JP2003252996A - ポリジオルガノシロキサンガムの製造方法 - Google Patents

ポリジオルガノシロキサンガムの製造方法

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JP2003252996A JP2002052658A JP2002052658A JP2003252996A JP 2003252996 A JP2003252996 A JP 2003252996A JP 2002052658 A JP2002052658 A JP 2002052658A JP 2002052658 A JP2002052658 A JP 2002052658A JP 2003252996 A JP2003252996 A JP 2003252996A
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直 大川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低重合度環状ポリジオルガノシロキサンの含
有量が少ないポリジオルガノシロキサンガムの製造方法
を提供する。 【解決手段】 (A)一般式(1):(R12SiO)
3(式中、R1、R2は一価炭化水素基またはハロゲン原
子置換一価炭化水素基である。)で示されるシクロトリ
シロキサンを、(B)分子量調節剤としての、一般式
(2):HO(R1 2SiO)mH(式中、R1、R2
前記と同じであり、mは0〜500の整数である。)で
示される化合物の存在下または不存在下に、(C)パー
アルキルホスファゼン塩基を触媒として重合させた後、
得られた反応生成物を(D)酸性物質と接触させて前記
重合触媒を失活させることを特徴とする、低重合度環状
ポリジオルガノシロキサン含有量1,000以下である
ポリジオルガノシロキサンガムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低重合度環状ポリジオル
ガノシロキサンの含有量が極めて少ない、ポリジオルガ
ノシロキサンガムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリジオルガノシロキサンガムは、シリ
コーンガムとかシリコーン生ゴムと言われており、シリ
コーンゴムの主成分として使用されている。かかるポリ
ジオルガノシロキサンガムは、一般に、オクタメチルテ
トラシロキサン(D4)を主成分とする環状ポリジオル
ガノシロキサンを水酸化カリウム等のアルカリ触媒の存
在下に、開環重合させることによって製造されている。
しかし、この種のポリジオルガノシロキサンガムは、多
量(5〜6重量%)の低重合度環状ポリジオルガノシロ
キサンを含有するという問題点があった。そのため、通
常は、重合直後のポリジオルガノシロキサンガムを減圧
下で高温に加熱して、ポリジオルガノシロキサンガム中
に含まれる低重合度環状ポリジオルガノシロキサンを除
去する方法が採用されている。しかし、ポリジオルガノ
シロキサンガムは、高分子量の化合物であり、粘度が高
くガム状を呈する化合物であるので、その中に含まれる
低重合度環状ポリジオルガノシロキサンを除去するには
多大のエネルギーと時間を要するという問題点があっ
た。そこで、低重合度環状ポリジオルガノシロキサン含
有量の少ないポリジオルガノシロキサンガムを得る方法
が数多く提案されている。例えば、特開平6−1667
51号ではヘキサメチルシクロトリシロキサン(D3)
をリンシリコネート触媒の存在下で重合することによ
り、環状ポリジオルガノシロキサン9量体から25量体
までの低重合度環状ポリジオルガノシロキサンの含有量
を3000ppm以下にする重合方法が提案されてい
る。また、特開平10−279682号ではオクタメチ
ルシクロテトラシロキサン(D4)をホスファゼン塩基
と接触させることにより環状ポリジメチルシロキサン6
量体から12量体までの低重合度環状ポリジオルガノシ
ロキサンの含有量が20,000ppmであるシリコー
ンガムを得た例が報告されている。 しかしながら、こ
れらの方法で得たポリジオルガノシロキサンガムといえ
ども、なお、かなりの量の低重合度環状ポリジオルガノ
シロキサンを含有しており、低重合度環状ポリジオルガ
ノシロキサンの含有量がより少ない、ポリジオルガノシ
ロキサンガムの重合方法の開発が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記問題
点を解消するため鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。すなわち、本発明の目的は、重合後、低重合度環状
ポリジオルガノシロキサンの含有量が極めて少ない、具
体的には、環状ポリジオルガノシロキサン6量体から2
5量体までの低重合度環状ポリジオルガノシロキサンの
含有量が1,000ppm以下である、ポリジオルガノ
