パレットロック装置によ
るパレットのロックが開始を指示されたか否か、及び該
ロックが完全に行われたか否かは上記駆動手段が作動中
であるか否かによって判定可能であるため、上記第3の
発明を容易かつ確実に実現できる。
に、パレットロック装置を電気又は油圧を用いて自動的
に行う装置とするものである。パレットロック装置によ
るパレットのロックが開始を指示されたか否か、及び該
ロックが完全に行われたか否かは上記駆動手段が作動中
であるか否かによって判定可能であるため、上記第3の
発明を容易かつ確実に実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、前記した従来技術と
同一の機能を有する構成については同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。図1及び図2はオペレータが運
転台3やパレット6に乗って高所での荷役作業を行なう
所謂オーダピッキングトラックと呼ばれるフォークリフ
ト1の斜視図を示している。
を参照して詳細に説明する。なお、前記した従来技術と
同一の機能を有する構成については同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。図1及び図2はオペレータが運
転台3やパレット6に乗って高所での荷役作業を行なう
所謂オーダピッキングトラックと呼ばれるフォークリフ
ト1の斜視図を示している。
【0014】フォークリフト1の中央にはマスト装置1
0が設けられ、このマスト装置10に沿って、オペレー
タが搭乗するための運転台3が昇降自在に支持される。
運転台3の車体後方側には一対のフォーク2が突出する
ように固定され、該フォーク2とは反対側即ち車体前方
には、該車体を走行駆動するためのモータや、荷役のた
めの装置を駆動する油圧モータなどを含む駆動部11が
配され、運転台3の上方にはオペレータ保護用で柵状の
ヘッドガード12が設けられている。また運転台3の正
面左部分にはハンドル13が設けられ、正面右部分には
車体を前後方向に走行させるアクセルと、運転台3及び
フォーク2を昇降させるスイッチとからなる操作装置1
8が設けられている。さらに、運転台3の上方にはオペ
レータ保護用の略コ字型の安全バー14が設けられ、運
転台3の床面(台座4の上面)にはブレーキペダル16
が設けられている。
0が設けられ、このマスト装置10に沿って、オペレー
タが搭乗するための運転台3が昇降自在に支持される。
運転台3の車体後方側には一対のフォーク2が突出する
ように固定され、該フォーク2とは反対側即ち車体前方
には、該車体を走行駆動するためのモータや、荷役のた
めの装置を駆動する油圧モータなどを含む駆動部11が
配され、運転台3の上方にはオペレータ保護用で柵状の
ヘッドガード12が設けられている。また運転台3の正
面左部分にはハンドル13が設けられ、正面右部分には
車体を前後方向に走行させるアクセルと、運転台3及び
フォーク2を昇降させるスイッチとからなる操作装置1
8が設けられている。さらに、運転台3の上方にはオペ
レータ保護用の略コ字型の安全バー14が設けられ、運
転台3の床面(台座4の上面)にはブレーキペダル16
が設けられている。
【0015】次に、パレットロック装置の構成について
図3〜図5により説明する。このパレットロック装置2
0は、その駆動部分が運転台3の下部の偏平な台座4内
に収納配置されていて、パレットのロックを行うロック
バー21が、台座4の前板17からフォーク2と平行に
突出している。前記ロックバー21は、平面視において
互いに向き合う略L型に形成され、基部は板状のブラケ
ット23にボルト止めされて、2本のロックバー21に
て全体の形状が略コ字型に形成された状態となってい
る。また、両ロックバー21の先端部分の上部は先端ほ
ど下方に傾斜する傾斜部22が形成されている。前記ブ
ラケット23の端部は、台座4に水平に設けた軸26に
より上下旋回自在に支持されており、これにより、ロッ
クバー21は軸26を中心に上下揺動自在となってい
る。
図3〜図5により説明する。このパレットロック装置2
0は、その駆動部分が運転台3の下部の偏平な台座4内
に収納配置されていて、パレットのロックを行うロック
バー21が、台座4の前板17からフォーク2と平行に
突出している。前記ロックバー21は、平面視において
互いに向き合う略L型に形成され、基部は板状のブラケ
ット23にボルト止めされて、2本のロックバー21に
て全体の形状が略コ字型に形成された状態となってい
る。また、両ロックバー21の先端部分の上部は先端ほ
ど下方に傾斜する傾斜部22が形成されている。前記ブ
ラケット23の端部は、台座4に水平に設けた軸26に
より上下旋回自在に支持されており、これにより、ロッ
クバー21は軸26を中心に上下揺動自在となってい
る。
