JPH08160728A - 画像形成装置のトナーカートリッジ装着機構 - Google Patents

画像形成装置のトナーカートリッジ装着機構

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Publication number
JPH08160728A
JPH08160728A JP6300981A JP30098194A JPH08160728A JP H08160728 A JPH08160728 A JP H08160728A JP 6300981 A JP6300981 A JP 6300981A JP 30098194 A JP30098194 A JP 30098194A JP H08160728 A JPH08160728 A JP H08160728A
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JP
Japan
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cartridge
opening
toner
case
magnet
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Application number
JP6300981A
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English (en)
Inventor
Takayuki Fujibayashi
孝之 藤林
Yuichi Suda
雄一 須田
Hiroki Kitayama
博樹 北山
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーカートリッジおよびトナー供給部の装
着機構を増やすことなくカートリッジの誤装着を防止す
るとともに、トナー供給部への異物の侵入防止が可能な
トナーカートリッジの装着機構を提供する。 【構成】 ケース25の開口部40からカートリッジ2
4の後部をケース25内に挿入する。このとき、ケース
25側の第2磁石43の磁石体58とカートリッジ24
側の本体32の第1磁石34が対向する位置に配置され
ておれば、相互の反発力によりストッパ52がばね53
のばね力に抗して貫通口51内に移動し係止面57にお
ける扉46の係止が解除される。挿入しようとするカー
トリッジ24がケース25の開口部40で選別され、正
しいカートリッジ24のみがトナー供給部21への装着
を許容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置のトナー
カートリッジ装着機構に関し、さらに詳しくは、画像形
成装置のトナー供給部に装着されるトナーカートリッジ
の装着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ等の画像形成装置
では、トナー供給部の上部に設けられたケース内にトナ
ーカートリッジを装着し、カートリッジに充填された現
像用トナーをトナー供給部に供給する。トナーカートリ
ッジを装着するケースは、開口部から挿入されたカート
リッジをトナー供給部の上部に位置決め保持させる。
【0003】カートリッジを交換する際には、まずトナ
ー供給部のケース開口部から空のカートリッジを抜き出
し、新しいカートリッジをケース開口部からトナー供給
部内に装着する。複写機等のトナーカートリッジは、仕
様が異なるトナーを同一形状のカートリッジにそれぞれ
充填し、これらを機種別に使い分ける場合がある。ま
た、複数のモノカラートナーカートリッジを1台の複写
機で使う場合がある。このため、カートリッジに充填さ
れたトナーを識別するシールがそれぞれのカートリッジ
に付けられる。しかし、識別用シールの確認を怠ると、
誤ったカートリッジがトナー供給部に装着され誤ったト
ナーが現像に用いられることになる。したがって、誤動
作あるいは複写の不良の原因となる。
【0004】そこで、このようなカートリッジの誤装着
を防止するため、外観の異なるカートリッジを使用した
り、あるいは、カートリッジとトナー供給部との間に入
れ子対応によるカートリッジ選別手段を設ける等の方策
がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のトナー
カートリッジの装着機構では、トナー供給部のケース開
口部から空のカートリッジを抜き出すと、トナー供給部
内が開放状態となる。したがって、カートリッジを装着
せずにこの状態で放置すると、トナー供給部内に異物が
侵入する場合がある。
【0006】また、上記したカートリッジの誤装着を防
止するための方策は、カートリッジの種類を増やした
り、複写機の機種ごとにカートリッジ装着機構を設定す
る必要があり、金型数あるいは組立工数の増大を招きコ
ストの上昇が避けられない。この発明の目的は、トナー
カートリッジおよびトナー供給部の装着機構を増やすこ
となくカートリッジの誤装着を防止するとともに、トナ
ー供給部への異物の侵入防止が可能なトナーカートリッ
ジの装着機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、画像
形成装置のトナー供給部に装着されるトナーカートリッ
ジの装着機構であって、カートリッジを挿入可能な開口
部を有し、この開口部から挿入されたカートリッジをト
ナー供給部に位置決め保持させるカートリッジ位置決め
保持ケースと、開口部に装着されトナー供給部を密閉可
能な蓋体とを備え、さらに、前記ケースとカートリッジ
との間に対をなして設けられ、カートリッジの一部を開
口部に挿入したときに蓋体を開き、開口部からカートリ
ッジを抜き出したときに蓋体を閉じるよう蓋体の開閉動
作を制御するマグネット機構を備えた画像形成装置のト
ナーカートリッジ装着機構が提供される。
【0008】この発明における画像形成装置とは、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置であって、特に、ト
ナーとキャリアとからなる乾式現像剤を使用するものを
さす。この発明におけるトナー供給部とは、トナーカー
トリッジの開口部から投入された現像剤を感光体に供給
するものであって、この間にホッパー等の現像容器、あ
るいはコンベア等が介在してもよい。
【0009】この発明におけるトナーカートリッジと
は、所定量の乾式現像剤を収納する容器であって、収納
されたトナーをトナー供給部に全量を投下したり、コン
ベア等で搬送可能な供給用の開口部を有し、収納された
乾式現像剤を気密に封止し使用時に開封可能な封止材を
前記開口部に有するものをさす。マグネット機構は、カ
ートリッジ位置決め保持ケースの開口部に挿入されたト
ナーカートリッジを選別し、選別されたカートリッジの
みが位置決め保持ケースへの挿入を許容されるよう蓋体
の開閉動作を制御するのが好ましい。マグネットは、フ
ェライト等の永久磁石であってもよいし電磁石を使用し
たものであってもよい。
【0010】さらに、マグネット機構は、複数の磁石対
からなるのが好ましい。
【0011】
【作用】この発明の画像形成装置のトナーカートリッジ
装着機構では、トナーが予め充填されたトナーカートリ
ッジを準備するとともに、使用して空になったカートリ
ッジがケース内部に残置されている場合は、これをケー
スから抜き出しておく。まず、カートリッジ位置決め保
持ケースの開口部からカートリッジの一部をケース内に
挿入する。このとき、ケースと挿入されるカートリッジ
との間に対をなして設けられたマグネット機構におい
て、例えば、反発力が発生し、蓋体を開くようその動作
が制御される。カートリッジに充填されたトナーが使用
され、空のカートリッジを開口部から抜き出したときに
は、蓋体を閉じるよう蓋体の開閉動作が制御される。し
たがって、トナー供給部にカートリッジが保持されてい
ない場合でも、蓋体によりトナー供給部は密閉状態を保
持できる。また、カートリッジの一部をケース内に挿入
するだけで蓋体を開くことができる。
【0012】マグネット機構が、カートリッジ位置決め
保持ケースの開口部に挿入されたトナーカートリッジを
選別し、選別されたカートリッジのみが位置決め保持ケ
ースへの挿入を許可されるよう蓋体の開閉動作を制御す
るのであれば、誤ったカートリッジを開口部に挿入した
場合、ケースへの挿入が許可されないので、カートリッ
ジの誤まりをただちに知ることができる。
