JP2003250009A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JP2003250009A
JP2003250009A JP2002047937A JP2002047937A JP2003250009A JP 2003250009 A JP2003250009 A JP 2003250009A JP 2002047937 A JP2002047937 A JP 2002047937A JP 2002047937 A JP2002047937 A JP 2002047937A JP 2003250009 A JP2003250009 A JP 2003250009A
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control device
intercom
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JP2002047937A
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Isao Kato
勇夫 加藤
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工時や保守・点検時に、伝送路の使用状態を
簡便に確認する。 【解決手段】通話の交換制御を行う制御装置1と、制御
装置を介して伝送路L1を経由して通話するための複数
のインターホン端末機2a、2b、…とを備え、制御装
置およびインターホン端末機の多重伝送回路11、21
の少なくとも一方に、伝送路を構成する通話路L11、
映像路L12、制御データ専用路L13および付加情報
データ専用路L14の使用状態の少なくとも1つをリア
ルタイムでモニタするためのインジケータ14、29を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターホン装置
に係わり、特に、伝送路を構成する通話路、映像路、制
御データ専用路および付加情報データ専用路の少なくと
も1つの使用状態をリアルタイムでモニタすることがで
きるインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のインターホン装置と
しては、図2に示すようなものが知られている。
【0003】同図において、従来のインターホン装置
は、通話の交換制御を行う制御装置5と、通話を行う複
数のインターホン端末機6a、6b、…とを備えてお
り、制御装置5は、伝送路L10を介して各インターホ
ン端末機6a、6b、…に接続されている。
【0004】制御装置5は、音声データと制御データを
多重化し伝送を行う多重伝送回路51(以下「制御装置
多重伝送回路51」という。)と、通話回線の回線交換
を行う回線交換部52と、通話回線の交換制御を行う制
御部53(以下「制御装置制御部53」という。)とを
備えている。ここで、制御装置制御部53は、制御装置
多重伝送回路51および回線交換部52に接続され、制
御装置多重伝送回路51には回線交換部52および伝送
路L10が接続されている。
【0005】また、各インターホン端末機6a、6b、…
は、それぞれ、音声データと制御データを多重化し伝送
を行う多重伝送回路61(以下「端末機多重伝送回路6
1」という。)と、呼出、応答、通話、終話の制御を行
う制御部62(以下「端末機制御部62」という。)
と、通話先の選局を行う選局SW63と、呼出および応
答を行う呼出・応答SW64と、着信や通話などの状態
を表示する表示部65と、音声信号をデジタル信号に変
換し、デジタル信号を音声信号に変換するコーデック6
6と、音声信号を出力するスピーカ67と、音声信号を
入力するマイク68とを備えている。ここで、各端末機
制御部62は、それぞれ端末機多重伝送回路61、選局
SW63、呼出・応答SW64および表示部65に接続
され、各端末機多重伝送回路61にはそれぞれコーデッ
ク66および伝送路L10が接続され、また、各コーデ
ック66にはそれぞれスピーカ67およびマイク68が
接続されている。
【0006】ところで、このような構成のインターホン
装置においては、インターホン装置の施工時や保守・点
検時に、伝送路に回線モニタ装置やオシロスコープなど
の測定機器を接続することにより、伝送路の使用状況や
異常回線捕捉などの監視が行なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、施工時
や保守・点検時に、その都度、伝送路に特別な測定機器
を接続することは不便であるという難点があった。
