JP2003249527A - テープ基板、電子部品、電子機器及びテープ基板の端子配置方法 - Google Patents
テープ基板、電子部品、電子機器及びテープ基板の端子配置方法Info
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- JP2003249527A JP2003249527A JP2002050457A JP2002050457A JP2003249527A JP 2003249527 A JP2003249527 A JP 2003249527A JP 2002050457 A JP2002050457 A JP 2002050457A JP 2002050457 A JP2002050457 A JP 2002050457A JP 2003249527 A JP2003249527 A JP 2003249527A
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】膨張率が異なる基板にテープ基板を接続する際
に、狭ピッチ端子の位置合わせが精度よくできるように
する。 【解決手段】中心Oにあるテープ側端子22から数えて
1番目と2番目のテープ側端子22は、その中心位置が
対応する各パネル側端子21の中心位置に対してそれぞ
れ補正値Δd1、Δd2だけ中心Oから離間側へ変位さ
せて形成する。又、3番目のテープ側端子22は、その
中心位置が対応する各パネル側端子21の中心位置と一
致させて形成する。さらに、中心Oにある端子22から
4〜6番目の端子22は、その中心位置が対応する各パ
ネル側端子21の中心位置に対してそれぞれ補正値Δd
4,Δd5,Δd6だけ中心O側に変位させて形成す
る。
に、狭ピッチ端子の位置合わせが精度よくできるように
する。 【解決手段】中心Oにあるテープ側端子22から数えて
1番目と2番目のテープ側端子22は、その中心位置が
対応する各パネル側端子21の中心位置に対してそれぞ
れ補正値Δd1、Δd2だけ中心Oから離間側へ変位さ
せて形成する。又、3番目のテープ側端子22は、その
中心位置が対応する各パネル側端子21の中心位置と一
致させて形成する。さらに、中心Oにある端子22から
4〜6番目の端子22は、その中心位置が対応する各パ
ネル側端子21の中心位置に対してそれぞれ補正値Δd
4,Δd5,Δd6だけ中心O側に変位させて形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープ基板、電子部
品、電子機器及びテープ基板の端子配置方法に関する。
品、電子機器及びテープ基板の端子配置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話等に搭載される電子部品
の1つとしてLCDモジュールがある。このLCDモジ
ュールは、LCDパネルと、ドライバ用ICを実装した
テープ基板(テープキャリアパッケージ:TCP)とが
異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Fil
m)を介して電気的かつ機械的に接続されている。
の1つとしてLCDモジュールがある。このLCDモジ
ュールは、LCDパネルと、ドライバ用ICを実装した
テープ基板(テープキャリアパッケージ:TCP)とが
異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Fil
m)を介して電気的かつ機械的に接続されている。
【0003】詳述すると、LCDパネル(例えば、ガラ
ス基板)に形成されたITO透明電極よりなる各パネル
側端子と、テープ基板(例えば、ポリイミドテープ)に
形成された銅(又は錫、金等)よりなる各テープ側端子
とをACFを介して対向させる。そして、この状態か
ら、加熱圧着させることでACF内に分散されている導
電粒子が変形して両端子が電気的に接続されることにな
る。この接続技術は、一般にアウターリードボンディン
グと言われている。
ス基板)に形成されたITO透明電極よりなる各パネル
側端子と、テープ基板(例えば、ポリイミドテープ)に
形成された銅(又は錫、金等)よりなる各テープ側端子
とをACFを介して対向させる。そして、この状態か
ら、加熱圧着させることでACF内に分散されている導
電粒子が変形して両端子が電気的に接続されることにな
る。この接続技術は、一般にアウターリードボンディン
グと言われている。
【0004】ところで、LCDパネル(ガラス基板)と
テープ基板(ポリイミドテープ)は、線膨張率が大きく
相違する。テープ基板に使用されるポリイミドテープの
線膨張係数は、LCDパネルに使用されるガラス基板の
線膨張係数と較べて3倍と大きい。従って、加熱圧着し
てLCDパネル(ガラス基板)とテープ基板(ポリイミ
ドテープ)の両各端子を接続する際、加熱によってポリ
イミドテープがガラス基板に較べて大きく伸びることに
なる。
テープ基板(ポリイミドテープ)は、線膨張率が大きく
