JP2003259706A - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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JP2003259706A
JP2003259706A JP2002064327A JP2002064327A JP2003259706A JP 2003259706 A JP2003259706 A JP 2003259706A JP 2002064327 A JP2002064327 A JP 2002064327A JP 2002064327 A JP2002064327 A JP 2002064327A JP 2003259706 A JP2003259706 A JP 2003259706A
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JP
Japan
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clutch
brake mechanism
lever
traveling
auxiliary brake
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Application number
JP2002064327A
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English (en)
Inventor
Keisuke Watari
圭介 渡里
Nobuhiro Aoki
伸浩 青木
Hitoshi Komatsu
仁 小松
Jiro Shin
二郎 進
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチペダルの切操作に連動して制動作動
する補助ブレーキ機構を設ける。 【解決手段】 乗用田植機10は、エンジン20からの
動力を、クラッチ29を介して後輪14に伝達する動力
伝達装置19と、該動力伝達装置19におけるクラッチ
29の伝動後流側に介在する補助ブレーキ機構125と
を備えていて、クラッチペダル30の切操作に基づき補
助ブレーキ機構125が作動するように、クラッチペダ
ル30と補助ブレーキ機構125とを第1の連繋機構2
7により連係することで、例えば、坂道においてクラッ
チペダル30を切操作すると後輪14に制動力が作用
し、これにより、機体のずり落ちを防止して所望の位置
に機体を停止させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機等の農
作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用田植機等の農作業機においては、機
体を圃場に乗り入れたり、圃場から出したりする際に、
急傾斜な畦越えをする場合がある。この畦越えの際に
は、機体が前後に大きく傾斜するため、このような場合
は、オペレータが降車した状態で操縦できるようにする
ことが好ましい。このため、降車して操縦できるような
補助ハンドルを、農作業機の前部に設けた技術が公知で
ある。
【0003】一方、機体を遠隔の地に移動する場合に
は、該機体をトラック等の荷台に積んで運搬することが
あり、この積み込み・積み下しの場合は、オペレータが
乗車した状態で、農作業機の機体を渡し板(傾斜板)の
上を走行して機体の積み込み・積み下しをする場合があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、降車状態で操
縦可能な補助ハンドルを設けた従来の農作業機では、走
行クラッチの入切操作は、別途設けた専用の切換えレバ
ーにより行わなければならなかったため、降車して操縦
する場合には、クラッチ操作等が煩わしかった。また、
足を滑らせて転倒した場合等に、機体がそのまま走行を
続ける不都合があった。
【0005】一方、従来は、クラッチペダルを踏み込む
と駆動力の伝達が断たれる構成であったため、例えば坂
道でクラッチペダルを踏むと機体が降下してしまい、意
図した位置に停車するには、クラッチペダルとは別にブ
レーキペダルを操作しなければならなかった。また、機
体をトラック等に積み込み・積み下しする時に、誤って
クラッチペダルを踏むと、機体が急に降下する等のおそ
れが考えられる。
【0006】本発明は、斯かる課題を解消するためにな
されたもので、その目的とするところは、クラッチ操作
具の切操作に連動して制動作動する補助ブレーキ機構を
設けた農作業機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、動力源(20)からの動力
をクラッチ(29)を介して駆動輪(14)に伝達する
動力伝達装置(19)と、機体走行を停止させるブレー
キ機構(33)と、前記クラッチ(29)を入切操作し
