JP2003258628A - カウンタ回路 - Google Patents

カウンタ回路

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JP2003258628A
JP2003258628A JP2002107056A JP2002107056A JP2003258628A JP 2003258628 A JP2003258628 A JP 2003258628A JP 2002107056 A JP2002107056 A JP 2002107056A JP 2002107056 A JP2002107056 A JP 2002107056A JP 2003258628 A JP2003258628 A JP 2003258628A
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K21/00Details of pulse counters or frequency dividers

Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模が増大することなくそれぞれ周期の異
なった複数のパルス信号を形成することのできるカウン
タ回路を提供する。 【解決手段】N個の初期値を記憶する初期値レジスタ5
0が割り当てられている初期値レジスタシングルポート
RAM5と、N個のカウンタレジスタ60が配置されて
いるカウンタレジスタシングルポートRAM6と、各カ
ウンタに対するカウンタ処理を行う制御回路7とで構成
される。制御回路7は、1つの演算回路70によって各
カウンタ処理を時分割で且つ繰り返して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周期がそれぞれ異
なった複数のパルス信号をカウンタを用いて連続的に発
生させるカウンタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカウンタ回路を図1に示す。
【0003】このカウンタ回路は、初期値を記録する初
期レジスタ1と、カウンタレジスタ2と、カウントアッ
プ信号を出力するカウントアップ回路3と、初期レジス
タ1及びカウンタレジスタ2の間に配置される制御回路
4とで構成される。
【0004】リセット信号によってカウンタレジスタ2
が0にクリアされると、図外のCPUによって初期レジ
スタ1に初期値が書き込まれる。この初期値はカウンタ
レジスタ2によってカウントする最初の値である。クロ
ックがカウンタレジスタ2に入力すると、カウンタレジ
スタ2の値が0の場合、制御回路4内のセレクタ回路4
0を介して初期値がカウンタレジスタ2に書き込まれ
る。比較器41は、カウンタレジスタの出力値が0にな
っているか判定し、0でなければ演算器42においてカ
ウンタレジスタ出力値から−1した値をセレクタ40を
介してカウンタレジスタ2に再書き込みする。これによ
り、カウンタレジスタ2に初期値が書き込まれた後、ク
ロック入力ごとに−1されていく。カウンタレジスタ2
の値が0になった時、カウントアップ回路3がカウント
アップ信号を出力する。その後、再びカウンタレジスタ
2に初期値が書き込まれ上記と同様の動作を繰り返す。
この動作が繰り返されることによって、カウントアップ
回路3からは、クロック周期×初期値の長さを周期とす
るパルス信号がカウントアップ回路3から出力される。
【0005】従来、それぞれ異なった周期を有する多数
のパルス信号を形成する場合、上記の構成からなるカウ
ンタ回路をその周期の種類の数だけ用意して、各カウン
タ回路の初期値をそれぞれ異なった値に設定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成の
カウンタ回路では、必要とする周期の数と同数のカウン
タ回路が必要であるために、たとえば、数千種類の周期
のパルス信号を形成する場合には、その数と同数のカウ
ンタ回路を並べなくてはならなくなり、全体の回路実装
のために膨大な面積を必要とする問題がある。
【0007】この問題に対して、特開平3−85816
号に示されるタイマ多重化回路が提案されている。この
回路では、タイマ回路を共有することによって回路規模
を減少させることができる。しかし、同一周期の割り込
