JP2003260849A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003260849A
JP2003260849A JP2003004141A JP2003004141A JP2003260849A JP 2003260849 A JP2003260849 A JP 2003260849A JP 2003004141 A JP2003004141 A JP 2003004141A JP 2003004141 A JP2003004141 A JP 2003004141A JP 2003260849 A JP2003260849 A JP 2003260849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、用紙トレイ2の装脱操作の操作性
を悪化することなく、長期に亘って用紙トレイ2の周囲
の隙間から画像形成装置の動作音が漏れ難くすることが
できる画像形成装置の開発することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、開口部4aを有するハウジン
グ4と、ハウジング4に対して移動可能に配設された複
数の用紙トレイ2とを有し、上記開口部4aから用紙ト
レイ2を引き出して用紙の補給を行う画像形成装置にお
いて、少なくとも2つ以上の用紙トレイ2の引き出し口
を塞ぐように上記開口部4aに嵌合させて配設され、上
記2つ以上の用紙トレイ2の内の任意の用紙トレイ2を
引き出す際には当該用紙トレイ2と一体化するカバー手
段5を設けた画像形成装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に係り、詳しくは、複数の用紙トレイ
を有すると共に用紙上に画像を形成する画像形成装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記画像形成装置は、図15に示
すように、用紙P上に画像を形成する画像形成部20
と、用紙Pを収容する複数の用紙トレイ21と、各用紙
トレイ21から上記画像形成部20に用紙Pを搬送する
用紙搬送部材22と、これらが配設されたハウジング2
3とを有する。そして、上記画像形成装置では、用紙ト
レイ21に収容された所定の用紙Pを用紙搬送部材22
が画像形成部20まで搬送し、画像形成部20が当該用
紙P上に画像を形成するようになっている。
【0003】また、上記画像形成装置では、図16に示
すように、ハウジング23に形成された開口23a部か
ら用紙トレイ21を引き出し、当該用紙トレイ21に用
紙Pを補給し、更に、当該用紙トレイ21を押し戻し
て、用紙Pを補給する。なお、以下の説明において、ハ
ウジング23内の用紙トレイ21の位置を収容位置と呼
び、ハウジング23外に引き出した用紙トレイ21の位
置を補給位置と呼ぶ。
【0004】それ故、上記画像形成装置では、各用紙ト
レイ21を各々独立して引き出し操作が行えるように、
各用紙トレイ21毎に取手24が配設されている。ま
た、上記画像形成装置では、用紙トレイ21を引き出す
際に当該用紙トレイ21がその周囲の部材に接触しない
ように、各用紙トレイ21の周囲に隙間が残るように設
計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像形成装置では、上記隙間から画像形成装置の動作音、
例えば画像形成部20の動作音や用紙搬送部部材22の
動作音が漏れてしまう。
【0006】また、上記画像形成装置において、各用紙
トレイ21は、各々独立してハウジング23に位置決め
されると共に、その先端部や取手24が外部に露出して
いるので、用紙トレイ21の収容位置の誤差や用紙トレ
イ21等の精度バラツキ等により、各用紙トレイ21の
外部に露出した部位が用紙トレイ21毎にずれてしま
い、画像形成装置の外観を損ねていた(図17を参
照)。
【0007】次に、上記画像形成装置では、各用紙トレ
イ21が互いにずれてしまうため、そのずれが極端な場
合には用紙トレイ21が最後まで押し戻されていないよ
うに見えてしまい、使用者に無意味な操作をさせてしま
う恐れもある。
【0008】更に、上記画像形成装置では、上記隙間か
ら空気流が流れ込んだり、当該空気流と共に汚れや湿気
が侵入したりするため、装置内部のエアフローが乱れた
り、装置内部が汚れ易く、しかも、用紙に画像を転写す
る際に転写不良を起こす可能性が高かった。
【0009】そこで、実開平4−98052号公報に