相違する。テープ基板に使用されるポリイミドテープの
線膨張係数は、LCDパネルに使用されるガラス基板の
線膨張係数と較べて3倍と大きい。従って、加熱圧着し
てLCDパネル(ガラス基板)とテープ基板(ポリイミ
ドテープ)の両各端子を接続する際、加熱によってポリ
イミドテープがガラス基板に較べて大きく伸びることに
なる。
【0005】その結果、加熱圧着の際、テープ基板に形
成されているテープ側端子のピッチがLCDパネルに形
成されているパネル側端子のピッチより大きくなる。そ
こで、そのピッチの変動を見越して加熱圧着前の各テー
プ側端子のピッチを一次関数で補正していた。
成されているテープ側端子のピッチがLCDパネルに形
成されているパネル側端子のピッチより大きくなる。そ
こで、そのピッチの変動を見越して加熱圧着前の各テー
プ側端子のピッチを一次関数で補正していた。
【0006】詳述すると、テープ基板の中心Oから両側
方向に1次関数式で伸張するものとして、図8に示すよ
うに、中心Oから距離Xに対する補正値Δd(マイナス
値)が1次関数式(Δd=a・X)で求められる。この
補正値Δdから、図9に示すように、パネル側端子50
のピッチPaより小さいテープ側端子60のピッチPb
(<Pa)を求める。この各端子60間の各ピッチPb
は全てこの同じ値となる。つまり、各テープ側端子60
における対応するパネル側端子50との相対変位即ち補
正値Δd(図9では、それぞれΔd1,Δd2,Δd
3,Δd4,Δd5で示す)は、中心Oから離れるほど
1次関数で大きくなる。
方向に1次関数式で伸張するものとして、図8に示すよ
うに、中心Oから距離Xに対する補正値Δd(マイナス
値)が1次関数式(Δd=a・X)で求められる。この
補正値Δdから、図9に示すように、パネル側端子50
のピッチPaより小さいテープ側端子60のピッチPb
(<Pa)を求める。この各端子60間の各ピッチPb
は全てこの同じ値となる。つまり、各テープ側端子60
における対応するパネル側端子50との相対変位即ち補
正値Δd(図9では、それぞれΔd1,Δd2,Δd
3,Δd4,Δd5で示す)は、中心Oから離れるほど
1次関数で大きくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
LCDモジュールは高密度化し、それに伴いLCDパネ
ルに形成されるパメル側端子及びテープ側端子は益々狭
ピッチとなっている。この狭ピッチ化でのアウターリー
ドボンディングを行う場合、各テープ側端子60を前記
1次関数で補正するだけでは補正しきれなくなってきて
いる。これは、加熱圧着する際のヒータの熱分布も微妙
に影響し無視できなくなってきていると考えられる。
LCDモジュールは高密度化し、それに伴いLCDパネ
ルに形成されるパメル側端子及びテープ側端子は益々狭
ピッチとなっている。この狭ピッチ化でのアウターリー
ドボンディングを行う場合、各テープ側端子60を前記
1次関数で補正するだけでは補正しきれなくなってきて
いる。これは、加熱圧着する際のヒータの熱分布も微妙
に影響し無視できなくなってきていると考えられる。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、テープ基板を膨張率
が異なる基板に接続する際に、狭ピッチ端子の位置合わ
せが精度よくできるテープ基板、電子部品、電子機器及
びテープ基板の端子配置方法を提供することにある。
されたものであって、その目的は、テープ基板を膨張率
が異なる基板に接続する際に、狭ピッチ端子の位置合わ
せが精度よくできるテープ基板、電子部品、電子機器及
びテープ基板の端子配置方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のテープ基板は、
基材上に等ピッチで複数形成された基材側端子のそれぞ
れに対して、電気的かつ機械的に接続される複数のテー
プ側端子を有する、前記基材より熱膨張率が大きいテー
プ基板において、複数の前記テープ側端子群のうち、中
央部分に配列されたテープ側端子群の中心を除く各テー
プ側端子は、そのテープ側端子の中心位置が、対応する
前記基材側端子の中心位置より前記テープ側端子群の中
心から離間側へ変位するように配置されてなり、両外側
部分に配列された各テープ側端子は、そのテープ側端子
の中心位置が、対応する前記基材側端子の中心位置より
前記テープ側端子群の中心側へ変位させて配置されてな
る。
基材上に等ピッチで複数形成された基材側端子のそれぞ
れに対して、電気的かつ機械的に接続される複数のテー
プ側端子を有する、前記基材より熱膨張率が大きいテー
プ基板において、複数の前記テープ側端子群のうち、中
央部分に配列されたテープ側端子群の中心を除く各テー
プ側端子は、そのテープ側端子の中心位置が、対応する
前記基材側端子の中心位置より前記テープ側端子群の中
心から離間側へ変位するように配置されてなり、両外側
部分に配列された各テープ側端子は、そのテープ側端子
