JP2003245853A - タイヤカットサンプルのバフ装置 - Google Patents

タイヤカットサンプルのバフ装置

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JP2003245853A
JP2003245853A JP2002049352A JP2002049352A JP2003245853A JP 2003245853 A JP2003245853 A JP 2003245853A JP 2002049352 A JP2002049352 A JP 2002049352A JP 2002049352 A JP2002049352 A JP 2002049352A JP 2003245853 A JP2003245853 A JP 2003245853A
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JP
Japan
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tire
cut sample
buffing
grindstone
axis
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Tetsuo Ueno
哲雄 植野
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、自動化が可能な、重荷重車両用
タイヤのカットサンプルのバフ装置を提供する。 【解決手段】 カットサンプルを固定する固定テーブル
の、その水平面に対する傾斜角を調整するテーブル傾斜
角調整手段を設け、カットサンプルの上面をバフする回
転砥石の軌道を水平面内に限定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ、特に大型
のタイヤを輪切りにしたカットサンプルのカット面をバ
フする装置に関し、特に、このバフ作業を自動化するバ
フ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤの品質を確認したり、試作したタ
イヤを構成する各部材が、所期したとおりに配設されて
いるかをチェックしたりするため、タイヤからその子午
線に沿ってカットサンプルを切り出し、このカットサン
プルのカット面、すなわちタイヤの子午線断面を観察す
ることが行われる。そして、このカットサンプルを作成
するには、タイヤをテーブル上に固定したあと、鋸等を
用いて、タイヤを二箇所の子午線面に沿ってカットし、
対向する二つのカット面が互いにわずか傾斜したカット
サンプルを切り出す。
【0003】このようにして切り出したこのサンプルの
カット面は、通常、鋸歯の跡がついたり柔らかくなった
ゴムが付着したりしているので、カット面での部材の状
態の観察を容易にし、それぞれの部材の位置を高精度で
測定できるようにするため、カットサンプルを別のテー
ブルに移載して、このテーブル上でカットサンプルのカ
ット面をバフする作業を行う。
【0004】そして、このカットサンプルのカット面の
バフに際しては、従来、作業者が、ハンドグラインダな
どの、小型の回転する砥石を有するバフ機をカット面上
を移動させてバフを行っている。しかし、建設車両用タ
イヤに代表される大型タイヤのカットサンプルのカット
面をバフする場合、このような人手によるバフ作業は、
大きな労力を要するとともに長時間の作業となるため、
作業者の手首・腕や腰部などにかかる負担が大きく、そ
の改善が強く要望されていた。また、タイヤのカット面
には、スチールコードやゴム、あるいは繊維など硬さが
全く異なる部材が複雑に入り組んで配設されていて、こ
れをバフするには熟練された技能が必要で、この作業が
できる作業者が限定されるため、作業の自動化が要望さ
れていた。
【0005】一方、所定の品質のきれいなバフ面を完成
するためには、回転砥石を、軌道上の各点において所定
の速度、所定の姿勢で通過させるよう連続的に制御す
る、いわゆる、CP制御(コンテニュアスパス制御、連
続経路制御)機能を具えたバフ装置が必要となるが、C
P制御は高度な制御であるため、一軸あたりの設備コス
トが高いことに加え、三次元的になる面をバフするため
には、互いに独立してCP制御を行う三つの位置制御軸
