JP2003247665A - 管体の支持装置 - Google Patents

管体の支持装置

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JP2003247665A
JP2003247665A JP2002050795A JP2002050795A JP2003247665A JP 2003247665 A JP2003247665 A JP 2003247665A JP 2002050795 A JP2002050795 A JP 2002050795A JP 2002050795 A JP2002050795 A JP 2002050795A JP 2003247665 A JP2003247665 A JP 2003247665A
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JP2002050795A
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English (en)
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Masateru Takayama
昌照 高山
Masayoshi Takayama
正義 高山
Tomihiko Tamaoka
富彦 玉岡
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TAKAYAMA METAL IND CO Ltd
Takayama Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
TAKAYAMA METAL IND CO Ltd
Takayama Metal Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管体を敷設する際の現場施工の汎用性および
作業性を向上させる。 【解決手段】 管体Pを敷設するために用いられる支持
装置10であり、コンクリート基礎やコンクリート床等
のフロアF上に固定される支持部材20と、この支持部
材20に支持されて管体Pを保持する保持体30と、該
保持体30と前記支持部材20との間に介設されるスパ
イラルロッド40と、前記保持体30に着脱自在に装着
される蓋体50とを備えた基本構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水管や排水管さ
らには送油管などの管体を敷設位置で支持する管体の支
持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示すような排水管(管
体)P′の支持装置100が知られている。この支持装
置100は、例えば建屋内で発生した各種の汚水を排出
するために床下のコンクリート基礎Sに敷設される排水
管P′を固定するためのものであり、細長い矩形状のベ
ース板101の両側部から立設された一対のねじ軸10
2に両側部が外嵌される上下一対のバンド体103を備
えて構成されている。
【0003】各バンド体103は、両側部に設けられた
一対の座金部104と、これら一対の座金部104間に
形成された円弧部105とからなり、各座金部104が
ねじ軸102に外嵌された状態で上下の円弧部105に
よって排水管P′を挟持し得るようになっている。そし
て、排水管P′が上下の円弧部105によって挟持され
た状態で、各ねじ軸102に螺着されている上下のナッ
ト106で各座金部104を締結することにより、排水
管P′が支持装置100に固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の前記
のような支持装置100にあっては、排水管P′の高さ
位置を調整すべくバンド体103の位置決めを行うに際
しては、二本のねじ軸102に二個ずつ螺着されている
合計四個のナット106をそれぞれ回動操作しなければ
ならず、非常に面倒で作業性が劣るという問題点を有し
ていた。
【0005】また、従来の支持装置100は、コンクリ
ート基礎Sの上面に据え付けられる据え置き式のもので
あるため、コンクリート基礎Sの表面に他の配管や各種
の部材などの障害物が存在するような場合、これらが邪
魔になって支持装置100を介して管体Pを敷設するこ
とができないという問題点が存在した。
【0006】本発明は、かかる状況に鑑みなされたもの
であり、管体を吊持することにより管体の現場敷設の汎
用性を向上させ得る管体の支持装置を提供することを一
の課題とし、管体をねじ軸で支持することにより管体の
現場敷設の作業性を向上させ得る管体の支持装置を提供
