JP2003254441A - 密封装置 - Google Patents
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- JP2003254441A JP2003254441A JP2002058872A JP2002058872A JP2003254441A JP 2003254441 A JP2003254441 A JP 2003254441A JP 2002058872 A JP2002058872 A JP 2002058872A JP 2002058872 A JP2002058872 A JP 2002058872A JP 2003254441 A JP2003254441 A JP 2003254441A
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- lip
- diameter side
- side lip
- inner diameter
- sealing device
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7869—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward
- F16C33/7873—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a single sealing ring of generally L-shaped cross-section
- F16C33/7876—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a single sealing ring of generally L-shaped cross-section with sealing lips
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/18—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
- F16C19/181—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact
- F16C19/183—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles
- F16C19/184—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement
- F16C19/186—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement with three raceways provided integrally on parts other than race rings, e.g. third generation hubs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/02—Wheel hubs or castors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
接する複数のシールリップを有する密封装置において、
回転部材に対する摺動抵抗を低減させることができ、も
って回転部材の回転トルクを低減させることができる密
封装置1を提供する。 【解決手段】 トルク低減のため、外径側サイドリップ
7の厚さt1よりも内径側サイドリップ8の厚さt2の
方を大きく形成し、リップの厚さについて、外径側サイ
ドリップ7が内径側サイドリップ8よりも薄い形状とさ
れている。また、内径側サイドリップ8とグリースリッ
プ9の間に、両リップ8,9の引っ張り合いを抑えるく
ぼみ10を設けることにした。また、内径側サイドリッ
プ8の長手方向中間部位に、回転部材に対する密接荷重
を低減させる折り曲げ部11を設けることにした。
Description
更に詳しくは、複数のシールリップを有する密封装置に
関するものである。
ば図4に示す自動車用車輪懸架装置のベアリング部51
に用いられる密封装置52が知られており、図5に拡大
して示すようにこの密封装置52は以下のように構成さ
れている。
ける外輪53の内周に嵌着される金属等剛材製の取付環
54が設けられており、この取付環54にゴム状弾性材
製の弾性体55が加硫接着されており、この弾性体55
に複数のシールリップが一体成形されており、この複数