て前記動力伝達装置(19)を断接するクラッチ操作具
(30)と、を備えた農作業機(10)において、 前記動力伝達装置(19)における前記クラッチ(2
9)の伝動後流側に介在する補助ブレーキ機構(12
5)と、 前記クラッチ操作具(30)の切操作に基づき前記補助
ブレーキ機構(125)を作動するように、前記クラッ
チ操作具(30)と前記補助ブレーキ機構(125)と
を連繋する第1の連繋手段(27)と、を備えたことを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の農
作業機(10)において、降車して機体を走行側と走行
停止側とに操作可能な走行操作具(50)と、 該走行操作具(50)が前記走行側に操作された状態で
は前記補助ブレーキ機構(125)の作動を解除し、前
記走行停止側に操作された状態では前記補助ブレーキ機
構(125)が作動するように、前記走行操作具(5
0)と前記補助ブレーキ機構(125)とを連繋する第
2の連繋手段(140)と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】[作用]本発明によれば、クラッチ操作具
(30)の切操作に基づき、クラッチ(29)の伝動後
流側に介在する補助ブレーキ機構(125)を作動する
ように、前記クラッチ操作具(30)と前記補助ブレー
キ機構(125)とを第1の連繋手段(27)により連
繋したので、例えば、坂道においてクラッチ操作具(3
0)を切操作すると、駆動輪(14)に制動力が作用す
るので、機体がずり落ちることなく所望の位置に機体を
停止させることが可能となる。
【0010】そして、この場合の制動力は、第1の連繋
手段(27)を調整することで、機体停止を維持するだ
けの弱制動力とすることが可能であるので、機体走行時
にクラッチ操作具(30)によりクラッチ切操作を行っ
たとしても、不測に機体が急激に減速することは防止さ
れる。
【0011】なお、上述したカッコ内の符号は図面を参
照するためのものであって、本発明を何ら限定するもの
ではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。
【0013】図1及び図2は、本発明に係る農作業機と
しての乗用田植機の全体側面図及び平面図である。この
乗用田植機10は、前輪12及び後輪14に支持された
走行機体16を有し、該走行機体16には、前部のボン
ネット18内にエンジン20が搭載されている。また、
走行機体16上には、ステアリングハンドル24と座席
シート26、及び各種操作レバー等を有する運転席28
が配設されていて、この運転席28のステップ面には、
クラッチペダル30とブレーキペダル35が配設されて
いる。
【0014】前記エンジン20の後部には、該エンジン
20と一体的で、前輪12が軸支されたミッションケー
ス22が取付けられていて、該エンジン20の動力は、
ベルト式無段変速機構を介してミッションケース22に
入力されている。該入力された動力は、ミッションケー
ス22で変速されて前輪12に伝達されると共に、走行
PTO軸122(図3参照)を介して後輪14に伝達さ
れている。更に、ミッションケース22の後部から、植
付PTO軸43を介して作業用の動力が、後述する植付
部32に伝達されている。
【0015】走行機体16の後方には、リンク機構34
を介して植付部32が油圧シリンダ41により昇降自在
に支持されていて、該植付部32には多数の植付杆3
6、フロー卜37、及びマット苗を載置し得る苗載せ台
38が備えられている。なお、機体前部のボンネット1
8の左右側方には、補助苗載せ台39,39が設けられ
ている。
【0016】図3は、ミッションケース22の内部構造
の展開図を示している。
【0017】同図において、走行系の動力伝達装置19
について簡単に説明すると、この動力伝達装置19は、
動力伝達用の多数のギヤ及び伝動シャフト等を含み、エ
ンジン20からの動力を、後述するクラッチ29とその
伝動後流側のギヤ及び伝動シャフトを介して後輪14に
伝達する役目をなす。
【0018】すなわち、エンジンPTOシャフト21か
らの動力は、無段変速ベルト23によりシャフトS1に
伝達され、該シャフトS1にはクラッチ29とギヤG1
が設けられていて、シャフトS1に伝達された動力はこ
のクラッチ29を介して伝動後流側に伝達されていく。
前記クラッチ29は、クラッチペダル(クラッチ操作
具)30の操作に基づき入切操作されることで、動力の
入、断が行われる。
【0019】シャフトS2には、主変速シフトギヤG2
と副変速シフトギヤG2’が設けられ、シャフトS1に
伝達された動力は、ギヤG1と主変速シフトギヤG2を
介してシャフトS2に伝達される。このシャフトS2か
ら、ギヤG3を介してシャフトS3に動力が伝達され、
該シャフトS3に伝達された動力は、デファレンシャル
DのリングギヤGを介して、走行PTO軸122及び
プロペラシャフト123に動力が伝えられ、リアアクス