みは複数発生させることができるが、タイマの周期を設
定できないために、それぞれ異なった周期の複数のパル
ス信号を形成することが困難である。また、特開平8−
179998号の多段ハードウェアタイマでは、RAM
に初期値を代入することによって複数のカウンタ値を複
数個格納できるようにしているが、初期値が設定される
とカウントアップ信号を1回発生するだけの単発のパル
ス信号しか発生することができず、周期の異なった複数
のパルス信号を形成することができない。
【0008】本発明の目的は、回路規模が増大すること
なくそれぞれ周期の異なった複数のパルス信号を形成す
ることのできるカウンタ回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、N個の初期値を記憶する初期値記憶手段
と、前記各初期値が設定され、クロックに同期してカウ
ントするN個のカウンタが割り当てられたカウンタ記憶
手段と、前記各初期値を前記各カウンタに設定し、その
後前記カウントの制御を行うカウンタ処理を時分割で繰
り返して行う制御回路と、を備えたものである。
【0010】本発明では、初期値記憶手段にN個の初期
値を記憶するとともに、カウンタ記憶手段に、N個のカ
ウンタが割り当てられている。この初期値記憶手段とカ
ウンタ記憶手段は、それぞれRAMによって構成するこ
とができる。そして、各初期値が各カウンタに設定さ
れ、各カウンタでのカウンタ処理を、時分割で各初期値
(各カウンタ)ごとに行う。また、その処理を繰り返し
て連続的に行う。これにより、制御回路は1つでよく、
カウンタ回路全体の規模を大きくするのを防ぐことがで
きる。また、カウンタ処理が繰り返して行われるため
に、それぞれ周期の異なるパルス信号を多数出力するこ
とができる。
【0011】初期値記憶手段及びカウンタ記憶手段にシ
ングルポートRAMを使用することによって、初期値記
憶手段の出力ポートとカウンタ記憶手段の入力ポート間
に上記制御回路が配置される。各RAMは、時分割処理
によって各スロット(クロックを分周して得られる単位
割当て時間)ごとにアドレスが割り当てられ、初期値及
びカウンタがセレクトされるようになる。本発明では、
図1に示すような制御回路4をN個用意する必要がな
く、1個でよいこと、及び、多数のトランジスタを必要
とするフリップフロップで構成される図1のようなカウ
ンタ回路に対しトランジスタが少なくてすむRAM等の
記憶手段で構成することができることから、回路規模が
大幅に縮小可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施形態のカウ
ンタ回路の概略構成図である。
【0013】初期値レジスタシングルポートRAM5に
は、N個の初期値レジスタ50が割り当てられている。
また、カウンタレジスタシングルポートRAM6には、
N個のカウンタレジスタ60が割り当てられている。初
期値nのレジスタ50nは、カウンタnのカウンタレジ
スタ60nに対応する。すなわち、後述のアドレスカウ
ンタによってこれらの対応する初期値レジスタとカウン
タレジスタのアドレスが同期してセレクトされるように
なっている。
【0014】初期値レジスタシングルポートRAM5と
カウンタレジスタシングルポートRAM6との間には制
御回路7が配置されている。この制御回路7は、前記各
初期値を前記各カウンタに設定し、その後各カウンタで
のカウンタ処理を行う。カウンタ処理は時分割で且つ繰
り返して行われる。この制御回路7は、演算回路70
と、カウントアップ回路71とアドレスカウンタ回路7
2とを少なくとも含んでいる。
【0015】前記演算回路70は、カウンタ処理を行う
ための回路である。基本的には、図1の制御回路4に示
す機能を持っている。すなわち、セレクトされているカ
ウンタの値を読みだして。所定値の減算又は加算(カウ
ントダウン又はカウントアップ)を行い、その後に演算
結果を当該カウンタに再書き込みする処理を行う。ま
た、リセット信号が入力された場合とカウンタの値が0
の場合、カウンタに対し対応の初期値を初期値レジスタ
50から読みだしてセットする処理も行う。
【0016】この演算回路70は、上記カウンタ処理を
各カウンタごとに時分割で行うために、1つでよい。
【0017】前記カウントアップ回路71は、図1に示