のシールリップが、上記ベアリング部51における回転
部材であるハブ56に設けられたフランジ部57の端面
に摺動自在に密接する外径側サイドリップ58と、その
内周側において同じくフランジ部57の端面に摺動自在
に密接する内径側サイドリップ59と、ハブ56の外周
面に摺動自在に密接するグリースリップ60とによって
構成されている。
イドリップ58および内径側サイドリップ59は、外部
の泥水やダスト等の異物がベアリング内部へ侵入しない
ようにこれをシールするものであって、その機能から外
向き構造とされ、基端から先端へかけて径寸法が徐々に
拡大するように形成されている。また、グリースリップ
60は、ベアリング内部の潤滑用グリースが外部へ漏洩
しないようにこれをシールするものであって、その機能
から内向き構造とされ、基端から先端へかけて径寸法が
徐々に縮小するように形成されている。
けて外径側サイドリップ58および内径側サイドリップ
59の二本のリップを備えることにより、優れた耐泥水
性を発揮するよう構成されているが、以下のような不都
合を有している。
内径側サイドリップ59とを比較すると、前者の外径側
サイドリップ58の方がその径寸法が大きい分、ハブ5
6の回転トルク増大に及ぼす影響が大きいにもかかわら
ず、上記従来技術においては外部の泥水に対して一次的
なシール作用を発揮するこの外径側サイドリップ58の
へたり等を防止すべくこの外径側サイドリップ58の厚
さt1を内径側サイドリップ59の厚さt2よりも大き
く形成している(t1>t2)。したがって、二本のリ
ップ58,59のトータルとして、ハブ56等の回転部
材に対する摺動抵抗が比較的大きく、よってトルクが比
較的高いと云う不都合がある。
みて、フランジ部を設けた回転部材に摺動自在に密接す
る複数のシールリップを有する密封装置において、回転
部材に対する摺動抵抗を低減させることができ、もって
回転部材の回転トルクを低減させることができる密封装
置を提供することを目的とする。
め、本発明の請求項1による密封装置は、フランジ部を
設けた回転部材に摺動自在に密接する複数のシールリッ
プを有する密封装置において、前記フランジ部の端面に
摺動自在に密接する外径側サイドリップおよび内径側サ
イドリップを有し、前記外径側サイドリップの厚さより
も前記内径側サイドリップの厚さの方を大きく形成した
ことを特徴するものである。
は、上記した請求項1の密封装置において、内径側サイ
ドリップの隣りにグリースリップを有し、前記内径側サ
イドリップとグリースリップとの間に、両リップの引っ
張り合いを抑えるくぼみを設けたことを特徴とするもの
である。
は、上記した請求項1の密封装置において、内径側サイ
ドリップの長手方向中間部位に、回転部材に対する密接
荷重を低減させる折り曲げ部を設けたことを特徴とする
ものである。
のとおりである。
ップの方が内径側サイドリップよりもトルク増大への寄
与度が大きいことから(軸の回転に対する抗力が外径側
サイドリップの方がそのモーメントに比例して大き
い)、外径側サイドリップを従来形状よりも薄く、内径
側サイドリップを従来形状よりも厚くすること、すなわ
ち外径側サイドリップよりも内径側サイドリップの方を
厚くすることによりトルク低減を実現する。尚、トルク
低減のみを考慮するならば、外径側サイドリップおよび
内径側サイドリップをそれぞれ単純に従来形状よりも薄
くすればトルクを低減させることができるが、これで
は、密封装置に必要とされる耐泥水性を十分に確保する
ことができない。したがって本発明では、内径側サイド
リップを従来形状よりも厚い形状としたものであって、
これにより二本のリップのトータルとして、トルク低減
を実現し、かつ耐泥水性についても従来形状と同等以上
の性能を確保する。
そのトルク増大が懸念されることから、各リップが回転
部材に接触した状態において内径側サイドリップとグリ
ースリップとが互いに引っ張り合わない形状(リップ自
体が独立した形状)とするのが好ましく、この観点から
請求項2では、内径側サイドリップとグリースリップと
の間に両リップの引っ張り合いを抑えるくぼみを設ける
ことにより、両リップの互いの干渉を低減させることに
した。また、請求項3では、内径側サイドリップの長手
方向中間部位に回転部材に対する密接荷重を低減させる
折り曲げ部を設ける(内径側サイドリップを折り曲げた
形状とする)ことにより、密接荷重(緊迫力)の増加を
抑えることにした。
が向上する理由は、以下のとおりである。
リップを薄くすることにより、内径側サイドリップの方
が厚くなる。外径側サイドリップの締め代は従来と同等
で肉厚のみ薄くすることから、へたりによる影響が大き