【0013】さらに、マグネット機構が、複数の磁石対
から構成されておれば、これらの磁石対の取り付け位
置、磁力の大小、反発と吸引作用等の組み合わせにより
複数の種類のカートリッジを選別することができる。ま
た、選別精度を高めることができる。
【0014】
【実施例】まず図1により、この発明の一実施例による
画像形成装置のトナーカートリッジ装着機構が適用され
た静電複写機の全体構成について説明する。図におい
て、複写機本体1の上面には、原稿台2が固定されてお
り、原稿台2の上部には原稿カバー3が開閉自在に装着
されている。複写機本体1の右側方には、給紙カセット
4,5が着脱自在に装着されている。また左側方には、
複写済の用紙が排紙される排紙トレー6が装着されてい
る。
【0015】複写機本体1の内部において、その上部に
は、原稿の画像情報を読み取るための光学系7が設けら
れている。この光学系7は、光源、ミラー、レンズ等か
ら構成されている。また、複写機本体1の内部中央に
は、その表面に静電潜像が形成される感光体ドラム8が
配置されている。感光体ドラム8の周囲には、感光体ド
ラム8を所定の電荷に帯電させる帯電装置9、静電潜像
を現像する現像装置10、用紙にトナー像を転写するた
めの転写装置11、感光体ドラム8から用紙を分離する
ための用紙分離装置12、及び感光体ドラム8上の残留
トナーを除去するクリーニング装置13が順に配置され
ている。現像装置10は、現像部21と現像部21にト
ナーを供給するトナー供給部22とから構成されてい
る。
【0016】給紙カセット4,5と感光体ドラム8等に
よって構成される画像形成部との間には、用紙を搬送す
る用紙搬送路14が設けられ、また、画像形成部の下流
側には排紙搬送路15が設けられている。排紙搬送路1
5と排紙トレー6との間には、搬送されてきた用紙上の
転写像を定着する定着装置16が設けられ、この定着装
置16の下流側には排紙ローラ17が設けられている。
【0017】図2にトナー供給部22の詳細を示す。ト
ナー供給部22は、現像部21の上方に形成されたホッ
パー23と、ホッパー23に供給されるトナーが充填さ
れたトナーカートリッジ24と、ホッパー23の上方に
配置されトナーカートリッジ24を着脱可能に保持する
ケース25とから主に構成されている。ホッパー23
は、カートリッジ24から投入されたトナーを現像部2
1に定量供給するローラ26を有している。
【0018】トナーカートリッジ24は、図3に示すよ
うに、底部30に開口31を有する本体32と、本体3
2の正面に取り付けられた把手33と、本体32の一方
の側壁32aに貼設された第1磁石34とから主に構成
されている。なお、第1磁石34は、後述する第2磁石
と協働してマグネット機構50を構成している。本体3
2は、合成樹脂で成形されたトナー容器であり、概ね
0.5〜1リットル程度の容量で構成されている。
【0019】開口31は、カートリッジ24の着脱方向
を長手方向とする矩形で形成されている。開口31は、
所定量のトナーが充填された後、熱融着フィルム35が
その縁部に融着され本体32内を気密に封止している。
ケース25は、正面に形成されたカートリッジ24収納
用の開口40と、ケース内部に敷設された一対のガイド
レール41及びトナー投入口42と、第1磁石34に感
応してマグネット機構50を構成する第2磁石43とか
ら主に構成されている。
【0020】開口40は、カートリッジ24よりわずか
に大きい幅及び高さで形成されている。開口40内側の
ケース25内には、図4に示すように、上端部に支軸4
5を有する扉46が設置されている。扉46は開口40
よりわずかに大きい高さで形成され、ケース25内の天
井部を支点とするばね47により開口40側に付勢され
ケース25内側の開口縁部に当接している。
【0021】ガイドレール41は、開口40より挿入さ
れたカートリッジ24をケース25内に導くとともに、
カートリッジ24をケース25内に水平に保持できるよ
う形成されている。トナー投入口42は、一対のガイド
レール41の間にあって、トナー供給位置にあるカート
リッジ24の開口40に対向して形成されており、下方
に配置されたホッパー23に連通している。投入口42
は、カートリッジ開口40より大きい幅及び長さで形成
