JP2003245165A - 介護用セパレート式多目的マット - Google Patents

介護用セパレート式多目的マット

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JP2003245165A
JP2003245165A JP2002047715A JP2002047715A JP2003245165A JP 2003245165 A JP2003245165 A JP 2003245165A JP 2002047715 A JP2002047715 A JP 2002047715A JP 2002047715 A JP2002047715 A JP 2002047715A JP 2003245165 A JP2003245165 A JP 2003245165A
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JP
Japan
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mat
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split
base mat
care
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JP2002047715A
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Toshimitsu Sakai
敏光 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不使用時にはコンパクトに収納できて場所を
とらず、マットを自由に並び替えて組み合わせるだけで
座ったり横たわったりできる介護用セパレート式多目的
マットを提供すること。 【解決手段】 クッション性を有するマット地から成る
ベースマット1と;このベースマット1と同等形状であ
って、境界面21a・22aにて切断されて凹型ピース21お
よび凸型ピース22に分割可能な分割マット2とを具備し
て成り、前記ベースマット1上に前記分割マット2の凹
型ピース21を載置したとき、この凹型ピース21の境界面
21aを背当てとするチェアースタイルを形成し、また、
前記ベースマット1の側部に分割マット2の凹型ピース
21の背面21bを外接して、かつ、同ベースマット1の対
向する側面に凸型ピース22を外接したときには、分割マ
ット2のこれら両ピースがベースマット1の側方に展開
してベッドスタイルを形成できるという技術的手段を採
用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護に使用可能な
用具に関し、更に詳しくは、不使用時にはコンパクトに
収納できて場所をとらず、マットを自由に並び替えて組
み合わせるだけで座ったり横たわったりできるスタイル
を簡単に形成することができる介護用セパレート式多目
的マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】老人や身障者などの身体弱者には介護が
必要であるが、周知のとおり、近年、我が国はかつてな
い高齢化社会を迎え、老人を介護する機会も増えてきて
いる。ところで、このような介護が必要な身体弱者は、
目覚めている時間の大半は座っているか横たわって楽な
姿勢をとっている。
【0003】従来、上半身を傾倒自在な介護用ベッドな
るものがあり、これら両姿勢をとることができ、老人ホ
ームや児童養護施設、病院などにおいては、個室内に配
置されたこの介護用ベッド上でこれらの動作は可能であ
った。
【0004】その一方で、こうした施設の中では、ロビ
ーやホールなどにおける他者との交流も大変重要であ
り、その場に移動するためには車椅子を使用していた。
ところが、車椅子に長時間乗ったままでは疲れてしまう
し、かといって、腰掛けイスやベッドを配置するだけの
十分なスペースはなかなか確保できない場合が多く、ま
た、それらの家具数もそれなりに必要になってしまうと
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の介護
事情に上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、不使用時にはコンパクトに収納でき
て場所をとらず、マットを自由に並び替えて組み合わせ
るだけで座ったり横たわったりできるスタイルを簡単に
形成することができる介護用セパレート式多目的マット
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記課題を解
決するために採用した手段を添付図面を参照して説明す
れば次のとおりである。
【0007】即ち、本発明は、クッション性を有するマ
ット地から成るベースマット1と;このベースマット1
と同等形状であって、境界面21a・22aにて切断されて
凹型ピース21および凸型ピース22に分割可能な分割マッ
ト2とを具備して成り、前記ベースマット1上に前記分
割マット2の凹型ピース21を載置したとき、この凹型ピ
ース21の境界面21aを背当てとするチェアースタイルを
形成し、また、前記ベースマット1の側部に分割マット
2の凹型ピース21の背面21bを外接して、かつ、同ベー
スマット1の対向する側面に凸型ピース22を外接したと
きには、分割マット2のこれら両ピースがベースマット
1の側方に展開してベースマット1の上面および分割マ
ット2の各ピースの上面21c・22cが連続することによ
ってベッドスタイルを形成できるという技術的手段を採
用した。
【0008】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、必要に応じて上記手段に加え、ベースマット1およ
び分割マット2を発泡合成樹脂で作製するという技術的
手段を採用した。
【0009】更にまた、本発明は、上記課題を解決する
ために、必要に応じて上記手段に加え、ベースマット1
および分割マット2にそれぞれカバー部材が外装可能で
あるという技術的手段を採用した。
【0010】更にまた、本発明は、上記課題を解決する
ために、必要に応じて上記手段に加え、ベースマット1
は略直方体形状に形成されているという技術的手段を採
用した。
【0011】更にまた、本発明は、上記課題を解決する
ために、必要に応じて上記手段に加え、ベースマット1
の少なくとも上面と、このベースマット1の上面に載置
される凹型ピース21または凸型ピース22の少なくとも載
置面とが互いに滑り難い材料で被覆してあるという技術
的手段を採用した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を具体的に図示
した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりであ
る。
【0013】本発明の実施形態を図1から図5に基いて
説明する。図中、符号1で指示するものはベースマット
であり、このベースマット1はクッション性を有するマ
ット地で形成されており、本実施形態では、発泡合成樹
脂を使用して略直方体形状に形成されている。
【0014】また、符号2で指示するものは分割マット
であり、この分割マット2は前記ベースマット1と同等
形状であって、境界面21a・22aにて切断されて凹型ピ
ース21および凸型ピース22に分割可能に構成されてい
る。また、本実施形態では、前記ベースマット1と同様
に発泡合成樹脂で作製されている。
【0015】本実施形態ではベースマット1と分割マッ
ト2の配置によって2つのスタイルを形成することがで
きる点に特徴があり、それぞれのスタイルについて以下
に説明する。なお、図1に示すようにベースマット1と
分割マット2を積み重ねることにより、通常時や不使用
時に収納する際にはコンパクトにまとめることができ
る。
【0016】(i)チェアースタイル 前記ベースマット1上に前記分割マット2の凹型ピース
21を載置したとき、図2に示すように、この凹型ピース
21の境界面21aを背当てとするチェアースタイルを形成
することができる。
【0017】このチェアースタイルは、座るのに非常に
適しており、使用者の臀部がベースマット1の略中央に
位置し、載置された分割マット2の凹型ピース21の境界
面21aが背当てとなり、また、背当ての両側部に肘を置
くこともできるので、安定した楽な姿勢で座ることがで
きる。また、図3に示すように、凸型ピース22を前方に
配置することによって、使用者が足を伸ばして置くこと
ができる。
【0018】(ii)ベッドスタイル また、前記ベースマット1の側部に分割マット2の凹型
ピース21の背面21bを外接して、かつ、同ベースマット
1の対向する側面に凸型ピース22を外接したときには、
図4に示すように、分割マット2のこれら両ピースがベ
ースマット1の側方に展開してベースマット1の上面お
よび分割マット2の各ピースの上面21c・22cが連続す
ることによってベッドスタイルを形成する。
【0019】このベッドスタイルは、上面の高さが揃っ
て略フラットになるので、使用者が両マット間の継ぎ目
を気にすることなく、横たわった心地が良い。
【0020】このように分割マット2の配置を変更する
だけでチェアースタイルからベッドスタイルに容易に、
かつ、即時に変化させることができることから、使用者
の状況に応じて使い分けることができて非常に便利であ
る。
【0021】また、ベースマット1および分割マット2
は、それぞれカバー部材が外装可能であり、防水処理が
表面に為された素材を用いることにより、汚れが表面に
付着し難くすることができる。また、ベースマット1の
少なくとも上面と、このベースマット1の上面に載置さ
れる凹型ピース21または凸型ピース22の少なくとも載置
面とが互いに滑り難い材料で被覆してある場合、使用者
の背中がもたれかかったとしても、位置がズレ難く安定
的である。
【0022】本発明は概ね上記のように構成されるが、
本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してな
く、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が
可能であって、例えば、ベースマット1および分割マッ
ト2はクッション性を呈するものであれば、発泡ウレタ
ンなどの発泡合成樹脂や、エアクッションやウォーター
クッションなどを使用することができる。また、ベース
マット1および分割マット2の形状は略直方体形状に形
成されているが、円形や楕円形、その他の多角形に作製
することができる。また、図5に示すように境界面の形
状を変更することもでき、何れのものも本発明の技術的
範囲に属する。
【0023】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明においては、クッション部材を分割して組み
立てるという簡単な構成であるので、不使用時にはコン
パクトに収納できて場所をとらず、持ち運びも手軽であ
【0024】また、ベースマットおよび分割マットを自
由に並び替えて組み合わせるだけで座ったり横たわった
りできるスタイルを簡単に形成することができるので、
使用者の好む姿勢に応じたチェアースタイルとベッドス
タイルとを簡単に形成して使い分けできることから、介
護用として重宝であり、実用的利用価値は頗る高いもの
があると云える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を表わす全体斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるチェアースタイルを
表わす全体斜視図である。
【図3】本発明の実施形態におけるチェアースタイルを
表わす全体斜視図である。
【図4】本発明の実施形態におけるベッドスタイルを表
わす全体斜視図である。
【図5】本発明の実施形態の変形例を表わす全体斜視図
である。
【符号の説明】 1 ベースマット 2 分割マット 21 凹型ピース 21a 境界面 21b 背面 21c 上面 22 凸型ピース 22a 境界面 22b 背面 22c 上面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション性を有するマット地から成る
    ベースマット1と;このベースマット1と同等形状であ
    って、境界面21a・22aにて切断されて凹型ピース21お
    よび凸型ピース22に分割可能な分割マット2とを具備し
    て成り、前記ベースマット1上に前記分割マット2の凹
    型ピース21を載置したとき、この凹型ピース21の境界面
    21aを背当てとするチェアースタイルを形成し、また、
    前記ベースマット1の側部に分割マット2の凹型ピース
    21の背面21bを外接して、かつ、同ベースマット1の対
    向する側面に凸型ピース22を外接したときには、分割マ
    ット2のこれら両ピースがベースマット1の側方に展開
    してベースマット1の上面および分割マット2の各ピー
    スの上面21c・22cが連続することによってベッドスタ
    イルを形成できることを特徴とする介護用セパレート式
    多目的マット。
  2. 【請求項2】 ベースマット1および分割マット2が発
    泡合成樹脂で作製されていることを特徴とする請求項1
    記載の介護用セパレート式多目的マット。
  3. 【請求項3】 ベースマット1および分割マット2にそ
    れぞれカバー部材が外装可能であることを特徴とする請
    求項1または2記載の介護用セパレート式多目的マッ
    ト。
  4. 【請求項4】 ベースマット1は略直方体形状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに
    記載の介護用セパレート式多目的マット。
  5. 【請求項5】 ベースマット1の少なくとも上面と、こ
    のベースマット1の上面に載置される凹型ピース21また
    は凸型ピース22の少なくとも載置面とを互いに滑り難い
    材料で被覆してあることを特徴とする請求項1〜4の何
    れか一つに記載の介護用セパレート式多目的マット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054820A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Miki:Kk 膝付き体位支持具キット
JP2008054823A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Miki:Kk チェア−キット

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