の中心位置が、対応する前記基材側端子の中心位置より
前記テープ側端子群の中心側へ変位させて配置されてな
る。
【0010】これにより、基材より熱膨張率の大きいテ
ープ基板に形成した各テープ側端子配置において、中央
部分の各テープ側端子は加熱圧着時に収縮し、両外側部
分の各テープ側端子は加熱圧着時に伸長することから、
それぞれ各基材側端子と各テープ側端子との位置合わせ
が、加熱圧着時には全範囲おいて確実にできる。
ープ基板に形成した各テープ側端子配置において、中央
部分の各テープ側端子は加熱圧着時に収縮し、両外側部
分の各テープ側端子は加熱圧着時に伸長することから、
それぞれ各基材側端子と各テープ側端子との位置合わせ
が、加熱圧着時には全範囲おいて確実にできる。
【0011】このテープ基板において、前記各テープ側
端子の変位は、端子位置に対する4次関数又は3次関数
に従って求めた。これにより、各テープ側端子の変位
は、端子位置に対して4次関数又は3次関数で求めるこ
とができることから、テープ基板にテープ側端子の配置
パターンを形成するための設計製造プロセスがコンピュ
ータにて簡単に行うことができる。
端子の変位は、端子位置に対する4次関数又は3次関数
に従って求めた。これにより、各テープ側端子の変位
は、端子位置に対して4次関数又は3次関数で求めるこ
とができることから、テープ基板にテープ側端子の配置
パターンを形成するための設計製造プロセスがコンピュ
ータにて簡単に行うことができる。
【0012】このテープ基板において、前記基材はガラ
ス基板であり、前記テープ基板は前記ガラス基板より熱
膨張率の高いテープ材である。このテープ基板におい
て、前記基材はセラミック基板であり、前記テープ基板
は前記セラミック基板より熱膨張率の高いテープ材であ
る。
ス基板であり、前記テープ基板は前記ガラス基板より熱
膨張率の高いテープ材である。このテープ基板におい
て、前記基材はセラミック基板であり、前記テープ基板
は前記セラミック基板より熱膨張率の高いテープ材であ
る。
【0013】このテープ基板において、前記テープ基板
はポリイミドからなる。本発明の電子部品は、前記テー
プ基板を搭載した。これにより、電子部品はより高精度
に位置合わせされたテープ基板を搭載することができ
る。
はポリイミドからなる。本発明の電子部品は、前記テー
プ基板を搭載した。これにより、電子部品はより高精度
に位置合わせされたテープ基板を搭載することができ
る。
【0014】本発明の電子機器は、前記テープ基板を搭
載した。これにより、電子機器はより高精度に位置合わ
せされたテープ基板を搭載することができる。
載した。これにより、電子機器はより高精度に位置合わ
せされたテープ基板を搭載することができる。
【0015】本発明のテープ基板の端子配置方法は、基
材上に等ピッチで複数形成された基材側端子に対して、
電気的かつ機械的に接続されるテープ基板の端子配置方
法において、前記テープ基板に配列された複数のテープ
側端子群のうち、中央部分に配列されたテープ側端子群
の中心を除く各テープ側端子について、そのテープ側端
子の中心位置が、対応する前記基材側端子の中心位置よ
り前記テープ側端子群の中心から離間側へそれぞれ変位
させて配置するとともに、両外側部分に配列形成された
各テープ側端子について、そのテープ側端子の中心位置
が、対応する前記基材側端子の中心位置より前記テープ
側端子群の中心側へそれぞれ変位させて配置した。
材上に等ピッチで複数形成された基材側端子に対して、
電気的かつ機械的に接続されるテープ基板の端子配置方
法において、前記テープ基板に配列された複数のテープ
側端子群のうち、中央部分に配列されたテープ側端子群
の中心を除く各テープ側端子について、そのテープ側端
子の中心位置が、対応する前記基材側端子の中心位置よ
り前記テープ側端子群の中心から離間側へそれぞれ変位
させて配置するとともに、両外側部分に配列形成された
各テープ側端子について、そのテープ側端子の中心位置
が、対応する前記基材側端子の中心位置より前記テープ
側端子群の中心側へそれぞれ変位させて配置した。
【0016】これにより、基材より熱膨張率の大きいテ
ープ基板に形成した各テープ側端子配置において、中央
部分の各テープ側端子は加熱圧着時に収縮し、両外側部
分の各テープ側端子は加熱圧着時に伸長することから、
それぞれ各基材側端子と各テープ側端子との位置合わせ
が、加熱圧着時には全範囲おいて確実にできる。
ープ基板に形成した各テープ側端子配置において、中央
部分の各テープ側端子は加熱圧着時に収縮し、両外側部
分の各テープ側端子は加熱圧着時に伸長することから、
それぞれ各基材側端子と各テープ側端子との位置合わせ
が、加熱圧着時には全範囲おいて確実にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したテープ
基板の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
