JP2003252309A - オフライン外包機への検査済製品供給機 - Google Patents

オフライン外包機への検査済製品供給機

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JP2003252309A
JP2003252309A JP2002051662A JP2002051662A JP2003252309A JP 2003252309 A JP2003252309 A JP 2003252309A JP 2002051662 A JP2002051662 A JP 2002051662A JP 2002051662 A JP2002051662 A JP 2002051662A JP 2003252309 A JP2003252309 A JP 2003252309A
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Japan
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product
inspected
packaging machine
pack
machine
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JP2002051662A
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Masao Funo
昌夫 府野
Hiroaki Imai
宏明 今井
Hayao Maeda
速雄 前田
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Japan Tobacco Inc
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Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観検査を受けたシガレットパックなどの検
査済製品をオンライン外包システムとは別のオフライン
外包機に供給し、オフライン外包機にて検査製品の集積
包装を可能とする検査済製品供給機を提供する。 【解決手段】 オフライン外包機への検査済製品供給機
は、検査済製品の回収リザーバ2と、回収リザーバ2か
ら検査済製品を受け取って所定の形態に集積する集積装
置4と、集積装置4とオフライン外包機6との間を接続
する搬送装置8とを備え、回収リザーバ2は周回経路に
沿って移動可能で、検査済製品を一列にして収容する製
品カラム26と、製品カラム26がベース30の排出口
36の直上に位置付けられたとき、排出口36を開き、
集積装置4への検査済製品列の排出を可能にするシャッ
タとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば製品として
のシガレットパックをパーセル包装体として包装するオ
ンライン外包システムにあって、このシステムからシガ
レットパックの外観検査のためにサンプリングされたシ
ガレットパックのうち、良品の検査済パックをオフライ
ンにてパーセル包装として包装するうえで好適したオフ
ライン外包機への検査済製品供給機に関する。
【0002】
【従来の技術】シガレットパックのオンライン外包シス
テムは、シガレットパックの製造機とそのパーセル包装
体を製造する外包機との間を移送ラインを介して直結し
たものであって、製造機から連続的に送出されたシガレ
ットパックは移送ライン上にて先ず集積され、そして、
この製品集積体がオンライン外包機に供給され、包材に
より包み込まれてパーセル包装体となる。つまり、オン
ライン外包システムは、シガレットパックからパーセル
包装体までの製造過程が連続して可能となっている。
【0003】ところで、この種のオンライン外包システ
ムにあっては、製造機から移送ラインを介して移送され
るシガレットパックが周期的にサンプリングされるよう
になっており、この後、サンプリングされたシガレット
パックは外観検査装置により外観検査を受け、その良否
が判定される。このようにオンライン外包システムに
て、シガレットパックのサンプリング検査が実施されれ
ば、不良のパーセル包装体が多量に製造されてしまうこ
とがなく、オンライン外包システムの高い生産性を確保
しつつ、品質の安定化を維持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外観検査を
受けた検査済シガレットパックは殆ど良品であることか
