JP2003255877A - ディスプレイトレー - Google Patents

ディスプレイトレー

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JP2003255877A
JP2003255877A JP2002052207A JP2002052207A JP2003255877A JP 2003255877 A JP2003255877 A JP 2003255877A JP 2002052207 A JP2002052207 A JP 2002052207A JP 2002052207 A JP2002052207 A JP 2002052207A JP 2003255877 A JP2003255877 A JP 2003255877A
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display tray
data
food
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JP2002052207A
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Eiji Yamada
英二 山田
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Original Assignee
CALLUS CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の印刷媒体である紙を使用する場合より
もランニングコストを低くでき、且つ飲食客に対して高
い広告効果を得ることのできるディスプレイトレーを提
供すること。 【解決手段】 飲食物を載置可能な平坦状の凹部を有
し、該平坦状の凹部に載置された飲食物を搬送可能とす
るためのトレー10であって、前記平坦状の凹部17に
可変表示可能な表示部20と、該表示部の表示制御を行
う表示制御手段30と、前記表示部20に表示される表
示データを記憶するための記憶手段32と、外部から送
信される表示データを受信するための通信手段24と、
各部並びに各手段を電気的に付勢するための電力供給手
段24、35と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、飲食店にて使用
される飲食物を載置して搬送可能なトレー、特には、該
トレーに広告やお知らせ等の各種の情報を表示可能なデ
ィスプレイ(表示部)を具備するディスプレイトレーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンバーガー店舗やファミリーレ
ストラン等においては、飲食物によるトレーの汚れ防止
とともに、店舗におけるお知らせや広告を実施する等を
目的として、これら飲食物を搬送するトレーに、前記お
知らせや広告が印刷された紙を敷いて、該紙の上に飲食
物を載置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
印刷媒体である紙を使用する場合には、これらの印刷物
を逐次印刷して作製し、各店舗に配送する必要が生じる
ために、印刷コストや配送コストが大きくなってしまう
とともに、これら紙が使い捨てとなるために、ゴミとな
ってしまい、これらの廃棄にも費用がかかるという問題
を有していた。
【0004】一方、近年においてこれらハンバーガー店
舗やファミリーレストラン等においては、前記店舗にお
けるお知らせや広告を実施する等を目的として、該店舗
内に大型のディスプレイを設置して、該ディスプレイに
お知らせや広告を表示してお知らせや広告を実施するこ
とが為されてきているが、これら大型のディスプレイに
よる広告の場合には、飲食客がこれら大型のディスプレ
イに表示されている広告を見る機会が少なく、高い広告
効果が得られ難いという問題があった。
【0005】よって、本発明は前記問題点に着目してな
されたもので、従来の印刷媒体である紙を使用する場合
よりもランニングコストを低くでき、且つ飲食客に対し
て高い広告効果を得ることのできるディスプレイトレー
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明のディスプレイトレーは、飲食物を載置
可能な平坦状の凹部を有し、該平坦状の凹部に載置され
た飲食物を搬送可能とするためのトレーであって、前記
平坦状の凹部に可変表示可能な表示部と、該表示部の表
示制御を行う表示制御手段と、前記表示部に表示される
表示データを記憶するための記憶手段と、外部から送信
される表示データを受信するための通信手段と、各部並
びに各手段を電気的に付勢するための電力供給手段と、
を具備することを特徴としている。この特徴によれば、
飲食客が飲食物を搬送する個々のトレーの前記平坦状の
