JP4603912B2 - 剤収納容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、剤収納容器及び画像形成装置に関するものである。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置では、一般的にトナーを用いて現像装置により静電潜像を可視像化している。トナーは画像形成とともに消費されるため、画像形成装置においてはトナーボトルやトナーカートリッジ等のトナーを収納するトナー容器を装置本体にセットし、トナー補給装置を用いてその容器から現像装置へトナーを補給している。
トナー容器からトナーを順次現像装置に補給する画像形成装置では、空になったトナー容器を取り出し、新しい容器を装着するという容器の交換が必要である。この容器交換において、空になったトナー容器は取り出す前にトナー排出口をしっかり閉じねばならず、閉じが不十分であると、飛散やこぼれ等によるトナー汚染が発生する。このため、トナー容器のトナー排出口はその開口面積が小さい程、トナー汚染の発生を防止し易い。また、新しいトナー容器は装着同時もしくは装着後にトナー排出口を開放してトナー補給ができるようにしなければならない。このトナー排出口の開放もトナー排出口の開口面積は小さい程、操作が簡単且つ確実に行い易い。
ところが、トナー容器はトナー排出口の開口面積が小さいと、多量の残トナーが出るという問題がある。特に、トナー容器の交換は、主にユーザーが行っているため、残留トナー量が多いとユーザーに不信感を抱かせたり、取り出したトナー容器が空になっていないと判断して再度装着したりすることがある。
特開2002−46843号公報 特開2004−333705号公報
そこで、トナーエンド時におけるトナー容器内の残トナーを減らすことができるトナー補給方式として特許文献1,2に記載されているトレイ揺動方式が注目されている。このトレイ揺動方式は、トナー容器に揺動させ急停止させることによって収納しているトナーを慣性力で排出口に向けて移動させ、そして排出口は落下させることでトナーを無駄なく排出させることができる。
このようなトレイ揺動方式において、トナー容器は揺動トレイと一緒に揺動させるため、トレイに確実に固定する必要がある。しかし、トナー容器のトレイへの固定を堅固にすればする程、トナー容器のセット部の着脱動作が複雑で操作が面倒になってしまう。
本発明は、上記した従来の問題を解消し、交換のための装置本体への着脱操作が容易で、しかもセットした容器を確実に固定することができる剤収納容器及び画像形成装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、ほぼ細長の長方体に形成され、その長手方向一端側を先頭として電子写真プロセスに用いる画像形成装置本体に挿入されてセットされる、トナーまたはキャリア、もしくはトナーとキャリアからなる現像剤を収納する剤収納容器において、前記現像剤を収納する柔軟性のある容器本体と、該容器本体をよりも硬質で弾性を有する樹脂から作られたほぼ細長の長方体の板材であって、その容器本体を着脱可能に支持する底板部材と、前記底板部材の容器挿入方向後端に設けられた把持部と、前記装置本体の所定位置にセットされると自身の弾性によって装置本体の係止孔に係止されて該剤収納容器をロックするロック爪とを有し、該ロック爪が前記把持部に設けられ、かつ、該把持部のつかみ方向が前記ロック爪を係止孔から解除する弾性変形の方向であることを特徴とする剤収納容器を提案する。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、請求項1の何れかに記載の剤収納容器を用いる画像形成装置において、前記剤収納容器がセットされるセット部には、前記底板部材をガイドして容器を所定位置まで導く挿入ガイドが設けられていることを特徴としている。
なお、本発明の画像形成装置において、前記剤収納容器がセットされるセット部は、挿入口が奥側より幅広に形成されていると、効果的である。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記セット部にセットされた前記剤収納容器は周囲より前記把持部が操作者側に突出されていると、効果的である。