いことが考えられる。そのため、外径側サイドリップお
よび内径側サイドリップトータルでの耐泥水性を考えた
場合、内径側サイドリップを厚くする(サイドリップ形
状は保ったまま)ことにより、へたりによる影響を少な
くし、トータルで従来対比耐泥水性は同等以上とする。
まれる。
出願が提案する一の密封装置は、以下の内容を備えてい
る。
リップ(外側リップ)が内径側サイドリップ(内側リッ
プ)よりも薄い形状。または外径側サイドリップよりも
内径側サイドリップが厚い形状。 くぼみの形成による内径側サイドリップとグリース
リップの独立形状。 内径側サイドリップの折れ曲がり形状。 本発明の密封装置は例えば、自動車関連分野におい
てハブBRG(ベアリング)用シールとして用いられ、
またはその他の汎用機械に用いられる。
たがって説明する。
施例に係る密封装置1の要部断面を示している。この密
封装置1は、上記図4に示したような自動車用車輪懸架
装置におけるベアリング部にハブBRG(ベアリング)
用シールとして用いられるものであって、以下のように
構成されている。
取付部材である外輪2の内周に嵌着される金属等剛材製
の取付環3が設けられており、この取付環3にゴム状弾
性材製の弾性体4が加硫接着されており、この弾性体4
に複数のシールリップが一体成形されており、この複数
のシールリップが、上記ベアリング部における回転部材
であるハブ5に設けられたフランジ部6の端面(フラン
ジ部6の軸方向直角端面とハブ5の外周円筒面との間に
形成された断面円弧形の曲面部を含む、以下同じ)に摺
動自在に密接する外径側サイドリップ(単にサイドリッ
プとも称する)7と、その内周側において同じくフラン
ジ部6の端面に摺動自在に密接する内径側サイドリップ
(中間リップとも称する)8と、ハブ5の外周面に摺動
自在に密接するグリースリップ9とによって構成されて
いる。
イドリップ7および内径側サイドリップ8はそれぞれ、
外部の泥水やダスト等の異物がベアリング内部へ侵入し
ないようにこれをシールするものであって、その機能か
ら外向き構造とされ、その基端から先端へかけて径寸法
が徐々に拡大するように形成されており、かつ前者の外
径側サイドリップ7の厚さt1よりも後者の内径側サイ
ドリップ8の厚さt2の方が大きく形成されている(t
1<t2)。
部の潤滑用グリースが外部へ漏洩しないようにこれをシ
ールするものであって、その機能から内向き構造とさ
れ、その基端から先端へかけて径寸法が徐々に縮小する
ように形成されている。
設けられたグリースリップ9との間には、その基端同士
の間に位置して、装着時における両リップ8,9の引っ
張り合いを抑えるための環状のくぼみ10が設けられて
いる。
イドリップ7の厚さt1よりも内径側サイドリップ8の
厚さt2の方が大きく形成されているために、上記した
ところにしたがってトルクの低減を実現することがで
き、かつ耐泥水性を確保することができる。また、内径
側サイドリップ8とグリースリップ9の間に環状のくぼ
み10が設けられているために、リップ8,9同士が装
着姿勢において引っ張り合うのを抑えることができ、よ
って内径側サイドリップ8におけるトルクの増大を抑え
ることができる。
施例に係る密封装置1の要部断面を示している。この密
封装置1は、上記図4に示したような自動車用車輪懸架
装置におけるベアリング部にハブBRG(ベアリング)
用シールとして用いられるものであって、以下のように
構成されている。
取付部材である外輪2の内周に嵌着される金属等剛材製
の取付環3が設けられており、この取付環3にゴム状弾
性材製の弾性体4が加硫接着されており、この弾性体4
に複数のシールリップが一体成形されており、この複数
のシールリップが、上記ベアリング部における回転部材
であるハブ5に設けられたフランジ部6の端面(フラン
ジ部6の軸方向直角端面とハブ5の外周円筒面との間に
形成された断面円弧形の曲面部を含む、以下同じ)に摺
動自在に密接する外径側サイドリップ(単にサイドリッ
プとも称する)7と、その内周側において同じくフラン
ジ部6の端面に摺動自在に密接する内径側サイドリップ
(中間リップとも称する)8と、ハブ5の外周面に摺動
自在に密接するグリースリップ9とによって構成されて
いる。
イドリップ7は、外部の泥水やダスト等の異物がベアリ
ング内部へ侵入しないようこれをシールするものであっ
て、その機能から外向き構造とされ、その基端から先端
へかけて径寸法が徐々に拡大するように形成されてい
る。
部の泥水やダスト等の異物がベアリング内部へ侵入しな
いようこれをシールするものであって、その機能から外
向き構造とされ、その先端部は径寸法が徐々に拡大する