することを他の課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
管体を保持する保持体を、支持体に吊り下げてなること
を特徴とするものである。
【0008】この明細書においては、吊り下げとは、対
象物(保持体)が吊られて支持されることをいい、吊る
ために用いる部材がロープ状のものであることに限定さ
れるものではなく、剛体をも吊るために用いる部材に含
む概念として使用している。
【0009】この発明によれば、管体が床面に障害物の
存在するような施工現場や建造物等の天井位置や壁面等
の高所位置に敷設されるような場合であっても、保持体
を障害物と干渉しない位置や高所位置に固定することに
より、当該保持体に吊持させることで管体を建造物等の
高所位置に敷設することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、管体を保持する保
持体が、ねじ軸を介して昇降可能に支持体に吊持されて
なることを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、請求項1の発明の作用
に加え、ねじ軸の保持体に対する軸心回りの相対回転操
作によって保持体を昇降させることができるため、従来
の二本のねじ軸のそれぞれに二個ずつで合計四個のナッ
トを回転操作して保持体を昇降させるものに比べて保持
体の昇降操作が容易になり、管体に敷設作業の作業性が
向上する。
【0012】請求項3記載の発明は、管体を保持する保
持体が、ねじ軸を介して昇降可能に支持体に立設されて
なることを特徴とするものである。
【0013】この発明によれば、ねじ軸による保持体の
高さ位置調節の容易性を確保した上で、管体を建造物等
のコンクリート基礎やフロア上に容易に施工することが
できる。
【0014】請求項2の発明において、前記支持体は一
または複数の保持体を支持し得るように逆U字状に形成
され、前記保持体の下部または側部に管体を着脱し得る
開口が設けられてなるもの(請求項4)を挙げることが
できる。この発明によれば、逆U字部材を例えばフロア
に固定することにより、当該逆U字部材の天板から円弧
体がねじ軸を介して側板間の空間に吊持された状態にな
る。
【0015】請求項2記載の発明において、前記支持体
は一または複数の保持体を支持し得るようにU字状に形
成され、前記保持体の下部または側部に管体を着脱し得
る開口が設けられてなるもの(請求項5)を挙げること
ができる。この発明によれば、U字部材を例えば天井に
固定することにより、当該U字部材の底板から円弧体が
ねじ軸を介して吊持された状態になる。
【0016】請求項2記載の発明において、前記支持体
は一または複数の保持体を支持し得るように逆L字状に
形成され、前記保持体の下部または側部に管体を着脱し
得る開口が設けられてなるもの(請求項6)を挙げるこ
とができる。この発明によれば、支持体を例えばフロア
上に固定した状態で、管体を保持体を介して支持対から
吊り下げることができ、管体の敷設作業の作業性が向上
する。
【0017】請求項2乃至6のいずれかに記載の発明に
おいて、前記ねじ軸の下端部に固定された横桿の各端部
に保持体がそれぞれ固定されてなるもの(請求項7)を
挙げることができる。この発明によれば、一体の保持体
に二本の管体を支持させることができる。
【0018】請求項3記載の発明において、前記支持体
は一または複数の保持体を立設し得るように構成され、
前記保持体の下部または側部に管体を着脱し得る開口が
設けられてなるもの(請求項8)を挙げることができ
る。この発明によれば、支持体を例えばフロア上に固定
することにより、ねじ軸を介して支持体に立設された保
持体に管体を保持させることができる。
【0019】請求項3または6記載の発明において、前
記ねじ軸の上端部に固定された横桿の各端部に保持体が
固定されてなるもの(請求項9)を挙げることができ
る。この発明によれば、一体の保持体に二本の管体を支
持させた状態の支持体をフロアに敷設することができ
る。
【0020】請求項1記載の発明において、前記支持体
は、各端部に保持体がそれぞれ固定された横桿を昇降可
能に支持する吊持部材を有してなるもの(請求項10)
を挙げることができる。この発明によれば、吊持部材の
昇降操作で横桿および保持体を介して管体を昇降させる
ことができる。
【0021】請求項11記載の発明は、複数の管体をそ
れぞれ保持する複数の保持体の一部を支持体から吊り下
げるとともに、同残部を支持体に立設してなることを特
徴とするものである。
【0022】この発明によれば、一体の支持体の上面側
