JP2003258488A - シールド材の製造方法 - Google Patents

シールド材の製造方法

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JP2003258488A JP2002054810A JP2002054810A JP2003258488A JP 2003258488 A JP2003258488 A JP 2003258488A JP 2002054810 A JP2002054810 A JP 2002054810A JP 2002054810 A JP2002054810 A JP 2002054810A JP 2003258488 A JP2003258488 A JP 2003258488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の透過率が高いと共に、ヘイズ(曇り度)
が低く、かつ打痕不良がない粘着層を有するシールド材
の製造方法を提供する。 【解決手段】 下から順に第1粘着層と樹脂層と金属箔
とを備えた第1プラスチックフィルムを用意する工程
と、金属箔をパターニングして金属層のパターンを形成
する工程と、第1粘着層と樹脂層との界面を剥離し、剥
離層30y及び第2粘着層12を備えた第2プラスチッ
クフィルム30xの第2粘着層12の面と樹脂層14の
面とを貼着して、第2プラスチックフィルム30xの第
2粘着層12の上に、樹脂層14と金属層のパターン1
6aとを形成する工程と、剥離層30yと第2粘着層1
2との界面を剥離し、第2粘着層12の面を透明基材1
0上に貼着して透明基材10上に第2粘着層12と樹脂
層14と金属層のパターン16aとを形成する工程とを
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド材の製造
方法に係り、さらに詳しくは、PDP(プラズマディス
プレイパネル)などから漏洩する電磁波などを遮断する
シールド材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広い視野角をもち、表示品質がよ
く、大画面化ができるなどの特徴をもつPDP(プラズ
マディスプレイパネル)は、マルチメディアディスプレ
イ機器などに急速にその用途を拡大している。
【0003】PDPは気体放電を利用した表示デバイス
であり、管内に封入されている気体を放電によって励起
し、紫外領域から近赤外線領域に至るまで広い波長の線
スペクトルを発生する。PDPの管内には蛍光体が配置
されており、この蛍光体は紫外線領域の線スペクトルで
励起されて可視領域の光を発生する。近赤外領域の線ス
ペクトルの一部はPDPの表面ガラスから管外に放出さ
れる。
【0004】この近赤外領域の波長はリモートコントロ
ール装置及び光通信などで使用される波長(800nm
〜1000nm)に近く、これらの機器をPDPの近傍
で動作させた場合、誤動作を起こすおそれがあるので、
PDPからの近赤外線の漏洩を防止する必要がある。
【0005】また、PDPの駆動によりマイクロ波や超
低周波などの電磁波が発生し、わずかではあるが外部に
漏洩する。情報機器装置などにはこれらの電磁波の漏洩
の規定が定められているため、電磁波の漏洩を規定値以
下に抑える必要がある。
【0006】また、PDPは、その表示画面が平滑であ
ることから外部からの光が表示画面に入射するときに入
射光が反射して画面のコントラスト比が低下するため、
外部からの入射光の反射を抑える必要がある。
【0007】これらの目的でPDPの表示画面の前方に
シールド材が配置されている。
【0008】従来、シールド材は、金属箔が貼着された
プラスチックフィルムを透明なガラス基板に貼り付けた
後、金属箔をパターニングすることにより製造されてい
た。すなわち、金属箔は一般にその厚みが10μm程度
の薄いものであるので、まず、金属箔の取り扱いを容易
にするために金属箔をプラスチックフィルム上に貼着し
て剛性をもたせる。その後、金属箔を備えたプラスチッ
クフィルムを剛性の強いガラス基板などに貼着した状態
で金属箔をパターニングするなどしてシールド材を製造
していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シールド材は、金属箔の取り扱いを容易にするために金
属箔とプラスチックフィルムとが一体化されているた
め、これを用いてシールド材を製造するとこのシールド
材にはプラスチックフィルムが残存することになる。プ
ラスチックフィルムは透明ガラス基板と比べると光の透
過率が低いと共に、ヘイズ(曇り度)が高い。
【0010】従って、プラスチックフィルムが残存する
シールド材は、光の透過率が低くなり、かつヘイズ(曇
り度)が高くなるので、シールド材の影響でPDPの表
示特性が悪くなるという問題がある。
【0011】また、金属箔が貼着されたプラスチックフ
ィルムの剛性をさらに強くするためには金属箔が粘着層
を介してプラスチックフィルムに貼着されていることが
望ましい。この場合、ロールツーロール法を用いる製造
工程でプラスチックフィルムがロールに巻かれるときな
どに、粘着層はそれ自体が軟らかいため異物などによっ
て押圧されることにより粘着層に打痕不良が発生しやす
く、シールド材の品質が低下する恐れがある。
【0012】本発明は以上の問題点を鑑みて創作された
ものであり、光の透過率が高いと共に、ヘイズ(曇り
度)が低く、かつ打痕不良がない粘着層を有するシール
ド材の製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明はシールド材の製造方法に係り、表面に下か
ら順に第1粘着層と樹脂層と金属箔とを備えた第1プラ
スチックフィルムを用意する工程と、前記金属箔をパタ
ーニングして金属層のパターンを形成する工程と、前記
第1粘着層と前記樹脂層との界面を剥離し、下から順に
剥離層及び第2粘着層を備えた第2プラスチックフィル
ムの前記第2粘着層の面と前記樹脂層の面とを貼着する