本発明によれば、剤収納容器を装置本体に装着口を挿入するだけ、正規の位置にセットでき、剤収納容器の装着ミスを確実に防止できる。さらに、引き出すとき取っ手を掴む自然な動作によってロック部材のロックを解除することができ、操作がきわめて簡単で便利である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、画像形成装置の一例であるカラープリンタを示す概略図である。ここに示した画像形成装置は、装置本体上部に像担持体としての中間転写ベルト1が配置されており、該中間転写ベルト1はローラ2,3に巻き掛けられ、その一方のローラが駆動ローラとして反時計方向に回転駆動することにより矢印方向に走行駆動される。中間転写ベルト1の下部走行辺には、第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dが対向配置されている。第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dは、像担持体としてドラム状の感光体5a,5b,5c,5dを有し、その各感光体上にマゼンタトナー像、シアントナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。
第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dは、その像担持体上にトナー像を形成する構成とその作用は実質的に全て同一であるため、第1の作像ユニット4aの感光体5aにトナー像を形成する構成だけを説明する。この感光体5aは図1における時計方向に回転駆動され、このとき帯電ローラ6によって像担持体表面が所定の極性に均一に帯電される。次いでその帯電面に、レーザ書き込みユニット7から出射する光変調されたレーザビームLが照射される。これによって感光体5a上に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置8によって例えばマゼンタトナー像として可視像化される。このようにして形成されたマゼンタトナー像は、感光体5aと中間転写ベルト1を挟んで配置された転写ローラ9にトナーと逆極性の電圧が印加され、これによって感光体5a上のマゼンタトナー像が中間転写ベルト1上に転写される。中間転写ベルト1に転写されず、感光体5a上に残された転写残トナーは、クリーニング装置10によって除去される。
全く同様にして、第2ないし第4の作像ユニット4b,4c,4dの感光体5b,5c,5d上にシアントナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がマゼンタトナー像の転写された中間転写ベルト1上に順次重ね合されて転写される。このようにして中間転写ベルト1上に形成された4色のトナー像はベルト走行に伴って図1の右端のローラ2と対向する2次転写ローラ11が設けられた2次転写部へ移動する。
一方、装置本体の下部には給紙部12が設けられ、該給紙部12から給紙手段13によって例えば転写紙より成る記録材Pが矢印方向に給送される。給紙された記録材Pは,レジストローラ14に突き当てられた後,記録材に正しくトナー像が転写されるタイミングで中間転写ベルト1の2次転写部へ送り込まれる。そして,2次転写ローラ11に対し中間転写ベルト1上のトナーと逆極性の電圧が印加され、これによって中間転写ベルト1上に重ね転写されたトナー像が記録材P上に転写される。トナー像が転写された記録材Pは、上方へ搬送されて定着装置15を通過し、トナー像が定着された後、排紙ローラ16を介して装置本体上面の排紙部17に排出される。また、2次転写後、記録材Pに転写されなかった転写残トナーはローラ3と中間転写ベルト1を挟んで配置されたベルトクリーニング装置18に除去される。
各現像装置8a,8b,8c,8dに補給するトナーを収納した剤収納容器としてのトナーカートリッジ20a,20b,20c,20dが排紙部17と中間転写ベルト1の間に設けられたセット部に装着されている。このセット部は、図2に示すように、細長の長方体に形成したトナーカートリッジ20をその長手方向に沿って装置本体に設けた挿入口19から挿入する。そして、本発明ではトナーカートリッジ20a,20b,20c,20dから各現像装置8a,8b,8c,8dへのトナー補給装置にトレイ揺動方式を採用しており、次に図3を用いてトレイ揺動方式の原理について説明する。