【0008】本発明は、このような難点を解決するため
になされたもので、施工時や保守・点検時に、伝送路に
特別な測定機器を接続しなくとも、簡便に伝送路の使用
状態を確認することができるインターホン装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明のインターホン装置は、通話の交換制御
を行う制御装置と、制御装置を介して伝送路を経由して
通話するための複数のインターホン端末機とを備え、制
御装置およびインターホン端末機の多重伝送回路の少な
くとも一方に、伝送路の通話路および映像路の使用状態
の少なくとも1つをリアルタイムにモニタするためのイ
ンジケータを設けたことを特徴としている。
【0010】また、本発明のインターホン装置は、通話
の交換制御を行う制御装置と、制御装置を介して伝送路
を経由して通話するための複数のインターホン端末機と
を備え、制御装置およびインターホン端末機の多重伝送
回路の少なくとも一方に、制御装置とインターホン端末
機間の制御データを伝送する制御データ専用路の使用状
態をリアルタイムにモニタするためのインジケータを設
けたことを特徴としている。
【0011】また、本発明のインターホン装置は、通話
の交換制御を行う制御装置と、制御装置を介して伝送路
を経由して通話するための複数のインターホン端末機と
を備え、制御装置およびインターホン端末機の多重伝送
回路の少なくとも一方に、インターホン端末機にとって
有用な付加情報データを伝送する付加情報データ専用路
の使用状態をリアルタイムにモニタするためのインジケ
ータを設けたことを特徴としている。
【0012】本発明のインターホン装置によれば、制御
装置およびインターホン端末機の多重伝送回路に、伝送
路を構成する通話路、映像路、制御データ専用路および
付加情報データ専用路の少なくとも1つの使用状態をリ
アルタイムでモニタするためのインジケータが接続され
ていることから、従来のインターホン装置のように、施
工時や保守・点検時において、伝送路に特別な測定機器
を接続しなくとも、簡便に伝送路の使用状態を確認する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターホン装置
を適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照
して説明する。
【0014】図1において、本発明のインターホン装置
は、通話の交換制御を行う制御装置1と、通話を行う複
数のインターホン端末機2a、2b、…と、付加情報デ
ータ(例えば生活便利帳、飲食店情報、天気予報、交通
時刻表若しくは交通情報などのデータ)が格納されてい
るサーバ3とを備えており、制御装置1は、第1の伝送
路L1を介して各インターホン端末機2a、2b、…
に、第2の伝送路L2を介してサーバ3にそれぞれ接続
されている。ここで、第1の伝送路L1は、通話路L1
1、映像路L12、制御データ専用路L13および付加
情報データ専用路L14で構成されている。
【0015】制御装置1は、音声データと制御データを
多重化し伝送を行う多重伝送回路11(以下「制御装置
多重伝送回路11」という。)と、通話回線の回線交換
を行う回線交換部12と、通話回線の交換制御を行う制
御部13(以下「制御装置制御部13」という。)と、
通話路L11の使用状態をリアルタイムでモニタする通
話路監視回路15(以下「制御装置通話路監視回路1
5」という。)と、映像路L12の使用状態をリアルタ
イムでモニタする映像路監視回路16(以下「制御装置
映像路監視回路16」という。)と、制御データ専用路
L13の使用状態をリアルタイムでモニタする制御デー
タ専用路監視回路17(以下「制御装置制御データ専用
路監視回路17」という。)と、付加情報データ専用路
L14の使用状態をリアルタイムでモニタする付加情報
データ専用路監視回路18(以下「制御装置付加情報デ
ータ専用路監視回路18」という。)と、各監視回路で
モニタした状態を示すLEDなどから成るインジケータ
14(以下「制御装置インジケータ14」という。)
と、付加情報データを多重化し伝送を行う多重伝送回路
19(以下「サーバ多重伝送回路19」という。)とを
備えている。ここで、制御装置制御部13は、制御装置
多重伝送回路11、回線交換部12およびサーバ多重伝
送回路19に接続され、制御装置多重伝送回路11には
回線交換部12、制御装置通話路監視回路15、制御装
置映像路監視回路16、制御装置制御データ専用路監視
回路17および制御装置付加情報データ専用路監視回路
18が、制御装置通話路監視回路15、制御装置映像路
