JP2003249062A - ビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の筐体構造 - Google Patents
ビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の筐体構造Info
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- JP2003249062A JP2003249062A JP2002049072A JP2002049072A JP2003249062A JP 2003249062 A JP2003249062 A JP 2003249062A JP 2002049072 A JP2002049072 A JP 2002049072A JP 2002049072 A JP2002049072 A JP 2002049072A JP 2003249062 A JP2003249062 A JP 2003249062A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 フックが係入係止されている側面の板状体を
簡単に外して係止状態を解除することができ、しかも構
造が簡単なビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の
筐体構造を提供する。 【解決手段】 ビデオ装置1の側面の板状体2に係止孔
2aが形成され、この係止孔2aにフロントキャビネッ
ト3の一端側に設けられたフック4が係入係止されてい
て、このフック4の係止状態を解除するためのビデオデ
ッキの筐体構造であって、板状体2の一端側が延設さ
れ、板状体2と延設部分5の境目部分の外面側にVカッ
ト部分6が板状体2の幅方向に向けて形成されていて、
延設部分5を外向きに引っ張って回動させて、板状体2
を外向きに回動させて開くことによって、板状体4の係
止孔2aとフック4とを離脱させて、係止状態を解除す
るように構成したものである。
簡単に外して係止状態を解除することができ、しかも構
造が簡単なビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の
筐体構造を提供する。 【解決手段】 ビデオ装置1の側面の板状体2に係止孔
2aが形成され、この係止孔2aにフロントキャビネッ
ト3の一端側に設けられたフック4が係入係止されてい
て、このフック4の係止状態を解除するためのビデオデ
ッキの筐体構造であって、板状体2の一端側が延設さ
れ、板状体2と延設部分5の境目部分の外面側にVカッ
ト部分6が板状体2の幅方向に向けて形成されていて、
延設部分5を外向きに引っ張って回動させて、板状体2
を外向きに回動させて開くことによって、板状体4の係
止孔2aとフック4とを離脱させて、係止状態を解除す
るように構成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオデッキ及び
ディスク装置の側面の板状体に係止孔が形成され、この
係止孔にフロントキャビネットの一端側に設けられたフ
ックが係入係止されていて、このフックの係止状態を解
除するためのビデオデッキの筐体構造及びディスク装置
の筐体構造に関する。
ディスク装置の側面の板状体に係止孔が形成され、この
係止孔にフロントキャビネットの一端側に設けられたフ
ックが係入係止されていて、このフックの係止状態を解
除するためのビデオデッキの筐体構造及びディスク装置
の筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオデッキ及びディスク装置の
側面の板状体に係止孔が形成され、この係止孔にフロン
トキャビネットの一端側に設けられたフックが係入係止
されているビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の
筐体構造は、この係止状態を解除するときに、フックが
係入係止されている板状体に指で引っ張って外す部分が
ないので、板状体をフックから外し難いという問題があ
った。
側面の板状体に係止孔が形成され、この係止孔にフロン
トキャビネットの一端側に設けられたフックが係入係止
されているビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の
筐体構造は、この係止状態を解除するときに、フックが
係入係止されている板状体に指で引っ張って外す部分が
ないので、板状体をフックから外し難いという問題があ
った。
【0003】また、実開平4−73187号公報には、
紛失防止可能なカバー体が記載されている。これは、図
4(a)(b)(c)に示すように、相手方部品の開口
部111を開閉自在にカバーするカバー体112であっ
て、耐ストレスクラッキング等の特性に優れたポリプロ
ピレン樹脂等により整形されるとともに、相手方部品の
開口部111一側縁辺に着脱自在に取付けられるフック
部112a、112bが突設され、かつカバー体112
を折り曲げつつ開閉を可能とすべくVカットライン状の
ヒンジ部112cを有するものである。ところがこれに
おいては、カバー体112が蓋として使用されているだ
けであり、側面の板状体としては使用されていないもの
であって、側面の板状体に適用できるものではなかっ
た。
紛失防止可能なカバー体が記載されている。これは、図
4(a)(b)(c)に示すように、相手方部品の開口
部111を開閉自在にカバーするカバー体112であっ
て、耐ストレスクラッキング等の特性に優れたポリプロ
ピレン樹脂等により整形されるとともに、相手方部品の
開口部111一側縁辺に着脱自在に取付けられるフック
部112a、112bが突設され、かつカバー体112
を折り曲げつつ開閉を可能とすべくVカットライン状の
ヒンジ部112cを有するものである。ところがこれに
おいては、カバー体112が蓋として使用されているだ
けであり、側面の板状体としては使用されていないもの
であって、側面の板状体に適用できるものではなかっ
た。
【0004】また、特開平3−238893号公報に
は、電子機器筐体が記載されている。これは、図5
(a)(b)(c)(d)に示すように、電子機器筐体
を構成する壁面部材から突出させた嵌合爪203に、プ
リント基板201に形成された貫通穴208を、穴20
8の一側から係合させてプリント基板201を保持し、
係合を解いてプリント基板201を除去するときは、嵌
合爪203と対向した位置まで筐体を構成する壁面部材
から突出して壁面部材に取りつけられている鍵状リブ2
02をプリント基板201に形成された貫通穴208の
他側を介して嵌合爪203に押し当てることにより嵌合
爪203を撓ませてプリント基板201に形成された貫
通穴208との係合を解き、プリント基板201の除去
を可能にしたものである。ところが、これにおいては、
構造が複雑であって、一方の指で鍵状リブ202を押さ
えながらプリント基板201を引っ張らなくてはならな
いので、操作が行ない難く、また、鍵状リブ202を設
けるためのスペースを必要とし、カバーを被せる場合に
は、この鍵状リブ202が出過ぎているという問題があ
った。
は、電子機器筐体が記載されている。これは、図5
(a)(b)(c)(d)に示すように、電子機器筐体
を構成する壁面部材から突出させた嵌合爪203に、プ
リント基板201に形成された貫通穴208を、穴20
8の一側から係合させてプリント基板201を保持し、
係合を解いてプリント基板201を除去するときは、嵌
合爪203と対向した位置まで筐体を構成する壁面部材
から突出して壁面部材に取りつけられている鍵状リブ2
02をプリント基板201に形成された貫通穴208の
他側を介して嵌合爪203に押し当てることにより嵌合
爪203を撓ませてプリント基板201に形成された貫
通穴208との係合を解き、プリント基板201の除去
を可能にしたものである。ところが、これにおいては、
構造が複雑であって、一方の指で鍵状リブ202を押さ
えながらプリント基板201を引っ張らなくてはならな
いので、操作が行ない難く、また、鍵状リブ202を設
けるためのスペースを必要とし、カバーを被せる場合に
は、この鍵状リブ202が出過ぎているという問題があ
った。
【0005】また、特開平11−126986号公報に
は、回路基板の取付装置が記載されている。これは、図
6(a)(b)(c)に示すように、ケース体310に
対し回路基板320をスムーズに脚脱することができる
回路基板の取付装置を提供するもので、ケース体310
の外部にして係合フック311に対応する位置に係合フ