基板の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0018】図1は、アウターリードボンディングにて
構成された携帯電話用のLCDモジュール10を説明す
るための模式図を示す。図1において、携帯電話に搭載
される電子部品としてのLCDモジュール10は、LC
Dパネル11とテープ基板12とが異方性導電膜(AC
F:Anisotropic Conductive Film)13を介して電気
的かつ機械的に接続されている。LCDパネル11は、
ガラス基板よりなり、その表面の表示領域には液晶、T
FT等を集積した表示部14が形成されている。又、L
CDパネル11の表面には前記表示部14を駆動させる
ためのITOよりなる多数の信号線が形成されている。
そして、その多数の信号線の基端部は基材側端子として
のパネル側端子21としている。そして、各パネル側端
子21は幅30mmのパネル一側部11aに集約されて
いる。パネル一側部11aに集約された各パネル側端子
21は、図2に示すように、列状に等しい間隔(ピッ
チ)Paに配置形成されている。尚、図2はパネル側端
子21の配置の説明を容易にするための模式図であっ
て、パネル側端子21の数を13本だけ示しているが、
実際にはパネル側端子21は多数(例えば、600本)
配列されているものである。又、パネル側端子21のピ
ッチPaは、本実施形態では50μmとしている。
構成された携帯電話用のLCDモジュール10を説明す
るための模式図を示す。図1において、携帯電話に搭載
される電子部品としてのLCDモジュール10は、LC
Dパネル11とテープ基板12とが異方性導電膜(AC
F:Anisotropic Conductive Film)13を介して電気
的かつ機械的に接続されている。LCDパネル11は、
ガラス基板よりなり、その表面の表示領域には液晶、T
FT等を集積した表示部14が形成されている。又、L
CDパネル11の表面には前記表示部14を駆動させる
ためのITOよりなる多数の信号線が形成されている。
そして、その多数の信号線の基端部は基材側端子として
のパネル側端子21としている。そして、各パネル側端
子21は幅30mmのパネル一側部11aに集約されて
いる。パネル一側部11aに集約された各パネル側端子
21は、図2に示すように、列状に等しい間隔(ピッ
チ)Paに配置形成されている。尚、図2はパネル側端
子21の配置の説明を容易にするための模式図であっ
て、パネル側端子21の数を13本だけ示しているが、
実際にはパネル側端子21は多数(例えば、600本)
配列されているものである。又、パネル側端子21のピ
ッチPaは、本実施形態では50μmとしている。
【0019】パネル一側部11aは、異方性導電膜13
を介してテープ基板12と接続されている。テープ基板
12は、ポリイミドテープよりなり、前記表示部14を
駆動制御するドライバ用IC(図示せず)を実装してい
る。又、テープ基板12の表面には前記ドライバ用IC
から前記表示部14を駆動させるための銅よりなる多数
の信号線が形成されている。そして、その各信号線の先
端部はテープ側端子22としている。そして、各テープ
側端子22はテープ基板12の先端部12aに集約され
ている。テープ側端子22の数は前記パネル側端子21
と同じ数だけあり、それぞれ対応する両端子22,21
同士が異方性導電膜13を介して電気的に接続するよう
になっている。
を介してテープ基板12と接続されている。テープ基板
12は、ポリイミドテープよりなり、前記表示部14を
駆動制御するドライバ用IC(図示せず)を実装してい
る。又、テープ基板12の表面には前記ドライバ用IC
から前記表示部14を駆動させるための銅よりなる多数
の信号線が形成されている。そして、その各信号線の先
端部はテープ側端子22としている。そして、各テープ
側端子22はテープ基板12の先端部12aに集約され
ている。テープ側端子22の数は前記パネル側端子21
と同じ数だけあり、それぞれ対応する両端子22,21
同士が異方性導電膜13を介して電気的に接続するよう
になっている。
【0020】テープ基板12の先端部12aに集約され
た各テープ側端子22の各ピッチPb(図3ではPb
1,Pb2,Pb3,Pb4,Pb5,Pb6で示す)
は、LCDパネル11にアウターリードボンディングす
る前にはそれぞれ予め定めたピッチPb1〜Pb6にな
るように形成されている。つまり、アウターリードボン
ディングする際の加熱によるLCDパネル11より大き
いテープ基板12の熱膨張を考慮して設定されている。
た各テープ側端子22の各ピッチPb(図3ではPb
1,Pb2,Pb3,Pb4,Pb5,Pb6で示す)
は、LCDパネル11にアウターリードボンディングす
る前にはそれぞれ予め定めたピッチPb1〜Pb6にな
るように形成されている。つまり、アウターリードボン
ディングする際の加熱によるLCDパネル11より大き
いテープ基板12の熱膨張を考慮して設定されている。
【0021】図3は、LCDパネル11に形成されたパ