されている。特に、カートリッジ24の着脱方向となる
投入口42の長さは開口40より大きくとられ、空にな
ったカートリッジ24を抜き出す際、カートリッジ24
内の残トナーがケース25内に飛散するのを防止してい
る。
【0022】次に、カートリッジ24とケース25との
間に形成されたマグネット機構50について説明する。
第1磁石34は、カートリッジ本体側壁32aの本体3
2後部(図3右方)側にあって、稜部に近接して取り付
けられている。第1磁石34は、その表面がカートリッ
ジ本体側壁32aの表面と面一になるよう側壁32aに
形成された凹部内に貼設されている。この磁石34は、
フェライト磁石により構成され、幅、長さ及び厚みは、
それぞれ10、15、10mmである。
【0023】第2磁石43は、ケース25の開口40の
内周面を形成する4面のうち、左右で対向する開口内周
面40aの一方に配置されマグネット機構50の他方を
構成している。第2磁石43は、図4〜6に示すよう
に、ケース25の内外を貫通する複数の貫通口51と、
貫通口51に収納されたストッパ52及びコイルばね5
3と、ケース25外側の貫通口51開口端に設置された
閉鎖板54とから主に構成されている。
【0024】貫通口51は、ケース25正面の壁面内に
略水平に形成され、互いに平行で同一の軸線方向を有す
るよう上下に一列に配列されている。貫通口51の各断
面は同一の楕円形状で構成され、長さも同一である。開
口の一端は開口内周面40aに位置し、他端は側面25
aに位置している。ストッパ52は、貫通口51内を移
動できるよう貫通口51よりわずかに小さい楕円断面を
有する棒状体で構成され、その先端部には突起55及び
平坦面56が形成されている。平坦面56と直交する突
起55の側面には、扉46裏面に当接して扉46を係止
する係止面57が形成されている。平坦面56には、ス
トッパ52内に埋め込まれた棒状の磁石体58の磁極の
一端が露出している。磁石体58は、直径6mm、長さ
15mmのフェライト磁石であり、磁極は、上記した第
1磁石34のケース25外側の磁極と反発するよう設定
されている。
【0025】コイルばね53は、図7に示すように、そ
の一端がストッパ52の底部52aに固定され、他端が
閉鎖板54の裏面に固定されている。コイルばね53の
外径は、底部52aの短軸より小さい。コイルばね53
は、ストッパ52の突起55が係止面57で扉46の裏
面を係止しかつ平坦面56が開口内周面40aよりケー
ス25内に突出しない位置に位置決めされるよう、その
自由長さが設定されている。また、ばね53のばね力
は、第1磁石34と第2磁石43(磁石体58)が接近
したとき、相互の反発力により突起55の先端が貫通口
51内に没するようマグネット機構50の磁力との相関
により設定される。
【0026】このような構成により、カートリッジ24
がケース25の開口40に挿入され、第1磁石34と第
2磁石43(磁石体58)が接近したとき、両者が互い
に正対する位置に配置されておれば、相互の反発力によ
りストッパ52がばね53のばね力に抗して貫通口51
内に移動し係止面57における扉46の係止が解除され
る。なお、両磁極が符合した後、扉係止の解除が遅れ挿
入を許されたカートリッジ24が扉46に阻止されない
よう磁石体58の磁極と係止面57との距離が設定され
ている。
【0027】次に、図7〜図12を参照して、トナーカ
ートリッジの装着方法を説明する。トナーカートリッジ
を交換する際は、まず、トナーが予め充填されたトナー
カートリッジ24を準備する。使用して空になったカー
トリッジは、その把手33をつかんでケース25から抜
き出す。ケース25の開口40は、図7に示したよう
に、扉46により閉鎖される。
【0028】次に、ケース25の開口部40からカート
リッジ24の後部をケース25内に挿入する(図8及び
9)。このとき、ケース25側の第2磁石43の磁石体
58とカートリッジ24側の本体32の第1磁石34が
正対する位置に配置されておれば、相互の反発力により
ストッパ52がばね53のばね力に抗して貫通口51内
に移動し係止面57における扉46の係止が解除され
る。すなわち、挿入しようとするカートリッジ24がケ
ース25の開口部40で選別され、正しいカートリッジ