ック311の伸長方向に沿ってこれとは相反する方向に
伸長すると共に押圧により係合フック311を反係合方
向に変位させる突出部316を形成したものである。と
ころが、これにおいては、突出部316がケース体31
0から下向きに飛び出しているので、カバーを下側から
被せる場合には、この突出部316が邪魔になってしま
うという問題があった。
は、回路基板の取付装置が記載されている。これは、図
6(a)(b)(c)に示すように、ケース体310に
対し回路基板320をスムーズに脚脱することができる
回路基板の取付装置を提供するもので、ケース体310
の外部にして係合フック311に対応する位置に係合フ
ック311の伸長方向に沿ってこれとは相反する方向に
伸長すると共に押圧により係合フック311を反係合方
向に変位させる突出部316を形成したものである。と
ころが、これにおいては、突出部316がケース体31
0から下向きに飛び出しているので、カバーを下側から
被せる場合には、この突出部316が邪魔になってしま
うという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、フックが係入係止されている側面の板状
体を簡単に外して係止状態を解除することができ、しか
も構造が簡単なビデオデッキの筐体構造及びディスク装
置の筐体構造を提供することを目的としている。
問題を解消し、フックが係入係止されている側面の板状
体を簡単に外して係止状態を解除することができ、しか
も構造が簡単なビデオデッキの筐体構造及びディスク装
置の筐体構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために提案されたものであって、請求項1に記載
の発明は、ビデオ装置の側面の板状体に係止孔が形成さ
れ、この係止孔にフロントキャビネットの一端側に設け
られたフックが係入係止されていて、このフックの係止
状態を解除するためのビデオデッキの筐体構造であっ
て、前記板状体の一端側が延設され、前記板状体と前記
延設部分の境目部分の外面側にVカット部分が板状体の
幅方向に向けて形成されていて、前記延設部分を外向き
に引っ張って回動させて、前記板状体を外向きに回動さ
せて開くことによって、前記板状体の係止孔と前記フッ
クとを離脱させて、係止状態を解除するように構成した
ことを特徴としている。
決するために提案されたものであって、請求項1に記載
の発明は、ビデオ装置の側面の板状体に係止孔が形成さ
れ、この係止孔にフロントキャビネットの一端側に設け
られたフックが係入係止されていて、このフックの係止
状態を解除するためのビデオデッキの筐体構造であっ
て、前記板状体の一端側が延設され、前記板状体と前記
延設部分の境目部分の外面側にVカット部分が板状体の
幅方向に向けて形成されていて、前記延設部分を外向き
に引っ張って回動させて、前記板状体を外向きに回動さ
せて開くことによって、前記板状体の係止孔と前記フッ
クとを離脱させて、係止状態を解除するように構成した
ことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明は、板状体に穿設さ
れた係止孔に係入係止されたフックを解除するための構
造であって、前記板状体の一端側を延設し、前記板状体
と延設した部分との境目の箇所に幅方向に向けてVカッ
ト部分を形成し、前記板状体の前記係止孔に前記フック
が係入係止されている状態で、前記延設部分を係止方向
とは逆方向に引っ張りながら回動させて、前記板状体を
係止方向とは逆方向に回動させて開くことによって、前
記フックから前記板状体の係止孔を離脱させて、係止状
態を解除するように構成したことを特徴としている。請
求項3に記載の発明は、前記板状体の他端側に、この板
状体が係止状態解除方向に回動可能となるヒンジ部を設
けていることを特徴としている。請求項4に記載の発明
は、前記Vカット部分が、前記板状体における係止状態
解除方向外側に設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、前記延設部分に指で掴んで引
っ張り回動させるための掴み代を設けていることを特徴
としている。
れた係止孔に係入係止されたフックを解除するための構
造であって、前記板状体の一端側を延設し、前記板状体
と延設した部分との境目の箇所に幅方向に向けてVカッ