および下面側の双方に保持体を介して管体を支持させる
ことができるため、支持体を多くの管体の敷設レイアウ
トに対応させることが可能になり、汎用性が向上する。
【0023】請求項1乃至11のいずれかに記載の発明
において、前記保持体に管体着脱用の隙間を閉止する蓋
体が設けてもよい(請求項12)。保持体に蓋体を装着
することによって保持体に保持された管体が外れ止めさ
れる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る排水管の支
持装置の第1実施形態を示す分解斜視図であり、図2は
その組立て斜視図である。これらの図に示すように、支
持装置10は、コンクリート基礎やコンクリート床等の
フロアF上に固定される支持部材(支持体)20と、こ
の支持部材20に支持されて管体Pを保持する保持体3
0と、該保持体30と前記支持部材20との間に介設さ
れるスパイラルロッド40と、前記保持体30に着脱自
在に装着される蓋体50とを備えた基本構成を有してい
る。
【0025】前記支持部材20は、逆U字状を呈した支
持部材本体(逆U字状部材)21と、該支持部材本体2
1の一対の側板21aの下端部から互いに反対方向に向
けて延設された幅方向一対の据付板22とからなってい
る。かかる支持部材20の天板21bには、スパイラル
ロッド40を摺接状態で嵌挿するための嵌挿孔21cが
穿設されているとともに、各据付板22には、支持部材
20をフロアFに固定するためのアンカーボルトBをフ
ロアFに固定するための据付孔22aが穿設されてい
る。
【0026】かかる支持部材20は、一対の側板21a
間の内寸法が保持体30の外幅寸法より大きく寸法設定
されているとともに、側板21aの上下寸法が保持体3
0の上下寸法より大きく寸法設定され、これによって天
板21bおよび一対の側板21aに囲繞された空間に保
持体30を装着し得る装着空間21dが形成されてい
る。
【0027】前記保持体30は、管体Pを保持すべく薄
い板バネ材を円弧状に成形することによって形成され、
中心角が180°以上に設定された下部に嵌挿隙間31
aを有する円弧体31と、該円弧体31の各端部から互
いに離間方向に向けて斜め下方に延設された幅方向一対
の案内部32と、円弧体31の頂部に溶接止めで固定さ
れた台板33とからなっている。台板33は、保持体3
0を固定するためのものであり、平面視で矩形状を呈し
その中心位置にスパイラルロッド40が立設されてい
る。
【0028】前記スパイラルロッド40は、保持体30
を支持部材20に結合するためのものであり、天板21
bの下部からスパイラルロッド40を支持部材本体21
の嵌挿孔21cに嵌挿した状態で係止ナットNを螺着す
ることにより、図2に示すように保持体30が支持部材
20に支持されるようになっている。
【0029】前記蓋体50は、管体Pが円弧体31に装
着された状態で当該円弧体31の下部の嵌挿隙間31a
を閉止するためのものであり、平面視で矩形状の蓋本体
51と、この蓋本体51の各端縁から案内部32に対応
するように斜め上方に向けて突設された幅方向一対の係
止片52とからなっている。
【0030】各係止片52は、保持体30の外面側であ
って円弧体31の下縁部と案内部32との間に形成され
た前後方向に延びる係止凹部34に対応するように互い
に接近する方向に向けて膨設された係止凸部53と、各
係止凸部53から互いに離間する方向に向けて先上がり
に延設された一対の被案内板54とからなっている。
【0031】そして、各被案内板54間に一対の案内部
32を挟み込んだ状態で蓋本体51を上方に向けて押圧
することによる、各被案内板54の離間方向への弾性変
形と、各案内部32の接近方向への弾性変形によって各
被案内板54がそれぞれ対応した各係止凹部34に嵌り
込み、これによって、図2に示すように、蓋体50が保
持体30に装着されるようになっている。
【0032】図3は、第1実施形態の支持装置10の作
用を説明するための説明図であり、(イ)は、管体Pを
支持装置10に支持させる直前の状態、(ロ)は、管体
Pが支持装置10によって支持された状態をそれぞれ示
す支持装置10の正面図であり、(ハ)は、支持装置1
0の要部の部分拡大図である。
【0033】支持装置10に管体Pを支持させるに際し
ては、まず、図3の(イ)に示すように、フロアF上の
予め設定された配管敷設位置に管体Pを載置する。引き
続き係止ナットNの回転操作で保持体30の高さ位置が
設定された状態の支持部材20の支持部材本体21で管
体Pを挟み込むように支持装置10を降下させ(矢印
)、各アンカーボルトBをフロアFに予め穿設されて
いるボルト孔F1に螺着して締結する。これによって管