【0016】また、台座4内にはロックバーのための駆
動手段としてのパワーシリンダ30が車体前後方向に配
設されており、このパワーシリンダ30のロッド32は
該パワーシリンダ30の端部に付設されているモータ3
1の正転、逆転により図示しないギヤを介して伸縮自在
となっている。また、パワーシリンダ30の両側には、
ロッド32が収納されている状態を検出する入検出セン
サ28と、ロッド32が伸長した状態を検出する出検出
センサ29がそれぞれ設けられている。なお、これらの
入検出センサ28、出検出センサ29は例えば磁気セン
サで構成してある。
動手段としてのパワーシリンダ30が車体前後方向に配
設されており、このパワーシリンダ30のロッド32は
該パワーシリンダ30の端部に付設されているモータ3
1の正転、逆転により図示しないギヤを介して伸縮自在
となっている。また、パワーシリンダ30の両側には、
ロッド32が収納されている状態を検出する入検出セン
サ28と、ロッド32が伸長した状態を検出する出検出
センサ29がそれぞれ設けられている。なお、これらの
入検出センサ28、出検出センサ29は例えば磁気セン
サで構成してある。
【0017】上記ロッド32の先端には軸36を介して
リンク対34が連結され、該リンク対34の下端は前記
台座4に支持された軸35に旋回自在に連結されてい
る。またリンク体34の中央には、ダンパー40の一端
が軸37により回動自在に連結されており、該ダンパー
40の他端は、前記ブラケット23の上面に突設した突
部27と軸41を介して回動自在に連結されている。こ
のダンパー40は、後述するようにパレット6をロック
した際にロックバー21にかかる力を吸収するものであ
り、内部にはコイルスプリングが配されている。
リンク対34が連結され、該リンク対34の下端は前記
台座4に支持された軸35に旋回自在に連結されてい
る。またリンク体34の中央には、ダンパー40の一端
が軸37により回動自在に連結されており、該ダンパー
40の他端は、前記ブラケット23の上面に突設した突
部27と軸41を介して回動自在に連結されている。こ
のダンパー40は、後述するようにパレット6をロック
した際にロックバー21にかかる力を吸収するものであ
り、内部にはコイルスプリングが配されている。
【0018】今、図4に示すように、パワーシリンダ3
0のロッド32が収納されている状態では、リンク体3
4は軸35を中心にして図の左方に位置し、さらにリン
ク体34と連結しているダンパー40は左方に付勢され
ている。これにより、ブラケット23及びロックバー2
1は軸26を中心にして反時計方向に揺動して、ロック
バー21は側面視においてフォーク2と上下同一位置と
なる水平状態を維持している。この状態でモータ31に
電源が印加されてパワーシリンダ30のロッド32が伸
長していくと、図5に示すようにリンク体34は軸35
を中心にして図の右方に付勢され、さらにダンパー40
が右方に付勢されることで、ブラケット23は軸26を
中心にして時計方向に揺動する。すなわち、ロックバー
21は実線で示すように、軸26を軸として時計方向に
揺動して、ロックバー21の先端下面側でパレット6の
下側デッキボードの上面を押圧ないし圧接することで、
該ロックバー21によりパレット6をロックするもので
ある。
0のロッド32が収納されている状態では、リンク体3
4は軸35を中心にして図の左方に位置し、さらにリン
ク体34と連結しているダンパー40は左方に付勢され
ている。これにより、ブラケット23及びロックバー2
1は軸26を中心にして反時計方向に揺動して、ロック
バー21は側面視においてフォーク2と上下同一位置と
なる水平状態を維持している。この状態でモータ31に
電源が印加されてパワーシリンダ30のロッド32が伸
長していくと、図5に示すようにリンク体34は軸35
を中心にして図の右方に付勢され、さらにダンパー40
が右方に付勢されることで、ブラケット23は軸26を
中心にして時計方向に揺動する。すなわち、ロックバー
21は実線で示すように、軸26を軸として時計方向に
揺動して、ロックバー21の先端下面側でパレット6の
下側デッキボードの上面を押圧ないし圧接することで、
該ロックバー21によりパレット6をロックするもので
ある。
【0019】また、逆にモータ31への印加電圧の方向
を反転させることで、パワーシリンダ30のロッド32
を収納させていき、リンク体34は軸35を中心に左方
に回転し、さらにダンパー40も左方に連動すること
で、ブラケット23、つまりロックバー21は軸26を
中心に反時計方向に回転して水平状態に復帰することに
なる。
を反転させることで、パワーシリンダ30のロッド32
を収納させていき、リンク体34は軸35を中心に左方
に回転し、さらにダンパー40も左方に連動すること
で、ブラケット23、つまりロックバー21は軸26を