ト部分を形成し、前記板状体の前記係止孔に前記フック
が係入係止されている状態で、前記延設部分を係止方向
とは逆方向に引っ張りながら回動させて、前記板状体を
係止方向とは逆方向に回動させて開くことによって、前
記フックから前記板状体の係止孔を離脱させて、係止状
態を解除するように構成したことを特徴としている。請
求項3に記載の発明は、前記板状体の他端側に、この板
状体が係止状態解除方向に回動可能となるヒンジ部を設
けていることを特徴としている。請求項4に記載の発明
は、前記Vカット部分が、前記板状体における係止状態
解除方向外側に設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、前記延設部分に指で掴んで引
っ張り回動させるための掴み代を設けていることを特徴
としている。
【0009】請求項6に記載の発明は、ディスク装置の
側面の板状体に係止孔が形成され、この係止孔にフロン
トキャビネットの一端側に設けられたフックが係入係止
されていて、このフックの係止状態を解除するためのデ
ィスク装置の筐体構造であって、前記板状体の一端側が
延設され、前記板状体と前記延設部分の境目部分の外面
側にVカット部分が板状体の幅方向に向けて形成されて
いて、前記延設部分を外向きに引っ張って回動させて、
前記板状体を外向きに回動させて開くことによって、前
記板状体の係止孔と前記フックとを離脱させて、係止状
態を解除するように構成したことを特徴としている。
側面の板状体に係止孔が形成され、この係止孔にフロン
トキャビネットの一端側に設けられたフックが係入係止
されていて、このフックの係止状態を解除するためのデ
ィスク装置の筐体構造であって、前記板状体の一端側が
延設され、前記板状体と前記延設部分の境目部分の外面
側にVカット部分が板状体の幅方向に向けて形成されて
いて、前記延設部分を外向きに引っ張って回動させて、
前記板状体を外向きに回動させて開くことによって、前
記板状体の係止孔と前記フックとを離脱させて、係止状
態を解除するように構成したことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るビデオデッキ
の筐体構造及びディスク装置の筐体構造の実施の形態に
ついて、図を参照しつつ説明する。図1は本実施形態の
ビデオデッキの筐体構造を示し、(a)はその全体構造
を示す斜視図、(b)はその要部のフックとの係止状態
を解除する途中の状態を示す部分斜視図、(c)はその
要部のフックとの係止状態を解除したときの状態を示す
部分斜視図、図2(a)(b)(c)は、同筐体構造に
おけるフックと板状体との係止状態を解除するときの動
作を示す説明図、図3は同筐体構造における板状体にV
カット部分を介して延設された延設部分に掴み代を設け
た状態の斜視図である。
の筐体構造及びディスク装置の筐体構造の実施の形態に
ついて、図を参照しつつ説明する。図1は本実施形態の
ビデオデッキの筐体構造を示し、(a)はその全体構造
を示す斜視図、(b)はその要部のフックとの係止状態
を解除する途中の状態を示す部分斜視図、(c)はその
要部のフックとの係止状態を解除したときの状態を示す
部分斜視図、図2(a)(b)(c)は、同筐体構造に
おけるフックと板状体との係止状態を解除するときの動
作を示す説明図、図3は同筐体構造における板状体にV
カット部分を介して延設された延設部分に掴み代を設け
た状態の斜視図である。
【0011】本実施形態のビデオデッキの筐体構造は、
図1(a)、図2(a)に示すように、ビデオ装置1の
左右両側面の板状体2、2に係止孔2aが形成され、こ
の係止孔2aにフロントキャビネット3の端側に設けら
れたフック4が係入係止されている。更に、前記した板
状体2の一端側が延設され、板状体2と延設部分5の境
目部分の外面側にVカット部分6が板状体2の幅方向
(図にて縦方向)に向けて形成されている。そして、図
1(b)(c)、図2(b)(c)に示すように、延設
部分5を外向きに引っ張って回動させると板状体2が外
向きに回動されて開かれる。このことによって、板状体
2の係止孔2aとフック4とが離脱されて、係止状態が
解除されるようになっている。
図1(a)、図2(a)に示すように、ビデオ装置1の
左右両側面の板状体2、2に係止孔2aが形成され、こ
