JP2008072504A - Ip電話システム - Google Patents

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静磨 酒井
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俊樹 森
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Abstract

【課題】電話会議において発言者を容易に特定でき、発言のきっかけをつかみやすくしたIP電話システムを提供すること。
【解決手段】IPーPBX装置1に備わる電話会議を司る会議回路16の前段に、発言者の送話レベルを測定しそのレベルが最も高いユーザを検出し、そのユーザを現在の会議の発言者として判定する送話レベル測定/比較部17を設ける。現在の会議の発言者を検出したIP−PBX装置1はそのユーザ名を特定し、SIPインスタントメッセージにより各会議参加ユーザのIP電話機に通知する。各会議参加ユーザのIP電話機上ではそのメッセージを表示する。このようにすることで各会議参加者は現在の発言者の名前を表示部4で確認することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、オフィス内における内線電話システムなどに用いられるIP電話システムに関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークを介して音声通話を実現するシステムが知られている。この種のシステムはIP電話システム、あるいはVoIP(Voice over IP)と称される。IPはコンピュータ間通信における汎用の通信プロトコルであるので、IP電話システムを用いればコンピュータとの連携機能を柔軟に構築することができる。近年ではオフィス内LAN(Local Area Network)上にIP電話機を接続して内線電話網を構築することが行われている。
周知のように、既存の内線電話システムには電話会議機能を設けているものがある(例えば特許文献1〜3を参照)。しかしながら電話会議を3者以上の複数ユーザで実施する際に、会議参加者が多いと誰が発言しているのかを声質で判断するしかないので判りにくいという不都合があった。参加者同士が初対面である場合にはなおさらで、現在の発言者が誰で、どのような立場で発言しているのかを他者が把握することは非常に難しい。また、発言しようと思っても発言のきっかけをつかめないまま次の話題に移行することもしばしばあり、十分な討議が出来ず議論が深まらないこともあった。
特開平2−260862号公報 特開平10−271476号公報 特開2004−32229号公報
以上述べたように既存の技術では会議通話の際に発言者を特定することが難しく、また発言のきっかけをつかみにくいという不具合がある。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、電話会議において発言者を容易に特定でき、発言のきっかけをつかみやすくしたIP電話システムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様によれば、複数のIP電話機(例えばIP電話機31〜33)と、これらのIP電話機間の呼処理をSIPメッセージに基づいて制御する呼制御装置(例えばIP−PBX装置1)とを具備し、少なくとも2つのIP電話機間での会議通話が可能なIP電話システムにおいて、前記呼制御装置は、前記複数のIP電話機ごとにそのユーザ名を管理する管理手段と、前記会議通話の参加者の送話レベルを測定する測定手段(例えば送話レベル測定/比較部17)と、前記測定された送話レベルを互いに比較して当該送話レベルが最大の参加者を発言者として特定し、この発言者のユーザ名を前記会議通話中のIP電話機に前記SIPメッセージにより通知する通知手段(例えば送話レベル測定/比較部17および制御メッセージ処理部12)とを備え、前記複数のIP電話機の各々は、前記通知された発言者のユーザ名を表示する表示手段(例えば表示部4)を備えることを特徴とするIP電話システムが提供される。
このような手段を講じることにより、会議参加者の送話レベルが呼制御装置により測定され、送話レベルが最大のユーザが現在の発言者として判定される。このユーザ名は各電話会議参加者のIP電話機にSIPメッセージ(インスタントメッセージなど)を介して通知される。各会議参加ユーザのIP電話機では通知されたユーザ名が表示される。従って各参加者は現時点での発言者の名前を各端末の画面上で確認することができるので、発言者を容易に特定することが可能になる。
この発明によれば、電話会議において発言者を容易に特定でき、発言のきっかけをつかみやすくしたIP電話システムを提供することができる。
図1はこの発明に係わるIP電話システムの実施の形態を示すブロック図である。このシステムは、複数のIP電話機31〜33をL3スイッチなどのネットワーク機器2を介して接続したものである。ネットワーク機器2は構内LAN(Local Area Network)などを形成する。このLANを外部網(図示せず)に接続することにより外線接続を行うことも可能である。さらに、このLANにはネットワーク機器2を介してIP−PBX装置1が接続される。IP−PBX装置1は、IP電話機31〜33に係わる呼接続処理全般を制御する。
