JP2003256122A - 書込対象物、手書き入力設備、用紙、ホワイトボード、ディスプレイ、透明シート - Google Patents

書込対象物、手書き入力設備、用紙、ホワイトボード、ディスプレイ、透明シート

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JP2003256122A
JP2003256122A JP2002055078A JP2002055078A JP2003256122A JP 2003256122 A JP2003256122 A JP 2003256122A JP 2002055078 A JP2002055078 A JP 2002055078A JP 2002055078 A JP2002055078 A JP 2002055078A JP 2003256122 A JP2003256122 A JP 2003256122A
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Japan
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input trajectory
trajectory
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writing
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Masaaki Kimura
正明 木村
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手書き入力するための入力手段と、照射部を備
えこの照射部で照射した所定波長の光を利用して前記入
力手段によって手書きした内容を示す入力軌跡を読み取
る入力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で読み取
った入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手段と、
この入力軌跡変換手段により電子データ化した入力軌跡
データを送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書
込型入力装置によって書き込まれる被書込面を備え入力
軌跡読取手段に対して被書込面上の位置情報を提供可能
なものであって、外観的に良好な書込対象物を提供す
る。 【解決手段】用紙の被書込面に、位置情報を提供可能な
ドットパターンDPを、透明であり且つ入力軌跡読取手
段22を構成するCMOSカメラ2bに具備された赤外
線照射部Lによって所定波長の光を照射されて当該CM
OSカメラ2bに読み取り可能な光を発光する発光イン
クによって印刷した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き入力された
内容を電子データ化するための書込対象物及び手書き入
力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータやインターネットの
普及が進んでおり、従来、用紙にペンなどの筆記具によ
って手書きしていた様な内容を、情報処理装置が扱うこ
とができる電子データに変換する必要性が高まってきて
いる。
【0003】このようなニーズの中で開発されたものと
して、例えば、ペン先のような入力手段と、赤外線ライ
トを具備し当該赤外線ライトによる赤外線を利用して前
記ペン先によって手書きした内容を示す入力軌跡を読み
取る入力軌跡読取手段と、該入力軌跡読取手段で読み取
った手書き内容示す入力軌跡を電子データ化する入力軌
跡変換手段と、該入力軌跡変換手段により電子データ化
した入力軌跡データを情報処理装置に対して送信する入
力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入力装置と、こ
の書込型入力装置によって書き込まれる被書込面を具備
し、この被書込面に当該書込面上の位置情報を提供可能
なパターンとしてドットパターンが印刷されている特殊
な用紙とによって、手書き入力した内容を電子データ化
するものが知られている。このものは、具体的には、前
記入力軌跡読取手段を構成するものとして、所定波長の
光を照射する照射部として機能する赤外線ライトを備え
たCCD(Charge Coupled Devic
e 電荷結合素子)カメラやCMOS(Complem
entary Metal Oxide Semico
nductor)カメラ等が用いられ、このCCDカメ
ラ又はCMOSカメラによって手書き入力時のペン先部
近傍のドットパターンを経時的に撮影し、ドットパター
ンの経時的変化に基づいて手書き内容を示す入力軌跡を
読み取るようになっている。そして、このドットパター
ンは、黒や薄墨色であるカーボンインクによって印刷さ
れており、前記赤外線ライトによって照射された赤外線
が、前記カーボンインクによって吸収されることを利用
して、ドットが印刷されていない部分との反射する光量
(赤外線量)の差によってドット部分を検知するように
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、用紙の被書
込面に、上述のようにドットパターンを黒や薄墨色のイ
ンクによって印刷するようにすると、全体的に用紙の色
が黒っぽくくすんで見えてしまい、見た目が汚らしくな
ってしまう。
【0005】そして、このような不具合は、ドットパタ
ーンに限られず、黒や薄墨色のインクによって位置情報
を提供可能なパターンを印刷したものであれば、同様に
生じるものである。
【0006】さらに、書込対象物が、上述のような被書
込面を備えて構成したホワイトボード、ディスプレイ、
透明シートなどである場合においても、外観を損ねると
いう同様の不具合が生じることとなる。
【0007】そこで、以上のような不具合を解決するた
めに、前記書込型入力装置によって書き込まれる書込対
象物の被書込面上の位置情報を示すものであって、当該