中心に反時計方向に回転して水平状態に復帰することに
なる。
【0020】またパレットロック装置20には、図7及
び図8に示すように、各部の動作を検出するためのセン
サが配設されている。ロックバー21を固定しているブ
ラケット23の背部にはマグネット(図中の黒で記した
部材)42が設けてあり、このマグネット42の磁力に
てオン(またはオフ)して検出信号を出力する磁気セン
サからなるパレット検出センサ43、及び着地検出セン
サ44がそれぞれ配設されている。図7(a)(b)に
示すように、ロックバー21が水平状態となっている時
に、マグネット42にてオンされるパレット検出センサ
43が設けられ、また図7(c)に示すように、ロック
バー21の先端が下方に所定角度だけ旋回したときにマ
グネット42にてオンされる着地検出センサ44が設け
られる。
び図8に示すように、各部の動作を検出するためのセン
サが配設されている。ロックバー21を固定しているブ
ラケット23の背部にはマグネット(図中の黒で記した
部材)42が設けてあり、このマグネット42の磁力に
てオン(またはオフ)して検出信号を出力する磁気セン
サからなるパレット検出センサ43、及び着地検出セン
サ44がそれぞれ配設されている。図7(a)(b)に
示すように、ロックバー21が水平状態となっている時
に、マグネット42にてオンされるパレット検出センサ
43が設けられ、また図7(c)に示すように、ロック
バー21の先端が下方に所定角度だけ旋回したときにマ
グネット42にてオンされる着地検出センサ44が設け
られる。
【0021】図6はパレットロック装置20の制御に関
係するブロック図を示し、パレット検出センサ43、着
地検出センサ44からの信号がMPUからなる制御装置
45に入力され、制御装置45にてモータ31を正逆転
させてパワーシリンダ30のロッド32を伸縮してロッ
クバー21によりパレット6をロック、解除を行なうも
のである。また、制御装置45によりモータドライバ5
2を制御して走行モータ53を正逆転させて、フォーク
リフト1を前進、または後進させるように制御される。
さらに、上記入検出センサ28、出検出センサ29から
の検出信号が制御装置45に入力されている。
係するブロック図を示し、パレット検出センサ43、着
地検出センサ44からの信号がMPUからなる制御装置
45に入力され、制御装置45にてモータ31を正逆転
させてパワーシリンダ30のロッド32を伸縮してロッ
クバー21によりパレット6をロック、解除を行なうも
のである。また、制御装置45によりモータドライバ5
2を制御して走行モータ53を正逆転させて、フォーク
リフト1を前進、または後進させるように制御される。
さらに、上記入検出センサ28、出検出センサ29から
の検出信号が制御装置45に入力されている。
【0022】次に、パレットロック装置20によるパレ
ット6のロックの動作について図7及び図8を用いて説
明し、次いでロックの解除動作について説明する。先
ず、図8(a)に示すように、ロックバー21は水平状
態のままにしてフォーク2をパレット6に差し込んでい
くと、図8(b)に示すようにフォーク2に次いでロッ
クバー21の先端がパレット6内に差し込まれる。フォ
ーク2を更に差し込んでいくと、ロックバー21の傾斜
部22の上面がパレット6の上側デッキボード6aの端
面に当たることで、その傾斜部22の傾斜角度に応じて
ロックバー21が下方に傾斜していく。そして、図8
(c)に示すようにロックバー21の傾斜部22の全体
がパレット6内に入り込むと図3に示すようにフォーク
2はパレット6内に完全に入り込み、同時にロックバー
21は下方に回転することで、マグネット42の位置が
パレット検出センサ43から着地検出センサ44側の位
置に移動する。
ット6のロックの動作について図7及び図8を用いて説
明し、次いでロックの解除動作について説明する。先
ず、図8(a)に示すように、ロックバー21は水平状
態のままにしてフォーク2をパレット6に差し込んでい
くと、図8(b)に示すようにフォーク2に次いでロッ
クバー21の先端がパレット6内に差し込まれる。フォ
ーク2を更に差し込んでいくと、ロックバー21の傾斜
部22の上面がパレット6の上側デッキボード6aの端
面に当たることで、その傾斜部22の傾斜角度に応じて
ロックバー21が下方に傾斜していく。そして、図8
(c)に示すようにロックバー21の傾斜部22の全体
がパレット6内に入り込むと図3に示すようにフォーク
2はパレット6内に完全に入り込み、同時にロックバー
21は下方に回転することで、マグネット42の位置が
パレット検出センサ43から着地検出センサ44側の位
置に移動する。
【0023】これにより、パレット検出センサ43はオ
フ、着地検出センサ44はオンとなり(図7のステップ
S1参照)、このパレット検出センサ43のオンからオ