IP−PBX装置1は、呼処理部11と、制御メッセージ処理部12と、IPパケット送受信部13と、IP/TDM変換部14と、時分割タイムスイッチ部(TSW)15と、会議回路16と、送話レベル測定/比較部17とを備える。このほか、IP−PBX装置1は外線/専用線I/F部18、デジタル内線I/F部19、アナログ内線I/F部20、音源I/F部21を備える。なお特にIP/TDM変換部14,時分割タイムスイッチ部15,会議回路16,および送話レベル測定/比較部17はハードウェア構成であっても、ソフトウェアによる構成とすることでも同様の機能を実現できる。
このうち呼処理部11は、IP電話機31〜33間の発着信/通話制御、SIPに基づくインスタントメッセージ処理、IP電話機31〜33ごとにそのユーザ名を管理する管理する機能を備える。このほかこの実施形態に特有の機能として呼処理部11は、会議通話時における発言者ユーザを特定する機能と、発言権を要求するユーザを特定するとともに発言権の要求順序を整理する機能を備える。
図2は、IP電話機31〜33の外観を示す模式図である。IP電話機31〜33は液晶等を利用した表示部4を備え、自己の状態を表示することが可能である。表示部4には、例えばIP電話機が着信中・通話中などの状態にあるときに、相手の電話番号や名称などが表示される。これらの表示を行うための情報はSIPメッセージに含まれ、SIPメッセージにはリクエストメッセージ、およびこれに応じたレスポンスメッセージ、およびインスタントメッセージなどがある。このほかIP電話機31〜33は、機能ボタン部5およびダイヤルボタン部6を備える。このうち機能ボタン部5は表示色を変更可能なLED(発光ダイオード)をそれぞれ備え、機能ボタン5の一つは会議発言権要求/解除機能があらかじめアサインされる機能キー(以下、発言キーと称する)として用いられる。
図3は、IP−PBX装置1とIP電話機31〜33間における会議通話に係わる信号シーケンスを示す図である。例えばIP電話機31からの送話信号はIP−PBX装置1のIPパケット送受信部13に送られ、さらにIP/TDM変換部14にてTDM信号に変換される。TDMに変換された音声信号は時分割タイムスイッチ15に接続され、呼処理部11からの制御により会議参加者からの音声信号は会議回路16に接続される(図3(1))。さらに会議参加者からの音声信号は送話レベル測定/比較部17にも接続される(図3(2))。同様にIP電話機32、33からの送話信号も会議回路16に接続されるとともに(図3(3)、(5))と送話レベル測定/比較部17に接続される(図3(4)、(6))。このようにして電話会議がIP電話機31〜33により構築される。なお図3において各IP電話機31〜33が授受する詳細なシーケンスは図中の(1)、(3)、(5)にてまとめて示される。図3の(1)〜(6)までで、31,32,33が会議状態となったことが示され、呼処理部11は送話レベル測定/比較部17に対して、(2)、(4)、(6)の3つのパスが一つの会議を構成していることを通知する。
会議回路16は、IP電話機31に対してIP電話機32,33からの送話信号を合成した信号を受話信号として送出する。IP電話機32に対してはIP電話機31,33からの送話信号を合成した信号を受話信号として送出する。同様にIP電話機33に対しては31,33からの送話信号の合成信号を受話信号として送出する。
ここで各IP電話機31,32,33の送話信号は、それぞれ送話レベル測定/比較部17に接続される。送話レベル測定/比較部17は各IP電話機31,32,33の送話信号レベルを測定する。さらに送話レベル測定/比較部17は呼処理部11から(2)、(4)、(6)の信号が一つの会議を構成していることを通知されているので、これらを一つの会議参加者とみなして会議参加者の送話信号レベルの測定結果を比較する。そして送話レベル測定/比較部17は送話レベルの最も大きい接続パスを導き出し、当該パスを呼処理部11に通知する(図3(7))。
図4は、送話レベル測定/比較部17による送話信号レベルの比較処理を説明するための模式図である。会議通話の開始直後において会議参加者のパスがどれも検出閾値aのレベルに達しない状態では、発言者なしと判定される。区間アでは(2)、(4)、(6)の中で最大レベルのパス(2)が検出され、かつパス(2)が検出閾値aを超えると最大レベルのパスがである(2)として呼処理部11に通知される。パス(2)の送話レベルが低下しても他のパスが検出閾値aを越えない間は、パス(2)とする通知が継続される。
区間イではパス(2)の送話レベルが低下したのち、パス(4)の送話レベル増大して検出閾値aを超えたとする。そうすると送話レベル測定/比較部17は呼処理部11にパス(4)を通知する。次の区間ウでは送話レベルは検出閾値aより低下していないが、パス(2)の送話レベルが最大となったので、送話レベル測定/比較部17は呼処理部11にはパス(2)を通知する。次の区間エではパス(2)の送話レベルが低下した後、パス(6)の送話レベルが増大して検出閾値aを超えたので、送話レベル測定/比較部17は呼処理部11にパス(6)を通知する。