ル25が駆動される。
【0020】リアアクスル25には、サイドクラッチ3
1及びサイドブレーキ(ブレーキ機構)33が設けられ
ていて、左右のブレーキペダル35R,35Lを連結
し、同時に踏込むことで、サイドクラッチ31により動
力の伝達を遮断した状態でサイドブレーキ33により後
輪14が制動される。
【0021】ここで、本実施の形態では、動力伝達装置
19におけるクラッチ29の伝動後流側に介在する補助
ブレーキ機構125と、クラッチペダル30の切操作に
基づき補助ブレーキ機構125を作動するように、クラ
ッチペダル30と補助ブレーキ機構125とを連繋する
第1の連繋機構27とを備えている。
【0022】図4において、機体左右両側に、前後方向
に沿い2本のメインフレーム40が延設され、該メイン
フレーム40の前部は内方に向けて略々直角方向に折曲
されて、エンジンベース42に接続されている。このメ
インフレーム40の長手方向の中間部には、ブラケット
44を介して横架フレーム46が固定されている。ま
た、メインフレーム40の右側前部にはバッテリ載置フ
レーム47が設けられ、更にその後方で該メインフレー
ム40の側方には、サブフレーム48が取付けられてい
る。
【0023】また、クラッチ29の伝動後流側には、走
行PTO軸122に接離自在なブレーキシュー126を
有する補助ブレーキ機構125が介在されている。この
ブレーキシュー126は、クラッチペダル30の切操作
に基づき走行PTO軸122を押圧作動するように、ク
ラッチペダル30と補助ブレーキ機構125とが第1の
連繋機構27により連繋されている。
【0024】すなわち、この第1の連繋機構27は、図
4〜図6に示すように、ペダルアーム30aと、該ペダ
ルアーム30aの基端側において一体的に回動可能に連
結されたクラッチ軸56と、該クラッチ軸56の長手方
向の中間位置にて一体的に固定されたL金具75と、該
L金具75に位置調整自在に取付けられた押付ボルト7
6とを有している。そして、クラッチペダル30の切操
作に基づき、第1の連繋手段27を介して押付ボルト7
6が下方に押付けられ、補助ブレーキ機構125の当接
部材136を下方に移動させることにより、ブレーキシ
ュー126が走行PTO軸122を押圧して制動作動す
る構成になっている。
【0025】このとき、クラッチ軸56にL金具75を
介して押付ボルト76を固定したので、クラッチペダル
30の回動角と略々同一角度で押付ボルト76が回動す
るので、クラッチペダル30の踏込み具合に応じて補助
ブレーキ機構125を作動させることができる。また、
クラッチ軸56の中心から押付ボルト76までの距離よ
りも、クラッチ軸56の中心からクラッチペダル30ま
での距離の方が長いので、小さい踏込み力で補助ブレー
キ機構125の操作が可能となる。更に、クラッチペダ
ル30の踏込み行程において、クラッチ29が切操作さ
れた後に補助ブレーキ機構125が作動するように、押
付ボルト76の取付けが設定されている。
【0026】また、前記押付ボルト76の突出量を調整
することで、ブレーキ圧を調整することができるが、本
実施の形態では、押付ボルト76の突出量を少なく設定
しておき、クラッチペダル30の切操作に基づき、走行
PTO軸122に機体停止を維持するだけの弱制動力を
付与するようにしている。これにより、走行時にクラッ
チペダル30の踏込みによりクラッチ切操作を行って
も、不測に機体走行の急激な減速を防止することができ
る。なお、補助ブレーキ機構125の詳細については後
述する。
【0027】また、本実施の形態では、降車して機体前
後に回動操作可能で、走行機体16の走行と停止を操作
する操作具であって、かつ走行停止側(機体後方)に自
動復帰可能に付勢された走行操作具50が設けられてい
る。
【0028】すなわち、図1,図7及び図8において、
ボンネット18の前方下部に、機体幅方向に延びる回動
支点軸52を中心として機体前後に回動自在な手動クラ
ッチレバー(走行操作具)50が設けられている。この
手動クラッチレバー50は、降車して操作可能で、機体
前後への回動操作により機体の走行と停止とに切換え可
能であって、これを機体前方に回動操作すると(図1の
C’位置)、機体は走行側に切換えられ、また、この位
置から手を放すと、後述するスプリングの付勢圧で元の
位置に自動復帰し(図1のC位置)、これにより機体は
走行停止側に切換えられる。
【0029】前記手動クラッチレバー50は、取付基部
側を前記回動支点軸52に回動自在に軸着された左右略
々対象のレバー部材45,45と、該レバー部材45,
45にボルト固定された左右1対の中空部材50a,5
0aと、これら左右1対の中空部材50a,50aを先
端側で一体的に連結する連結部材49とを有している。
この中空部材50a,50aの先端把持部には、ラバー
50b,50bが被覆されている。
【0030】また、前記中空部材50aは、手動クラッ
チレバー50が走行側に操作された状態、すなわち機体