す従来のカウンタ回路のカウントアップ回路3に対応す
るものである。このカウントアップ回路71は、N個の
周期を持つカウントアップ信号をそれぞれ出力するため
に、N個のカウントアップ用フリップフロップを備えて
いる。
【0018】前記アドレスカウンタ回路72は、クロッ
クに同期して、初期値レジスタシングルポートRAM5
及びカウンタレジスタシングルポートRAM6に対しア
ドレス信号を出力する。アドレス信号は、初期値レジス
タシングルポートRAM5の初期値レジスタ50のアド
レスと、カウンタレジスタシングルポートRAM6のカ
ウンタレジスタ60のアドレスを指定する。そのときの
両者のアドレスは、初期値nとカウンタnの各レジスタ
を示すアドレスである。また、両者のアドレスは、時分
割処理における一つのスロットで同時に指定される。
【0019】以上により、図3に示すように、スロット
ごとにカウンタnおよび初期値nが選択され、各カウン
タでは上記カウンタ処理が時分割で繰り返して行われて
いく。本実施形態では、図3に示すように、各スロット
がTA、TB、TC、TDに4分割されている。これら
の区間はクロックを分周することによって形成される。
区間TAおよび区間TCでは、CPUが初期値レジスタ
シングルポートRAM5またはカウンタレジスタシング
ルポートRAM6に対するアクセスが可能となってい
る。読み出し時は、RAM選択信号によって、初期値レ
ジスタシングルポートRAM5から読み出すか、カウン
タレジスタシングルポートRAM6から読み出す。書込
み時は、CPU初期値ライト信号を入力するか、CPU
カウントライト信号により、いずれのRAMへのアクセ
スかを決める。このように、これらの区間において、C
PUは必要に応じてデータのリードライトを行うことが
できる。区間TBでは、カウンタの内容が演算回路70
によって読みだされる。そして、その値が0かどうか判
定され、0の場合に、そのときのスロットで指定されて
いる初期値レジスタから初期値が読みだされ、且つ、カ
ウントアップ回路71の対応フリップフロップからカウ
ントアップ信号が出力される。0でない場合には、カウ
ント値から1を減算してその値を保持する。
【0020】区間TDにおいては、上記保持していた値
をカウンタに対し書き込む。以上のようにして、TA〜
TDの4区間において1サイクルのカウンタ処理を終了
する。カウンタnに対する処理を終了すると、続いて次
のスロットに移ってカウンタn+1に対する処理を行
う。N番目のカウンタNに対するカウンタ処理を行う
と、次に、カウンタ1に対する処理を繰り返す。こうし
て、各カウンタレジスタ60に対し、時分割で且つ繰り
返してカウンタ処理を行っていく。これにより、カウン
トアップ回路71のN個のフリップフロップからは、そ
れぞれ周期の異なったパルス信号が連続出力される。
【0021】以上の構成において、演算回路70は、1
つの回路ですむために、Nが大きいほど、全体としての
回路規模をより縮小することができる。
【0022】図4は、上記カウンタ回路の第1の実施例
のブロック図である。
【0023】演算回路70は、初期値レジスタシングル
ポートRAM5からのデータをセレクタ700を介して
レジスタで構成される保持回路701に一旦保持する。
この保持されたデータは、セレクタ702を介して、カ
ウンタレジスタシングルポートRAM6に入力し現在の
処理スロットに対応するカウンタに書き込まれる。カウ
ンタレジスタシングルポートRAM6から出力されるデ
ータは、比較器703で0になっているかどうかの判定
が行われ、0の時には、セレクタ700によって初期値
レジスタシングルポートRAM5から出力されるデータ
を選択する。これにより、カウンタ処理が行われている
カウンタの値が0になるとそのカウンタに対応する初期
値レジスタから初期値が再度保持回路701に保持され
る。また、上記データが0でない時には、減算器704
によって所定値である「−1」が減算され、セレクタ7
00によってこの減算結果が選択されて保持回路701
に保持される。なお、減算器704によって減算される
値は「−1」に限らない。減算される値を適当に設定す
ることで、カウンタの値が0になるまでの時間を早くし
たり遅くすることが出来る。また、減算器704を加算
器に代えて、「+1」等の所定値を加算するようにして
