JP2003252956A - エポキシ樹脂の硬化剤、その組成物及びその用途 - Google Patents
エポキシ樹脂の硬化剤、その組成物及びその用途Info
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Abstract
材、積層材などに有用であり、とくに半導体封止材とし
て使用するときに、低吸水性、低弾性率、低溶融粘度を
兼ね備え、半田耐熱性、硬化性が良好なエポキシ樹脂組
成物を構成することができる新規なエポキシ樹脂硬化剤
を提供する。 【解決手段】 RC(O)SPh−PhSC(O)R
(Rは炭化水素基、Phはフェニレン基)のようなRC
(O)S−基を2個以上有するチオエステル化合物から
なるエポキシ樹脂硬化剤、及びこれとエポキシ樹脂の組
成物。
Description
化合物からなる新規なエポキシ樹脂硬化剤に関する。さ
らに詳しくは、かかる硬化剤を含有する成形材、各種バ
インダー、コーティング材、積層材などに有用なエポキ
シ樹脂組成物に関する。特には、エポキシ樹脂系半導体
封止材における硬化剤として使用するときに、低吸水
性、低弾性率、低溶融粘度を兼ね備え、成形硬化性にも
優れたポリチオエステル系エポキシ樹脂硬化剤及びそれ
とエポキシ樹脂を含有するエポキシ樹脂組成物に関す
る。
でアミン類、酸無水物類、ポリアミド類、イミダゾール
類、ポリフェノール類、ポリメルカプタン類などが知ら
れている。その他にも、カチオン系やアニオン系の触媒
系硬化剤や熱又は光潜在性を有する特殊な硬化剤も知ら
れている。この中で、ポリメルカプタン類については、
3級アミンを硬化促進剤として併用するときに、低温速
硬化が可能で、ポットライフの比較的長い硬化剤として
実用化されている。これらはいずれも複数のメルカプタ
ン基(−SH基)を有する化合物であって、脂肪族エー
テル、脂肪族エステル、脂肪族ポリサルファイドなどが
知られているが、悪臭を呈することが大きな問題であ
る。
物としては、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹
脂などのエポキシ樹脂とともに、硬化剤としてフェノー
ル性水酸基を有する化合物を用いるのが一般的である。
もっとも光半導体や液状封止用には、硬化剤として酸無
水物やアミン系硬化剤が用いられている。いずれにして
もメルカプタン系の硬化剤は使用されていない。仮に半
導体封止用にポリメルカプタン系硬化剤を用いた場合、
悪臭以外にも、経時的に粘度が増大し流動性が低下す
る、低温でも反応し熱潜在性が小さい、吸水性に劣る、
燃えやすい、など種々の欠点が予測される。
装温度の上昇、LSIチップの大型化、パッケージの薄
型化/小型化、パッケージ形状の多様化などに伴い、封
止材に対する要求性能が大きく変わってきており、従来
のエポキシ樹脂封止材料では、耐湿性、耐熱性、信頼性
などの点で充分な対応が難しくなってきている。例え
ば、半田付け時の熱処理時に、吸湿水分の急激な気化膨
張に伴うパッケージのクラックや剥離の発生が問題にな
っている。また一方で、生産性向上の観点から、流動性
に優れ、かつ即硬化性があり、成形サイクルの短い硬化
剤が要求されている。
水性が低く、半田付け温度における弾性率が低いエポキ
シ樹脂や硬化剤の開発が望まれている。またLSI構成
部品との接着性向上なども求められている。このような
要望に対して、硬化剤としてフェノールアラルキル樹脂
を用いる方法が採用されている(例えば、特許文献1〜
2を参照)。フェノールアラルキル樹脂は、フェノール
化合物をハロメチル基やアルコキシメチル基、ヒドロキ
シメチル基などを2個有する芳香族化合物と反応させる
ことによって得られるもので、OH基濃度が低下する効
果で低吸水化や熱時低弾性化を図るものであり、それな
りの効果は認められるが、未だ充分なものではなかっ
た。
る芳香族化合物にビス(メトキシメチルビフェニル)を