前方に回動操作された状態では、該中空部材50aに引
張り力が付与されるように、基部側から先端把持側に向
けて略々直線状に延設されていて、先端把持部は湾曲状
に形成されている。
【0031】前記連結部材49には、長手方向の中間部
で、かつ機体幅方向の略々中心位置に、圃場に引かれた
線に沿ってトレース走行する際の目印となるセンタマー
カ54が取付けられている。このセンタマーカ54は、
ボルト55により機体前後に回動調節可能に取付けられ
ている。
【0032】次いで、手動クラッチレバー50とクラッ
チペダル30との連係について説明する。
【0033】図9は、図4のA部拡大図であり、この図
9乃至図11において、クラッチペダル30を踏み込む
ことにより、該ペダルに連結されたクラッチ軸56を介
して、ミッションケース22に配設されたクラッチアー
ム(図示せず)が作動し、クラッチ29の入断が行われ
る。このクラッチ軸56と、手動クラッチレバー50の
回動支点軸52との中間位置には、これら回動支点軸5
2及びクラッチ軸56と略々平行に、連係操作レバー5
8の支点軸59と、その前方に連係プレート60の支点
軸61とが、ベースプレート57に植立されている(図
10参照)。前記連係プレート60には、くぼみ部60
bを有する長孔60aが形成されている。
【0034】また、前記支点軸59には、連係操作レバ
ー58に近接して対面配置されたロックレバー62が回
動可能に軸着されていて、該ロックレバー62と前記連
係操作レバー58とは、ピン64により一体的に回動可
能に連結されている。該ロックレバー62には、鉤状の
フック部62aと、その近傍に長孔62bが形成されて
いる。
【0035】また、これら連係操作レバー58及びロッ
クレバー62に対し、これらと微小間隙を隔てて対面配
置され、前記支点軸59を中心として回動可能なL形状
の係合板66が設けられている。この係合板66の水平
辺には、係合ピン66aが植設されていると共に、垂直
辺の上部には突起66bが形成されている。
【0036】前記連係操作レバー58(及びロックレバ
ー62)は、前記支点軸59の軸方向にスライド可能
で、該連係操作レバー58を支点軸59を中心として回
動かつスライド操作することにより、図12に示すよう
に、ガイドプレート68の2箇所のガイド溝68a,6
8bに夫々係合することができる。
【0037】すなわち、図12において、連係操作レバ
ー58が、一方のガイド溝68aに係合された状態(通
常位置)では、通常通り、クラッチペダル30のみによ
るクラッチ入切動作が可能となる。また、連係操作レバ
ー58が、他方のガイド溝68bに係合された状態(連
動位置)では、クラッチペダル30又は手動クラッチレ
バー50によるクラッチ入切動作が可能となる。更に、
連係操作レバー58が、前記ガイド溝68a,68bか
ら離脱された状態(解除位置)では、手動クラッチレバ
ー50によるクラッチ操作及びブレーキ操作を行うこと
はできない。
【0038】また、前述した図10及び図11におい
て、クラッチペダル30のペダルアーム30aと前記連
係プレート60とは、両端部を夫々ピン72,74で軸
着された連係ロッド70によって接続されている。この
ため、クラッチペダル30を踏込み操作すると、この連
係ロッド70を介して連係プレート60が図の時計方向
に回転する。なお、クラッチペダル30のペダルアーム
30aには、ロックピン30bが設けられている。
【0039】更に、手動クラッチレバー50には、その
基端側にレバーアーム51が一体固定されていて、この
レバーアーム51は回動支点軸52に回動可能に軸着さ
れている。該回動支点軸52には、三角プレート82が
回動可能に軸着されていて、該三角プレート82には、
ピン86を介して連係アーム84の一端が軸着されてい
る。該連係アーム84の他端側には、長孔84aが形成
されていて、この長孔84aに、前述した係合板66に
植設された係合ピン66aが嵌合されている。また、連
係アーム84と連係プレート60とは、該連係アーム8
4に植設されたピン87が、連係プレート60の長孔6
0aに嵌入されている。
【0040】一方、前記三角プレート82の一辺には、
ばね90で付勢されたピストンロッド91の一端が当接
されていて、該三角プレート82の他の辺は、前記レバ
ーアーム51に植設されたピン53に当接されている。
こうして、前述したばね90の付勢圧により、手動クラ
ッチレバー50は、ピン53とレバーアーム51を介し
て回動支点軸52を中心として図の時計方向に常時付勢
されている。
【0041】このため、手動クラッチレバー50から手
を放すと、該手動クラッチレバー50はばね90の付勢
圧により元の機体後方(走行停止側)に回動して自動復
帰するように構成されている。
【0042】以上により、手動クラッチレバー50とク
ラッチペダル30とが、図10のように連係されていな
い状態では、クラッチペダル30の踏込みによって、連