も良い。この場合には、カウンタの値は増えていくこと
になるから、オーバフローしてゼロになったタイミング
が比較器703で検出されることになる。
【0024】上記初期値が保持回路701に保持される
タイミングは、図3の区間TAまたはTCでCPU初期
値ライト信号が入力されたときである。また、減算器7
04によって−1されたデータが保持回路701に保持
されるタイミングはセレクト信号が0のときのクロック
の立ち上がりであり、図3の区間TBおよびTDであ
る。保持回路701に一旦保持されたデータは、区間T
DにおいてカウンタレジスタシングルポートRAM6の
対応カウンタに書き込まれる。保持回路701には、セ
レクト信号とクロックが入力している。セレクト信号
は、区間TA〜TDを決める信号である。なお、動作開
始時にはリセット信号によってセレクタ700が初期値
レジスタシングルポートRAM5の出力データを選択す
るようにしている。これにより、動作開始時の区間TC
において保持回路701に初期値が保持されるようにし
ている。
【0025】セレクタ705には、カウンタライト信号
とCPUカウンタライト信号が入力し、いずれかの信号
がセレクト信号によってセレクトされ、カウンタレジス
タシングルポートRAM6のライト端子(書込み制御端
子)に入力する。このCPU初期値ライト信号又はCP
Uカウンタライト信号は、初期値レジスタシングルポー
トRAM5又はカウンタレジスタシングルポートRAM
6に対しCPU側からデータの書き込みを行う時の制御
信号である。
【0026】区間TAおよび区間TCは、CPUから初
期値レジスタシングルポートRAM5又はカウンタレジ
スタシングルポートRAM6に対してアクセスすること
のできる区間である。したがって、区間TAおよび区間
TCにおいてCPUカウントライト信号がアクティブで
且つセレクト信号が1の時にはセレクタ705はカウン
タレジスタシングルポートRAM6のライト端子にCP
Uカウンタライト信号を出力する。初期値レジスタシン
グルポートRAM5への初期値の書き込みについては、
ライト端子にCPU初期値ライト信号が直接入力してい
るため、上記区間とは関係なく書き込むことが可能であ
る。
【0027】一方、カウンタライト信号は、保持回路7
01に保持されているデータをカウンタレジスタシング
ルポートRAM6内のカウンタ処理を行っているカウン
タに対して書き込むために形成される制御信号である。
このカウンタライト信号は、セレクト信号によって区間
TDが選択されている時にカウンタレジスタシングルポ
ートRAM6のライト端子に入力する。この結果、区間
TDにおいては、保持回路72に保持されているデータ
が対応のカウンタに対して書き込まれる。
【0028】制御回路70は、さらにセレクタ706と
保持回路707とを備えている。セレクタ706は、R
AM選択信号によって初期値レジスタシングルポートR
AM5からのデータかカウンタレジスタシングルポート
RAM6からのデータをセレクトする。セレクトされた
データはセレクト信号が1で且つクロックの立ち上がり
で保持回路707に保持され、CPUからその値を読み
出せる。初期値レジスタシングルポートRAM5のデー
タ入力端子にはCPUライトデータが直接入力し、カウ
ンタレジスタシングルポートRAM6のデータ入力端子
にはCPUライトデータがセレクタ702を介して入力
している。CPUライトデータはCPUからRAM5又
は6に書き込まれるデータである。このデータは、初期
値レジスタシングルポートRAM5に対し初期値として
書き込まれ、カウンタレジスタシングルポートRAM6
に対しては、必要に応じて、カウンタに対する初期値に
代わるプリセットデータとして書き込まれる。
【0029】カウントアップ回路71は、デコード出力
が0〜N−1となっているデコード回路710と、各デ
コード出力端子に接続されるフリップフロップからなる
カウントアップフリップフロップ711とで構成されて
いる。各カウントアップフリップフロップ711から
は、カウンタレジスタシングルポートRAM6の各カウ
ンタ1〜Nに対応してカウントアップ信号が出力され
る。各カウントアップフリップフロップ711のD入力
端子には比較器703が0を検出した時のアクティブ信
号が入力されるため、各カウントアップフリップフロッ