と、互いに独立してCP制御を行う三つの姿勢制御軸と
を具えなければならないので、CP制御機能を具えたバ
フ装置は、非常に高価なものとなってしまう。さらに、
重荷重車両用タイヤのような大型のタイヤのカットサン
プルをバフするには、装置を大型にする必要があり、そ
の実用化は、コストの点で極めてむつかしかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に鑑みてなされたものであり、タイヤ、中でも大
型のタイヤのカットサンプルのカット面をバフする、低
コストで自動化が可能なバフ装置を提供することによ
り、作業者にかかる肉体的負担を軽減するとともに、バ
フの品質を安定させてやり直し等の作業の減少に資する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はなされたものであり、その要旨構成ならび
に作用を以下に示す。
【0008】請求項1に記載のタイヤカットサンプルの
バフ装置は、タイヤを略子午線面に沿って切り出したタ
イヤカットサンプルのカット面をバフするバフ装置であ
って、水平軸の回りに回転し、前記カット面をバフする
回転砥石と、水平面内で、この回転砥石を所要の速度で
移動させるとともに所要の位置で停止させる砥石移動手
段と、カットサンプルを固定する固定テーブルとを具え
てなり、固定テーブルを所定の方向に傾斜させ、その水
平面に対する傾斜角を調整するテーブル傾斜角調整手段
を設けてなるものである。
【0009】タイヤをその子午線面に沿って切り出した
タイヤカットサンプルの両カット面は、相対的にわずか
傾いて対向している。したがって、水平面上に、カット
サンプルを静置したとき、これからバフしようとするカ
ットサンプルの上面は水平面に対して傾斜することにな
る。しかも、切り出されたカットサンプルの、対向する
カット面同士の挟角は切り出したサンプルごとに都度異
なる。このタイヤカットサンプルのバフ装置によれば、
固定テーブルの傾斜角度を調整するテーブル傾斜角調整
手段を設けているので、バフすべきカットサンプルの上
面がいつも水平になるよう調整して固定することがで
き、この水平なバフ面に対して、常に水平軸の回りに回
転し、水平面内を所要の軌道に沿って移動する回転砥石
は、均一な押圧でこのバフ面をバフすることができる。
【0010】そして、本発明に係るタイヤカットサンプ
ルのバフ装置は、バフ作業中の回転砥石の位置をCP制
御する制御軸は水平面内の二つの制御軸だけで構成され
ているので、設備コストを抑制することができる。
【0011】請求項2に記載のタイヤカットサンプルの
バフ装置は、請求項1に記載したところにおいて、水平
面内で回転砥石の回転軸の方向を変える砥石角度変更手
段と、この砥石角度変更手段を制御する制御装置とを具
え、この制御装置を、回転砥石の移動領域を区画分けし
てできる複数の区画のおのおのの区画内で回転砥石の回
転軸の向きを一定とするものとするものである。
【0012】タイヤのカット面は、硬さや性状の異なる
部材が複雑に配列されて形成されている。そして、通常
のバフ装置を用いて、カット面全面を均一にバフするた
めには、回転砥石の向きを、バフしようとする部材の位
置と向きにあわせて、連続的にCP制御する必要がある
が、本発明に係るタイヤのカットサンプルのバフ装置
は、それぞれの加工区画内では、砥石の回転軸の向きを
一定としても均一なバフが可能なように、砥石の移動領
域全体を複数の加工区画に区画して制御するように構成
されているので、加工区画ごとに砥石の回転軸の向きを
一つ設定すればよい。したがって、このタイヤカットサ
ンプルのバフ装置においては、砥石の回転軸の向きを連
続的に制御するCP制御軸の数をゼロとして設備コスト
を抑制することができるとともに、姿勢も含めた回転砥
石の軌道の設定作業を容易にすることができる。
【0013】請求項3に記載のタイヤカットサンプルの
バフ装置は、請求項2に記載したところにおいて、傾斜
面と水平面との交線の方向をこの傾斜面の傾斜軸方向と
したとき、前記複数の区画は、半径方向を固定テーブル
の傾斜軸方向に直角にして定置されたタイヤの、幅方向
中央部分に対応する中央区画と、この中央部分の両側に
つながる両側部分に対応する両側区画とを含み、前記制
御装置を、中央区画では回転砥石の回転軸の向きを固定
テーブルの傾斜軸方向にほぼ平行とし、両側区画では回