体Pが支持部材20の装着空間21dに位置した状態に
なる。
【0034】ついで、管体Pを上方に引き上げ(矢印
)、案内部32を介して円弧体31内に向けて押圧す
る。これによって円弧体31の一対の案内部32が管体
Pの周面に押されて円弧体31の弾性変形で互いに離間
する方向に移動し、管体Pは拡寸した案内部32間をす
り抜ける。そして、管体Pは、弾性変形していた円弧体
31の形状復元により抜け止め状態で、図3の(イ)に
二点鎖線で示すように、円弧体31内に装着される。
【0035】その後、各係止片52が保持体30の対応
した各案内部32にそれぞれ押し当てられた状態で上方
に向けて押圧されることにより、各案内部32が互いに
接近方向に向けて弾性変形するとともに、各係止片52
が互いに離間方向に向けて弾性変形し、ついには各係止
凸部53が対応した係止凹部34に嵌り込み、図3の
(ロ)に示すように、保持体30は、蓋体50が保持体
30の嵌挿隙間31aを閉止した管体保持状態になる。
【0036】そして、管体Pの保持された保持体30の
嵌挿隙間31aが蓋体50によって塞がれた状態では、
図3の(ハ)に示すように、管体Pの重量によって下方
に向かう力は、円弧体31の下側部によって受けられて
当該円弧体31を外方に向かわせる力として分力し、こ
の分力は、案内部32の下端部から蓋本体51と係止片
52との境界部分に外方に向かって作用する水平分力F
1として作用することになる。
【0037】しかしながら、この水平分力F1によるモ
ーメントは、支点Oと作用点Qとの間の距離が案内部3
2の厚み寸法より小さく(距離d1)、モーメント計算
ではd1を近似的にほとんど「0」とみなすことができ
るため、水平分力F1によるモーメントは、係止片52
の曲げモーメントに比べて非常に小さな値になり、した
がって、重量によって管体Pが円弧体31から抜け出る
ような不都合は、蓋体50の保持体30への装着によっ
て有効に防止される。
【0038】これに対し、蓋本体51を下方へ向けて引
いた場合には、係止凸部53の案内部32に対する作用
点Qと、案内部32の支点O′との間の距離d2は、モ
ーメント計算において有意な寸法になっているため、作
用点Qで下方に向かう垂下力F2と距離d2とのモーメ
ントは有意な値になっており、したがって、案内部32
は弾性変形しながら支点O′回りに反時計方向に容易に
変形し、これによって蓋体50を係止凸部53から容易
に下方に向けて移動させることができる。
【0039】そして、蓋体50がある程度下方に向かう
と、今度は係止片52にも大きなモーメントが作用し得
るようになるため、係止片52が外方に向かって撓み、
案内部32の内方に向かう撓みとも相俟って蓋体50を
保持体30から容易に取り外すことができる。
【0040】そして、第1実施形態の支持装置10は、
以上詳述したように、逆U字形状を呈した支持部材20
の天板21bからスパイラルロッド40を介して垂下さ
れた保持体30に管体Pを保持させるようにしているた
め、配管敷設のレイアウト上の制約によって、例えば図
2に示すように、管体PをすでにフロアFに敷設されて
いる他の配管P1の上方に敷設しなければならないよう
な場合、支持部材20を他の配管P1に跨がせた状態で
管体Pを本実施形態の支持装置10で支持することが可
能になり、管体Pを敷設する際の汎用性を向上させるこ
とができる。
【0041】また、保持体30の高さ位置の調節は、一
つの係止ナットNのみをスパイラルロッド40回りに正
逆回動操作することによって容易に行うことが可能であ
り、従来の多数のナットを回動操作しなければならない
ものに比べて現地施工の作業性を向上させることができ
る。
【0042】さらに、蓋体50は、保持体30に対して
ワンタッチで容易に着脱することができるため、蓋体5
0の着脱作業の作業性が向上する。
【0043】図4は、本発明に係る排水管の支持装置の
第2実施形態を示す分解斜視図であり、図5はその組立
て斜視図である。また、図6は、第2実施形態の支持装
置10aを用いた管体Pの敷設状態を例示する斜視図で
ある。これらの図に示すように、第2実施形態の支持装
置10aは、管体Pを建造物の天井Cに沿って敷設する
ためのものであり、各部品である支持部材20a、保持
体30、スパイラルロッド40および蓋体50について
は、第1実施形態のものと同一のものが採用されるが、
前記支持部材20を上下逆転して用いる点がまず第1実
施形態の支持装置10と相違している。すなわち、この
実施形態においては、支持部材本体21が本発明に係る
U字部材として用いられる。
【0044】また、保持体30は、装着空間21d(図
1)に装着されるものではなく、下方に位置した底板2