プ711は、対応のカウンタがカウントアップした時に
カウントアップ信号を出力する。デコード回路710の
入力にはアドレスカウンタ回路72からのアドレス信号
が入力する。すなわち、デコード回路710は、現在示
しているスロット対応アドレスをデコードして該アドレ
スに対応するカウントアップフリップフロップ711を
選択する。
【0030】アドレスカウンタ回路72は、アドレスカ
ウンタ720と、このアドレスカウンタ720が示すア
ドレス又はCPUによって指定されるCPUアドレスの
いずれかをセレクトするセレクタ721とで構成され
る。CPUから、初期値レジスタシングルポートRAM
5又はカウンタレジスタシングルポートRAM6を直接
選択してデータの読み書きを行う時には、CPUアドレ
スがセレクトされる。カウンタ処理を行う時にはアドレ
スカウンタ720のアドレスが選択される。すなわち、
セレクタ721は、区間TA及びTCにおいてCPUア
ドレスを選択し、区間TB及び区間TDにおいてアドレ
スカウンタ720のアドレスを選択する。
【0031】図5は、制御信号形成回路を示している。
この回路は、Dフリップフロップ8、9と排他的論理和
回路10とで構成される。カウンタライト及びセレクト
信号は図6に示すようになる。図7は、上記カウンタ回
路によるタイミングチャートを示している。図に示すよ
うに、4クロック分で1スロットを形成し、スロット内
の区間TA及び区間TCにおいて、CPUから初期値レ
ジスタシングルポートRAM5又はカウンタレジスタシ
ングルポートRAM6へアクセスが可能となる。また、
区間TBにおいてカウンタレジスタシングルポートRA
M6内のスロット対応カウンタからデータが読みださ
れ、比較器703においてそのデータが0かどうかの判
定が行われる。0の場合に、初期値がスロット対応初期
値レジスタから読み出され、保持回路701に保持され
る。また、同時にスロット対応カウントアップフリップ
フロップ711からカウントアップ信号が出力される。
0でない場合には、演算器704で読みだされたデータ
が−1され、その結果が保持回路701に保持される。
そして、区間TDにおいて保持回路701に保持されて
いたデータがスロット対応カウンタに対し再書き込みさ
れる。
【0032】以下、次のスロット(サイクル)に対する
処理が同様にして行われる。
【0033】上記のようにして、シングルポートRAM
5及び6を用い、カウンタ処理を行う制御回路70を各
スロットで共用することによってカウンタ回路全体の回
路規模を大幅に縮小することができる。また、カウンタ
1からカウンタNまでの処理を終えると、再びカウンタ
1に対する処理を繰り返すため、カウントアップ信号
は、それぞれ周期の異なったN個のパルス信号列とな
る。
【0034】図8〜図10は、本発明の第2の実施例を
示している。この第2の実施例のカウンタ回路構成図は
図4に示すものと同一であり、制御信号発生回路が図8
に示すように異なったものとなっている。制御信号発生
回路は、2つのDフリップフロップ8、9とDフリップ
フロップ8のD入力端子に接続される論理和回路11と
で構成され、セレクト信号とカウンタライトのタイミン
グは図9に示すようになる。この回路では、1スロット
はTA、TB、TCの3つの区間で構成され、区間TA
はCPUが初期値レジスタシングルポートRAM5又は
カウンタレジスタシングルポートRAM6に対するアク
セスが可能となり、区間TBは図7の区間TBと同じ機
能となり、区間TCは図7の区間TDと同じ機能とな
る。すなわち、区間TBではカウンタレジスタシングル
ポートRAM6のスロット対応カウンタからデータ(カ
ウント値)が読みだされ、その値が0かどうかの比較が
比較器703で行われ、0の場合、スロット対応初期値
レジスタから初期値が保持回路701に保持される。ま
た、スロット対応カウントアップフリップフロップ71
1からカウントアップ信号が出力される。0でない場合
には、上記データ(カウント値)から演算器704によ
って−1され、その値が保持回路701に保持される。
そして、区間TCにおいて、保持回路701に保持され
たデータがスロット対応カウンタに書き込まれる。
【0035】以下同様にして、各カウンタに対するカウ
ンタ処理が時分割に且つ繰り返して実行されていく。
【0036】本実施例では、1スロットが3区間で構成