ネル側端子21に対応してテープ基板12に形成された
テープ側端子22の加熱圧着前における配置を説明する
ための模式図を示す。
ネル側端子21に対応してテープ基板12に形成された
テープ側端子22の加熱圧着前における配置を説明する
ための模式図を示す。
【0022】テープ基板12に形成された各テープ側端
子22の各ピッチPbは、本実施形態では以下のように
設定している。つまり、アウターリードボンディングす
る際の加熱によるテープ基板12の先端部12aの熱膨
張による両側方向の変位は、テープ基板12の中心Oに
近い部分(中央部分)は同中心Oに向かって収縮し、テ
ープ基板12の中心Oから遠い部分(両外側部分)は同
中心Oから離間する方向に伸長する。
子22の各ピッチPbは、本実施形態では以下のように
設定している。つまり、アウターリードボンディングす
る際の加熱によるテープ基板12の先端部12aの熱膨
張による両側方向の変位は、テープ基板12の中心Oに
近い部分(中央部分)は同中心Oに向かって収縮し、テ
ープ基板12の中心Oから遠い部分(両外側部分)は同
中心Oから離間する方向に伸長する。
【0023】これは、アウターリードボンディングする
際のテープ基板12は、中央部分が高く、外側が低くな
る温度分布を持ち、中央部分が収縮してから伸張する前
にLCDパネル11に圧着してしまうからと考えられ
る。
際のテープ基板12は、中央部分が高く、外側が低くな
る温度分布を持ち、中央部分が収縮してから伸張する前
にLCDパネル11に圧着してしまうからと考えられ
る。
【0024】そこで、中心Oにあるテープ側端子22か
ら両側方向に数えて1番目と2番目のテープ側端子22
は、その中心位置が前記LCDパネル11に形成された
対応する各パネル側端子21の中心位置に対してそれぞ
れ補正値Δd1、Δd2だけ中心Oから離間側へ変位す
るように形成している。又、3番目のテープ側端子22
は、その中心位置が対応する各パネル側端子21の中心
位置と一致(補正値Δd3=0)させている。さらに、
中心Oにある端子22から両側方向に数えて4〜6番目
の端子22は、その中心位置が対応する各パネル側端子
21の中心位置に対してそれぞれ補正値Δd4,Δd
5、Δd6だけ中心O側に変位するように形成してい
る。
ら両側方向に数えて1番目と2番目のテープ側端子22
は、その中心位置が前記LCDパネル11に形成された
対応する各パネル側端子21の中心位置に対してそれぞ
れ補正値Δd1、Δd2だけ中心Oから離間側へ変位す
るように形成している。又、3番目のテープ側端子22
は、その中心位置が対応する各パネル側端子21の中心
位置と一致(補正値Δd3=0)させている。さらに、
中心Oにある端子22から両側方向に数えて4〜6番目
の端子22は、その中心位置が対応する各パネル側端子
21の中心位置に対してそれぞれ補正値Δd4,Δd
5、Δd6だけ中心O側に変位するように形成してい
る。
【0025】このように、対応する各パネル側端子21
に対する熱膨張による各テープ側端子22の補正値Δd
1〜Δd6は、4次関数式(Δd=a・X4+b・X2)
又は3次関数式(Δd=a・X3+b・X)で表わされ
る。
に対する熱膨張による各テープ側端子22の補正値Δd
1〜Δd6は、4次関数式(Δd=a・X4+b・X2)
又は3次関数式(Δd=a・X3+b・X)で表わされ
る。
【0026】ちなみに、銅よりなるテープ側端子が配列
されたポリイミドテープよりなるテープ基板について、
加熱実験した結果、基板の中心位置を原点とし、両側方
向の端子位置Xに対する伸縮量Dxは、図4に示すよう
な4次関数式(Dx=a・X 4+b・X2)であらわされ
た。
されたポリイミドテープよりなるテープ基板について、
加熱実験した結果、基板の中心位置を原点とし、両側方
向の端子位置Xに対する伸縮量Dxは、図4に示すよう
な4次関数式(Dx=a・X 4+b・X2)であらわされ
た。
【0027】ここで、Dxの単位はμm、Xの単位はm
mである。又、a(%)は−0.00005≦a<0で
あり、b(%)は−0.01≦b≦0.001である。
又、加熱条件を変えたとき、伸縮量Dxが、図5に示す
ような、3次関数式(Dx=a・X3+b・X)であら
わされた。但し、X<0のDxの値は正負逆の値にす
る。
mである。又、a(%)は−0.00005≦a<0で
あり、b(%)は−0.01≦b≦0.001である。
又、加熱条件を変えたとき、伸縮量Dxが、図5に示す
ような、3次関数式(Dx=a・X3+b・X)であら
わされた。但し、X<0のDxの値は正負逆の値にす
る。
【0028】なお、Dxの単位はμm、Xの単位はmm
である。又、a(%)は−0.0005≦a<0であ
り、b(%)は−0.05≦b≦−0.01である。
又、吸湿状態をかえたテープ基板12を使って同様な実
験を行ったが、いずれも、上記と同様な結果が得られ
た。従って、吸湿状態に関係なく4次関数又は3次関数
を使って補正すれば、正確な位置合わせができることに
なる。