シロキサンガムの製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「(A)一般式(1):(R12SiO)3 (式中、R1、R2は一価炭化水素基またはハロゲン原子
置換一価炭化水素基である。)で示されるシクロトリシ
ロキサンを、(B)分子量調節剤としての、一般式
(2): HO(R12SiO)mH (式中、R1、R2は前記と同じであり、mは0〜500
の整数である。)で示される化合物の存在下または不存
在下に、(C)パーアルキルホスファゼン塩基を触媒と
して重合させた後、得られた反応生成物を(D)酸性物
質と接触させて前記重合触媒を失活させることを特徴と
する、一般式(3):(R12SiO)n(式中、nは
9〜25である。)で示される低重合度環状ポリジオル
ガノシロキサンの含有量が1,000重量ppm以下で
あるポリジオルガノシロキサンガムの製造方法」に関す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】これを説明すると、(A)成分
は、ポリジオルガノシロキサンガムの原料であり、一般
式(1):(R12SiO)3 (式中、R1、R2は一価炭化水素基またはハロゲン原子
置換一価炭化水素基である。)で示される化合物であ
る。上式中、R1 2としては、具体的には、メチル
基、エチル基、プロピル基等のアルキル基;ビニル基、
アリル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基など
のアリール基;フェネチル基、ジフェニルメチル基等の
アラルキル基およびこれらの基の一部または全部をハロ
ゲン原子、シアノ基等で置換したクロロメチル基、トリ
フルオロプロピル基、シアノエチル基、α−シアノフェ
ネチル基が例示される。これらの中でも原料の入手しや
すさおよび経済性からメチル基が好ましく、(A)成分
の90重量%以上がヘキサメチルシクロトリシロキサン
であることが好ましく、全量がヘキサメチルシクロシロ
キサンであることがより好ましい。なお、この(A)成
分は脱水したものを用いることが好ましい。これは
(A)成分中に水が存在すると、この水が末端封止剤と
して作用するので、ポリジオルガノシロキサンガムの重
合度の制御が難しくなるためである。(A)成分の脱水
方法としては高温下で窒素ガス等の不活性ガスで水を気
流同伴する方法、トルエン等の共沸溶媒を加えて常圧下
または減圧下で水を除去する方法、モレキュラーシーブ
スを添加して水を吸着して脱水する方法等が挙げられ
る。
【0006】(B)成分は分子量調整剤であり、必要に
応じて使用される成分である。かかる(B)成分は、一
般式(2):HO(R12SiO)mH((式中、R1
2は前記と同じであり、mは0〜500の整数であ
る。)で示される化合物である。上式中、R1 2とし
ては、前記したものと同様なものが例示される。mは0
以上500以下の整数であるが、mが0の時は水であ
り、mが0でない時は分子鎖両末端がシラノール基で封
鎖されたポリジオルガノシロキサンである。本発明の製
造方法においては、この(B)成分の添加によりポリジ
オルガノシロキサンガムの分子量を制御することができ
る。本成分の添加量は、得られるポリジオルガノシロキ
サンガムの数平均分子量が10,000以上となる量で
あり、通常は、(A)成分100重量部に対して0〜2
0重量部の範囲内で使用され、好ましくは0〜10重量
部の範囲内で使用される。
【0007】(C)パーアルキルホスファゼン塩基は、
(A)成分の重合触媒として働く成分である。この
(C)成分の代表例は、下記一般式(3)で示される化
合物である。 一般式(3):
【化2】 上式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基であり、R2
炭素数1〜10のアルキル基であり、nは2または3で
ある。かかる化合物としては、具体的には、1−t−ブ
チル−4,4,4−トリス−(ジメチルアミノ)−2,
2−ビス[トリス(ジメチルアミノ)−ホスホラニリデ
ンアミノ]−2λ5,4λ5−カテナジ(ホスファゼ
ン)、1−t−オクチル−4,4,4−トリス−(ジメ
チルアミノ)−2,2−ビス[トリス(ジメチルアミ
ノ)−ホスホラニリデンアミノ]−2λ5 ,4λ5−カテ
ナジ(ホスファゼン)が例示される。
【0008】(C)成分の添加量は必要最小量であるこ
とが好ましい。多量の(C)成分の添加は重合反応の制
御を困難にし、シロキサン結合の再配列反応を誘起して
ポリジオルガノシロキサンガム中の低重合度環状ポリジ
オルガノシロキサンの量を増やすとともに、末端封止剤
として作用して、ポリジオルガノシロキサンガムが得ら
れないことがあるからである。したがって、本成分の添
加量は(A)成分に対して500重量ppm以下である
ことが好ましく、100重量ppm以下であることがよ
り好ましい。
【0009】(D)酸性物質としては、トリメチルクロ
ロシラン、ジメチルクロロシラン、ジメチルビニルクロ
ロシラン等のクロロシラン類;硫酸、含水炭酸ガス等の
鉱酸;酢酸、プロピオン酸、アクリル酸等のカルボン
酸;リン酸シリル、ホスホン酸シリル等が例示される。
