JP2003259769A - 伸縮式竿 - Google Patents

伸縮式竿

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JP2003259769A
JP2003259769A JP2003098725A JP2003098725A JP2003259769A JP 2003259769 A JP2003259769 A JP 2003259769A JP 2003098725 A JP2003098725 A JP 2003098725A JP 2003098725 A JP2003098725 A JP 2003098725A JP 2003259769 A JP2003259769 A JP 2003259769A
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auxiliary
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Masahiro Furukawa
正博 古川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】補助竿体を後方に出退自在に構成するという良
好な面を損なうことなく、元竿の強度を高くかつ元竿の
調子を良好なものにして、大径の補助竿体を用いて円滑
な出退操作を可能にし、しかも、簡便に出退状態の保持
を可能にす点にある。 【解決手段】元竿2を、先端部の内径と後端部の内径と
が等しい竿素材7を用いたストレートな筒状に形成し、
補助竿体3の元竿2に対する出退状態を保持する保持機
構Aを、元竿2に対する補助竿体3の伸長、若しくは、
収縮の少なくとも一方の操作時に、その操作に摩擦抵抗
を作用させる接触部を備えて構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、元竿に対して、握
部を有する補助竿体を後方に向けて出退自在に内嵌する
とともに、その出退いずれの状態においても、前記補助
竿体を前記元竿に対して保持する保持機構を設けてある
伸縮式竿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成された伸縮式竿
が存在し(特許文献1参照)、この従来例では、元竿に
後端側ほど細径化する形状の素材を用いるとともに、補
助竿体を操作端部まで収縮操作した際には、この補助竿
体の先端部外周を、元竿の内面に接触させ、かつ、補助
竿体の後端部外周を元竿の後端内周に接触させ、又、補
助竿体を操作端部まで伸長操作した際には、補助竿体の
先端部外周を元竿の後端内周に接触させて夫々とも、そ
の操作状態を保持するよう構成している。
【0003】
【特許文献1】実開平3−34770号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、元竿に内
嵌した補助竿体を後方に出退自在に構成した竿では、伸
長操作時に一方の手で竿の後端を持ち、他方の手で補助
竿体の後端を持って後方に引き操作し、この後、元竿の
後端から手を放し、竿全体を徐々に持ち上げる操作形態
となるので、伸長操作時に手の持ち換えを行わずに済む
という良好な面を有し、又、この伸長操作時には補助竿
体が後方に引き出される形態となり、竿全体を上方に持
ち上げる形態とはならないので、竿の全長を長くする際
にも釣り糸に過大の張力を作用させず、しかも、竿先が
大きく振れる現象も抑制されるため、釣り糸の切断、あ
るいは、魚のバレを発生し難いという良好な面も有して
いる。尚、鮎の友釣りのように囮の鮎を竿の操作で誘導
する形態の釣りでは、誘導の途中、あるいは、鮎を抜き
上げる際に、竿の全長を大きくすることが良好な竿操作
に繋がるものであり、この伸長操作を迅速に、かつ、釣
り糸に過大な張力を作用させない状態で行う観点から、
前述のように元竿の内部に挿嵌した補助竿体を後方に引
き出す形態の竿の有効性が認められるものとなってい
る。
【0005】しかし、後端側ほど細径化する形状の元竿
に補助竿体を内嵌するものでは、元竿の後端ほど曲げ方