係プレート60は、連係ロッド70を介して押圧され、
支点軸61を中心として図の時計方向に回転する。しか
し、この場合、連係アーム84に植設されたピン87
は、連係プレート60の長孔60a内を自由に移動でき
るため、該連係プレート60の回転は連係アーム84に
は伝達されない。よって、この状態では、手動クラッチ
レバー50とクラッチペダル30とは連動関係にはなっ
ていない。
【0043】一方、図13に示すように、手動クラッチ
レバー50は、第2の連繋機構140を介して前述した
補助ブレーキ機構125にも連繋されている。
【0044】すなわち、第2の連繋機構140は、ブレ
ーキ連係レバー100と切換えプレート104等を有
し、手動クラッチレバー50の基端側のレバーアーム5
1に植設された前記ピン53には、ブレーキ連係レバー
100の一端が連結されている。また、このブレーキ連
係レバー100の他端側は、係合ピン102を介して切
換えプレート104の長孔104aに係合されていると
共に、取付ピン106とスプリング108を介してイン
ナワイヤ110の一端に接続されている。このインナワ
イヤ110の他端は、前述したクラッチ系の係合板66
に連結されている。
【0045】更に、図14に示すように、前記切換えプ
レート104には、中心孔104cが形成されていて、
この中心孔104cに軸112が揺動自在に軸着され、
該軸112の左右両側には、2つの孔114,116が
穿設されている。この2つの孔114,116のうち、
一方の孔114には捩りばね118が装着され、他方の
孔116には、ブレーキ作動ロッド120の一端が軸1
19を介して回動可能に軸着されている。
【0046】そして、図13の状態では、ブレーキ連係
レバー100の係合ピン102と切換えプレート104
とは、長孔104aが介在することにより連動する関係
にはなっていない。このため、この状態では手動クラッ
チレバー50と補助ブレーキ機構125とは連動しな
い。
【0047】次いで、図15に示すように、クラッチペ
ダル30を踏込み、連係操作レバー58をロックレバー
62と共に矢印方向に引いて、クラッチペダル30のロ
ックピン30bをロックレバー62のフック部62aに
引っ掛ければ、クラッチペダル30は踏込み状態にロッ
クされる。
【0048】なお、この状態では、前述したように、ク
ラッチペダル30の踏込みにより、第1の連繋機構27
を介して該連繋機構27の押付けボルト76が当接部材
136を下方に押し、ブレーキ作動ロッド120が下方
に移動して、補助ブレーキ機構125のブレーキシュー
126が制動側に作動している。この場合の制動力は、
前記押付けボルト76の突出量を調整することにより、
例えば機体停止を維持するだけの弱制動力とすることが
でき、このように設定することで、通常走行時にクラッ
チペダル30を踏んでクラッチ切操作を行ったとして
も、不測に機体が急激に減速するのが防止される。
【0049】次いで、図16に示すように、クラッチペ
ダル30のロック状態から、連係操作レバー58を横側
方にスライド操作すると、ロックレバー62の長孔62
bに係合板66の突起66bが嵌入して、連係操作レバ
ー58と係合板66とが一体となり、この状態で連係操
作レバー58を矢印方向に操作すると、両レバーが一体
で同方向に回動する。これに伴い、連係アーム84の長
孔84aに嵌入されている係合板66の係合ピン66a
(図11参照)が、該長孔84aの端部に当接し、連係
アーム84をその長手方向に引張る。
【0050】これにより、ピン87が連係プレート60
の長孔60aのくぼみ部60b(図11参照)に落ち込
み、手動クラッチレバー50とクラッチペダル30とが
連係されて連動関係になる。その直後、ロックレバー6
2のフック部62aがクラッチペダル30のロックピン
30bから離れ、ペダルロックは解除される。しかし、
クラッチペダル30が元に戻ろうとしても(連結ロッド
70が図16の矢印方向に移動しようとしても)、前記
ピン87がくぼみ部60bに落ち込んでいて、ばね90
の付勢力がクラッチペダル30の付勢力より強いため、
戻ることはできず、クラッチ切状態が維持される。
【0051】次いで、図17に示すように、連係操作レ
バー58を、手動クラッチレバー50での操作が可能と
なる位置(図12の連動位置)に操作すると、これに伴
い係合板66が支点軸59を中心として図の反時計方向
に回動して、インナワイヤ110が図の矢印方向に引張
られる。
【0052】更に、図18に示すように、手動クラッチ
レバー50を機体前方(矢印C’位置)の走行側に回動
操作すると、クラッチペダル30が元に戻り、トランス
ミッションケース22内のクラッチ29が接続される。
これにより、走行機体16はエンジン20の動力で走行
できる。
【0053】同時に、図19に示すように、手動クラッ
チレバー50を機体前方(矢印C’位置)の走行側に回
動操作すると、ブレーキ連係レバー100は矢印方向
(図の右方)に押されると共に、前述したようにインナ
