JP2011160260A - 電話主装置および電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コールセンターにおいて、経験の浅いオペレータとお客様との間でトラブルが発生する事がある。この場合、お客様の感情をいち早く沈めるために、ベテランのオペレータが適切な応答をするなどの処置が必要になる。しかし、どこでトラブルが発生しているのか不明である。
【解決手段】主装置200は、感情を検出し、感情表示配列を組み立て、感情データを電話機100に送信する。主装置200は、またアラーム情報を取得し、アラーム表示を電話機100に送信する。電話機100は、受信した表示データを電話機のLED,LCD表示部107または音声処理部110に表示させる。電話機100は、LED,LCD表示部107または音声処理部110でアラーム情報を表示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電話主装置および電話機に係り、特に、回線毎に感情表示をする電話システムにおける、感情種別とその強度を電話機に表示する電話主装置および電話機に関する。
従来、サポートセンター、お客様相談室など、顧客の電話に応対するコールセンターにおいて、経験の浅いオペレータとお客様との間でトラブルが発生する事がある。この場合、お客様の感情をいち早く沈めるために、ベテランのオペレータが適切な応答をするなどの処置が必要になる。
特許文献1は、顧客との通話を録音した音声データから感情を抽出し、通話中の顧客の感情の変化を測定し、対応したオペレータの応対能力を評価する技術を開示する。
一方、特許文献2は、音声の強度、音声のテンポと抑揚のそれぞれの変化量から、人間の感情を正確に検出する感情検出装置を開示している。
特開2007−004001号公報 特開2002−091482号公報
特許文献1は、オペレータの応対能力を評価するための診断装置である。したがって、診断装置は、一旦通話の録音データを記憶部に記憶する。このため、現在通話中のトラブルに関して、管理者またはベテランのオペレータは、その発生に気づかない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。本発明は、複数の電話機から構成される電話システムにおいて、現在通話中のトラブルをいち早く発見して、管理者および/またはトラブル中のオペレータのまわりのベテランのオペレータに通知・対応できる技術を提供する。
上述した課題は、外線および内線を収容して呼を制御する電話主装置において、内線毎の音声を分析して話者の喜怒哀楽に係る感情の度合いを検出して数値化する感情検出手段と、感情検出手段が数値化した内線毎の感情の度合いに係る情報を所定の内線または外線に通知する感情通知手段と、を有する電話主装置により、達成できる。
また、外線および内線を収容して呼を制御する電話主装置において、内線毎の音声を分析して話者の喜怒哀楽に係る感情の度合いを検出して数値化する感情検出手段と、感情検出手段が数値化した内線毎の感情の度合いが予め定められた値以上であるか否かを判定する感情判定手段と、を有し、感情の度合いが予め定められた値以上であると判定された場合、所定の内線または外線に感情の度合いに係るアラーム情報を送信する電話主装置により、達成できる。
さらに、外線および内線を収容して呼を制御し、内線毎の音声を分析して話者の喜怒哀楽に係る感情の度合いを検出して数値化する感情検出手段と、感情検出手段が数値化した内線毎の感情の度合いが予め定められた値以上であるか否かを判定する感情判定手段と、を有し、感情の度合いが予め定められた値以上であると判定された場合、所定の内線または外線に感情の度合いに係るアラーム情報を送信する電話主装置の内線に繋がる電話機であって、表示素子を含む複数の操作キーが行方向および列方向に配置された表示部を有し、電話主装置から内線毎の感情の度合いに係る情報を通知された場合、通知された内線毎の感情の度合いに係る情報を複数の表示素子の行方向または列方向のいずれか一方の第1の方向に対応させ、通知された感情の度合いに係る情報を行方向または列方向の第1の方向と異なる第2の方向に対応させ、第2の方向の表示素子の連続する点灯または滅灯の数により感情の度合いを表示する電話機により、達成できる。
本発明によれば、通話相手または通話中の全オペレータの感情を把握することができるので、トラブルが起きても早急に発見できるようになる。
