JP2003257924A - 基板処理装置における配管部品の洗浄方法及び基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置における配管部品の洗浄方法及び基板処理装置Info
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- JP2003257924A JP2003257924A JP2002055752A JP2002055752A JP2003257924A JP 2003257924 A JP2003257924 A JP 2003257924A JP 2002055752 A JP2002055752 A JP 2002055752A JP 2002055752 A JP2002055752 A JP 2002055752A JP 2003257924 A JP2003257924 A JP 2003257924A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理槽内の処理液排出を行うことなく配管部
品を洗浄できるようにすることにより、洗浄時における
処理液の無駄を抑制するとともに洗浄の短時間化を図
る。 【解決手段】 基板を浸漬させるための処理槽3に処理
液を供給する処理液配管5を備えた基板処理装置におい
て、処理液配管5から処理槽3への流通を遮断する三方
弁21〜24を備え、これらを作動させた状態でフィル
タ11等を洗浄する。処理槽3内に貯留している処理液
を排出することなく洗浄することができる。したがっ
て、処理液の損失を抑制することができ、フィルタ11
等の洗浄後すぐに基板Wの洗浄に取りかかることができ
る。
品を洗浄できるようにすることにより、洗浄時における
処理液の無駄を抑制するとともに洗浄の短時間化を図
る。 【解決手段】 基板を浸漬させるための処理槽3に処理
液を供給する処理液配管5を備えた基板処理装置におい
て、処理液配管5から処理槽3への流通を遮断する三方
弁21〜24を備え、これらを作動させた状態でフィル
タ11等を洗浄する。処理槽3内に貯留している処理液
を排出することなく洗浄することができる。したがっ
て、処理液の損失を抑制することができ、フィルタ11
等の洗浄後すぐに基板Wの洗浄に取りかかることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハや
液晶表示装置用のガラス基板(以下、単に基板と称す
る)に所定の処理を施す基板処理装置における交換部品
の洗浄方法及び基板処理装置に係り、特に、処理液配管
から処理槽に処理液を供給する基板処理装置における処
理液配管の配管部品を洗浄する技術に関する。
液晶表示装置用のガラス基板(以下、単に基板と称す
る)に所定の処理を施す基板処理装置における交換部品
の洗浄方法及び基板処理装置に係り、特に、処理液配管
から処理槽に処理液を供給する基板処理装置における処
理液配管の配管部品を洗浄する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板処理装置として、ポ
ンプ、温度調節器、フィルタなどの配管部品を備えた処
理液配管の端部が処理槽の底部に接続され、基板を収納
した処理槽に処理液配管から処理液を供給することで基
板に対して処理を施すものが挙げられる。このような装
置は、処理槽から溢れた処理液を再び処理液配管に戻し
て循環させる循環タイプと、処理槽から溢れた処理液を
排出する排出タイプとに分けられる。
ンプ、温度調節器、フィルタなどの配管部品を備えた処
理液配管の端部が処理槽の底部に接続され、基板を収納
した処理槽に処理液配管から処理液を供給することで基
板に対して処理を施すものが挙げられる。このような装
置は、処理槽から溢れた処理液を再び処理液配管に戻し
て循環させる循環タイプと、処理槽から溢れた処理液を
排出する排出タイプとに分けられる。
【0003】このように構成されている基板処理装置に
おいて処理液配管に取り付けられている配管部品を洗浄
する際には、通常、まず処理液配管への処理液の供給を
停止し、その後、処理液配管と処理槽内の処理液を排出
する。そして、処理液に代えて洗浄液を処理液配管に供
給することにより、配管部品を洗浄する。
おいて処理液配管に取り付けられている配管部品を洗浄
する際には、通常、まず処理液配管への処理液の供給を
停止し、その後、処理液配管と処理槽内の処理液を排出
する。そして、処理液に代えて洗浄液を処理液配管に供
給することにより、配管部品を洗浄する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、処理槽及び処理液配管内の全ての処理
