JP2003243103A - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JP2003243103A
JP2003243103A JP2002042199A JP2002042199A JP2003243103A JP 2003243103 A JP2003243103 A JP 2003243103A JP 2002042199 A JP2002042199 A JP 2002042199A JP 2002042199 A JP2002042199 A JP 2002042199A JP 2003243103 A JP2003243103 A JP 2003243103A
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plug
connector
shield
terminal
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Yutaka Kobayashi
豊 小林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減することの可能なシールドコ
ネクタを提供する。 【解決手段】 プラグ側コネクタ20は、基部22と、
これに開閉可能に組み付けられる蓋部23とからなる。
基部22は、基部側シェル30とこれに一体化された基
部側ハウジング60とから構成されている。基部側シェ
ル30は、フラットケーブル30の端末部の周囲を覆う
底板部32,33(プラグ側シールド部)と、リセプタ
クル側端子金具82の周囲を覆う角筒部31(リセプタ
クル側シールド部)とを一体に備えている。シールドシ
ェルをプラグとリセプタクルとのうちの一方のみに設け
る構成としたため、部品点数を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド電線の端
末を回路基板に接続するためのシールドコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシールドコネクタとして
以下のようなものが知られている。このものは、複数本
のシールド電線を並列してなるフラットケーブルの端末
部が取り付けられるプラグ側コネクタと、回路基板に固
定されるリセプタクル側コネクタとからなる。プラグ側
コネクタは、ハウジングの内部に端子金具を固定すると
ともに、ハウジングの外面を覆うようにプラグ側シェル
を取り付け、フラットケーブルを構成する各シールド電
線の芯線を端子金具に半田付けにより接続するととも
に、各シールド電線のシールド層をプラグ側シェルに接
続した構造となっている。一方のリセプタクル側コネク
タは、ハウジングに端子金具を固定するとともに、その
周囲を覆うようにリセプタクル側シェルを取り付け、さ
らにリセプタクル側シェルを回路基板上のアース回路に
接続した構造となっている。リセプタクル側コネクタに
対してプラグ側コネクタを嵌合させると、双方の端子金
具同士が接続されるとともに、プラグ側とリセプタクル
側のシェルが互いに導通されて、放射ノイズを除去する
等のシールド効果が得られるようになっている。なお、
この種のコネクタは、特開平11−283710号公報
に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成のコネクタでは、プラグ側とリセプタクル側
との両方にシールドシェルを設けるため、部品点数が多
くなり、コストが高くついたり、組み付けの工数が多く
なる等の不具合があり、改善が望まれていた。本発明
は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、部
品点数を削減することの可能なシールドコネクタを提供
するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係るシールドコネクタは、複数本
のシールド電線の端末部に接続されたプラグ側コネクタ
と、回路基板に設けられたリセプタクル側コネクタとか
らなり、前記プラグ側コネクタにおいては、プラグ側ハ
ウジングに前記各シールド電線に接続可能な複数のプラ
グ側端子金具が横幅方向に並列して保持され、前記リセ
プタクル側コネクタにおいては、リセプタクル側ハウジ
ングに前記回路基板に接続された複数のリセプタクル側
端子金具が横幅方向に並列して保持され、前記プラグ側
コネクタを前記リセプタクル側コネクタに嵌合すること
で、前記プラグ側端子金具が前記リセプタクル側端子金
具と接続されるようにしたシールドコネクタにおいて、
前記プラグ側コネクタと前記リセプタクル側コネクタと
のうちのいずれか一方のコネクタには、前記シールド電
線のシールド層に接続可能なシールドシェルが設けられ
るとともに、このシールドシェルは、前記シールド電線
の端末部の周囲を覆うプラグ側シールド部と、前記リセ
プタクル側端子金具の周囲を覆うリセプタクル側シール
ド部とを一体に備えているところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
のものにおいて、前記シールドシェルは、前記プラグ側