このように、呼処理部11は電話会議が形成されると送話レベル測定/比較部17の判定結果を数100ミリ秒間隔で定期的にモニタする(図3(7))。また呼処理部11はモニタ結果とユーザ名とを照合して発言者名を示す“発言者○○“という文字列をインスタントメッセージに含めて会議参加者であるIP電話機31,32,33に送信するように制御メッセージ処理部12に指示する(図3(8))。
制御メッセージ処理部12はIP電話機31,32,33に送信するためのインスタントメッセージを組立て、IPパケット送受信部13に対して転送する(図3(9))。IPパケット送受信部13はIPパケットとして、IP電話機31,32,33のそれぞれに対して”発言者○○“というメッセージを含むインスタントメッセージを送信する(図3(10))。各IP電話機31,32,33ではインスタントメッセージを受信し(図3(10))、それぞれの表示部にて”発言者○○“という表示を行うことで現在の発言者をリアルタイムで知ることが可能となる。この状態を図5に示す。例えば図4の区間アでの最大パスは(2)であり、このパスはIP電話機31に対して形成されている。このIP電話機31のユーザに山田さん(YAMADA)が登録されていれば、各IP電話機31〜33の表示部には(YAMADA)と表示される。なおIP−PBX装置1にIP電話機にユーザを登録する手順はSIPを用いた既知の技術であり、IP電話機ごとにそのユーザ名を管理する機能も知られているので詳細を省略する。
次に、図6を用いてユーザが発言権を要求する際の処理手順を説明する。図6の(11)〜(13)は会議通話中であることを示す。この状態からIP電話機32のユーザが他の人の発言を聞いている際中に自分が発言したくなると、発言キー100(図5)を押下する。するとIP電話機32は発言権を要求するためのインスタントメッセージ(発言権要求メッセージ)をIP−PBX装置1に対して送信する(図6(14))。
IP−PBX装置1はまずIPパケット送受信部13でこのメッセージを受信し、制御メッセージ処理部12に対して転送する(図6(15))。制御メッセージ処理部12は発言権要求メッセージとその要求者であるIP電話機32の情報(ユーザ名など)を併せて呼処理部11に転送する(図6(16))。
呼処理部11はIP電話機32からの発言権要求メッセージを受信すると、IP電話機32が次の発言を要求していることを認識する。なお送話レベル測定/比較部17が示す現在の発言者情報と同じ参加者(IP電話機32)からの要求である場合、または既に他の発言権要求が待機状態となっている場合には、呼処理部11はこの要求を無視する。IP電話機32はその時点で発言しておらず、待機している他の発言権要求も無い場合には、この要求に基づいて呼処理部11はIP電話機32の[ユーザ名]を参照し、“[ユーザ名]:発言権要求”という構造の文字列を作成する。さらに呼処理部11はIP電話機32からの発言権要求を待機状態として管理するとともに、この文字列をインスタントメッセージに含めてIP電話機31〜33に送信するように制御メッセージ処理部12に指示する(図6(17))。
制御メッセージ処理部12は、発言を要求したIP電話機の順序に応じた要求順序フラグを付したインスタントメッセージを組立て、IPパケット送受信部13にこれを転送する(図6(18))。IPパケット送受信部13はIP電話機31〜33のそれぞれに”[ユーザ名]:発言権要求“というメッセージ、および要求順序フラグを含むインスタントメッセージをIPパケットとして送信する(図6(19))。
各IP電話機31〜33はインスタントメッセージを受信し(図6(19))、それぞれの表示部4に”[ユーザ名]:発言権要求“という表示を行うとともに発言キーを点灯する。この状態を図7に示す。図7には現時点(NOW)での発言者が山田さんであり、次(NEXT)に発言を要求するユーザ名が例えば鈴木さん(SUZUKI)などとして表示される。ここで、発言キー100が押下されたことに応じて発言キー上のLEDの表示色を、発言権要求者のIP電話機では緑、他のユーザの電話機では赤というように変えるようにしてもよい。
その後、発言権を要求したIP電話機32のユーザ(SUZUKI)が会議で発言すると、送話レベル測定/比較部17経由で呼処理部11がこれを認識し、IP電話機32からの要求が受け付けられたと判断する。そうすると呼処理部11は発言要求を待機状態から削除するとともに制御メッセージ処理部12,IPパケット送受信部13経由でIP電話機31〜33に対して文字表示の削除と発言キーの消灯を通知する。
なおIP電話機32が発言権要求をキャンセルする場合は、発言キーが緑に点灯しているときにこのキーを再押下する。そうすると発言権要求解除メッセージがIP電話機32から送信され、IPパケット送受信部13,制御メッセージ処理部12経由で呼処理部11に“発言権要求解除”メッセージおよび送信者IP電話機32の情報が併せて到達する。