転砥石の回転軸の向きを固定テーブルの傾斜軸方向にほ
ぼ直角とするものとするものである。
【0014】このタイヤカットサンプルのバフ装置は、
カーカスコードの主たる方向が、固定テーブルの傾斜軸
方向すなわちタイヤの幅方向に対して、略平行に延在す
るタイヤの中央部分をバフする中央区画では、回転砥石
の回転軸の向きを固定テーブルの傾斜軸方向にほぼ平行
とし、カーカスコードの主たる方向が、タイヤの幅方向
と略直角に延在するタイヤの両側部分をバフする両側区
画では、回転砥石の回転軸の向きを固定テーブルの傾斜
軸方向にほぼ直角としたので、どの加工区画に対して
も、砥石の回転軸の向きをカーカスコードの延在方向に
ほぼ平行にすることになり、もし、砥石の回転軸の向き
がカーカスコードの延在方向に直角であった場合にはカ
ーカスコードをバフする回転砥石の部分とゴムをバフす
る回転砥石の部分とが分かれてしまい、硬いカーカスコ
ードをバフする回転砥石の部分の磨耗が早く進行して砥
石がすぐに使えなくなってしまう現象の発生を防止する
ことができる。しかも、この回転軸の向きは、バフする
加工区画に応じて、このタイヤカットサンプルバフ装置
の制御装置が自動的に制御するよう構成されているの
で、より簡易な設定作業を可能にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るタイヤのカッ
トサンプルのバフ装置の実施形態について図1ないし図
4に基づいて説明する。図1は、カットサンプルバフ装
置1を示す平面図、図2はその側面図である。カットサ
ンプルバフ装置1は、タイヤからその子午線面に沿って
切り出したカットサンプル2の上面をバフする回転砥石
11、回転砥石11を懸架して水平面内を移動する水平
移動テーブル12、水平移動テーブル12を、水平面上
のY軸に沿って変位させるY軸方向制御軸13、Y軸方
向制御軸13を支持し、これを、Y軸に水平面内で直交
するX軸に沿って変位させるX軸方向制御軸14、X軸
方向制御軸14を支持する架台15、および、タイヤの
カットサンプル2を固定するサンプル置台16を具えて
いる。
【0016】Y軸方向制御軸13は、X軸方向に移動す
るX軸移動ベース44に設けたガイド上を転動し、水平
移動テーブル12をY軸方向に変位可能に支持するロー
ラフォロア33、水平移動テーブル12をY軸方向に駆
動するY軸サーボモータ31およびY軸サーボモータ3
1の回転をY軸方向の変位に変換するボールねじ機構3
2を具えて構成されている。
【0017】X軸方向制御軸14も、同様に、X軸移動
ベース44と、架台15に設けたガイドに沿って転動
し、X軸移動ベース44をX軸方向に変位可能に支持す
るローラフォロア43と、X軸移動ベース44をX軸方
向に駆動するX軸サーボモータ41と、X軸サーボモー
タ41の回転をX軸方向の変位に変換するねじ機構42
とを具えている。
【0018】水平移動テーブル12には、回転砥石11
を支持する回転砥石支持部21と、回転砥石支持部21
を上下に変位可能に支持するリニアガイド部22と、回
転砥石支持部21を上下に変位させてこれを所要の高さ
で位置決めするZ軸位置決めモータ24とを設けてい
る。回転砥石支持部21は、ともに詳細を図示しない、
回転砥石11を水平軸のまわりに回転する砥石回転機構
と、砥石11の回転軸を水平面内で揺動して砥石の軸の
向きを特定する砥石角度制御手段と具えている。
【0019】図3はサンプル置台16を示す側面図であ
る。サンプル置台16は、可動ベース61と、一端を、
可動ベース61に固定された揺動ピン62の回りに揺動
可能に支持されたサンプル固定テーブル63と、サンプ
ル固定テーブル63の他端を上下させてサンプル固定テ
ーブル63を傾斜する上下機構64と、上下機構64を
駆動させる回転ハンドル65とを具えている。図3にお
いて、サンプル固定テーブル63の傾斜軸方向を、サン
プル固定テーブル面と水平面との交線の方向としたと
き、サンプル固定テーブル63の傾斜軸方向は紙面と直
角の方向であり、ハンドル65を回転させることによ
り、サンプル固定テーブル63を揺動ピン62の回りに
揺動し、この傾斜角度を調整することができる。
【0020】以上述べたカットサンプルバフ装置1の構
造の説明において、回転砥石の位置および姿勢を制御す
るそれぞれの制御軸のうち、X軸方向制御軸14とY軸
