JP2003247426A - ガスタービン - Google Patents
ガスタービンInfo
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
ることのできるガスタービンを提供する。 【解決手段】 タービンホイール2aのブレード2bを
カバー8で覆うと共に、コンプレッサホイール3aのブ
レード3bをカバー10で覆い、タービンハウジング4
との間、コンプレッサハウジング5との間に、それぞ
れ、ラビリンス機構9,12を設ける。これにより、カ
バー8とタービンハウジング4との間からの排気ガスの
漏れ、カバー10とコンプレッサハウジング5との間か
らの空気の漏れを防止し、ガスタービンの小型化に伴う
相対的なチップクリアランスの増加を招くことなくコン
パクト且つ熱効率の高いガスタービンを実現することが
できる。
Description
ることなく小型化を可能とするガスタービンに関する。
上に直列に配置した一軸式のガスタービンにおいては、
図2に示すように、タービンとコンプレッサとの間に軸
受けを配設して回転体を支持する形式のものと、図3に
示すように、タービンとコンプレッサとを直結する軸部
の延長上に軸受けを配設して回転体を支持する形式のも
のとがある。
タービン20とコンプレッサ21とがシャフト22を介
して同軸上に連結され、シャフト22の中央部に軸受け
23が配設されており、燃焼機24からの高温の排気ガ
スがタービンハウジング25内に導入されてタービン2
0が回転駆動され、このタービン20の回転によってコ
ンプレッサ21が回転し、コンプレッサハウジング26
内に導入される燃焼用空気が圧縮加圧され、燃焼機24
に送出される。タービン20から排出される排気ガスの
熱は、熱交換機27を介したコンプレッサ21からの吐
出空気との熱交換によって回収される。
ビン30とコンプレッサ31とがシャフト32を介して
同軸上に連結され、シャフト32の延長部に軸受け33
が配設されており、同様に、燃焼機34からの高温の排
気ガスがタービンハウジング35内に導入されてタービ
ン30が回転駆動され、このタービン30の回転によっ
てコンプレッサ31が回転し、コンプレッサハウジング
36内に導入される燃焼用空気が圧縮加圧され、燃焼機
34に送出される。タービン30から排出される排気ガ
スの熱は、熱交換機37を介したコンプレッサ31から
の吐出空気との熱交換によって回収される。
る形式のガスタービンは、特開平11−6445号公報
に開示されており、この先行技術では、タービン段とコ
ンプレッサ段との間の断熱構造部材の外周部分に、軸方
向厚さの中央位置よりコンプレッサ側に、放熱フィンを
外径方向に設け、コンプレッサディフューザ外径より外
側で、コンプレッサ段下流の流路に露出させることで、
コンプレッサ性能を向上させるようにしている。
では、熱効率を向上させるため、タービンやコンプレッ
サの回転体のブレードとハウジングとの間のチップクリ
アランスが極力小さいことが望ましいが、このチップク
リアランスは、熱膨張や高速回転の遠心力によるクリー
プ等を考慮すると、一定の値以下にすることは困難であ
る。
の径が大きいため、上述のチップクリアランスでも所定
の熱効率を確保することができるものの、ガスタービン
を小型化しようとすると、チップクリアランスが相対的
に大きくならざるを得ず、熱効率が大幅に低下すること
になる。
で、熱効率を低下させることなく小型化を達成すること
のできるガスタービンを提供することを目的としてい
る。
め、請求項1記載の発明は、高温ガスによって駆動され
るタービンと、低温ガスを加圧するコンプレッサとを一
軸上に直列に配置したガスタービンにおいて、上記ター
ビンと上記コンプレッサとの少なくとも一方のブレード
外周先端側をカバーで覆うと共に、該カバーとハウジン
グとの間に、気体の漏れを防止するためのラビリンス機
構を設けたことを特徴とする。
明において、上記カバーを、軸受けを介して上記ハウジ
ングで回転自在に支持することを特徴とする。
スによって駆動されるタービンと、低温ガスを加圧する
コンプレッサとの少なくとも一方のブレード外周先端側
をカバーで覆い、このカバーとハウジングとの間に、気
体の漏れを防止するためのラビリンス機構を設け、熱効
率を低下させることなく小型化を可能とする。
バーを軸受けを介してハウジングで回転自在に支持する
ことが望ましく、全長を短く抑え、より小型化を可能と
することができる。
施の形態を説明する。図1は本発明の実施の一形態に係
わるガスタービンの要部構成図である。
あり、本形態においては、高温ガスによって駆動される
タービン2と、低温ガスを加圧するコンプレッサ3とが
直列に配置される一軸式ガスタービンで、タービン2は
ラジアルタービン、コンプレッサ3は遠心式コンプレッ
サである。すなわち、ガスタービン1は、タービンハウ
ジング4内に収納されるタービンホイール2aと、コン
プレッサハウジング5内に収納されるコンプレッサホイ
ール3aとがシャフト6を介して同軸的に連結され、シ
ャフト6がコンプレッサ3側の延長部で軸受け7を介し
て回転自在に支持されている。
2bの外周先端側がカバー8によって覆われ、ブレード
2bと一体化されている。カバー8は、タービンハウジ
ング4の流路内壁面に沿った形状に形成されており、カ
バー8とタービンハウジング4との間には、カバー8と
タービンハウジング4との間からの気体の漏れを防止す
るため、ラビリンス機構9が設けられている。同様に、
コンプレッサホイール3aも、ブレード3bの外周先端
側がカバー10によって覆われ、ブレード3bと一体的
に結合されている。カバー10は、コンプレッサハウジ
ング5の流路内壁面に沿った形状でガス入口5a側の小
径部が軸受け7の方向に延長されている。そして、この
カバー10の延長部に、回転体(タービンホイール2a
及びコンプレッサホイール3a)を回転自在に支持する
ための軸受け11が配設され、更に、カバー10の延長
部先端とコンプレッサハウジング5との間に、カバー1
0とコンプレッサハウジング5との間からの気体の漏れ
を防止するため、ラビリンス機構12が設けられてい
る。
6の軸受け7に比較して径が大きいことから、空気ベア
リングを用いることが望ましく、この空気ベアリングの
採用により、フリクションを小さく抑えると共に全長を
短く抑えてコンパクト化を図ることができる。また、シ
ャフト6の軸受け7は、相対的に環境温度が低いことか
ら、負荷を駆動する際の振動防止のため、オイルスクイ
ーズフィルム付のボールベアリング等を採用することが
望ましく、これにより、オイルの劣化や熱によるカーボ
ンの堆積を抑え、信頼性を向上することができる。尚、
シャフト6に働く慣性モーメントに対する剛性をより強
固にするため、タービン2とコンプレッサ3との間に空
気ベアリング等からなる軸受けを追加しても良い。
しない燃焼機からの排気ガスがタービンハウジング4の
ガス入口4aに導入され、この排気ガスによってタービ
ンホイール2aが回転駆動される。同時に、このタービ
ンホイール2aの回転に伴い、同軸上に配置されるコン
プレッサホイール3aが回転駆動され、コンプレッサハ
ウジング5のガス入口5aから導入される空気が圧縮加
圧されてコンプレッサハウジング5のガス出口5bから
燃焼機に送出される。尚、タービンハウジング4のガス
出口4bから排出される排気ガスは、熱交換機(図示せ
ず)に送られ、コンプレッサ3から吐出される低温の圧
縮空気との熱交換によって排気ガスの熱が回収され、燃
料消費率の低減が図られる。
ド2bをカバー8で覆い、また、コンプレッサホイール
3aのブレード3bをカバー10で覆っているため、タ
ービンハウジング4との間、コンプレッサハウジング5
との間に、それぞれ、ラビリンス機構9,12を設け
て、タービンハウジング4の内壁とのチップクリアラン
ス、及びコンプレッサハウジング5の内壁とのチップク
リアランスを実質的に略零とすることが可能であり、カ
バー8とタービンハウジング4との間からの排気ガスの
漏れ、カバー10とコンプレッサハウジング5との間か
らの空気の漏れを防止し、熱効率を向上することができ
る。
従来のように、タービンやコンプレッサのブレードとハ
ウジングとの間の相対的なチップクリアランスの増加を
招くことがなく、コンパクト且つ熱効率の高いガスター
ビンを実現することができる。更に、コンプレッサホイ
ール3aのブレード3bを覆うカバー10の延長部に軸
受け11を配設しているため、フリクションを小さくす
ると共に全長を短く抑えることができ、よりコンパクト
化を図ることができる。
温ガスによって駆動されるタービンと、低温ガスを加圧
するコンプレッサとの少なくとも一方のブレード外周先
端側をカバーで覆い、このカバーとハウジングとの間
に、気体の漏れを防止するためのラビリンス機構を設け
たので、小型化に伴うブレードとハウジングとの間のチ
ップクリアランスの相対的な増加を回避し、熱効率を低
下させることなく小型化を達成することができる。
要部構成図
ービンの構成図
タービンの構成図
Claims (2)
- 【請求項1】 高温ガスによって駆動されるタービン
と、低温ガスを加圧するコンプレッサとを一軸上に直列
に配置したガスタービンにおいて、 上記タービンと上記コンプレッサとの少なくとも一方の
ブレード外周先端側をカバーで覆うと共に、該カバーと
ハウジングとの間に、気体の漏れを防止するためのラビ
リンス機構を設けたことを特徴とするガスタービン。 - 【請求項2】 上記カバーを、軸受けを介して上記ハウ
ジングで回転自在に支持することを特徴とする請求項1
記載のガスタービン。
Priority Applications (1)
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JP2002043459A JP3964225B2 (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | ガスタービン |
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Publications (2)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020159341A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ダイキン工業株式会社 | 遠心圧縮機 |
CN112780410A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-05-11 | 安徽应流航空科技有限公司 | 一种紧凑式涡轮压气机结构 |
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2002
- 2002-02-20 JP JP2002043459A patent/JP3964225B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2020195133A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ダイキン工業株式会社 | 遠心圧縮機 |
CN113614383A (zh) * | 2019-03-28 | 2021-11-05 | 大金工业株式会社 | 离心压缩机 |
US11885347B2 (en) | 2019-03-28 | 2024-01-30 | Daikin Industries, Ltd. | Centrifugal compressor |
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