ら、オンライン外包システム外に良品の検査済シガレッ
トパックが多量に発生することになる。上述したオンラ
イン外包システムはシガレットパックの製造機とオンラ
イン外包機とが直結されているから、良否の検査済シガ
レットパックをオンライン外包システムに補給すること
は実際上不可能である。
【0005】本発明は上述の事情に基づいてなされ、そ
の目的は、オンライン外包機と同様な別のオフライン外
包機を使用し、このオフライン外包機にシガレットパッ
クなどの検査済製品を供給し、そして、これら検査済製
品を集積体の形態で包装可能にする検査済製品供給機を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の検査済製品供給装置(請求項1)は、オンライン
外包システムからサンプリングされ、個々に外観検査を
受けた良品の検査済製品を蓄える回収リザーバと、この
回収リザーバから取り出された検査済製品をオンライン
外包システムでの製品集積体と同様な形態の検査済製品
集積体に集積する集積装置と、オンライン外包システム
の外包機とは別のオフライン外包機と集積装置との間を
接続し、検査済製品集積体をオフライン外包機に供給す
る搬送経路とを備えている。そして、回収リザーバは、
集積装置の上方に通過して延びる無端状の周回経路と、
周回経路に沿い間欠的に移動して集積装置の上方に規定
された排出位置に順次位置付けられ、個々に検査済製品
を一列に積み重ねた状態で収容する複数の製品カラム
と、排出位置に1つの製品カラムが位置付けられたと
き、その製品カラム内の検査済製品列を集積装置に向け
て落下させる開閉可能なシャッタとを含んでいる。
【0007】上述の検査済製品供給機によれば、良品の
検査済製品が多量に発生しても、これら検査済製品は回
収リザーバの個々の製品カラムに積み重ねて収納され
る。製品カラムが排出位置に位置付けられると、シャッ
タが開かれ、製品カラム内の検査済製品列は集積装置に
向けて落下し、集積装置に供給される。具体的には、回
収リザーバは、周回経路でみて排出位置に向かう往路側
の製品カラムの直下に配置され、往路側の製品カラムの
共通の底壁を構成し、排出位置にて検査済製品列の通過
を許容する排出口を有したベースを更に含み、シャッタ
は排出口を開閉するものとなっている(請求項2)。こ
の場合、製品カラムが排出位置に向けて移動する際、シ
ャッタは排出口を閉じた状態にある。従って、製品カラ
ム内の検査済製品列は製品カラムの移動に伴ってベース
上を摺動し、排出位置、つまり、シャッタ上に位置付け
られる。この後、シャッタが開かれると、検査済製品列
は排出口を通じ、集積装置に向けて落下する。
【0008】更に、回収リザーバのベースは水平面に対
して傾斜される一方、往路側の製品カラムはベースに対
して垂直に延びているのが好ましい(請求項3)。この
場合、個々の製品カラムは背壁及び両側壁により構成で
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、検査済シガレットパック
(以下、単にパックと称する)に適用されたパック供給
機を示す。パック供給機は、パックのオンライン外包シ
ステムからサンプリングされ、その外観検査を受けた良
品のパックを回収する回収リザーバ2、パックの集積装
置4及び集積装置4とオフライン外包機6との間を接続
する搬送装置8とを備え、オフライン外包機6は、オン
ライン外包システムの外包機と同様なものである。具体
的には、オフライン外包機6は、上下に5個ずつのパッ
クを集積して得た集積パックの供給を受け、この集積パ
ックを包材により包み込んでパーセルを製造する。な
お、図1中の1点鎖線はパック(集積パック)の流れを
示している。
【0010】図2はパック供給機内でのパックの流れを
示し、図2中パックは参照符号Pで示されている。回収
リザーバ2内にて、パックPは複数のパック列PRとし
て蓄えられており、パック列は回収リザーバ2から集積
装置4に落下して供給される。集積装置4では、パック
列の下部から2個ずつのパックを切り出し、この切り出
しを5回繰り返して集積パックPCを形成する。この
後、集積パックPCは搬送装置8によりオフライン外包
機6に供給され、オフライン外包機6にてパーセルHと
して包装される。
【0011】図3〜図5は回収リザーバ2を具体的に示
しており、回収リザーバ2は上下2段の無端状の周回チ
ェーン10を備えている。これら周回チェーン10はス
プロケット12,14間にそれぞれ掛け回され、水平方
向に延びている。スプロケット12,14は駆動軸16
及び従動軸18にそれぞれ取り付けられ、これら駆動軸