ネットワークシステムのブロック図である。 電話機の機能ブロック図である。 主装置の機能ブロック図である。 電話機の処理を説明するフローチャートである。 主装置の処理を説明するフローチャートである。 電話機のマンマシンインターフェイスを説明する平面図である。 感情を色で表現するための配色表示である。 感情レベル判定を説明する図である。 ワンタッチボタン列の点灯/滅灯による感情レベル表示を説明する図である。 ワンタッチボタン1個の点滅周期による感情レベル表示を説明する図である。 ワンタッチボタン1個の点灯色と点滅周期による感情と感情レベル表示を説明する図である。 ワンタッチボタン列の点灯色と点灯/滅灯による感情と感情レベル表示を説明する図である(その1)。 ワンタッチボタン列の点灯色と点灯/滅灯による感情と感情レベル表示を説明する図である(その2)。 ワンタッチボタン列と着信ボタンの点灯色と点灯/滅灯による感情と感情レベル表示を説明する図である。 ワンタッチボタン列と着信ボタンの点灯/滅灯による通話相手の全感情のレベル表示を説明する図である。 ワンタッチボタン1個の点滅周期による送話と受話の感情レベル表示を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
まず、図1を参照して、実施例1のネットワークシステム500の構成を説明する。図1において、ネットワークシステム500は、パケット通信を用いる。ネットワークシステム500は、IP外線5、主装置200、LAN(Local Area Network)4、2台の電話機100から構成される。
IP外線5は、IP網3と主装置200を接続する。主装置200は、電話機100の通信について、呼を制御する。主装置200は、電話機100からの音声データを受けて電話機100へ感情表示を指示する。また、主装置200は、IP網3を介して、図示しないIP網3上の電話端末と電話機100との間の呼制御処理と音声データの転送処理をする。LAN4は、IP内線を構成する。電話機100−1、100−2は、LAN4に接続して、通話および感情表示する。なお、本明細書において、装置または機能を総称して書く場合は、番号の後のハイフン“−”以降は省略する。
図2を参照して、電話機100の構成を説明する。図2において、電話機100は、通信インターフェイス101、通信制御部102、端末呼制御部103、入力部104、表示データ受信部105、表示処理部106、LED,LCD表示部107、音声通信処理部108、音声処理部109、アラーム受信部110から構成される。
通信インターフェイス部101は、LAN4に接続するインターフェイスである。通信制御部102は、送信元あるいは送信先へパケット通信するための、通信処理をする。通信制御部102では、パケットの内容に応じて、端末制御部103、表示データ受信部105、アラーム受信部110、音声通信処理部108とデータ転送する。端末呼制御部103は、主装置200から到着したパケットが、発信、着信、保留または終話などの呼情報であれば、呼制御処理する。入力部104は、ダイヤルキーおよび応答、終話を示すフック情報の入力処理をする。入力部104が応答を示すフック情報を検出すると、端末制御部103は、応答パケットを生成する。通信制御部102は、生成した応答パケット、主装置200へ送信する。
表示データ受信部105は、通信制御部102に表示用のパケットデータが届くと感情表示データを取り出して表示処理部106に送る。表示処理部106は、表示データ受信部105から、発番号、着信表示、感情表示とアラーム受信部110から表示を伴うアラーム情報を受け取ると、受け取ったアラーム情報をLED,LCD表示部107送る。LED,LCD表示部107は、受け取ったアラーム情報を表示する。
アラーム受信部110は、通信制御部102を介して主装置200から送られる通話相手の感情に、怒り,興奮の感情レベルが一定の値を超えたことを示すアラーム情報を受信する。電話機100が受信したアラーム情報が表示で示すアラーム情報であれば、複数の表示器に後述する図14の表示パターンに示す表示パターンを使って表示処理部106にアラーム情報を送る。また、電話機100から受信したアラーム情報が音声で示すアラーム情報であれば、アラーム情報を音声処理部109に送りアラーム音を出す。
音声処理部109は、ハンドセット、マイクの音声を取り込んで音声データに変換する。また、アラーム受信部110からの音声と音声通信処理部108からの音声データを受け取って音声出力する。音声通信処理部108は、通信制御部102からの音声データおよび音声処理部109からの音声データを通信先端末のデータフォーマットに合わせて音声データの変換処理をする。