24としてトナー供給部21への装着が許容されたこと
になる(図10)。これにより、カートリッジ24は開
口部40からケース25内部に挿入され、扉46をはね
上げた状態でガイドレール41上を移動して最奥部に位
置決めされる(図11)。次に、把手33をつかんでカ
ートリッジ24を固定した状態で、底部30のフィルム
35を剥がす。これによりカートリッジ24内のトナー
が投入口42からホッパー23内に投入される。
【0029】一方、ケース25の開口部40から挿入さ
れたカートリッジ24が、誤ったもの、たとえば、第1
磁石34が第2磁石43と正対する位置にないもの、あ
るいは正対しても反発しない磁極構成となるものであれ
ば、所定の反発力が生じないので、ストッパ52をばね
53のばね力に抗して貫通口51内に移動させる駆動力
が得られず、係止面57における扉46の係止が継続さ
れる。このため、カートリッジ24を挿入しようとして
も扉46に阻止され、操作者はケース25の開口部40
でカートリッジ24が誤ったものであることを知る。
【0030】上記実施例では、第1磁石の貼着位置を本
体側壁32aの上下方向に3通りに設定し、3つの貫通
口51に対し1つのストッパ52の収納位置を使い分け
ることにより、3種類のカートリッジ24の選別を行う
ことができる。さらに、第1磁石34と第2磁石43の
磁極の組み合わせにより多種類のカートリッジ24を選
別できる。また、ケース25の開口部40の対向する両
側の開口内周面40aに貫通口51を設ければ、さら
に、選別の数が増す。また、貫通口51に収納するスト
ッパ52を複数併用すれば、選別の精度を高めることが
できる。
【0031】このように、上記実施例によれば、ケース
25に装着された空のカートリッジ24を抜き出す際、
カートリッジ24の上方に撥ね上げられていた扉46
は、抜き出しが終了すると同時に閉じられ、さらに、ば
ね47の付勢力により扉46が開口部40に当接されケ
ース25にカートリッジ24が挿入されていない場合で
も、トナー供給部21を密閉状態に保持できる。このた
め、トナー供給部21への異物の混入が防止される。ま
た、正しいカートリッジであれば、ケース25内に挿入
するだけで扉46を開くことができるので、カートリッ
ジ24の装着が容易に行える。また、カートリッジ24
装着後は、本体32がケース25の開口部40を覆って
いるので、異物の混入が防止される。
【0032】ケース25の開口部40から挿入されたカ
ートリッジ24が、誤ったものであれば、カートリッジ
24を挿入しようとしても扉46に阻止される。したが
って、操作者は装着操作の初期段階でカートリッジ24
が誤ったものであることを知って迅速な対応が可能とな
り、カートリッジ24の誤装着が防止される。貫通口5
1に対するストッパ52の収納位置の使い分けおよびマ
グネット機構50における磁極の組み合わせにより多種
類のカートリッジの選別を同一のカートリッジを用いて
行うことができる。
【0033】
【発明の効果】この発明の画像形成装置のトナーカート
リッジ装着機構では、カートリッジ位置決め保持ケース
の開口部からカートリッジの一部をケース内に挿入した
とき、ケースとカートリッジとの間に設けられたマグネ
ット機構により、蓋体が開かれ、カートリッジを開口部
から抜き出したときには、蓋体を閉じられるよう構成さ
れているので、トナー供給部にカートリッジが保持され
ていない場合でも、蓋体によりトナー供給部は密閉状態
を保持できる。したがって、トナー供給部への異物の侵
入を防止できる。
【0034】また、カートリッジの一部をケース内に挿
入するだけで蓋体を開くことができるので、カートリッ
ジの装着が容易に行える。マグネット機構が、カートリ
ッジ位置決め保持ケースの開口部に挿入されたトナーカ
ートリッジを選別し、選別されたカートリッジのみが位
置決め保持ケースへの挿入を許容されるよう蓋体の開閉
動作を制御するのであれば、誤ったカートリッジを開口
部に挿入した場合、ケースへの挿入が許容されないの
で、カートリッジの装着の誤まりを装着操作の初期段階
で知り、誤装着を防止することができる。したがって、
開口部を開封してからカートリッジが誤ったものである
ことを発見したり、誤ったトナーで現像を行うことを防
止できる。