フへの変化が制御装置45に入力され、制御装置45は
モータ31を例えば正転させてパワーシリンダ30のロ
ッド32を伸長させる。このパワーシリンダ30が駆動
される時点ではロッド32は収納されているので、入検
出センサ28はその状態を検出し(図7ステップS2参
照)、入検出センサ28は例えば、オン信号を制御装置
45に入力する。制御装置45では、この入検出センサ
28からの信号を受けて、例えばモータドライバ52の
動作を停止させて走行モータ53を停止させる。これに
より、ステップS3に示すようにフォークリフト1の走
行自体を不可能にする。
フ、着地検出センサ44はオンとなり(図7のステップ
S1参照)、このパレット検出センサ43のオンからオ
フへの変化が制御装置45に入力され、制御装置45は
モータ31を例えば正転させてパワーシリンダ30のロ
ッド32を伸長させる。このパワーシリンダ30が駆動
される時点ではロッド32は収納されているので、入検
出センサ28はその状態を検出し(図7ステップS2参
照)、入検出センサ28は例えば、オン信号を制御装置
45に入力する。制御装置45では、この入検出センサ
28からの信号を受けて、例えばモータドライバ52の
動作を停止させて走行モータ53を停止させる。これに
より、ステップS3に示すようにフォークリフト1の走
行自体を不可能にする。
【0024】このフォークリフト1の走行不可とした状
態で、パワーシリンダ30のロッド32がさらに伸長し
ていき、ロッド32が完全に伸長した時にパワーシリン
ダ30の出検出センサ29から出力されるオン信号が制
御装置45に入力されるまで、パレット6のロック動作
が行なわれる(ステップS4、S5参照)。パワーシリ
ンダ30のロッド32が完全に伸長してパワーシリンダ
30が停止されると(ステップS6参照)、ロックバー
21は図8(d)に示すように、さらに下方に回転した
状態となり、ロックバー21の先端はパレット6の下側
デッキボード6bの上面を押圧する。これにより、パレ
ット6がロックバー21により完全にロックされた状態
になる。このロックバー21にロック動作が完全に終了
した後に、出検出センサ29からのオン信号を受けた制
御装置45はモータドライバ52及び走行モータ53を
駆動してフォークリフト1の走行を可能に制御する(ス
テップS7参照)。
態で、パワーシリンダ30のロッド32がさらに伸長し
ていき、ロッド32が完全に伸長した時にパワーシリン
ダ30の出検出センサ29から出力されるオン信号が制
御装置45に入力されるまで、パレット6のロック動作
が行なわれる(ステップS4、S5参照)。パワーシリ
ンダ30のロッド32が完全に伸長してパワーシリンダ
30が停止されると(ステップS6参照)、ロックバー
21は図8(d)に示すように、さらに下方に回転した
状態となり、ロックバー21の先端はパレット6の下側
デッキボード6bの上面を押圧する。これにより、パレ
ット6がロックバー21により完全にロックされた状態
になる。このロックバー21にロック動作が完全に終了
した後に、出検出センサ29からのオン信号を受けた制
御装置45はモータドライバ52及び走行モータ53を
駆動してフォークリフト1の走行を可能に制御する(ス
テップS7参照)。
【0025】なお、ロックを完全にすべくパワーシリン
ダ30が停止するまで、フォークリフト1の走行を不可
にするために、先の例ではモータドライバ52の動作を
停止させていたが、これに限られるものではない。例え
ば、アクセル16からの信号の受け付けを遮断するよう
にしても良く、走行を不可能にする制御であればどのよ
うなものでも良い。
ダ30が停止するまで、フォークリフト1の走行を不可
にするために、先の例ではモータドライバ52の動作を
停止させていたが、これに限られるものではない。例え
ば、アクセル16からの信号の受け付けを遮断するよう
にしても良く、走行を不可能にする制御であればどのよ
うなものでも良い。
【0026】また、図8(d)の状態において、マグネ
ット42はパレット検出センサ43及び着地検出センサ
44から離れているので、パレット検出センサ43及び
着地検出センサ44はオフとなり、この両オフ信号にて
制御装置45は、後述する解除信号が入力されるまで、
パワーシリンダ30を制御してロックバー21にてパレ
ット6のロックを維持するようにしている。
ット42はパレット検出センサ43及び着地検出センサ
44から離れているので、パレット検出センサ43及び
着地検出センサ44はオフとなり、この両オフ信号にて
制御装置45は、後述する解除信号が入力されるまで、
パワーシリンダ30を制御してロックバー21にてパレ
ット6のロックを維持するようにしている。
【0027】このようにして、フォーク2をパレット6
に差し込んでパレット検出センサ43によりパレット6
が検出され、パワーシリンダ30を駆動してロックバー