ように形成されている。またこの内径側サイドリップ8
の長手方向中間部位には、ハブ5に対する密接荷重を低
減させるための環状の折り曲げ部11が設けられてお
り、この折り曲げ部11が設けられていることによっ
て、当該リップ8はその基端から折り曲げ部11へかけ
ては径寸法が徐々に縮小し、折り曲げ部11から先端へ
かけては径寸法が徐々に拡大するように形成されてい
る。
りも後者の内径側サイドリップ8の厚さt2の方が大き
く形成されている(t1<t2)。
部の潤滑用グリースが外部へ漏洩しないようこれをシー
ルするものであって、その機能から内向き構造とされ、
その基端から先端へかけて径寸法が徐々に縮小するよう
に形成されている。
りに設けられたグリースリップ9との間には、その基端
同士の間に位置して、装着時における両リップ8,9の
引っ張り合いを抑えるための環状のくぼみ10が設けら
れている。
イドリップ7の厚さt1より内径側サイドリップ8の厚
さt2の方が大きく形成されているために、上記したと
ころにしたがってトルクの低減を実現することができ、
かつ耐泥水性を確保することができる。また、内径側サ
イドリップ8とグリースリップ9の間に環状のくぼみ1
0が設けられているために、リップ8,9同士が装着姿
勢において引っ張り合うのを抑えることができ、内径側
サイドリップ8におけるトルクの増大を抑えることがで
きる。また、内径側サイドリップ8の長手方向中間部位
に環状の折り曲げ部11が設けられているために、フラ
ンジ部6に対する密接荷重を低減させることができ、緊
迫力の増加を抑えることができる。
装置1は、その構成を以下のように付加または変更して
も良い。
の基端部内周に環状の突起部12を一体成形する。
ップ8に折り曲げ部11が設けられたことにより、リッ
プ8が基端から折り曲げ部11へかけては径寸法が徐々
に縮小し、折り曲げ部11から先端へかけては径寸法が
徐々に拡大する形状とされているが、これに代えて、以
下の形状とする。 A案)リップ8が基端から折り曲げ部11へかけては径
寸法が一定であり、折り曲げ部11から先端へかけては
径寸法が徐々に拡大する形状とする。 B案)リップ8が基端から折り曲げ部11へかけては径
寸法が徐々に拡大し、折り曲げ部11から先端へかけて
も径寸法が徐々に拡大し、前者の拡大率よりも後者の拡
大率の方を大きく設定した形状とする。
へかけて徐々に薄くなるような形状であっても良い。こ
の場合、厚さの比較は、長手方向中央部位(基端からの
距離と先端からの距離が等しい部位)においてこれを行
なうことにする。
項1による密封装置においては、フランジ部を設けた回
転部材に摺動自在に密接する複数のシールリップを有す
る密封装置において、外径側サイドリップの厚さよりも
内径側サイドリップの厚さの方が大きく形成されている
ために、トルク低減を実現することができ、かつ耐泥水
性を確保することができる。
による密封装置においては、内径側サイドリップとグリ
ースリップとの間に両リップの引っ張り合いを抑えるた
めのくぼみが設けられているために、リップ同士が装着
時に引っ張り合うのを抑えることができ、よって内径側
サイドリップにおけるトルク増大を抑えることができ
る。
による密封装置においては、内径側サイドリップの長手
方向中間部位に回転部材に対する密接荷重を低減させる
ための折り曲げ部が設けられているために、回転部材に
対する密接荷重を低減させることができ、緊迫力の増加
を抑えることができる。
図
図
図
0)
更に詳しくは、複数のシールリップを有する密封装置に
関するものである。
ば図4に示す自動車用車輪懸架装置のベアリング部51
に用いられる密封装置52が知られており、図5に拡大
して示すようにこの密封装置52は以下のように構成さ
れている。
ける外輪53の内周に嵌着される金属等剛材製の取付環
54が設けられており、この取付環54にゴム状弾性材
製の弾性体55が加硫接着されており、この弾性体55
に複数のシールリップが一体成形されており、この複数
のシールリップが、上記ベアリング部51における回転
部材であるハブ56に設けられたフランジ部57の端面
に摺動自在に密接する外径側サイドリップ58と、その
内周側において同じくフランジ部57の端面に摺動自在
に密接する内径側サイドリップ59と、ハブ56の外周
面に摺動自在に密接するグリースリップ60とによって
構成されている。
イドリップ58および内径側サイドリップ59は、外部
の泥水やダスト等の異物がベアリング内部へ侵入しない
ようにこれをシールするものであって、その機能から外
向き構造とされ、基端から先端へかけて径寸法が徐々に
拡大するように形成されている。また、グリースリップ
