JP2003260917A - エアサスペンション車両の車高調整装置 - Google Patents
エアサスペンション車両の車高調整装置Info
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Abstract
ルド用マグネトバルブを廃止し、且つ、ニ−リング時の
エアタンクへのエア過充填を防止する。また、ニ−リン
グ時における強い勢いの排気流によるプレッシャスイッ
チの誤作動を防止する。 【解決手段】 レベリングバルブ2と排気用バルブ
(4)間のエア回路7に、ニ−リング時(車高下げ時)
でのエアタンクへのエア過充填を防止する切替バルブ
(3)を設け、切替バルブ(3)と排気用バルブ(4)
間のエア回路(7)に補助タンク(6)を設ける。ま
た、車高復帰用バイパスマグネットバルブ(8)とエア
スプリング(5)間のエア回路(10)にプレッシャス
イッチ(9)を設ける。
Description
ンを備えた車両において、そのエアサスペンションを用
いて車高を調整する装置に関し、特に、車高下げ時(ニ
−リング時)に実施して好適なエアサスペンション車両
の車高調整装置に関する。
は、その車体の懸架装置にエアスプリングを用いたエア
サスペンション車両が主流になっている。
グバルブを用い、車両フレ−ムと車軸との間の距離に応
じて、エアスプリングにエアを供給・排出することによ
り、車高を一定に保持することができ、また、エアスプ
リングのエアを排出することで車高を下げ、乗降の便を
図るようにしている。
車高調整装置、例えば、フロント側の左エアスプリング
用のエア回路を示し、メインタンク1よりレベリングバ
ルブ2、排気用バルブ4を介してエアスプリング5に至
るエア回路7と、メインタンク1より車高復帰用バイパ
スマグネットバルブ8を介してエアスプリング5に至る
エア回路10と、エアスプリング5よりエアホ−ルド用
マグネットバルブ16を介して補助エアタンク6に至る
エア回路17と、排気用バルブ4よりプレッシャスイッ
チ11、サイレンサ12を介して大気に至るエア回路1
3、及び、メインタンク1より信号圧用マグネットバル
ブ14を介して排気用バルブ4に至り、排気用バルブ4
に信号圧が作用して、レベリングバルブ2側とエアスプ
リング5側とを連通したり、エアスプリング5側と大気
側であるサイレンサ12側とを連通する信号圧用エア回
路15とから構成されている。
調整装置において、車両の通常時には、車高復帰用バイ
パスマグネットバルブ8は閉じ、信号圧用マグネットバ
ルブ14は閉じていて、排気用バルブ4はエアサスペン
ション5側に通じ大気側を閉じる。
は、エアスプリング5が収縮するので、レベリングバル
ブ2が開き、メインタンク1からのエアがレベリングバ
ルブ2を経てエアスプリング5に供給され、収縮したエ
アスプリング5は伸長して復帰する。
リング5が伸長するので、レベリングバルブ2が閉じ、
メインタンク1からのエアはレベリングバルブ2で遮断
され、エアスプリング5のエアがレベリングバルブ2の
排気ポ−トから排気され、伸長したエアスプリング5は
収縮して復帰する。
一定の車高に保持される。
信号圧用マグネットバルブ14が開いて、メインタンク
1からのエアが信号圧用マグネットバルブ14を経て信
号圧用エア回路15より排気用バルブ4に信号圧として
作用し、排気用バルブ4は切り替わって、レベリングバ
ルブ2から排気用バルブ4を経てエアスプリング5に至
るエア回路7を閉じ、エアスプリング5から排気用バル
ブ4を経てプレッシャスイッチ11、サイレンサ12に
至る排気側のエア回路13を開く。
排気用バルブ4を経てエア回路13から大気に排気さ
れ、重量によりエアスプリング5が収縮して車高が下が
る。よって、荷積み荷降ろしが容易になり、また、乗り
降りが楽になる。
トバルブ14を閉じることにより、排気用バルブ4が切
り替わって、排気用のエア回路13が閉じ、エアスプリ
ング5へのエア回路7が開き、更に、車高復帰用バイパ
スマグネットバルブ8を開く。
ベリングバルブ2、排気用バルブ4を経てエア回路7か
らエアスプリング5に供給されると共に、車高復帰用バ
イパスマグネットバルブ8を経てエア回路10からエア
がエアスプリン5に供給され、短時間で車高を復帰させ
る。
たエアホ−ルド用マグネットバルブ16は、ニ−リング
時に閉じて、補助エアタンク6よりエアが排気されるの
を防ぐ。
とを知らせるために、ニ−リング時に排気系となるエア
スプリング5と排気用バルブ4との間のエア回路7にプ
レッシャスイッチ9A等の圧力検出装置を設け、圧力変
化を検出し運転席に設けたランプを点滅するようにして
いる。
助エアタンク6との間のエア回路17に設けたエアホ−
ルド用マグネットバルブ16は、原価が高く、また、電
気的パ−ツのため電気的トラブルの原因となる。
ッチ9Aは、ニ−リング時に排気系となるエアスプリン
グ5と排気用バルブ4との間のエア回路7に設けられて
いるので、排気の勢いが強く、排気流により負圧を検出
して、誤動作を生じてしまう畏れがある。
ホ−ルド機能を兼ねさせて、原価が高く、また、電気的
トラブルの原因となるエアホ−ルド用マグネットバルブ
16を廃止し、原価の低減と電気的トラブルの減少を図
ることを目的とするものである。
あるプレッシャスイッチ9Aを設けることによるニ−リ
ング時における強い勢いの排気流によるプレッシャスイ
ッチ9A等の圧力検出装置の誤作動を防止することを目
的とするものである。
ば、レベリングバルブ2と排気用バルブ4との間のエア
回路7に切替バルブ3を設け、切替バルブ3と排気用バ
ルブ4との間のエア回路7に補助エアタンク6を設け、