図3を参照して、主装置のブロック構成を説明する。図3において、主装置200は、LANインターフェイス201、WANインターフェイス202、通信制御部203、呼制御管理部204、音声通信部205、状態管理部206、記憶部207、感情データ送信部208、表示配列部209、アラーム処理部210、感情検出部211から構成される。
LANインターフェイス部201は、LAN4と接続するインターフェイスである。WANインターフェイス部202は、IP外線5と接続するインターフェイスである。通信制御部203は、送信元あるいは送信先へパケットを転送するための、通信処理をする。通信制御部203では、呼制御に関する情報は呼制御管理部204、音声であれば音声通信部205、感情データの送信であれば感情データ送信部208へデータを転送する。
呼制御管理部204は、電話機100から到着した発信、着信、終話などの通信呼を処理して、通信制御部203に送る。また、呼制御管理部204は、電話機100と通話相手が使用する回線の割り当てと、割り当てた回線の接続状態を示す回線情報を状態管理部206に送る。
音声通信部205は、状態管理部206から音声転送情報を受けると、受信した音声データを通話相手のアドレスに変換して、通信制御部203に送る。また、音声通信部205は、状態管理部206から回線情報を受けた音声データを感情検出部211に送る。感情検出部211は、音声データから感情の種類と感情の度合いを数値化した感情数値情報を、状態管理部206に送る。
状態管理部206は、呼制御管理部204から回線情報を受けて、音声データを相手の電話に送る音声転送情報を音声通信部205に送る。また、状態管理部206は、感情検出部211から感情数値情報があると、憶部207から表示形式を読み出して、感情配列部209とアラーム処理部210に送る。
記憶部207は、感情データを電話機100に表示させるための表示形式が格納され、回線接続に合わせて表示形式が選択される。表示配列部209は、感情数値情報と表示形式と回線情報が状態管理部206から送られると、図12に示す表示を電話機100に表示させる感情表示データを作り送信部208に送る。
アラーム処理部210は、感情数値情報と表示形式が状態管理部206を受け取り、感情数値情報の値が閾値を超えていると、LED,LCD表示または音声で伝えるためのアラーム情報を作り、感情データ送信部208に送る。感情データ送信部208は、アラーム情報または、感情表示データを受け取ると、通信制御部203に送り、電話機100に送信する。
図4を参照して、電話機100の通話開始してからの動作を説明する。図4において、電話機100は、通話が開始されると、主装置200から、感情表示データの到着の有無を判定する(S402)。感情表示データが到着したとき(402YES)は、電話機100は、受信した表示データを電話機のLED,LCD表示部107または音声処理部110に表示させる(S403)。電話機100は、主装置200からアラーム情報が到着しているか判定する(S404)。アラーム情報が到着していれば(S404YES)、電話機100は、LED,LCD表示部107または音声処理部110でアラーム情報を表示する(S405)。感情表示データが到着していないとき(S402NO)、電話機100は、S404に遷移する。アラーム情報が到着していなければ(S404NO)、電話機100は、切断が有るか確認する。通話が継続していれば(S406NO)、電話機100は、402に遷移する。通話が終了すれば(S406YES)、終了する。
図5を参照して、主装置200の通話開始からの動作を説明する。図5において、主装置200は、電話機100が通話開始すると、音声通信部205で転送する通話音声を感情検出部211へ送ると感情データを得る。主装置200は、後述する図9の感情表示例および後述する図12の外線1の表示例を記憶部207から読み出してアラーム処理部210と表示配列部209に電話機100へ表示する表示パターンを設定する(S502)。主装置200は、通話開始されると音声データ転送に合わせて感情検出を開始する(S503)。主装置200は、音声データの受信を判定する(S504)。送話または受話があれば、(S504YES)、主装置200は、回線情報を取得する(S505)。主装置200は、感情を検出する(S506)。主装置200は、感情を検出した感情表示情報を電話機100に表示させるための感情表示データを作る(S507)。主装置200は、感情表示データを電話機100に送信する(S508)。主装置200は、アラームが必要か判定する(S509)。電話機100にアラームが必要と判定したとき(S509YES)、主装置200は、電話機100のLED,LCDまたは音声を用いたアラーム情報に変換する(S510)。主装置200は、アラーム情報を電話機100に送信する(S511)。主装置200は、切断があるか判定する(S512)。電話機から切断があると(512YES)、主装置200は、通信を終了する。