凹部に前記表示部が設けられていることで、従来のよう
に、異なるお知らせや広告を実施するために、逐次異な
る印刷物を作製する必要がなく、これら印刷物の作製コ
ストや廃棄コストを皆無にできるばかりか、各飲食客が
持参する個々のトレーにおいて、種々のお知らせや広告
が表示されるようになるため、より高い広告効果を得る
ことができるばかりか、種々の異なる広告やお知らせを
前記表示部に表示させることが可能となり、より多くの
広告やお知らせを飲食客対し、迅速かつ安価にて提供で
きるようになる。
【0007】本発明のディスプレイトレーは、前記通信
手段は、非接触状態にて外部からの表示データを受信可
能とされていることが好ましい。このようにすれば、前
記表示データの受信用の通信ケーブルにディスプレイト
レーを接続する必要がなく、多数のディスプレイトレー
への表示データの配信を簡便に実施でき、且つ客席にて
使用中の各ディスプレイトレーに対しても表示データを
配信することができるばかりか、該ディスプレイトレー
に通信ケーブル等を接続する必要がないことから、該デ
ィスプレイトレーの取り扱い性を大幅に向上することが
できる。
【0008】本発明のディスプレイトレーは、前記電力
供給手段は、非接触状態にて外部からの電力の受給を受
けて、該外部から受給した電力を前記各部並びに各手段
に供給することが好ましい。このようにすれば、多数の
ディスプレイトレーへの通電や充電のために、電源ケー
ブル等を接続する必要がなく、例えばトレーを積み重ね
た状態でも通電や充電が可能となるばかりか、該ディス
プレイトレーの使用時においても、電源ケーブル等を接
続する必要がなく該ディスプレイトレーの取り扱い性を
大幅に向上することができる。
【0009】本発明のディスプレイトレーは、前記非接
触状態にて外部からの表示データを受信および/または
前記非接触状態にて外部からの電力の受給するためのコ
イルを、前記表示部の外周に具備することが好ましい。
このようにすれば、コイルの総長を長くできるととも
に、該コイルにおける電波等の利得を向上できる。
【0010】本発明のディスプレイトレーは、前記電力
供給手段は、外部から受給した電力を繰返し蓄積可能な
2次電池を含むことが好ましい。このようにすれば、2
次電池を搭載することで、該ディスプレイトレーが使用
される各客席に、ディスプレイトレーに電力を供給する
ための装置等を省くことができる。
【0011】本発明のディスプレイトレーは、前記各部
並びに各手段は、トレー内部に密封して格納されている
ことが好ましい。このようにすれば、トレーに対して衛
生管理のために蒸気洗浄等を実施しても、水等が内部に
侵入することを極力防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 (実施例)図1は、本発明のディスプレイトレーが用い
られる本実施例の広告情報の配信表示システムの構成を
示すブロック図であり、図2は、本実施例の広告情報の
配信表示システムが適用された主に飲食物としてハンバ
ーガー等を販売する飲食店である店舗3の店内を示す図
である。
【0013】まず、本実施例の広告情報の配信表示シス
テムは、図1に示すように、主に、前記各店舗3を統括
する本社に設けられ、各店舗3に設置されている店内用
コンピュータ3a,3bに対して広告データやインフォ
メーションデータ等の配信データや各店内用コンピュー
タ3a,3bのアドレスデータ等の情報が登録されてい
るサーバ1と、該サーバ1とインターネット網2を介し
て接続されている各店舗3内に設けられている店内用コ
ンピュータ3a,3bと、店内にの複数の所定箇所に設
けられ、前記店内用コンピュータ3a,3bからの送信
データを店内のディスプレイトレー10送信するための
送信ユニット4と、前記店内用コンピュータ3a,3b
から前記送信ユニット4を介して送信されてくる送信デ
ータに基づく広告内容やインフォメーション等の各種情
報が表示されるディスプレイトレー10とから構成され
ている。
【0014】まず、本実施例の広告情報の配信表示シス
テムを構成する前記サーバ1は、各店舗A,B・・・を
統括する本社に設置されて、インターネット網2を介し
て各店舗A,B・・・の店内用コンピュータ3a,3b
・・とデータ通信可能に接続されていて、各店内用コン
ピュータ3a,3b・・に対して広告データやインフォ
メーションデータを含む配信データを配信するようにな
っており、該サーバ1は、前記広告データやインフォメ
ーションデータ並びにこれら配信データを配信するスケ
ジュール等のスケジュールデータや、配信データの配信
先となる前記店内用コンピュータ3a,3b・・のアド
レスデータ等が記憶された比較的処理能力に優れたコン
ピュータとされている。
【0015】次いで、前記各店舗3内に設けられている
店内用コンピュータ3a,3bは、前記サーバ1とイン