液を排出することが必要となる。これにより、洗浄の度
に処理液が無駄になる。さらに、処理槽及び処理液配管
内の全ての処理液が排出されるまでは洗浄を開始できな
いので洗浄時間の長時間化を招いている。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、処理槽及び処理液配管内の全ての処理
液を排出することが必要となる。これにより、洗浄の度
に処理液が無駄になる。さらに、処理槽及び処理液配管
内の全ての処理液が排出されるまでは洗浄を開始できな
いので洗浄時間の長時間化を招いている。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、処理槽内の処理液排出を行うことな
く配管部品を洗浄できるようにすることにより、洗浄時
における処理液の無駄を抑制するとともに洗浄の短時間
化を図ることができる基板処理装置における配管部品の
洗浄方法及び基板処理装置を提供することを目的とす
る。
れたものであって、処理槽内の処理液排出を行うことな
く配管部品を洗浄できるようにすることにより、洗浄時
における処理液の無駄を抑制するとともに洗浄の短時間
化を図ることができる基板処理装置における配管部品の
洗浄方法及び基板処理装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、処理液配管から処理槽に
処理液を供給する基板処理装置における配管部品の洗浄
方法において、処理液配管から処理槽への流通を遮断し
た状態で配管部品を洗浄することを特徴とするものであ
る。
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、処理液配管から処理槽に
処理液を供給する基板処理装置における配管部品の洗浄
方法において、処理液配管から処理槽への流通を遮断し
た状態で配管部品を洗浄することを特徴とするものであ
る。
【0007】(作用・効果)請求項1に記載の発明によ
れば、処理槽と処理液配管とが遮断されるので、処理槽
内に貯留している大量の処理液を排出することなく配管
部品を洗浄できる。したがって、処理液の損失が抑制で
き、配管部品の洗浄後すぐに基板の洗浄に取りかかるこ
とができる。
れば、処理槽と処理液配管とが遮断されるので、処理槽
内に貯留している大量の処理液を排出することなく配管
部品を洗浄できる。したがって、処理液の損失が抑制で
き、配管部品の洗浄後すぐに基板の洗浄に取りかかるこ
とができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、基板を浸漬させ
るための処理槽に処理液を供給する処理液配管を備えた
基板処理装置において、処理液配管から処理槽への流通
を遮断する流通遮断手段を備え、前記流通遮断手段を作
動させた状態で、処理液配管に設けられた配管部品を洗
浄することを特徴とするものである。
るための処理槽に処理液を供給する処理液配管を備えた
基板処理装置において、処理液配管から処理槽への流通
を遮断する流通遮断手段を備え、前記流通遮断手段を作
動させた状態で、処理液配管に設けられた配管部品を洗
浄することを特徴とするものである。
【0009】(作用・効果)請求項2に記載の発明によ
れば、処理槽と処理液配管とが流通遮断手段によって遮
断されるので、処理槽内に貯留している大量の処理液を
排出することなく配管部品を洗浄できる。したがって、
処理液の損失が抑制でき、配管部品の洗浄後すぐに基板
の洗浄に取りかかることができる。
れば、処理槽と処理液配管とが流通遮断手段によって遮
断されるので、処理槽内に貯留している大量の処理液を
排出することなく配管部品を洗浄できる。したがって、
処理液の損失が抑制でき、配管部品の洗浄後すぐに基板
の洗浄に取りかかることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の基板処理装置において、前記流通遮断手段は、前記配
管部品を挟む位置に一対の弁を備えていることを特徴と
するものである。
の基板処理装置において、前記流通遮断手段は、前記配
管部品を挟む位置に一対の弁を備えていることを特徴と
するものである。
【0011】(作用・効果)配管部品を挟む位置に設け
られた一対の弁により、処理槽と処理液配管とを遮断す
ることができる。配管部品を挟む近い位置に一対の弁を
設けることにより、処理液配管内の処理液の無駄も抑制
でき、無駄になる処理液の量をさらに抑制することがで
きる。
られた一対の弁により、処理槽と処理液配管とを遮断す