書込面に略同化して目立たず外観的に良好なパターンを
備えた書込対象物を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、手
書きするための入力手段と、照射部を備えこの照射部で
照射した所定波長の光を利用して前記入力手段によって
手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る入力軌跡読取
手段と、この入力軌跡読取手段で読み取った入力軌跡を
電子データ化する入力軌跡変換手段と、この入力軌跡変
換手段により電子データ化した入力軌跡データを送信す
る入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入力装置に
よって書き込まれる被書込面を備えた書込対象物でであ
って、被書込面に当該被書込面上における位置情報を提
供するマークを印刷してなり、このマークを前記被書込
面の地色と略同色若しくは透明であり且つ前記照射部に
よって所定波長の光を照射されて当該入力軌跡読取手段
に読み取り可能な光を発光するインクによって印刷する
ようにした書込対象物である。
【0009】ここで、書込型入力装置としては、例え
ば、入力手段としてペン先を備えて手書き可能なものな
どが挙げらる。書込対象物が用紙やホワイトボードであ
れば、入力手段としてインクや黒鉛などを備えたペン先
などが適しており、ディスプレイなどであれば、インク
や黒鉛などは具備しないこのペン先などを使用するよう
にすればよい。そして、この書込型入力装置に備えられ
た入力軌跡読取手段としては、例えばスキャン機能や撮
像機能を備えたものが挙げられる。
【0010】また、入力軌跡変換手段で変換された入力
軌跡データは、少なくとも一時的に記憶されるものとし
てもよい。そして、ある程度まとまった入力軌跡データ
を、入力軌跡送信手段で一度にまとめて送信するように
構成してもよい。
【0011】また、照射部が照射する所定波長の光とし
ては、対応するインクを発光させ、なお且つこの発光し
た光が入力軌跡読取手段によって読み取り可能な波長の
光であるような光であれば、紫外線、可視光線、赤外線
のどれでもかまわない。また、位置情報を提供可能なマ
ークとしては、位置情報を示唆するようなマークであれ
ばよく、具体的態様として、例えば、ドットの形状を複
数設定し、所定範囲内に配置されたこれら複数形状のド
ットの組み合わせをパターン化したもの、縦横に配置し
た罫線の太さを変えて、所定範囲内の前記罫線の重なり
部分の大きさの組み合わせをパターン化したようなもの
など種々挙げられるが、簡素で好適なものとしては、一
定の法則により配置された微小な無数のドットの所定範
囲内での配置パターンによって被書込面上における平面
的な絶対位置情報を示すドットパターンが挙げられる。
なお、一定の法則としては、例えば、縦横に等間隔に並
ぶ基準点を設定して、この基準点に対して左右上下に変
位してドットを配置させドットの当該基準点からの相対
的な位置関係を利用としたものなどが挙げられる。
【0012】このようなものであれば、被書込面に印刷
された位置情報を提供可能なマークを目立たせないよう
にでき、被書込面の色合いをほぼ保つことができるよう
になる。すわなち、意匠上書込対象物の外観を損ねたく
ないような場合においても、位置情報を提供可能なマー
クを印刷することができるようになる。また、例えば、
書込対象物が脱墨の程度の低い再生紙である場合には用
紙の色が若干黒みがかるため、カーボンインクによって
印刷された位置情報を提供可能なマークでは読み取り精
度の低下を引き起こすことがあるのに対して、本発明は
そのような心配がなく読み取り精度を変化させないよう
にできるようになる。さらに、黒い紙や黒いボード上な
ど、従来カーボンインクで位置情報を提供可能なマーク
を印刷したとしても使用不可能であった濃色の書込対象
物にも適用することができるようになる。
【0013】そして、このようなものの好適な具体的態
様としては、照射部が所定波長の赤外線を照射するもの
であり、インクがこの照射部からの照射光とは異なる波
長の赤外線を発光するものであるものが挙げられる。
【0014】また、別発明として、上述した書込対象物
と前記書込型入力装置とからなる手書き入力設備として
も挙げられる。
【0015】そして、このような被書込面を備えた書込
対象物としては、用紙が挙げられる。このような場合
は、用紙の地色と略同色又は透明のインクによって、前
記ドットパターンを印刷するようにすればよい。このよ
うなものであれば、用紙をドットパターンによって外観
を損ねることがなく、さらに種々の色を有した用紙に対
応することができるようになる。
【0016】また、書込対象物としてホワイトボードが
挙げられ、この場合は、ドットパターンを、ホワイトボ
ードと略同じである白色又は透明のインクによって印刷
すればよい。
【0017】さらに、書込対象物としてその表面を被書
込面としたディスプレイを挙げることもでき、この場合
は、ディスプレイの表面に、透明なインクによってドッ
トパターンに印刷するようにすればよい。従来のカーボ
ンインクによって印刷された被書込面上のドットパター
ンでは、ディスプレイの表示部を構成する画素と干渉し
てモアレ縞が形成されて視覚上好ましくなくなる可能性
があるが、このようなものであれば、このモアレ縞の発
生を防ぐこととなり、特に有効な効果が得られるように
なる。
【0018】その他、書込対象物としては、透明なシー
トが挙げられ、このような場合は、勿論、透明なインク
でドットパターンを印刷するようにすればよい。そし
て、このような透明シートを、例えば、ディスプレイの
前方に配設されるOAフィルタや、液晶保護パッドなど
に適用すれば、既存のディプレイに被書込面を設けて、
且つ上述のようなモアレ縞の発生を防ぐこともできるよ
うになる。その他、このような透明シートは、デスク上
に敷くようなものに適用してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。 (第一実施形態)図1に示した書込対象物たる用紙1