方向制御軸13とは、軌道上のすべて点およびその点で
の速度を定めて制御する軸であり、Z軸と軸砥石角度制
御手段とは、移動する目標の点だけを定めて制御する軸
である。
【0021】このバフ装置1を用いて、カットサンプル
2のバフする方法について説明する。まず、タイヤの子
午線に沿って切り出した、カットサンプル2をサンプル
置台16のサンプル固定テーブル63の上に載置する。
サンプル置台16の可動ベース61は、図3の左右方向
に可動できるように設けられていて、カットサンプル2
を載せるとき、可動ベース61をバフ装置1の本体部か
ら引き出しておき、カットサンプル2を載せやすくす
る。
【0022】また、サンプル固定テーブル63の上にカ
ットサンプル2を載置する際、カットサンプル2の幅方
向がサンプル固定テーブル63の傾斜軸方向すなわち図
3の紙面に垂直な方向に合致するようにカットサンプル
2の向きを調整する。そして、サンプル固定テーブル6
3にカットサンプル2を固定したあと、可動ベース61
を、カットサンプル2のカット面に回転砥石11が当接
可能な元の所定位置に戻す。そして、ハンドル65をま
わして、カットサンプル2の上面が水平になるよう、サ
ンプル固定テーブル63の傾斜角度を調整する。
【0023】次いで、このカットサンプル2の上面をバ
フするため、回転砥石11の回転軸の向き、回転砥石が
バフしながら進む際の軌道や移動速度などの設定を行
う。図4は、バフ装置1を用いてバフを行う際の加工区
画を示すカットサンプル2の平面図であるが、バフ加工
ならびにこのための上記設定作業は、加工区画A、B1
およびB2ごとにそれぞれ行う。
【0024】加工区画Aは、タイヤの幅方向中央部分に
対応する中央区画であり、そこでのカーカスコードは、
主として、固定テーブル16の傾斜軸方向と平行な方向
に延在し、また、加工区画B1、B2は、タイヤの幅方
向両側部分に対応する両側区画であり、そこでのカーカ
スコードは、主として、固定テーブル16の傾斜軸方向
に直交して延在する。そして、回転砥石のカーカスコー
ドに当接する部分だけが早く磨耗しないよう、回転砥石
の回転軸をカーカスコードの延在方向と平行にすること
が望ましいので、バフ装置1の制御装置は、回転砥石1
1の回転軸の方向を、加工区画Aでは、固定テーブル1
6の傾斜軸方向と平行に、また、加工区画B1、B2で
は、固定テーブル16の傾斜軸方向と直交する向きに制
御する機能を有している。
【0025】それぞれの加工区画についての設定作業に
ついて、加工区画B1を例にとって以下にその詳細を説
明する。まず、オペレータは、このバフ装置1の制御装
置の入力部に、バフしようとする加工区画を選択して入
力する。加工区画が選択されると、制御装置は、砥石1
1の回転軸を前述の向きに揺動する指令を砥石角度制御
手段に出力するで、砥石11の回転軸は加工区画に応じ
て定まる向きに自動的に揺動される。
【0026】次に、オペレータは手動で、X軸サーボモ
ータ41、Y軸サーボモータ31、Z軸位置決めモータ
24を駆動して回転砥石11を、砥石11のバフ軌道の
始点まで移動させ、制御装置の入力部に、この点が始点
である旨を入力すると、制御装置は、各軸に設けたエン
コーダからの位置情報を自動的に入力してこれを軌道の
始点の位置として記憶する。軌道の終点に関しても同様
に、オペレータが手動で、回転砥石11を所要の位置に
移動し停止させたあとこの点が終点であるも旨の入力を
行うことにより、制御装置は、この点を軌道の終点の位
置として記憶する。オペレータは、そのほか、軌道の速
度等、他のパラメータについても入力し、制御装置はこ
れらの入力されたパラメータの値を記憶する。
【0027】これらの設定作業を完了したあと、オペレ
ータが、スタートのボタンを押すと、制御装置は、記憶
した始点、終点、速度等のパラメータに基づいて、回転
砥石が進む目標軌道を計算し、この目標にそって、回転
砥石が進むよう、それぞれの制御軸にリアルタイムに制
御する信号を出力する。
【0028】制御装置が算出する目標軌道上の各点は、
あらかじめ定められた演算式に基づいて計算されるが、
演算式として、例えば単純に始点と終点とを結ぶ直線上
の点としてもよいし、あるいは、始点と終点とを所定の
ピッチでジグザグに結ぶジグザグ軌道上の点とすること
もできる。
【0029】なお、この実施形態においては、加工区画