60は、ベアリング内部の潤滑用グリースが外部へ漏洩
しないようにこれをシールするものであって、その機能
から内向き構造とされ、基端から先端へかけて径寸法が
徐々に縮小するように形成されている。
けて外径側サイドリップ58および内径側サイドリップ
59の二本のリップを備えることにより、優れた耐泥水
性を発揮するよう構成されているが、以下のような不都
合を有している。
内径側サイドリップ59とを比較すると、前者の外径側
サイドリップ58の方がその径寸法が大きい分、ハブ5
6の回転トルク増大に及ぼす影響が大きいにもかかわら
ず、上記従来技術においては外部の泥水に対して一次的
なシール作用を発揮するこの外径側サイドリップ58の
へたり等を防止すべくこの外径側サイドリップ58の厚
さt1を内径側サイドリップ59の厚さt2よりも大き
く形成している(t1>t2)。したがって、二本のリ
ップ58,59のトータルとして、ハブ56等の回転部
材に対する摺動抵抗が比較的大きく、よってトルクが比
較的高いと云う不都合がある。
みて、フランジ部を設けた回転部材に摺動自在に密接す
る複数のシールリップを有する密封装置において、回転
部材に対する摺動抵抗を低減させることができ、もって
回転部材の回転トルクを低減させることができる密封装
置を提供することを目的とする。
め、本発明の請求項1による密封装置は、フランジ部を
設けた回転部材に摺動自在に密接する複数のシールリッ
プを有する密封装置において、前記フランジ部の端面に
摺動自在に密接する外径側サイドリップおよび内径側サ
イドリップを有し、リップの厚さについて、外径側サイ
ドリップが内径側サイドリップよりも薄い形状であるこ
とを特徴とするものである。
は、上記した請求項1の密封装置において、内径側サイ
ドリップの隣りにグリースリップを有し、前記内径側サ
イドリップとグリースリップとの間に、両リップの引っ
張り合いを抑えるくぼみを設けたことを特徴とするもの
である。
は、上記した請求項1の密封装置において、内径側サイ
ドリップの長手方向中間部位に、回転部材に対する密接
荷重を低減させる折り曲げ部を設けたことを特徴とする
ものである。
のとおりである。
ップの方が内径側サイドリップよりもトルク増大への寄
与度が大きいことから(軸の回転に対する抗力が外径側
サイドリップの方がそのモーメントに比例して大き
い)、外径側サイドリップを従来形状よりも薄く、内径
側サイドリップを従来形状よりも厚くすること、すなわ
ち外径側サイドリップよりも内径側サイドリップの方を
厚くし、リップの厚さについて、外径側サイドリップを
内径側サイドリップよりも薄い形状とすることによりト
ルク低減を実現する。尚、トルク低減のみを考慮するな
らば、外径側サイドリップおよび内径側サイドリップを
それぞれ単純に従来形状よりも薄くすればトルクを低減
させることができるが、これでは、密封装置に必要とさ
れる耐泥水性を十分に確保することができない。したが
って本発明では、内径側サイドリップを従来形状よりも
厚い形状とし、リップの厚さについて、外径側サイドリ
ップを内径側サイドリップよりも薄い形状としたもので
あって、これにより二本のリップのトータルとして、ト
ルク低減を実現し、かつ耐泥水性についても従来形状と
同等以上の性能を確保する。
そのトルク増大が懸念されることから、各リップが回転
部材に接触した状態において内径側サイドリップとグリ
ースリップとが互いに引っ張り合わない形状(リップ自
体が独立した形状)とするのが好ましく、この観点から
請求項2では、内径側サイドリップとグリースリップと
の間に両リップの引っ張り合いを抑えるくぼみを設ける
ことにより、両リップの互いの干渉を低減させることに
した。また、請求項3では、内径側サイドリップの長手
方向中間部位に回転部材に対する密接荷重を低減させる
折り曲げ部を設ける(内径側サイドリップを折り曲げた
形状とする)ことにより、密接荷重(緊迫力)の増加を
抑えることにした。
が向上する理由は、以下のとおりである。
リップを薄くすることにより、内径側サイドリップの方
が厚くなる。外径側サイドリップの締め代は従来と同等
で肉厚のみ薄くすることから、へたりによる影響が大き
いことが考えられる。そのため、外径側サイドリップお
よび内径側サイドリップトータルでの耐泥水性を考えた
場合、内径側サイドリップを厚くする(サイドリップ形
状は保ったまま)ことにより、へたりによる影響を少な
くし、トータルで従来対比耐泥水性は同等以上とする。
まれる。
出願が提案する一の密封装置は、以下の内容を備えてい
る。
リップ(外側リップ)が内径側サイドリップ(内側リッ