監視回路16、制御装置制御データ専用路監視回路17
および制御装置付加情報データ専用路監視回路18には
制御装置インジケータ14が、サーバ多重伝送回路19
には第2の伝送路L2がそれぞれ接続されている。
【0016】各インターホン端末機2a、2b、…は、
それぞれ音声データと制御データを多重化し伝送を行う
多重伝送回路21(以下「端末機多重伝送回路21」い
う。)と、呼出、応答、通話、終話の制御を行う制御部
22(以下「端末機制御部22」いう。)と、通話先の
選局を行う選局SW23と、呼出および応答を行う呼出
・応答SW24と、着信や通話などの状態を表示する表
示部25と、音声信号をデジタル信号に変換し、デジタ
ル信号を音声信号に変換するコーデック26と、音声信
号を出力するスピーカ27と、音声信号を入力するマイ
ク28と、伝送路L1の使用状態をリアルタイムでモニ
タする通話路監視回路30(以下「端末機通話路監視回
路30」という。)と、映像路L12の使用状態をリア
ルタイムでモニタする映像路監視回路31(以下「端末
機映像路監視回路31」という。)と、制御データ専用
路L13の使用状態をリアルタイムでモニタする制御デ
ータ専用路監視回路32(以下「端末機制御データ専用
路監視回路32」という。)と、付加情報データ専用路
L14の使用状態をリアルタイムでモニタする付加情報
データ専用路監視回路33(以下「端末機付加情報デー
タ専用路監視回路33」という。)と、各監視回路でモ
ニタした状態を示すLEDなどから成るインジケータ2
9(以下「端末機インジケータ29」いう。)と、テレ
ビ電話などを構成するカメラ34とを備えている。ここ
で、各端末機制御部22は、それぞれ端末機多重伝送回
路21、選局SW23、呼出・応答SW24および表示
部25に接続され、各端末機多重伝送回路21には、そ
れぞれ表示部25、コーデック26、端末機通話路監視
回路30、端末機映像路監視回路31、端末機制御デー
タ専用路監視回路32、端末機付加情報データ専用路監
視回路33およびカメラ34が接続されている。また、
各コーデック26は、それぞれスピーカ27およびマイ
ク28に接続され、各端末機通話路監視回路30、端末
機映像路監視回路31、端末機制御データ専用路監視回
路32および端末機付加情報データ専用路監視回路33
は、それぞれ端末機インジケータ29に接続されてい
る。また、各端末機通話路監視回路30は、それぞれ端
末機多重伝送回路21、通話路L11および制御装置多
重伝送回路11を介して制御装置通話路監視回路15
に、各端末機映像路監視回路31は、それぞれ端末機多
重伝送回路21、映像路L12および制御装置多重伝送
回路11を介して制御装置映像路監視回路16に、各端
末機制御データ専用路監視回路32は、それぞれ端末機
多重伝送回路21、制御データ専用路L13および制御
装置多重伝送回路11を介して制御装置制御データ専用
路監視回路17に、各端末機付加情報データ専用路監視
回路33は、それぞれ端末機多重伝送回路21、付加情
報データ専用路L14および制御装置多重伝送回路11
を介して制御装置付加情報データ専用路監視回路18に
接続されている。
【0017】次に、このように構成された本発明のイン
ターホン装置の動作について説明する。
【0018】例えば、インターホン端末機2a(以下
「第1のインターホン端末機2a」という。)の選局S
W23で、隣接するインターホン端末機2b(以下「第
2のインターホン端末機2b」という。)を選局し、第
1のインターホン端末機2aの呼出・応答SW24(以
下「第1の呼出・応答SW24」という。)を押下する
と、第1のインターホン端末機2aの端末機制御部22
(以下「第1の端末機制御部22」という。)から、第
1、第2のインターホン端末機2a、2bのアドレスを
含有する呼出信号が出力され、この呼出信号が第1のイ
ンターホン端末機2aの端末機多重伝送回路21(以下
「第1の端末機多重伝送回路21」という。)および制
御データ専用路L13を介して制御装置多重伝送回路1
1へ伝送される。ここで、制御データ専用路L13に
は、呼出信号が流れていることから、制御装置制御デー
タ専用路監視回路17において、制御データ専用路L1
3の使用状態が監視されて制御装置インジケータ14が
点灯する。これにより、制御装置1と第1のインターホ
ン端末機2a間における制御データ専用路L13の使用
状態がリアルタイムで確認される。
【0019】一方、前述の呼出信号が制御装置制御部1
3で検出されると、この制御装置制御部13から呼出要
求信号および呼出確認信号が出力され、前者の呼出要求
信号が制御装置多重伝送回路11および制御データ専用