は、図18に示すように、上記隙間にシール部材25を
配設することで、画像形成装置の動作音を漏れ難くする
技術が開示されている。
【0010】しかしながら、上記技術において、隙間を
シール部材25で塞ぐためには、当該シール部材25に
は発泡ウレタン等の弾性材料を使用し、しかも、上記シ
ール部材25の大きさを上記隙間よりも少し大きめに形
成して、当該シール部材25を弾性変形させて隙間を塞
ぐ必要がある。従って、上記シール部材25を用紙トレ
イ21の周囲に配設した場合には、当該用紙トレイ21
の装脱を繰り返す内に、上記シール部材25が切れたり
剥がれたりへたったりしてしまうので、経時的に隙間が
発生して画像形成装置の動作音が漏れるようになってし
まう。また、上記シール部材25を用紙トレイ21の周
囲に配設した場合には、当該用紙トレイ21を装脱する
際に上記シール部材25と対応する部材(21)との間
に大きな摩擦抵抗が生じるため、用紙トレイ21の装脱
操作の操作性が格段に悪化してしまう。
【0011】また、図19に示すように、各用紙トレイ
21にカバー26を設け、当該カバ26ーをその周囲の
部材と重なる大きさに形成することで、用紙トレイの周
囲の隙間を塞ぐようにする技術が考えられるが、この場
合、隣接する複数の用紙トレイ21のカバー26が重な
ってしまうため、少なくとも1つの用紙トレイ21はそ
れだけを独立して装脱することができなくなり、つまり
少なくとも1つの用紙トレイ21はそれ自身を装脱する
と共に他の用紙トレイ21も別に装脱する必要があり、
用紙トレイ21の装脱操作の操作性が格段に悪化してし
まう。
【0012】従って、本願は、第一に、用紙トレイの装
脱操作の操作性を悪化することなく、長期に亘って用紙
トレイの周囲の隙間から画像形成装置の動作音が漏れ難
くすることができ、第二に、用紙トレイの収容位置の誤
差や精度バラツキにより画像形成装置の外観を損ねた
り、使用者に無意味な操作をさせてしまうことがなく、
第三に、転写不良等の問題も生じ難い画像形成装置を開
発することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、開
口部を有するハウジングと、ハウジングに対して移動可
能に配設された複数の用紙トレイとを有し、上記開口部
から用紙トレイを引き出して用紙の補給を行う画像形成
装置において、少なくとも2つ以上の用紙トレイの引き
出し口を塞ぐように上記開口部に嵌合させて配設され、
上記2つ以上の用紙トレイの内の任意の用紙トレイを引
き出す際には当該用紙トレイと一体化するカバー手段を
設けた画像形成装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明において、上記ハウジング
は、少なくとも複数の用紙トレイが通過できる大きさの
開口部を有すると共に、それら複数の用紙トレイを移動
可能に保持できるものであればよい。
【0015】上記用紙トレイは、上記ハウジングに対し
て移動可能に配設され、上記開口部から引き出して用紙
を補給することができるものであればよく、例えば、ガ
イドレール部材を介してハウジングに配設された用紙ト
レイがある。
【0016】上記カバー手段は、第一に、少なくとも2
つ以上の用紙トレイの引き出し口を塞ぐように上記開口
部に嵌合させて配設できるものであればよい。例えば、
3個の用紙トレイを有する画像形成装置の場合には、上
記カバー手段は、当該3個の用紙トレイの引き出し口、
つまり開口部全体に嵌合する1つのカバーで構成されて
いても、あるいは、隣接した2個の用紙トレイの引き出
し口を塞ぐような大きさに形成された第一のカバーと、
残りの1個の用紙トレイの引き出し口を塞ぐような大き
さに形成された第二のカバーとで構成されていてもよ
い。なお、防音効果の点からは、開口部全体を1個のカ
バーで塞ぐ方が良い。また、用紙トレイの数が大きいと
きには2〜3段程度毎にカバー手段を設けるようにした
ほうが、用紙トレイへの用紙補給作業が行い易い。
【0017】また、上記カバー手段は、第二に、2つ以
上の用紙トレイの内の任意の用紙トレイを引き出す際に
当該用紙トレイと一体化するように形成されていればよ
く、例えば、収容位置においては全ての用紙トレイが上
記カバー手段と分離されていて、所定の用紙トレイを引
き出す時に上記カバー手段が当該用紙トレイに一体化さ
れる方式であっても、収容位置においては全ての用紙ト
レイが上記カバー手段に一体化されていて、所定の用紙
トレイを引き出す時に不要な用紙トレイが分離される方
式であってもよい。また、後者の場合、上記不要な用紙