されるために、第1の実施例に比べて3/4の周期でカ
ウンタを動作させることができるから、より高速処理が
可能となる。
【0037】なお、上記の実施形態で使用した初期値レ
ジスタシングルポートRAM5及びカウンタレジスタシ
ングルポートRAM6は、その外の記憶手段に変えるこ
とも可能である。
【0038】(別の実施形態1)図11は、本発明の別
の実施形態のカウンタ回路を示している。
【0039】構成において、図4に示す実施形態と相違
する点は、アドレスカウンタ回路72の構成である。
【0040】このアドレスカウンタ回路72は、カウン
タの使用数X(カウンタレジスタシングルポートRAM
6に割り当てられているカウンタ数をNとしたとき、X
=<N)を記憶する使用カウンタ数保持回路722と、
この使用カウンタ数保持回路722に記憶されているカ
ウンタ数の範囲内においてカウンタを順次選択し(カウ
ンタアドレスを0→1→2・・・のように順次選択す
る)、且つその順次選択動作を繰り返して行うカウンタ
アドレス更新回路とを備えている。
【0041】カウンタアドレス更新回路は、現在のカウ
ンタアドレスを保持するアドレス保持回路723と、こ
のアドレス保持回路723で保持しているカウンタアド
レスと上記使用カウンタ数保持回路722で保持してい
るカウンタ数とを比較する比較器724と、アドレス保
持回路723で保持しているカウンタアドレスに+1す
る加算器725と、比較器724の比較結果に応じて、
加算器725の出力か0を選択するセレクタ726と、
区間TA及び区間TCにおいてCPUアドレスを選択
し、区間TB及び区間TDにおいてアドレス保持回路7
23で保持しているカウンタアドレスを選択するセレク
タ721とで構成される。
【0042】上記カウンタアドレス更新回路は、例え
ば、使用カウンタ数保持回路722に4が記憶されてい
るとすると、セレクタ721は、1カウンタ処理毎に区
間TB及び区間TDにおいて、カウンタアドレスを0→
1→2→3→4→0→2・・・・と繰り返し出力する。
このため、カウンタレジスタシングルポートRAM6に
多数のカウンタが割り当てられていても、カウンタの更
新は、使用カウンタ数保持回路に722に記憶されてい
るカウンタ数においてだけ行われる。そのため、無駄な
カウンタ更新がなくなり、その分高速にカウント出来る
ようになる。なお、使用カウンタ数保持回路722に
は、予め、CPUによって使用カウンタ数が記憶され
る。
【0043】(別の実施形態2)図12は、本発明のさ
らに別の実施形態のカウンタ回路を示している。
【0044】構成において、図4に示す実施形態と相違
する点は、演算回路70の構成である。すなわち、演算
回路70のセレクタ705には、ORゲート708を介
してCPUカウンタライト信号とCPU初期値ライト信
号が入力し、また、セレクタ700のセレクト信号は比
較器703の出力信号だけで形成されるようになってい
る。したがって、CPU初期値ライト信号は、初期値レ
ジスタシングルポートRAM5と共に、カウンタレジス
タシングルポートRAM6にも同時に入力し、そのとき
のCPUライトデータが双方のRAM5、6に記憶され
る。すなわち、初期値が初期値レジスタシングルポート
RAM5とカウンタレジスタシングルポートRAM6と
に記憶されることになる。図4に示す回路では、リセッ
ト信号をセレクタ700のセレクト信号として入力する
ことにより、初期値レジスタシングルポートRAM5に
記憶されている初期値をカウンタレジスタシングルポー
トRAM6に入力するようにしているが、本実施形態で
は、初期値レジスタシングルポートRAM5に初期値を
入力して記憶させるときに同時に、その初期値をカウン
タレジスタシングルポートRAM6にも入力して記憶さ
せる。これにより、リセット信号を形成するリセット回
路がなくても初期値をカウンタレジスタシングルポート
RAM6に記憶させることが出来、その分回路規模を小
さくすることが出来る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、多数のカウンタに対す
るカウンタ処理を時分割で且つ繰り返して行い、制御回
路を各カウンタのカウンタ処理において共用することが
できるため、カウンタ回路の回路規模を大幅に縮小する
ことができる。