ことにより、前記第2プラスチックフィルムの前記第2
粘着層の上に、前記樹脂層と前記金属層のパターンとを
形成する工程と、前記剥離層と前記第2粘着層との界面
を剥離し、前記第2粘着層の面を透明基材に貼着するこ
とにより、前記透明基材の上に、下から順に前記第2の
粘着層と前記樹脂層と前記金属層のパターンとを形成す
る工程とを有することを特徴とする。
【0014】本発明によれば、まず、表面に下から順に
第1粘着層と樹脂層と金属箔とを備えた第1プラスチッ
クフィルムを用意し、その後、この金属箔をパターニン
グして金属層のパターンを形成する。このとき、製造効
率を向上させるためにロールツーロール法を使用するた
め、第1のプラスチックフィルムがロールに巻かれると
きなどに、異物などによって押圧されることにより第1
粘着層に打痕不良が発生しやすい。その後、第1プラス
チックフィルムの第1粘着層と樹脂層との界面を剥離し
て、樹脂層とその上に形成された金属層のパターン1と
により構成される第1転写体を得る。これにより、打痕
不良が発生した第1粘着層を備えた第1プラスチックフ
ィルムは廃棄される。
【0015】次いで、下から順に剥離層及び第2粘着層
を備えた第2プラスチックフィルムを用意し、この第2
粘着層の露出面と第1転写体における樹脂層の金属層の
パターンが形成されていない面とを貼着する。これによ
り、第2プラスチックフィルムの第2粘着層上に樹脂層
と金属層のパターンとが形成される。つまり、樹脂層の
下には、打痕不良が発生した第1粘着層に替わって打痕
不良が発生していない新たな第2粘着層が形成されるよ
うになる。
【0016】その後、第2粘着層と樹脂層との界面を剥
離して、下から順に第2粘着層、樹脂層及び金属層のパ
ターンにより構成される第2転写体を得る。続いて、第
2転写体の第2粘着層の露出面を、透明基材の一方の面
に貼着することにより、透明基材上に、下から順に、打
痕不良がない第2粘着層、樹脂層及び金属層のパターン
が形成されてシールド材が製造される。
【0017】以上のように、本発明のシールド材の製造
方法では、シールド材にプラスチックフィルムが残存し
ないようにしたので、光の透過率が高く、ヘイズ(曇り
度)が低いシールド材を容易に製造することができる。
また、金属箔が第1粘着層を備えた剛性が強い第1プラ
スチックフィルム上に形成されているため、ロール状の
プラスチクフィルムを引き出してロールツーロール法で
金属箔をパターニングすることができるようになり、製
造効率を向上させることができる。
【0018】しかも、このとき、たとえ第1粘着層に打
痕不良が発生するとしても、後工程で第1粘着層は新し
い第2粘着層に替えられ、この第2粘着層が形成された
後の程ではロールツーロール法を用いる必要性がないた
め第2粘着層がロールに巻かれることなくシールド材が
製造される。従って、シールド材の第2粘着層は打痕不
良がないものとなるため、高品質なシールド材を高歩留
りで製造することができるようになる。
【0019】また、上記課題を解決するため、表面に下
から順に第1粘着層と樹脂層と金属箔とを備えた第1プ
ラスチックフィルムを用意する工程と、前記金属箔をパ
ターニングして金属層のパターンを形成する工程と、前
記第1粘着層と前記樹脂層との界面を剥離し、下から順
に剥離層及び第2粘着層を備えた第2プラスチックフィ
ルムの前記第2粘着層の面と前記樹脂層の面とを貼着す
ることにより、前記第2プラスチックフィルムの第2粘
着層の上に、前記樹脂層と前記金属層のパターンとを形
成する工程と、前記剥離層と前記第2粘着層との界面を
剥離し、前記第2粘着層、前記樹脂層及び前記金属層の
パターンを備えたシールド材を得る工程とを有すること
を特徴とする。
【0020】本発明では、上記したシールド材の製造方
法とは違って、第2転写体(第2粘着層、樹脂層及び金
属層のパターン)を透明基材上に貼着してシールド材と
するのではなく、第2粘着層、樹脂層及び金属層のパタ
ーンにより構成されるものをシールド材とし、このシー
ルド材の2粘着層の露出面をPDPの表示画面に直接貼
着するようにしたものである。
【0021】このようにしても、シールド材にプラスチ
ックフィルムが残存しないので、光の透過率が高く、ヘ
イズ(曇り度)が低いシールド材を容易に製造すること
ができると共に、シールド材の第2粘着層は打痕不良が
ないものとなるため、高品質なシールド材を製造するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
を参照しながら説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1及び図2は本発
明の第1実施形態のシールド材の製造方法を示す概略断
面図、図3は本発明の第1実施形態のシールド材を示す
概略断面図、図4は本発明の第1実施形態のシールド材
の変形例を示す概略断面図である。
【0024】本発明の第1実施形態のシールド材の製造
方法は、図1(a)に示すように、まず、一方の面に膜
厚が例えば25μm程度の第1粘着層50bを備えた第
1PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム50
aを用意して第1プロテクトフィルム50とする。
【0025】その後、膜厚が例えば10μm程度の銅箔
16(金属箔)を用意する。続いて、この銅箔16の光
沢面を例えばピロリン酸銅水溶液とピロリン酸カリウム
水溶液とアンモニア水溶液との混合液に浸漬し、電流密
度5A/dm2の条件下で、10秒間、電解めっきを行
うことにより黒化処理する。
【0026】次いで、図1(b)に示すように、第1プ
ロテクトフィルム50の第1粘着層50b上に樹脂層1
4を形成する。続いて、銅箔16の黒化処理された面が
樹脂層14側になるようにして銅箔16を樹脂層14上
に配置し、例えば、80℃、20秒の条件でベークし、
その後、5kg/cm2の条件下で加圧することにより
貼着する。
【0027】これにより、第1プロテクトフィルム50
上に、下から順に、樹脂層14と銅箔16とが積層され