トレイは、補給位置に引き出す用紙トレイ以外の全ての
用紙トレイであっても、補給位置に引き出して用紙を補
給する際にじゃまになる用紙トレイだけであってもよ
い。
【0018】それ故、上記カバー手段は、例えば、各用
紙トレイに取手が配設されている場合には、各取手に対
応する上記カバーの部位に貫通穴が形成されたカバーで
構成しても、あるいは、カバーと、用紙トレイを選択す
るトレイ選択手段と、選択された用紙トレイとカバーと
を一体化する連結手段と、上記カバーに配設された取手
とで構成してもよい。
【0019】上記トレイ選択手段は、カバーに一体化さ
せる用紙トレイを選択できるものであればよく、例え
ば、カバーに用紙トレイと同数のスイッチを配設すると
共に各スイッチで用紙トレイを選択できるように構成し
ても、あるいは、カバーに用紙トレイと同数の取手を配
設すると共に各取手で用紙トレイを選択できるように構
成してもよい。
【0020】上記連結手段は、カバーと用紙トレイとを
一体化するものであればよく、例えば、カバー手段及び
用紙トレイのいずれか一方に磁界発生部材を配設すると
共に、その他方に金属板を配設して磁気的吸引力でカバ
ーと用紙トレイとを一体化するものであっても、用紙ト
レイに突起部材を配設すると共に、カバーに当該突起部
材と係止するアームを配設して機械的にカバーと用紙ト
レイとを一体化するものであってもよい。
【0021】そして、本発明の画像形成装置では、少な
くとも2つ以上の用紙トレイの引き出し口を塞ぐように
上記開口部に嵌合させてカバー手段を配設しているの
で、上記2つ以上の用紙トレイの間の隙間は上記カバー
手段により塞がれ、当該隙間から画像形成装置の動作音
が漏れることはない。
【0022】また、本発明の画像形成装置では、2つ以
上の用紙トレイの間の隙間をカバー手段で塞ぐようにし
たので、用紙トレイの装脱により経時的に隙間が発生す
ることはない。
【0023】更に、本発明の画像形成装置では、用紙ト
レイを引き出す際にカバー手段が当該用紙トレイと一体
化するので、用紙トレイとカバー手段とを1回の操作で
引き出したり押し戻したりすることができる。
【0024】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0025】実施例1 図1及び図2に本発明の実施例1に係る複写機を示す。
【0026】この複写機は、用紙上に原稿に応じた画像
を形成する画像形成部1と、用紙Pを収容する4個の用
紙トレイ2a,2b,2c,2dと、各用紙トレイ2か
ら上記画像形成部1に用紙Pを搬送する用紙搬送部材3
と、これらが配設されたハウジング4とを有し、用紙ト
レイ2に収容された所定の用紙Pを用紙搬送部材3が画
像形成部1まで搬送すると共に、画像形成部1が当該用
紙P上に画像を形成するものである。なお、上記ハウジ
ング4内の用紙トレイ2の配設位置に隣接して搬送部材
のギア列が配設されている。また、上記複写機では、図
3に示すように、ハウジング4に開口部4aが形成され
ると共に、各用紙トレイ2はガイドレール部材を介して
ハウジング4に固定されており、各用紙トレイ2は上記
開口部4aを通過して装脱できるようになっいている。
【0027】そして、本実施例では、全ての用紙トレイ
2の引き出し口を塞ぐように上記開口部4aに嵌合して
配設されたカバー5aからなるカバー手段5を配設す
る。また、本実施例では、上記各用紙トレイ2に取手6
を配設すると共に、上記カバー5aに上記各取手6に対
応する位置に4つの貫通穴を形成する。また、本実施例
では、図4(a)に示すように、収容位置にある用紙ト
レイ2をハウジング4に吸着させる第一のトレイ吸着マ
グネット7を配設すると共に、用紙トレイ2をカバー5
aに吸着させる第二のトレイ吸着マグネット8を配設し
ている。
【0028】それ故、本実施例の複写機では、所定の用
紙トレイ2の取手6を少し引くことで、当該用紙トレイ
2をハウジング4から分離させ且つ当該用紙トレイ2を
カバー5aに吸着させることができ(図4(b)を参
照)、更に、上記取手6を引くことで、上記用紙トレイ
2をカバー手段5と一体化した状態で引き出すことがで
きる(図4(c)を参照)。そして、この状態で上記用
紙トレイ2に用紙Pを補給した後、上記取手6を押し戻
すことで、カバー手段5及び用紙トレイ2を元の位置に
確実に戻すことができる(図4(d)及び(e)を参
照)。
【0029】そして、本実施例の複写機では、開口部4
a全体をカバー手段5で塞いでいるので、隣接する用紙