及び従動軸18は上下の軸受20を介して立設サポート
22に支持されている。
【0012】駆動軸16の下端には駆動スプロケット2
4が取り付けられており、駆動スプロケット24は動力
チェーンを介して電動モータ26からの回転動力を受
け、間欠的に回転される。従って、駆動スプロケット2
4,つまり、駆動軸16の間欠回転に伴い、上下の周回
チェーン10は図4中、矢印で示す一方向に間欠的に周
回走行する。
【0013】上下の周回チェーン10には所定の間隔を
存して製品カラム26が備えられ、これら製品カラム2
6もまた周回チェーン10とともに一方向に周回する。
これら製品カラム26は一対ずつサイドプレート28か
ら構成され、サイドプレート28の内端はその製品カラ
ム26内に向けて折曲され、製品カラム26の背壁を形
成している。
【0014】更に、製品カラム26の直下にはプレート
状のリザーバベース30が配置され、このリザーバベー
ス30は各製品カラム26に共通の底壁を形成してい
る。より詳しくは、図5に示されるようにリザーバベー
ス30は水平面に対して傾斜し、そして、各製品カラム
26はリザーバベース30に対して垂直に延びている。
各製品カラム26はその内部にパックPを積み重ねて収
容可能な大きさ有している。従って、図4及び図5に示
されるように、その正面開口が上側を向いた製品カラム
26、つまり、その周回方向でみて往路側に位置する個
々の製品カラム26内にパックPを積み重ねて収容で
き、これにより、パック列PRが形成される。
【0015】また、図3及び図5に示されているよう
に、往路側の製品カラム26の背面側には上下にガイド
レール32が延びており、これらガイドレール32に対
し、個々の製品カラム26に設けた上下のガイド溝34
がそれぞれ摺動自在に外側から嵌合されている。従っ
て、周回チェーン2の間欠走行に伴い、往路側の製品カ
ラム26がそのパック列PRとともに移動する際、これ
ら製品カラム26つまりパック列PRの安定した移動が
確保される。
【0016】往路側の製品カラム26の移動経路に関
し、リザーバベース30にはその移動経路の終端部に位
置して排出口36が形成され、往路側の製品カラム2
6、つまり、その内部のパック列PRは前述した間欠移
動に伴い、排出口36の直上に順次位置付けられる。し
かしながら、この際、排出口36はシャッタ38により
閉じられた状態にあり、排出口36に到達したパック列
PRはシャッタ38上に保持され、パック列PRがその
製品カラム26から直ちに落下することはない。
【0017】図6及び図7はシャッタ38を具体的に示
しており、このシャッタ38は、一対のシャッタプレー
ト40,42から構成されている。これらシャッタプレ
ート40,42は、往路側製品カラム26の移動経路に
沿い、リザーバベース30の上面と面一の状態で配置さ
れ、エアシリンダ44,46により互いに接離する方向
に移動可能である。なお、図7に示されるようにシャッ
タ38が閉じた状態にあるとき、シャッタプレート4
0,42間には所定のギャップGが確保され、これらシ
ャッタプレート40,42が互いに衝突することはな
い。
【0018】閉じた状態のシャッタ38の直上に製品カ
ラム26、つまり、その内部のパック列PRが位置付け
られている状態で、一対のシャッタプレート40,42
が互いに離間する方向に移動し、これにより、シャッタ
38が開かれると、パック列PRは排出口36を通じ、
その製品カラム26から落下し、下方の集積装置4に向
けて排出される。
【0019】ここで、シャッタ38はその一対のシャッ
タプレート40,42が互いに接離する方向に移動する
ことで、排出口36を開閉する構成であるから、排出口
36が完全に開かれるまで、パック列PRはシャッタプ
レート40,42上に安定して保持され、その落下の
際、パック列PRが積み重ね状態が崩れるようなことは
ない。
【0020】図8に示されるように排出口36と集積装
置4との間は落下シュート48を介して接続されてい
る。この落下シュート48は、排出口36の直下から下
方に延び、リザーバベース30の傾斜方向に離間したア
ッパガイドプレート50,52と、これらアッパガイド
プレート50,52に対して部分的にオーバラップする
した状態で、それら下方に配置されたロアガイドプレー
ト54,56と、これらガイドプレートの両側を上下に
延びる一対ずつのサイドロッド58とから構成されてい
る。
【0021】ところで、パック列PRが落下シュート4
8内を単に落下する際、その落下距離が長いと、その落
下の過程にて、パック列PRが乱れたり、又は、個々の