た構造が形成される。この銅箔16は、第1粘着層50
bを備えた剛性をもつ第1プロテクトフィルム50上に
樹脂層14を介して貼着されるためその取り扱いが容易
になる。
【0028】次いで、図1(c)に示すように、ロール
ツーロール法で第1プロテクトフィルム50を搬送し、
銅箔16上にレジスト膜のパターン(図示せず)を形成
し、次いで、このレジスト膜をマスクにして、例えば塩
化第2鉄水溶液をスプレー状にして銅箔16に吹きかけ
て銅箔をエッチングすることにより、銅層パターン16
a(金属層のパターン)を例えばメッシュ状に形成す
る。
【0029】このとき、銅箔16は剛性をもつ第1プロ
テクトフィルム50上に貼着されているため、スプレー
状のエッチング液の圧力に耐えることができ、安定して
銅箔16をエッチングすることができる。
【0030】その後、銅層パターン16aを亜塩素酸ソ
ーダ水溶液とカセイソーダ水溶液との混合液により化成
処理することにより、銅層パターン16aの露出面を黒
化処理する。銅箔16の樹脂層14側の面は上記した工
程で既に黒化処理されているため、この工程が終了した
時点で、図1(c)に示すように、銅層パターン16a
の両面及び両側面は全て黒化処理されたことになる。
【0031】このようにして、図1(c)に示すよう
に、第1プロテクトフィルム50上に樹脂層14及び銅
層パターン16aからなる第1転写体32が形成され
る。
【0032】前述した銅層パターン16aを形成する工
程などでは、ロールツーロール法が使用されるため、銅
箔16のエッチングが終了した部分の第1プロテクトフ
ィルム50がロールに巻かれるときなどに、第1粘着層
50bはそれ自体が軟らかいため混入した異物などで押
圧されることにより第1粘着層50bに打痕不良が発生
しやすい。
【0033】しかしながら、本実施形態のシールド材の
製造方法では、後で説明するように、第1粘着層50b
は新しい別の第2粘着層に替えられるため、第1粘着層
50bに打痕不良が発生しても何ら問題がない。
【0034】続いて、図1(d)に示すように、第1プ
ロテクトフィルム50を所定寸法に切断し、第1粘着層
50bと樹脂層14との界面を剥離することにより、樹
脂層14及び銅層パターン16aからなる第1転写体3
2を得る。このとき、打痕不良が発生した第1粘着層5
0bを備えた第1プロテクトフィルム50は廃棄され
る。
【0035】次いで、図2(a)に示すように、膜厚1
μm程度のシリコーン層30y(剥離層)が一方の面に
塗布された所定寸法の第2PETフィルム30xを用意
する。このシリコーン層30yの形成方法は、まず、シ
リコーン(信越化学工業社製:KS−3703)が10
0重量部、触媒(CAT−PL−50T)が1重量部及
び溶剤(トルエン)が499重量部の割合で混合して、
合計600重量部の処理液を作成する。続いて、この処
理液をバーコータでPETフィルム30x上に塗布し、
120℃、30秒の条件下で熱処理を行うことにより、
シリコーン層30yが形成される。このシリコーン層3
0yが一方の面に形成された第2PETフィルム30x
を、以下、セパレータ30という。
【0036】その後、同じく図2(a)に示すように、
セパレータ30のシリコーン層30y上に膜厚25μm
程度の第2粘着層12を形成することにより、セパレー
タ30と第2粘着層12とにより構成される第2プロテ
クトフィルム50xとする。続いて、第2プロテクトフ
ィルム50xの第2粘着層12の面と前述した転写体3
2の樹脂層14の面とを貼着することにより、第2プロ
テクトフィルム50xの第2粘着層12上に樹脂層14
及び銅層パターン16aを形成する。
【0037】これにより、樹脂層14の下には前述した
第1粘着層50bに替わって第2粘着層14が形成され
たことになる。すなわち、たとえ第1粘着層50bに打
痕不良が発生したとしても、第1粘着層50bは打痕不
良がない新たな第2粘着層14に替えられる。そして、
第2プロテクトフィルム50x上に第2粘着層12を形
成する工程の後の工程では、ロールツーロール法を用い
る必要性がないため第2粘着層12がロールに巻かれる
ことはないことから、異物などによる打痕不良が第2粘
着層14に新たに発生する恐れがない。従って、シール
ド材に最終的に残る第2粘粘着層14は打痕不良がない
ものとなる。
【0038】次いで、図2(b)に示すように、セパレ
ータ30のシリコーン層30b(剥離層)と粘着層12
との界面を剥離することにより、図2(a)の構造体か
らセパレータ30を除去して下から順に第2粘着層1
2、樹脂層14及び銅層パターン16aからなる第2転
写体32aを得る。
【0039】次いで、図2(c)に示すように、一方の
面の周縁所定部に黒枠層22が形成された所定寸法の透
明なガラス基板10(透明基材)を用意する。続いて、
図2(b)の転写体32aの第2粘着層12の面をガラ
ス基板10の黒枠層22が形成されていない面に貼着す
る。これにより、ガラス基板10上に、下から順に打痕
不良がない第2粘着層12、樹脂層14及び銅層パター
ン16aが形成される。
【0040】次いで、図3に示すように、銅層パターン
16a及び樹脂層14上に色補正機能を備えた第3粘着
層12aをガラス基板10の周縁所定部上の銅膜パター
ン16aが露出するようにして形成した後、この第3粘
着層12a上に近赤外線吸収層18を形成する。
【0041】次いで、近赤外線吸収層18上に紫外線
(UV)吸収機能を備えた第4粘着層12bを形成し、
この第4粘着層12b上にPETフィルム上に反射防止
層を形成するなどして反射防止機能をもたせたPET製
反射防止層20を形成する。
【0042】このようにして、第1実施形態のシールド
材の製造方法により製造されたシールド材26が完成す
る。
【0043】以上のように、本実施形態のシールド材の
製造方法は、シールド材26の中に光の透過率が低く、
かつヘイズ(曇り度)が高いPETフィルム(PET製
反射防止層20を除く)が残存しないようにすると共
に、シールド材に最終的に残る粘着層に打痕不良が存在