トレイ2の間の隙間から上記ギア列等の画像形成装置の
動作音が漏れることはなく、用紙トレイ2の装脱により
経時的に隙間が発生することもない。従って、本実施例
の複写機では、長期に亘って用紙トレイ2の間の隙間か
ら画像形成装置の動作音が漏れないようにすることがで
きる。
【0030】また、本実施例の複写機では、用紙トレイ
2を引き出す際にカバー手段5が当該用紙トレイ2と一
体化するので、用紙トレイ2とカバー手段5とを1回の
操作で引き出したり押し戻したりすることができ、用紙
トレイ2とは別にカバー手段5を設けたことによる操作
性の悪化はない。
【0031】次に、本実施例の複写機では、複数の用紙
トレイ2とは別体にカバー手段5を設け、当該カバー手
段5をハウジングの開口部4aに嵌合させているので、
用紙トレイ2の収容位置の誤差や精度バラツキによら
ず、一定の外観に画像形成装置を形成することができ、
しかも、使用者に無意味な操作をさせてしまうことはな
い。
【0032】更に、本実施例の複写機では、複数の用紙
トレイ2の間の隙間をカバー手段5で塞いだので、当該
隙間から汚れ、湿気あるいは風が侵入することはなく、
装置内部のエアフローは安定し、装置内部は汚れ難く、
しかも、用紙Pに画像を転写する際に転写不良を起こし
難い。
【0033】実施例2 図5(a)に示すように、カバー5aとハウジング4と
の接触状態を検知する第一の検知手段9と、用紙トレイ
2が収容位置にあることを検知する第二の検知手段10
とを設けると共に、第二のトレイ吸着マグネット8に電
磁石を使用し、カバー5aとハウジング4とが非接触状
態にあることを上記第一の検知手段9が検知している間
のみ当該第二のトレイ吸着マグネット8は磁力を発揮す
るように構成した以外は、実施例1の複写機と同様であ
る。
【0034】上記第一の検出手段9は、カバー5aの上
端部が重なるハウジング4の部位に配設されたプッシュ
スイッチからなる。なお、当該プッシュスイッチは、ス
イッチが押された時にはオンになり、スイッチが押され
ていない時にはオフになる。上記第二のトレイ吸着マグ
ネット8である電磁石は、上記プッシュスイッチがオフ
になったら作動して磁力を発生する。上記第二の検出手
段10は、図6に示すように、用紙トレイ2の後側面に
配設された遮蔽板10aと、発光素子及び受光素子を有
し、当該遮蔽板10aがそれらの間に適合する光検出セ
ンサ10bとからなり、受光素子の光検出出力がローに
なった時に用紙トレイ2が収容位置にセットされたと判
断する。
【0035】そして、本実施例では、所定の用紙トレイ
2の取手6を少し引くことで、当該用紙トレイ2をハウ
ジング4から分離させることができ(図5(b)を参
照)、更に、上記取手6を引くことで、上記用紙トレイ
2をカバー手段5と一体化した状態で引き出すことがで
きる(図5(c)を参照)。そして、この状態で上記用
紙トレイ2に用紙Pを補給した後、上記取手6を押し戻
すことで、カバー手段5及び用紙トレイ2を元の位置に
確実に戻すことができる(図5(d)及び(e)を参
照)。
【0036】それ故、上記複写機では、使用者が誤って
用紙トレイ2の取手6を引っ張ったとしても、カバー5
aとハウジング4とが非接触にならない限り第二のトレ
イ吸着マグネット8の磁気吸着力が作用しないので、使
用者自身が当該用紙トレイ2を押し戻すことなく、第一
のトレイ吸着マグネット7の吸引により当該用紙トレイ
2は収容位置に戻り、更に、その状態を第二の検出手段
10で検出して、複写機をコピー可能状態に自動的に復
帰させることができる。
【0037】また、上記複写機では、カバー手段5を押
し戻すことで当該カバー手段5及び用紙トレイ2を収容
位置にセットすることができるので、取手6を持って用
紙トレイ2を押し戻す必要はなく、押し戻し時の操作性
が向上する。
【0038】実施例3 本実施例では、図7及びず8に示すように、全ての用紙
トレイ2の引き出し口を塞ぐように開口部4aに嵌合し
て配設されたカバー5aと、当該カバー5aに配設さ
れ、用紙トレイ2を選択するトレイ選択手段5bと、選
択された用紙トレイ2とカバー5aとを一体化する連結
手段5cと、上記カバー5aに設けられた1つの取手5
cとでカバー手段を構成する一方で、各用紙トレイ2に
取手を配設しないと共に、第二のトレイ吸着マグネット
を使用しない以外は実施例1と同様の構成である。
【0039】上記トレイ選択手段5bは、上記カバー5
aに配設された4個のスイッチからなるる。上記連結手
段5cは、用紙トレイ2毎に設けられた4組の係止部材