パックPが損傷されてしまう虞がある。このような不具
合を回避するため、集積装置4には、パック列PRの落
下距離を制限し且つその落下速度を制限する落下緩衝機
構が組み込まれている。例えば、落下緩衝機構は、両側
のサイドロッド58側にそれぞれ配置された上向きのバ
ーチカルシリンダ60を備え、これらバーチカルシリン
ダ60におけるピストンロッドの上端にはホルダ62を
介して水平シリンダ64が取り付けられている。図9及
び図10から明らかなように水平シリンダ64のピスン
トロッドは落下シュート48内に向けて延び、その先端
にはホルダを介して一対のエレベータピン66が取り付
けられている。
【0022】バーチカルシリンダ60はその一対のエレ
ベータピン66を図8及び図9中に示す昇降域Lにて昇
降させることができる。ここで、昇降域Lは落下シュー
ト48の上部から集積装置4の水平な集積ベース68に
向けて延びており、排出口36と昇降域Lの上端との間
の距離及び昇降域Lの下端と集積ベース68との間の距
離はパック列PRの落下に関し、上述の悪影響が発生し
てない程度に制限されている。
【0023】排出口36からのパック列PRの排出に先
立ち、落下シュート48両側の一対ずつのエレベータピ
ン66は上昇位置にあり、そして、水平シリンダ64に
より落下シュート48内に突出した状態にある。従っ
て、排出口36から落下シュート48内に排出されたパ
ック列PRは図9及び図10から明らかなようにエレベ
ータピン66により受け止められ、排出口36からの落
下距離が制限される。
【0024】この後、エレベータピン66はパック列P
Rとともに下降位置まで下降し、そして、水平シリンダ
64の収縮動作により、落下シュート48内から外側に
退避する。この結果、パック列PRはエレベータピン6
6の下降位置から、その積み重ね状態を維持しつつ、集
積ベース68上の受取り位置に落下する。この結果、前
述した回収リザーバ2から集積ベース68へのパック列
PRの供給が安定して実施される。
【0025】図8に示されるように集積装置4は、その
集積ベース68の下方に一対ずつの駆動スプロケット7
0及び従動スプロケット72を備えており、これら駆動
スプロケット70及び従動スプロケット72は図8でみ
てバーチカルシリンダ60の両側にそれぞれ配置されて
いる。互いに組をなす駆動スプロケット70と従動スプ
ロケット72との間には無端状のチェーン74がそれぞ
れ掛け回され、これらチェーン74は前述した集積ベー
ス68の受取り位置の両側を互いに平行にして延びてい
る。
【0026】図11から明らかなように一対ずつ駆動ス
プロケット70及び従動スプロケット72は共通の駆動
軸78及び従動軸80にそれぞれ取り付けられ、そし
て、駆動軸78にはベベルギヤ82が取り付けられてい
る。このベベルギヤ82は電動モータ(図示しない)か
らの回転動力を受け、駆動軸78及び駆動スプロケット
70を介して一対のチェーン74を図8中の矢印方向に
走行させる。
【0027】図8に示されるように一対のチェーン74
には5個の切り出しプッシャ84が取り付けられてお
り、これら切り出しプッシャ84はチェーン74の走行
方向に所定の間隔を存して配置されている。より詳しく
は、各切り出しプッシャ84は一対のチェーン74間に
跨って、これらチェーン74に連結された連結具86
と、この連結具86から外側に突出したプッシャ壁88
と、このプッシャ壁88の先端から走行方向後方に延出
する保持壁90とから構成されている。
【0028】一対のチェーン74の走行に伴い、各切り
出しプッシャ84はそのプッシャ壁88の上部及び保持
壁90が集積ベース68の下方から集積ベース68の上
方にパックPの2個分の高さ寸法だけ突出し、そして、
その突出高さを一定に維持しながら集積ベース68の受
取り位置を通過した後、集積ベース68の下方に没入す
る。このような切り出しプッシャ84の突没を可能にす
るため、集積ベース68には図11中、2点鎖線で示す
ような開口92が形成されている。
【0029】集積ベース68の受取り位置に前述したパ
ック列PRが供給されている状態で、切り出しプッシャ
84が受取り位置を通過すると、切り出しプッシャ84
はそのプッシャ壁88がパック列PR中、最下位のパッ
クPとその次のパックPとに当接し、これら2個のパッ
クPを図12に示されるようにパック列PRから切り出
す。この後、切り出されたパックPは切り出しプッシャ
84が集積ベース68の下方に没入する直前まで、切り
出しプッシャ84により押し出されていく。
【0030】上述したパックPの切り出し中、切り出し