21によりパレット6を完全にロックするまでフォーク
リフト1の走行を不可能にしているので、パレット6を
確実にロックすることができるようになった。そのた
め、パレット6のロックの不完全による事故を防止で
き、また、パレット6の破損を防止することができる。
に差し込んでパレット検出センサ43によりパレット6
が検出され、パワーシリンダ30を駆動してロックバー
21によりパレット6を完全にロックするまでフォーク
リフト1の走行を不可能にしているので、パレット6を
確実にロックすることができるようになった。そのた
め、パレット6のロックの不完全による事故を防止で
き、また、パレット6の破損を防止することができる。
【0028】次に、パレットロック装置20のロックの
解除の動作について説明する。図9(a)は、ロックバ
ー21でパレット6をロックしてフォーク2でパレット
6を持ち上げて荷を搬送している状態を示している。こ
の状態ではロックバー21は図の矢印に示す方向に付勢
され、マグネット42は着地検出センサ44から外れて
いるために、該着地検出センサ44とパレット検出セン
サ43は共にオフ状態となっている。次に、図9(b)
に示すように、棚や地面(床面)などの載置部47にフ
ォーク2を下降させてパレット6を載せると、フォーク
2はパレット6の上側デッキボード6aの天井面より下
降することで、ロックバー21の軸26の位置も共動し
て下降する。そのため、ロックバー21は軸26を中心
にして反時計方向に角度α1だけ回転する。このロック
バー21の回転によりマグネット42の位置が着地検出
センサ44の位置まで回転して、マグネット42により
着地検出センサ44をオンさせる。
解除の動作について説明する。図9(a)は、ロックバ
ー21でパレット6をロックしてフォーク2でパレット
6を持ち上げて荷を搬送している状態を示している。こ
の状態ではロックバー21は図の矢印に示す方向に付勢
され、マグネット42は着地検出センサ44から外れて
いるために、該着地検出センサ44とパレット検出セン
サ43は共にオフ状態となっている。次に、図9(b)
に示すように、棚や地面(床面)などの載置部47にフ
ォーク2を下降させてパレット6を載せると、フォーク
2はパレット6の上側デッキボード6aの天井面より下
降することで、ロックバー21の軸26の位置も共動し
て下降する。そのため、ロックバー21は軸26を中心
にして反時計方向に角度α1だけ回転する。このロック
バー21の回転によりマグネット42の位置が着地検出
センサ44の位置まで回転して、マグネット42により
着地検出センサ44をオンさせる。
【0029】この着地検出センサ44のオン信号が制御
装置45に入力されて、制御装置45はモータ31を例
えば、逆転させてパワーシリンダ30のロッド32を収
納させて、図9(c)に示すようにロックバー21は水
平状態まで回転することで、パレット6のロックが解除
される。なお、パワーシリンダ30のロッド32を収納
させた状態でロックバー21は自然と水平状態(ロック
の解除状態)となる。そして、マグネット42がパレッ
ト検出センサ43の位置に対応し、パレット検出センサ
43がオンして、制御装置45側では、ロックを解除し
ていることを認識している。
装置45に入力されて、制御装置45はモータ31を例
えば、逆転させてパワーシリンダ30のロッド32を収
納させて、図9(c)に示すようにロックバー21は水
平状態まで回転することで、パレット6のロックが解除
される。なお、パワーシリンダ30のロッド32を収納
させた状態でロックバー21は自然と水平状態(ロック
の解除状態)となる。そして、マグネット42がパレッ
ト検出センサ43の位置に対応し、パレット検出センサ
43がオンして、制御装置45側では、ロックを解除し
ていることを認識している。
【0030】なお、ロックの解除動作中においても、ロ
ックの解除が完全に終了するまで、先の場合と同様にフ
ォークリフト1の走行を不可とする制御を行なうように
しても良い。この場合は、図7の場合とは逆に、パワー
シリンダ30の出検出センサ29がオンの状態から、入
検出センサ28がオンするまでの間は、フォークリフト
1の走行を不可となる制御を行なう。
ックの解除が完全に終了するまで、先の場合と同様にフ
ォークリフト1の走行を不可とする制御を行なうように
しても良い。この場合は、図7の場合とは逆に、パワー
シリンダ30の出検出センサ29がオンの状態から、入
検出センサ28がオンするまでの間は、フォークリフト
1の走行を不可となる制御を行なう。
【0031】また、上記した実施形態ではロックバーの
動作中は車体走行を不可即ち禁止するようにしていた
が、この禁止処置と共に、あるいはこの禁止処置を行わ
ず、オペレータに対し警報を発するようにしても良い。
この警報を発する警報手段は所定のランプを点灯又は点
