JP2003253044A - トレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents
トレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤInfo
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Abstract
に耐摩耗性の両特性を改善したトレッド用ゴム組成物を
提供する。 【解決手段】 トレッド用ゴム組成物は、ポリイソプレ
ンゴムまたはポリブタジエンゴムの少なくともいずれか
を50質量%以上含むゴム成分100質量部に対して、
軽装嵩比重が0.60g/cm3以下であり、DOP吸
油量が70cm3/100g以上で250cm3/100
g未満であり、BET比表面積が30m2/g以上で3
50m2/g以下である水酸化アルミニウムを5〜60
質量部含有し、tanδのピーク温度が−45℃以下、
0℃におけるタイプAデュロメータ硬さが64以下であ
ることを特徴とする。
Description
ップ性、特に凍結路面及び積雪路面でのグリップ性およ
び耐摩耗性を高めたトレッド用ゴム組成物およびそれを
用いた空気入りタイヤに関する。
て転動抵抗の低減とともに、ウエットグリップを改善し
たタイヤの開発が進められている。転動抵抗を低減する
技術として、従来補強剤として汎用されているカーボン
ブラックを、一部シリカに置換えることで二律背反する
関係にある低燃費性能とグリップ性のバランスを図るこ
とが行なわれている。
パ特許第501227号公報には、特定のシリカと混練
方法を組み合わせてグリップ性を改善する技術が開示さ
れている。
は、天然ゴム/またはジエン系合成ゴム100重量部に
対して、凝固点が−48℃以下の低温性の可塑剤を10
〜80重量部、平均粒径が0.1〜1mmである炭化珪
素、窒化珪素等を5〜40重量部配合してアイススキッ
ド性を改善する技術が開示されている。
には、天然ゴム/またはジエン系合成ゴム100重量部
に対して、凝固点が−40℃以下の低温性の可塑剤を1
0〜80重量部、平均粒径が0.01〜0.5mmであ
るアルミナを5〜45重量部配合して氷上での高摩擦特
性を有するタイヤ用トレッドゴム組成物が開示されてい
る。
報には、グリップ性、耐摩耗性の両特性を高めるととも
に転動抵抗を低減させるため、スチレン含有量が20〜
60重量%であるスチレン−ブタジエン共重合体を60
重量部以上含むゴム成分100重量部に対して、軽装嵩
比重が0.6g/cm2以下であり、DOP吸油量が7
0cm3/100g以上で250cm3/100g未満で
あり、BET比表面積が30m2/g以上で350m2/
g以下である水酸化アルミニウムを5〜80重量部とB
ET比表面積が70m2/g以上のカーボンブラックを
10〜100重量部配合したトレッドゴム組成物が開示
されている。
(約20℃)及び低温(約0℃)における耐摩耗性及び
グリップ性を同時に改善するものではなく、従来から低
温においても、常温と同様な性能を保持するトレッド用
ゴム組成物が要請されていた。
おける硬さ変化が小さく、低温において柔かいゴム組成
物で、さらに熱老化条件において硬さ変化の小さいゴム
組成物であって、凍結路面及び積雪路面の走行において
優れたグリップ性を有し、さらに耐摩耗性を高めたトレ
ッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを
提供する。
ンゴムまたはポリブタジエンゴムの少なくともいずれか
を50質量%以上含むゴム成分100質量部に対して、
軽装嵩比重が0.60g/cm3以下であり、DOP吸
油量が70cm3/100g以上で250cm3/100
g未満であり、BET比表面積が30m2/g以上で3
50m2/g以下である水酸化アルミニウムを5〜60
質量部含有し、tanδのピーク温度が−45℃以下、
0℃におけるタイプAデュロメータ硬さが64以下であ
ることを特徴とするトレッド用ゴム組成物である。
重は0.10g/cm3以上で、0.35g/cm3以下
であることが好ましい。さらに前記水酸化アルミニウム
の結晶構造がベーマイト型であり、ベーマイト(02
0)面の結晶子径が5nm以上20nm以下であること
が好ましい。
般式(1)または一般式(2)で表されるシランカップ
リング剤の少なくとも一種類を、ゴム成分100質量部
に対して、1〜10質量部配合されていることが好まし
い。
整数、kは1〜6の整数を示す。)