は、書込型入力装置たる電子ペン2とによって手書き入
力設備3を構成するものである。そして、本実施の形態
においては、この手書き入力設備3によって手書き入力
された内容を示す入力軌跡を電子データ化した後述する
入力軌跡データを表示する外部情報処理装置としてパー
ソナルコンピュータP(以下パソコンと略す)を用いて
いる。
【0020】用紙1は、白色乃至略白色の定型用紙を用
いてその表表面1aを前記電子ペン2に書き込まれる被
書込面とし、この被書込面たる表表面1a上に、当該表
表面1a上の位置情報を示すマークたるドットパターン
DPを印刷したものである。勿論、表表面及び裏表面共
に被書込面として、このドットパターンDPが印刷され
ているものであってもよい。
【0021】このドットパターンDPは、図2にその一
部拡大図を示すように、一定の法則により配置された微
少な無数のドットdからなり、これらドットdの所定範
囲内(例えば2ミリ四方)における配置パターンによっ
て、被書込面1a上における平面的な絶対位置を判別可
能にしたもので、例えば図示例のように、印刷されてい
ない縦横に等間隔に走る罫線(図中想像線で示す)の交
点を基準点として設定しておき、この基準点からのドッ
トdの相対的な位置関係を利用してパターンとしたもの
などである。
【0022】そして本実施の形態においては、このドッ
トパターンDPを、透明であり且つ入力軌跡読取手段2
2を構成する照射部たる赤外線照射部Lよって、所定波
長の光を照射されて入力軌跡読取手段22に読み取り可
能な光を発光するインクたる発光インクによって印刷し
ている。この、赤外線照射部Lは、電子ペン2に備えた
CMOSカメラ2eに具備されており、前記発光インク
はこの赤外線照射部Lによって所定波長の赤外線(以下
励起光と称す)を照射されて、この励起光とは異なる波
長でありCMOSカメラLの図示しないCMOSセンサ
に受光可能な赤外線を発光するものである。
【0023】電子ペン2は、図3に示すように、インク
や黒鉛等を備えたペン先2a、照射部たる赤外線照射部
Lを備えたCMOSカメラ2b、プロセッサ2c、メモ
リ2d、Bluetooth技術等を利用したワイヤレ
ストランシーバ等の通信インタフェース2e、及びバッ
テリ2f等を内蔵している。
【0024】赤外線照射部Lは、発光インクを発光させ
るための励起光を照射可能なもので、その波長を照射す
る赤外線LEDを具備している。さらに、本実施の形態
では、カーボンインクによるドットパターンをCMOS
カメラ2bで撮像していく際に使用する波長の赤外線、
すなわちカーボンインクに吸収される所定波長の赤外線
をも照射可能なLEDを備えて、いずれか一方の波長の
赤外線を照射した場合に認識されなければ、他方の波長
に自動的に変更するように設定されている。なお、この
赤外線照射部Lは、励起光のみを照射可能なものであっ
てもよい。
【0025】また、CMOSカメラ2bは、励起光を照
射された発光インクが励起光とは異なる波長の赤外線を
受光可能なCMOSセンサを具備したものである。そし
て、さらに反射した励起光をカットするフィルタFを備
えて、図4に示したように、前記励起光(図中符号IR
1で示す)がドット部分(発光インクの存在する部分)
に照射された場合(a)には、励起光とは異なる波長の
赤外線の発光(図中符号IR2で示す)が起こるが、ド
ットのない部分(発光インクが印刷されていない部分)
に照射された場合(b)には、発光が起こらないことを
利用して、発光インクで印刷されたドット部分に照射さ
れた場合のみ発光する波長の赤外線を、CMOSセンサ
(より具体的にはCMOSセンサを構成するフォトダイ
オード)に受光させて撮像した像に対応する信号として
記億するようになっている。
【0026】一方、この電子ペン2は、機能面で説明す
ると、前記内蔵された各部が動作することにより図5に
示すように、入力手段21、入力軌跡読取手段22、入
力軌跡変換手段23、入力軌跡データ記億手段24、及
び入力軌跡データ送信手段25等として機能している。
【0027】まず、入力手段21は、ペン先2aを用紙
の被書込面たる表表面1aに接触させて移動させること
により、手書きによる軌跡を生成するものである。
【0028】入力軌跡読取手段22は、前記入力手段2
1によって手書きした内容を示す入力軌跡すなわち手書
きされた文字や記号や絵などの形状を読み取るものであ
る。具体的には前記筆圧センサがペン先2aの一定値以
上の筆圧を検知した場合に、CMOSカメラ2bが作動
し、CMOSカメラ2bに備えられた赤外線照射部Lが
所定波長の赤外線の照射するとともに、前記ペン先2a
の移動に伴って当該ペン先部近傍の所定範囲のドットパ
ターンDPを次々と例えば一秒間に数十回から百回連続
して撮像する。
【0029】また、入力軌跡変換手段23は、前記入力
軌跡読取手段22で読み取った入力軌跡を前記プロセッ
サ2cにより数値化し更にデジタル化することにより電
子データ化するものである。
【0030】そして、入力軌跡データ記億手段24は、
前記入力軌跡変換手段23で電子データ化された入力軌
跡データを、内部メモリ2eの所定領域に少なくとも一
時的に記憶するものである。
【0031】さらに、入力軌跡データ送信手段25は、
送信信号を受けた場合に、前記入力軌跡データ記億手段
24で記憶された入力軌跡データを送信するものであ
る。なお、この送信信号は、例えば、用紙1に書き込ま
れた送信許可を意味する文字や記号を前記入力軌跡読取
手段21に読み取られた場合に発生するようにプログラ
ムに設定されたようなものでもよいし、その他、使用者
によって電子ペン2に設けた送信スイッチが押下された
場合の押下信号に基づくもの等でもよい。また、この入
力軌跡データの送信先は、通信機能を有するものであれ
ば、携帯電話、PDA端末等であってもよいし、これら
を介してさらに他の外部のパソコンなど情報処理装置に
送信するようにしてもよい。
【0032】このパソコンPは、汎用ものであって、前
記ディスプレイPdに加えて、情報処理装置本体側にC
PU、内部メモリ、HDD等の外部記憶装置、モデムや