向に弾性変形しやすいため、竿の調子が崩れやすく、
又、補助竿体にあまり大径の素材を使用できないという
不都合に繋がるものとなる。特に、収縮状態で、その先
端部と元竿内面とを摩擦式に保持するよう、補助竿体の
先端部の大径化を図る構造を採用した場合には、補助竿
体の伸長操作時(後方への引出し操作時)に、この大径
部が元竿内面に接触して操作抵抗の増大を招来しやすく
改善の余地がある。又、この種の竿では従来例と同様
に、補助竿体を端部位置まで操作した際にロック等の特
別の操作を行わずに接触部に作用する摩擦力で、その操
作状態が保持されるという有効な面も簡便な操作を行う
観点から重要となっている。本発明の目的は、補助竿体
を後方に出退自在に構成するという良好な面を損なうこ
と無く、元竿の部位の調子を良好なものにし、大径の補
助竿体を用いて円滑な出退操作を可能にし、しかも、簡
便に出退状態の保持を可能にする伸縮式竿を構成する点
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は冒頭に記
したように、元竿に対し、後方に向けて出退自在に内嵌
した補助竿体を、その出退いずれの状態においても、前
記元竿に対して保持する保持機構を設けてある伸縮式竿
において、前記元竿を、先端側内径と後端側内径とが等
しいストレートの筒状に成形し、前記保持機構を、前記
元竿に対する前記補助竿体の伸長、若しくは、収縮の少
なくとも一方の操作時に、その操作に摩擦抵抗を作用さ
せる接触部を備えて構成してある点にあり、その作用、
及び、効果は次の通りである。
【0007】
【作用】つまり、補助竿体の伸長操作時には、一方の手
で元竿の後端部を握り、他方の手で補助竿体の握部を握
り、この握部を後方に引き操作する形態となり、従来の
ように伸縮竿と同様に手の持ち換えを行わずに済み、竿
全体を持ち上げる形態とならない。この竿では元竿が、
先端側内径と後端側内径とが等しいストレートの筒状に
形成されるので、従来と比較して元竿の後端側の曲げ強
度の増大を可能にするとともに、従来例と比較して補助
竿体に大径のものを用いることも可能となる。しかも、
元竿後端部の外径を握り易い持ち重りのしない適切な外
径に設定すると、従来のように、先端側程小径化する緩
円錐状の元竿先端部の外径はそれより小さくなる。その
為に、元上から穂先までの全荷重を受けることになる元
竿の先端部の強度が僅かに不足することもあるが、本発
明の場合には、元竿の先端部外径を後端部の外径と同様
にできるので、先端側程小径化する緩円錐状の元竿の先
端部外径よりも大径化できそれだけ強度面で有利であ
る。更に、この竿では保持機構を、摩擦抵抗を作用させ
る接触部を備えて構成しているので、補助竿体を出退い
ずれかの操作端部(ストロークエンド)に向けて操作し
た際に、接触部の作用域に至ると接触部に作用する摩擦
力によって自然に保持状態に達して、その状態が保持さ
れるものとなる。この出退操作時には補助竿体の先端部
が元竿の内面に接触して操作抵抗の増大を招来する如き
不都合を解消して操作抵抗を小さくするものとなる。
尚、前述したように出退操作端部で補助竿体が摩擦力に
よって自然に保持状態に達する現象は、自然に操作が阻
止されるという意味で無く、ストッパー等によって補助
竿体の作動が阻止される構造のものも含んだ意味であ
る。又、出退操作の中間位置において接触部に作用する
摩擦抵抗の値を、操作端部の接触部に作用する摩擦抵抗
の値より小さくしたものでは、前述の操作抵抗の低減を
一層顕著なものにする。中子を補助竿体の内部に収納す
るものでは、夫々が収縮した状態で中子と補助竿体を軸
芯方向に沿って並列配置するものと比較して元竿の寸法
の短縮化が可能となる。補助竿体の出退ストロークを1
00センチメートル以下に設定したものでは、出退スト
ロークが、釣り人の両腕を広げた間隔に相当する長さに
略等しい長さ又はそれ以下の長さとなるので、持ち替え
ることなく操作が行え、実釣時に釣り人が竿を立てた姿
勢でも容易に操作端部までの操作が可能になる。補助竿
体が操作端部まで操作されたことを認識させる確認手段