コネクタに設けられるとともに、前記リセプタクル側端
子金具の一部に接続可能な端子部を一体に備えていると
ころに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明によれば、請求項2に記載
のものにおいて、前記リセプタクル側コネクタにおいて
は、前記リセプタクル側端子金具が前記プラグ側端子金
具の列を間に挟むようにして交互に2列に分かれて配置
されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、シ
ールドシェルをプラグ側コネクタとリセプタクル側コネ
クタとのうちの一方のみに設ける構成としたため、部品
点数を削減できる。
【0008】請求項2の発明によれば、シールドシェル
は、リセプタクル側端子金具の一部を用いて基板回路に
接続するようにしているため、新たに別の部材を設ける
必要が無く、部品構成が簡単となる。
【0009】請求項3の発明によれば、リセプタクル側
端子金具をいわゆる千鳥配置とすることでその配置ピッ
チをシールド電線の配列ピッチの倍に設定することがで
きる。従って、その分リセプタクル側端子金具やシール
ドシェルの端子部の幅寸法を大きくとることができ、そ
の結果導通状況を良くして、よりシールド効果を向上さ
せることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>次に本発明の第
1実施形態について図1から図12を参照して説明す
る。本実施形態のシールドコネクタは、フラットケーブ
ル10の端末が接続されるプラグ側コネクタ20(以
下、プラグという)と、回路基板Pに取り付けられたリ
セプタクル側コネクタ80(以下、リセプタクルとい
う)とを備えて構成されている。
【0011】フラットケーブル10は、図1に示すよう
に、複数本(図示10本)のシールド電線11を並列状
に固定したものであり、その端末からは各シールド電線
11の芯線12が露出されて一定ピッチの並列状に突出
されている。また、芯線12よりも基端側においては、
各芯線12の周囲を覆う全てのシールド層(図示せず)
が板状の短絡板13によって短絡された状態で固定され
ている。また、芯線12の先端部同士は整列シート14
により所定ピッチに保持されている。
【0012】プラグ20は、図1に示すように、複数の
プラグ側端子金具50が装着される基部22と、これに
開閉可能に組み付けられる蓋部23とからなる。基部2
2は、リセプタクル80側と嵌合可能な横長箱形の嵌合
部24と、その上端に位置して前後方向に延びる溝状を
なすケーブル接続部25とを備えており、これらの部位
が基部側シェル30(本発明の「シールドシェル」に相
当)とこれに一体化された基部側ハウジング60(本発
明の「プラグ側ハウジングに相当)とから構成されてい
る。
【0013】基部側シェル30は、一枚の導電性金属板
を所定形状に切断した後、折り曲げ加工を施すことで図
2から図4に示す形状に形成されている。基部側シェル
30の下部は上下に開口する角筒部31(本発明の「リ
セプタクル側シールド部」に相当)とされており、これ
が前記の嵌合部24の外周壁を構成している。角筒部3
1の上端部においては、その前縁部から前方へ向けて水
平に前側底板部32が延設され、また、その後縁部から
後方へ向けて水平に後側底板部33が延設されている
(両底板部32,33は共に本発明の「プラグ側シール
ド部」に相当)。両底板部32,33は、フラットケー
ブル10が載置されるケーブル接続部25の底面の一部
を構成しており、図8にも示すように、金属板がそれぞ
れ前端又は後端部分で折り重ねられることでその大部分
の領域が2枚重ね状に形成されている。後側底板部33
の上面には、その一部を切り起こすことによって斜め上
側方へ片持ち状に立ち上がる左右一対の弾性支承片34
が形成され、さらにその左右両側に垂直に立ち上がる一
対の固定片35が形成されている。また、後側底板部3
3の後端においては、折り返し縁付近の上下2枚に重な
った金属板が斜め上方に折り曲げられることで電線押さ
え部36が形成されている。両底板部32,33の左右
側端には、垂直に立ち上がるロック受片37が形成され
ている。また、角筒部31の左右両側壁には、斜め上側
方へ片持ち状に延出する弾性接触部38が形成されてい
る。また、両底板部32,33の上面の左右両側端位置
からは、板片状の端子部39が計4本延出され角筒部3
1の内側に垂下している。
【0014】基部側ハウジング60は、合成樹脂製でイ
ンサート成形によって基部側シェル30と一体に成形さ
れている(図5,図6及び図8参照)。基部側ハウジン
グ60には、嵌合部24の内部に上下に開口した端子装
着孔61が複数(図示10個)形成され、各端子装着孔
61にはプラグ側端子金具50を装着可能とされてい
る。端子装着孔61は、横幅方向へ前後2列(図示5個
ずつ)に並んで設けられ、前側と後側とでプラグ側端子
金具50が互いに前後逆向きに装着される。また、前側
の端子装着孔61は後側の端子装着孔61の中間に位置
し、前側のものと後側のとが1/2ピッチずつずれた千
鳥配置となっている。
【0015】プラグ側端子金具50は、導電性の金属板