しないようにするために工夫されたものである。
【0044】すなわち、まず、第1粘着層50bを備え
た第1プロテクトフィルム50上に樹脂層14と銅箔1
6とを形成し、銅箔16をパターニングして銅層パター
ン16aを形成する。このとき、製造効率を向上させる
目的でロールツーロール法を使用するため第1粘着層5
0bに打痕不良が発生しやすい。その後、打痕不良が発
生した第1粘着層50bを除去するためにプロテクトフ
ィルム50の第1粘着層50bと樹脂層14との界面を
剥離して、樹脂層14とその上に形成された銅層パター
ン16aとからなる第1転写体32を得る。
【0045】次いで、セパレータ30のシリコーン層3
0y(剥離層)上に第2粘着層12を形成して第2プロ
テクトフィルム50xとする。続いて、上記した第1転
写体32における樹脂層14の銅層パターン16aが形
成されていない面と第2プロテクトフィルム50xの第
2粘着層12の面とを貼着する。これにより、樹脂層1
4の下に打痕不良が発生していない新たな第2粘着層1
2が形成される。
【0046】その後、第2粘着層12とセパレータ30
のシリコーン層30b(剥離層)との界面を剥離して、
第2粘着層12、樹脂層14及び銅層パターン16aか
らなる第2転写体32aを得る。続いて、この第2転写
体32aの第2粘着層12の露出面をガラス基板10の
一方の面に貼着することにより、ガラス基板10上に、
下から順に、打痕不良がない第2粘着層12、樹脂層1
4及び銅層パターン16aが形成される。
【0047】以上のように、本実施形態のシールド材の
製造方法では、シールド材の中にPETフィルム50
a,30xが残存しないので、光の透過率が高く、ヘイ
ズ(曇り度)が低いシールド材が得られる。また、銅箔
16が剛性をもつ第1プロテクトフィルム50上に形成
されているため、ロール状のプロテクトフィルム50を
引き出してロールツーロール法で銅箔16をパターニン
グすることができるようになり、製造効率を向上させる
ことができる。
【0048】しかも、このとき、たとえ第1粘着層50
bに打痕不良が発生するとしても、第1粘着層50bは
新しい第2粘着層12に替えられることでシールド材の
第2粘着層12は打痕不良が存在しないものとなるた
め、高品質なシールド材を製造することができる。
【0049】本実施形態のシールド材26では、図3に
示すように、ガラス基板10の一方の面に第1の粘着層
12及び樹脂層14を介してメッシュ状の銅層パターン
16aが形成されている。この銅層パターン16aは、
両面及び両側面、すなわち、その全ての面が黒化処理さ
れ、金属光沢が消されて黒系の色を呈するようになって
いる。
【0050】また、銅層パターン16a及び樹脂層14
上には、ガラス基板10の周縁所定部上の銅層パターン
16aが露出するようにして第3粘着層12aを介して
近赤外線吸収層18が形成されている。さらにこの近赤
外線吸収層18上には第4粘着層12bを介してPET
製反射防止層20が形成されている。PET製反射防止
層20の直下に形成された第4粘着層12bには、紫外
線(UV)吸収機能をもたせるために紫外線(UV)吸
収剤が添加されている。
【0051】また、第3粘着層12aは色補正機能を備
えている。なお、第2、第3及び第4粘着層(12,1
2a,12b)のうちの少なくとも1つの粘着層が色補
正機能を備えた形態であればよい。
【0052】また、ガラス基板10の第2粘着層12側
と反対面の周縁所定部には黒枠層22が形成されてい
る。なお、黒枠層22が、ガラス基板10上の第2粘着
層12側の面の周縁所定部に形成された形態としてもよ
く、あるいは黒枠層22を省略した形態としてもよい。
【0053】本実施形態のシールド材26はこのような
構成になっており、ガラス基板10上の周縁所定部の銅
層パターン16aが帯電防止のためPDPの筐体の接地
端子に電気的に接続される。そして、ガラス基板10の
黒枠層22側の面がPDPの表示画面側になり、ガラス
基板10の第2粘着層12側の面がPDPを操作する人
側になるようにしてPDPの表示画面の前方に配置され
る。
【0054】銅層パターン16aは良導体なので、PD
Pの表示画面から放出されるマイクロ波や超低周波など
の電磁波を遮断することができる。また、銅層パターン
16aは全ての面が黒化処理されているため、PDPの
表示画面からの出射光及び外部からの入射光の反射率が
低減され、シールド材の光の透過率を向上させることが
できる。
【0055】さらに、本実施形態のシールド材26はP
ET製反射防止層20を備えているので外部からの光の
反射を抑えることができ、このためPDPの表示画面の
コントラスト比を向上させることができる。また、PE
T製反射防止層20はPETフィルムから構成されるた
め第3粘着層12bとの密着性を向上させる観点からも
都合がよい。
【0056】また、本実施形態のシールド材26は近赤
外線吸収層18を備えているので、リモートコントロー
ル装置などをPDPの近傍で操作しても誤動作を起こす
おそれがなくなる。
【0057】さらに、本実施形態のシールド材26は紫
外線(UV)吸収機能を備えているので、人体に有害な
紫外線を遮断することができる。
【0058】また、本実施形態のシールド材26は色補
正機能を備えている。例えば、カラーPDPでは放電に
キセノンとネオンの混合ガスが用いられ、ネオンのオレ
ンジ色の発光がPDPのカラー表示性能を低下させる一
因となる。このため、本実施形態のシールド材26で
は、例えば、ネオンの発光を抑える色の顔料を粘着層な
どの中に含ませるなどしてPDPのカラー表示の色補正
を行うことができる。
【0059】次に、第1実施形態のシールド材の製造方
法により製造されたシールド材の変形例を説明する。
【0060】まず、前述した製造方法により、図2
(c)に示す構造と同様なものを作成する。その後、図
4に示すように、PETフィルム21を用意し、このP
ETフィルム21の一方の面に反射防止層25を形成
し、他方の面に近赤外線吸収層23を形成する。なお、
この赤外線吸収層23にネオン発光吸収機能をもたせて