滅させるものであっても良く、あるいはブザー等のよう
に音声を発する手段であっても良い。
動作中は車体走行を不可即ち禁止するようにしていた
が、この禁止処置と共に、あるいはこの禁止処置を行わ
ず、オペレータに対し警報を発するようにしても良い。
この警報を発する警報手段は所定のランプを点灯又は点
滅させるものであっても良く、あるいはブザー等のよう
に音声を発する手段であっても良い。
【0032】更に、上記した実施形態ではオーダピッキ
ングトラックを例にあげて説明したが、本発明はこれに
限らず、リーチ型やカウンタバランス型など、各種のフ
ォークリフトに適用することができる。
ングトラックを例にあげて説明したが、本発明はこれに
限らず、リーチ型やカウンタバランス型など、各種のフ
ォークリフトに適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
レットのロックに伴う危険性を解消でき、常に安全な荷
役作業を実現できる。
レットのロックに伴う危険性を解消でき、常に安全な荷
役作業を実現できる。
【図1】本発明の実施の形態におけるフォークリフトの
後方から見た斜視図である。
後方から見た斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるフォークリフトの
前方から見た斜視図である。
前方から見た斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるパレットロック装
置の構成を示す運転台の平面図である。
置の構成を示す運転台の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるパレットロック装
置の構成を示す運転台の側面図である。
置の構成を示す運転台の側面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるパレットロック装
置の要部構成図である。
置の要部構成図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるパレットロック装
置に関係するブロック図である。
置に関係するブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるロックを行なう場
合の制御動作を示すフローチャートである。
合の制御動作を示すフローチャートである。
【図8】(a)〜(d)は本発明の実施の形態における
パレットをロックバーにてロックする場合の動作説明図
である。
パレットをロックバーにてロックする場合の動作説明図
である。
【図9】(a)〜(c)は本発明の実施の形態における
パレットをロック解除する場合の動作説明図である。
パレットをロック解除する場合の動作説明図である。
【図10】従来例の問題点を説明する場合のフォークリ
フトの側面図である。
フトの側面図である。
1 フォークリフト
2 フォーク
6 パレット
20 パレットロック装置
21 ロックバー
28 入検出センサ
29 出検出センサ
30 パワーシリンダ(ロックバーの駆動手段)
44 パレット検出センサ
45 制御装置(制御手段)
Claims (4)
- 【請求項1】荷を載置するためのパレットに挿入される
フォークと、該フォークに挿入したパレットをロックす
るパレットロック装置を備えたフォークリフトにおい
て、上記パレットロック装置によるパレットのロックが
開始又は開始を指示されたときは、該ロックが完全に行
われていない状態での車体の走行を禁止する制御手段を
備えていることを特徴とするフォークリフト。 - 【請求項2】前記パレットロック装置は、前記フォーク
に挿入したパレットを押圧してロックするロックバーと
該ロックバーのロック動作を電気又は油圧を用いて行う
駆動手段とを備えており、前記制御手段は、該駆動手段
の作動中における前記車体の走行を禁止するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。 - 【請求項3】荷を載置するためのパレットに挿入される
フォークと、該フォークに挿入したパレットをロックす
るパレットロック装置を備えたフォークリフトにおい
て、上記パレットロック装置によるパレットのロックが
開始又は開始を指示され、該ロックが完全に行われてい
ない状態で車体の走行が行われたときは警報を発する警
報手段を設けたことを特徴とするフォークリフト。 - 【請求項4】前記パレットロック装置は、前記フォーク
に挿入したパレットを押圧してロックするロックバーと
該ロックバーのロック動作を電気又は油圧を用いて行う
駆動手段とを備えており、前記警報手段は、該駆動手段
の作動中において前記車体の走行が行われたときに警報
を発することを特徴とする請求項3に記載のフォークリ