整数、Rはメルカプト基、アミノ基、エポキシ基または
ビニル基を持つ有機官能基である。) さらに本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ゴム成分全体に
おけるポリイソプレンゴムおよび/またはポリブタジエ
ンゴムの混合量は、80質量%以上であることが好まし
い。さらに本発明は上記トレッド用ゴム組成物を用いた
空気入りタイヤに関する。
プレンまたはポリブタジエンゴムの少なくともいずれか
を主成分とするゴム成分で構成される。ここでポリイソ
プレンゴムは、天然ゴム(NR)及び合成ポリイソプレ
ンゴム(IR)を含む概念であり、好適には天然ゴムが
使用される。また、ポリブタジエンゴム(BR)は、シ
ス1,4結合が60%以上の高シス1,4ポリブタジエ
ンゴム、低シス1,4ポリブタジエンゴム、さらに1,
2結合を有する1,2ポリブタジエンゴムを含む。好ま
しくは、天然ゴム、合成ポリイソプレンゴム、シス1,
4結合を90%以上含む、高シスポリブタジエンゴムが
使用される。
ムおよび/またはポリブタジエンゴムをゴム成分に50
質量%以上含む。低温での硬さの変化さらに熱老化条件
での硬さ変化が小さく、長期間に亘って優れたグリップ
性を維持するため、ポリイソプレンゴムおよび/または
ポリブタジエンゴムは、ゴム成分中に50質量%以上、
好ましくは80質量%以上が必要である。
ポリイソプレンゴムおよび/またはポリブタジエンゴム
と混合されるその他のゴム成分は、スチレン−ブタジエ
ン共重合体ゴム(SBR)、ブチルゴム(IIR)、ハ
ロゲン化ブチルゴム、アクリロニトリロブタジエンゴム
(NBR)、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン
共重合体ゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレ
ン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、
スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム、イソ
プレン−ブタジエン共重合体ゴム、クロロスルホン化ポ
リエチレン、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、
シリコーンゴム、ウレタンゴムなどがある。これらは、
単独または2種類以上を混合して用いてもよい。
するためにはスチレン−ブタジエン共重合体ゴム、スチ
レン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴムなどが好ま
しい。前記スチレン−ブタジエン共重合体ゴムは、スチ
レン含有量が20〜60wt%であるスチレン−ブタジ
エン共重合体が好ましい。このスチレン含有量が20w
t%以上の場合には、低温領域および高温領域における
クリップ性が改善される。また、スチレン含有量が60
wt%を超える場合には、ゴム組成物の硬さが高くな
り、積雪路面で所定のグリップ性を得ることができな
い。特にスチレン含有量は20〜45wt%であること
が好ましい。このスチレン−ブタジエン共重合体は乳化
重合あるいは溶液重合等の方法によって合成される。
酸化アルミニウムは、JIS R9301−2−3に準
拠して測定した軽装嵩比重が0.60g/cm3以下で
あり、好ましくは0.10g/cm3以上で0.35g
/cm3以下である。水酸化アルミニウムの軽装嵩比重
が0.60g/cm3より高い場合、ゴム組成物の耐摩
耗性が著しく低下し、軽装嵩比が低くなりすぎると、水
酸化アルミニウムとゴムとを混練するときの混練トルク
が上昇して作業性が低下する。
はJIS K6221(1982)に準拠して測定した
DOP吸油量が70cm3/100g以上で250cm3
/100g未満、好ましくは90cm3/100g以上
で150cm3/100g以下である。DOP吸油量が
前記範囲を外れる場合、ゴム組成物はその耐摩耗性が低
下する。
により測定したBET比表面積が30m2/g以上で3
50m2/g以下、好ましくは30m2/g以上で200
m2/g以下、さらに好ましくは100m2/gを超え2
00m2/g以下である。なおBET比表面積が30m2
/g未満の場合、耐摩耗性が低下する傾向があり、35
0m2/gを超える場合、水酸化アルミニウムとゴムと
を混練するときの混練トルクが上昇して作業性が低下す
ることがある。