路L13を介して第2のインターホン端末機2bの端末
機多重伝送回路21(以下「第2の端末機多重伝送回路
21」という。)へ伝送される。そして、かかる呼出要
求信号が第2のインターホン端末機2bの端末機制御部
22(以下「第2の端末機制御部22」という。)で検
出されると、第2のインターホン端末機2bの表示部2
5(以下「第2の表示部25」という。)に、第1のイ
ンターホン端末機2aから呼出しが行なわれていること
が表示される。ここで、制御データ専用路L13には、
呼出要求信号が流れていることから、第2のインターホ
ン端末機2bの端末機制御データ専用路監視回路32
(以下「第2の端末機制御データ専用路監視回路32」
という。)において、制御データ専用路L13の使用状
態が監視されて第2のインターホン端末機2bの端末機
インジケータ29(以下「第2の端末機インジケータ2
9」という。)が点灯する。これにより、制御装置1と
第2のインターホン端末機2b間における制御データ専
用路L13の使用状態がリアルタイムで確認される。
【0020】次に、後者の呼出確認信号が制御装置多重
伝送回路11および制御データ専用路L13を介して第
1の端末機多重伝送回路21へ伝送され、かかる呼出確
認信号が第1の端末機制御部22で検出されると、第1
のインターホン端末機2aの表示部25(以下「第1の
表示部25」という。)に、第2のインターホン端末機
2bに対して呼出しが行なわれたことが表示される。こ
こで、制御データ専用路L13には、呼出確認信号が流
れていることから、第1のインターホン端末機2aの端
末機制御データ専用路監視回路32(以下「第1の端末
機制御データ専用路監視回路32」という。)におい
て、制御データ専用路L13の使用状態が監視されて第
1のインターホン端末機2aの端末機インジケータ29
(以下「第1の端末機インジケータ29」という。)が
点灯する。これにより、制御装置1と第1のインターホ
ン端末機2a間における制御データ専用路L13の使用
状態がリアルタイムで確認される。
【0021】そして、この状態において、第2のインタ
ーホン端末機2bの呼出・応答SW24(以下「第2の
呼出・応答SW24」という。)を押下すると、第2の
端末機制御部22から、第1、第2のインターホン端末
機2a、2bのアドレスを含有する応答信号が出力さ
れ、この応答信号が第2の端末機多重伝送回路21およ
び制御データ専用路L13を介して制御装置多重伝送回
路11へ伝送される。そして、かかる応答信号が制御装
置制御部13で検出されると、回線交換部12が制御さ
れると共に、制御装置制御部13から通話開始要求信号
が出力され、この通話開始要求信号が前述の呼出要求信
号および呼出確認信号と同様の経路を経由してそれぞれ
第1、第2の端末機多重伝送回路21へ伝送される。こ
こで、制御データ専用路L13には制御データとしての
応答信号および通話開始要求信号が流れていることか
ら、制御装置制御データ専用路監視回路17において、
制御データ専用路L13の使用状態が監視されて制御装
置インジケータ14が点灯する。また、第1、第2の端
末機制御データ専用路監視回路32において、制御デー
タ専用路L13の使用状態が監視されて第1、第2の端
末機インジケータ29がそれぞれ点灯する。これによ
り、制御装置1と第1、第2のインターホン端末機2
a、2b間における制御データ専用路L13の使用状態
がリアルタイムで確認される。
【0022】次いで、この状態において、第1のインタ
ーホン端末機2aのマイク28より音声信号を入力する
と、かかる音声信号は、第1のインターホン端末機2a
のコーデック26でデジタル信号に変換され、第1の端
末機多重伝送回路21、通話路L11および第2の端末
機多重伝送回路21を介して第2のインターホン端末機
2bのコーデック26へ伝送され、当該コーデック26
においてアナログ信号に変換され、第2のインターホン
端末機2bのスピーカ27から音声信号が出力する。こ
こで、通話路L11には音声信号が流れていることか
ら、第2のインターホン端末機2bの端末機通話路監視
回路30(以下「第2の端末機通話路監視回路30」と
いう。)において、通話路L11の使用状態が監視され
て第2の端末機インジケータ29が点灯する。これによ
り、第1、第2のインターホン端末機2a、2b間にお
ける通話路L11の使用状態がリアルタイムで確認され
る。
【0023】同様にして、第2のインターホン端末機2
bのマイク28より入力される音声信号も、コーデック
26でデジタル信号に変換され、第2の端末機多重伝送
回路21、通話路L11および第1の端末機多重伝送回
路21を介してコーデック26へ伝送され、当該コーデ