排気バルブ4にエアホ−ルドを兼ねさせる。
ブ4を経て大気に至るエア回路13を開いて、エアスプ
リング5からエアを大気に排気するニ−リング時に、切
替バルブ3を閉じるので、排気用バルブ4が閉じていて
も、補助エアタンク6へのエアの過充填が防止される。
スマグネトバルブ8とエアスプリング5との間のエア回
路10にプレッシャスイッチ9等の圧力検出装置を設
け、該圧力検出装置9の検出圧力に基づき運転席に設け
た報知装置を作動して車高下げ終了を知らせるようにす
る。
ねるので、高価で、電気的トラブルの原因となるエアホ
−ルド用マグネットバルブ16を廃止できる。
ネトバルブ8とエアスプリング5との間のエア回路10
に圧力検出装置であるプレッシャスイッチ9を設けるこ
とにより、ニ−リング時における強い勢いの排気流によ
るプレッシャスイッチ9等の圧力検出装置の誤作動を防
止することができる。
2に示す従来例における部材に相当する部材には、同一
名称を付し、重複する説明は省略する。
用バルブ4間のエア回路7に切替バルブ3を設け、ま
た、切替バルブ3と排気用バルブ4間のエア回路7に補
助タンク6を設ける。
信号圧用マグネットバルブ14が開いて、メインタンク
1からのエアが信号圧用マグネットバルブ14を経て信
号圧用エア回路15より排気用バルブ4に信号圧として
作用し、排気用バルブ4は切り替わって、レベリングバ
ルブ2から排気用バルブ4を経てエアスプリング5に至
るエア回路7を閉じ、エアスプリング5から排気用バル
ブ4を経てプレッシャスイッチ11、サイレンサ12に
至る排気側のエア回路13を開く。
排気用バルブ4を経てエア回路13から大気に排気さ
れ、重量によりエアスプリング5が収縮して車高が下が
る。
切替バルブ3が閉じ、ニ−リング時での補助エアタンク
6へのエア過充填を防止する。
が閉じ、排気用バルブ4は、補助エアタンク6からエア
が逃げるのを防ぐエアホ−ルドを兼ねる。これにより、
図2に示すエアホ−ルド用マグネトバルブ16を廃止で
きる。
ブ8とエアスプリング5との間のエア回路10にプレッ
シャスイッチ9のような圧力検出装置を設ける。これに
より、ニ−リング時における強い勢いの排気流によるプ
レッシャスイッチ9等の圧力検出装置の誤作動を防止す
ることができる。
を兼ねるので、高価で、電気的トラブルの原因となるエ
アホ−ルド用マグネットバルブを廃止できる。
ネトバルブとエアスプリングとの間のエア回路に圧力検
出装置であるプレッシャスイッチを設けるものであるの
で、ニ−リング時における強い勢いの排気流によるプレ
ッシャスイッチ等の圧力検出装置の誤作動を防止するこ
とができる。
の車高調整装置のエアスプリング用のエア回路図。
の車高調整装置のエアスプリング用のエア回路図。
Claims (4)
- 【請求項1】 メインタンク1よりレベリングバルブ
2、切替バルブ3、排気用バルブ4を介してエアスプリ
ング5に至るエア回路7と、メインタンク1より車高復
帰用バイパスマグネットバルブ8を介してエアスプリン
グ5に至るエア回路10と、エアスプリン5より排気用
バルブ4を介して大気に至るエア回路13と、メインタ
ンク1より信号圧用マグネットバルブ14を介して切替
バルブ3及び排気用バルブ4に至る信号圧用エア回路1
5とを備え、切替バルブ3と排気用バルブ4との間のエ
ア回路7に補助エアタンク6を設け、信号圧用マグネッ
トバルブ14が開き信号圧を受けて排気用バルブ4が切
り替わり、レベリングバルブ2から切替バルブ3、排気
用バルブ4を介してエアスプリング5に至るエア回路7
を閉じ、エアスプリング5から排気用バルブ4を介して
大気に至るエア回路13を開く車高下げ時に、信号圧を
受けて切替バルブ3を閉じ補助エアタンク6へのエアの
過充填を防止するようにしたことを特徴とするエアサス
ペンション車両の車高調整装置。 - 【請求項2】 車高復帰用バイパスマグネトバルブ8と
エアスプリング5との間のエア回路10に圧力検出装置
9を設け、該圧力検出装置9の検出圧力に基づき運転席
に設けた報知装置を作動して車高下げ終了を知らせるよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載のエアサスペ
ンション車両の車高調整装置。 - 【請求項3】 車両がバスであることを特徴とする請求
項1及び請求項2に記載のエアサスペンション車両の車
高調整装置。 - 【請求項4】 車両がトラックであることを特徴とする
請求項1及び請求項2に記載のエアサスペンション車両
の車高調整装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103085628A (zh) * | 2013-01-25 | 2013-05-08 | 中国公路车辆机械有限公司 | 一种客车空气悬架控制系统 |
CN105034739A (zh) * | 2015-06-29 | 2015-11-11 | 三环集团有限公司 | 一种商用车空气悬架控制系统 |
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2002
- 2002-03-08 JP JP2002062884A patent/JP3963433B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105034739A (zh) * | 2015-06-29 | 2015-11-11 | 三环集团有限公司 | 一种商用车空气悬架控制系统 |
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