音声データが無ければ(S504NO)、主装置200は、切断の判定をする(S512)。主装置200は、電話機100から切断要求が有れば(S512YES)、通話を終了する。アラームがなければ(509NO)、主装置200は、ステップ512に遷移する。通話が継続していれば(512NO)、主装置200は、次の音声データを判定する(S504)。
本実施例の電話機は、通信に伴う情報を外線情報や内線情報を表示すると共に、通話中の音声データから得られた感情表示データを、外線ボタン情報、内線ホタン情報の情報を示と共に表示する。
図6を参照して、電話機100の基本構成を説明する。電話機100のマンマシーンインターフェイスである入力部104およびLED,LCD表示部107の詳細を説明する。図6において、入力部104は、ワンタッチボタン群14、ダイヤルキー15、内線ボタン16、スピーカボタン17、保留ボタン18、フック19から入力された情報で電話機を制御する。LED,LCD表示部107は、着信ランプ12、LCD13、ワンタッチボタン群14、内線ボタン16、スピーカボタン17に情報を表示する。ワンタッチボタン群14、内線ボタン16、スピーカボタン17は、入力機能と表示機能(出力)を兼用する。ハンドセット11は、音声を送受話する。
着信ランプ12は、着信時点滅する。LCD13は、発呼先電話番号、発呼元電話番号を表示する。ワンタッチボタン群14は、ボタンとLEDとから構成される。ワンタッチボタン群14は、予め電話番号を登録する。ワンタッチボタン群14のLEDは、感情を表示する。ダイヤルキー15は、0〜9、*、#のPB音を送出する。内線ボタン16は、内線を選択する。スピーカボタン17は、図示しないスピーカを有効にする。スピーカは、ハンドフリー着話音を送出する。保留ボタン18は、電話機100を保留状態に遷移させる。フック19は、ハンドセット11の取り上げ、戻しを検出する。なお、電話機100は、図示しないマイクを有する。このマイクは、ハンドフリー送話に使用する。
図7を参照して、感情表示を色で表現するための配色表示を説明する。図7において、感情の種類は、怒りを示す赤1401、興奮を示す橙1402、楽しさを示す黄1403、喜びを示す緑1404、哀愁を示す青1405、平常を示す白1406と電話として使用していることを示す黄緑1407で表現する。
図8を参照して、感情レベル判定例を説明する。感情レベル判定は、感情数値情報を電話機100へ表示する感情レベルの判定である。図8において、感情検出部211で得られた感情数値情報は、感情毎に0〜100%で示され、感情判定値1409と表示レベルに分けた感情レベル1408へ送られる。感情数値化情報は、表示配列部209またはアラーム処理部210で、感情判定値1409を感情レベル1408に変換する。感情レベル1408は、レベル1を0〜25%、レベル2を26〜50%、レベル3を51〜75%、レベル4を76〜100%に分けて表示に使う。感情レベル1408は、また、特定の感情が特定のレベルを超えたときに、第2の表示器に表示させるための閾値としても利用する。
図9を参照して、ボタン列による感情レベル表示例を説明する。感情レベル表示は、感情レベル判定で分けられた値を、電話機100を分かり易く表示するための表示方法である。図9において、主装置200の表示配列部209は、感情検出部211からの感情結果を受信すると、感情の種類に基づいて、提示色と感情レベルとに対応する表示配列を決定する。感情レベル表示1418は、ワンタッチボタンを縦列または横列で使用し、感情レベルに対応して、LEDの点灯パターンを表示する。ここではワンタッチボタンを縦列で使用するパターンを説明する。
レベル1を示す表示1は、下から順にLEDを1つ点灯、3つ消灯させる。レベル2を示す表示2は、下から順にLEDを2つ点灯、2つ消灯させる。レベル3を示す表示3は、LEDを3つ点灯、1つ消灯させる。レベル4を示す表示4は、LEDを4つすべて点灯させる。
図10を参照して、1ボタンで感情を示すときに用いる感情表示波形を説明する。図10において、横軸は時間、縦軸はそれぞれHigh、Lowである。ボタンはHighで点灯し、Lowで滅灯する。1ボタンで感情表示するときは、図7を用いて説明した感情表示配色と感情レベルを示す点滅周期で表示する。