の係止孔2aにフロントキャビネット3の端側に設けら
れたフック4が係入係止されている。更に、前記した板
状体2の一端側が延設され、板状体2と延設部分5の境
目部分の外面側にVカット部分6が板状体2の幅方向
(図にて縦方向)に向けて形成されている。そして、図
1(b)(c)、図2(b)(c)に示すように、延設
部分5を外向きに引っ張って回動させると板状体2が外
向きに回動されて開かれる。このことによって、板状体
2の係止孔2aとフック4とが離脱されて、係止状態が
解除されるようになっている。
【0012】尚、板状体2の他端側に、この板状体2が
係止状態解除方向に回動可能となるヒンジ部(図示略)
を設けると板状体2がスムーズに係止状態解除方向に回
動されることとなる。また、Vカット部分6は、板状体
2における係止状態解除方向外側に設けられている。更
に、図3に示すように、延設部分5に指で掴んで引っ張
り回動させるための掴み代7を設けると延設部分5を回
動しやすい利点がある。
係止状態解除方向に回動可能となるヒンジ部(図示略)
を設けると板状体2がスムーズに係止状態解除方向に回
動されることとなる。また、Vカット部分6は、板状体
2における係止状態解除方向外側に設けられている。更
に、図3に示すように、延設部分5に指で掴んで引っ張
り回動させるための掴み代7を設けると延設部分5を回
動しやすい利点がある。
【0013】したがって、本実施形態のビデオデッキの
筐体装置によれば、フロントキャビネット3のフック4
が係入係止されている側面の板状体2を簡単に外して係
止状態を解除することができ、しかも構造が簡単であ
る。また、板状体2と延設部分5の境目部分の外面側に
Vカット部分6が板状体2の幅方向(図にて縦方向)に
向けて形成されているので、延設部分5を板状体2より
外側に回動しやすく、この延設部分5の回動につれて板
状体5が外側に回動されて、この板状体5の係止孔2a
とフロントキャビネット3の端側に設けられたフック4
との係入係止状態を容易に解除することができる。尚、
上記した実施形態では、ビデオデッキの筐体構造につい
て説明したが、ディスク装置の筐体構造等にも適用でき
ることは勿論である。
筐体装置によれば、フロントキャビネット3のフック4
が係入係止されている側面の板状体2を簡単に外して係
止状態を解除することができ、しかも構造が簡単であ
る。また、板状体2と延設部分5の境目部分の外面側に
Vカット部分6が板状体2の幅方向(図にて縦方向)に
向けて形成されているので、延設部分5を板状体2より
外側に回動しやすく、この延設部分5の回動につれて板
状体5が外側に回動されて、この板状体5の係止孔2a
とフロントキャビネット3の端側に設けられたフック4
との係入係止状態を容易に解除することができる。尚、
上記した実施形態では、ビデオデッキの筐体構造につい
て説明したが、ディスク装置の筐体構造等にも適用でき
ることは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、ビデオ装置の側面の板状体に係止孔が形成さ
れ、この係止孔にフロントキャビネットの一端側に設け
られたフックが係入係止されていて、このフックの係止
状態を解除するためのビデオデッキの筐体構造であっ
て、板状体の一端側が延設され、板状体と延設部分の境
目部分の外面側にVカット部分が板状体の幅方向に向け
て形成されていて、延設部分を外向きに引っ張って回動
させて、板状体を外向きに回動させて開くことによっ
て、板状体の係止孔とフックとを離脱させて、係止状態
を解除するように構成したので、以下に述べる効果を奏
する。
発明は、ビデオ装置の側面の板状体に係止孔が形成さ
れ、この係止孔にフロントキャビネットの一端側に設け
られたフックが係入係止されていて、このフックの係止
状態を解除するためのビデオデッキの筐体構造であっ
て、板状体の一端側が延設され、板状体と延設部分の境
目部分の外面側にVカット部分が板状体の幅方向に向け
て形成されていて、延設部分を外向きに引っ張って回動
させて、板状体を外向きに回動させて開くことによっ
て、板状体の係止孔とフックとを離脱させて、係止状態
を解除するように構成したので、以下に述べる効果を奏
する。
【0015】即ち、ビデオ装置におけるキフロントキャ
ビネットのフックが係入係止されている側面の板状体を