反応させたタイプのフェノールビフェニルアラルキル樹
脂が提案されており(例えば、特許文献3参照)、ある
程度の改善はなされているが、この場合も充分満足すべ
きものとは言えない。とくに鉛フリー半田対応で、半田
付け温度の上昇が避けられない状況では、さらなる低吸
水化や低弾性率化の材料が求められている。また、この
ような水酸基当量の高い材料は、硬化性の低下を引き起
こし、成形サイクルの延長や、ゲート詰まり、離型不
良、スタッキングなど、生産性が大幅に損なわれるとい
う欠点を有している。
物の利用なども提案されているが(特許文献4参照)、
溶融粘度の上昇のためフェノールを過剰に併用すること
が必須となっており、必ずしも充分な改善が得られてい
ない状況である。
ッチをフェノールと共にホルムアルデヒドと共重合した
もの、ジビニルベンゼンとフェノールの付加反応物、ジ
シクロペンタジエンとフェノールの付加反応物などが提
案されているが、目標とする特性を満足するまでには至
っていない。
シ樹脂とフェノール系硬化剤との反応によって生じるア
ルコール性水酸基濃度を減少させるために、硬化剤のフ
ェノール性水酸基やエポキシ樹脂のエポキシ基を減少さ
せるものであった。そのため低吸水化や半田付け温度域
での弾性率低減に効果があるものではあったが、官能基
数(架橋点)の減少により封止の際の硬化時間が長くな
ったり、金型からの離型不良が起こったりするなど生産
性が損なわれることがあった。またこのような処方でも
アルコール性水酸基の生成は減るものの生成することに
は変わりがないため、吸水性の低下には本質的に限界が
あった。
方として、最近硬化剤中のフェノール性水酸基をエステ
ル化したものが提案されているが、エポキシ基との反応
性が乏しいため、部分的にエステル化したり(特許文献
5〜7参照)、特殊な硬化触媒を用いたり(特許文献8
〜9参照)することが報告されている。しかしながら、
フェノール性水酸基に比較して硬化性の低下が大きいた
め、実用化のためにはまだまだ課題が多いのが現状であ
る。また硬化性とのバランスを考慮して部分的にエステ
ル化されたものは、エステル化率が下がるとともに吸水
率の低減効果も小さくなる。
は、半導体封止用エポキシ樹脂硬化系において、従来の
フェノール樹脂系硬化剤では到達不可能なレベルまで吸
水性を大幅に低減すると共に、硬化性が優れ、低粘度で
熱時の弾性率も低い硬化物を与える新規なエポキシ樹脂
硬化剤を提供することにある。本発明の他の目的は、こ
のようなエポキシ樹脂硬化剤をエポキシ樹脂に配合した
硬化性組成物ならびにその硬化物を提供することにあ
る。
式(1)
2個以上有するチオエステル化合物からなるエポキシ樹
脂硬化剤に関する。
エポキシ樹脂からなるエポキシ樹脂組成物、さらにはこ
れを硬化してなるエポキシ樹脂硬化物に関する。
化合物の一般式(1)で示されるチオエステル基におい
て、Rは炭化水素基であって、異種原子、例えばハロゲ
ン、酸素等を含んでいてもよく、例えば、メチル、エチ
ル、イソプロピル、n−プロピル、イソブチル、n−ブ
チル、tert−ブチル、2−エチルヘキシル、シクロ
ヘキシル、ベンジル、2−クロルエチル、2−エトキシ
エチルなどの置換又は非置換のアルキル基、フェニル、
2−又は3−又は4−メチルフェニル、2−又は3−又
は4−エチルフェニル、2−又は3−又は4−イソプロ
ピルフェニル、2−又は3−又は4−イソブチルフェニ
ル、2−又は3−又は4−tert−ブチルフェニル、
2−又は3−又は4−ベンジルフェニル、2−又は3−
又は4−クロルフェニル、2−又は3−又は4−エトキ
シエチルフェニル、2−又は3−又は4−フェニルフェ
ニル、α−又はβ−ナフチルなどの置換又は非置換のア
リール基を挙げることができる。Rの種類を変えること
により、エポキシ樹脂との硬化速度を所望の値に調整す
ることができる。一般的には、Rがアリール基の方が、
エポキシ樹脂との硬化速度が適度であり、また耐湿信頼