ワイヤ110が矢印方向に引張られているため、ブレー
キ連係レバー100の他端側は、インナワイヤ110と
スプリング108を介して図の斜め右上方(矢印方向)
に引張られて、係合ピン102が右方に移動し、長孔1
04aのくぼみ部104bと係合する。これにより、手
動クラッチレバー50と補助ブレーキ機構125とが連
動可能状態となる。
【0054】この状態で、図20に示すように、手動ク
ラッチレバー50から手を放して、ばね90の付勢力に
より機体後方(矢印C位置)に戻し操作すると、ブレー
キ連係レバー100が矢印方向(図の左方)に引かれ、
切換えプレート104は、軸112を中心として時計方
向(矢印方向)に回動し、これによりブレーキ作動ロッ
ド120が図面下方(矢印方向)に所定量移動し、補助
ブレーキ機構125が制動作動する。
【0055】このため、本実施の形態によれば、手動ク
ラッチレバー50が機体前方(走行側)に操作保持され
ている場合にのみ、機体走行が可能となり、手を放せば
自動的に元の位置に復帰して補助ブレーキ機構125が
作動する。すなわち、手動クラッチレバー50が機体前
方に回動操作された状態では、クラッチ29が接続さ
れ、エンジン20の動力が動力伝達装置19を介して後
輪14に伝えられて、機体走行が可能となり、一方、手
動クラッチレバー50が機体後方(走行停止側)に回動
復帰された状態では、クラッチ29が切断されると共
に、補助ブレーキ機構125が制動作動して機体走行が
停止するようになっている。
【0056】図21は、前述した補助ブレーキ機構12
5の要部構成を示している。
【0057】同図において、補助ブレーキ機構125
は、ブレーキアーム127に固定されたブレーキシュー
126を有し、該ブレーキシュー126が、走行PTO
軸122の外周に一体的に回転可能に配置された溝付き
プーリ124の上方に対向配置されている。前記ブレー
キアーム127は、基端側が回動支点軸128に回動自
在に軸着され、中途部はスプリング130によりブレー
キを解除する方向に付勢されていて、先端側にはカラー
132が取付けられている。このカラー132には、ブ
レーキ作動ロッド120が摺動自在に嵌合され、かつ該
カラー132は、ばね(圧縮)134により常時図面下
方に付勢されている。
【0058】そして、前述したように、手動クラッチレ
バー50が機体後方(矢印C位置)に操作された状態で
は、ブレーキ連係レバー100が引かれて、切換えプレ
ート104が、軸112を中心として時計方向(図20
の矢印方向)に回動し、これによりブレーキ作動ロッド
120が図面下方(矢印方向)に所定量移動し、補助ブ
レーキ機構125が制動作動する。一方、クラッチペダ
ル30を踏込み操作すると、押付けボルト76を介して
ブレーキ作動ロッド120が下方に移動し、ばね(圧
縮)134の圧力によりカラー132も下方に移動す
る。更に、該カラー132の下方移動に伴い、ブレーキ
アーム127が回動支点軸128を中心として下方に回
動し、該ブレーキアーム127に固定されたブレーキシ
ュー126が、走行PTO軸122に設けられた溝付き
プーリ124を押付けてブレーキが作動する。なお、ク
ラッチペダル30の踏込みを解除すると、ブレーキ作動
ロッド120が上方に移動し、ブレーキシュー126
は、スプリング130の付勢力により上方に移動し、ブ
レーキは作動しない。
【0059】そして、本実施の形態によれば、例えば、
前述したように、クラッチペダル30の切操作で補助ブ
レーキ機構125に弱制動力が付与されるようにし、一
方、手動クラッチレバー50の操作で該レバーが停止側
に操作された状態では、強い制動力が付与されるように
設定することができる。
【0060】また、図21で明らかなように、押付けボ
ルト76は、ブレーキシュー126を挟んでブレーキア
ーム127の支点(128)と反対側に設けられている
ので、小さい荷重で効率的にブレーキシュー126を移
動させることができる。このため、これら各構成部材と
して簡易・軽量な部材を用いることができる。
【0061】次に、作用について簡単に説明する。
【0062】路上走行時や圃場での作業時には、ステア
リングハンドル24とクラッチペダル30、及びブレー
キペダル35を操作して、機体走行を行う。ここで、例
えば坂道走行時にクラッチペダル30を切操作すると、
後輪14に制動力が作用するので、坂道の所望の位置に
機体を停止させることができる。そして、この場合の制
動力は、第1の連繋機構27の押付けボルト76の突出
量を調整することにより、機体停止を維持するだけの弱
制動力とすることができるので、通常走行時にクラッチ
ペダル30を踏んでクラッチ切操作を行ったとしても、
不測に機体が急激に減速するのを防止することができ
る。また、クラッチペダル30を切状態にロックしてお
けば、駐車ブレーキとして利用することもできる。
【0063】次に、例えば畦越えする場合で、急傾斜の
畦の場合には機体が前後に大きく傾斜するため、オペレ