もよい。すなわち、一方の面に反射防止機能を備え、他
方の面に近赤外線吸収機能やネオン発光吸収機能を備え
たPETフィルム21を用意すればよい。このPETフ
ィルム21としては紫外線吸収機能を有するものを使用
することができる。
【0061】次いで、同じく図4に示すように、銅層パ
ターン16a及び樹脂層14上に第3粘着層12aを介
して上記したPETフィルム21の近赤外線吸収層23
側の面を貼着する。これにより、本実施形態の第1変形
例のシールド材26fが完成する。
【0062】本実施形態の第1変形例のシールド材26
aにおいても、前述したシールド材26と実質的に同一
の機能を有するシールド材となり、同様な効果を奏する
とともに、近赤外線吸収機能及び反射防止機能を備えた
PETフィルム21を、銅層パターン16aなどを備え
たガラス基板10上に貼着するので、図3に示すシール
ド材26より製造が容易になり、また構造を簡易なもの
とすることができる。
【0063】(第2の実施の形態)図5は本発明の第2
実施形態に係るシールド材を示す概略断面図である。第
2実施形態のシールド材が第1実施形態と異なる点は、
近赤外線吸収層が特別に形成されておらず、粘着層にそ
の機能をもたせた点にあるので、図5において図3と同
一要素には同一の符号を付してその詳しい説明を省略す
る。
【0064】第2実施形態のシールド材26aは、図5
に示すように、特別に近赤外線吸収層が形成されていな
い構成になっている。すなわち、ガラス基板10上に第
2粘着層12及び樹脂層14を介して銅層パターン16
aが形成され、銅層パターン16a上には近赤外線吸収
機能を備えた第3粘着層12aを介してPET製反射防
止層20が形成されている。このように、第3粘着層1
2aが近赤外線吸収機能を有するようにしたので、特別
に近赤外線吸収層を形成する必要がない。
【0065】また、第2粘着層12及び第3粘着層12
aのうちの少なくとも1つの粘着層が紫外線(UV)吸
収機能を備えている。さらに、第2粘着層12及び第3
粘着層12aのうちの少なくとも1つの粘着層が色補正
機能を備えている。
【0066】なお、第3粘着層12aの代わりに、第2
粘着層12が近赤外線吸収機能を備えている形態として
もよく、また両者とも近赤外線吸収機能をもつようにし
てもよい。また、黒枠層22を省略した形態としてもよ
い。
【0067】本実施の形態のシールド材26aは、第1
実施形態のシールド材と同様な製造方法により製造され
る。
【0068】本実施形態のシールド材26aでは、第1
実施形態のシールド材26と同様な効果を奏するととも
に、特別に近赤外線吸収層を設ける必要がないので、製
造が容易になる。また、近赤外線吸収層が存在せず、そ
の分、光の透過率を向上させることができるので、第1
実施形態のシールド材26よりPDPの表示性能を向上
させることができる。
【0069】(第3の実施の形態)図6は本発明の第3
実施形態に係るシールド材を示す概略断面図である。第
3実施形態のシールド材が第1実施形態と異なる点は、
シールド材の金属層のパターンが透明基材のPDP側に
なる面側に形成され、かつ反射防止層が透明基材の両面
側に形成されている点にあるので、図6において図3と
同一要素には同一の符号を付してその詳しい説明を省略
する。
【0070】第3実施形態のシールド材26bは、図6
に示すように、ガラス基板10の一方の面(PDP側に
なる面)に黒枠層22が形成され、黒枠層22及びガラ
ス基板10上には第2粘着層12及び樹脂層14を介し
て銅層パターン16aが形成されている。さらに、銅層
パターン16a上には第3粘着層12aを介して第2P
ET製反射防止層20bが形成されている。
【0071】一方、ガラス基板10の他方の面(黒枠層
22が形成されていない面)には、第4粘着層12bを
介して近赤外線吸収層18が形成され、この近赤外線吸
収層18上には第5粘着層12cを介して第1PET製
反射防止層20aが形成されている。
【0072】なお、近赤外線吸収層18が第3粘着層1
2aと第2PET製反射防止層20bとの間に形成さ
れ、この近赤外線吸収層18上に第3粘着層12aを介
して第2PET製反射防止層20bが形成された形態と
してもよい。また、近赤外線吸収層18及び第4粘着層
12bを設けず、その代わりに、第2PET製反射防止
層20bの第3粘着層12a側と反対面に近赤外線吸収
層がコーティングされた形態としてもよい。また、PD
P側の面は、第2PET製反射防止層20bを設けずに
第3粘着層12a上に近赤外線吸収フィルムを貼着した
ものであってもよい。
【0073】第3実施形態のシールド材26bは、ガラ
ス基板10のPDPを操作する人側になる面に第1PE
T製反射防止層20aが形成され、またガラス基板10
のPDP側になる面に第2PET製反射防止層20bが
形成されている。第1PET製反射防止層20a及び第
2PET製反射防止層20bはいずれも紫外線(UV)
吸収機能を備えていない。その代わりに、第2〜第5の
粘着層(12,12a,12b,12c)のうちの少な
くとも1つの粘着層が紫外線(UV)吸収機能を備えて
おり、好適には、第5粘着層12cが紫外線(UV)吸
収機能を備えている形態にすればよい。
【0074】また、第2〜第5粘着層(12,12a,
12b,12c)のうちの少なくとも1つの粘着層が色
補正機能を備えており、好適には、第4粘着層12bが
色補正機能を備えた形態とすればよい。また、黒枠層2
2を省略した形態としてもよい。
【0075】本実施形態のシールド材26bでは、第1
実施形態のシールド材26と同様の効果を奏すると共
に、シールド材26bの両面側に第1PET製反射防止
層20aと第2PET製反射防止層20bとがそれぞれ
設けられているので、外部からの光の反射やPDPの表
示画面からの光の反射を確実に抑えることができ、PD
Pの表示画面のコントラスト比を向上させることができ
る。
【0076】また、本実施形態のシールド材26bは、
ガラス基板10の黒枠層22が形成された面に第2粘着