性の面からは加水分解を受け難く、水に溶けづらい点に
おいても好ましいが、硬化速度が速いRがアルキル基の
ものを使用することは勿論可能であり、目的に応じて適
宜選択すればよい。
には一般式(2)
は3の整数)で示される化合物を例示することができ
る。Arとして具体的には、炭化水素基やハロゲンなど
の各種置換基で置換されていても良いフェニル基、ナフ
チル基などである。
炭化水素基又はハロゲン、nは2又は3、x、yはそれ
ぞれ1又は2の整数)で示される化合物を挙げることが
できる。Rは一般式(1)におけるR同様、異種原子を
含むことができる炭化水素基であり、R1、R2はそれ
ぞれ水素、炭化水素基又はハロゲンであり、炭化水素基
である場合は、Rと同様のものである。またx個の
R1、y個のR 2はそれぞれ同一のものでも異なるもの
であってもよい。
2個以上有するチオエステル化合物の他の具体例とし
て、一般式(5)
されるフェニレン基又は一般式(7)で示されるナフタ
レン基であり、Xは、直接結合、2価の炭化水素基、
O、S、SS又はSO2であり、R3、R4は、炭化水
素基であり、nは1以上の整数)で示される化合物を例
示することができる。
基、R8C(O)S基(R8は炭化水素基)又はハロゲ
ン、s、t、uは、それぞれ1又は2の整数)
物において、R3及びR4は、炭化水素基であって、酸
素、硫黄、ハロゲンなどの異種原子を含んでいてもよ
く、前記一般式(1)におけるRとして例示したものを
挙げることができる。またAr 1及びAr2は、一般式
(6)又は(7)で表されるものであって、それら式に
おけるR5、R6及びR7は、それぞれ水素、炭化水素
基、例えばメチル、エチル、イソプロピル、n−プロピ
ル、イソブチル、n−ブチル、tert−ブチル、2−
エチルヘキシル、シクロヘキシル、ベンジル、2−クロ
ルエチル、2−エトキシエチルなどの置換又は非置換の
アルキル基、フェニル、2−又は3−又は4−メチルフ
ェニル、2−又は3−又は4−エチルフェニル、2−又
は3−又は4−イソプロピルフェニル、2−又は3−又
は4−イソブチルフェニル、2−又は3−又は4−te
rt−ブチルフェニル、2−又は3−又は4−ベンジル
フェニル、2−又は3−又は4−クロルフェニル、2−
又は3−又は4−エトキシエチルフェニル、2−又は3
−又は4−フェニルフェニル、2−又は3−又は4−メ
チルスルフィニルフェニル、α−又はβ−ナフチル、R
9C(O)S基(R9は炭化水素基で、前述のRとして
例示したようなもの)置換の前述のようなアリール基な
どの置換又は非置換のアリール基、C6H5C(O)
S、C10H7C(O)SなどのR8C(O)Sで表さ
れる基、弗素、塩素、臭素、沃素などのハロゲンであ
る。ここにs、t及びuはそれぞれ1〜2の整数であ
り、s個のR5、t個のR6及びu個のR7は、それぞ
れ同一のものでも異なるものであってもよい。
価の炭化水素基、O、S、SS又はSO2であり、nは
1以上の整数、通常10以下、好ましくは1〜3であ
る。Xが2価の炭化水素基の場合、酸素、硫黄、ハロゲ
ンなどの異種元素を含むものであってもよく、例えば−
Ar3−S−C(O)−R10(但しAr3は置換又は
非置換のアリール基であり、R10は置換又は非置換の
アルキル基又はアリール基、例えばフェニレン、ナフタ
レン、置換フェニレン、置換ナフタレンなどでRとして
例示したようなもの)のような基を1個以上有するもの
であってもよい。ここにn個のX,n個のAr2、n個
のR4はそれぞれ同一でも異なるものであってもよい。
本発明のエポキシ樹脂硬化剤は、勿論、一般式(5)で
示される化合物の2以上の異なるものの混合物であって
もよく、その場合はnの平均値が1〜3となるようなも
のが好ましい。
体的には以下のようなものを例示することができる。例
えばメチレン、エチレン、トリメチレン、イソプロピリ
デン、テトラメチレン、イソブチリデン、シクロヘキシ
レンなどのアルキレン基やフェニレン、メチルフェニレ