【0046】また、カウント動作を行わせるカウンタの
使用数を使用カウンタ数記憶手段に記憶しておくことに
より、カウンタの更新は、使用するカウンタにおいてだ
け行われる。そのため、無駄なカウンタ更新がなくな
り、その分、使用するカウンタのカウント動作を高速に
出来、より短い周期のパルス信号を形成出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカウンタ回路の構成図
【図2】本発明のカウンタ回路の実施形態の構成図
【図3】時分割処理について説明する図
【図4】第1の実施例の構成図
【図5】第1の実施例の制御信号発生回路の構成図
【図6】第1の実施例のセレクト信号及びカウンタライ
トのタイミングチャート
【図7】カウンタ処理のカウンタ処理のタイミングチャ
ート
【図8】第2の実施例の制御信号発生回路の構成図
【図9】第2の実施例のセレクト信号及びカウンタライ
トのタイミングチャート
【図10】第2の実施例のカウンタ処理のタイミングチ
ャート
【図11】本発明のカウンタ回路の別の実施形態の構成
【図12】本発明のカウンタ回路のさらに別の実施形態
の構成図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N個の初期値を記憶する初期値記憶手段
    と、前記各初期値が設定され、クロックに同期してカウ
    ントするN個のカウンタが割り当てられたカウンタ記憶
    手段と、前記各初期値を前記各カウンタに設定し、その
    後カウンタ処理を時分割で繰り返して行う制御回路と、
    を備えてなるカウンタ回路。
  2. 【請求項2】前記制御回路が行うカウンタ処理は、前記
    各カウンタの値を読み出して所定値の加減算後に再度各
    カウンタに書込む処理を含むことを特徴とする請求項1
    記載のカウンタ回路。
  3. 【請求項3】前記制御回路は、前記各カウンタの値を時
    分割で読み出してその値が所定値になったか否かを検出
    する手段を備え、所定値になったことを検出したときに
    カウントアップ信号を出力するカウントアップ回路を備
    えたことを特徴とする、請求項1または2に記載のカウ
    ンタ回路。
  4. 【請求項4】前記制御回路は、クロックを分周して得ら
    れる複数のスロットで1つのカウンタに対する前記カウ
    ンタ処理を行い、該カウンタ処理は、前記複数のスロッ
    トの内の2つのスロットの各々において、前記カウンタ
    の値を読み出して所定値の加減算を行う処理と、その結
    果を再度前記カウンタに書込む処理とを行うことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のカウンタ回路。
  5. 【請求項5】前記制御回路は、前記複数のスロットを3
    つのスロットで構成し、1番目のスロットで、カウンタ
    を制御するCPUが前記初期値を前記カウンタに書き込
    んだり、または値を読み出したりする処理を行い、2番
    目のスロットで、前記カウンタの値を読み出して前記所
    定値の加減算処理を行い、3番目のスロットで、その結
    果を再度前記カウンタに書込む処理を行うことを特徴と
    する請求項4に記載のカウンタ回路。
  6. 【請求項6】前記制御回路は、前記カウンタを順次選択
    するアドレスカウンタ回路を備え、該アドレスカウンタ
    回路は、カウント動作を行わせるカウンタの使用数X
    (X=<N)を記憶する使用カウンタ数記憶手段と、該
    使用カウンタ数記憶手段に記憶されているカウンタ数の
    範囲においてカウンタを順次選択し、且つその順次選択
    動作を繰り返して行うカウンタアドレス更新回路と、を
    備えてなる請求項1〜5のいずれかに記載のカウンタ回
    路。
  7. 【請求項7】前記制御回路は、前記初期値記憶手段と前
    記カウンタ記憶手段のそれぞれのデータ書込みを可能に
    するライト信号端子に対して、同時にライト信号を出力
    するゲート回路を備えたことを特徴とする、請求項1〜
    6のいずれかに記載のカウンタ回路。
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