プッシャ84の保持壁90は残留パック列PRの下側に
潜り込み、パック列PRを支持する。ここで、切り出し
プッシャ84の保持壁90が残留パック列PRから抜け
出ていくに従い、保持壁90による残留パック列PRの
支持面積が減少するので、残留パック列PRはその片
側、つまり、切り出しプッシャ84が進入する側の片側
から落下し、その積み重ね状態が崩れることになる。
【0031】しかしながら、図13に示されるように受
取り位置の近傍には、一対の回転保持ディスク94が配
置されており、これら回転保持ディスク94はその外周
の一部に切欠96を有している。集積ベース68の受取
り位置にパック列PRが供給される際、回転保持ディス
ク94は図示の回転角位置にあり、それらの切欠96は
パック列PRの落下供給を許容している。
【0032】しかしながら、パックPの切り出しに伴
い、一対の回転保持ディスク94は図中の矢印方向に回
転し、その外周が残留パック列PRの下側に進入し、残
留パック列PRの片側を支持する。このような残留パッ
クPRの支持は、切り出しプッシャ84の保持壁90が
残留パック列PRから完全に抜け出すまで継続される。
従って、パックPの切り出し動作中、保持壁90及び回
転保持ディスク94は互いに協働して残留パック列PR
を安定して保持する。この結果、パックPの切り出し
後、残留パック列PRは集積ベース68の受取り位置に
真っ直ぐ落下し、その積み重ね状態が崩れてしまうこと
はない。
【0033】上述したパックPの切り出しが5回繰り出
されると、これら切り出されたパックPは先に切り出さ
れたパックPを順次押し出し、これにより、図11に示
されるように上下に5個ずつパックPを集積した集積パ
ックPCが形成され、この際、集積パックPCは搬送装
置8の入口領域に進入した状態にある。図14に示され
るように搬送装置8は、集積パックPCを両側から挟み
込むようにして配置された無端状の走行ベルト96を備
えており、これら走行ベルト96間にて、集積パックP
Cの搬送経路が規定されている。各走行ベルト96は、
多数のプーリ98および複数の溝付きローラ100に掛
け回され、プーリ98のうち、中央に位置するプーリ9
8Dが駆動プーリとなっている。即ち、両駆動プーリ9
8Dは互いに動力伝達経路を介して接続され、一方の駆
動プーリ98Dのプーリ軸に電動モータ(図示しない)
からの回転動力が供給されることで、一対の走行ベルト
96は同期して図14中の矢印方向に走行する。
【0034】更に、各走行ベルト96には一定の間隔を
存してプッシャ爪102が設けられており、各走行ベル
ト96の互いに組をなす2つのプッシャ爪102は走行
ベルト96の走行に伴い、集積装置4から入口領域に供
給された集積パックPCを順次押出し、オフライン外包
機6に向けて搬送する。従って、集積装置4により形成
された集積パックPCは搬送装置8により順次オフライ
ン外包機6に向けて搬送され、オフライン外包機6内に
てパーセルHとして包み込まれる。
【0035】なお、プッシャ爪102は溝付きローラ1
00の溝を通過し、溝付きローラ100とプッシャ爪1
02とが互いに干渉することはない。また、集積ベース
68上の残留パック列PRが無くなるか、又は、そのパ
ックPの個数が所定個数以下になると、回収リザーバ2
にあっては、次の製品カラム26が排出位置に移動し、
そして、その製品カラム26内のパック列PRが同様に
して集積ベース68の受取り位置に供給される。
【0036】本発明は上述の一実施例に制約されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、回収リザ
ーバ2にあっては、個々の製品カラム26に開閉可能な
底壁を設けてもよい。この場合、製品カラム26は垂直
姿勢であってもよいことから、製品カラム26からのパ
ック列PRの落下をより円滑に行うことができるばかり
でなく、全ての製品カラム26をパック列PRの収容に
利用することができる。
【0037】また、本発明は検査済のシガレットパック
に限らず、外観検査済の製品をその外包機に供給する全
ての場合に適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明のオフライン
外包機への検査済製品供給機(請求項1)によれば、検
査済製品の回収リザーバから集積装置及び搬送経路を介
してオフライン外包機に検査済製品集積体を供給するよ
うにしたから、オンライン外包システムでの場合と同様
に、検査済製品集積体を包材により包装し、出荷するこ
とができる。
【0039】回収リザーバの各製品カラムの底が共通の