【0010】本発明の製造方法において、(A)成分の
重合反応温度と重合反応時間は特に制限されないが、重
合中にポリジオルガノシロキサンのシロキサン結合の再
配列反応が起こると低重合度環状ポリジオルガノシロキ
サンが生成してその含有量が増加するので、このシロキ
サン結合の再配列反応が起こらないように注意する必要
性がある。そのためには、重合反応温度は30℃以下で
あることが好ましい。また、(A)成分の転化率がある
程度に達したら重合反応を停止させることが、低重合度
環状ポリジオルガノシロキサンの生成を防止できるので
好ましい。この転化率は70〜100%が好ましく、8
0〜100%がより好ましい。(A)成分の転化率は、
重合中、ガスクロマトグラフィー(GC)、ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー(GPC)等の分析手段
を用いて、(A)成分の減少量を追跡することにより容
易に測定できる。
【0011】重合反応は上記(A)成分と(C)成分、
必要に応じて(B)成分を混合して行うのであるが、こ
の重合反応は(A)成分を溶解し得る溶媒の存在下で行
うことが好ましい。使用できる溶媒は非プロトン性溶媒
であり、トルエン、キシレン等の芳香族溶媒;ヘキサ
ン、ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪族系溶媒;テト
ラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチル
エーテル等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸シクロヘキシル、
酢酸ベンジル等のエステル系溶媒;ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド系溶媒;ジメチル
スルホキシド;ヘキサメチルホスホルトリアミドが例示
される。
【0012】かくして得られたポリジオルガノシロキサ
ンガムは、環状ポリジオルガノシロキサン6量体から2
5量体までの低重合度環状ポリジオルガノシロキサンの
含有量が1,000ppm以下である。この低重合度環
状ポリジオルガノシロキサンの含有量は、これまで報告
された従来方法によるものと比較して著しく低い。
【0013】以上のような本発明の製造方法で得られた
ポリジオルガノシロキサンガムは、低重合度環状ポリジ
オルガノシロキサン含有量が極めて少ないので、かかる
特性が要求されている用途、例えば、低重合度環状ポリ
ジオルガノシロキサンに起因する電気接点導通不良現象
が問題視されているシリコーンゴム、例えば、リモコ
ン、タイプライター、ワードプロセッサー、コンピュー
ター、楽器等のゴム接点キーに使用されるシリコーンゴ
ム;複写機用定着ロール、現像ロール、転写ロール、帯
電ロール等の各種ロールの被覆剤として使用されるシリ
コーンゴム;オーディオ装置等の防振ゴム;コンピュー
ターのコンパクトディスク用パッキンに使用されるシリ
コーンゴム等の原料として有用である。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。実
施例中、ppmは重量ppmを意味する。
【0015】
【実施例1】窒素雰囲気下で蒸留精製したヘキサメチル
シクロトリシロキサン(D3)30グラムとモレキュラ
ーシーブで乾燥したトルエン70グラムを混合した。こ
の溶液を加熱下に還流して共沸脱水を1時間行った後、
冷却して溶液の温度を15℃にした。この中に、攪拌し
ながら、触媒として、1−t−ブチル−4,4,4−ト
リス−(ジメチルアミノ)−2,2−ビス[トリス(ジ
メチルアミノ)−ホスホラニリデンアミノ]−2λ5
4λ5−カテナジ(ホスファゼン)のn−ヘキサン溶液
(濃度:1モル/リットル)の2マイクロリットルをマ
イクロシリンジで滴下した。そのまま15℃で2時間攪
拌して反応生成物を得た。この反応生成物をサンプリン
グし、この中に、トリメチルクロロシランを添加して触
媒を失活させた後、これをガスクロマトグラフィー(G
LC)にて分析したところヘキサメチルシクロトリシロ
キサンの転化率は90.9%であった。そこで前記反応
生成物に5マイクロリットルのトリメチルクロシランを
添加し、触媒活性を失活させることにより重合反応を停
止させた。こうして得られたポリジメチルシロキサンガ
ムの分子量をゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)(溶媒:トルエン、屈折率検出器)にて測定
したところ、Mn=1.84×105 Mw=3.98×
105、Mw/Mn=2.16であった。また、上記反
応生成物をアセトン中に投入して沈降させた後、その上
澄みの溶液を内標法によってGLCで分析したところ、
環状ポリジオルガノシロキサン6量体から12量体まで
の低重合度環状ポリジオルガノシロキサンの含有量が3
80ppmであり、環状ポリジオルガノシロキサン13
量体から25量体までの低重合度環状ポリジオルガノシ
ロキサンの含有量が335ppmであった。