ンなどのアリーレン基などの他に、下記(8)〜(2
4)のようなものを例示することができる。
は、一般式(3)又は(4)において、nが2であり、
Rがアリール基または炭素数1〜18のアルキル基であ
る化合物が好ましい。このような化合物として具体的に
は、式(25)〜(30)で示される化合物、あるいは
フェニレン骨格やナフタレン骨格への結合位置が異なる
これらの異性体を代表例として示すことができる。
としては、一般式(5)において、Ar1及びAr2が
フェニレンであり、nが1であり、Xが直接結合、S、
SO 2、SS、CH2又はC(CH3)であり、R3及
びR4がアリール基又は炭素数1〜18のアルキル基で
ある、一般式(31)で示される化合物が好ましい。
(32)〜(47)で示される化合物あるいはアリーレ
ン骨格への結合位置が異なるこれらの異性体を代表例と
して例示することができる。
2個以上有する有する化合物は、SH基を有する2個以
上有する化合物とカルボン酸、カルボン酸無水物、カル
ボン酸エステル又はカルボン酸ハライドとを反応させる
ことによって得ることができる。例えば一般式(5)に
おいて、Ar1及びAr2がフェニレン基であり、R 1
及びR2が炭化水素基Rであり、nが1であるチオエス
テル化合物は、下記(48)で示す反応式により製造す
ることができる。一般式(3)や(4)で示される化合
物も、この反応式に準じて製造することができる。
ライド、例えばカルボン酸クロライドの場合は、溶媒と
しては、反応によって発生するハロゲン化水素をトラッ
プする塩基性の溶媒、例えばピリジンなどが好ましい。
またその場合、重炭酸カリウムや水酸化ナトリウムなど
の塩基を存在させて反応を進めるのもよい。
し、生成する水をできるだけ除くために、ジシクロヘキ
シルカルボジイミドなど適当な脱水縮合剤を用いること
ができる。溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、メチルピロリドンなどの一般的な極
性溶媒を使用することができる。カルボン酸の場合、自
己の触媒作用で触媒を添加しなくても反応は進行する
が、プロトン酸やチタン、スズ、鉛などの有機金属化合
物、重金属の酸化物や塩などを触媒として用いることも
できる。
るが、例えばカルボン酸ハライドを使用する場合には0
〜200℃、好ましくは20〜150℃の範囲で行うの
がよい。反応終了後は、洗浄、再結晶など一般的な精製
操作を行うことにより、目的とするチオエステル化合物
を得ることができる。
エポキシ樹脂硬化剤として有用であり、エポキシ樹脂系
半導体封止材における硬化剤として使用すると、低吸水
性、低弾性率、低溶融粘度の速硬化性エポキシ樹脂組成
物を得ることができる。またOH基がエステル化される
ことによる誘電率の低下などの効果も期待でき、半導体
封止材料以外にも、基板材料をはじめ、各種の積層材や
成形材、バインダー、コーティング材に有用なエポキシ
樹脂組成物を得ることができる。
使用することができるエポキシ樹脂としては、例えばビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エ
ポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポ
キシ樹脂、フェノールビフェニルアラルキル型エポキシ
樹脂、フェノール、ナフトールなどのキシリレン結合に
よるアラルキル樹脂のエポキシ化物、ジシクロペンタジ
エン型エポキシ樹脂、ジヒドロキシナフタレン型エポキ
シ樹脂などのグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリ
シジルエステル型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エ
ポキシ樹脂、ハロゲン化エポキシ樹脂など、分子中にエ
ポキシ基を2個以上有するエポキシ樹脂が挙げられる。