プ)よりも薄い形状。または外径側サイドリップよりも
内径側サイドリップが厚い形状。 くぼみの形成による内径側サイドリップとグリース
リップの独立形状。 内径側サイドリップの折れ曲がり形状。 本発明の密封装置は例えば、自動車関連分野におい
てハブBRG(ベアリング)用シールとして用いられ、
またはその他の汎用機械に用いられる。
たがって説明する。
施例に係る密封装置1の要部断面を示している。この密
封装置1は、上記図4に示したような自動車用車輪懸架
装置におけるベアリング部にハブBRG(ベアリング)
用シールとして用いられるものであって、以下のように
構成されている。
取付部材である外輪2の内周に嵌着される金属等剛材製
の取付環3が設けられており、この取付環3にゴム状弾
性材製の弾性体4が加硫接着されており、この弾性体4
に複数のシールリップが一体成形されており、この複数
のシールリップが、上記ベアリング部における回転部材
であるハブ5に設けられたフランジ部6の端面(フラン
ジ部6の軸方向直角端面とハブ5の外周円筒面との間に
形成された断面円弧形の曲面部を含む、以下同じ)に摺
動自在に密接する外径側サイドリップ(単にサイドリッ
プとも称する)7と、その内周側において同じくフラン
ジ部6の端面に摺動自在に密接する内径側サイドリップ
(中間リップとも称する)8と、ハブ5の外周面に摺動
自在に密接するグリースリップ9とによって構成されて
いる。
イドリップ7および内径側サイドリップ8はそれぞれ、
外部の泥水やダスト等の異物がベアリング内部へ侵入し
ないようにこれをシールするものであって、その機能か
ら外向き構造とされ、その基端から先端へかけて径寸法
が徐々に拡大するように形成されており、かつ前者の外
径側サイドリップ7の厚さt1よりも後者の内径側サイ
ドリップ8の厚さt2の方が大きく形成され、リップの
厚さについて、外径側サイドリップ7が内径側サイドリ
ップ8よりも薄い形状とされている(t1<t2)。
部の潤滑用グリースが外部へ漏洩しないようにこれをシ
ールするものであって、その機能から内向き構造とさ
れ、その基端から先端へかけて径寸法が徐々に縮小する
ように形成されている。
設けられたグリースリップ9との間には、その基端同士
の間に位置して、装着時における両リップ8,9の引っ
張り合いを抑えるための環状のくぼみ10が設けられて
いる。
イドリップ7の厚さt1よりも内径側サイドリップ8の
厚さt2の方が大きく形成され、リップの厚さについ
て、外径側サイドリップ7が内径側サイドリップ8より
も薄い形状とされているために、上記したところにした
がってトルクの低減を実現することができ、かつ耐泥水
性を確保することができる。また、内径側サイドリップ
8とグリースリップ9の間に環状のくぼみ10が設けら
れているために、リップ8,9同士が装着姿勢において
引っ張り合うのを抑えることができ、よって内径側サイ
ドリップ8におけるトルクの増大を抑えることができ
る。
施例に係る密封装置1の要部断面を示している。この密
封装置1は、上記図4に示したような自動車用車輪懸架
装置におけるベアリング部にハブBRG(ベアリング)
用シールとして用いられるものであって、以下のように
構成されている。
取付部材である外輪2の内周に嵌着される金属等剛材製
の取付環3が設けられており、この取付環3にゴム状弾
性材製の弾性体4が加硫接着されており、この弾性体4
に複数のシールリップが一体成形されており、この複数
のシールリップが、上記ベアリング部における回転部材
であるハブ5に設けられたフランジ部6の端面(フラン
ジ部6の軸方向直角端面とハブ5の外周円筒面との間に
形成された断面円弧形の曲面部を含む、以下同じ)に摺
動自在に密接する外径側サイドリップ(単にサイドリッ
プとも称する)7と、その内周側において同じくフラン
ジ部6の端面に摺動自在に密接する内径側サイドリップ
(中間リップとも称する)8と、ハブ5の外周面に摺動
自在に密接するグリースリップ9とによって構成されて
いる。
イドリップ7は、外部の泥水やダスト等の異物がベアリ
ング内部へ侵入しないようこれをシールするものであっ
て、その機能から外向き構造とされ、その基端から先端
へかけて径寸法が徐々に拡大するように形成されてい
る。
部の泥水やダスト等の異物がベアリング内部へ侵入しな
いようこれをシールするものであって、その機能から外
向き構造とされ、その先端部は径寸法が徐々に拡大する
ように形成されている。またこの内径側サイドリップ8
の長手方向中間部位には、ハブ5に対する密接荷重を低
減させるための環状の折り曲げ部11が設けられてお
り、この折り曲げ部11が設けられていることによっ