ることができる。配管部品を挟む近い位置に一対の弁を
設けることにより、処理液配管内の処理液の無駄も抑制
でき、無駄になる処理液の量をさらに抑制することがで
きる。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の基板処理装置において、前記一対の弁のうち一
方からは洗浄液を注入し、前記一対の弁のうち他方から
は洗浄液を排出することを特徴とするものである。
に記載の基板処理装置において、前記一対の弁のうち一
方からは洗浄液を注入し、前記一対の弁のうち他方から
は洗浄液を排出することを特徴とするものである。
【0013】(作用・効果)一対の弁のうち一方から洗
浄液を注入し、他方から洗浄液を排出することにより配
管部品を洗浄することができる。
浄液を注入し、他方から洗浄液を排出することにより配
管部品を洗浄することができる。
【0014】また、好ましくは、流通遮断手段を、複数
個の配管部品を挟んで設けることにより(請求項5に記
載の発明)、一度に複数個の配管部品を洗浄することが
でき、配管部品ごとに挟んで設けることにより(請求項
6に記載の発明)、洗浄対象となる配管部品を絞って洗
浄することができる。
個の配管部品を挟んで設けることにより(請求項5に記
載の発明)、一度に複数個の配管部品を洗浄することが
でき、配管部品ごとに挟んで設けることにより(請求項
6に記載の発明)、洗浄対象となる配管部品を絞って洗
浄することができる。
【0015】また、好ましくは、流通遮断手段が、洗浄
液を供給及び排出するメンテナンス用配管を接続可能な
三方弁を備えることにより(請求項7に記載の発明)、
配管を簡単化でき、前記配管部品を挟んで前記処理液配
管に設けられた第1の操作弁と、洗浄液を供給したり排
出したりするメンテナンス用配管に一方が接続可能であ
り、他方が前記配管部品と前記第1の操作弁との間に接
続された第2の操作弁とを備えることにより(請求項8
に記載の発明)、流通遮断手段を簡素化できる。
液を供給及び排出するメンテナンス用配管を接続可能な
三方弁を備えることにより(請求項7に記載の発明)、
配管を簡単化でき、前記配管部品を挟んで前記処理液配
管に設けられた第1の操作弁と、洗浄液を供給したり排
出したりするメンテナンス用配管に一方が接続可能であ
り、他方が前記配管部品と前記第1の操作弁との間に接
続された第2の操作弁とを備えることにより(請求項8
に記載の発明)、流通遮断手段を簡素化できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施例を説明する。 <第1実施例>図1は本実施例に係り、基板処理装置の
概略構成を示す図である。この基板処理装置は、保持ア
ーム1と、処理槽3と、処理液配管5とを備えている。
保持アーム1は、処理を施すための複数枚の基板Wを保
持し、処理槽3の上方と、図1に示す浸漬位置との間を
昇降可能に構成されている。処理槽3は、その底部に、
処理液を注入する注入管7を備えている。また、その上
部周囲には、溢れた処理液を回収して排出する回収槽9
を備えている。注入管7には、処理液配管5が連通接続
されている。
一実施例を説明する。 <第1実施例>図1は本実施例に係り、基板処理装置の
概略構成を示す図である。この基板処理装置は、保持ア
ーム1と、処理槽3と、処理液配管5とを備えている。
保持アーム1は、処理を施すための複数枚の基板Wを保
持し、処理槽3の上方と、図1に示す浸漬位置との間を
昇降可能に構成されている。処理槽3は、その底部に、
処理液を注入する注入管7を備えている。また、その上
部周囲には、溢れた処理液を回収して排出する回収槽9
を備えている。注入管7には、処理液配管5が連通接続
されている。
【0017】処理液配管5は、本発明における配管部品
に相当するフィルタ11と、温度調節機能を備える加熱
器13と、ポンプ15とを備えている。フィルタ11は
処理液中のパーティクル等を除去するものであり、加熱
器13は処理液を所定の温度に昇温調節するものであ
る。また、ポンプ15は、図示しない処理液供給源から
処理槽3に供給された処理液を、回収槽9と処理槽3と
にわたって循環流通させる。
に相当するフィルタ11と、温度調節機能を備える加熱
器13と、ポンプ15とを備えている。フィルタ11は
処理液中のパーティクル等を除去するものであり、加熱
器13は処理液を所定の温度に昇温調節するものであ
る。また、ポンプ15は、図示しない処理液供給源から
処理槽3に供給された処理液を、回収槽9と処理槽3と
にわたって循環流通させる。
【0018】さらに処理液配管5は、上述したフィルタ