これらエポキシ樹脂は単独で使用しても、2種類以上を
併用してもよい。
剤を併用することが望ましい。かかる硬化促進剤として
は、エポキシ樹脂をフェノール樹脂系硬化剤で硬化させ
るための公知の硬化促進剤を用いることができ、例えば
3級アミン、4級アンモニウム塩、イミダゾール類及び
そのテトラフェニルボロン塩、有機ホスフィン化合物お
よびそのボロン塩、4級ホスホニウム塩などを挙げるこ
とができる。より具体的には、トリエチルアミン、トリ
エチレンジアミン、ベンジルジメチルアミン、2,4,
6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、1,
8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセンー7など
の3級アミン、2−メチルイミダゾール、2,4−ジメ
チルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾー
ル、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メ
チルイミダゾールなどのイミダゾール類、トリフェニル
ホスフィン、トリブチルホスフィン、トリ(p−メチル
フェニル)ホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホスフ
ィンなどの有機ホスフィン化合物、テトラフェニルホス
ホニウムテトラフェニルボレート、テトラフェニルホス
ホニウムテトラナフトエ酸ボレートなどを挙げることが
できる。とくに有用なものは第3級アミン、4級アンモ
ニウム塩、イミダゾール類である。
応じて、無機充填剤、カップリング剤、離型剤、着色
剤、難燃剤、難燃助剤、低応力剤等を、添加または予め
反応して用いることができる。またフェノール系重合体
硬化剤を併用することもできる。この場合、本発明のチ
オエステル化合物硬化剤は、フェノール系重合体硬化剤
の低溶融粘度化、低吸水化、低弾性率化、速硬化性など
に効果的である。このようなフェノール樹脂系硬化剤と
しては、1分子中に2個以上のフェノール性水酸基を有
する化合物であって、例えばフェノールノボラック樹
脂、クレゾールノボラック樹脂、特公昭47−1378
2号、特公昭47−15111号、特開平6−1842
58号、特開平6−136082号、特開平7−258
364号、特許第3122834号などに開示されてい
るフェノールアラルキル樹脂、フェノールビフェニルア
ラルキル樹脂、フェノールナフチルアラルキル樹脂、ナ
フトールアラルキル樹脂、トリフェノールメタン型ノボ
ラック樹脂などを例示することができる。
機充填剤の添加は必須である.このような無機充填剤の
例として、非晶性シリカ、結晶性シリカ、アルミナ、ガ
ラス、珪酸カルシウム、石膏、炭酸カルシウム、マグネ
サイト、クレー、タルク、マイカ、マグネシア、硫酸バ
リウムなどを挙げることができるが、とくに非晶性シリ
カ、結晶性シリカなどが好ましい。また優れた成形性を
維持しつつ、充填剤の配合量を高めるために、細密充填
を可能とするような粒度分布の広い球形の充填剤を使用
することが好ましい。
ン系、アミノシラン系、エポキシシラン系などのシラン
系カップリング剤やチタン系カップリング剤を、離型剤
の例としてはカルナバワックス、パラフィンワックス、
ステアリン酸、モンタン酸、カルボキシル基含有ポリオ
レフィンワックスなど、また着色剤としては、カーボン
ブラックなどを例示することができる。難燃剤の例とし
ては、ハロゲン化エポキシ樹脂、ハロゲン化合物、リン
化合物など、また難燃助剤としては三酸化アンチモンな
どを挙げることができる。低応力化剤の例としては、シ
リコンゴム、変性ニトリルゴム、変性ブタジエンゴム、
変性シリコンオイルなどを挙げることができる。
脂の配合比は、耐熱性、機械的特性などを考慮すると、
チオエステル基/エポキシ基の当量比が0.5〜1.