【0035】さらに、マグネット機構が、複数の磁石対
から構成されておれば、これらの磁石対の取り付け位
置、磁力の大小、反発と吸引作用等の組み合わせにより
複数の種類のカートリッジを選別することができる。ま
た、選別精度を高めることができる。したがって、トナ
ーカートリッジおよびトナー供給部の装着機構を増やす
ことなくカートリッジの誤装着を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による複写機の概略構成
図。
【図2】図1のトナー供給部およびそこに挿入されるト
ナーカートリッジの斜視図。
【図3】図2のトナーカートリッジの底部を上にしてマ
グネット機構の一部をしめした斜視図。
【図4】トナーカートリッジが装着されるケースの開口
部の一部を示す斜視図。
【図5】図4の貫通口に収納されるマグネット機構の一
部をしめした斜視図。
【図6】図5のマグネット機構の先端部の平面図。
【図7】トナーカートリッジが装着されていないケース
の正面図。
【図8】トナーカートリッジが装着されていないケース
を側面からみた断面図。
【図9】図8の断面におけるマグネット機構の、トナー
カートリッジが装着されていない状態を示す平面図。
【図10】トナーカートリッジの装着が許可された状態
を示す、図9に対応する図。
【図11】トナーカートリッジが装着されたケースを側
面からみた、図8に対応する図。断面図。
【図12】トナーカートリッジが装着されたケースの正
面図。
【符号の説明】
1 複写機本体 22 トナー供給部 23 ホッパー 24 トナーカートリッジ 25 ケース 31 開口 32 本体 34 第1磁石 35 フィルム 40 ケース開口 40a 開口内周面 43 第2磁石 46 扉(蓋体) 50 マグネット機構 51 貫通口 52 ストッパ 53 コイルばね 55 突起 56 平坦面 57 係止面 58 磁石体(第2磁石)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置のトナー供給部に装着され
    るトナーカートリッジの装着機構であって、 カートリッジを挿入可能な開口部を有し、この開口部か
    ら挿入された前記カートリッジをトナー供給部に位置決
    め保持させるカートリッジ位置決め保持ケースと、前記
    開口部に装着されトナー供給部を密閉可能な蓋体とを備
    え、 さらに、前記ケースとカートリッジとの間に対をなして
    設けられ、カートリッジの一部を前記開口部に挿入した
    ときに前記蓋体を開き、前記開口部からカートリッジを
    抜き出したときに前記蓋体を閉じるよう蓋体の開閉動作
    を制御するマグネット機構を備えたことを特徴とする画
    像形成装置のトナーカートリッジ装着機構。
  2. 【請求項2】 マグネット機構が、開口部に挿入された
    トナーカートリッジを選別し、選別されたカートリッジ
    のみが位置決め保持ケースへの挿入を許容されるよう蓋
    体の開閉動作を制御する請求項1による画像形成装置の
    トナーカートリッジ装着機構。
  3. 【請求項3】 マグネット機構が、複数の磁石対からな
    る請求項2による画像形成装置のトナーカートリッジ装
    着機構。
JP6300981A 1994-12-05 1994-12-05 画像形成装置のトナーカートリッジ装着機構 Pending JPH08160728A (ja)

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JP (1) JPH08160728A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190136649A (ko) * 2018-05-31 2019-12-10 전자부품연구원 형광 광학 모듈

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190136649A (ko) * 2018-05-31 2019-12-10 전자부품연구원 형광 광학 모듈

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