11と、加熱器13と、ポンプ15の各々を挟み込むよ
うに4個の三方弁21〜24を備えている。なお、これ
らの三方弁21〜24が本発明における流通遮断手段に
相当する。各三方弁21〜24の、処理液配管5に連通
していない残りの部分には、接続配管31,33を介し
てメンテナンス用配管25,27が接続可能である。
11と、加熱器13と、ポンプ15の各々を挟み込むよ
うに4個の三方弁21〜24を備えている。なお、これ
らの三方弁21〜24が本発明における流通遮断手段に
相当する。各三方弁21〜24の、処理液配管5に連通
していない残りの部分には、接続配管31,33を介し
てメンテナンス用配管25,27が接続可能である。
【0019】例えば、メンテナンス用配管25は排液用
であり、メンテナンス用配管27は洗浄液供給用であ
る。メンテナンス用配管27には、洗浄液供給源29が
接続されている。また、各三方弁21〜24とメンテナ
ンス用配管25,27とは、着脱自在に構成された接続
配管31,33によってそれぞれ接続される。
であり、メンテナンス用配管27は洗浄液供給用であ
る。メンテナンス用配管27には、洗浄液供給源29が
接続されている。また、各三方弁21〜24とメンテナ
ンス用配管25,27とは、着脱自在に構成された接続
配管31,33によってそれぞれ接続される。
【0020】なお、洗浄液供給源29に貯留される洗浄
液は、処理液配管5に供給されている処理液に応じて選
択するのが好ましい。洗浄液の一例を挙げると、純水、
希フッ酸、IPA、アルカリベースのAPM(あるいは
SC−1とも称される)などである。
液は、処理液配管5に供給されている処理液に応じて選
択するのが好ましい。洗浄液の一例を挙げると、純水、
希フッ酸、IPA、アルカリベースのAPM(あるいは
SC−1とも称される)などである。
【0021】次に、上記のように構成された基板処理装
置の洗浄時における動作について説明する。なお、ポン
プ15は予め停止され、保持アーム1も処理槽3の上方
に上昇されて待避しているものとする。
置の洗浄時における動作について説明する。なお、ポン
プ15は予め停止され、保持アーム1も処理槽3の上方
に上昇されて待避しているものとする。
【0022】●フィルタ洗浄
接続配管31を三方弁21に接続し、接続配管33を三
方弁22に接続する。そして、両三方弁21,22を切
換えて、それぞれメンテナンス用配管25,27に接続
する。これによりフィルタ11内の残液及び循環圧力が
三方弁21を通して排出されるとともに、三方弁22を
通して供給された洗浄液によってフィルタ11が洗浄さ
れる。なお、必要であれば、所定時間の洗浄処理の後、
フィルタ11を新たなものに取り替える。そして、両三
方弁21,22を元の状態に切換えた後、処理液を流通
させて基板Wの処理を行う。
方弁22に接続する。そして、両三方弁21,22を切
換えて、それぞれメンテナンス用配管25,27に接続
する。これによりフィルタ11内の残液及び循環圧力が
三方弁21を通して排出されるとともに、三方弁22を
通して供給された洗浄液によってフィルタ11が洗浄さ
れる。なお、必要であれば、所定時間の洗浄処理の後、
フィルタ11を新たなものに取り替える。そして、両三
方弁21,22を元の状態に切換えた後、処理液を流通
させて基板Wの処理を行う。
【0023】●加熱器洗浄
接続配管31を三方弁22に接続し、接続配管33を三
方弁23に接続する。それ以降は、上記フィルタ11の
洗浄処理と同様の手順であるので説明については省略す
る。
方弁23に接続する。それ以降は、上記フィルタ11の
洗浄処理と同様の手順であるので説明については省略す
る。
【0024】●ポンプ洗浄
接続配管31を三方弁23に接続し、もう一つの接続配
管33を三方弁24に接続する。それ以降は、上述した
フィルタ11の洗浄処理と同様であるので説明は省略す
る。
管33を三方弁24に接続する。それ以降は、上述した
フィルタ11の洗浄処理と同様であるので説明は省略す
る。
【0025】本実施例によれば、処理槽3と処理液配管
5と回収槽9とが三方弁21〜24によって遮断される
ので、処理槽3内に貯留している大量の処理液を排出す
ることなくフィルタ11、加熱器13、ポンプ15を洗
浄できる。したがって、処理液の損失が抑制でき、すぐ
に洗浄に取りかかることができる。また、フィルタ11
と、加熱器13と、ポンプ15を挟む近い位置に一対の
三方弁(21と22、22と23、23と24)を設け
ることにより、処理液配管5内の処理液の無駄も抑制で
き、無駄になる処理液の量をさらに抑制できる。
5と回収槽9とが三方弁21〜24によって遮断される