5、とくに0.8〜1.2の範囲にあることが好まし
い。硬化促進剤として好適な第3級アミンは、硬化特性
や諸物性を考慮すると、エポキシ樹脂100重量部に対
して0.1〜5重量部の範囲で使用するのが好ましい。
さらに半導体封止用のエポキシ樹脂組成物においては、
無機充填剤の種類によっても若干異なるが、半田耐熱
性、成形性(溶融粘度、流動性)、低応力性、低吸水性
などを考慮すると、無機充填剤を組成物全体の60〜9
3重量%を占めるような割合で配合することが好まし
い。
合の一般的な方法としては、所定の割合の各原料を、例
えばミキサーによって充分混合後、熱ロールやニーダー
などによって混練処理を加え、さらに冷却固化後、適当
な大きさに粉砕するなどの方法を挙げることができる。
このようにして得た成形材料は、例えば低圧トランスフ
ァー成形などにより半導体素子を封止することにより、
半導体装置を製造することができる。エポキシ樹脂組成
物の硬化は、例えば100〜250℃の温度範囲で行う
ことができる。
明する。 [参考例1]4,4’−チオジベンゼンチオール250
g(1.0モル)及びピリジン590.1gからなる溶
液に、塩化ベンゾイル295.1g(2.1モル)を1
0分間かけて滴下することにより加え、110℃に昇温
した後、2時間反応させた。反応液中には、未反応4,
4’−チオジベンゼンチオールは検出されなかった。反
応液にメチルイソブチルケトン1000ml及び純水1
000mlを加えたのち、析出した結晶を濾別した。次
いで得られた結晶を純水2000mlにより3回洗浄
し、10時間減圧乾燥することにより、前記式(42)
で示される融点126℃の4,4’−チオジ(フェニル
チオベンゾエート)390.2g(85.6%収率)を
得た。
−チオジベンゼンチオール250g(1.0モル)の代
りに、4,4’−ジベンゼンチオール218g(1.0
モル)を用いた以外は参考例1と同様にしてベンゾイル
化反応を行い、反応液に水1000mlを加えて結晶を
析出させた以外は参考例1と同様に後処理をして、前記
式(34)で示される融点163℃の4,4’−ジ(フ
ェニルチオベンゾエート)357.8g(84.0%収
率)を得た。
オール250g(1.0モル)及びピリジン448.8
gからなる溶液に、無水酢酸224.4g(2.2モ
ル)を10分間かけて滴下することにより加え、85℃
に昇温した後、2時間反応させた。反応液中には、未反
応4,4’−チオジベンゼンチオールは検出されなかっ
た。反応液にメチルイソブチルケトン1000mlを添
加し、反応液中の析出物を溶解させた後純水1000m
lを加え洗浄し分液した。この操作を3回繰り返し、メ
チルイソブチルケトン層を得た。さらにメチルイソブチ
ルケトンを減圧で除去することにより、前記式(40)
で示される融点77.4℃の4,4’−チオジ(フェニ
ルチオアセテート)295.0g(88.3%収率)を
得た。
オジ(フェニルチオベンゾエート)、エポキシ樹脂A
(住友化学工業社製ESCN−195XL、オルソクレ
ゾールノボラック型、エポキシ当量195g/eq)、
溶融シリカ、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウン
デセン-7(DBU)、アミノシランカップリング剤及
びカルナバワックスを表1に示す割合で配合し、充分に
混合した後、85℃±3℃の2本ロールで3分混練し、
冷却、粉砕することにより、エポキシ樹脂組成物を得
た。これを用いてキュラストメータ硬化性を測定した。
組成物を圧力100kgf/cm2で175℃、2分間
成形後、180℃、6時間ポストキュアを行い、吸水率
用、曲げ弾性率用及びガラス転移温度(Tg)用のテス
トピースを得た。
脂硬化物の特性を、次の方法により測定した。
対湿度85%RH雰囲気下で168時間吸水させたとき
の吸水率を測定。 吸水率(%)=(処理後の重量増加分/処理前の重量)
×100
気で10分放置後、JIS K6911に準じて測定
点をTgとした。
ーテスター(温度175℃、圧力10kgf/cm2、
オリフィス径1mm、長さ1mm)で組成物の溶融粘度
を測定した。
度175℃のキュラストメータで硬化に応じたトルク変
化を測定した。
にマウントされた6.7mm×6.7mm×0.4mm
のLSIチップを、175℃、150秒、圧力60kg
f/cm2の条件でトランスファー成形により封止し、
175℃で4時間ポストキュアし、60ピンQFP(パ
ッケージサイズ20mm×14mm×2.7mm)の半
導体装置を各8個づつ成形した。この半導体装置を、8