は、ゴム組成物のグリップ性および耐摩耗性を向上させ
るため、結晶構造がベーマイト型であることが好まし
く、かつベーマイト(020)面の結晶子径が5nm以
上で20nm以下であることがさらに好ましい。
プロファイルから、ベーマイトの(020)面のピーク
について、RINT2100の「多重ピーク分離」ソフ
トを用いて各結晶面のピークについてガウス分布に基づ
いてフィッティングを行ない、計算結果の半価幅および
重心法によるピーク角を用いて、Scherrerの式
により結晶子径を算出した。X線回折の測定条件は次の
とおりである。
100V 測定条件:Cuターゲット、電圧×電流=40kV×4
0mA、 スリット:DS1°−SS1°−RS0.3mm 走査モード:連続、スキャン速度=2°/min、スキ
ャンステップ=0.0 10°/ステップ、走査軸:2θ/θ 走査範囲:2〜70°、回転速度:0rpm 前記水酸化アルミニウムは前記ゴム成分100質量部に
対して5〜60質量部、好ましくは5〜40質量部配合
する。水酸化アルミニウムは、低温時の硬さを低く維持
することができ、使用初期の凍結路面及び積雪路面での
グリップ性を良くする。さらにゴム組成物に配合しても
硬さの増加率が小さいため軟化剤の使用を抑えることが
でき、さらに長期間使用に伴う硬さの増加を軽減でき凍
結路面および積雪路面でのグリップ性を維持することが
可能となる。なお水酸化アルミニウムが5質量部未満の
場合は、耐摩耗性の効果は少なく、一方60質量部を超
えるとゴム組成物の粘度が増加し加工性を低下するとと
もに、硬さは増加し凍結路面および積雪路面でのグリッ
プ性が低下する。
成物のtanδのピーク温度は、−45℃以下であるこ
とが必要である。tanδのピーク温度が、−45℃を
超える場合、ゴム組成物は低温で硬さが高くなり、さら
に熱老化条件下においても硬さの変化が大きくなり、凍
結路面及び積雪路面で優れたウェットグリップ性を向上
するとともに耐摩耗性を改善することができない。好ま
しくはtanδのピーク温度は、−51℃以下である。
さ)また本は発明のゴム組成物は、0℃におけるタイプ
Aデュロメータ硬さは64以下である。低温(0℃)に
おけるゴム組成物の硬さは、凍結路面及び積雪路面のグ
リップ性に大きく影響する。ゴム組成物は、一般に常温
から低温に温度が下がると、硬さは高くなる。したがっ
て、常温で耐摩耗性及びグリップ性において、最適のゴ
ム組成物でも低温では硬さが高くなり、グリップ性が著
しく劣ることになる。本発明は、温度変化による硬さ変
化を最小限とすることにより、低温においても常温(約
20℃)と同程度のグリップ性及び耐摩耗性を維持する
ことを可能としたものである。本発明のゴム組成物は、
0℃におけるタイプAデュロメータ硬さ(H3)は、好
ましくは、48〜55であり、室温(20℃)における
タイプAデュロメータ硬さ(H1)は46〜53であ
る。そして両者の硬さの差(H3−H1)は、3以下で
あることが好ましい。
で用いる水酸化アルミニウムの製造方法としては、たと
えばアルミニウムアルコキシドを加水分解して水酸化ア
ルミニウムスラリーを得、次いで得られた水酸化アルミ
ニウムスラリーを連続式湿式粉砕機等に通して懸濁液を
得、次いで得られた懸濁液をアルカリ性に調整した後、
約100℃〜約140℃で約10〜約100時間熱処理
した後、気流乾燥機等を用いて乾燥する方法が挙げられ
る。前記した水酸化アルミニウムの製造方法では、熱処
理後の懸濁液を固液分離して固形分(水酸化アルミニウ
ム)と液に分けた後、固形分を水洗して不純物を除去す
ることが好ましい。
成物には、前記水酸化アルミニウムの補強性を強めるた
め、シランカップリング剤が添加されることが好まし
い。シランカップリング剤はゴム成分100質量部に対
して、1〜10質量%配合されることが好ましい。シラ
ンカップリング剤が1質量部より少ない場合は、ゴム組
成物の補強効果が充分でなく耐摩耗性、耐カット性が充
分でない。一方10質量部を超える場合、ゴム組成物の
硬さが高くなり、積雪路面及び凍結路面におけるグリッ
プ性が充分でない。
式(1)または一般式(2)で示される化学構造のもの
が好適に使用される。
整数、kは1〜6の整数を示す。)
整数、Rはメルカプト基、アミノ基、エポキシ基または
ビニル基を持つ有機官能基である。) 上記、一般式(1)、一般式(2)で表される具体的な
シランカップリング剤として、ビス(3−トリエトキシ
シリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエ
トキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−ト
リメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス
(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、
3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メル
カプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエ
チルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−クロ
ロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルト
リエトキシシラン、2−クロロエチルトリメトキシシラ
ン、2−クロロエチルトリエトキシシラン、3−ビニル
トリメトキシシラン、3−ビニルトリエトキシシラン等
が挙げられ、カップリング剤添加効果とコストの両立か
らビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスル
フィド等が好ましい。
分子と水酸化アルミニウムの双方と効果的に反応し、ゴ
ム組成物の補強性を一層改善することができる。
レッドゴム組成物に配合するカーボンブラックとして
は、窒素吸着法によるBET比表面積が70m2/g以
上、好ましくは70〜220m2/g、さらに好ましく
は70〜200m2/gである。70m2/g未満では、
十分な耐摩耗性が取れず好ましくない。なお、ここでB
ET比表面積はASTMD6556−01a法に準拠し
て求めた。
ゴム成分100質量部に対し10〜100質量部、好ま
しくは10〜50質量部である。カーボンブラックが1
0質量部未満であると耐摩耗性に劣り、100質量部を
超えるとゴムの粘度が上昇するため加工性が悪化し好ま
しくない。
は、シリカを配合することができる。ここでシリカは乾
式法シリカ、湿式法シリカ(含水珪酸)のいずれも使用
できる。タイヤのトレッド用ゴム組成物の低燃費性およ
び耐摩耗性を改善する観点から、BET比表面積は70
〜300m2/gが好ましい。シリカはカーボンブラッ
クと併用しても良く、また単独で用いてもよい。シリカ
はゴム成分100質量部に対して、5〜70質量部の範
囲で配合されるのが好ましい。
ムなど他の充填剤を併用してもよく、その他プロセスオ
イル、酸化防止剤、老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜
鉛、ワックスなどの添加剤、さらに硫黄、加硫促進剤な
どの加硫剤が適宜配合される。
2に示す配合に基づき、各配合成分をバンバリーミキサ
ーで混練してゴム組成物を調製した。次いで、各ゴム組
成物を押出機にてシート形状に押出し加硫成形した。得
られた試料片を用いてtanδのピーク温度、タイプA
デュロメータ硬さ、耐摩耗性の評価を行なった。その評
価結果を表3に示す。
ルミニウムの製法は次のとおりであり、その物性を表1
に示す。
化アルミニウム(軽装嵩比重:0.77g/cm3、D
OP吸油量:70cm3/100g)376gと水5d
m3を混合し、粉体濃度7重量%の懸濁液を調製した。
この懸濁液を連続型ビーズミルに通して水酸化アルミニ
ウムを懸濁液中に均一分散させた。分散させた後の懸濁
液をステンレス製ビーカーに入れ、1N NaOHを用
いて懸濁液のpHを10に調整した。ステンレス製ビー
カーに還流装置をつけた後、ステンレスビーカーの中の
懸濁液を加熱し、温度100℃で60時間放置した。懸
濁液を除冷した後、遠心分離機を用いて固液分離した。
次いで、上澄み液を取除き、固形分に水5dm3を加え
分散させた後、遠心分離機を用いて固液分離した。得ら
れた固形分に水5dm3を加え分散させて水酸化アルミ
ニウム水スラリーを得、次いで連続型ビーズミルに通し
た後、気流乾燥機(商品名:フラッシュジェットドライ
ヤー、株式会社セイシン企業製)を用いて乾燥させて水
酸化アルミニウムAを得た。
1に示す。 水酸化アルミニウムB アルミニウムアルコキシドを加水分解して得られた水酸
化アルミニウム(軽装嵩比重:0.77g/cm3、D
OP吸油量:70cm3/100g)376gと水5d
m3を混合し、粉体濃度7重量%の懸濁液を調製した。