である。又、a(%)は−0.0005≦a<0であ
り、b(%)は−0.05≦b≦−0.01である。
又、吸湿状態をかえたテープ基板12を使って同様な実
験を行ったが、いずれも、上記と同様な結果が得られ
た。従って、吸湿状態に関係なく4次関数又は3次関数
を使って補正すれば、正確な位置合わせができることに
なる。
【0029】そして、このように構成されたテープ基板
12をアウターリードボンディングにてLCDパネル1
1に接続すると、中心Oにあるテープ側端子22から両
側方向に数えて3番目のテープ側端子22より中心O側
の部分は同中心O側に収縮する。つまり、1番目と2番
目のテープ側端子22が形成されている位置は、それぞ
れ補正値Δd1,Δd2だけ中心側に収縮する。その結
果、その収縮により1番目と2番目のテープ側端子22
の中心位置は、それぞれ対応するパネル側端子21の中
心位置と一致することになる。
12をアウターリードボンディングにてLCDパネル1
1に接続すると、中心Oにあるテープ側端子22から両
側方向に数えて3番目のテープ側端子22より中心O側
の部分は同中心O側に収縮する。つまり、1番目と2番
目のテープ側端子22が形成されている位置は、それぞ
れ補正値Δd1,Δd2だけ中心側に収縮する。その結
果、その収縮により1番目と2番目のテープ側端子22
の中心位置は、それぞれ対応するパネル側端子21の中
心位置と一致することになる。
【0030】又、3番目のテープ側端子22より外側の
部分は同中心Oから離間する側へ伸張する。つまり、4
番目〜6番目のテープ側端子22が形成されている位置
は、それぞれ補正値Δd4,Δd5,Δd6だけ中心か
ら離間する側に伸長する。その結果、その伸張により4
番目、5番目及び6番目のテープ側端子22の中心位置
は、それぞれ対応するパネル側端子21の中心位置と一
致することになる。
部分は同中心Oから離間する側へ伸張する。つまり、4
番目〜6番目のテープ側端子22が形成されている位置
は、それぞれ補正値Δd4,Δd5,Δd6だけ中心か
ら離間する側に伸長する。その結果、その伸張により4
番目、5番目及び6番目のテープ側端子22の中心位置
は、それぞれ対応するパネル側端子21の中心位置と一
致することになる。
【0031】このように、テープ基板12の各テープ側
端子22は、LCDパネル11の対応するパネル側端子
21とその中心位置がほぼ一致した状態で互いに異方性
導電膜13を介して接続される。
端子22は、LCDパネル11の対応するパネル側端子
21とその中心位置がほぼ一致した状態で互いに異方性
導電膜13を介して接続される。
【0032】上記したように、本実施形態によれば、以
下の効果を有する。 ・LCDパネル11より遥かに熱膨張率の大きいテープ
基板12に形成した各テープ側端子22の配置におい
て、中央部分の各テープ側端子22(2番目及び3番目
のテープ側端子)はその中心位置が対応するパネル側端
子21の中心位置より前記テープ側端子群の中心Oから
離間側へ変位させて形成し、両外側部分の各テープ側端
子22(4番目〜6番目のテープ側端子)は、その中心
位置が対応するパネル側端子21の中心位置より中心O
側へ変位させて形成した。
下の効果を有する。 ・LCDパネル11より遥かに熱膨張率の大きいテープ
基板12に形成した各テープ側端子22の配置におい
て、中央部分の各テープ側端子22(2番目及び3番目
のテープ側端子)はその中心位置が対応するパネル側端
子21の中心位置より前記テープ側端子群の中心Oから
離間側へ変位させて形成し、両外側部分の各テープ側端
子22(4番目〜6番目のテープ側端子)は、その中心
位置が対応するパネル側端子21の中心位置より中心O
側へ変位させて形成した。
【0033】従って、LCDパネル11と、同パネル1
1より熱膨張率が大きいテープ基板12とにそれぞれ狭
ピッチに配列形成された各パネル側端子21と各テープ
側端子22との位置合わせが、全範囲で確実にできる。
1より熱膨張率が大きいテープ基板12とにそれぞれ狭
ピッチに配列形成された各パネル側端子21と各テープ
側端子22との位置合わせが、全範囲で確実にできる。
【0034】しかも、接続条件での温度範囲のマージン
が拡大できことから、加熱温度を広い範囲で制御したア
ウターリードボンディングが可能となる。その結果、製
造時間の短縮化を図ることができる。
が拡大できことから、加熱温度を広い範囲で制御したア
ウターリードボンディングが可能となる。その結果、製
造時間の短縮化を図ることができる。
【0035】さらに、従来、テープ基板12の吸湿具合
によって、1次関数に基づく補正値を求めたが、吸湿具
合を考慮した補正の必要がない。その結果、テープ基板
12の吸湿管理が容易となる。
によって、1次関数に基づく補正値を求めたが、吸湿具
合を考慮した補正の必要がない。その結果、テープ基板
12の吸湿管理が容易となる。
【0036】さらに又、各テープ側端子22の変位は、
端子位置に対して4次関数又は3次関数で求めることが