ターネット網2を介してデータの送受を行うための通信
手段である通信ポートやモデムや、前記サーバ1から配
信されてきた配信データを記憶するための記憶装置や、
前記送信ユニット4を接続すための接続インターフェイ
スを備えた通常のコンピュータであり、前記サーバ1か
ら送信された配信データを受信してコンピュータ内の記
憶装置内に更新記憶するとともに、前記送信ユニット4
から各ディスプレイトレー10に対して、前記記憶装置
内に更新記憶した配信データ並びに前記サーバ1から配
信されてくる表示スケジュールに基づく表示指示並びに
表示順序等の指示データ等を送信するようになってい
る。
【0016】また、本実施例の店舗3内は、図2に示す
ように、飲食物の調理を行う図示しない厨房と、飲食客
が飲食物の注文を行ったり、該注文の会計を行うレジ1
1が載置され、注文された品物を後述するディスプレイ
トレー10に載置して飲食客に提供するためのカウンタ
12と、飲食客が飲食を行うテーブル13や椅子14
と、飲食後に飲食客自らゴミや食べ残しを捨て、その上
面に使用済みのディスプレイトレー10を載置するダス
トボックス15が配設されている。
【0017】飲食客はまず、カウンタ12において所望
する飲食物の注文を行い、店員はレジ11によりその代
金の収受や、カウンタ12の後方に設けられている厨房
へ注文された飲食物の製造の指示を行い、厨房において
調理された飲食物を前記ディスプレイトレー10に載置
して、注文を行った飲食客に対して提供するようになっ
ている。
【0018】また、店舗3内には、前記店内用コンピュ
ータ3aから送信指示されたデータを前記ディスプレイ
トレー10へ送信する送信用送信ユニット4が、店舗内
を概ね見渡せる場所、本実施例では、カウンタ12脇の
上部位置に据え付けられている。
【0019】尚、本実施例においては図6に示すよう
に、前記カウンタ12並びに前記ダストボックス15の
上板の内部に、後述するディスプレイトレー10内部に
設けられているコイルアンテナ24とほぼ同形状の誘電
コイル12a、15aがそれぞれに埋め込まれており、
これらの誘電コイル12a、15aと、後述するディス
プレイトレー10の内部に表示部である液晶パネル20
の外周に設けられているのコイルアンテナ24とが近接
することで、該コイルアンテナ24に誘導起電力が発生
し、この誘導起電力により前記ディスプレイトレー10
の電源の投入及び切断や、ディスプレイトレー10内に
設けられている後述する2次電池35への充電を行うこ
とができるようになっている。
【0020】このようにコイルアンテナ24を、表示部
としての液晶パネル20の外周に設けることは、コイル
の総長を長くでき、よって給電効率が向上するととも
に、電波受信における利得が向上することから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これらコ
イルアンテナ24を前記縁部16の取手に設けるように
しても良い。
【0021】また、本実施例の前記送信ユニット4につ
いては、店舗内コンピュータ3a,3bから出力された
配信データを、所定の変調方式にて変調し、所定波長の
搬送波に乗調して送信することで、該送信電波が前記デ
ィスプレイトレー10の内部に設けられているコイルア
ンテナ24にて受信されるようになっている。
【0022】このように、送信用送信ユニット4から配
信されるデータを非接触な状態で前記ディスプレイトレ
ー10に配信し、前記ディスプレイトレー10の後述す
るコイルアンテナ24において配信されたデータを受信
可能とすることで、通信ケーブルなどにディスプレイト
レー10を接続することなく非接触にてデータの配信を
行うことができ、また客席にて使用中の前記ディスプレ
イトレー10にも配信を容易に行うことができるばかり
か、前記ディスプレイトレー10の取り扱い性を大幅に
向上することができることから好ましいが本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0023】次いで、図3は、本発明のディスプレイト
レー10の斜視図を示しており、ディスプレイトレー1
0は、ディスプレイトレー10の周囲や取手部分を構成
する縁部16と、飲食物が載置される収容部17とから
構成され、材質には樹脂(本実施例では繊維強化ポリプ
ロピレン樹脂)が用いられている。
【0024】このディスプレイトレー10を詳細に説明
すると、図4の断面図に示すように、ディスプレイトレ
ー10の樹脂部分は、収容部17を構成する面から段状
に第1凹部18が形成され、更に該第1凹部18の内方
側には該第1凹部18よりも凹部の深さが深い第2凹部
19が形成されている。
【0025】また、第1凹部18の外周には、前記送信
ユニット4からの電波や前記誘電コイル12a、15a
からの電波を受信するためのコイルアンテナ24がディ
スプレイトレー10の成形時(インジェクション成形)