この懸濁液を1NNaOHを用いてpHを10に調整し
た後、オートクレーブに入れ温度120℃を維持しなが
ら24hr保持した。懸濁液を除冷した後、遠心分離機
を用いて固液分離した。次いで、上澄み液を取り除き、
固形分に水5dm3を加え分散した後、遠心分離機を用
いて固液分離した。得られた固形分に水5dm3を加え
分散させて水酸化アルミニウム水スラリーを得、次いで
連続型ビーズミルに通した後、気流乾燥機(商品名:フ
ラッシュジェットドライヤー、株式会社セイシン企業
製)を用いて乾燥させて水酸化アルミニウムBを得た。
1に示す。 水酸化アルミニウムC 2dm3バッフル付きステンレス槽に、塩基性溶液とし
てアルミン酸ソーダ溶液(ソーダ濃度:Na2O換算1
25g/dm3、Na2O/Al2O3モル比:1.55)
533cm3を、酸性溶液として硫酸アルミニウム水溶
液(アルミナ濃度:Al2O3換算で5.3wt%)88
0cm3を、氷冷しながらホモミクサー(特殊機化工業
株式会社製、商品名:T.K.ホモジェッターM型)を
用いて速度勾配11000sec-1(速度勾配は、ホモ
ミクサーのタービンの周速x m/secおよび、その
タービンとステータスとのクリアランスy mmから式
x/y×103sec-1により導出した。)の条件で攪
拌しながら約3分間注入して中和反応を行なった。この
後、15分間攪拌を続けて水酸化アルミニウム水スラリ
ーを得た。中和反応時の最高到達温度は15℃であっ
た。
を、遠心分離機を用いて固液分離して固形分を得た。得
られた固形分に水6dm3を加え分散させて水酸化アル
ミニウム水スラリーを得、次いで遠心分離機を用いて固
液分離する方法を7回繰り返すことによって、水酸化ア
ルミニウムを洗浄した。洗浄後の固形分に水を加え水酸
化アルミニウム水スラリーを得、次いで噴霧乾燥機(ニ
ロ社製、商品名:モービルマイナ型、乾燥温度:ドライ
ヤー入口温度250℃、出口温度100℃、アトマイザ
ー圧:0.12MPa)を用いて乾燥させて水酸化アル
ミニウムCを得た。得られた水酸化アルミニウムCの物
性を表1に示す。
ライトH−43)をそのまま使用した。表1に示すよう
に水酸化アルミニウムCは、水酸化アルミニウムA、B
に比べて軽装嵩比重が大きく、ベーマイト(020)結
晶格子径が小さい。水酸化アルミニウムDはBET比表
面積およびDOP吸油量が小さく、また結晶構造がギブ
サイトであり前述のベーマイトとは異なる。
ある。 注1)NR:天然ゴムRSS#1 注2)BR:ポリブタジエンゴム BR150L(日本
ゼオン(株)製) 注3)SBR:スチレン−ブタジエン共重合ゴム SB
R1502(住友化学(株)製) スチレン含有量2
3.5wt% 注4)カーボンブラック:ショウブラックI(N33
9、昭和キャボット(株)製) 窒素吸着BET比表面
積 88m2/g 注5)シリカ:VN3(デグサ製) 注6)シランカップリング剤TESPT:Si−69
(デグサ製) 注7)アロマイオイル:プロセスX140(ジャパンエ
ナジー(株)製) 注8)老化防止剤:オゾノン6C(精工化学(株)製) 注9)WAX:サンノックワックス(大内新興化学工業
(株)製) 注10)ステアリン酸:桐(日本油脂(株)製) 注11)酸化亜鉛:酸化亜鉛2種(三井金属鉱業(株)
製) 注12)硫黄:粉末硫黄(軽井沢硫黄(株)製) 注13)加硫促進剤:ノクセラーCZ(大内新興化学工
業(株)製) 実施例および比較例で行なった評価の方法は次に示すと
おりである。
移温度) (株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用
い、周波数10Hz、初期歪10%、振幅±0.25
%、昇温速度2℃/minの条件下で測定したtanδ
の温度分布曲線からtanδピーク温度を測定した。
測定した。数値の小さいほど凍結路面及び積雪路面のグ
リップ性は良くなる。
の硬さ(H1)、0℃の硬さ(H3)とした。さらに8
5℃のオーブン中で14日間熱老化し、室温まで放冷し
た後の測定結果を熱老化後の硬さ(H2)とした。熱老
化後の硬さ変化が少ないほど、長期間に亘りグリップ性
の維持が可能となる。
製)を用いて、JISK6264に準拠し摩耗試験を行
なった。測定条件は温度23℃、スリップ率20%、負
荷荷重40N、時間5分とし、摩耗減量容積を測定し
て、比較例1の摩耗減量を100としたときの指数で示
した。指数が大きいほど耐摩耗性がよい。
酸化アルミニウムを配合していないので、熱老化後の硬
さ変化(H2−H1)、温度による硬さ変化(H3−H