ック26においてアナログ信号に変換され、第1のイン
ターホン端末機2aのスピーカ27から音声信号が出力
する。これにより、第1、第2のインターホン端末機2
a、2b間において通話が成立する。ここで、通話路L1
1には音声信号が流れていることから、第1のインター
ホン端末機2aの端末機通話路監視回路30(以下「第
1の端末機通話路監視回路30」という。)において、
通話路L11の使用状態が監視されて第1の端末機イン
ジケータ29が点灯する。これにより、第1、第2のイ
ンターホン端末機2a、2b間における通話路L11の
使用状態がリアルタイムで確認される。
【0024】次に、第1のインターホン端末機2aのカ
メラ34によって撮像された居住者(以下「第1の居住
者)という。)などの映像信号は、第1のインターホン
端末機2aの変・復調回路(以下「第1の変・復調回
路)という。)(不図示)においてFM変調され、FM
映像信号として第1の端末機多重伝送回路21および映
像路L12、第2の端末機多重伝送回路21を介して第
2のインターホン端末機2bの変・復調回路(以下「第
2の変・復調回路)という。)(不図示)へ伝送され、
第2の変・復調回路においてFM復調される。そして、
復調された映像信号が第2の表示部25へ伝送される
と、第2の表示部25に第1の居住者の映像が出画され
る。
【0025】同様にして、第2のインターホン端末機2
bのカメラ34によって撮像された居住者(以下「第2
の居住者)という。)などの映像信号も、第2の変・復
調回路においてFM変調され、FM映像信号として第2
の端末機多重伝送回路21および映像路L12、第1の
端末機多重伝送回路21を介して第1の変・復調回路
(不図示)へ伝送され、第1の変・復調回路においてF
M復調される。そして、復調された映像信号が第1の表
示部25へ伝送されると、第1の表示部25に第2の居
住者の映像が出画される。ここで、映像路L12にはF
M映像信号が流れていることから、端末機映像路監視回
路31において、映像路L12の使用状態が監視されて
第1、第2の端末機インジケータ29が点灯する。これ
により、第1、第2のインターホン端末機2a、2b間
における映像路L12の使用状態がリアルタイムで確認
される。
【0026】一方、第1のインターホン端末機2aにお
いて、情報入手SW(不図示)を押下すると、第1の端
末機制御部22から、第1のインターホン端末機2aの
アドレスを含有する情報入手信号が出力され、この情報
入手信号が第1の端末機多重伝送回路21および付加情
報データ専用路L14を介して制御装置多重伝送回路1
1へ伝送される。同様にして、第2のインターホン端末
機2bにおいて、情報入手SW(不図示)を押下する
と、第2の端末機制御部22から、第2のインターホン
端末機2bのアドレスを含有する情報入手信号が出力さ
れ、この情報入手信号が第2の端末機多重伝送回路21
および付加情報データ専用路L14を介して制御装置多
重伝送回路11へ伝送される。ここで、付加情報データ
専用路L14には、付加情報データが流れていることか
ら、制御装置付加情報データ専用路監視回路18におい
て、付加情報データ専用路L14の使用状態が監視され
て制御装置インジケータ14が点灯する。これにより、
制御装置1と第1、第2のインターホン端末機2a、2
b間における付加情報データ専用路L14の使用状態が
リアルタイムで確認される。
【0027】また、前述の情報入手信号が制御装置制御
部13で検出されると、制御装置制御部13から情報要
求信号が出力され、この情報要求信号がサーバ多重伝送
回路19および第2の伝送路L2を介してサーバ3へ伝
送される。これにより、サーバ3から所定の付加情報デ
ータが読み出され、この付加情報データが前述の情報要
求信号および情報入手信号と逆の経路を経由して第1、
第2の端末機制御部22へ伝送される。そして、かかる
付加情報データが第1、第2の端末機制御部22で検出
されると、第1、第2の表示部25に、例えば生活便利
帳、飲食店情報、天気予報、交通時刻表若しくは交通情
報などの情報が表示される。ここで、付加情報データ専
用路L14には、付加情報データが流れていることか
ら、第1、第2のインターホン端末機2a、2bの端末
機付加情報データ専用路監視回路33において、付加情
報データ専用路L14の使用状態が監視されて第1、第
2の端末機インジケータ29が点灯する。これにより、
制御装置1と第1、第2のインターホン端末機2a、2
b間における付加情報データ専用路L14の使用状態が
リアルタイムで確認される。
【0028】なお、前述の実施例においては、端末機多