からなり、各係止部材は上記各スイッチが押されると作
動して所定の用紙トレイ2とカバー5aとを一体化する
ように構成されている。
【0040】具体的には、上記係止部材は、図9(a)
に示すように、各用紙トレイ2に配設された係止ピン5
eと、カバー5aに回転可能に配設され、上記係止ピン
5eそれぞれに係止するアーム5fと、当該アーム5f
が係止ピン5eに係止されない方向に弾性力を付勢する
バネ5gと、アーム5fを係止ピン5eに係止させるソ
レノイド5hとからなる。そして、上記係止部材は、上
記スイッチ5bの信号がソレノイド5hに入力される
と、当該ソレノイド5hがアーム5fを回転駆動して、
アーム5fと係止ピン5eとが係止される(図9(b)
を参照)。また、この状態において、カバー手段5の取
手5dを引っ張ることで、用紙トレイ2を引き出すこと
ができ、カバー手段5を押し戻すことで、用紙トレイ2
を収容することができる。なお、上記係止部材は、上記
第一の検出手段9がオンになったらリセットされてアー
ム5fと係止ピン5eとの係止状態を解除される。
【0041】実施例4 本実施例では、図11に示すように、全ての用紙トレイ
2の引き出し口を塞ぐように上記開口部4aに嵌合して
配設されたカバー5aと、上記カバー5aに設けられた
4個の取手5jと、選択された取手5jに応じて所定の
用紙トレイ2とカバー5aとを一体化する連結手段5k
とでカバー手段5を構成した以外は実施例2と同様の構
成である。
【0042】上記連結手段5kは、図12(a)に示す
ように、各用紙トレイ2をカバー5aに一体化する4組
の係止部材からなる。
【0043】上記各係止部材は、各用紙トレイ2に配設
された係止ピン5eと、カバー5aに回転可能に配設さ
れると共に上記取手5jと一体的に形成されたアーム5
fと、当該アーム5fが係止ピン5eに係止されない方
向に弾性力を付勢するバネ5gと、ハウジング4に回転
可能に配設され、上記アーム5fと係止ピン5eとの係
止状態を解除する解除用アーム5mと、第二の検出手段
7の出力がローになったら上記解除用アーム5mを回転
させる解除部材とからなる。そして、上記係止部材は、
取手5jを引っ張ることによりアーム5fが回転して係
止ピ5eンに係止されて用紙トレイ2とカバー5aとが
一体化される(図12(b)を参照)。また、上記係止
部材は、カバー5aを押し戻して第二の検知手段7の出
力がローになったら解除用アーム5mの回転により用紙
トレイ2とカバー5aとが分離される。
【0044】実施例5 図13及び図14に示すように、上側2個の用紙トレイ
2a,2bの引き出し口を塞ぐように上記開口部4aに
嵌合して配設された第一のカバー5pと、下側2個の用
紙トレイ2c,2dの引き出し口を塞ぐように上記開口
部4aに嵌合して配設された第二のカバー5rとでカバ
ー手段5を構成した以外は、実施例1と同様の構成であ
る。
【0045】そして、本実施例では、開口部4aに嵌合
するカバーを2つに分割したので、各カバー5p,5r
の高さが低くなり、その結果、下側2段の用紙トレイ2
c,2dを引き出して用紙Pを補給する際に、当該用紙
補給の作業が格段に行い易くなる。
【0046】比較例1 4個の用紙トレイそれぞれに取手を設けると共に、4個
の用紙トレイそれぞれの周囲全体に発泡ウレタンからな
るシール部材を配設した以外は実施例1と同様の構成で
ある。
【0047】そして、本比較例では、各用紙トレイを装
脱する際、上記シール部材がその周囲の部材と噛んでし
まい、きちんと収容位置にセットし難かった。また、本
比較例では、用紙トレイの装着を繰り返している内に、
上記シール部材が剥がれたり切れたりしてしまった。
【0048】ところで、上記比較例の複写機と上記実施
例1の複写機との正面方向における騒音レベルを測定し
た。具体的には、ハウジングの開口部に対向させてマイ
クを配設し、そのマイクの入力レベルを測定した。その
結果、実施例1の複写機よりも比較例の複写機の方が+
3dBも騒音レベルが高かった。なお、騒音レベルに+
3dBの差があるということは、複写機の正面方向に漏
れている騒音のエネルギーは倍半分も異なることを意味
する。そして、この3dBの騒音レベル差があると、1
00人中ほぼ全員がその騒音レベルの差を感じとること
ができ、静音設計においては格段の差が生じていること
になる。
【0049】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の画像形成装置で
は、少なくとも2つ以上の用紙トレイの引き出し口を塞