1)が大きい。比較例3は軽装嵩比重が大きく、DOP
吸油量の小さい水酸化アルミニウムCを20質量部配合
した例で、耐摩耗性が著しく劣っている。比較例4は、
DOP吸油量が小さく、結晶構造がギブサイトの水酸化
アルミニウムDを20質量部配合した例で、耐摩耗性が
劣っている。比較例5は、軽装嵩比重が小さく、DOP
吸油量及びBET比表面積が本発明の規定範囲の水酸化
アルミニウムAを20質量部配合した例であるが、ゴム
組成物のtanδピーク温度が、−43℃であり、−4
5℃よりも高いため、熱老化後の硬さ変化(H2−H
1)および、温度による硬さ変化(H3−H1)が大き
い。
質量部配合するとともに、カーボンブラックを30質量
部配合した例である。実施例2、3は、水酸化アルミニ
ウムAを20質量部配合するとともに、カーボンブラッ
ク及びシリカの配合した例である。また実施例4は、水
酸化アルミニウムBを20質量部配合するとともに、カ
ーボンブラックを30質量部配合した例である。これら
の実施例はいずれも熱老化後の硬さ変化(H2−H1)
および、温度による硬さ変化(H3−H1)が小さく、
また耐摩耗性に優れている。
べての点で例示であって制限的なものではないと考えら
れるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく
て特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均
等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれること
が意図される。
小さく、DOP吸油量及びBET比表面積が特定範囲の
水酸化アルミニウムを、ポリイソプレンゴム及び/また
はポリブタジエンゴムを主体とするゴム組成物に配合す
るとともに、そのタイプAデュロメータ硬さ、tanδ
のピーク温度を調整した為、低温で低い硬さを維持する
ことが可能となり、さらに熱老化条件下においても硬さ
の変化も少なく、凍結路面及び積雪路面で優れたグリッ
プ性を有し、さらに耐摩耗性を向上することができる。
しかも加工性の良好なトレッドゴム組成物およびそれを
用いた空気入りタイヤを得ることができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 ポリイソプレンゴムまたはポリブタジエ
ンゴムの少なくともいずれかを50質量%以上含むゴム
成分100質量部に対して、軽装嵩比重が0.60g/
cm3以下であり、DOP吸油量が70cm3/100g
以上で250cm3/100g未満であり、BET比表
面積が30m2/g以上で350m2/g以下である水酸
化アルミニウムを5〜60質量部含有し、tanδのピ
ーク温度が−45℃以下、0℃におけるタイプAデュロ
メータ硬さが64以下であることを特徴とするトレッド
用ゴム組成物。 - 【請求項2】 水酸化アルミニウムの軽装嵩比重が0.
10g/cm3以上で0.35g/cm3以下であること
を特徴とする請求項1記載のトレッド用ゴム組成物。 - 【請求項3】 水酸化アルミニウムの結晶構造がベーマ
イト型であることを特徴とする請求項1または2記載の
トレッド用ゴム組成物。 - 【請求項4】 水酸化アルミニウムのベーマイト(02
0)面の結晶子径が5nm以上20nm以下であること
を特徴とする、請求項3記載のトレッド用ゴム組成物。 - 【請求項5】 次の一般式(1)または一般式(2)で
表されるシランカップリング剤の少なくとも一種類を、
ゴム成分100質量部に対して、1〜10質量部配合さ
れている請求項1〜4のいずれかに記載のトレッド用ゴ
ム組成物。 【化1】 (式中、mは1〜6の整数、nは1〜4の整数、kは1
〜6の整数を示す。) 【化2】 (式中、mは1〜6の整数、nは1〜4の整数、Rはメ
ルカプト基、アミノ基、エポキシ基またはビニル基を持
つ有機官能基である。) - 【請求項6】 ゴム成分全体におけるポリイソプレンゴ
ムおよび/またはポリブタジエンゴムの含有量は、80
質量%以上である請求項1〜5のいずれかに記載のトレ
ッド用ゴム組成物。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
のトレッド用ゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
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