層12及び樹脂層14を介して銅層パターン16aが形
成された構造となっている。ここで、第2粘着層12と
樹脂層14との間にPETフィルムが残存する場合を想
定してみる。この場合、PETフィルムはある程度の剛
性をもっているので、第2粘着層12がPETフィルム
側に引っ張られて黒枠層22のパターン端部の段差部
(図6のA部)に入り込めなくなり、この段差部に気泡
が発生しやすい。このため、黒枠層22のパターン端部
に沿って気泡に起因する線が発生することになり、PD
Pの高級感を損ねたり、表示性能を劣化させたりする恐
れがある。
【0077】しかしながら、本実施形態のシールド材2
6bでは、第2粘着層12と樹脂層14との間にPET
フィルムが残存しないため、第2粘着層12が黒枠層2
2のパターン端部の段差部(図6のA部)に追随してこ
の段差を埋め込むようにして形成される。これにより、
黒枠層22のパターン端部に沿った気泡に起因する線が
発生しなくなくなり、PDPの高級感を損ねたり、表示
性能を劣化させたりすることが防止される。
【0078】次に、第3実施形態のシールド材26bの
製造方法を説明する。
【0079】まず、第1実施形態の第1の製造方法と同
様な方法で、図2(b)に示すように第2粘着層12、
樹脂層14及び銅層パターン16aからなる第2転写体
32aを用意する。その後、図6に示すように、一方の
面の周縁所定部に黒枠層22が形成されたガラス基板1
0を用意する。続いて、ガラス基板10の黒枠層22が
形成された面と第2転写体32aの第2粘着層12の面
とを貼着する。このとき、上記したように、転写体32
aにはPETフィルムがないので、第2粘着層12が黒
枠層22の段差部Aに追随して段差部Aに埋め込まれる
ようにしてガラス基板10に貼着される。
【0080】次いで、同じく図6に示すように、ガラス
基板10の周縁所定部上の銅層パターン16aが露出す
るようにして、銅層パターン16a及び樹脂層14の上
に第3粘着層12aを介して第2PET製反射防止層2
0bを形成する。続いて、ガラス基板10の黒枠層22
が形成されていない面に第4粘着層12bを介して近赤
外線吸収層18を形成し、さらに近赤外線吸収層18上
に第5粘着層12cを介して第1PET製反射防止層2
0aを形成する。以上により、第3実施形態のシールド
材26bが完成する。
【0081】(第4の実施の形態)図7は本発明の第4
実施形態に係るシールド材を示す概略断面図である。第
4実施形態のシールド材は、第1実施形態のシールド材
の反射防止層の材料を代えた形態であるので、図7にお
いて図3と同一要素には同一符号を付してその詳細の説
明を省略する。
【0082】図7に示すように、第4実施形態のシール
ド材26cでは、反射防止層としてPET製反射防止層
の代わりにTAC(トリアセチルセルロース)製反射防
止層が用いられている。このTAC製反射防止層20c
は紫外線(UV)吸収機能を備えているので、第4粘着
層12bなどに紫外線(UV)吸収機能をもたせる必要
がない。
【0083】また、第1実施形態のシールド材26と同
様に、第2、第3及び第4の粘着層(12,12a,1
2b)のうちの少なくとも1つの粘着層が色補正機能を
備えている。なお、黒枠層22を省略した形態としても
よい。また、第1実施形態のシールド材の変形例のよう
に、近赤外線吸収層18、第4粘着層12b及びTAC
製反射防止層20cの代わりに、一方の面に反射防止層
が形成され、他方の面に近赤外線吸収層が形成されたT
ACフィルムを用意し、このTACフィルムの近赤外線
吸収層の面を第3粘着層12a上に貼着してもよい。
【0084】本実施形態のシールド材26cでは、反射
防止層としてTAC製反射防止層20cを用いているの
で、PET製反射防止層を用いた第1実施形態のシール
ド材26より光の透過率を向上させることができ、PD
Pの表示性能を向上させることができる。
【0085】本実施形態のシールド材26cは第1実施
形態と同様な製造方法により製造される。
【0086】(第5の実施の形態)図8は本発明の第5
実施形態に係るシールド材を示す概略断面図である。第
5実施形態のシールド材は、第3実施形態のシールド材
の反射防止層の材料を代えた形態であるので、図8にお
いて図6と同一物には同じ符号を付してその詳しい説明
を省略する。
【0087】図8に示すように、第5実施形態のシール
ド材26dでは、図6に示すシールド材26bの反射防
止層としてPET製反射防止層の代わりにTAC製反射
防止層を用いたことである。すなわち、TACフィルム
上に反射防止層を形成するなどして反射防止機能を備え
た第1TAC製反射防止層20dが、ガラス基板10の
PDPを操作する人側になる面に形成され、またガラス
基板10のPDP側になる面に同様な第2TAC製反射
防止層20eが形成されている。
【0088】また、第1TAC製反射防止層20d及び
第2TAC製反射防止層20eのうちの少なくとも1つ
の反射防止層が紫外線(UV)吸収機能を備えているた
め、第2〜第5の粘着層(12,12a,12b,12
c)はいずれも紫外線吸収機能を備えていない。
【0089】また、第2〜第5の粘着層(12,12
a,12b,12c)のうちの少なくとも1つの粘着層
が色補正機能を備えており、好適には、第4粘着層12
bが色補正機能を備えた形態にすればよい。なお、黒枠
層22を省略した形態にしてもよい。
【0090】本実施形態のシールド材26dによれば、
第1及び第2TAC製反射防止層20d,20eはPE
T製反射防止層より光の透過率を向上させることができ
るので、第3実施形態のシールド材26bよりPDPの
表示特性を向上させることができる。
【0091】本実施形態のシールド材26dは第3実施
形態のシールド材の製造方法と同様な方法により製造さ
れる。
【0092】(第6の実施の形態)図9は本発明の第6
実施形態に係るシールド材の製造方法を示す概略断面
図、図10は本発明の第6実施形態に係るシールド材を
示す概略断面図である。第6実施形態のシールド材の製
造方法が第1実施形態と異なる点は、ガラス基板上に第