ので、処理槽3内に貯留している大量の処理液を排出す
ることなくフィルタ11、加熱器13、ポンプ15を洗
浄できる。したがって、処理液の損失が抑制でき、すぐ
に洗浄に取りかかることができる。また、フィルタ11
と、加熱器13と、ポンプ15を挟む近い位置に一対の
三方弁(21と22、22と23、23と24)を設け
ることにより、処理液配管5内の処理液の無駄も抑制で
き、無駄になる処理液の量をさらに抑制できる。
【0026】<第2実施例>図2は、本実施例装置の概
略構成を示す図である。なお、上述した第1実施例と共
通の構成については同符号を付すことで詳細な説明につ
いては省略してある。
略構成を示す図である。なお、上述した第1実施例と共
通の構成については同符号を付すことで詳細な説明につ
いては省略してある。
【0027】上記の第1実施例では、フィルタ11と、
加熱器13と、ポンプ15との各々に三方弁を設けた
が、本実施例ではこれらの配管部品を一括して挟み込む
ように三方弁21,24を設けている。したがって、洗
浄する際には、フィルタ11と、加熱器13と、ポンプ
15の全てを同時に洗浄することになる。
加熱器13と、ポンプ15との各々に三方弁を設けた
が、本実施例ではこれらの配管部品を一括して挟み込む
ように三方弁21,24を設けている。したがって、洗
浄する際には、フィルタ11と、加熱器13と、ポンプ
15の全てを同時に洗浄することになる。
【0028】このようにフィルタ11と、加熱器13
と、ポンプ15を挟んで三方弁21,24設けることに
より、一度の処理で全ての配管部品を洗浄することがで
きる。
と、ポンプ15を挟んで三方弁21,24設けることに
より、一度の処理で全ての配管部品を洗浄することがで
きる。
【0029】<第3実施例>図3は、本実施例装置の概
略構成を示す図である。なお、上述した第2実施例と共
通の構成については同符号を付すことで詳細な説明につ
いては省略している。
略構成を示す図である。なお、上述した第2実施例と共
通の構成については同符号を付すことで詳細な説明につ
いては省略している。
【0030】上記の第2実施例では、フィルタ11と、
加熱器13と、ポンプ15を挟み込むように三方弁2
1,24を設けている。一方、本実施例では、三方弁2
1,24に代えて、流通・遮断を二者択一的に切換える
通常の操作弁を用いて構成している。
加熱器13と、ポンプ15を挟み込むように三方弁2
1,24を設けている。一方、本実施例では、三方弁2
1,24に代えて、流通・遮断を二者択一的に切換える
通常の操作弁を用いて構成している。
【0031】すなわち、処理槽3とフィルタ11との間
に操作弁35(第1の操作弁)を備え、この操作弁35
とフィルタ11との間に分岐配管37を備え、この分岐
配管37に操作弁39(第2の操作弁)を備えている。
操作弁39は、接続配管31を介してメンテナンス用配
管25に接続可能である。また、回収槽9とポンプ15
との間に操作弁41(第1の操作弁)を備え、この操作
弁41とポンプ15との間に分岐配管43を備え、この
分岐配管43に操作弁45(第2の操作弁)を備えてい
る。操作弁45は、接続配管33を介してメンテナンス
用配管27に接続可能である。
に操作弁35(第1の操作弁)を備え、この操作弁35
とフィルタ11との間に分岐配管37を備え、この分岐
配管37に操作弁39(第2の操作弁)を備えている。
操作弁39は、接続配管31を介してメンテナンス用配
管25に接続可能である。また、回収槽9とポンプ15
との間に操作弁41(第1の操作弁)を備え、この操作
弁41とポンプ15との間に分岐配管43を備え、この
分岐配管43に操作弁45(第2の操作弁)を備えてい
る。操作弁45は、接続配管33を介してメンテナンス
用配管27に接続可能である。
【0032】このように構成された装置では、通常の処
理時には、操作弁35,41を開放し、操作弁39,4
5を閉止しておく。そして、洗浄時には、操作弁35,
41を閉止し、操作弁39,45を開放する。
理時には、操作弁35,41を開放し、操作弁39,4
5を閉止しておく。そして、洗浄時には、操作弁35,
41を閉止し、操作弁39,45を開放する。
【0033】本実施例によると、上述した第1及び第2
実施例に比較して弁の構成を簡単化することができる。
実施例に比較して弁の構成を簡単化することができる。
【0034】なお、本実施例は、全ての部品配管を挟み
込むように操作弁35,41を備えているが、上述した
第1実施例のように、各部品配管を挟む位置に操作弁を
配備するようにしてもよい。
込むように操作弁35,41を備えているが、上述した
第1実施例のように、各部品配管を挟む位置に操作弁を