図3において、トレイ揺動方式は、支持台70にコロ66を介して矢印B−C方向に移動可能な揺動トレイ50に、底板にトナー排出口21を形成したトナーカートリッジ20を固定する。揺動トレイ50の支持台70は収縮バネ51が固定され、揺動トレイ50を矢印C方向に引きつけている。カム52は支持台70に支持されており、矢印A方向に回転することで、第1ステップとして図3に示すように、揺動トレイ50が矢印B方向へ移動し収縮バネ51が伸ばされ、第2ステップとして図4に示すように、カム52の天頂が通過した時点で開放され、揺動トレイ50が収縮バネ51の力で矢印C方向に加速しながら移動する。第3ステップとして、トナーカートリッジ20が固定された揺動トレイ50はあるスピードで支持台70に衝突して止まる。このとき、トナーカートリッジ20の急激な減速によりトナーカートリッジ20のC方向とB方向の加速度に大きな差が生ずるため、内部のトナーは慣性力によりC方向へ移動してトナー排出口21から排出される。そして、排出されたトナーは図示していない移送手段によって現像装置8に補給される。
このようにしてトナーをトナーカートリッジ20から排出するトレイ揺動方式では、揺動トレイ50にトナーカートリッジ20をセットしたとき、そのトナーカートリッジ20を確実に揺動トレイ50にロックすること、同時にトナーカートリッジ20のトナー排出口21を開放して揺動トレイ50の開口53に連通さセ、トナー補給可能な状態にすることが必要である。
次に、トレイ揺動方式に使用するトナーカートリッジ20について説明すると、トナーカートリッジ20は図5に示すように、例えば塩化ビニル等から作られた軟質の透明材を略直方体状に膨らました容器本体22と、該容器本体22の底部に取り付けられる底板部材23とで構成されている。この底板部材23は容器本体22より硬質である程度の弾性を有する樹脂から作られている。容器本体22は、図6に示すように、その底部、すなわち底板部材23と対向する面における長手方向一端側にトナー排出口21が形成された排出口部材24が固着され、他端には底板部材23に係止する係止爪26を備えた係止部材25が固着されている。トナー排出口21が形成されている排出口部材24は、樹脂製の薄板部材であって、トナー排出口21の周囲には装着溝に嵌合されたOリング27が設けられている。また、排出口部材24の左右側部、すなわち長手方向に平行な側部にはトナー排出口21を開閉するシャッタ30をスライド可能に案内するための案内溝(図示せず)が形成されている。
シャッタ30は、その鉤状部(図示せず)が案内溝28に係合することにより、図6(a),(b)の矢印D方向にスライド移動可能であり、このときシャッタ30がOリング27に接する位置ではある程度の摺接抵抗を受け、その移動にある程度の力が必要となっている。また、シャッタ30の左右側部には後述する係合ピン55が係合する係合凹部31が形成されている。
上記底板部材23には、図5に示すように、容器本体22の排出口部材24が嵌合する嵌合部32と、容器本体22の係止爪26が係止される係止部33と、トナーカートリッジ20の着脱操作時に把持する取っ手部34とが設けられている。嵌合部32は排出口部材24が合致して嵌り込む凹部であり、この嵌合部32にはトナー排出口21の一部を構成する開口と、シャッタ30を覆う目隠し板35が設けられている。この目隠し板35は、図7及び図8に示すように、例えば金属製薄板からなり、底板部材23にシャッタ30と同方向のトナー容器の長手方向にスライド可能に取り付けられ、スプリング36によって常時閉じ方向の弾性力が付勢されていることにより、通常閉じ位置に保持されている。また、取っ手部34には押し下げると、後述するロック爪を解除する作動板37が設けられている。
装置本体に挿入されるトナーカートリッジ20が固定される揺動トレイ50には、図9に示すように、その開口53近くの底面両側にそれぞれ係合部材としての係合ピン55がトレイの幅方向に延びる達磨状の案内孔54に装着されている。この各係合ピン55は、スプリング56の両端に固定されており、トレイの幅方向に移動可能であるとともに、スプリング56によって互いに近づく方向への弾性力が付勢されている。
係合ピン55は、トナーカートリッジ20が装着されたとき、シャッタ30の両側に設けられている係合凹部31に係止され、これにてトナーカートリッジ20の着脱に応じてシャッタ30の自動開閉を行うように構成している。このとき、係合ピン55が係合凹部32から逃げないようにその軌道が底板部材23に設けられたガイド溝38によってガイドされている。