ベースから構成され、そして、シャッタがベースの排出
口を開閉するものであると(請求項2)、各製品カラム
に対してシャッタを共通して使用でき、回収リザーバの
構成が簡単になる。更に、ベースが水平面に対して傾斜
されていると(請求項3)、各製品カラムの構成が簡単
になるばかりでなく、製品カラム内への検査済製品の収
容をその開口した前面から行え、収容作業が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パック供給機の概略配置図である。
【図2】図1のパック供給機内でのパックの流れを示し
た概略図である。
【図3】図1のパック供給機の回収リザーバを示した概
略正面図である。
【図4】図3の回収リザーバの概略平面図である。
【図5】図3の回収リザーバの概略側面図である。
【図6】回収リザーバが備えるシャッタの概略平面図で
ある。
【図7】図6のシャッタの概略正面図である。
【図8】図1のパック供給機の集積装置を示した概略側
面図である。
【図9】図8の集積装置が備える落下緩衝機構を示した
概略正面図である。
【図10】図9の落下緩衝機構の概略平面図である。
【図11】図8の切り出しプッシャのための駆動系を示
した概略平面図である。
【図12】切り出しプッシャの動作を示した図である。
【図13】切り出しプッシャと協働する一対の回転保持
ディスクを示した平面図である。
【図14】搬送装置を示した概略平面図である。
【符号の説明】
2 回収リザーバ 4 集積装置 6 オフライン外包機 8 搬送装置 26 製品カラム 36 排出口 38 シャッタ 68 リザーバベース 84 切り出しプッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 60/00 B65G 60/00 G (72)発明者 前田 速雄 東京都北区堀船2丁目20番46号 日本たば こ産業株式会社機械センター内 Fターム(参考) 3E043 AA03 BA12 DA04 DB03 DB05 EA13 3E054 AA04 AA06 AA12 BA04 CA01 CA03 DA01 DD01 DD13 EA03 FA02 FA04 FA07 FB04 FB18 HA01 JA04 3F030 AA04 AB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の製造機と外包機との間が移送ライ
    ンを介して直結されており、前記製品を集積体の形態に
    して前記外包機に供給し、前記外包機にて前記製品集積
    体を包材により包み込むオンライン外包システムにあっ
    て、このオンライン包装システム内からサンプリングさ
    れ、個々に外観検査を受けた良品の検査済製品を蓄える
    回収リザーバと、 前記回収リザーバから取り出された前記検査済製品を前
    記製品集積体と同様な形態の検査済製品集積体に集積す
    る集積装置と、 前記オンライン外包システムの前記外包機とは別のオフ
    ライン外包機と前記集積装置との間を接続し、前記検査
    済製品集積体を前記オフライン外包機に供給する搬送経
    路とを備え、 前記回収リザーバは、 前記集積装置の上方に通過して延びる無端状の周回経路
    と、 前記周回経路に沿い間欠的に移動して前記集積装置の上
    方に規定された排出位置に順次位置付けられ、個々に前
    記検査済製品を一列に積み重ねた状態で収容する複数の
    製品カラムと、 前記排出位置に1つの製品カラムが位置付けられたと
    き、その製品カラム内の前記検査済製品列を前記集積装
    置に向けて落下させる開閉可能なシャッタとを含むこと
    を特徴とするオフライン外包機への検査済製品供給機。
  2. 【請求項2】 前記回収リザーバは、 前記周回経路でみて前記排出位置に向かう往路側の製品
    カラムの直下に配置され、前記往路側の製品カラムの共
    通の底壁を構成し、前記排出位置にて前記検査済製品列
    の通過を許容する排出口を有したベースを更に含み、 前記シャッタは前記排出口を開閉することを特徴とする
    請求項1に記載のオフライン外包機への検査済製品供給
    機。
  3. 【請求項3】前記ベースは水平面に対して傾斜される一
    方、前記往路側の製品カラムは前記ベースに対して垂直
    に延びていることを特徴とする請求項2に記載のオフラ
    イン外包機への検査済製品供給機。
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