配備するようにしてもよい。
【0035】<第4実施例>上記の第1ないし第3実施
例は、処理液配管5が処理槽3と回収槽9に連通した循
環タイプであった。その一方、本実施例は、処理槽3か
ら溢れた処理液を循環させることなく排出する排出タイ
プである。
例は、処理液配管5が処理槽3と回収槽9に連通した循
環タイプであった。その一方、本実施例は、処理槽3か
ら溢れた処理液を循環させることなく排出する排出タイ
プである。
【0036】すなわち、処理液配管5Aは、処理液供給
源からの処理液を処理槽3に対して供給する。処理槽3
から溢れて回収槽9に回収された処理液は、そのまま排
出される。このような構成の装置であっても、配管部品
であるフィルタ11と、加熱器13と、ポンプ15とを
挟む位置に三方弁35,34を設け、それぞれにメンテ
ナンス配管25,27を接続可能に構成することで、上
述した各実施例とほぼ同様の効果を奏する。また、第1
実施例のように各配管部品ごとに三方弁を設けたり、第
3実施例のように操作弁を組み合わせた構成としてもよ
い。
源からの処理液を処理槽3に対して供給する。処理槽3
から溢れて回収槽9に回収された処理液は、そのまま排
出される。このような構成の装置であっても、配管部品
であるフィルタ11と、加熱器13と、ポンプ15とを
挟む位置に三方弁35,34を設け、それぞれにメンテ
ナンス配管25,27を接続可能に構成することで、上
述した各実施例とほぼ同様の効果を奏する。また、第1
実施例のように各配管部品ごとに三方弁を設けたり、第
3実施例のように操作弁を組み合わせた構成としてもよ
い。
【0037】なお、本発明は、上述した各実施例1ない
し4に限定されるものではなく、以下のように変形実施
が可能である。
し4に限定されるものではなく、以下のように変形実施
が可能である。
【0038】(1)配管部品としてフィルタ11と、加
熱器13と、ポンプ15を例に採って説明したが、配管
部品は、例えば、その他に温度計、流量計、配管自体等
であってもよい。
熱器13と、ポンプ15を例に採って説明したが、配管
部品は、例えば、その他に温度計、流量計、配管自体等
であってもよい。
【0039】(2)接続配管31,33は着脱自在に構
成してあるが、各弁とメンテナンス用配管25,27と
を固定的に接続した構成であってもよい。
成してあるが、各弁とメンテナンス用配管25,27と
を固定的に接続した構成であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る基板処理装置における配管部品の洗浄方法によれ
ば、処理槽と処理液配管とが遮断されるので、処理槽内
に貯留している処理液を排出することなく配管部品を洗
浄することができる。したがって、処理液の損失を抑制
することができ、配管部品の洗浄後すぐに基板の洗浄に
取りかかることができる。
に係る基板処理装置における配管部品の洗浄方法によれ
ば、処理槽と処理液配管とが遮断されるので、処理槽内
に貯留している処理液を排出することなく配管部品を洗
浄することができる。したがって、処理液の損失を抑制
することができ、配管部品の洗浄後すぐに基板の洗浄に
取りかかることができる。
【図1】第1実施例に係る基板処理装置の概略構成を示
す図である。
す図である。
【図2】第2実施例に係る基板処理装置の概略構成を示
す図である。
す図である。
【図3】第3実施例に係る基板処理装置の概略構成を示
す図である。
す図である。
【図4】第4実施例に係る基板処理装置の概略構成を示
す図である。
す図である。
1 … 保持アーム
W … 基板
3 … 処理槽
5,5A … 処理液配管
7 … 注入管
9 … 回収槽
11 … フィルタ(配管部品)
13 … 加熱器(配管部品)
15 … ポンプ(配管部品)
21〜24 … 三方弁(流通遮断手段)
25,27 … メンテナンス用配管
29 … 洗浄液供給源
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G02F 1/1333 500 B08B 9/02 Z
Fターム(参考) 2H088 FA21 FA30 HA01 MA20
2H090 JB02 JC19
3B116 AA13 AB53 BB62 CD33
3B201 AA13 AB53 BB62 BB92 CD33
Claims (8)
- 【請求項1】 処理液配管から処理槽に処理液を供給す
る基板処理装置における配管部品の洗浄方法において、 処理液配管から処理槽への流通を遮断した状態で配管部
品を洗浄することを特徴とする基板処理装置における配