にインサート成形により埋設配置されており、このコイ
ルアンテナ24が、後述する制御基板22に設けられて
いる通信用ICや、電源用ICと接続されることによ
り、電波の受信を行ったり、或いは誘導起電力による電
源供給や充電を行うことができるようになっている。
【0026】前記第2凹部19内には、配信された広告
データやインフォメーションデータに基づく広告内容や
インフォメーション情報等の各種表示内容が表示される
液晶パネル20と、該液晶パネル20の下方位置に設け
られ、前記液晶パネル20を下方から照光するためのエ
レクトロルミネッセントパネル(以後ELパネルと呼称
する)21と、前記液晶パネル20やELパネル21の
表示や発光を制御する液晶ドライバ36やELパネル2
1のELパネルコントローラ37等とともに、該ディス
プレイトレー10全体の動作制御を行うMPUなどが実
装されている制御基板22がモジュール化された状態で
収納されており、上面側から液晶パネル20、ELパネ
ル21、制御基板22の順で固定、一体化されている。
【0027】また、液晶パネル20上面、すなわち、第
1凹部18内には、液晶パネル20の上面を保護し、前
記収容部17を塞ぐようにアクリル板23が溶着固定さ
れており、該アクリル板23の裏面側端部と、ディスプ
レイトレー10の第1凹部18の上面とは、超音波溶着
により隙間なく接着されて、ディスプレイトレー10を
洗浄・消毒する際等や飲食物がこぼれた場合等に、ディ
スプレイトレー10の内部、特に第2凹部19内に水分
が侵入することにより、液晶パネル20やELパネル2
1、制御基板22がこれら水分により故障を起こすこと
がないように防水構造とされている。
【0028】このように、液晶パネル20やELパネル
21、制御基板22がトレーの内部に密封されて格納さ
れていることで、ディスプレイトレー10に対して衛生
管理のために蒸気による洗浄などを実施しても、水など
がトレーの内部に侵入することを極力防止できることか
ら好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0029】また、本実施例では、前記アクリル板23
を使用しているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、これら液晶パネル20上面を覆う板としては、透
明で且つ強度が高いものであれば使用でき、例えばポリ
カーボネート樹脂板等も好適に使用することができ、更
に、これらの透明板に傷が付きにくいように、ハードコ
ート等を施すことは任意とされる。
【0030】第2凹部19内に設けられている液晶パネ
ル20としては、カラーにて動画表示が可能なアクティ
ブマトリックス型の薄型液晶パネルを好適に使用するこ
とができ、前記制御基板22上に実装されている液晶ド
ライバ36とフレキシブルプリント基板(FPC)にて
接続されている。
【0031】また、ELパネル21は、白色光を発光で
きるものであれば好適に使用することができ、近年注目
を集めている一般的に有機ELと呼ばれる、正極と負極
との間に蛍光物質であるジアミン類などの有機化合物が
挟まれたもので、通電した際に蛍光物質が光励起するこ
とで発光されるものも使用でき、これらELパネル21
を用いることは、ELパネル21が非常に薄くできるこ
とから、得られる前記モジュールの厚みも薄くできるこ
とから好ましいが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、これらELパネル21に変えて、冷陰極管と導光
板等を用いたバックライトや、白色LEDと拡散板等を
用いたバックライトを使用しても良い。
【0032】また、本実施例では、表示パネルとして発
光機能を有しない前記液晶パネル20を使用したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、前記液晶パネル
20とELパネル21に代えて、前記有機ELによる単
独発光可能な薄型ディスプレイを表示パネルとして使用
するようにしても良い。
【0033】次いで、本実施例のディスプレイトレー1
0の構成について、図5に示すブロック図を参照して説
明すると、前記制御基板22内には、前記液晶パネル2
0に接続されて該液晶パネル20の表示動作を制御する
ための液晶ドライバ36や、前記ELパネル21に接続
されて該ELパネル21の発光を制御するためのELパ
ネルコントローラ37とともに、ディスプレイトレー1
0の動作を制御する制御マイコン(MPU)30と、該
制御マイコン(MPU)30が実施する制御内容が記述
された制御プログラムなどが予め記憶されているROM
31と、前記コイルアンテナ24において受信した広告
データやインフォメーションデータ、並びに表示順序等
の各種データを記憶しておくための不揮発性メモリであ