感情レベル1408に合わせて、レベル1で有れば2秒周期点滅、レベル2で有れば1秒周期点滅、レベル3で有れば0.5秒周期点滅、レベル4で有れば0.25秒周期点滅の様に、点滅周期を替えて感情レベルを示す。
図11を参照して、さらに具体的に、ワンタッチボタン群14の中の1ボタンで送話または受話の感情を表示する場合を説明する。図11において、ワンタッチボタン群14中のボタンに設けたLEDは、その色で感情の種類を示し、点滅間隔で感情レベルを示す。感情表示レベル1423は、図10で説明した感情表示波形の周期での点滅で感情レベル示す。レベル1は0〜25%を示し、レベル2は26〜50%を示し、レベル3は51〜75%を示し、レベル4は76〜100%を示す。感情表示は、6種類あり、それぞれ、緑色の喜1429、赤色の怒1430、青色の哀1431、黄色の楽1432、橙色の興奮1433、白色の平常1434で示される。
この表のように表示を使い分けると、ボタン1つに備わるLEDで、感情の種類とレベルを全て表わすことができる。ボタン1つに備わるLEDで感情の種類を全て表わせるので、ワンタッチボタン群14を使うと、24個、12通話×(送話+受話)の感情表示ができる。また、感情表示データは主装置100から送られてくるので、ワンタッチボタンに登録した回線と電話機の感情を視覚的に表現できる。
図12ないし図16を参照して、他のワンタッチボタン群14を用いた表示例を説明する。なお、図14、図15は、着信ランプ12をも含んだ視覚表示である。図12を参照して、外線1の感情表示を説明する。図12は、ベテランオペレータが使用する電話機100の表示である。図12において、ワンタッチボタン群14について、縦の一列を外線1からの受話音の感情表示に利用している。すなわち、ワンタッチボタン群14の縦一列は、点灯しているボタンの行まで下から順にレベル1〜レベル4を意味している。また、点灯色は、感情を示している。つまり、外線1からの受話音は、怒りであり、レベル3である。
図13を参照して、外線1と外線2の感情表示例を説明する。図13は、ベテランオペレータが使用する電話機100の表示である。図13において、ワンタッチボタン群14について、縦の一列を外線1からの受話音の感情表示に利用している。すなわち、ワンタッチボタン群14の縦一列は、点灯しているボタンの行まで下から順にレベル1〜レベル4を意味している。また、点灯色は、感情を示している。つまり、外線1からの受話音は、興奮であり、レベル2である。一方、外線2からの受話音は、楽しいであり、レベル4である。
ここでは、電話機100−1が外線1で通話、電話機100−2が外線2で通話の感情表示である。図13において、外線を捕捉したワンタッチボタンの位置を含む位置に感情表示する。
図14を参照して、ワンタッチボタンと着信ランプを使った強調表示例を説明する。図14において、ワンタッチボタンを用いた感情表示の他に、着信ランプ12を使って、怒り1401、興奮1402など特定の感情を強調表示する。強調表示では、図11を参照して説明した表示色と点滅パターンを、着信ランプ12に適用する。なお、図8を参照して説明した感情レベル判定のレベル3を閾値として、閾値を超えたときに着信ランプ12へ特定感情を表示する。
図15を参照して、特定通信相手の全感情表示例を説明する。図15において、ワンタッチボタン群14の縦一列を用いて、列ごとに感情を表示する。ここでは、外線1の列に怒り、外線2の列に興奮、外線3の列に楽しい、内線1の列に喜び、内線2の列に哀愁、内線3の列に平常が割り付けられている。図15によれば、電話機100と通話する相手の感情が、一目で確認することができる。更に、着信ランプ12を使って、怒り、興奮など特定の感情を強調表示してもよい。
図16を参照して、送話と受話の同時表示例について説明する。図15において、図11を参照して説明した1ボタン感情表示を用いて、外線1のボタンに受話相手の感情、内線1のボタンに送話者の感情を表示する。ワンタッチボタン群14を用いると、外線、内線合わせて12組の感情表示が可能である。
このとき、怒り、興奮などの特定感情が一定の度合いを超えたときに、通話元と通信先の相手を示すボタンが同じタイミングで点滅させて、通話回線を特定させてもよい。このように、複数通話の感情表示をしていても、通信中の組を特定できることで、お客様とのトラブルを当事者以外で知ることができるようになる。