1e(実質的に先の実施形態の天板21bと同一のも
の)からスパイラルロッド40を介して垂下されるた
め、第1実施形態の保持体30のように装着空間21d
に装着され得る寸法に設定する必要はなく、その立体寸
法については特に制約はない点が先の実施形態と相違し
ている。
【0045】そして、支持装置10aが図5に示すよう
に組み付けられた状態で、据付板22の据付孔22aに
アンカーボルトBを挿通し、天井Cにボルト止めした
後、保持体30に管体Pを保持させ、嵌挿隙間31aを
塞ぐように蓋体50を当該保持体30に装着することに
より、図6に示すように、管体Pが天井Cに沿って敷設
された状態になる。
【0046】第2実施形態の支持装置10aによれば、
保持体30の高さ位置を係止ナットNの回転操作で容易
に設定することができるという第1実施形態と同一の作
用効果に加えて、管体Pを天井Cに沿わせて敷設するこ
とが可能になり、支持装置10の用途が拡大する。
【0047】図7は、本発明に係る排水管の支持装置の
第3実施形態を示す斜視図である。第3実施形態の支持
装置10bは、フロアFに据え付けられるものであり、
特に保持体30の昇降操作を迅速に行うことを主眼とし
て構成されたものである。すなわち、この実施形態にお
いては、支持部材20bは、先の実施形態のU字形状を
呈した支持部材20,20aに代えて、平板状の支持板
23と、この支持板23の中央部に立設された逆ねじ軸
24と、この逆ねじ軸24に螺着された上下方向に長い
長尺ナット体25とを備えて構成されている。
【0048】かかる支持部材20bは、支持板23の適
所に貫通された所定本数のアンカーボルトBがフロアF
にねじ込まれて締結されることによりフロアFに固定さ
れている。これに対し、保持体30およびスパイラルロ
ッド40については、実質的に第1および第2実施形態
のものと同様であり、これを上下逆転させて使用してい
る。
【0049】そして、逆ねじ軸24は、スパイラルロッ
ド40に対して逆ねじになるように螺設設定されている
とともに、長尺ナット体25の内周面には、その上部に
スパイラルロッド40の雄順ねじに対応するように雌順
ねじが螺設されている一方、下部に逆ねじ軸24の逆雄
ねじに対応するように雌逆ねじが螺設されている。
【0050】第3実施形態の支持装置10bによれば、
逆ねじ軸24とスパイラルロッド40とは、互いに逆ね
じになるように螺設設定されているため、長尺ナット体
25を所定の一方向に向けて回転操作することにより逆
ねじ軸24およびスパイラルロッド40の双方を長尺ナ
ット体25から外方に向けて突出させることができる一
方、長尺ナット体25を他方向に向けて回転操作するこ
とにより逆ねじ軸24およびスパイラルロッド40の双
方を長尺ナット体25内に引き込むことができ、長尺ナ
ット体25の正逆回転操作によって保持体30の高さを
迅速に変更することができる。このように、長尺ナット
体25の回転操作および回転操作の中止で保持体30の
高さ位置が変更された後に直ちに当該保持体30の高さ
位置が固定されるため、保持体30の高さ位置の変更お
よび固定操作が容易になる。
【0051】図8は、保持体吊持方式の支持装置の他の
実施形態を示す正面視の説明図であり、(イ)〜(ヘ)
は、第4〜第9実施形態の概略を示している。
【0052】まず、図8の(イ)に示す第4実施形態の
支持装置10cは、第1実施形態の支持装置10(図1
〜図3)の変形形態であり、支持部材20にそれぞれス
パイラルロッド40を介して2基の保持体30が並設さ
れている。なお、並設基数については2基に限定される
ものではなく、2基以上であってもよい。第4実施形態
の支持装置10cによれば、1基の支持装置10cによ
って複数本の管体Pを支持することが可能になり、複数
本の管体PがフロアFに並設されるような場合に有効で
ある。
【0053】つぎに図8の(ロ)に示す第5実施形態の
支持装置10dは、支持部材20cとして第1実施形態
の支持部材20の一方の側板21aおよび据付板22の
みが存在する、いわゆる片持ちタイプのものが採用され
ている。また、保持体30は、その開口(嵌挿隙間31
a)が側板21aの存在しない方向に横向きに方向設定
されてスパイラルロッド40に固定されている。第5実
施形態の支持装置10dによれば、支持装置10dをフ
ロアFに固定した状態で管体Pを保持体30に装着する
ことが可能になり、管体Pの敷設作業の作業性が向上す
る。
【0054】つぎに図8の(ハ)に示す第6実施形態の
支持装置10eは、第2実施形態の支持装置10a(図
4〜図6)の変形形態であり、支持部材20aにそれぞ
れスパイラルロッド40を介して2基の保持体30が並