管部品の洗浄方法。 - 【請求項2】 基板を浸漬させるための処理槽に処理液
を供給する処理液配管を備えた基板処理装置において、 処理液配管から処理槽への流通を遮断する流通遮断手段
を備え、 前記流通遮断手段を作動させた状態で、処理液配管に設
けられた配管部品を洗浄することを特徴とする基板処理
装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置におい
て、 前記流通遮断手段は、前記配管部品を挟む位置に一対の
弁を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の基板処理装置におい
て、 前記一対の弁のうち一方からは洗浄液を注入し、前記一
対の弁のうち他方からは洗浄液を排出することを特徴と
する基板処理装置。 - 【請求項5】 請求項3または4に記載の基板処理装置
において、 前記流通遮断手段は、複数個の配管部品を挟んで設けら
れていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項6】 請求項3または4に記載の基板処理装置
において、 前記流通遮断手段は、各配管部品を挟んで設けられてい
ることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項7】 請求項2ないし6のいずれかに記載の基
板処理装置において、 前記流通遮断手段は、洗浄液を供給及び排出するメンテ
ナンス用配管を接続可能な三方弁を備えていることを特
徴とする基板処理装置。 - 【請求項8】 請求項2ないし6のいずれかに記載の基
板処理装置において、 前記流通遮断手段は、前記配管部品を挟んで前記処理液
配管に設けられた第1の操作弁と、洗浄液を供給及び排
出するメンテナンス用配管に一方が接続可能であり、他
方が前記配管部品と前記第1の操作弁との間に接続され
た第2の操作弁とを備えていることを特徴とする基板処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002055752A JP2003257924A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 基板処理装置における配管部品の洗浄方法及び基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002055752A JP2003257924A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 基板処理装置における配管部品の洗浄方法及び基板処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003257924A true JP2003257924A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=28666517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002055752A Abandoned JP2003257924A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 基板処理装置における配管部品の洗浄方法及び基板処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003257924A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010147212A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置 |
KR20160052340A (ko) | 2014-11-04 | 2016-05-12 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 처리액 공급 장치 및 처리액 공급 장치의 세정 방법 |
JP2016092368A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板液処理装置の洗浄方法、記憶媒体及び基板液処理装置 |
-
2002
- 2002-03-01 JP JP2002055752A patent/JP2003257924A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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