なお、本実施例では電話機で感情検出する手段を説明した。しかし、発明はこれに限定されない。電話機の音声交換機能有する主装置200に感情検出部211を搭載しているので、感情検出器の数をトラフィックまたは表示ランプの数に合わせることでコスト低減するシステムを作ることができる。またパケット通信を使う機器では、呼情報は主装置経由で通信し、音声データは電話機同士で送るように、異なる通信ルートを使うことがある。この場合、主装置200の感情検出部211、表示配列部209、感情データ送信部208を電話機100に搭載して、電話機100から感情データを主装置200に送ることで、異なる通信ルートで有っても感情データを共有するシステムができる。
さらに、電話機100で感情検出ができるようになると、電話機の間で直接情報交換することで、複数電話機の感情表示を共有して表示できる。
本電話システムは、感情検出した結果の累積情報と通話中の感情データを用いて、平常や喜びの多いオペレータを優先的に着信させても良い。また、通話中に怒りや興奮を検出すると、待機中の電話機の中から怒りや興奮が少ないか、平常或いは喜びの多いオペレータを優先的に選んで保留/転送することで、電話システムの中で最も適切なオペレータを選択するシステムを作ることもできる。
上述した実施例に拠れば、主装置で感情検出するので、外線/内線数や電話に搭載された表示器数、トラフィック理論に基づいて感情検出部を搭載すればよい。この結果、安価なシステムを作ることができる。
3…IP網、4…LAN、5…IP外線、11…ハンドセット、12…着信ランプ、13…LCD、14…ワンタッチボタン群、15…ダイヤルキー、16…内線ボタン、17…スピーカボタン、18…保留ボタン、19…フック、50…加入者線、100…電話機、101…通信インターフェイス部、102…通信制御部、103…端末呼制御部、104…入力部、105…表示データ受信部、106…表示処理部、107…LED,LCD表示部、108…音声通信処理部、109…音声処理部、200…主装置、201…LANインターフェイス部、202…WANインターフェイス部、203…通信制御部、204…呼制御管理部、205…音声通信部、206…状態管理部、207…記憶部、208…感情データ送信部、209…表示配列部、210…アラーム処理部、211…感情検出部、500…ネットワークシステム。

Claims (5)

  1. 外線および内線を収容して呼を制御する電話主装置において、
    前記外線または内線から入力する音声信号を分析して話者の喜怒哀楽に係る感情の度合いを検出して数値化する感情検出手段と、前記感情検出手段が数値化した内線毎の感情の度合いに係る情報を所定の内線または外線に通知する感情通知手段と、を有することを特徴とする電話主装置。
  2. 外線および内線を収容して呼を制御する電話主装置において、
    前記外線または内線から入力する音声信号を分析して話者の喜怒哀楽に係る感情の度合いを検出して数値化する感情検出手段と、前記感情検出手段が数値化した話者の感情の度合いが予め定められた値以上であるか否かを判定する感情判定手段と、を有し、
    いずれかの話者の感情の度合いが予め定められた値以上であると判定された場合、所定の内線または外線に前記感情の度合いに係るアラーム情報を送信することを特徴とする電話主装置。
  3. 外線および内線を収容して呼を制御し、前記外線または内線から入力する音声信号を分析して話者の喜怒哀楽に係る感情の度合いを検出して数値化し、前記数値化した内線毎の感情の度合いに係る情報またはアラーム情報を所定の内線または外線に送信する電話主装置の内線に繋がる電話機であって、
    表示素子を含む複数の操作キーが行方向および列方向に配置された表示部を有し、
    前記電話主装置から前記内線毎の感情の度合いに係る情報を通知された場合、前記通知された内線毎の感情の度合いに係る情報の対応内線を前記複数の表示素子の行方向または列方向のいずれか一方の第1の方向に対応させ、前記通知された感情の度合いに係る情報を行方向または列方向の前記第1の方向と異なる第2の方向に対応させ、前記第2の方向の表示素子の連続する点灯または滅灯の数により前記感情の度合いを表示することを特徴とする電話機。
  4. 請求項3に記載の電話機であって、
    前記表示素子は、複数色を表示し、
    前記電話主装置から前記内線毎の感情の度合いを通知された場合、喜怒哀楽に係る感情の種別を前記表示素子の表示色で表現することを特徴とする電話機。
  5. 請求項3または4に記載の電話機であって、
    前記通知されたいずれかの内線の感情の度合いに係る情報が予め定められたアラーム条件を超えた場合、当該内線に対応する感情の度合いの表示を所定の強調表示または音声再生によりアラーム通知することを特徴とする電話機。
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