簡単に外して係止状態を解除することができ、しかも構
造が簡単である。また、板状体と延設部分の境目部分の
外面側にVカット部分が板状体の幅方向に向けて形成さ
れているので、延設部分を板状体より外側に回動しやす
く、この延設部分の回動につれて板状体が外側に回動さ
れて、この板状体の係止孔とフロントキャビネットの端
側に設けられたフックとの係入係止状態を容易に解除す
ることができる。
ビネットのフックが係入係止されている側面の板状体を
簡単に外して係止状態を解除することができ、しかも構
造が簡単である。また、板状体と延設部分の境目部分の
外面側にVカット部分が板状体の幅方向に向けて形成さ
れているので、延設部分を板状体より外側に回動しやす
く、この延設部分の回動につれて板状体が外側に回動さ
れて、この板状体の係止孔とフロントキャビネットの端
側に設けられたフックとの係入係止状態を容易に解除す
ることができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、板状体に穿設さ
れた係止孔に係入係止されたフックを解除するための構
造であって、板状体の一端側を延設し、板状体と延設し
た部分との境目の箇所に幅方向に向けてVカット部分を
形成し、板状体の係止孔にフックが係入係止されている
状態で、延設部分を係止方向とは逆方向に引っ張りなが
ら回動させて、板状体を係止方向とは逆方向に回動させ
て開くことによって、フックから板状体の係止孔を離脱
させて、係止状態を解除するように構成したので、以下
に述べる効果を奏する。即ち、フロントキャビネットの
フックが係入係止されている側面の板状体を簡単に外し
て係止状態を解除することができ、しかも構造が簡単で
ある。
れた係止孔に係入係止されたフックを解除するための構
造であって、板状体の一端側を延設し、板状体と延設し
た部分との境目の箇所に幅方向に向けてVカット部分を
形成し、板状体の係止孔にフックが係入係止されている
状態で、延設部分を係止方向とは逆方向に引っ張りなが
ら回動させて、板状体を係止方向とは逆方向に回動させ
て開くことによって、フックから板状体の係止孔を離脱
させて、係止状態を解除するように構成したので、以下
に述べる効果を奏する。即ち、フロントキャビネットの
フックが係入係止されている側面の板状体を簡単に外し
て係止状態を解除することができ、しかも構造が簡単で
ある。
【0017】請求項3に記載の発明は、板状体の他端側
に、この板状体が係止状態解除方向に回動可能となるヒ
ンジ部を設けているので、板状体をスムーズに係止状態
解除方向に回動して、容易に係止状態を解除することが
できる。請求項4に記載の発明は、Vカット部分が、板
状体における係止状態解除方向外側に設けられているの
で、延設部分を外向きに回動し易く、これにつれて板状
体を外向きに簡単に回動できて、係止状態をより一層簡
単に解除することができる。
に、この板状体が係止状態解除方向に回動可能となるヒ
ンジ部を設けているので、板状体をスムーズに係止状態
解除方向に回動して、容易に係止状態を解除することが
できる。請求項4に記載の発明は、Vカット部分が、板
状体における係止状態解除方向外側に設けられているの
で、延設部分を外向きに回動し易く、これにつれて板状
体を外向きに簡単に回動できて、係止状態をより一層簡
単に解除することができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、延設部分に指で
掴んで引っ張り回動させるための掴み代を設けているの
で、この掴み代を指で掴んで外向きに引っ張ることによ
って、延設部分を外向きに確実且つ容易に回動できて、
これにつれて板状部を外向きに確実且つ簡単に外向きに
回動できて、係止状態をより簡単に解除することができ
る。
掴んで引っ張り回動させるための掴み代を設けているの
で、この掴み代を指で掴んで外向きに引っ張ることによ
って、延設部分を外向きに確実且つ容易に回動できて、
これにつれて板状部を外向きに確実且つ簡単に外向きに
回動できて、係止状態をより簡単に解除することができ
る。
【0019】請求項6に記載の発明は、ディスク装置の
側面の板状体に係止孔が形成され、この係止孔にフロン
トキャビネットの一端側に設けられたフックが係入係止
されていて、このフックの係止状態を解除するためのデ