ぐように上記開口部に嵌合させてカバー手段を配設する
と共に、上記2つ以上の用紙トレイの内の任意の用紙ト
レイを引き出す際に当該用紙トレイと一体化してカバー
手段が移動するようにしたので、用紙トレイの装脱操作
の操作性を悪化することなく、長期に亘って用紙トレイ
の周囲の隙間から画像形成装置の動作音が漏れ難くする
ことができる。
【0050】また、本発明の画像形成装置では、複数の
用紙トレイとは別体にカバー手段を設け、当該カバー手
段をハウジングの開口部に嵌合させているので、用紙ト
レイの収容位置の誤差や精度バラツキによらず、一定の
外観に画像形成装置を形成することができ、しかも、使
用者に無意味な操作をさせてしまうことはない。
【0051】更に、本発明の画像形成装置では、複数の
用紙トレイの間の隙間をカバー手段で塞いだので、当該
隙間から汚れ、湿気あるいは風が侵入することはなく、
装置内部のエアフローは安定し、装置内部は汚れ難く、
しかも、用紙に画像を転写する際に転写不良を起こし難
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係る複写機の正面図。
【図2】 図1の複写機の側面図。
【図3】 図1の複写機の要部断面図。
【図4】 図1の複写機における用紙補給工程図。
【図5】 本発明の実施例2に係る複写機における用紙
補給工程図。
【図6】 図5の複写機における用紙トレイの収容状態
の説明図。
【図7】 本発明の実施例3に係る複写機の正面図。
【図8】 図7の複写機の要部断面図。
【図9】 図7の複写機の係止部材の動作説明図。
【図10】 本発明の実施例4に係る複写機の正面図。
【図11】 図10の複写機の要部断面図。
【図12】 図10の複写機の係止部材の動作説明図。
【図13】 本発明の実施例5に係る複写機の正面図。
【図14】 図13の複写機の側面図。
【図15】 従来の複写機(その1)の正面図。
【図16】 図15の複写機の側面図。
【図17】 図15の複写機の要部側面図。
【図18】 従来の複写機(その2)の要部側面図。
【図19】 従来の複写機(その3)の要部側面図。
【符号の説明】
4:ハウジング、4a:開口部、2:用紙トレイ:5:
カバー手段、5a:カバー、5b:トレイ選択手段、5
c:連結手段、5d,5j:取手。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP04 DF03 DF09 DF19 DF24 2H171 FA03 FA22 GA06 GA24 GA34 HA14 HA23 HA24 HA33 JA17 JA48 JA52 KA02 KA05 KA22 KA27 KA30 SA18 SA19 SA22 WA18 WA21 3F343 FA02 FB01 FC28 HA01 HA05 HA16 HA22 HA37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有するハウジングと、 このハウジング内に配設されると共に前記開口部から自
    在に引き出すことが可能な複数の用紙トレイと、 前記複数の用紙トレイを覆うようにして前記ハウジング
    の開口部を塞ぐカバー手段と、を備え、 前記複数の用紙トレイは、前記ハウジング内での収容位
    置においては前記カバー手段に一体化される一方、所定
    の用紙トレイを前記ハウジングから引き出す際には不要
    な用紙トレイが前記カバー手段から分離されることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定の用紙トレイを前記ハウジングから
    引き出す際に前記カバー手段から分離される用紙トレイ
    は、残余の全ての用紙トレイであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 開口部を有するハウジングと、 このハウジング内に配設されると共に前記開口部から自
    在に引き出すことが可能な複数の用紙トレイと、 前記複数の用紙トレイを覆うようにして前記ハウジング
    の開口部を塞ぐカバー手段と、を備え、 前記複数の用紙トレイは、前記ハウジング内での収容位
    置においては前記カバー手段と分離されており、所定の
    用紙トレイを前記ハウジングから引き出す際に、該用紙
    トレイと前記カバー手段とが一体化されることを特徴と
    する画像形成装置。
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