JP2003246946A - インクジェット方式での布帛捺染用水性インク - Google Patents

インクジェット方式での布帛捺染用水性インク

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JP2003246946A JP2002048895A JP2002048895A JP2003246946A JP 2003246946 A JP2003246946 A JP 2003246946A JP 2002048895 A JP2002048895 A JP 2002048895A JP 2002048895 A JP2002048895 A JP 2002048895A JP 2003246946 A JP2003246946 A JP 2003246946A
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裕康 市川
Takeshi Sakura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存安定性、吐出安定性に優れ、布帛への色
再現性のよい鮮明画像が捺染できることが十分なインク
ジェット方式での布帛捺染用インクを提供する。 【解決手段】 分散染料、燐酸一水素二ナトリウムと燐
酸二水素一ナトリウム、水を少なくとも含有するインク
ジェット方式での布帛捺染用水性インクであり、燐酸一
水素二ナトリウムがインク内に0.1重量%から4.5
重量%の範囲で含まれ、かつ燐酸二水素一ナトリウムが
水性インク内に0.1重量%から6.0重量%の範囲で
含まれてなるインクジェット方式での布帛捺染用水性イ
ンク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット方
式での布帛捺染用インクに係わり、さらに詳細にはポリ
エステル系繊維からなる布帛の捺染に適した鮮明な柄や
模様や文字や写真等の画像が捺染できて、かつ保存安定
性、吐出安定性に優れたインクジェット方式での布帛捺
染用インクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛に柄や模様や文字等の図柄を
捺染する方法としては、スクリーン捺染法、ローラ捺染
法、ロータリースクリーン捺染法等が用いられてきた
が、図柄の変更毎にスクリーン枠、彫刻ローラ等を用意
する必要があり、これらスクリーン枠、彫刻ローラの作
成はかなり高価であるため、かなりのロットを生産しな
いと経済的な面で合わない点のみならず、受発注への素
早い対応ができない、ファッションの多様化に迅速に対
応出来ない等の欠点を有していた。これ等の欠点を解消
するために、スキャナーで見本を読み取り、コンピュー
タで画像処理を行い、その結果をインクジェット方式で
捺染する技術が開発されてきており、これ等のインクジ
ェット方式に用いるインクとしては、各種水溶性染料を
水に溶解させたものが知られている。そして、水溶性染
料としては、直接染料、酸性染料、反応性染料等が用い
られてきたが、かかる染料はポリエステル系繊維に応用
できないという問題があった。そこで、分散染料を用い
たインクジェット捺染用のインク開発がなされ、例え
ば、水溶性でない有機溶媒に分散染料を溶解させた分散
型のものが、また水に分散染料を溶解させた分散型のも
のが提案されている。しかしながら水溶性でない有機溶
媒に溶解させた溶解型のインクジェット捺染用のインク
は時々インクジェットプリンターノズルの詰まりが発生
するという問題があり、一方分散型のインクジェット捺
染用のインクは分散染料の粒子が凝集して粒子が粗大と
なり、分散性が完全でないためノズルに目詰まりが発生
し、長時間にわたって安定した捺染(印刷)ができない
という問題を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、分散染
料インクのインクジェット方式での布帛への捺染法につ
いて鋭意研究を続けた結果前記の従来インクの抱えてい
た課題が解消された新規インクを見出し本発明を完成し
たものである。本発明の目的は、ノズル目詰まり等を生
じることがなく、長時間に亘ってインクジェットプリン
ターによるプリントすなわち布帛への捺染を可能にする
インクジェット方式での布帛捺染用水性インクを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題解消の目的を達
成するための本発明は、分散染料、燐酸一水素二ナトリ
ウム、燐酸二水素一ナトリウム、水を少なくとも含有す
ることを特徴とするインクジェット方式での布帛捺染用
水性インクであり、また燐酸一水素二ナトリウムがイン
ク内に0.1重量%から4.5重量%の範囲で含まれ、
かつ燐酸二水素一ナトリウムが水性インク内に0.1重
量%から6.0重量%の範囲で含まれてなる前記のイン
クジェット方式での布帛捺染用水性インクである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における分散染料として
は、アントラキノン系、アゾ系、ニトロジフェニルアミ
ン系、メチン系、アミノケトン系、ケトイミン系等が挙
げられるがこれらに限定されるものではない。具体的に
例示すれば、C.I.ディスパーズイエロー3、4、
5、7、9、13、24、30、33、34、42、4
4、49、50、51、54、56、58、60、6
3、64、66、68、71、74、76、79、8
2、83、85、86、88、90、91、93、9
8、99、100、104、114、116、118、
119、122、124、126、135、140、1
41、149、160、162、163、164、16
5、179、180、182、183、186、19
2、198、199、202、204、210、21
1、215、216、218、224;
【0006】C.I.ディスパーズオレンジ1、3、
5、7、11、13、17、20、21、25、29、
30、31、32、33、37、38、42、43、4
4、45、47、48、49、50、53、54、5
5、56、57、58、59、61、66、71、7
3、76、78、80、89、90、91、93、9
6、97、119、127、130、139、142;
【0007】C.I.ディスパーズレッド1、4、5、
7、11、12、13、15、17、27、43、4
4、50、52、53、54、55、56、58、5
9、60、65、72、73、74、75、76、7
8、81、82、86、88、90、91、92、9
3、96、103、105、106、107、108、
110、111、113、117、118、121、1
22、126、127、128、131、132、13
4、135、137、143、145、146、15
1、152、153、154、157、159、16
4、167、169、177、179、181、18
3、184、185、188、189、190、19
1、192、200、201、202、203、20
5、206、207、210、221、224、22
5、227、229、239、240、257、25
8、277、278、279、281、288、29
6、303、310、311、312、320、32
4、328;
【0008】C.I.ディスパーズバイオレット1、
4、8、23、26、27、28、31、33、35、
36、38、40、43、46、48、50、51、5
2、56、57、59、61、63、69、77;C.