トナーカートリッジ20は、装置本体1に装着するとき、図10に示すように、挿入口19から揺動トレイ50に挿置する。このとき、トナーカートリッジ20を所定位置に向けてスムースに挿入できるように、揺動トレイ50の左右側壁にはガイド壁60が設けられている。ガイド壁60は揺動トレイ50の側壁から内側に張り出した壁で、傾斜部61と溝部62が形成されている。このガイド壁60は、図10に示すように、揺動トレイ50の内側幅をW1、ガイド壁60間の幅をW2とし、トナーカートリッジ20の底板部材23の幅をW3とすると、W1>W3>W2となるように設定されている。さらに、揺動トレイ50の溝部62の高さ、すなわち溝部62での揺動トレイ50の床面からガイド壁60までの長さをH1とし、底板部材23の厚味をT1とすると、H1>T1となるように設定されている。
次に、トナーカートリッジ20を装置本体に装着したときの作動態様について説明すると、ユーザーがトナーカートリッジ20を挿入口19から装置本体内に挿入して揺動トレイ50に装着する。このとき、トナーカートリッジ20は底板部材23だけが硬質な材料から作られているので、この底板部材23の両側が揺動トレイ50に設けたガイド壁60に案内されてスムースに挿入される。すなわち、トナーカートリッジ20を挿入口19から揺動トレイ50に装着するとき、底板部材23とガイド壁60はW1>W3>W2及びH1>T1に設定されているので、挿入された底板部材23がガイド壁60の傾斜部61に沿って溝部62に導かれ、正規の位置へ向かう。そして、トナーカートリッジ20が正規の位置にセットされる寸前において、トナーカートリッジ20の動作に追随してトナー排出口21が自動的に開放される。
この開放動作について図11を用いて説明する。なお、図11ではトナーカートリッジ20を下から見た状態を示す説明図である。
図11(a)において、トナーカートリッジ20が所定位置近くまで挿入されると、揺動トレイ50に設けた係合ピン55が底板部材23に設けられたガイド溝38に入り込む。このとき、係合ピン55はスプリング56によってガイド溝38の内側壁面に沿う方向に付勢され、トナーカートリッジ20の移動に対して相対的に移動する。すなわち、トナーカートリッジ20が矢印D方向に移動することで、係合ピン55が矢印D’方向に相対的に移動する。ガイド溝38には係合ピン55を外側へシフトさせる傾斜面39が形成され、傾斜面39が係合ピン55に接すると、図11(b)に示すように、係合ピン55が外側に移動する。そして、傾斜面39の終点位置にはガイド溝38の外側壁面に係合補助突起40が形成され、係合ピン55が傾斜面39を越えると、図11(c)に示すように、係合ピン55がスプリング56によって内側への移動力が付勢されているとともに、係合補助突起40に当たって確実にシャッタ30の係合凹部31に係合する。この係合によってトナーカートリッジ20の移動が続いているにも拘らずシャッタ30の移動が停止され、これによってシャッタ30が開き始め、やがてトナー排出口21が開放される。なお、ガイド溝38の溝幅wは図11(d)に示すように、係合凹部31に係合した係合ピン55が抜けることができない幅に設定することが好ましい。さらに、係合ピン55を指で操作できると、シャッタ30が移動してトナー排出口21が開放されるので、上記ガイド溝38の幅wは指が入らない幅、例えば10mm以下、好ましくは4mm〜6mm程度にすることが好ましい。
また、上記目隠し板35はトナーカートリッジ20の移動によってスプリング36の作用に抗して係合ピン55に押され、シャッタ30と同時に開放される。このとき、係合ピン55は係合凹部31に嵌る前に目隠し板35を押すので、目隠し板35がシャッタ30より僅かに先行して開放され、トナーカートリッジ20が正規の位置に装着されると、シャッタ30及び目隠し板35が完全に開放される。この目隠し板35はシャッタ30のみならずガイド溝38も隠すので、上記ガイド溝38の幅wは指が入らない幅にすることと相俟ってユーザーが不用意に係合凹部31からシャッタ30を動かすことがしにくいように構成している。
さらに、トナーカートリッジ20が正規の位置に装着されると、図12(a),(b)に示すように、取っ手部34に設けたロック爪41に揺動トレイ50に設けた挿入板57が取っ手部34内には入り込む。この挿入板57の挿入により、樹脂材料から作られたロック爪41は自身の弾性によって挿入板57に設けた係止孔58に係止される。これにて、トナーカートリッジ20がロックされ、揺動トレイ50が振動されても該トレイからトナーカートリッジ20が外れることがない。