呼処理部11はIP電話機32からの発言権要求解除メッセージを認識し、待機状態にあったIP電話機32からの発言権要求を削除するとともに制御メッセージ処理部12,IPパケット送受信部13経由でIP電話機31〜33に対して文字表示の削除、および発言キーの消灯を通知する。
このように本実施形態では、IPーPBX装置1に備わる電話会議を司る会議回路16の前段に、発言者の送話レベルを測定しそのレベルが最も高いユーザを検出し、そのユーザを現在の会議の発言者として判定する送話レベル測定/比較部17を設ける。現在の会議の発言者を検出したIP−PBX装置1はそのユーザ名を特定し、SIPインスタントメッセージにより各会議参加ユーザのIP電話機に通知する。各会議参加ユーザのIP電話機上ではそのメッセージを表示する。このようにすることで各会議参加者は現在の発言者の名前を表示部4で確認することが可能となる。
また各会議参加者は、次に自分が発言したいと考えたときにIP電話機上の発言キー100を押下(またはクリック)する。各IP電話機は発言キー100が押下されるとIP−PBX装置1に「発言権要求メッセージ」を送信する。IP−PBX装置1はこのメッセージに要求順序フラグを添付し、このメッセージを各会議参加ユーザに同報通知する。IP電話機には発言を要求したユーザ名称が表示されるので、各会議参加ユーザは次の発言を要求しているのが誰なのかを容易に確認することができ、現在の発言者が発言を終えたときに次の発言を発言権要求者に促すなどしてスムーズな会議進行を行うことが可能となる
従って本実施形態によれば、電話会議参加者はリアルタイムに会議発言者を知ることが可能となるとともに次の発言権を要求している会議参加者を他の会議参加者全員が知ることができる。これにより発言権要求者に対して発言を促して会議の議論をより深めるとともに、スムーズな進行を図ることが可能となる。これらのことから、電話会議において発言者を容易に特定でき、発言のきっかけをつかみやすくしたIP電話システムを提供することが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
この発明に係わるIP電話システムの実施の形態を示すブロック図。 IP電話機31〜33の外観を示す模式図。 IP−PBX装置1とIP電話機31〜33間における会議通話に係わる信号シーケンスを示す図。 送話信号レベルの比較処理を説明するための模式図。 IP電話機の表示部4に発言者名が表示された状態を示す図。 ユーザが発言権を要求する際の処理手順に係るシーケンスを示す図。 発言を要求するユーザが生じた際のIP電話機31〜33の状態を示す模式図。
符号の説明
1…IP−PBX装置、2…ネットワーク機器、4…表示部、5…機能ボタン部、6…ダイヤルボタン部、31〜33…IP電話機、11…呼処理部、12…制御メッセージ処理部、13…IPパケット送受信部、14…IP/TDM変換部、15…時分割タイムスイッチ部(TSW)、16…会議回路、17…送話レベル測定/比較部、18…外線/専用線I/F部、19…デジタル内線I/F部、20…アナログ内線I/F部、21…音源I/F部、100…発言キー

Claims (3)

  1. 複数のIP(Internet Protocol)電話機と、これらのIP電話機間の呼処理をSIP(Session Initiation Protocol)メッセージに基づいて制御する呼制御装置とを具備し、少なくとも2つのIP電話機間での会議通話が可能なIP電話システムにおいて、
    前記呼制御装置は、
    前記複数のIP電話機ごとにそのユーザ名を管理する管理手段と、
    前記会議通話の参加者の送話レベルを測定する測定手段と、
    前記測定された送話レベルを互いに比較して当該送話レベルが最大の参加者を発言者として特定し、この発言者のユーザ名を前記会議通話中のIP電話機に前記SIPメッセージにより通知する通知手段とを備え、
    前記複数のIP電話機の各々は、
    前記通知された発言者のユーザ名を表示する表示手段を備えることを特徴とするIP電話システム。
  2. 前記複数のIP電話機の各々は、発言を要求する参加者が押下するための機能ボタンを備え、この機能ボタンが押下されるとその旨を示す発言権要求メッセージを前記SIPメッセージにより前記呼制御装置に通知し、
    前記呼制御装置は、前記発言権要求メッセージを通知されると通知元のIP電話機のユーザ名称を会議通話中のIP電話端末に前記SIPメッセージにより同報通知し、
    前記呼制御装置は、通知された発言要求元のユーザ名称を前記表示手段により表示することを特徴とする請求項1に記載のIP電話システム。
  3. 前記呼制御装置は、複数のIP電話機から前記発言権要求メッセージを通知されると、前記会議通話中のIP電話端末に通知されるSIPメッセージに発言要求元の複数のIP電話機間での発言の要求順に要求順序フラグを付すことを特徴とする請求項2に記載のIP電話システム。
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