ータが降車して操縦することが望ましい。
【0064】そこで、この場合、オペレータは機体を畦
際に移動させ、乗車した状態でクラッチペダル30を踏
込み、連係操作レバー58を図12の連動位置に操作す
る。このとき、図16に示すように、ロックレバー62
の長孔62bに係合板66の突起66bが嵌入し、連係
操作レバー58と係合板66とが一体で同方向に回動す
る。これに伴い、連係アーム84の長孔84aに嵌入さ
れている係合ピン66aが、該長孔84aの端部に当接
し、連係アーム84をその長手方向に引張る。
【0065】これにより、ピン87が連係プレート60
の長孔60aのくぼみ部60bに落ち込み、手動クラッ
チレバー50とクラッチペダル30とが連係される。こ
のとき、ミッションケース22内のクラッチ29は切断
されている。
【0066】一方、図17に示すように、係合板66
が、支点軸59を中心として連係操作レバー58と共に
同方向に回動すると、インナワイヤ110が引張られる
が、ブレーキ連係レバー100の係合ピン102と切換
えプレート104とは、長孔104aにより連係されて
いないため、ブレーキ機構125は作動しない。
【0067】この状態でオペレータが降車し、図18に
示すように、手動クラッチレバー50を機体前方(矢印
C’位置)に回動操作すると、クラッチペダル30が踏
込み前の元の位置に戻り、クラッチ29が接続される。
こうして、機体は畦際の傾斜面に沿って登坂走行を開始
する。
【0068】このとき、手動クラッチレバー50は回動
支点軸52を中心として回動するため、ブレーキ連係レ
バー100は、図19に示すように、矢印方向(図の右
方)に押されると共に、先端側の係合ピン102がイン
ナワイヤ110により右方に移動して、長孔104aの
くぼみ部104bと係合し、ブレーキ機構125が連動
可能状態となる。
【0069】このため、オペレータが若しも畦の登坂途
中で、手動クラッチレバー50から手を放したとする
と、図20に示すように、手動クラッチレバー50は、
ばね90の付勢力で自動的に機体後方(矢印C方向)に
復帰する。これにより、ブレーキ連係レバー100が矢
印方向(図の左方)に引かれ、切換えプレート104
は、枢軸112を中心として反時計方向(矢印方向)に
回動し、ブレーキ作動ロッド120が図面下方(矢印方
向)に移動して、補助ブレーキ機構125が制動作動す
る。このため、機体の自重により該機体が畦からずり落
ちたりすることが防止される。
【0070】なお、降車して手動クラッチレバー50を
操作する場合、クラッチペダル30を切状態にロックし
てから降車すれば、機体を停止状態に維持したまま、安
全に該手動クラッチレバー50の操作に移ることができ
る。
【0071】やがて、畦越えが終わると、オペレータは
手動クラッチレバー50から手を放すが、このとき、機
体には補助ブレーキ機構125が制動作動して停止して
いる。そこで、オペレータは乗車し、連係操作レバー5
8を図12の通常位置に操作する。これで、手動クラッ
チレバー50と、クラッチ29及び補助ブレーキ機構1
25との連係が解除され、通常のステアリングハンドル
24とクラッチペダル30、及びブレーキペダル35に
よる走行操作を行うことができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、クラッチ操作具の切操作に基づき作動する
補助ブレーキ機構と、該補助ブレーキ機構を作動するよ
うに、クラッチ操作具と補助ブレーキ機構とを連繋する
第1の連繋手段とを備えたことで、例えば、坂道におい
てクラッチ操作具を切操作した場合は、駆動輪に制動力
が作用するので、たとえ機体に外力が加えられたとして
も、所望の位置に機体を停止させることができる。
【0073】この場合の制動力は、第1の連繋手段を調
整することで、例えば、機体停止を維持するだけの弱制
動力とすることができるので、走行時にクラッチ操作具
によりクラッチ切操作を行っても、不測に機体走行の急
激な減速を防止することができる。
【0074】また、クラッチ操作具を切状態にロックし
ておけば、駐車ブレーキとして利用することができるの
で、専用の駐車ブレーキ機構を設ける必要がなく、操作
性の向上を図ることができる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、降車して操
作可能な走行操作具を備え、該走行操作具と補助ブレー
キ機構とを第2の連繋手段により連繋し、クラッチ操作
具と補助ブレーキ機構とを連繋する第1の連繋手段と、
走行操作具と補助ブレーキ機構とを連繋する第2の連繋
手段とを別系統で配設したので、補助ブレーキ機構を走
行操作具により操作した場合とクラッチ操作具により操
作した場合とで、制動力を任意に異ならせることができ
る。
【0076】これにより、例えば、走行操作具の操作に
より機体走行と停止を確実に行えるような強い制動力を
付与し、また、クラッチ操作具の操作では機体停止を維