て、当該リップ8はその基端から折り曲げ部11へかけ
ては径寸法が徐々に縮小し、折り曲げ部11から先端へ
かけては径寸法が徐々に拡大するように形成されてい
る。
りも後者の内径側サイドリップ8の厚さt2の方が大き
く形成され、リップの厚さについて、外径側サイドリッ
プ7が内径側サイドリップ8よりも薄い形状とされてい
る(t1<t2)。
部の潤滑用グリースが外部へ漏洩しないようこれをシー
ルするものであって、その機能から内向き構造とされ、
その基端から先端へかけて径寸法が徐々に縮小するよう
に形成されている。
りに設けられたグリースリップ9との間には、その基端
同士の間に位置して、装着時における両リップ8,9の
引っ張り合いを抑えるための環状のくぼみ10が設けら
れている。
イドリップ7の厚さt1より内径側サイドリップ8の厚
さt2の方が大きく形成され、リップの厚さについて、
外径側サイドリップ7が内径側サイドリップ8よりも薄
い形状とされているために、上記したところにしたがっ
てトルクの低減を実現することができ、かつ耐泥水性を
確保することができる。また、内径側サイドリップ8と
グリースリップ9の間に環状のくぼみ10が設けられて
いるために、リップ8,9同士が装着姿勢において引っ
張り合うのを抑えることができ、内径側サイドリップ8
におけるトルクの増大を抑えることができる。また、内
径側サイドリップ8の長手方向中間部位に環状の折り曲
げ部11が設けられているために、フランジ部6に対す
る密接荷重を低減させることができ、緊迫力の増加を抑
えることができる。
装置1は、その構成を以下のように付加または変更して
も良い。
の基端部内周に環状の突起部12を一体成形する。
ップ8に折り曲げ部11が設けられたことにより、リッ
プ8が基端から折り曲げ部11へかけては径寸法が徐々
に縮小し、折り曲げ部11から先端へかけては径寸法が
徐々に拡大する形状とされているが、これに代えて、以
下の形状とする。 A案)リップ8が基端から折り曲げ部11へかけては径
寸法が一定であり、折り曲げ部11から先端へかけては
径寸法が徐々に拡大する形状とする。 B案)リップ8が基端から折り曲げ部11へかけては径
寸法が徐々に拡大し、折り曲げ部11から先端へかけて
も径寸法が徐々に拡大し、前者の拡大率よりも後者の拡
大率の方を大きく設定した形状とする。
へかけて徐々に薄くなるような形状であっても良い。こ
の場合、厚さの比較は、長手方向中央部位(基端からの
距離と先端からの距離が等しい部位)においてこれを行
なうことにする。
項1による密封装置においては、フランジ部を設けた回
転部材に摺動自在に密接する複数のシールリップを有す
る密封装置において、外径側サイドリップの厚さよりも
内径側サイドリップの厚さの方が大きく形成され、リッ
プの厚さについて、外径側サイドリップが内径側サイド
リップよりも薄い形状とされているために、トルク低減
を実現することができ、かつ耐泥水性を確保することが
できる。
による密封装置においては、内径側サイドリップとグリ
ースリップとの間に両リップの引っ張り合いを抑えるた
めのくぼみが設けられているために、リップ同士が装着
時に引っ張り合うのを抑えることができ、よって内径側
サイドリップにおけるトルク増大を抑えることができ
る。
による密封装置においては、内径側サイドリップの長手
方向中間部位に回転部材に対する密接荷重を低減させる
ための折り曲げ部が設けられているために、回転部材に
対する密接荷重を低減させることができ、緊迫力の増加
を抑えることができる。
図
図
図
Claims (3)
- 【請求項1】 フランジ部(6)を設けた回転部材
(5)に摺動自在に密接する複数のシールリップを有す
る密封装置(1)において、 前記フランジ部(6)の端面に摺動自在に密接する外径
側サイドリップ(7)および内径側サイドリップ(8)
を有し、前記外径側サイドリップ(7)の厚さ(t1)
よりも前記内径側サイドリップ(8)の厚さ(t2)の
方を大きく形成したことを特徴する密封装置。 - 【請求項2】 請求項1の密封装置において、 内径側サイドリップ(8)の隣りにグリースリップ
(9)を有し、前記内径側サイドリップ(8)とグリー
スリップ(9)との間に、両リップ(8)(9)の引っ
張り合いを抑えるくぼみ(10)を設けたことを特徴と
する密封装置。 - 【請求項3】 請求項1の密封装置において、 内径側サイドリップ(8)の長手方向中間部位に、回転
部材(5)に対する密接荷重を低減させる折り曲げ部
(11)を設けたことを特徴とする密封装置。
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