るフラッシュメモリ32と、前記コイルアンテナ24と
接続し、前記送信ユニット4等とのデータの送受のため
の変復調等を行う通信用IC33と、前記通信用IC3
3と同様に前記コイルアンテナ24と接続され、該コイ
ルアンテナ24から電磁誘導により発生する誘導起電力
を所定の電圧としてフイルム型リチウムイオン電池35
に供給して充電するとともに、該フイルム型リチウムイ
オン電池35からの電力と前記誘導起電力の電力とによ
り、前記液晶パネル20やELパネル21並びに制御基
板22に実装されている各デバイスが動作し得るように
所定の電圧の電力を安定供給するための電源用IC34
と、前記コイルアンテナ24に電磁波による十分な給電
が得られない場合に、電力を蓄積、供給するための薄型
2次電池であるフイルム型リチウムイオン電池35とか
ら主に構成されている。
【0034】このように、フイルム型リチウムイオン電
池35を2次電池として用いることは、該リチウムイオ
ン電池35は、1セルの出力電圧が高く、昇圧回路を有
しなくても、前記制御基板22内の各デバイスを駆動で
きることから好ましいとともに、充電におけるメモリ効
果が少なく、充放電特性に優れていることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これらリ
チウムイオン電池以外の2次電池を使用するようにして
も良いし、更には、該2次電池を適宜に有しない構成と
しても良い。
【0035】以下に、制御基板22内に含まれる各要素
について説明すると、まず、MPU30は、主にディス
プレイトレー10の動作を制御するようになっており、
前記ROM31に記憶されているプログラムの起動や終
了や、前記店内用コンピュータ3a,3bから送信され
る情報の授受の制御や、受信した情報を前記フラッシュ
メモリ32へ記憶したり、ディスプレイトレー10の起
動や終了並びに前記2次電池35の電力監視等の処理を
行うようになっている。
【0036】また、ROM31は、ディスプレイトレー
10が動作する際に必要な前記MPU30が実施する各
種プログラム並びにディスプレイトレー10に固有のト
レーIDが記憶されている。
【0037】フラッシュメモリ32は、前記送信ユニッ
ト4を介して送信されてきた広告データやインフォメー
ションデータ等の各種データを記憶・更新できる不揮発
性の記憶装置であり、例え電源が切断されても記憶され
ている広告データやインフォメーションデータ等の各種
データは保持されるようになっている。
【0038】このように、フラッシュメモリ32等を用
いることは、メモリ内に記憶されているデータの保持に
必要な電力をほぼ皆無にできることから好ましいが、本
発明はこれに限定されるものではなく.これらメモリと
して揮発性メモリであるSRAMを使用し、該SRAM
を前記リチウムイオン電池35にて電気的に付勢してお
くことで、記憶内容を保持するようにしても良い。
【0039】尚、本実施例では、前記液晶パネル20に
表示される広告データやインフォメーションデータ等の
各種データが、予め各ディスプレイトレー10に配信さ
れて前記フラッシュメモリ32に記憶された状態とされ
ており、店内用コンピュータ3a,3bから送信される
表示指示の信号に基づいて、記憶されている広告データ
やインフォメーションデータ等の中から表示させるデー
タを読み出して表示が行われるようになっている。
【0040】また、新たな広告データを追加したり、更
新するには、店舗内コンピュータ33a,3b内に記憶
されている広告データやインフォメーションデータを前
記ディスプレイトレー10に送信することで、受信した
データがフラッシュメモリ32内に更新記憶されるよう
になっている。
【0041】内、通信用IC33は、前記コイルアンテ
ナ24から受信した電波を、2値のデジタルデータ信号
として前記MPU30に出力するようになっており、該
MPU30に出力されたデータがMPU30内部のダイ
レクトメモリアクセス(DMA)回路等により前記フラ
ッシュメモリ32に記憶されるようになっている。
【0042】電源用IC34は、コイル状のコイルアン
テナ24から発生する誘導起電力を一定の電流、或いは
電圧にコントロールし、発生した電力をフイルム型リチ
ウムイオン電池35に充電(定電流充電)するととも
に、該フイルム型リチウムイオン電池35からの電力を
一定電圧にて各デバイスに供給するようになっている。
【0043】このように、電力供給手段として、フイル
ム型リチウムイオン電池35をディスプレイトレー10
内に搭載することで、該ディスプレイトレー10が使用
される各客席に、ディスプレイへ電力を供給する装置な
どを省けることから好ましいが本発明はこれに限定され
るものではない。
【0044】次いで、前記ディスプレイトレー10が店
舗3内で使用される状況について説明すると、まず、前
記ディスプレイトレー10は、電源が切断されている状