【0016】
【比較例1】窒素雰囲気下で蒸留精製したオクタメチル
テトラシロキサン(D4)30グラムとモレキュラーシ
ーブで乾燥したトルエン70グラムを混合した。この溶
液を加熱下に還流して共沸脱水を1時間行った後、冷却
して溶液の温度を19℃にした。この中に、攪拌しなが
ら、触媒として、1−t−ブチル−4,4,4−トリス
−(ジメチルアミノ)−2,2−ビス[トリス(ジメチ
ルアミノ)−ホスホラニリデンアミノ]−2λ5,4λ5
−カテナジ(ホスファゼン)のn−ヘキサン溶液(濃
度:1モル/リットル)の250マイクロリットルをマ
イクロシリンジで滴下した。そのまま19℃で10分間
攪拌して反応生成物を得た。この反応生成物をサンプリ
ングして、この中に、トリメチルクロロシランを添加し
て触媒を失活させた後、これをガスクロマトグラフィー
(GLC)にて分析したところオクタメチルシクロテト
ラシロキサンの転化率は85.3%であった。そこで、
前記反応生成物に50マイクロリットルのトリメチルク
ロシランを添加することにより重合反応を停止させた。
こうして得られたポリジメチルシロキサンガムの分子量
をゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
(溶媒:トルエン、屈折率検出器)にて測定したとこ
ろ、Mn=3.6×105、Mw=7.92×105、M
w/Mn=2.2であった。また、上記反応生成物をア
セトンに投入して沈降させた後、その上澄みの溶液を内
標法によってGLCで分析したところ、環状ポリジオル
ガノシロキサン6量体から環状ポリジオルガノシロキサ
ン12量体までの低重合度環状ポリジオルガノシロキサ
ンの含有量が24,000ppmであり、環状ポリジオ
ルガノシロキサン13量体から25量体までの低重合度
環状ポリジオルガノシロキサンの含有量が900ppm
であった。
【0017】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、環状ポリジ
オルガノシロキサン6量体から25量体までの低重合度
環状ポリジオルガノシロキサン含有量が1,000重量
ppm以下であるポリジオルガノシロキサンガムを温和
な条件下で、生産性よく製造することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式(1):(R12SiO)
    3 (式中、R1、R2は一価炭化水素基またはハロゲン原子
    置換一価炭化水素基である。)で示されるシクロトリシ
    ロキサンを、(B)分子量調節剤としての、一般式
    (2):HO(R12SiO)mH(式中、R1、R2
    前記と同じであり、mは0〜500の整数である。)で
    示される化合物の存在下または不存在下に、(C)パー
    アルキルホスファゼン塩基を触媒として重合させた後、
    得られた反応生成物を(D)酸性物質と接触させて前記
    重合触媒を失活させることを特徴とする、一般式
    (3):(R12SiO)n(式中、nは6〜25であ
    る。)で示される低重合度環状ポリジオルガノシロキサ
    ンの含有量が1,000重量ppm以下であるポリジオ
    ルガノシロキサンガムの製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリジオルガノシロキサンガムの数平均
    分子量が、10,000以上であることを特徴とする、
    請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 (A)成分がヘキサメチルシクロトリシ
    ロキサンであることを特徴とする、請求項1に記載の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 (C)成分が、一般式(3): 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基であり、R2
    炭素数1〜10のアルキル基であり、nは2または3で
    ある。)で示される化合物であることを特徴とする、請
    求項1記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 (C)成分の濃度が500重量ppm以
    下であることを特徴とする、請求項1または請求項4に
    記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 30℃以下で重合させることを特徴とす
    る、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 (A)成分の転化率が80〜100%の
    間で重合反応を停止させることを特徴とする、請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
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