ィスク装置の筐体構造であって、板状体の一端側が延設
され、板状体と延設部分の境目部分の外面側にVカット
部分が板状体の幅方向に向けて形成されていて、延設部
分を外向きに引っ張って回動させて、板状体を外向きに
回動させて開くことによって、板状体の係止孔とフック
とを離脱させて、係止状態を解除するように構成したの
で、以下に述べる効果を奏する。
側面の板状体に係止孔が形成され、この係止孔にフロン
トキャビネットの一端側に設けられたフックが係入係止
されていて、このフックの係止状態を解除するためのデ
ィスク装置の筐体構造であって、板状体の一端側が延設
され、板状体と延設部分の境目部分の外面側にVカット
部分が板状体の幅方向に向けて形成されていて、延設部
分を外向きに引っ張って回動させて、板状体を外向きに
回動させて開くことによって、板状体の係止孔とフック
とを離脱させて、係止状態を解除するように構成したの
で、以下に述べる効果を奏する。
【0020】即ち、ディスク装置におけるキフロントキ
ャビネットのフックが係入係止されている側面の板状体
を簡単に外して係止状態を解除することができ、しかも
構造が簡単である。また、板状体と延設部分の境目部分
の外面側にVカット部分が板状体の幅方向に向けて形成
されているので、延設部分を板状体より外側に回動しや
すく、この延設部分の回動につれて板状体が外側に回動
されて、この板状体の係止孔とフロントキャビネットの
端側に設けられたフックとの係入係止状態を容易に解除
することができる。
ャビネットのフックが係入係止されている側面の板状体
を簡単に外して係止状態を解除することができ、しかも
構造が簡単である。また、板状体と延設部分の境目部分
の外面側にVカット部分が板状体の幅方向に向けて形成
されているので、延設部分を板状体より外側に回動しや
すく、この延設部分の回動につれて板状体が外側に回動
されて、この板状体の係止孔とフロントキャビネットの
端側に設けられたフックとの係入係止状態を容易に解除
することができる。
【図1】ビデオデッキの筐体構造を示し、(a)はその
全体構造を示す斜視図、(b)はその要部のフックとの
係止状態を解除する途中の状態を示す部分斜視図、
(c)はその要部のフックとの係止状態を解除したとき
の状態を示す部分斜視図である。
全体構造を示す斜視図、(b)はその要部のフックとの
係止状態を解除する途中の状態を示す部分斜視図、
(c)はその要部のフックとの係止状態を解除したとき
の状態を示す部分斜視図である。
【図2】(a)(b)(c)は、同筐体構造におけるフ
ックと板状体との係止状態を解除するときの動作を示す
説明図である。
ックと板状体との係止状態を解除するときの動作を示す
説明図である。
【図3】同筐体構造における板状体にVカット部分を介
して延設された延設部分に掴み代を設けた状態の斜視図
である。
して延設された延設部分に掴み代を設けた状態の斜視図
である。
【図4】従来の紛失防止可能なカバー体を示し、(a)
はそのカバー体を用い、PC等に用いられる入力用ユニ
ットケースを示す斜視図、(b)はそのケース本体の開
口部に取付けられたカバー体の開閉状態を示す斜視図、
(c)はそのカバー体とケース本体の開口部との取付け
関係を示す分解斜視図である。
はそのカバー体を用い、PC等に用いられる入力用ユニ
ットケースを示す斜視図、(b)はそのケース本体の開
口部に取付けられたカバー体の開閉状態を示す斜視図、
(c)はそのカバー体とケース本体の開口部との取付け
関係を示す分解斜視図である。
【図5】従来の電子機器筐体を示し、(a)はその部分
縦断面斜視図、(b)は同筐体を有するテレビジョン受
信機の全体斜視図、(c)(d)はその筐体の部分縦断
面図である。
縦断面斜視図、(b)は同筐体を有するテレビジョン受
信機の全体斜視図、(c)(d)はその筐体の部分縦断
面図である。
【図6】従来の回路基板の取付装置を示し、(a)はそ
の回路基板とケース体の部分分解斜視図、(b)は
(a)の組み付け状態を示す断面図、(c)は回路基板
の装着時を示す部分断面図である。
の回路基板とケース体の部分分解斜視図、(b)は
(a)の組み付け状態を示す断面図、(c)は回路基板
の装着時を示す部分断面図である。
1 ビデオ装置
板状体
2a 係止孔
3 フロントキャビネット
4 フック
5 延設部分
6 Vカット部分
7 掴み代
Claims (6)