5℃、85%湿度の恒温恒湿槽で168時間処理した
後、260℃のシリコーンオイルに10秒間浸漬し、内
部クラックの発生状況を軟X線で観察した。
合組成のものにつき、実施例1と同様にして評価を行っ
た。尚、表中におけるフェノールアラルキル樹脂として
は、住金ケミカル(株)製HE100C−15(水酸基
当量170g/eq)を用い、またエポキシ樹脂Bとし
ては、日本化薬(株)製ビフェニルアラルキル樹脂型エ
ポキシ樹脂NC−3000S(エポキシ当量282g/
eq)を用いた。
42.2g(1.0モル)及びピリジン300gからな
る溶液に、塩化ベンゾイル295.1g(2.1モル)
を10分かけて滴下することにより加え、100℃に昇
温した後、2時間反応させた。反応液中には、未反応
1,3−ベンゼンチオールは検出されなかった。反応液
を冷却後、純水1000mlを加え、析出した結晶を濾
別した。得られた結晶ケーキを純水1000mlで2回
リンスし、10時間減圧乾燥することにより、下記式
(49)で示される1,3−ジ(ベンゾイルチオ)ベン
ゼン273.4g(収率78.0%)を得た。
−ジベンゼンチオール218g(1.0モル)の代わり
に、下記式(50)で示されるポリチオール222g
(約1.0モル)を用いた以外は、参考例2と同様の処
理を行ない、下記式(51)で示されるポリチオエステ
ル化合物312g(収率71%)を得た。
成のものにつき、実施例1と同様にして評価を行った。
結果を表2に示す。
ー、コーティング材、積層材などに有用なチオエステル
化合物系エポキシ樹脂硬化剤を提供することができる。
このようなチオエステル化合物は、とくに半導体封止用
エポキシ樹脂硬化剤として用いた場合に、低吸水性、低
弾性率、高流動性(低溶融粘度)で半田耐熱性に優れ、
硬化性が良好なエポキシ樹脂組成物を形成することがで
きる。またOH基をエステル基に変換することで期待で
きる様々な特性変化、例えば誘電率の低減などで、種々
の用途に有用なエポキシ樹脂組成物を得ることが充分に
期待できる。
Claims (11)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、Rは炭化水素基)で示されるチオエステル基を
2個以上有するチオエステル化合物からなるエポキシ樹
脂硬化剤。 - 【請求項2】チオエステル化合物が、一般式(2) 【化2】 (式中、Rは炭化水素基、Arはアリール基、nは2又
は3の整数)で示されるものである請求項1記載のエポ
キシ樹脂組成物。 - 【請求項3】 チオエステル化合物が、一般式(3)又
は(4) 【化3】 【化4】 (式中、Rは炭化水素基、R1、R2はそれぞれ水素、
炭化水素基又はハロゲン、nは2又は3、x、yはそれ
ぞれ1又は2の整数)で示されるものである請求項1又
は2記載のエポキシ樹脂硬化剤。 - 【請求項4】 チオエステル化合物が、一般式(5) 【化5】 (式中、Ar1、Ar2は、それぞれ一般式(6)で示
されるフェニレン基又は一般式(7)で示されるナフタ
レン基であり、Xは、直接結合、2価の炭化水素基、
O、S、SS又はSO2であり、R3、R4は、炭化水
素基であり、nは1以上の整数)で示されるものである
請求項1記載のエポキシ樹脂硬化剤。 【化6】 【化7】 (式中、R5、R6、R7は、それぞれ水素、炭化水素
基、R8C(O)S基(R8は炭化水素基)又はハロゲ
ン、s、t、uは、それぞれ1又は2の整数) - 【請求項5】 一般式(5)において、nが1であるチ
オエステル化合物である請求項4記載のエポキシ樹脂硬
化剤。 - 【請求項6】 請求項1〜5記載のチオエステル化合物
とエポキシ樹脂とからなるエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項7】 無機充填剤を含有する請求項6記載のエ
ポキシ樹脂組成物。 - 【請求項8】 第3級アミンを含有する請求項6〜7記
載のエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項9】 半導体封止用に使用される請求項6〜8
記載のエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項10】 請求項6〜9記載のエポキシ樹脂組成
物を硬化してなるエポキシ樹脂硬化物。 - 【請求項11】 請求項9記載のエポキシ樹脂組成物を
用いて半導体素子を封止してなる半導体装置。
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