フト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062850A JP2003261299A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062850A JP2003261299A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | フォークリフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003261299A true JP2003261299A (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=28670681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002062850A Pending JP2003261299A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003261299A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019089520A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-13 | 株式会社日立製作所 | 移動装置、および、移動装置システム |
US10647559B2 (en) | 2018-05-24 | 2020-05-12 | Crown Equipment Corporation | Fork integrated pallet clamp |
-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002062850A patent/JP2003261299A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019089520A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-13 | 株式会社日立製作所 | 移動装置、および、移動装置システム |
US10647559B2 (en) | 2018-05-24 | 2020-05-12 | Crown Equipment Corporation | Fork integrated pallet clamp |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20030156934A1 (en) | Forklift | |
JP2003261299A (ja) | フォークリフト | |
JP4817223B2 (ja) | フォークリフト | |
JP2003341998A (ja) | フォークリフトの制御装置 | |
JP4647269B2 (ja) | フォークリフト | |
JP3198171U (ja) | フォークリフトの安全装置及び安全装置付フォークリフト | |
JP3841284B2 (ja) | フォークリフトの制御装置 | |
JP2003261300A (ja) | フォークリフト | |
JP3976310B2 (ja) | フォークリフト | |
JP2003252596A (ja) | フォークリフト | |
JP4162537B2 (ja) | 吊上げ式荷役装置 | |
JP2004244144A (ja) | フォークリフトのパレットロック装置 | |
JP3846862B2 (ja) | フォークリフト | |
JP4222499B2 (ja) | フォークリフト | |
JP3904466B2 (ja) | フォークリフトのパレットロック装置 | |
JP3948710B2 (ja) | フォークリフト | |
JP2003054887A (ja) | フォークリフト | |
JPH1143299A (ja) | 搬送車両 | |
JP2004018212A6 (ja) | ピッキングフォークリフトの安全ベルト取付装置 | |
JP3731804B2 (ja) | 荷役車両 | |
JP4737497B2 (ja) | パレットロック装置 | |
JP3589951B2 (ja) | リーチ型フォークリフト | |
JPH07117987A (ja) | トラッククレーンの傾斜検出装置及び転倒防止装置 | |
JP2006103926A (ja) | フォークリフト | |
JP2003267691A (ja) | フォークリフト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060306 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060710 |