できることから、テープ基板12にテープ側端子22の
配置パターンを形成するための設計製造プロセスがコン
ピュータにて簡単に行うことができる。
端子位置に対して4次関数又は3次関数で求めることが
できることから、テープ基板12にテープ側端子22の
配置パターンを形成するための設計製造プロセスがコン
ピュータにて簡単に行うことができる。
【0037】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ・上記実施形態では、携帯電話に搭載されるLCDモジ
ュール10に具体化したが、このLCDモジュール10
という電子部品に限定されるものではない。要はテープ
基板をアウターリードボンディングで接続した電子部品
ならば何でもよい。例えばインクジェットプリンタのイ
ンク吐出用圧電素子を実装したセラミック基板とテープ
基板を接続してなる電子部品に具体化してもよい。
更してもよい。 ・上記実施形態では、携帯電話に搭載されるLCDモジ
ュール10に具体化したが、このLCDモジュール10
という電子部品に限定されるものではない。要はテープ
基板をアウターリードボンディングで接続した電子部品
ならば何でもよい。例えばインクジェットプリンタのイ
ンク吐出用圧電素子を実装したセラミック基板とテープ
基板を接続してなる電子部品に具体化してもよい。
【0038】・上記実施形態では、LCDモジュール1
0を携帯電話に搭載した。これを図6、7に示すように
電子機器としてのパソコン30に搭載されるパソコン用
LCDモジュール31に具体化してもよい。
0を携帯電話に搭載した。これを図6、7に示すように
電子機器としてのパソコン30に搭載されるパソコン用
LCDモジュール31に具体化してもよい。
【0039】・上記実施形態では、テープ基板12はポ
リイミドテープであったが、これに限定されるものでは
なく、要は接続対象の相手部材より熱膨張率が大きい材
質のテープ基板であればよい。
リイミドテープであったが、これに限定されるものでは
なく、要は接続対象の相手部材より熱膨張率が大きい材
質のテープ基板であればよい。
【0040】・上記実施形態では、アウターリードボン
ディングなる接続技術について具体化したが、その他の
接続技術に応用することは勿論可能である。
ディングなる接続技術について具体化したが、その他の
接続技術に応用することは勿論可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、テープ基板を膨張率が
異なる基板に接続する際に、狭ピッチ端子の位置合わせ
が精度よく行うことができる。
異なる基板に接続する際に、狭ピッチ端子の位置合わせ
が精度よく行うことができる。
【図1】図1はLCDモジュールを説明するための模式
図。
図。
【図2】図2はLCDパネルに形成された端子の配置を
説明するための模式図。
説明するための模式図。
【図3】図3はテープ基板に形成された端子の配置を説
明するための模式図。
明するための模式図。
【図4】図4は実験により得られたテープ基板の各端子
位置における伸縮量を示す図。
位置における伸縮量を示す図。
【図5】図5は実験により得られたテープ基板の各端子
位置における伸縮量を示す図。
位置における伸縮量を示す図。
【図6】図6はテープ基板を搭載したパソコン用LCD
モジュールの斜視図。
モジュールの斜視図。
【図7】図7はテープ基板を搭載したパソコンの斜視
図。
図。
【図8】図8は従来のテープ基板の各端子位置における
補正量を示す図。
補正量を示す図。
【図9】図9は従来のテープ基板に形成された端子の配
置を説明するための模式図。
置を説明するための模式図。
10 LCDモジュール
11 LCDパネル
12 テープ基板
13 異方性導電膜
21 パネル側端子
22 テープ側端子
30 パソコン
31 パソコン用LCDモジュール
Pa ピッチ
Pb,Pb1〜Pb6 ピッチ
O 中心
Claims (8)
- 【請求項1】 基材上に等ピッチで複数形成された基材
側端子のそれぞれに対して、電気的かつ機械的に接続さ
れる複数のテープ側端子を有する、前記基材より熱膨張
率が大きいテープ基板において、 複数の前記テープ側端子群のうち、中央部分に配列され
たテープ側端子群の中心を除く各テープ側端子は、その
テープ側端子の中心位置が、対応する前記基材側端子の
中心位置より前記テープ側端子群の中心から離間側へ変
位するように配置されてなり、 両外側部分に配列された各テープ側端子は、そのテープ
側端子の中心位置が、対応する前記基材側端子の中心位
置より前記テープ側端子群の中心側へ変位させて配置さ
れてなることを特徴とするテープ基板。 - 【請求項2】 請求項1に記載のテープ基板において、 前記各テープ側端子の変位は、端子位置に対する4次関
数又は3次関数に従って求めたことを特徴とするテープ
基板。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のテープ基板にお