態(スタンバイ状態)で、店舗3のカウンタ12内に積
み重ねて載置されている。
【0045】飲食客が前記カウンタ12に赴いて飲食物
の注文を行い、注文された飲食物が揃えられると、店員
は前記カウンタ12の奥側に積み重ねられていた前記デ
ィスプレイトレー10をカウンタ12上に1枚取り出し
てその上に注文された飲食物を載置して飲食客に提供す
るようになっている。
【0046】ここで、電源の入っていないスタンバイ状
態の前記ディスプレイトレー10がカウンタ12の上に
載置されると、前記カウンタ12の上板内に設けられて
いる誘電コイル12aと、前記ディスプレイトレー10
に埋め込まれているコイルアンテナ24とが近接するこ
とで、誘導電流がコイルアンテナ24に生じ、この電流
が前記ディスプレイトレー10の制御基板22中に通電
することで、MPU30が該通電を検知して起動し、前
記ディスプレイトレー10の電源が投入されて所定の初
期画面が前記液晶パネル20に表示されるようになって
いる。
【0047】電源が投入された後には、前記ディスプレ
イトレー10に内蔵されているMPU30により、広告
データやインフォメーションデータを記憶する記憶手段
としてのフラッシュメモリ32内に記憶されている各種
表示データが読み出されて、その表示データが図3に示
すように前記液晶パネル20に表示されるようになると
ともに、ELパネル21の発光が指示されて、ELパネ
ル21が発光し、液晶パネル20に表示された広告の内
容が視認できるようになる。なお、ここでは、天気予報
が広告情報の一つとして表示されている様子が示されて
おり、飲食者が飲食を行っている間中に前記ディスプレ
イトレー10に種々の異なる広告やインフォメーション
が表示される。
【0048】また、飲食者が飲食を行っている間も、デ
ィスプレイトレー10は新たな広告データを受信可能な
状態となっており、この間に受信したデータについては
優先的に液晶パネル20に表示するようにしても良い。
【0049】このように、店舗内コンピュータ3aなど
の外部から記憶手段としてのフラッシュメモリ32内に
記憶されている広告データを外部から非接触状態にて受
信可能とすることで、ディスプレイトレー10にデータ
を授受するケーブルなどを接続する必要がなく、送信ユ
ニット4から多数のディスプレイトレー10へ広告デー
タを簡便に配信でき、客席にて使用中であっても、ケー
ブルなどで接続する必要がないため、ディスプレイトレ
ー10の取り扱い性が大幅に向上することから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0050】飲食が終了すると前記ディスプレイトレー
10は、飲食時に生じたゴミや食べ残しとともに、前記
ダストボックス15の天板の上部に前記ディスプレイト
レー10が載置されて、ゴミや食べ残しは、ダストボッ
クス15内に捨てられる。
【0051】この時に、前記ダストボックス15の天板
の内部にも、カウンタ12の天板の内部と同様に誘電コ
イル15aが設けられており、この誘電コイル15a
と、前記ディスプレイトレー10内に設けられているコ
イル状のコイルアンテナ24とが近接することで、カウ
ンタ12に前記ディスプレイトレー10を載置したとき
と同様に、コイルアンテナ24に誘導電流が生じ、この
電流の通電を検知すると、前記MPU30がディスプレ
イトレー10の電源を切断する制御を実施することで、
該ディスプレイトレー10の電源が切断されるようにな
っている。
【0052】これにより、前記ディスプレイトレー10
は、飲食客に提供される前の状態である、カウンタ12
の奥に積み重ねられていた時と同様に電源が切れた状
態、すなわち、スタンバイ状態となる。
【0053】また、前記ディスプレイトレー10がダス
トボックス15上に片付けられると、前記ディスプレイ
トレー10の電源が切断されてスタンバイ状態となる
が、これ以降もダストボックス15上に前記ディスプレ
イトレー10が載置され続ける場合には、積み重ねられ
た状態でも、電磁誘導により発生する電力が前記電源用
ID34によって、前記フイルム型リチウムイオン電池
35に供給されて充電されるようになっている。
【0054】このように、非接触状態において外部から
電力を給電し、給電した電力は各制御部などの動作部に
供給されることで、多数存在するディスプレイトレー1
0への充電や通電のために、専用の電源ケーブル等を接
続する必要がなく、トレーを積み重ねた状態のままでも
通電、充電ができるようになるばかりか、ディスプレイ
トレー10の使用時においても電源ケーブルなどを接続
しなくて良いことから該ディスプレイトレー10の取り
扱い性が大幅に向上することから好ましいが本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0055】また、ダストボックス15上に複数枚の前
記ディスプレイトレー10が載置されている場合でも、
その全てのディスプレイトレー10において充電を行う
ことができるようになっている。
【0056】また、ディスプレイトレー10が、スタン
バイ状態で、カウンタ12の奥に積まれている時に、そ
の下方にも、電磁誘導用のコイルを設けておけば、ダス
トボックス15上に載置された場合と同様に2次電池3
5へ充電できるようになる。
【0057】以上、本発明のディスプレイトレー10を
用いれば、飲食客がハンバーガーやドリンクを搬送する
個々のトレーにディスプレイ(表示部)としての液晶パ
ネル20が設けられていることで、従来のように、種々
の異なるお知らせや広告を実施するために、逐次異なる
印刷物を作製する必要がなく、これら印刷物の作製コス
トや廃棄コストを皆無にできるばかりか、各飲食客が持
参する個々のトレーにおいて、これら種々のお知らせや
広告が表示されるようになるため、より高い広告効果を
得ることができるばかりか、種々の異なる広告やお知ら
せをディスプレイ(表示部)である液晶パネル20に表
示させることが可能となり、より多くの広告やお知らせ
を飲食客に対し、迅速かつ安価にて提供できるようにな
る。
【0058】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0059】例えば、前記実施例では、外部からの表示
データの受信形態を、電波による非接触の通信にて実施
しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
これら通信形態として、赤外線等の非接触通信方式を用
いたり、或いは、ケーブル等を接続する接触型の既存の
通信方式を用いるようにしても良い。
【0060】また、前記実施例では、外部からの電力供
給を非接触状態にて実施できるようにしてディスプレイ
トレー10を重ねた状態でも充電ができるようにしてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
電力供給を、電力ケーブルをディスプレイトレー10か
ら導出させて、該電力ケーブルを接続して実施するよう
にしても良い。
【0061】また、前記実施例では、ディスプレイトレ
ー10内部に2次電池であるリチウムイオン電池35を
内在して、ディスプレイトレー10の非使用時に該リチ
ウムイオン電池35に予め充電を実施しておくことで、
該リチウムイオン電池35の電力にて動作を可能として
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らリチウムイオン電池35を内在せずに、各客席毎に前
記コイルに対して電力を供給可能な給電コイルを配置し
ておき、該給電コイルから各トレーに対して電力を供給
するようにしても良い。
【0062】また、前記実施例では、前記コイルを表示
部となる液晶パネルの外周に設けているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これらコイルを液晶パネ
ルの外周以外の位置、例えばトレーの取手部等に配置す
るようにしても良い。
【0063】また、前記実施例では、液晶パネルや制御
基板等のモジュールを、ディスプレイトレー10内部に
密封して格納し、外部とのデータ通信や電力供給を非接
触にて実施できるようにすることで、ディスプレイトレ
ー10に高い防水機能を付与して、蒸気洗浄等にも耐え
うるようにしているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、逆に、これら前記液晶パネルや制御基板等の
モジュールをディスプレイトレー10本体から取外し可
能として、トレーのみを洗浄できるようにしても良い。
【0064】また、前記ディスプレイトレー10では、
画像の表示されている方向については記述はされていな
いが、飲食者がトレーを見る方向によって表示された画
像の向きを変更できる表示反転機能を備えるようにして
も良い。
【0065】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、飲食客が飲食物を搬送
する個々のトレーの前記平坦状の凹部に前記表示部が設
けられていることで、従来のように、異なるお知らせや
広告を実施するために、逐次異なる印刷物を作製する必
要がなく、これら印刷物の作製コストや廃棄コストを皆
無にできるばかりか、各飲食客が持参する個々のトレー
において、種々のお知らせや広告が表示されるようにな
るため、より高い広告効果を得ることができるばかり
か、種々の異なる広告やお知らせを前記表示部に表示さ
せることが可能となり、より多くの広告やお知らせを飲
食客対し、迅速かつ安価にて提供できるようになる。
【0066】(b)請求項2の発明によれば、前記表示
データの受信用の通信ケーブルにディスプレイトレーを
接続する必要がなく、多数のディスプレイトレーへの表