設されている。なお、並設基数については2基に限定さ
れるものではなく、2基以上であってもよい。第6実施
形態の支持装置10eによれば、1基の支持装置10e
によって複数本の管体Pを支持することが可能になり、
複数本の管体Pが天井Cに並設されるような場合に有効
である。
【0055】つぎに図8の(ニ)に示す第7実施形態の
支持装置10fも第2実施形態の支持装置10aの変形
形態であり、保持体30は、その開口(嵌挿隙間31
a)が側板21aの存在しない方向に横向きに方向設定
されてスパイラルロッド40に固定されている。第7実
施形態の支持装置10fによれば、管体Pを横から保持
体30に装着することが可能になる。
【0056】つぎに図8の(ホ)に示す第8実施形態の
支持装置10gは、第7実施形態の支持装置10fの変
形形態であり、支持部材20aから垂下されるスパイラ
ルロッド40に水平方向に延びる水平ロッド41がその
中央位置で固定されている。そして、この水平ロッド4
1の両端部に開口を互いに反対方向に向けた状態の二つ
の保持体30がそれぞれ固定されている。第8実施形態
の支持装置10gによれば、1基の支持装置10gによ
って二本の管体Pを支持することが可能になり、二本の
管体Pが天井Cに並設されるような場合に有効である。
【0057】つぎに図8の(ヘ)に示す第9実施形態の
支持装置10hは、第8実施形態の変形形態であり、支
持部材20dとして上下方向に長尺のものが採用されて
いる。この支持部材20dは、例えば水平ロッド41を
上下動可能に支持する図略の長孔およびストッパーを備
えた所定の係止構造(吊持部材)とを有しており、この
係止構造によって水平ロッド41を任意の高さ位置で固
定し得るようになっている。したがって、第9実施形態
の支持装置10hにおいては、スパイラルロッド40は
採用されていない。水平ロッド41の両端部には第8実
施形態の場合と同様に保持体30が横向きでそれぞれ固
定されている。第9実施形態の支持装置10hによれ
ば、第8実施形態と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0058】図9は、保持体立設方式の支持装置の他の
実施形態を示す正面視の説明図であり、(イ)〜(ハ)
は、第10〜第12実施形態の概略を示している。
【0059】まず、図9の(イ)に示す第10実施形態
の支持装置10iは、第3実施形態の支持装置10b
(図7)の変形形態であり、支持板23には逆ねじ軸2
4に代えて順雌ねじのみを有する長尺ナット体25が立
設されている。そして、この長尺ナット体25にスパイ
ラルロッド40が螺着されることにより保持体30が支
持部材20dに支持されるようになっている。第9実施
形態の支持装置10iによれば、保持体30の高さ位置
調節の容易化を確保した上で、構造が簡単なことにより
製造コストの低減化に貢献することができる。
【0060】つぎに図9の(ロ)に示す第11実施形態
の支持装置10jは、蓋体50が採用されていないこと
を除いて図5に示す第2実施形態の支持装置10aと全
く同一構成のものを、吊下げ用ではなくフロアFへの据
え置き用として使用した実施形態である。なお、この実
施形態において蓋体50を採用すれば、管体Pの上方に
向かう抜け出しを防止することができる。第11実施形
態の支持装置10jによれば、門構え(逆U字形状)の
支持部材20が採用されているため、第1実施形態の支
持装置10(図2)と同様、支持部材20の下部に他の
配管P1が存在しても、この配管P1を跨いで管体Pを
敷設することができる。
【0061】つぎに図9の(ハ)に示す第12実施形態
の支持装置10kは、第11実施形態の支持装置10j
の変形形態であり、支持部材20に複数の保持体30が
立設されている。第12実施形態の支持装置10kによ
れば、1基の支持装置10kによって複数本の管体Pを
支持することが可能になる。
【0062】図10は、保持体吊持方式および保持体立
設方式の双方が採用された支持装置の一実施形態(第1
3実施形態)を示す正面視の説明図である。図10に示
すように、第13実施形態の支持装置10mは、図8の
(イ)に示す第4実施形態の支持装置10cと、図9の
(ロ)に示す第11実施形態の支持装置10jとを折衷
したものであり、支持部材20の天板21bから二つの
保持体30がスパイラルロッド40を介して垂下されて
いるとともに、天板21b上にスパイラルロッド40を
介して一つの保持体30が立設されている。なお、垂下
および立設されている保持体30の基数については制限
はない。第13実施形態の支持装置10mによれば、多
数の配管を錯綜状態で敷設する必要があるような場合に
対応することができる。