いて、 前記基材はガラス基板であり、前記テープ基板は前記ガ
ラス基板より熱膨張率の高いテープ材であることを特徴
とするテープ基板。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載のテ
ープ基板において、 前記基材はセラミック基板であり、前記テープ基板は前
記セラミック基板より熱膨張率の高いテープ材であるこ
とを特徴とするテープ基板。 - 【請求項5】 請求項1〜5のいずれか1つに記載のテ
ープ基板において、 前記テープ基板はポリイミドからなることを特徴とする
テープ基板。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のテープ
基板を搭載した電子部品。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載のテープ
基板を搭載した電子機器。 - 【請求項8】 基材上に等ピッチで複数形成された基材
側端子に対して、電気的かつ機械的に接続されるテープ
基板の端子配置方法において、 前記テープ基板に配列された複数のテープ側端子群のう
ち、 中央部分に配列されたテープ側端子群の中心を除く各テ
ープ側端子について、そのテープ側端子の中心位置が、
対応する前記基材側端子の中心位置より前記テープ側端
子群の中心から離間側へそれぞれ変位させて配置すると
ともに、 両外側部分に配列形成された各テープ側端子について、
そのテープ側端子の中心位置が、対応する前記基材側端
子の中心位置より前記テープ側端子群の中心側へそれぞ
れ変位させて配置したことを特徴とするテープ基板の端
子配置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002050457A JP2003249527A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | テープ基板、電子部品、電子機器及びテープ基板の端子配置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002050457A JP2003249527A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | テープ基板、電子部品、電子機器及びテープ基板の端子配置方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003249527A true JP2003249527A (ja) | 2003-09-05 |
Family
ID=28662702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002050457A Withdrawn JP2003249527A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | テープ基板、電子部品、電子機器及びテープ基板の端子配置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003249527A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8975756B2 (en) | 2006-04-19 | 2015-03-10 | Japan Display Central Inc. | Electric terminal device and method of connecting the same |
US11527470B2 (en) | 2019-10-04 | 2022-12-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Film package and method of fabricating package module |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002050457A patent/JP2003249527A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8975756B2 (en) | 2006-04-19 | 2015-03-10 | Japan Display Central Inc. | Electric terminal device and method of connecting the same |
US11527470B2 (en) | 2019-10-04 | 2022-12-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Film package and method of fabricating package module |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |