JP3978061B2 - 小型ガスタービン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえば、マイクロガスタービンなどの小型ガスタービンにかかり、特に、短い起動時間(始動時から定格運転時までの時間)に十分に対応することができ、しかも、高効率が確実に得られると共に、小型化が維持される小型ガスタービンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、小型ガスタービンについて、図6を参照して説明する。この例は、小型ガスタービンを高速発電機の原動機として使用する例について説明する。
【0003】
図6において、1はハウジングである。このハウジング(ベアリングハウジングまたはケーシング)1には、回転軸2が軸受(高速軸受)3を介して回転可能に取り付けられている。この回転軸2には、コンプレッサ側のインペラ(羽根)4とタービン側のホイール(羽根)5とがそれぞれ固定されている。このコンプレッサ側のインペラ4とタービン側のホイール5とは、前記軸受3を挟んで両側に配置されている。
【0004】
コンプレッサー側の前記ハウジング1には、吸気口6が設けられていると共に、その吸気口6と連通する渦巻き流路7が設けられている。一方、タービン側の前記ハウジング1には、燃焼器8が設けられていると共に、その燃焼器8の燃焼室9と連通する渦巻き流路10が設けられている。
【0005】
コンプレッサー側の前記渦巻き流路7は、圧縮空気流路11により再生熱交換器12を介して前記燃焼器8および前記燃焼室9に連通する。一方、タービン側の前記渦巻き流路10は、排気流路13により前記再生熱交換器12を介して大気と連通する。
【0006】
前記回転軸2の出力端には、被動機としての高速発電機14がカップリング15を介して連結されている。前記高速発電機14は、永久磁石式ロータ16と、ステータ17とから構成されている。
【0007】
つぎに、上記構成からなる小型ガスタービンの作用について説明する。まず、たとえば、前記高速発電機14により、回転軸2を始動回転させる。すると、コンプレッサ側のインペラ4が回転する(タービン側のホイール5も同軸回転する)。
【0008】
コンプレッサ側のインペラ4の回転に伴なって、大気中の空気(図6中、一点鎖線矢印にて示す)は、吸気口6を経てハウジング1中に吸い込まれ、かつ、ディフューザ18およびシュラウド19により、減速昇圧される。
【0009】
減速昇圧された圧縮空気(図6中、点点および実線矢印にて示す)は、コンプレッサ側の渦巻き流路7から圧縮空気流路11により、再生熱交換器12を経て後記燃焼ガスと熱交換を行って温度を上昇させる。この昇温した圧縮空気は、燃焼器8に供給され、この燃焼器8の燃焼室9中において、図示されていない燃料(たとえば、都市ガスなど)と混合されて燃焼される。
【0010】
前記燃焼室9中において燃焼された燃焼ガス(図6中、斜線および点線矢印にて示す)は、タービン側の渦巻き流路10を経てタービン側のホイール5を回転させる(コンプレッサ側のインペラ4も回転軸2を介して同軸回転する)。ホイール5を回転させた燃焼ガスは、排気流路13により、再生熱交換器12を経て前記圧縮空気と熱交換を行って温度を下降させ、かつ、大気中に排気される。
【0011】
タービン側のホイール5の回転により、回転軸2は、たとえば、約60000〜約130000rpmの高速回転する。この回転軸2の高速回転は、カップリング15を介して、高速発電機14の永久磁石式ロータ16に伝達され、その永久磁石式ロータ16が回転して発電が行われる。
【0012】
なお、被動機としては、前記高速発電機14以外に減速機がある。回転軸2の高速回転を減速機により減速させて、軸流揚水ポンプ、船舶用推進スクリュー、魚雷などの水中推進スクリューなどを駆動できる。そして、前記小型ガスタービンは、その使用目的および使用者の要望などにより、始動時から定格運転時までの時間、すなわち、起動時間が短く設定されている。しかも、その起動時間はさらに短くなる傾向にある。たとえば、高速発電機14を被動機とした場合、小型ガスタービンを始動してから短時間のうちに定格電力の出力が得られるようにすることが使用目的でありまた使用者の要望でもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、起動時間が短いと、特に、燃焼ガスに晒されているタービン側の各部品および同一部品の各部位の間においては、大きな温度差が顕著に発生し、この大きな温度差により、大きな熱膨張差が生じる。この大きな熱膨張差が生じると、各部品および同一部品の各部位の間において変形が発生する。その結果、固定側の部品と回転側の部品との間において接触干渉が発生して、部品の損傷破損故障などにつながるので、小型タービンとしては、好ましくない。
【0014】
たとえば1例を挙げると、タービン側のホイール5などのタービンロータに燃焼ガスを噴射させるタービンノズル(図6中図示せず)は、燃焼ガスにより始動時には約900℃となる。一方、タービンロータは、回転軸2を介して軸受3の潤滑油の冷却作用により始動時には約600℃となる。このために、タービンノズルが熱膨張すると、このタービンノズルに固定されている固定側の部品、たとえば、バックプレートがタービンノズルの熱膨張と共に移動して回転側の部品のタービンロータに接触干渉する場合がある。
【0015】
そこで、各部品の間、特に、固定側の部品(バックプレート)と回転側の部品(タービンロータ)との間において、接触干渉が発生しない程度の大きさの隙間、すなわち、大きな熱膨張差による変形を許容する程度の大きさの隙間を持たせることが考慮される。しかしながら、この場合においては、固定側の部品と回転側の部品との間において接触干渉を防ぐことはできるが、固定側の部品と回転側の部品との間の隙間が大きくなりすぎて、タービン効率が著しく低下すると共に、タービンの小型化が維持されないなどの課題がある。
【0016】
このように、短い起動時間に対応することができることと、高効率が確実に得られることとの相反する要求を満足する小型ガスタービンが望まれている。
【0017】
この発明は、短い起動時間に十分に対応することができ、しかも、高効率が確実に得られると共に、小型化が維持される小型ガスタービンを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、固定側の部品を軸受のハウジングに対して、タービンノズル、シールハウジング、バックプレートなどのいくつかの部品に分割し、ハウジングにタービンノズルを固定(タービン始動時におけるハウジングとタービンノズルとの熱膨張差を吸収できる程度の隙間を有する固定)し、ハウジングの比較的低温となる部位にシールハウジングを固定(タービン始動時におけるハウジングとシールハウジングとの熱膨張差を吸収できる程度の隙間を有する固定)し、このシールハウジングにバックプレートをバックプレートとタービンロータのうち燃焼ガスの排気側と反対側の部分との間の隙間をほぼ一定に保持し、かつ、相互の熱膨張差を吸収できる固定手段により固定(タービン始動時におけるバックプレートとシールハウジングとの熱膨張差を吸収できる程度の隙間を有する固定)し、このバックプレートを比較的高温となるタービンノズルに当接させることを特徴とする。
【0019】
この結果、請求項1にかかる発明は、バックプレートがシールハウジングにタービンロータのうち燃焼ガスの排気側と反対側の部分との間の隙間をほぼ一定に保持し、かつ、相互の熱膨張差を吸収できる固定手段により固定され、かつ、このバックプレートがタービンノズルに当接することにより、バックプレートがタービンノズルとの当接状態を保持する一方、タービンノズルの熱膨張と共に移動することがない。このために、バックプレートがタービンロータに接触干渉することもなくなる。すなわち、バックプレートとタービンロータとは、タービンの定格運転時において、好ましい隙間を保持することができる。これにより、短い起動時間に十分に対応することができ、しかも、高効率が確実に得られると共に、小型化が維持されることとなる。
【0020】
また、請求項にかかる発明は、バックプレートが固定手段の位置決めピンによりタービンロータとの軸方向の相対位置がほぼ一定に保持される状態でシールハウジングに固定されており、位置決めピンが抜け止めリングによりバックプレートおよびシールハウジングから抜けない状態でバックプレートおよびシールハウジングに保持されており、抜け止めリングがスナップリングによりバックプレートおよびシールハウジング側に固定されていることを特徴とする。
【0021】
この結果、請求項にかかる発明は、比較的簡単な構造の位置決めピン、抜け止めリング、スナップリングから構成されている固定手段により、バックプレートをシールハウジングにタービンロータとの軸方向の相対位置がほぼ一定に保持する状態で固定することができる。このために、請求項2にかかる発明は、製造コストのアップを最小限に抑えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる小型ガスタービンの実施の形態の1例を図1〜図5を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの小型ガスタービンが限定されるものではない。図中、図6と同符号は、同一のものを示す。
【0023】
(実施の形態の構成の説明)
ハウジング1には、タービンノズル20が固定ピン21により固定(タービン始動時におけるハウジング1とタービンノズル20との熱膨張差を吸収できる程度の隙間を有する固定)されている。
【0024】
前記タービンノズル20は、タービンロータ22(タービン側のホイール5などを含む)の周囲に複数個リング状に配置されている。前記タービンノズル20は、タービン側の渦巻き流路10に接続されている。この結果、前記タービンノズル20は、燃焼ガスGを図1中の実線矢印に示すように、前記タービンロータ22に噴射させて、前記タービンロータ22および回転軸2を回転させるものである。
【0025】
前記タービンノズル20には、タービンシュラウド23が固定されている。前記タービンシュラウド23は、後記バックプレート42と共に、前記タービンロータ22を覆うタービン室24を形成する。
【0026】
前記ハウジング1には、シールハウジング25が固定(タービン始動時におけるハウジング1とシールハウジング25との熱膨張差を吸収できる程度の隙間を有する固定)されている。
【0027】
前記シールハウジング25は、図1および図2に示すように、中央部に透孔26が開設された円板形状をなす。前記シールハウジング25の外周縁部には、ボルト28用の挿通孔27が8個等間隔に設けられている。前記シールハウジング25の中央部の透孔26の内面には、リングシール29用の溝部(凹部)およびラビリンスシール30用のコーティング35と、図5に示すスナップリング36用の溝37がそれぞれ設けられている。また、シールハウジング25には、位置決めピン38用の挿通孔39が3個以上等間隔に設けられている。さらに、シールハウジング25の外面には、リングシール40用の溝41が設けられている。
【0028】
前記シールハウジング25は、挿通孔27を介してボルト28により、前記ハウジング1に固定されている。前記シールハウジング25は、前記軸受3と前記タービンロータ22との間に配置されている。前記シールハウジング25の透孔26の内面と前記回転軸2の外面との間には、リングシール29やラビリンスシール30などのシール機構が設けられている。この結果、前記ハウジング1、前記回転軸2、前記シールハウジング25にり、潤滑油室31が形成される。
【0029】
前記潤滑油室31には、潤滑油供給機構32が配置されている。また、潤滑油室31には、潤滑油排出路33が連通されている。この結果、潤滑油Oは、図1中の点線矢印に示すように、前記ハウジング1に設けられた潤滑油供給路(図示せず)を経て前記潤滑油供給機構32から軸受3に供給される。軸受3に供給された潤滑油Oは、潤滑油室31から潤滑油排出路33を経て外部に排出される。
【0030】
前記シールハウジング25には、バックプレート42が固定手段としての位置めピン38、抜け止めリング43、スナップリング36により、固定(タービン始動時におけるバックプレート42とシールハウジング25との熱膨張差を吸収できる程度の隙間を有する固定)されている。
【0031】
前記バックプレート42は、図1および図3に示すように、中央部に透孔44が開設された円板形状をなす。前記バックプレート42には、前記位置決めピン38用の挿通孔45が3個以上等間隔に設けられている。また、前記バックプレート42の外周縁部には、当接用の段部46が設けられている。
【0032】
前記抜け止めリング43は、図1および図4に示すように、中央部に透孔47が開設された円板形状をなす。前記抜け止めリング43の外周縁部には、位置決めピン38抜け止め用の段部48が設けられている。
【0033】
前記スナップリング36は、図1および図5に示すように、断面小四角形のスプリング部材を上下2重に重ねて円形に形成したものである。前記スナップリング36は、軸方向のスプリングを有する。
【0034】
つぎに、前記バックプレート42を前記シールハウジング25に固定する作業について説明する。まず、前記ハウジング1に固定されている前記シールハウジング25の溝41中にリングシール40を嵌め込む。つづいて、前記シールハウジング25に前記バックプレート42を嵌合する。それから、前記シールハウジング25の3個以上の挿通孔39と前記バックプレート42の3個以上の挿通孔45中に3本以上の位置決めピン38を内側から外側に圧入する。つぎに、3本以上の前記位置決めピン38の頭部に前記抜け止めリング43を内側から外側に嵌め込む。そして、前記シールハウジング25の溝37に前記スナップリング36を圧入する。
【0035】
この結果、前記バックプレート42は、前記タービンロータ22との軸方向Z−Zの相対位置、すなわち、前記タービンロータ22のうち前記燃焼ガスGの排気側(前記タービンシュラウド23側)と反対側の部分(前記軸受3に対向する部分)との間の隙間Cがほぼ一定に保持されることとなる。一方、前記バックプレート42の段部46が前記タービンノズル20に当接する。すなわち、タービン運転時においては、バックプレート42を挟んで、タービン室24と反対側の高圧側の室49は、コンプレッサ側からの高圧の圧縮空気が充填されている。このために、高圧側の室49の圧力のほうがタービン室24より大である。これにより、前記バックプレート42の段部46が前記タービンノズル20に当接する。
【0036】
また、前記位置決めピン38の頭部は、前記抜け止めリング43の段部48に覆われている。この結果、前記位置決めピン38は、前記抜け止めリング43により、前記バックプレート42および前記シールハウジング25から抜けないように、前記バックプレート42および前記シールハウジング25に保持されている。
【0037】
さらに、前記抜け止めリング43には、スナップリング36が軸方向Z−Zのスプリング力により押圧されている。この結果、前記抜け止めリング43は、前記スナップリング36により、前記バックプレート42および前記シールハウジング25側に固定されている。
【0038】
(実施の形態の作用効果の説明)
この実施の形態における小型ガスタービンは、固定側の部品を軸受3のハウジング1に対して、タービンノズル20、シールハウジング25、バックプレート42などのいくつかの部品に分割し、バックプレート42が比較的低温のシールハウジング25にタービンロータ22のうち燃焼ガスの排気側と反対側の部分との間の隙間Cをほぼ一定に保持し、また、相互の熱膨張差を吸収できる固定手段により固定され、かつ、このバックプレート42が比較的高温のタービンノズル20に当接する。このために、この実施の形態における小型ガスタービンは、バックプレート42がタービンノズル20との当接状態を保持する一方、タービンノズル20の熱膨張と共に移動することがない。
【0039】
この結果、この実施の形態における小型ガスタービンは、バックプレート42がタービンロータ22に接触干渉することもなくなる。すなわち、バックプレート42とタービンロータ22とは、タービンの定格運転時において、好ましい隙間Cを保持することができる。この定格運転時におけるバックプレート42とタービンロータ22との隙間Cが小であればある程、タービン効率がアップする。これにより、この実施の形態における小型ガスタービンは、短い起動時間に十分に対応することができ、しかも、高効率が確実に得られると共に、小型化が維持されることとなる。
【0040】
また、この実施の形態における小型ガスタービンは、バックプレート42が位置決めピン38によりタービンロータ22との軸方向の相対位置がほぼ一定に保持されるようにシールハウジング25に固定されており、位置決めピン38が抜け止めリング43によりバックプレート42およびシールハウジング25から抜けないようにバックプレート42およびシールハウジング25に保持されており、抜け止めリング43がスナップリング36によりバックプレート42およびシールハウジング25側に固定されている。
【0041】
この結果、この実施の形態における小型ガスタービンは、比較的簡単な構造の位置決めピン38、抜け止めリング43、スナップリング36から構成されている固定手段により、バックプレート42をシールハウジング25に固定することができる。このために、この実施の形態における小型ガスタービンは、製造コストのアップを最小限に抑えることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上から明らかなように、この発明にかかる小型ガスタービン(請求項1)によれば、バックプレートとタービンロータとがタービンの定格運転時において好ましい隙間を保持することができるので、短い起動時間に十分に対応することができ、しかも、高効率が確実に得られると共に、小型化が維持されることとなる。
【0043】
また、この発明にかかる小型ガスタービン(請求項)によれば、比較的簡単な構造の位置決めピン、抜け止めリング、スナップリングから構成されている固定手段により、バックプレートをシールハウジングに固定することができるので、製造コストのアップを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の小型ガスタービンの実施の形態を示す要部の一部縦断面図である。
【図2】(A)は、シールハウジングの正面図、(B)は、シールハウジングの側面図、(C)は、(A)におけるC−C線断面図である。
【図3】(A)は、バックプレートの正面図、(B)は、バックプレートの側面図、(C)は、(A)におけるC−C線断面図である。
【図4】(A)は、抜け止めリングの正面図、(B)は、抜け止めリングの側面図、(C)は、(A)におけるC−C線断面図である。
【図5】(A)は、スナップリングの正面図、(B)は、スナップリングの側面図、(C)は、(A)におけるC−C線断面図である。
【図6】小型ガスタービンを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 回転軸
3 軸受
4 コンプレッサ側のインペラ
5 タービン側のホイール
6 吸気口
7 コンプレッサ側の渦巻き流路
8 燃焼器
9 燃焼室
10 タービン側の渦巻き流路
11 圧縮空気流路
12 再生熱交換器
13 排気流路
14 高速発電機
15 カップリング
16 永久磁石ロータ
17 ステータ
18 ディフューザ
19 シュラウド
20 タービンノズル
21 固定ピン
22 タービンロータ
23 タービンシュラウド
24 タービン室
25 シールハウジング
26 透孔
27 挿通孔
28 ボルト
29 リングシール
30 ラビリンスシール
31 潤滑油室
32 潤滑油供給機構
33 潤滑油排出路
35 コーティング
36 スナップリング
37 溝
38 位置決めピン
39 挿通孔
40 リングシール
41 溝
42 バックプレート
43 抜け止めリング
44 透孔
45 挿通孔
46 段部
47 透孔
48 段部
49 高圧側の室
C 隙間
O 潤滑油
Z−Z 軸方向

Claims (1)

  1. 固定側の部品が軸受のハウジングに対して、タービンノズル、シールハウジング、バックプレートなどのいくつかの部品に分割されており、
    前記ハウジングに前記軸受を介して回転可能に取り付けられた回転軸と、
    前記回転軸に固定されたタービン側のホイールなどのタービンロータと、
    前記ハウジングに固定され、前記タービンロータに燃焼ガスを噴射させて前記タービンロータおよび前記回転軸を回転させる前記タービンノズルと、
    前記ハウジングに固定され、かつ、前記軸受と前記タービンロータとの間に配置された前記シールハウジングと、
    前記シールハウジングと前記回転軸との間に設けられたシール機構と、
    前記タービンロータのうち前記燃焼ガスの排気側と反対側の部分との間の隙間をほぼ一定に保持し、かつ、相互の熱膨張差を吸収できる固定手段により前記シールハウジングに固定され、かつ、前記タービンノズルに当接する前記バックプレートと、
    を備え
    前記固定手段は、位置決めピンと、抜け止めリングと、スナップリングと、から構成されており、
    前記バックプレートは、前記位置決めピンにより、前記タービンロータとの軸方向の相対位置がほぼ一定に保持される状態で、前記シールハウジングに固定されており、
    前記位置決めピンは、前記抜け止めリングにより、前記バックプレートおよび前記シールハウジングから抜けない状態で、前記バックプレートおよび前記シールハウジングに保持されており、
    前記抜け止めリングは、前記スナップリングにより、前記バックプレートおよび前記シールハウジング側に固定されている、
    ことを特徴とする小型ガスタービン。
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