を備えたものでは、補助竿体が操作端部に達したことを
確認手段によって容易に認識できるので、補助竿体の出
退操作が不充分な状態で操作を終了するという不都合が
解消されると同時に、過大な操作力を補助竿体に作用さ
せて、保持機構等を傷める等の不都合が解消されるもの
となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1には鮎竿等の振出竿の後端部の断
面を表し、この竿では元部1を、元竿2と、この元竿2
に対して後方より差し込み状態で出退自在に内嵌した補
助竿体3とで形成するとともに、この補助竿体3を出退
操作自在に構成してある。伸長操作によって元竿2の先
端部内面に嵌合して伸長状態を維持する中子14…につ
いては、その外径より補助竿体3の内径を大きくして、
この中子14…を補助竿体3の内部に収納できるよう構
成している。補助竿体3は、穂先側ほど小径となる緩い
テーパ状の内外面を有する円錐筒状の竿素材4と、この
竿素材4の後端に外嵌された筒状の握部5と、この握部
5の後端に固着した尻リング6と、この尻リング6に螺
合した尻栓18とで構成してある。竿素材4と握部5と
は竿製造用のプリプレグによって製造され、尻リング6
にはアルミニウム材が用いられる。
【0009】元竿2は、先端側の内径と後端側の内径と
が等しいストレートの竿素材7と、この竿素材7の後端
部に外嵌固設した補強リング8と、この補強リング8に
螺合する状態で竿素材7の後端部に内嵌される抜止めリ
ング9とで構成してある。補強リング8をアルミニュー
ム材で形成し、これに螺合する抜止めリング9をガラス
繊維を混入したPBT樹脂で形成している。図1及び図
2に示すように、前記抜止めリング9の前端面9Aに接
触する状態で、この抜止めリング9の内径より、その内
径が大きい第1嵌合リング10を元竿内面に固設し、補
助竿体3の伸長操作で、この第1嵌合リング10の内面
に接触して、この伸長作動を阻止すると同時に収縮方向
への力に抗する摩擦力を作用させる第2嵌合リング12
を補助竿体3の先端部外面に固着している。この第2嵌
合リング12は補助竿体3の先端外面より外方に突出す
る形態でえられ、補助竿体3を後方に伸長操作した際に
抜止めリング9の前端と接当して、補助竿体3の抜止め
を行う機能も有するものであり、補助竿体3を前方に収
縮操作した際に第2嵌合リング12は、元竿2の内面に
固着された第3嵌合リング19に圧接して、補助竿体3
の収縮状態を固定する。この第2嵌合リング12は塗
料、あるいは、樹脂の塗布によって形成することも可能
である。
【0010】尚、この補助竿体3の伸縮操作量を100
センチメートル以下、好ましくは70センチメートルに
設定することにより、補助竿体3の出退操作をワンアク
ションで行えるよう構成してある。補強リング8の先端
と、元竿2の竿素材7の外周との段差は樹脂の塗布、あ
るいは、塗料の塗布によって段差を埋めて夫々の外面が
滑らかに連なるよう処理してあり、又、元竿2の竿素材
7のテーパ角度を一般的な振出竿程度の値に設定し、補
助竿体3の竿素材4のテーパ角度の値を元竿2の竿素材
7のテーパ角度の値より小さく設定してある。図2に示
すように、抜止めリング9の後端に係合外部11を一体
形成し、補助竿体3の収縮操作時に、この係合外部11
に係合するよう補助竿体3の握部5の前端面に接触状態
で固設したアルミニューム材製の係合内部13夫々を備
え、又、この収縮時に前記第2嵌合リング12が元竿2
の内面に接触して、この収縮状態を保持するよう構成し
てある。
【0011】係合外部11には、図3に示す如く、元竿
2の径方向内方に向けて突出する突出部11a、及び、
この突出部11aより径方向外方に向け全周に亘って凹
入する円周面部11b夫々が形成され、又、係合内部1
3には、元竿2の径方向外方に向け全周に亘って突出す
る突条面13a、及び、この突条面13aより径方向内
方に向けて全周に亘って凹入する円周面13bが形成さ
れ、前述のように補助竿体3の収縮時には、突出部11
a、突条面13a夫々が互いに弾性変形する状態で乗り
越え、夫々が円周面13b、円周面部11bに嵌まり込
むことにより、僅かではあるが嵌合音を発生させ、又、
操作抵抗を変化させることで嵌合状態に達したことを認
識できるものとなっている。尚、この係合外部11と係
合内部13とで確認手段Cが構成され、このように係合
外部11と係合内部13とが嵌合状態に達する直前には
第2嵌合リング12が元竿2の内面に接触して摩擦力に
よって収縮状態を保持する状態に達している。そして、
前述のように補助竿体3の伸長状態で機能する前記第1
嵌合リング10、第2嵌合リング12夫々と、補助竿体
3の収縮状態で機能する前記係合外部11、係合内部1
3、第2嵌合リング12、先端位置の元竿2の内面夫々
とを併せて補助竿体3の伸長状態と収縮状態とを保持す
る保持機構Aが構成され、更に、この保持機構Aでは第
1嵌合リング10、第2嵌合リング12、及び、元竿2
の内面で接触部が形成されている。
【0012】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
次のようにも実施できる。 (イ) 図4に示すように、中子のうち最も大径の元上
14には、収縮状態で元竿2の先端開口内面に接触する
膨出部14Aを樹脂の塗り重ね、あるいは、金属リング
の装着で形成してあり、この元上14は補助竿体3の内
径より小径に形成されている。補助竿体3の尻リング6
の内周面に内向きに突出する複数の突出部6Aを周方向
に沿って並設して、補助竿体3の収縮状態で元上14を
収縮操作した際には、この元上14が補助竿体3の内部
に収納されるとともに、膨出部14Aが元竿2の先端開
口内面に接触し、かつ、突出部6Aが元上後端外周に接
触して、元上14の前端部と後端部とのガタツキを阻止
すると同時に元上14の伸長方向への作動を阻止するよ
う構成する。尚、このように元上14を収縮状態で保持
できるよう構成することより、この元上14を収縮状態
に設定して竿の全長を短くした状態での使用も可能とな
る。
【0013】(ロ) 図5及び図7に示すように、前述
の別実施例(イ)と同様に元上14が収縮状態で保持さ
れるよう構成するとともに、元上14に対して内嵌する
中子としての竿体15の収縮状態で元上14の先端開口
内面に接触する膨出部15Aを樹脂の塗り重ね、あるい
は、金属リングの装着で形成し、又、元上後端の尻リン
グ16に樹脂製の抜止めリング17を装着し、この抜止
めリング17の内周面に内向きに突出する複数の突出部
17Aを周方向に沿って並設して、この竿体15が収縮
した際には、膨出部15Aが元上14の先端開口内面に
接触し、かつ、突出部17Aが竿体後端外周に接触し
て、竿体15の前端部と後端部とのガタツキを阻止する
と同時に竿体15の伸長方向への作動を阻止するよう構
成する。尚、この構成と同様に3つ以上の中子夫々を収
縮状態に保持する構造の採用によって竿の全長を大きく
短縮して使用できるよう構成するこも可能である。
【0014】(ハ) 図6に示すように、係合外部11
の周方向の一部にスリット11cを形成して係合内部1
3との嵌合時、及び、分離時には、このスリット11c
の間隔の拡大によって係脱が容易に行われるよう構成す
る。 (ニ) 係合内部13を、補助竿体3に対して塗料、あ
るいは、樹脂の塗布によって全周に亘る形状の盛り上が
り状態に形成する。 (ホ) 保持機構Aを構成するに、第2嵌合リング12
と係合内部13との中間位置に対して膨出部を新たに形
成し、補助竿体3の出退操作の中間位置において、この
膨出部が元竿2の後端部の内面に接触する構造を採用す
る等の構成により、出退操作の中間位置でも補助竿体3
を保持して使用できるよう構成する。 (ヘ) 保持機構Aを操作端部においてのみ接触抵抗が
作用するよう構成するとともに、補助竿体3の出退操作
時に、この補助竿体3と元竿2との間の接触抵抗の値を
零、若しくは、非常に低い値に設定することで軽い操作
を行えるよう構成する。尚、接触抵抗の値が零とは竿を
縦姿勢にして補助竿体3を下方に引出した場合に、この
補助竿体3が自由落下する状態を言う。 (ト) 前記確認手段Cを、元竿2に対して補助竿体3
が保持される位置に達すると、この状態を電気的に検出
して音声、発光体の発光等電気的な動作によって認識さ
せるよう構成する、あるいは、視認容易なインジケータ
等を形成して補助竿体3が操作端部に達したことを視覚
的に認識させるよう構成する。 (チ) 保持機構Aを、出退操作の一方の端部において
のみ摩擦保持を行うよう構成し、他方の端部では嵌合等
の構造を設けることにより摩擦保持を行わないよう構成
する。 (リ) 該伸縮式竿を、リールシートを備えた構造のも
のに適用する。 尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【0015】
【発明の効果】従って、補助竿体を後方に出退自在に構
成するという良好な面を損なうこと無く、元竿の調子を
良好なものにし、緩円錐状の元竿に比べて強度的に有利
に展開でき、大径の補助竿体を用いて軽く円滑な出退操
作を可能にし、又、操作端部ではロック等の特別の操作
を行わずとも簡便に竿の出退状態の保持を可能にする伸
縮式竿が構成できたのである。更に、操作の中間位置の
摩擦抵抗の値を小さくしたものでは、更に軽い出退操作
を可能にし、中子を補助竿体に収納するものでは、竿全
体を収縮した状態での全長の短縮が可能となり、補助竿
体の出退ストロークを100センチメートル以下に設定
したものでは、ワンアクションで補助竿体の出退操作が
可能となり、確認手段を備えたものでは、補助竿体の出
退操作の端部までの操作を促し、しかも、過大な操作力
の作用を解消するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ) 補助竿体の収縮状態での元竿部の断面
図 (ロ) 補助竿体の伸長状態での元竿部の断面図
【図2】(イ) 係合状態での係合外部と係合内部との
断面図 (ロ) 離脱状態での係合外部と係合内部との断面図
【図3】係合外部の一部切欠き背面図
【図4】別実施例(イ)の元竿部の断面図
【図5】別実施例(ロ)の元竿部の断面図
【図6】別実施例(ハ)の係合外部の一部切欠き背面図
【図7】別実施例(イ)及び(ロ)の抜止めリングの断
面図
【符号の説明】
2 元竿 3 補助竿体 5 握部 14 中子 A 保持機構 C 確認手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元竿(2)に対して、握部(5)を有す
    る補助竿体(3)を後方に向けて出退自在に内嵌すると
    ともに、その出退いずれの状態においても、前記補助竿
    体(3)を前記元竿(2)に対して保持する保持機構
    (A)を設けてある伸縮式竿であって、 前記元竿(2)を、先端側内径と後端側内径とが等しい
    ストレートの筒状に成形し、前記保持機構(A)を、前
    記元竿(2)に対する前記補助竿体(3)の伸長、若し
    くは、収縮の少なくとも一方の操作時に、その操作に摩
    擦抵抗を作用させる接触部を備えて構成してある伸縮式
    竿。
  2. 【請求項2】 前記保持機構(A)を、前記補助竿体の
    収縮状態、伸長状態夫々の保持位置で、摩擦抵抗を作用
    させる複数の接触部で構成し、この収縮状態と伸長状態
    との中間位置で前記補助竿体(3)に作用する摩擦抵抗
    の値を前記接触部からの接触抵抗の値より低く設定して
    ある請求項1記載の伸縮式竿。
  3. 【請求項3】 前方に向かう伸長操作により前記元竿
    (2)の先端部内面に嵌合連結して伸長状態を保持する
    中子(14)を備えるとともに、この中子(14)の収
    縮時に、この中子(14)を前記補助竿体(3)に収納
    するよう構成してある請求項1記載の伸縮式竿。
  4. 【請求項4】 前記補助竿体(3)の出退ストロークを
    100センチメートル以下に設定してある請求項1記載
    の伸縮式竿。
  5. 【請求項5】 前記補助竿体(3)の操作端部までの操
    作完了時に、この操作の完了を操作者に認識させる確認
    手段(C)を備えてある請求項1記載の伸縮式竿。
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