2粘着層、樹脂層及び銅層パターンからなる第2転写体
などを貼着してシールド材とするのではなく、PDPの
表示画面に第2転写体などを直接貼着してシールド材と
することである。図9及び図10において図1〜図4と
同一要素には同一の符号を付してその詳しい説明を省略
する。
【0093】第6実施形態のシールド材の製造方法は、
図9(a)に示すように、まず、第1実施形態と同様な
方法により、図2(a)に示す構造と同一のものを作成
する。つまり、第2プロテクトフィルム50x上に、打
痕不良がない第2粘着層12と樹脂層14と銅層パター
ン16aとが形成された構造を形成する。
【0094】続いて、第2プロテクトフィルム50xを
所定の大きさに切断し、図9(b)に示すように、周縁
所定部の銅膜パターン16aが露出するようにして銅層
パターン16a及び樹脂層14上に第3粘着層12aを
形成し、さらに第3粘着層12a上に近赤外線吸収層1
8を形成する。
【0095】次いで、近赤外線吸収層18上に第4粘着
層12bを形成し、さらに第4粘着層12b上にPET
製反射防止層20を形成する。
【0096】次いで、図9(c)に示すように、セパレ
ータ30のシリコーン層30y(剥離層)と第2粘着層
12との界面を剥離して、図9(b)の構造体からセパ
レータ30を除去する。
【0097】これにより、図10に示すように、下から
順に、打痕不良がない第2粘着層12、樹脂層14、銅
層パターン16a、第3粘着層12a、近赤外線吸収層
18、第4粘着層12b及びPET製反射防止層20に
より構成されるシールド材26eが得られる。なお、近
赤外線吸収層18やPET製反射防止層20などを省略
してシールド材としてもよいことはもちろんである。
【0098】続いて、同図に示すように、このシールド
材26eの第2粘着層12の露出面をPDPの表示画面
に直接貼着することによりPDP用のシールド材とな
る。
【0099】本実施形態のシールド材の製造方法では、
第1実施形態と同様に、シールド材26eにPETフィ
ルムが残存しないので、光の透過率が高く、ヘイズ(曇
り度)が低いシールド材を容易に製造することができる
と共に、シールド材26eには打痕不良がない第2粘着
層12が残存するようになるため、高品質なシールド材
を製造することができる。
【0100】なお、第1実施形態の変形例(図4の構
造)と同様に、一方の面に近赤外吸収層23が形成さ
れ、かつ他方の面に反射防止層25が形成されたPET
フィルム21が第2の粘着層12a上に貼着されている
形態としてもよい。また、第2実施形態のように、近赤
外線吸収層が特別に形成されておらず、粘着層に近赤外
線吸収機能をもたせた形態としてもよい。
【0101】また、PET製反射防止層20の代わりに
TAC製反射防止層を用いてもよい。PET製反射防止
層を用いる場合は、第1の実施の形態と同様に、例えば
第4粘着層12bが紫外線(UV)吸収機能を備えるよ
うにし、TAC製反射防止層を用いる場合は、第4実施
形態と同様に、TAC製反射防止層20自体が紫外線
(UV)吸収機能を備えるようにしてもよい。また、第
1実施形態と同様に、第2、第3及び第4粘着層(1
2,12a,12b)のうちの少なくとも1つの粘着層
が色補正機能を備えている形態としてもよい。
【0102】以上、第1〜第6実施形態により、この発
明の詳細を説明したが、この発明の範囲は上記実施形態
に具体的に示した例に限られるものではなく、この発明
を逸脱しない要旨の範囲の上記実施形態の変更はこの発
明の範囲に含まれる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシールド
材の製造方法では、シールド材にプラスチックフィルム
が残存しないようにしたので、光の透過率が高く、ヘイ
ズ(曇り度)が低いシールド材を容易に製造することが
できる。また、金属箔が粘着層を備えた剛性をもつプラ
スチックフィルム上に形成されているため、ロールツー
ロール法で金属箔をパターニングすることができるよう
になり、製造効率を向上させることができる。しかも、
たとえ第1粘着層に打痕不良が発生するとしても、第1
粘着層は新しい第2粘着層に替えられるため、シールド
材の第2粘着層に打痕不良が残る恐れがなく、高品質な
シールド材を高歩留りで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施形態のシールド材の製
造方法を示す概略断面図(その1)である。
【図2】図2は本発明の第1実施形態のシールド材の製
造方法を示す概略断面図(その2)である。
【図3】図3は本発明の第1実施形態のシールド材を示
す概略断面図である。
【図4】図4は本発明の第1実施形態のシールド材の変
形例を示す概略断面図である。
【図5】図5は本発明の第2実施形態に係るシールド材
を示す概略断面図である。
【図6】図6は本発明の第3実施形態に係るシールド材
を示す概略断面図である。
【図7】図7は本発明の第4実施形態に係るシールド材
を示す概略断面図である。
【図8】図8は本発明の第5実施形態に係るシールド材
を示す概略断面図である。
【図9】図9は本発明の第6実施形態に係るシールド材
の製造方法を示す概略断面図である。
【図10】図10は本発明の第6実施形態に係るシール
ド材を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10…ガラス基板(透明基材)、12…第2粘着層、1
2a…第3粘着層、12b…第4粘着層、12c…第5
粘着層、14…樹脂層、16…銅箔(金属箔)、16a
…銅層パターン(金属層のパターン)、18,23…近
赤外線吸収層、20…PET製反射防止層、20a…第
1PET製反射防止層、20b…第2PET製反射防止
層、20c…TAC製反射防止層、20d…第1TAC
製反射防止層、20e…第2TAC製反射防止層、22
…黒枠層、25…反射防止層、26〜26f…シールド
材、30x,50a…PETフィルム(プラスチックフ
ィルム)、50b…第1粘着層、30y…シリコーン層