重伝送回路に、端末機通話路監視回路、端末機映像路監
視回路、端末機制御データ専用路監視回路および端末機
付加情報データ専用路監視回路を接続し、また制御装置
多重伝送回路に、制御装置通話路監視回路、制御装置映
像路監視回路、制御装置制御データ専用路監視回路およ
び制御装置付加情報データ専用路監視回路を接続した場
合について述べているが、端末機多重伝送回路に、端末
機通話路監視回路、端末機映像路監視回路、端末機制御
データ専用路監視回路および端末機付加情報データ専用
路監視回路の何れか1つを接続し、また制御装置多重伝
送回路に、制御装置通話路監視回路、制御装置映像路監
視回路、制御装置制御データ専用路監視回路および制御
装置付加情報データ専用路監視回路の何れか1つを接続
してもよい。また、制御装置、端末の少なくとも1つに
インジケータを設けてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインターホン装置によれば、制御装置およびインター
ホン端末機の多重伝送回路に、伝送路を構成する通話
路、映像路、制御データ専用路および付加情報データ専
用路の少なくとも1つの使用状態をリアルタイムでモニ
タするためのインジケータが接続されていることから、
従来のインターホン装置のように、施工時や保守・点検
時において、伝送路に特別な測定機器を接続しなくと
も、簡便に伝送路の使用状態を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターホン装置の一実施例における
ブロック図。
【図2】従来のインターホン装置のブロック図。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・制御装置 11・・・・・・・・多重伝送回路(制御装置多重伝送
回路) 14・・・・・・・・インジケータ(制御装置インジケ
ータ) 2a、2b、…・・・インターホン端末機 21・・・・・・・・多重伝送回路(端末機多重伝送回
路) 29・・・・・・・・インジケータ(端末機インジケー
タ) L1・・・・・・・・伝送路 L11・・・・・・・・通話路 L12・・・・・・・・映像路 L13・・・・・・・・制御データ専用路 L14・・・・・・・・付加情報データ専用路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通話の交換制御を行う制御装置(1)と、
    前記制御装置を介して伝送路(L1)を経由して通話す
    るための複数のインターホン端末機(2a、2b、…)
    とを備え、 前記制御装置および前記インターホン端末機の多重伝送
    回路(11、21)の少なくとも一方に、前記伝送路の
    通話路(L11)および映像路(L12)の使用状態の
    少なくとも1つをリアルタイムにモニタするためのイン
    ジケータ(14、29)を設けたことを特徴とするイン
    ターホン装置。
  2. 【請求項2】通話の交換制御を行う制御装置(1)と、
    前記制御装置を介して伝送路(L1)を経由して通話す
    るための複数のインターホン端末機(2a、2b、…)
    とを備え、 前記制御装置および前記インターホン端末機の多重伝送
    回路(11、21)の少なくとも一方に、前記制御装置
    と前記インターホン端末機間の制御データを伝送する制
    御データ専用路(L13)の使用状態をリアルタイムに
    モニタするためのインジケータ(14、29)を設けた
    ことを特徴とするインターホン装置。
  3. 【請求項3】通話の交換制御を行う制御装置(1)と、
    前記制御装置を介して伝送路(L1)を経由して通話す
    るための複数のインターホン端末機(2a、2b、…)
    とを備え、 前記制御装置および前記インターホン端末機の多重伝送
    回路(11、21)の少なくとも一方に、前記インター
    ホン端末機にとって有用な付加情報データを伝送する付
    加情報データ専用路(L14)の使用状態をリアルタイ
    ムにモニタするためのインジケータ(14、29)を設
    けたことを特徴とするインターホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014150457A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Panasonic Corp 集合住宅の情報伝送システム、通信制御装置

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