【0063】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0064】(1)上記の実施形態においては、スパイ
ラルロッド40が嵌挿孔21cに嵌挿された状態で当該
スパイラルロッド40に係止ナットNを螺着することに
より、保持体30を、スパイラルロッド40を介して支
持部材20に連結するようにしているが、嵌挿孔21c
をねじ孔とし、係止ナットNを用いることなくスパイラ
ルロッド40をねじ孔に螺着することによって保持体3
0を支持部材20に連結するようにしてもよい。
【0065】(2)上記の第2実施形態の支持装置10
は、天井Cに固定されることにより管体Pを天井Cに沿
って敷設し得るようにしているが、天井Cに沿って敷設
されることに限定されるものではなく、管体Pを建造物
の壁面に沿って敷設する場合にも適用することができ
る。
【0066】(3)上記の図7に示す第3実施形態、並
びに図9の(イ)〜(ハ)に示す第10〜第12実施形
態の保持体30および図10に示す第13実施形態にお
ける開口が上向きの保持体30は、いずれも円弧体31
の両側部に案内部32が形成されているが、これらの保
持体30において特に案内部32を設けなくてもよく、
管体Pの敷設状況によっては円弧体31の両側部から案
内部32を延設しなくても、円弧体31のみによって管
体Pを保持することができる。
【0067】(4)上記の実施形態においては、例えば
第1実施形態の支持部材本体21は逆U字状に形成され
ているとともに、第2実施形態の支持部材本体21はU
字状に形成されているが、これらは完全な逆U字状であ
ったりU字状であることに限定されるものではなく、天
板21bや底板21eが上下に湾曲していたり、各側板
21aが開口部に向かって先広がりに傾斜しているよう
な略逆U字形状や略U字形状を呈するものも本発明に含
まれる。
【0068】(5)上記の実施形態においては、保持体
30が円弧状に形成されているが、本発明は、保持体3
0が円弧状であることに限定されるものではなく、管体
Pを保持し得る形状であればどのような形状であっても
よく、例えば三角形状であってもよいし、四角形状であ
ってもよく、さらには多角形状であってもよい。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、管体を保
持する保持体が、該保持体を支持する支持体に吊持され
るため、管体が床面に障害物の存在するような施工現場
や建造物等の天井位置や壁面等の高所位置に敷設される
ような場合であっても、保持体を障害物と干渉しない位
置や高所位置に固定することにより、当該保持体に吊持
させることで管体を建造物等の高所位置に敷設すること
ができる。
【0070】請求項2記載の発明によれば、保持体が該
保持体を支持する支持体からねじ軸を介して昇降可能に
吊持されるため、請求項1の発明の効果に加え、ねじ軸
の保持体に対する軸心回りの相対回転操作によって保持
体を昇降させることができ、従来の二本のねじ軸のそれ
ぞれに二個ずつで合計四個のナットを回転操作して保持
体を昇降させるものに比べて保持体の昇降操作が容易に
なり、管体の敷設作業の作業性を向上させることができ
る。
【0071】請求項3記載の発明によれば、保持体が該
保持体を支持する支持体に一本のねじ軸を介して昇降可
能に立設されてるため、一本のねじ軸による保持体の高
さ位置調節の容易性を確保した上で、管体を建造物等の
コンクリート基礎やフロア上に容易に施工することがで
きる。
【0072】請求項11記載の発明によれば、複数の管
体をそれそれ保持する複数の保持体の一部を支持体から
吊り下げるとともに、同残部を支持体に立設し得るよう
になされているため、一体の支持体の上面側および下面
側の双方に保持体を介して管体を支持させることがで
き、支持体を多くの管体の敷設レイアウトに対応させる
ことが可能になり、管体敷設施工における汎用性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排水管の支持装置の第1実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す支持装置の組立て斜視図である。
【図3】第1実施形態の支持装置の作用を説明するため
の説明図であり、(イ)は、管体を支持装置に支持させ
る直前の状態、(ロ)は、管体が支持装置によって支持
された状態をそれぞれ示す支持装置の正面図であり、
(ハ)は、支持装置の要部の部分拡大図である。
【図4】本発明に係る排水管の支持装置の第2実施形態
を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示す支持装置の組立て斜視図である。