(剥離層)、30…セパレータ、32…第1転写体,3
2a…第2転写体、50,50x…プロテクトフィル
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 厚地 善行 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 Fターム(参考) 2H048 CA09 CA12 CA13 CA19 CA23 CA25 5E321 AA04 BB21 CC16 GG05 GH01 5G435 AA17 BB06 GG11 GG33 HH12 HH14 HH18 KK07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に下から順に第1粘着層と樹脂層と
    金属箔とを備えた第1プラスチックフィルムを用意する
    工程と、 前記金属箔をパターニングして金属層のパターンを形成
    する工程と、 前記第1粘着層と前記樹脂層との界面を剥離し、表面に
    下から順に剥離層及び第2粘着層を備えた第2プラスチ
    ックフィルムの前記第2粘着層の面と前記樹脂層の面と
    を貼着することにより、前記第2プラスチックフィルム
    の第2粘着層の上に前記樹脂層と前記金属層のパターン
    とを形成する工程と、 前記剥離層と前記第2粘着層との界面を剥離し、前記第
    2粘着層の面を透明基材上に貼着することにより、前記
    透明基材の上に、下から順に前記第2の粘着層と前記樹
    脂層と前記金属層のパターンとを形成する工程とを有す
    ることを特徴とするシールド材の製造方法。
  2. 【請求項2】 表面に下から順に第1粘着層と樹脂層と
    金属箔とを備えた第1プラスチックフィルムを用意する
    工程と、 前記金属箔をパターニングして金属層のパターンを形成
    する工程と、 前記第1粘着層と前記樹脂層との界面を剥離し、下から
    順に剥離層及び第2粘着層を備えた第2プラスチックフ
    ィルムの前記第2粘着層の面と前記樹脂層の面とを貼着
    することにより、前記第2プラスチックフィルムの第2
    粘着層の上に前記樹脂層と前記金属層のパターンとを形
    成する工程と、 前記剥離層と前記第2粘着層との界面を剥離することに
    より、前記第2粘着層、前記樹脂層及び前記金属層のパ
    ターンにより構成されるシールド材を得る工程とを有す
    ることを特徴とするシールド材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記シールド材を得る工程の後に、前記
    シールド材は、前記第2粘着層の面がPDP(プラズマ
    ディスプレイパネル)の表示画面に貼着されることを特
    徴とする請求項2に記載のシールド材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1プラスチックフィルムを用意す
    る工程が、 前記金属箔の前記樹脂層側の面を黒化処理する工程を含
    むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載のシールド材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記金属箔をパターニングして金属層の
    パターンを形成する工程の後であって、前記第2プラス
    チックフィルムの第2粘着層の上に前記樹脂層と前記金
    属層のパターンとを形成する工程の前に、前記金属層の
    パターンの露出面を黒化処理する工程をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のシールド材の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記透明基材の上に下から順に前記第2
    の粘着層と前記樹脂層と前記金属層のパターンとを形成
    する工程の後に、前記金属層のパターン及び前記樹脂層
    の上に、第4粘着層を介して反射防止層を形成する工程
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のシー
    ルド材の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記透明基材の上に下から順に前記第2
    の粘着層と前記樹脂層と前記金属層のパターンとを形成
    する工程の後であって、前記反射防止層を形成する工程
    の前に、前記金属層のパターン及び前記樹脂層の上に、
    第3粘着層を介して近赤外線吸収層を形成する工程をさ
    らに有することを特徴とする請求項6に記載のシールド
    材の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2プラスチックフィルムの第2粘
    着層の上に前記樹脂層と前記金属層のパターンとを形成
    する工程の後であって、前記シールド材を得る工程の前
    に、前記金属層のパターン及び前記樹脂層の上に、第4
    粘着層を介して反射防止層を形成する工程をさらに有す
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載のシールド材
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2プラスチックフィルムの第2粘
    着層の上に前記樹脂層と前記金属層のパターンとを形成
    する工程の後であって、前記反射防止層を形成する工程
    の前に、前記金属層のパターン及び前記樹脂層の上に、
    第3粘着層を介して近赤外線吸収層を形成する工程をさ
    らに有することを特徴とする請求項8に記載のシールド
    材の製造方法。
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