示データの配信を簡便に実施でき、且つ客席にて使用中
の各ディスプレイトレーに対しても表示データを配信す
ることができるばかりか、該ディスプレイトレーに通信
ケーブル等を接続する必要がないことから、該ディスプ
レイトレーの取り扱い性を大幅に向上することができ
る。
【0067】(c)請求項3の発明によれば、多数のデ
ィスプレイトレーへの通電や充電のために、電源ケーブ
ル等を接続する必要がなく、例えばトレーを積み重ねた
状態でも通電や充電が可能となるばかりか、該ディスプ
レイトレーの使用時においても、電源ケーブル等を接続
する必要がなく該ディスプレイトレーの取り扱い性を大
幅に向上することができる。
【0068】(d)請求項4の発明によれば、コイルの
総長を長くできるとともに、該コイルにおける電波等の
利得を向上できる。
【0069】(e)請求項5の発明によれば、2次電池
を搭載することで、該ディスプレイトレーが使用される
各客席に、ディスプレイトレーに電力を供給するための
装置等を省くことができる。
【0070】(f)請求項6の発明によれば、トレーに
対して衛生管理のために蒸気洗浄等を実施しても、水等
が内部に侵入することを極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における広告情報の配信表示シ
ステムの各要素を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例における飲食店内の様子を示す
図である。
【図3】本発明の実施例におけるディスプレイトレーの
斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本発明の実施例におけるディスプレイトレーの
構成を示すブロック図である。である。
【図6】本発明の実施例における誘電コイルの設けられ
ている様子を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 インターネット網 3 店舗 3a 店内用コンピュータ 3b 店内用コンピュータ 4 送信用アンテナ 10 ディスプレイトレー 11 レジ 12 カウンタ 12a 誘電コイル 13 テーブル 14 椅子 15 ダストボックス 15a 誘電コイル 16 縁部 17 収容部 18 第1凹部 19 第2凹部 20 液晶パネル(LCD) 21 エレクトロルミネッセントパネル(ELパネ
ル) 22 制御基板 23 アクリル板 24 コイルアンテナ(通信手段、電力供給手段) 30 MPU(表示制御手段) 31 ROM 32 フラッシュメモリ(記憶手段) 33 通信用IC 34 電源用IC 35 フイルム型リチウムイオン電池(電力供給手
段;2次電池) 36 液晶ドライバ(表示制御手段) 37 ELパネルコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 17/00 H02J 17/00 B X

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食物を載置可能な平坦状の凹部を有
    し、該平坦状の凹部に載置された飲食物を搬送可能とす
    るためのトレーであって、前記平坦状の凹部に可変表示
    可能な表示部と、該表示部の表示制御を行う表示制御手
    段と、前記表示部に表示される表示データを記憶するた
    めの記憶手段と、外部から送信される表示データを受信
    するための通信手段と、各部並びに各手段を電気的に付
    勢するための電力供給手段と、を具備することを特徴と
    するディスプレイトレー。
  2. 【請求項2】 前記通信手段は、非接触状態にて外部か
    らの表示データを受信可能とされている請求項1に記載
    のディスプレイトレー。
  3. 【請求項3】 前記電力供給手段は、非接触状態にて外
    部からの電力の受給を受けて、該外部から受給した電力
    を前記各部並びに各手段に供給する請求項1または2に
    記載のディスプレイトレー。
  4. 【請求項4】 前記非接触状態にて外部からの表示デー
    タを受信および/または前記非接触状態にて外部からの
    電力の受給するためのコイルを、前記表示部の外周に具
    備する請求項1〜3のいずれかに記載のディスプレイト
    レー。
  5. 【請求項5】 前記電力供給手段は、外部から受給した
    電力を繰返し蓄積可能な2次電池を含む請求項1から4
    のいずれかに記載のディスプレイトレー。
  6. 【請求項6】 前記各部並びに各手段は、トレー内部に
    密封して格納されている請求項1から5のいずれかに記
    載のディスプレイトレー。
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