【図6】第2実施形態の支持装置を用いた管体の敷設状
態を例示する斜視図である。
【図7】本発明に係る排水管の支持装置の第3実施形態
を示す斜視図である。
【図8】保持体吊持方式の支持装置の他の実施形態を示
す正面視の説明図であり、(イ)〜(ヘ)は、第4〜第
9実施形態の概略を示している。
【図9】保持体立設方式の支持装置の他の実施形態を示
す正面視の説明図であり、(イ)〜(ハ)は、第10〜
第12実施形態の概略を示している。
【図10】保持体吊持方式および保持体立設方式の双方
が採用された支持装置の一実施形態(第13実施形態)
を示す正面視の説明図である。
【図11】従来の管体の支持装置を例示する斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,10a〜10m 支持装置 20,20a,20b,20c,20d 支持部材(支
持体) 21 支持部材本体(U字部材、逆U字部材) 21a 側板 21b 天板 21c 嵌挿孔 21d 装着空間 21e 底板 22 据付板 22a 据付孔 23 支持板 24 逆ねじ軸 25 長尺ナット体 30 保持体 31 円弧体 31a 嵌挿隙間 32 案内部 33 台板 34 係止凹部 40 スパイラルロッド 41 水平ロッド 50 蓋体 51 蓋本体 52 係止片 53 係止凸部 54 被案内板 B アンカーボルト C 天井 F フロア F1 ボルト孔 P 管体 P1 他の配管 N 係止ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉岡 富彦 大阪市生野区巽中2丁目2番10号 タカヤ マ金属工業株式会社内 Fターム(参考) 3H023 AA05 AB04 AC04 AC33 AC64 AD02 AD31

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体を保持する保持体を支持体に吊り下
    げてなることを特徴とする管体の支持装置。
  2. 【請求項2】 管体を保持する保持体が、ねじ軸を介し
    て昇降可能に支持体に吊持されてなることを特徴とする
    管体の支持装置。
  3. 【請求項3】 管体を保持する保持体が、ねじ軸を介し
    て昇降可能に支持体に立設されてなることを特徴とする
    管体の支持装置。
  4. 【請求項4】 前記支持体は、一または複数の保持体を
    支持し得るように略逆U字状に形成され、前記保持体の
    下部または側部に管体を着脱し得る開口が設けられてな
    ることを特徴とする請求項2記載の管体の支持装置。
  5. 【請求項5】 前記支持体は、一または複数の保持体を
    支持し得るように略U字状に形成され、前記保持体の下
    部または側部に管体を着脱し得る開口が設けられてなる
    ことを特徴とする請求項2記載の管体の支持装置。
  6. 【請求項6】 前記支持体は、一または複数の保持体を
    支持し得るように略逆L字状に形成され、前記保持体の
    下部または側部に管体を着脱し得る開口が設けられてな
    ることを特徴とする請求項2記載の管体の支持装置。
  7. 【請求項7】 前記ねじ軸の下端部に固定された横桿の
    各端部に保持体がそれぞれ固定されてなることを特徴と
    する請求項2乃至6のいずれかに記載の管体の支持装
    置。
  8. 【請求項8】 前記支持体は、一または複数の保持体を
    立設し得るように構成され、前記保持体の下部または側
    部に管体を着脱し得る開口が設けられてなることを特徴
    とする請求項3記載の管体の支持装置。
  9. 【請求項9】 前記ねじ軸の上端部に固定された横桿の
    各端部に保持体が固定されてなることを特徴とする請求
    項3または6記載の管体の支持装置。
  10. 【請求項10】 前記支持体は、各端部に保持体がそれ
    ぞれ固定された横桿を昇降可能に支持する吊持部材を有
    してなることを特徴とする請求項1記載の管体の支持装
    置。
  11. 【請求項11】 複数の管体をそれぞれ保持する複数の
    保持体の一部を支持体から吊り下げるとともに、同残部
    を支持体に立設してなることを特徴とする管体の支持装
    置。
  12. 【請求項12】 前記保持体には、管体着脱用の開口を
    閉止する蓋体が設けられてなることを特徴とする請求項
    1乃至11のいずれかに記載の管体の支持装置。
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