なお、係合ピン55はトナーカートリッジ20の装着時において、ガイド溝38の壁面に接して回転するのでトナーカートリッジの移動に対して大きな負荷を与えるおそれはない。
次に、トナーカートリッジ20が空になって取り出すときにはユーザーが装置本体のセット部を現出させ、取っ手部34を掴んで手前に引き出す。このとき、取っ手部34を掴むとほぼ自動的に作動板37を指で押すため、図12(c)に示すように、係止孔58に係止されているロック爪41が解除され、トナーカートリッジ20を引き出すことができる。そして、トナーカートリッジ20を引き出すと、シャッタ30が閉じ始め、シャッタ30は係合凹部31に係合されている係合ピン55が係合補助突起40の位置まで戻るとトナー排出口21を完全に閉じる。そして、シャッタ30がトナー排出口21を閉じた後、係合ピン55が係合凹部31から抜ける。したがって、トナーカートリッジ20は引き出すときにはトナー排出口21が完全に閉じており、交換時のトナー飛散やトナー漏れが生ずる恐れがない。
なお、上記実施形態ではトナーを補給する剤補給装置について説明したが、本発明はキャリアの補給、さらにはトナーとキャリアが混合された現像剤の補給にも適用することができるものである。
本発明に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 本発明に係る画像形成装置のトナーカートリッジのセット部を示す斜視説明図である。 本発明に係るトナーカートリッジからのトナー排出方法を説明する説明図である。 本発明に係るトナーカートリッジからのトナー排出方法を説明する説明図である。 本発明に係るトナーカートリッジの全体構成を示す斜視図である。 図5のトナーカートリッジの容器本体を示し、(a)が底面図、(b)が側面図である。 図5のトナーカートリッジの底板部材を示す平面図である。 図5のトナーカートリッジの底板部材を示す底面図である。 揺動トレイを示す平面図である。 (a)及び(b)は揺動トレイとトナーカートリッジ底板部材と関係を示す説明図である。 (a),(b),(c)及び(d)はトナーカートリッジ装着時のシャッタの開放時の動きを示す説明図である。 (a),(b)及び(c)はトナーカートリッジ装着時のロック動作を説明する説明図である。
符号の説明
8 現像装置
20 トナーカートリッジ
21 トナー排出口
22 容器本体
23 底板部材
30 シャッタ
31 係合凹部
38 ガイド溝
55 係合ピン
60 ガイド壁

Claims (4)

  1. ほぼ細長の長方体に形成され、その長手方向一端側を先頭として電子写真プロセスに用いる画像形成装置本体に挿入されてセットされる、トナーまたはキャリア、もしくはトナーとキャリアからなる現像剤を収納する剤収納容器において、
    前記現像剤を収納する柔軟性のある容器本体と、
    該容器本体をよりも硬質で弾性を有する樹脂から作られたほぼ細長の長方体の板材であって、その容器本体を着脱可能に支持する底板部材と、
    前記底板部材の容器挿入方向後端に設けられた把持部と、
    前記装置本体の所定位置にセットされると自身の弾性によって装置本体の係止孔に係止されて該剤収納容器をロックするロック爪とを有し、
    該ロック爪が前記把持部に設けられ、かつ、該把持部のつかみ方向が前記ロック爪を係止孔から解除する弾性変形の方向であることを特徴とする剤収納容器。
  2. 請求項に記載の剤収納容器を用いる画像形成装置において、前記剤収納容器がセットされるセット部には、前記底板部材をガイドして容器を所定位置まで導く挿入ガイドが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項に記載の画像形成装置において、前記剤収納容器がセットされるセット部は、挿入口が奥側より幅広に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2または3に記載の画像形成装置において、前記セット部にセットされた前記剤収納容器は周囲より前記把持部が操作者側に突出されていることを特徴とする画像形成装置。
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