を、A、B1およびB2の三つの加工区画に分割してバ
フ作業を行うように構成したが、カーカスコードも向き
にさらに忠実に沿うよう、例えば、タイヤのショルダー
部に対応する区画を追加して、この部分では、砥石の回
転軸の角度を傾斜軸方向に対して45度傾けるように設
定しおくことも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば、タイヤのカットサンプルバフ装置に、
固定テーブルの、その水平面に対する傾斜角を調整する
テーブル傾斜角調整手段を設けたので、カットサンプル
のバフ面をいつも水平にしてバフすることができ、回転
砥石の進む軌道を水平面内に限定して軌道の制御軸を二
つに減らすことが可能となり、よって、低コストで、自
動化が可能なタイヤのカットサンプルのバフ装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態のタイヤカットサンプ
ルバフ装置を示す平面図である。
【図2】 図1のタイヤカットサンプルバフ装置の側面
図である。
【図3】 サンプル置台を示す側面図である。
【図4】 バフに際して区画する加工区画を示すカット
サンプルの平面図である。
【符号の説明】
1 カットサンプルバフ装置 2 カットサンプル 10 11 回転砥石 12 水平移動テーブル 13 Y軸方向制御軸 14 X軸方向制御軸 15 架台 16 サンプル置台 21 回転砥石支持部 22 リニアガイド部 24 Z軸位置決めモータ 31 Y軸サーボモータ 32 ボールねじ機構 33 ローラフォロア 41 X軸サーボモータ 42 ねじ機構 43 ローラフォロア 44 X軸移動ベース 61 可動ベース 62 揺動ピン 63 サンプル固定テーブル 64 上下機構 65 回転ハンドル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤを略子午線面に沿って切り出した
    タイヤカットサンプルのカット面をバフするバフ装置で
    あって、 水平軸の回りに回転し、前記カット面をバフする回転砥
    石と、水平面内で、この回転砥石を所要の速度で移動さ
    せるとともに所要の位置で停止させる砥石移動手段と、
    カットサンプルを固定する固定テーブルとを具えてな
    り、 固定テーブルを所定の方向に傾斜させ、その水平面に対
    する傾斜角を調整するテーブル傾斜角調整手段を設けて
    なるタイヤカットサンプルのバフ装置。
  2. 【請求項2】 水平面内で回転砥石の回転軸の方向を変
    える砥石角度変更手段と、この砥石角度変更手段を制御
    する制御装置とを具え、この制御装置を、回転砥石の移
    動領域を区画分けしてできる複数の区画のおのおのの区
    画内で回転砥石の回転軸の向きを一定とするものとする
    請求項1に記載のタイヤカットサンプルのバフ装置。
  3. 【請求項3】 傾斜面と水平面との交線の方向をこの傾
    斜面の傾斜軸方向としたとき、前記複数の区画は、半径
    方向を固定テーブルの傾斜軸方向に直角にして定置され
    たタイヤの、幅方向中央部分に対応する中央区画と、こ
    の中央部分の両側につながる両側部分に対応する両側区
    画とを含み、前記制御装置を、中央区画では回転砥石の
    回転軸の向きを固定テーブルの傾斜軸方向にほぼ平行と
    し、両側区画では回転砥石の回転軸の向きを固定テーブ
    ルの傾斜軸方向にほぼ直角とするものとする請求項2に
    記載のタイヤカットサンプルのバフ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102717334A (zh) * 2011-03-30 2012-10-10 鞍钢股份有限公司 一种自动砂轮磨样机样品水平定位方法
KR101279279B1 (ko) * 2011-08-01 2013-06-26 주식회사 포스코 스테인리스강의 버핑 시험편 제조장치 및 이를 이용한 버핑 시험편 제조방법
CN110900420A (zh) * 2019-12-20 2020-03-24 浦江县旭星机械科技有限公司 一种可自动清除木屑的多方位木雕抛光机

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