持するだけの弱制動力を付与するようにすることができ
る。
【0077】更に、クラッチ操作具を切状態にロックし
てから降車し、走行操作具を操作する場合にも、機体を
停止状態に維持したまま、走行操作具の操作に移ること
ができるので、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された乗用田植機の側面図であ
る。
【図2】同上の平面図である。
【図3】ミッションケース内の展開状態を示す図であ
る。
【図4】走行機体を構成する機体フレームと、クラッチ
及び補助ブレーキ機構の概要を示す平面図である。
【図5】第1の連繋機構及び第2の連繋機構と補助ブレ
ーキ機構との関係を示す図である。
【図6】第1の連繋機構及び第2の連繋機構と補助ブレ
ーキ機構との関係を示す図である。
【図7】図4の正面図である。
【図8】センタマーカの取付状態の正面図である。
【図9】図4のA部の拡大平面図である。
【図10】手動クラッチレバーとクラッチペダルとの連
係関係を示す側面図である。
【図11】同上の要部の拡大側面図である。
【図12】連係操作レバーの操作位置を示す平面図であ
る。
【図13】手動クラッチレバーとクラッチペダル及び補
助ブレーキ機構との連係関係を示す側面図である。
【図14】切換えプレートの正面図である。
【図15】手動クラッチレバーとクラッチペダルとの連
係関係を示す側面図である。
【図16】手動クラッチレバーとクラッチペダルとの連
係関係を示す側面図である。
【図17】手動クラッチレバーとクラッチペダル及び補
助ブレーキ機構との連係関係を示す側面図である。
【図18】手動クラッチレバーとクラッチペダルとの連
係関係を示す側面図である。
【図19】手動クラッチレバーとクラッチペダル及び補
助ブレーキ機構との連係関係を示す側面図である。
【図20】手動クラッチレバーとクラッチペダル及び補
助ブレーキ機構との連係関係を示す側面図である。
【図21】補助ブレーキ機構の正面図である。
【符号の説明】
10 乗用田植機 12 前輪 14 後輪 16 走行機体 19 動力伝達装置 20 エンジン 22 ミッションケース 27 第1の連繋機構 29 クラッチ 30 クラッチペダル 29a ペダルアーム 29b ロックピン 31 サイドクラッチ 33 サイドブレーキ 35 ブレーキペダル 50 手動クラッチレバー(走行操作具) 52 回動支点軸 56 クラッチ軸 58 連係操作レバー 59 支点軸 60 連係プレート 61 支点軸 62 ロックレバー 66 係合板 68 ガイドプレート 68a,68b ガイド溝 76 押付けボルト 90 ばね 100 ブレーキ連係レバー 104 切換えプレート 104a 長孔 104b くぼみ部 122 走行PTO軸 125 補助ブレーキ機構 126 ブレーキシュー 140 第2の連繋機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 仁 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 進 二郎 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 Fターム(参考) 2B062 AA02 AA09 AB01 BA04 BA11 BA18 BA24 3D036 EB15 EC06 EC23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源からの動力をクラッチを介して駆
    動輪に伝達する動力伝達装置と、機体走行を停止させる
    ブレーキ機構と、前記クラッチを入切操作して前記動力
    伝達装置を断接するクラッチ操作具と、を備えた農作業
    機において、 前記動力伝達装置における前記クラッチの伝動後流側に
    介在する補助ブレーキ機構と、 前記クラッチ操作具の切操作に基づき前記補助ブレーキ
    機構を作動するように、前記クラッチ操作具と前記補助
    ブレーキ機構とを連繋する第1の連繋手段と、を備え
    た、 ことを特徴とする農作業機。
  2. 【請求項2】 降車して機体を走行側と走行停止側とに
    操作可能な走行操作具と、 該走行操作具が前記走行側に操作された状態では前記補
    助ブレーキ機構の作動を解除し、前記走行停止側に操作
    された状態では前記補助ブレーキ機構が作動するよう
    に、前記走行操作具と前記補助ブレーキ機構とを連繋す
    る第2の連繋手段と、を備えた、 ことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
JP2002064327A 2002-03-08 2002-03-08 農作業機 Pending JP2003259706A (ja)

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