- 【請求項1】 ビデオ装置の側面の板状体に係止孔が形
成され、この係止孔にフロントキャビネットの一端側に
設けられたフックが係入係止されていて、このフックの
係止状態を解除するためのビデオデッキの筐体構造であ
って、前記板状体の一端側が延設され、前記板状体と前
記延設部分の境目部分の外面側にVカット部分が板状体
の幅方向に向けて形成されていて、前記延設部分を外向
きに引っ張って回動させて、前記板状体を外向きに回動
させて開くことによって、前記板状体の係止孔と前記フ
ックとを離脱させて、係止状態を解除するように構成し
たことを特徴とするビデオデッキの筐体構造。 - 【請求項2】 板状体に穿設された係止孔に係入係止さ
れたフックを解除するための構造であって、前記板状体
の一端側を延設し、前記板状体と延設した部分との境目
の箇所に幅方向に向けてVカット部分を形成し、前記板
状体の前記係止孔に前記フックが係入係止されている状
態で、前記延設部分を係止方向とは逆方向に引っ張りな
がら回動させて、前記板状体を係止方向とは逆方向に回
動させて開くことによって、前記フックから前記板状体
の係止孔を離脱させて、係止状態を解除するように構成
したことを特徴とするビデオデッキの筐体構造。 - 【請求項3】 前記板状体の他端側に、この板状体が係
止状態解除方向に回動可能となるヒンジ部を設けている
ことを特徴とする請求項2に記載のビデオデッキの筐体
構造。 - 【請求項4】 前記Vカット部分が、前記板状体におけ
る係止状態解除方向外側に設けられていることを特徴と
する請求項2又は3に記載のビデオデッキの筐体構造。 - 【請求項5】 前記延設部分に指で掴んで引っ張り回動
させるための掴み代を設けていることを特徴とする請求
項2乃至4のいずれかに記載のビデオデッキの筐体構
造。 - 【請求項6】 ディスク装置の側面の板状体に係止孔が
形成され、この係止孔にフロントキャビネットの一端側
に設けられたフックが係入係止されていて、このフック
の係止状態を解除するためのディスク装置の筐体構造で
あって、前記板状体の一端側が延設され、前記板状体と
前記延設部分の境目部分の外面側にVカット部分が板状
体の幅方向に向けて形成されていて、前記延設部分を外
向きに引っ張って回動させて、前記板状体を外向きに回
動させて開くことによって、前記板状体の係止孔と前記
フックとを離脱させて、係止状態を解除するように構成
したことを特徴とするディスク装置の筐体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049072A JP2003249062A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | ビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049072A JP2003249062A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | ビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の筐体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003249062A true JP2003249062A (ja) | 2003-09-05 |
Family
ID=28661679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002049072A Pending JP2003249062A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | ビデオデッキの筐体構造及びディスク装置の筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003249062A (ja) |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002049072A patent/JP2003249062A/ja active Pending
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