Bluetooth等無線通信の通信部を含む通信イ
ンターインターフェース、キーボード、タッチパッドな
どの入力装置等を有するものである(以上図示せず)。
そして、このパソコンPは、本実施形態において、上記
内部メモリ、HDD等に記憶させたプログラムに従って
CPUを駆動することで、少なくとも前記入力軌跡デー
タ送信手段によって送信された入力軌跡データを受信す
る入力軌跡データ受信手段41と、この入力軌跡データ
受信手段で受信した入力軌跡データに対応する画像を表
示させる表示制御信号を発信してディスプレイに画像表
示させる表示手段42として機能するものである。
【0033】次に、このように構成された、用紙1及び
電子ペン2とからなる手書き入力設備3を使用する際の
動作について説明する。
【0034】電子ペン2は、図6にフローチャートで示
すように、ペン先2aを用紙1の表表面1aに手書き描
画することで、入力部4においてペン先4aに加わった
筆圧を検知すると(ステップS11)、CMOSカメラ
2bが作動して、赤外線照射部Lによって所定波長の赤
外線をペン先2a近傍の所定範囲を照射するとともに、
ドットパターンDPを撮像していく(ステップS1
2)。このドットパターンDPの撮像は、上述したよう
に1秒間に数10から100回程度行われる。そして、
撮像したドットパターンDPを解析することにより手書
き時のペン先2aの移動に伴う入力軌跡を数値化・デー
タ化して(ステップS13)入力軌跡データを生成し
(ステップS14)、入力軌跡データを記憶する(ステ
ップS15)。そして、送信信号を検知した場合に(ス
テップS16)、記憶した入力軌跡データをパソコンP
へ送信する(ステップS17)。なお、生成された入力
軌跡データを、即時的に、送信するように構成したもの
であってもよく、さらに、このように即時的に送信する
場合と、記憶した入力軌跡データを送信する場合とを選
択できるように構成したものであってもよい。
【0035】そして、パソコンPは、図7にフローチャ
ートで示すように、入力軌跡データを受信し(S2
1)、この入力軌跡データに対応する画像を表示する表
示制御信号を発信し(S22)、ディスプレイPdに入
力軌跡データに対応する画像を表示する(S23)こと
となる。
【0036】以上詳述したように、本実施の形態の用紙
1は、その表表面1aに、電子ペン2の入力軌跡読取手
段22に対して入力軌跡の位置を示すための位置情報を
提供可能なマークたるドットパターンDPを具備したも
のであり、このドットパターンDPを、透明であり且つ
入力軌跡読取手段を構成するCMOSカメラ2bの赤外
線照射部Lによって所定波長の光を照射されて当該CM
OSカメラ2bに読み取り可能な光を発光する発光イン
クによって印刷するようにしたので、前記ドットパター
ンを目立たせず、用紙1の表表面1aの色合いを地色で
ある白色に保つことができる。
【0037】また、CMOSカメラ2bに備えられた赤
外線照射部Lを、発光インクを発光させる所定波長の赤
外線である励起光を照射可能であるとともに、カーボン
インクに対して吸収される所定波長の赤外線をも照射可
能なものに構成し、さらに、いずれか一方の波長の赤外
線を照射した場合に認識されなければ、他方の波長に自
動的に変更するように設定したので、電子ペン2を、本
実施の形態の発光インクによるドットパターンDPが印
刷された用紙1のみならず、従来のカーボンインクによ
るドットパターンが印刷された用紙にも対応可能なもの
とすることができる。
【0038】なお、本実施形態の具体的構成について、
上記したものに限られるものではない。
【0039】例えば、発光インクを、本実施形態では透
明のものとしたが、所定波長の赤外線を照射されて、C
MOSカメラ2bに受光可能であって照射された赤外線
とは異なる波長の赤外線を発光するようなものであれ
ば、用紙1の地色である白色のものであってもよい。す
なわち、このようなものであっても、用紙1からドット
パターンを目立たせることなく、地色を保つことができ
る。
【0040】また、用紙1の色を、従来のカーボンイン
クによるドットパターンの印刷を施すと使用できなかっ
た、白色以外の色例えば黒や青といった濃色のものにし
てもよい。この際、発光インクは、上述の透明のものに
限らず、印刷する用紙の被書込面の色と略同色のもので
あれば、用紙の外観を損ねることはない。
【0041】(第2実施形態)図8及び9に示した本実
施形態における書込対象物たる透明シート5は、情報処
理装置たるパーソナルコンピュータ(以下パソコンと略
す)P2の前面に装着して使用するもので、書込型入力
装置たる電子ペン6とによって手書き入力設備7を構成
するものである。そして、本実施の形態においては、こ
の手書き入力設備7によって手書き入力された内容を示
す入力軌跡を電子データ化した入力軌跡データを表示さ
せる外部情報処理装置として、前記パソコンP2のディ
スプレイ9を用いている。
【0042】透明シート5は、透光性を有する樹脂製シ
ートの前面5aを電子ペン6の被書込面として、当該前
面5aに後述する入力軌跡読取手段61に対して入力軌
跡の位置を示すための又は示唆するための位置情報を提
供可能なマークたるドットパターンDP2を印刷したも
のである(図10)。さらに、ディスプレイ9に装着す
るための装着手段を具備している。この装着手段とし
て、ディスプレイに接触する接触面側に、例えばアクリ
ル樹脂系粘着剤などを塗装したものである粘着面を備え
ている。そして、この粘着剤として付け剥がしが可能な
ものを採用するようにして、この透明シート5をディス
プレイ9に対して着脱可能なものとしている。なお、装
着手段としては、別体に設けて取り付けた接着性又は粘
着性を有する貼着具であってもよい。また、この透明シ
ート5は、鋏などの切断具によって容易に切り離しが可
能な樹脂を素材としたものであり、ディスプレイ9より
大きなシートから対応する大きさに切り離して装着した
ものである。なお、この透明シート5に印刷されたドッ
トパターンDP2は、一定の法則により配置された微小
な無数のドットd2からなり、このこれらドットd2の
所定範囲内における配置パターンによって透明シート5
の被書込面として機能する前面5aにおける平面的な絶
対位置を判別可能なもので、第1実施形態の用紙1に印
刷されたドットパターンDPと同様のものであり、また
第1実施形態における発光インクにより印刷したもので
あるので、これらの説明は省略する。
【0043】電子ペン6は、図11に示すようにインク
や黒鉛等を備えないペン先6a、照射部たる赤外線照射
部Lを備えたCMOSカメラ6b、プロセッサ6c、メ
モリ6d、例えばBluetooth技術等を利用した
ワイヤレストランシーバやUSB等を利用した有線イン
ターフェース等の通信インタフェース6e、及びバッテ
リ6f等を内蔵している。赤外線照射部L2は、発光イ
ンクを発光させるための励起光を照射可能なもので、そ
の波長を照射する赤外線LEDを具備している。なお、
この赤外線照射部L2及びCMOSカメラ6bは、第1
実施形態における赤外線照射部L及びCMOSカメラ2
bと、同様のものであるので、ここでは説明を省略す
る。
【0044】そして、一方この電子ペン6は、機能面で
説明すると、前記内蔵された各部が動作することにより
図12に示すように、入力手段61、入力軌跡読取手段
62、入力軌跡変換手段63、及び入力軌跡データ送信
手段64等として機能している。
【0045】まず、入力手段61は、ペン先6aを透明
シート5の被書込面たる前面5aに接触させて移動させ
ることにより、手書きによる軌跡を生成するものであ
る。なお、ペン先6aが被書込面たる透明シート5の前
面5aに接触した場合、図示しない筆圧検知センサが作
動して、CMOSカメラ6bが作動するようになってい
る。
【0046】入力軌跡読取手段62は、前記入力手段6
1によって手書きした内容を示す入力軌跡すなわち手書
きされた文字や記号や絵などの形状を読み取るものであ
る。具体的には、CMOSカメラ6bに備えられた赤外
線照射部L2が所定波長の赤外線の照射するとともに、
前記ペン先6aの移動に伴って当該ペン先部近傍の所定
範囲のドットパターンを次々と例えば一秒間に数十回か
ら百回連続して撮像する。
【0047】また、入力軌跡変換手段63は、前記入力
軌跡読取手段62で読み取った入力軌跡を前記プロセッ
サ6cにより数値化し更にデジタル化することにより電
子データ化するものである。なお、この入力軌跡データ
を、内部メモリ6eに少なくとも一時的に記憶させるよ
うにしてもよい。
【0048】さらに、入力軌跡データ送信手段64は、
入力軌跡データを、通信インタフェース6eを利用して
パソコンP2へ送信するものである。そして、送信され
た入力軌跡データは、パソコンP2に受信され、ディス
プレイ9に表示されることとなる。また、この入力軌跡
データを、さらに、他の情報処理装置、携帯電話、PD
A端末等にも送信可能に構成してもよい。
【0049】また、パソコンP2は、情報処理装置本体
に一体的にディスプレイ9を備え、画面表示機能、通信
機能を有した汎用ものであって、前記ディスプレイ3に
加えて、情報処理装置本体側にCPU、内部メモリ、H
DD等の外部記憶装置、モデムや Bluetooth
等無線通信の通信部を含む通信インターインターフェー
ス、キーボード、タッチパッドなどの入力装置等を有す
るものである(以上図示せず)。そして、このパソコン
P2は、上記内部メモリやHDDに記憶させたプログラ
ムに従ってCPUを駆動することで、前記入力軌跡デー
タ送信手段によって送信された入力軌跡データを受信す
る入力軌跡データ受信手段81と、この入力軌跡データ
受信手段で受信した入力軌跡データに対応する画像を表
示させる表示制御信号を発信してディスプレイに画像表
示させる表示手段82として少なくとも機能するもので
ある。
【0050】次に、本実施形態の透明シート5を、パソ
コンP2のディスプレイ9の前面に装着して、透明シー
ト5の前面5aに、電子ペン6で手書き入力する場合に
ついて説明する。
【0051】まず、透明シート5を、パソコンP2のデ
ィスプレイ9に対応した大きさに切る。そして、この透
明シート5を、ディスプレイ9の前面に当該透明シート
5のディスプレイ9との接触面側に設けた粘着面51を
貼り付けるようにして装着する。次に、透明シート5の
有する位置情報を提供可能なドットパターンDP2が、
電子ペン6に読み取られ送信された際に、適正にパソコ
ンP2に認識されるように、例えばディスプレイ9のコ
ーナ部の位置と、透明シート5のコーナ部との位置とを
対応し得るような設定を、パソコンP2に対して行う。
なお、情報処理装置本体に複数のディスプレイ9を接続
して、一の画像を複数のディスプレイ9に分割して表示
するような場合には、透明シート5を切り離し、連続す
る部分を、それぞれのディスプレイ9に装着するように
し、情報処理装置本体において、その位置情報を認識す
るような設定を行う。
【0052】そして、電子ペン6のペン先6aを透明シ
ート5の前面に接触させてなぞるように描画すること
で、図13のフローチャートに示すように、電子ペン6
においてペン先6aに加わった筆圧を検知すると(ステ
ップS31)、CMOSカメラ6eが作動して、赤外線
照射部によって所定波長の赤外線をペン先6a近傍の所
定範囲を照射するとともに、ドットパターンDP2を撮
像していく(ステップS32)。このドットパターンD
Pの撮像は、上述したように1秒間に数十から百回程度
行われる。そして、撮像したドットパターンDPをプロ
セッサ4cで解析することにより手書き時のペン先6a
の移動に伴う入力軌跡を数値化・データ化して(ステッ
プS33)入力軌跡データを生成し(ステップS3
4)、その入力軌跡データをパソコンP2へ送信する
(ステップS35)。
【0053】そして、パソコンP2は、図14のフロー
チャートに示すように入力軌跡データを受信し(S4
1)、この入力軌跡データに対応する画像を表示する表
示制御信号を発信し(S42)、ディスプレイ9に入力
軌跡データに対応する画像を表示する(S43)ことと
なる。また、ディスプレイ9に所定アプリケーションで
作成したデータを画像表示した状態において透明シート
5に書き込んだ手書き内容を、この画像表示されている
データと合成するようにしておいてもよい。ここで、電
子ペン6を用いた手書き描画からディスプレイ9への画
像表示までは、若干のタイムラグはあるとしてもなるべ
く即時的に行うようにすることが好ましい。これは、本
実施形態において、電子ペン6を用いた手書き描画は透
明シート5に対する物理的な書込ではなく、その前面5
aをなぞることでドットパターンDP2をCMOSカメ
ラ6bで読み取っているために、手書きした内容が画像
表示としてすぐに反映されないと、使用者が手書きした
内容を直感的に把握しにくいので思考が途切れてしまう
からである。
【0054】以上、詳述した本実施形態の透明シート5
は、パソコンP2に備えられたディスプレイ9の前面に
装着されるものであって、入力軌跡読取手段62に対し
て、入力軌跡の位置を示すため位置情報を提供可能なド
ットパターンを印刷したものであるので、まず、この透
明シート5の前面5aに電子ペン6で手書きした内容を
示す入力軌跡を電子データ化して、前記ディスプレイ9
に表示させることができる。そして、このようにディス
プレイ9を手書き可能なものにして、その手書き内容を
電子データ化するようなものであっても、従来の感圧式
のセンサや、静電式のセンサを備えたものとは異なり、
構成を複雑化したり大きくしないで済む。また、パソコ
ンP2で所定のアプリケーションで作成したデータをデ
ィスプレイ9に表示させた上で、そのデータに対応した
内容を、画像の上に重なる透明シート5の前面5aをな
ぞるように手書きして、その手書き内容を電子データ化
させ、さらに合成するなど手書きによるパソコンP2と
の相互的なやりとりができる。
【0055】そして、このドットパターンDPを、透明
であり且つ電子ペン6に備えられたCMOSカメラ6b
の赤外線照射部Lによって所定波長の光を照射されて当
該CMOSカメラ6bに読み取り可能な光を発光するイ
ンクによって印刷したので、ディスプレイ9の内部に存
在するマトリクス状の画素と干渉してモアレ縞のような
ものが発生する可能性があるが、このように透明なイン
クで印刷するようにすればモアレ縞発生を防ぎ、ディス
プレイ9が見え難くなるのを防ぐことができる。
【0056】また、本実施形態においては、ディスプレ
イ9に装着する別体の透明シート5に位置情報を提供可
能なドットパターンDP2を印刷したので、使用者側
は、従前から使用していたパソコンなど既存の情報処理
装置に備えられたディスプレイ9にそのまま装着して手
書き可能なものにすることができる。そして、このドッ
トパターンDP2をディスプレイ9に直接印刷するより
もさらにその製造を簡単化することができ、コストの低
減も期待できる。また、印刷されたドットパターンDP
2が薄くなったりシートに傷が付くなどして、位置情報
提供の機能が低減した場合であっても、透明シート5の
みを交換すればよいので、使用者にとって扱いやすいも
のとなる。
【0057】さらに、情報処理装置本体に複数のディス
プレイ9を接続して使用する場合、これらディスプレイ
9が、ドットパターンDP2をその前面に直接印刷した
ものであると、ドットパターンDP2がそれぞれのディ
スプレイ9に連続したものでない可能性があるため、複
数のディスプレイ9に跨って手書きした内容を、各ディ
スプレイ9に対応した画像としてパソコンP2に認識さ
せるために極めて煩雑な作業を行わねばならない。とこ
ろが、別体の透明シート5の連続した部分、すなわち、
ドットパターンDP2が連続した部分を用いることで、
前記複数のディスプレイ9の位置情報に連続性を与える
ことができ、すなわち、それぞれのディスプレイ9に対
応した入力軌跡データを、比較的簡単にパソコンP2側
に認識させ手書き内容を分割表示させることができる。
【0058】また、本実施形態の透明シート5は、可視
光を吸収可能な樹脂を素材として製造されたものなの
で、ディスプレイ9の外光反射率を低減可能なOAフィ
ルタとしても使用することができる。なお、さらに紫外
線や電磁波を吸収可能な素材で透明シート5を製造する
ようにしてもよい。
【0059】また、ディスプレイ9に装着するための装
着手段として、ディスプレイ9に接触する接触面側に、
ディスプレイ9に貼り付けるため粘着面51を設けたの
で、非常に簡単に装着することができる。さらにこの粘
着面51を付け剥がしが可能なものとしたので、一端当
該ディスプレイ9から外した後で、別のディスプレイに
も簡単に付け替えることができる。
【0060】透明シート5を、鋏等の切断具で簡単に切
り離すことができる樹脂製シートとしたので、使用者
が、自分の所有する情報処理装置に備えられたディスプ
レイに対応した大きさに切って使用することができ、さ
らに、他のディスプレイに対応する大きさに切って使用
することもできる。
【0061】また、本実施形態の具体的構成についても
この実施形態に示したものに限られない。
【0062】例えば、透明シート5を、一般的なディス
ププレイの規格サイズに合わせて、予めミシン目を入れ
て、使用者が簡単に切り取れるようなものにしてもよ
い。
【0063】また、本実施の形態においては、透明シー
ト5を、可視光線を吸収可能な樹脂を素材としてOAフ
ィルタとして機能するようなものとしたが、そのような
機能を有さないものであってもよい。そして、液晶ディ
スプレイに装着する場合は、液晶保護シートとして機能
させるようにしてもよい。
【0064】また、電子ペン6に対して位置情報を提供
可能なマークとして本実施形態では、円形状をなす無数
のドットd2からなるドットパターンDP2を用いた
が、その他、ドットの形状を複数設定し、所定範囲内に
配置されたこれら複数形状のドットの組み合わせをパタ
ーン化としたようなもの、縦横に配置した罫線の太さを
変えて、所定範囲内の前記罫線の重なり部分の大きさの
組み合わせをパターン化したようなものであってもよ
い。
【0065】また、透明シート5に剛性を有する枠部を
設けたようなものであってもよい。そして、さらに装着
手段として、この枠部のコーナ部にディスプレイのコー
ナ部に引っ掛けるバックル状のものや、ディスプレイの
端部を挟み込むようなものを設けてもよい。
【0066】また、本実施形態においては、透明シート
5をディスプレイの前面に装着するものとしたが、机な
どの上に敷き広げられ、手書きした内容を外部情報処理
装置に表示させるようしたものに適用してもよい。
【0067】さらに、本発明は、上記実施形態に限られ
ない。
【0068】例えば、書込対象物としてホワイトボード
を適用してもよい。この場合は、発光インクとして、透
明のものやホワイトボードの被書込面たる表面と略同じ
白色のものを使用する。
【0069】また、書込対象物として、ノート型パソコ
ンの一体に設けられた液晶ディスプレイや、デスクトッ
プ型パソコンの別体に設けられたディスプレイ、携帯電
話のディスプレイ、PDA端末のディスプレイなど情報
処理装置に用いるディスプレイを適用してもよい。この
場合は、ディスプレイの前面に、上述の発光インクのよ
うな透明なインクでドットパターンを直接印刷するよう
にすればよい。この場合は、電子ペンは、そのペン先に
黒鉛やインクを備えないスタイラス型のものとする。そ
して、情報処理装置本体側に、電子ペンからBluet
oothなどを介して送信された入力軌跡データを受信
するための通信インターフェースを具備した受信手段を
設けて、ディスプレイに即時的に表示されるように構成
する。このようなものであると、ディスプレイを構成す
るマトリクス状に配設されている画素と、ドットパター
ンとが干渉してモアレ縞を形成してしまうことを防ぐこ
とができる。
【0070】その他、各部の具体的構成についても上記
実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0072】すなわち、本発明は、被書込面上における
位置情報を示すマークを、被書込面の地色と略同色若し
くは透明であり且つ入力軌跡読取手段を構成する照射部
によって所定波長の光を照射されて当該入力軌跡読取手
段に読み取り可能な光を発光するインクによって被書込
面に印刷するようにしたので、パターンが目立たないよ
うになり、すなわち、書込対象物の被書込面の色合いを
ほぼ保つことができる。そして、意匠上、外観を損ねた
くない書込対象物に対しても、位置情報を示すマークを
印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体図。
【図2】同実施形態における用紙の要部拡大説明図。
【図3】同実施形態における電子ペンを示す機器構成
図。
【図4】同実施形態における全体機能構成図。
【図5】同実施形態における電子ペンの撮像原理を示す
説明図。
【図6】同実施形態における電子ペンの動作をしめすフ
ローチャート。
【図7】同実施形態におけるパソコンの動作をしめすフ
ローチャート。
【図8】本発明の別の実施形態を示す全体斜視図。
【図9】同実施形態を示す一部を分解した斜視図。
【図10】同実施形態における用紙の要部拡大説明図。
【図11】同実施形態における電子ペンを示す機器構成
図。
【図12】同実施形態における全体機能構成図。
【図13】同実施形態における電子ペンの動作をしめす
フローチャート。
【図14】同実施形態におけるパソコン動作をしめすフ
ローチャート。
【符号の説明】
1・・・書込対象物(用紙) 1a・・・(被書込面)表表面 2、6・・・書込型入力装置(電子ペン) 3、7・・・手書き入力設備 5・・・書込対象物(透明シート) 5a・・・被書込面(前面) 9・・・ディスプレイ 21、61・・・入力手段 22、62・・・入力軌跡読取手段 23、63・・・入力軌跡変換手段 25、64・・・入力軌跡データ送信手段 DP、DP2・・・位置情報を提供可能なマーク(ドッ
トマーク) d、d2・・・ドット L、L2・・・照射部(赤外線照射部) P2・・・情報処理装置(パソコン)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手書き入力するための入力手段と、照射部
    を備えこの照射部で照射した所定波長の光を利用して前
    記入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る
    入力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で読み取っ
    た入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手段と、こ
    の入力軌跡変換手段で電子データ化した入力軌跡データ
    を送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入
    力装置によって書き込まれる被書込面を備えた書込対象
    物であって、 前記被書込面が、前記書込型入力装置に対して入力軌跡
    の位置を示すための位置情報を提供可能なマークを印刷
    してなり、この位置情報を提供可能なマークを前記被書
    込面の地色と略同色若しくは透明であり且つ前記入力軌
    跡読取手段を構成する照射部によって所定波長の光を照
    射されて当該入力軌跡読取手段に読み取り可能な光を発
    光するインクによって印刷している書込対象物。
  2. 【請求項2】位置情報を提供可能なマークが、一定の法
    則により配置された微小な無数のドットからなり、この
    これらドットの所定範囲内における配置パターンによっ
    て被書込面上における平面的な絶対位置を判別可能なド
    ットパターンである請求項1記載の書込対象物。
  3. 【請求項3】照射部が、所定波長の赤外線を照射するも
    のであり、インクが、前記照射部が照射した赤外線とは
    異なる波長の赤外線を発光するものである請求項1又は
    2記載の書込対象物。
  4. 【請求項4】手書き入力するための入力手段と、照射部
    を備えこの照射部で照射した所定波長の光を利用して前
    記入力手段で手書した内容を示す入力軌跡を読み取る入
    力軌跡読取手段と、該入力軌跡読取手段で入力軌跡を電
    子データ化する入力軌跡変換手段と、該入力軌跡変換手
    段で電子データ化した入力軌跡データを送信する入力軌
    跡データ送信手段とを具備してなる書込型入力装置と、 書込型入力装置によって書き込まれる被書込面を備えて
    なるものであって、この被書込面に印刷され当該被書込
    面上の位置情報を示すパターンが前記被書込面の地色と
    略同色若しくは透明であり且つ前記照射部によって所定
    波長の光を照射されて当該入力軌跡読取手段に読み取り
    可能な光を発光するインクによって印刷されている書込
    対象物とからなる手書き入力設備。
  5. 【請求項5】手書き入力するための入力手段と、照射部
    を備えこの照射部で照射した所定波長の光を利用して前
    記入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る
    入力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で読み取っ
    た入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手段と、こ
    の入力軌跡変換手段で電子データ化した入力軌跡データ
    を送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入
    力装置によって書き込まれる被書込面を備えた用紙であ
    って、 前記被書込面が、前記書込型入力装置に対して入力軌跡
    の位置を示すための位置情報を提供可能なマークを印刷
    してなり、この位置情報を提供可能なマークを前記被書
    込面の地色と略同色若しくは透明であり且つ前記入力軌
    跡読取手段を構成する照射部によって所定波長の光を照
    射されて当該入力軌跡読取手段に読み取り可能な光を発
    光するインクによって印刷している用紙。
  6. 【請求項6】手書き入力するための入力手段と、照射部
    を備えこの照射部で照射した所定波長の光を利用して前
    記入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る
    入力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で読み取っ
    た入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手段と、こ
    の入力軌跡変換手段で電子データ化した入力軌跡データ
    を送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入
    力装置によって書き込まれる被書込面を備えたホワイト
    ボードであって、 前記被書込面が、前記書込型入力装置に対して入力軌跡
    の位置を示すための位置情報を提供可能なマークを印刷
    してなり、この位置情報を提供可能なマークを前記被書
    込面の地色と略同色若しくは透明であり且つ前記入力軌
    跡読取手段を構成する照射部によって所定波長の光を照
    射されて当該入力軌跡読取手段に読み取り可能な光を発
    光するインクによって印刷しているホワイトボード。
  7. 【請求項7】手書き入力するための入力手段と、照射部
    を備えこの照射部で照射した所定波長の光を利用して前
    記入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る
    入力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で読み取っ
    た入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手段と、こ
    の入力軌跡変換手段で電子データ化した入力軌跡データ
    を送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入
    力装置によって書き込まれる被書込面を備えたディスプ
    レイであって、 前記被書込面が、前記書込型入力装置に対して入力軌跡
    の位置を示すための位置情報を提供可能なマークを印刷
    してなり、この位置情報を提供可能なマークを前記被書
    込面の地色と略同色若しくは透明であり且つ前記入力軌
    跡読取手段を構成する照射部によって所定波長の光を照
    射されて当該入力軌跡読取手段に読み取り可能な光を発
    光するインクによって印刷していディスプレイ。
  8. 【請求項8】手書き入力するための入力手段と、照射部
    を備えこの照射部で照射した所定波長の光を利用して前
    記入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る
    入力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で読み取っ
    た入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手段と、こ
    の入力軌跡変換手段で電子データ化した入力軌跡データ
    を送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入
    力装置によって書き込まれる被書込面を備えた透明シー
    トであって、 前記被書込面が、前記書込型入力装置に対して入力軌跡
    の位置を示すための位置情報を提供可能なマークを印刷
    してなり、この位置情報を提供可能なマークを前記被書
    込面の地色と略同色若しくは透明であり且つ前記入力軌
    跡読取手段を構成する照射部によって所定波長の光を照
    射されて当該入力軌跡読取手段に読み取り可能な光を発
    光するインクによって印刷している透明シート。
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