I.ディスパーズグリーン9;
【0009】C.I.ディスパーズブラウン1、2、
4、9、13、19; C.I.ディスパーズブルー、3、7、9、14、1
6、19、20、26、27、35、43、44、5
4、55、56、58、60、62、64、70、7
2、73、75、79、81、82、83、87、9
1、93、94、95、96、102、106、10
8、112、113、115、118、120、12
2、125、128、130、139、141、14
2、143、146、148、149、153、15
4、158、165、167、171、173、17
4、176、181、183、185、186、18
7、189、197、198、200、201、20
5、207、211、214、224、225、25
7、259、267、268、270、284、28
5、287、288、291、293、295、29
7、301、315、330、333; C.I.デスパーズブラック1、3、10、24; また、カヤセロンレッドE−GL、カヤセロンブルーE
−TB、カヤセロンネイビーブルーE−EX、カヤセロ
ンブラックE−EXである。これらの分散染料の好まし
い含有量はインク全体に対して3〜25重量%であり、
更に好適には5〜20重量%である。
【0010】本発明においては、分散染料、燐酸一水素
二ナトリウム、燐酸二水素一ナトリウム、水を必須成分
とするものであるが、これらの必須成分以外に、本発明
の目的を損なわない限りにおいて、その他の成分を含有
せしめてもよい。本発明のインクのその他成分として
は、有機化合物、pH調整剤、防黴剤、界面活性剤、水
溶性樹脂などが適宜用いられる。界面活性剤としては、
ノニオン性・アニオン性・カチオン性・両性のいずれの
界面活性剤も使用可能であり目的に応じて使い分ける。
これらのその他成分のうち、水溶性でかつ乾燥防止や粘
度調節や分散安定の効能を有する有機化合物として以下
のものが適宜選択使用できる。エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル、ポリエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、
ポリエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコー
ルジメチルエーテル、ポリエチレングリコールジメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
グリセリン、ポリオキシアルキレンエーテル、ポリオキ
シアルキレンエーテル硫酸エステル、リグニンスルフォ
ン酸ナトリウム、チオジグリコール、等が挙げられる。
【0011】本発明においては、分散染料、燐酸一水素
二ナトリウム、燐酸二水素一ナトリウム、水を必須成分
とするものであり、燐酸一水素二ナトリウム、燐酸二水
素一ナトリウムの2成分が必須で、保存安定性や吐出安
定性や画像鮮明性の優れたインクとなる理由は詳細には
不明であるが、pH調整、バッファー(緩衝)機能によ
るものと考えられ、そのため分散染料のインク内での安
定性が保たれ結果として鮮明画像が布帛上に形成される
ものと考えられる。燐酸一水素二ナトリウムがインク内
に0.1重量%から4.5重量%の範囲で含まれ、かつ
燐酸二水素一ナトリウムが水性インク内に0.1重量%
から6.0重量%の範囲で含まれることが好ましく、上
記範囲を外れた場合はいずれも分散染料のインク内での
安定性が保たれ難く結果として鮮明画像が布帛上に形成
され難くなる。
【0012】本発明における、これらの水難溶解性染料
である分散染料のインクジェット布帛用捺染用インクに
おける平均粒子径は0.10μmから0.5μmの範囲が
好ましく、平均粒子径が0.10μmに満たないときは
かえって凝集が進みやすく、沈降し易くなり、保存安定
性において劣るものとなり、かつノズルにおいて詰まり
易くなり吐出安定性においても劣るものとなる。また平
均粒子径が0.5μmを越える場合は、保存時の沈降が
進み、保存安定性において劣るものとなり、かつノズル
において詰まり易くなり吐出安定性においても劣るもの
となる。これらの平均粒子径を逸脱する要因となる0.
1μmにはるかに満たないものや0.5μmをはるかに越
えるものを除去するために、分散方法の制御、遠心分離
やろ過による除去等を採用することができる。なお、平
均粒子径の測定は、例えば、レーザー光散乱式粒度分布
測定装置LPA−360(大塚電子)を用いて測定する
ことができるものである。
【0013】本発明のインクジェット方式での布帛捺染
用水性インクは、ポリエステル系繊維からなる布帛に好
ましく適用される。ポリエステル系繊維等からなる布帛
には撥水剤又は柔軟撥水剤から選ばれる一種と、糊剤等
をパッディング法,スプレー法,コーティング法等で付
与しておいた方が滲み防止のために好ましい。上記撥水
剤は特に限定されず、フッ素系化合物,シリコン系化合
物,ジルコニウム系化合物等一般的な撥水剤がいずれも
使用できる。また、柔軟撥水剤としてはオクタデシルエ
チレン尿素,酢酸ジルコニウム,ポリオレフィン系化合
物,ワックス系化合物,シリコーン系化合物等が挙げら
れる。かかる撥水剤及び柔軟撥水剤の量は、乾燥重量で
布帛に対して0.02〜5%程度の割合で付着するよう
に使用されるのが好ましい。即ち多量に用いると、撥水
性が強すぎて得られた製品が印刷調となり、またその後
の仕上加工時に仕上剤が多量に必要となる等の問題があ
るので、上記の割合で用いる。
【0014】上記糊剤は特に限定されず、デンプン類
(デンプン、可溶性デンプン、水溶性デンプン誘導体
等)、水溶性のセルロース誘導体(カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース等)、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、ガム
類(ローカストビーンガム、グアーガム等)、水溶性タ
ンパク(ゼラチン、にかわ等)、水溶性の合成高分子化
合物(ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコー
ル、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリルアミド、ポリエチレンイミン、4級化水溶性
カチオンポリマー等)等が挙げられる。かかる糊剤の量
は、乾燥重量で布帛に対して0.1〜3%程度の割合で
付着するように使用されるのが好ましい。即ち多量に用
いると、風合が硬くなり過ぎるので、上記の割合で用い
る。
【0015】
【実施例】以下、実施例をもって本発明を説明する。 *実施例1 ポリエチレンテレフタレート75d/38fを経糸に、
ポリエチレンテレフタレート75d/38fを緯糸に用
い、経糸密度110本/インチ、緯糸密度85本/イン
チで織成した平織物を準備し、この平織物を公知の方法
で糊抜、精練、ヒートセット加工した。その後、この平
織物にフッ素系撥水剤、高粘度アルギン酸ソーダ、水か
らなる処理液をパッディングし、マングルで絞り率35
%に絞った後、110℃にて3分間乾燥した。別に分散
染料(イエロー:C.I.ディスパーズ・イエロー7
9,マゼンタ:C.I.ディスパーズ・レッド283,
シアン:C.I.ディスパーズ・ブルー224,ブラッ
ク:C.I.ディスパーズ・ブラック1を各色で使用)
を各15重量部と、グリセリン12重量部、水65重量
部、燐酸二水素一ナトリウム2.0重量部、燐酸一水素
二ナトリウム2.0重量部、塩化イソチアゾロン2.0
重量部、ポリオキシアルキレンエーテル硫酸エステル
2.0重量部からなる4色のインクを用意し、このイン
クをピエゾ式インクジェット方式のインクジェットプリ
ンターに搭載し、所定フルカラー画像の連続プリントを
上記前処理織物に実施した。次に、このようにして得た
捺染織物を、次いで105℃にて20分間水蒸気処理
し、ハイドロサルファイド2g/l、ソーダ灰2g/l
の水溶液にて70℃で5分洗浄をし、しかる後水洗浄
し、乾燥を行い鮮明画像の捺染布帛である捺染織物を得
た。これらインクを使用して、同じプリンターで、テス
ト用フルカラー画像を0.5時間紙上に吐出印刷し、2
3.5時間休止するこの一連の動作を、週5日行い2日
は全く休止する運転を実施し、吐出安定性を評価した。
その結果100日以上、テスト用フルカラー画像になん
らの乱れもなくテスト用フルカラー画像の印刷が続き、
インク吐出の安定性が保たれていた。
【0016】*比較例1 実施例1で用いた分散染料のインクの、燐酸二水素一ナ
トリウム、燐酸一水素二ナトリウムを全く使用しない以
外は同じように、各色インクを作成し用意し、このイン
クをピエゾ式インクジェット方式のインクジェットプリ
ンターに搭載し、フルカラー画像の連続プリントを実施
例1と同じ前処理織物に同じように実施し捺染布帛を得
た、鮮明画像の捺染布帛である捺染織物であった。これ
らのインクを使用して、同じプリンターで、テスト用フ
ルカラー画像を1時間紙上に吐出印刷し、23時間休止
するこの一連の動作を、週5日行い2日は全く休止する
運転を実施し、吐出安定性を評価した。その結果21日
で、テスト用フルカラー画像に乱れが生じ、インク吐出
の安定性が損なわれる一部のノズルのノズル詰まりが発
生した。
【0017】*比較例2 実施例1で用いた分散染料のインクの、燐酸二水素一ナ
トリウムと燐酸一水素二ナトリウムのいずれか一方を全
く使用しない以外は同じように、各色インクを作成し用
意し、このインクをピエゾ式インクジェット方式のイン
クジェットプリンターに搭載し、フルカラー画像の連続
プリントを実施例1と同じ前処理織物に同じように実施
し捺染布帛を得た。これらのインクを使用して、同じプ
リンターで、テスト用フルカラー画像を1時間紙上に吐
出印刷し、23時間休止するこの一連の動作を、週5日
行い2日は全く休止する運転を実施し、吐出安定性を評
価した。その結果いずれのインクにおいても、35日
で、テスト画像に乱れが生じ、インク吐出の安定性が損
なわれるノズルが発生した。
【0018】*実施例2 実施例1で用いた分散染料のインクの、燐酸二水素一ナ
トリウム、燐酸一水素二ナトリウムの量を変化させる以
外は同じように、各色インクを作成し用意し、このイン
クをピエゾ式インクジェット方式のインクジェットプリ
ンターに搭載し、フルカラー画像の連続プリントを実施
例1と同じ前処理織物に同じように実施し捺染布帛を得
た。各インクの燐酸一水素二ナトリウム、燐酸二水素一
ナトリウムの量は、《A》インクが、燐酸一水素二ナト
リウム0.05重量部、燐酸二水素一ナトリウム0.0
5重量部であり、《B》インクが、燐酸一水素二ナトリ
ウム5.0重量部、燐酸二水素一ナトリウム6.2重量
部であり、《C》インクが、燐酸一水素二ナトリウム
5.0重量部、燐酸二水素一ナトリウム0.02重量部
である。この3種のインクを使用して、同じプリンター
で、テスト用フルカラー画像を1時間紙上に吐出印刷
し、23時間休止するこの一連の動作を、週5日行い2
日は全く休止する運転を実施し、吐出安定性を評価し
た。その結果《A》インクが63日まで、《B》インクが
58日まで、《C》インクが75日までテスト画像に乱
れがなく、その後インク吐出の安定性が損なわれた一部
ノズルが発生し、いずれもやや吐出安定性に難点があっ
た。
【0019】
【発明の効果】本発明の分散染料、燐酸一水素二ナトリ
ウム、燐酸二水素一ナトリウム、水を少なくとも含有す
るインクジェット方式での布帛捺染用水性インク、特に
燐酸一水素二ナトリウムがインク内に0.1重量%から
4.5重量%の範囲で含まれ、かつ燐酸二水素一ナトリ
ウムが水性インク内に0.1重量%から6.0重量%の
範囲で含まれてなる布帛捺染用水性インクは、保存安定
性、吐出安定性に優れ、長期のプリント(捺染または印
刷)に耐えることが判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA26 FA04 FC02 4H057 AA01 BA08 CB34 CB58 CC02 DA01 DA17 GA06 4J039 BA19 BE02 CA03 EA42 EA44 FA03 GA24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散染料、燐酸一水素二ナトリウム、燐
    酸二水素一ナトリウム、水を少なくとも含有することを
    特徴とするインクジェット方式での布帛捺染用水性イン
    ク。
  2. 【請求項2】 燐酸一水素二ナトリウムがインク内に
    0.1重量%から4.5重量%の範囲で含まれ、かつ燐
    酸二水素一ナトリウムが水性インク内に0.1重量%か
    ら6.0重量%の範囲で含まれてなる請求項1記載のイ
    ンクジェット方式での布帛捺染用水性インク。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005263837A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット捺染インクセット、インクジェット捺染用ブラックインク及びそれを用いたインクジェット捺染方法
JP2005263835A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット捺染インクセット及びインクジェット捺染方法
CN102492179A (zh) * 2011-12-06 2012-06-13 深圳市富安娜家居用品股份有限公司 一种海藻酸钠基浆、印花浆料及其制备方法

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