片をS字状に折り曲げて形成されており、その一端に
は、並んで延出した一対のアーム部51Aを有するばね
接点部51が形成され、他端には、タブ状の端子接続部
52が形成されている。ばね接点部51においては、一
対のアーム部51Aが互いに離間・接近方向に撓み変形
可能とされ、その間にフラットケーブル10の芯線12
が挟圧されることで電気的接続が取られるようになって
いる。端子接続部52の両側端には圧入突起53が2条
ずつ形成され、これらの圧入突起53が端子装着孔61
の内側壁に食い込んでプラグ側端子金具50が抜け止め
される。プラグ側端子金具50を端子装着孔61に装着
した状態では、ばね接点部51の先端がケーブル接続部
25の底面上に突き出て、フラットケーブル10の芯線
12との接続が可能な状態となっている。また、角筒部
31の内側においては、端子接続部52がリセプタクル
側端子金具82と接続可能な状態となっている。なお、
前側、後側に整列したプラグ側端子金具50の端子接続
部52を挟むようにしてその左右両側には、基部側シェ
ル30の端子部39がプラグ側端子金具50と同一ピッ
チで整列して配置され、リセプタクル側端子金具82と
接続可能な状態となっている。
【0016】基部側ハウジング60には、ケーブル接続
部25の底面にフラットケーブル10の各シールド電線
11の間を仕切る溝部62が形成されている。また、ケ
ーブル接続部25の左右両側部には、前後方向に沿って
側壁部63が形成されている。側壁部63の外側面には
指掛け部64が突出して形成されており、この指掛け部
64の内側に上下に貫通した係止孔64Aが設けられ、
前記の弾性接触部38の先端部がこの係止孔64Aの内
側に配されている。
【0017】蓋部23は、図1及び図8に示すように、
蓋側シェル70とこれに一体化された蓋側ハウジング7
1とから構成されている。蓋側シェル70は、一枚の導
電性金属板を所定形状に切断した後、折り曲げ加工を施
すことで図7に示す形状に形成されている。即ち、蓋側
シェル70は、長方形の天井壁72の外周縁から前壁7
3、後壁74及び一対の側壁75をそれぞれ垂直に立ち
上げて形成されており、ケーブル接続部25に対し上方
から覆い被せることができる形状にされている。天井壁
72の下面には、合成樹脂製の蓋側ハウジング71がイ
ンサート成形により蓋側シェル70と一体化した状態で
形成されている。この蓋側ハウジング71は、天井壁7
2に沿った板状をなしており、その下面には複数の押さ
えリブ76が突設され、蓋部23を基部22に組み付け
たときに押さえリブ76がフラットケーブル10の芯線
12をばね接点部51との接触が確保される深さ位置ま
で押さえ付けることが可能となっている。また、天井壁
72には、蓋側ハウジング71よりも後側にその一部を
切り起こすことによって斜め下側方へ片持ち状に立ち上
がる左右一対の弾性押さえ片77が形成されている。後
壁74には、その下端から後方へ向けて水平に電線押さ
え部78が延設されている。側壁75には、各ロック受
片37に係止可能なロック突起75Aが形成されるとと
もに、その中央に係止孔64Aに圧入して係止可能な圧
入部79が形成されている。
【0018】一方、リセプタクル80は、図1及び図
9,図10に示すように、合成樹脂製のリセプタクル側
ハウジング81と、複数のリセプタクル側端子金具82
とを備えて構成されている。リセプタクル側ハウジング
81は、上面が開放された筒状嵌合部83を有してお
り、回路基板P上に固定されている。筒状嵌合部83に
は、リセプタクル側端子金具82が前面側と後面側との
2列に分かれて、それぞれ図示7個ずつ一定ピッチで左
右に整列して取り付けられ、前側のリセプタクル側端子
金具82は後側のものの中間に位置し、前側のものと後
側のとが1/2ピッチずつずれた千鳥配置となってい
る。リセプタクル側端子金具82は、導電性の金属板片
からなり、その一端に形成された基板接続部84が筒状
嵌合部83の底部から外部に水平に延出され、半田付け
によって回路基板P上の回路に接続されている。特に前
側、後側のリセプタクル側端子金具82のうち両端位置
のものの基板接続部84は、回路基板P上のアース回路
に接続されている。リセプタクル側端子金具82のもう
一方の端部には弾性接触片85が形成され、筒状嵌合部
83の内側に立設されている。なお、プラグ20をリセ
プタクル80に嵌合した状態では、前後2列に並んだリ
セプタクル側端子金具82の間にプラグ側端子金具50
の列が挟まれた位置関係となるとともに、リセプタクル
側端子金具82のうち前側、後側のそれぞれ左右両端位
置以外のものは、弾性接触片85によってプラグ側端子
金具50の端子接続部52に接続し、両端位置のもの
は、弾性接触片85によって基部側シェル30の端子部
39に接続する。
【0019】次に組み付けの手順について説明する。ま
ずプラグ側端子金具50を基部側ハウジング60の各端
子装着孔61に下方から挿入する。すると、圧入突起5
3が端子装着孔61の内側壁に食い込んでプラグ側端子
金具50が抜け止め状態で係止する。続いて、ケーブル
接続部25へ上方からフラットケーブル10の端末部を
載置するとともに、短絡板13を固定片35により係止
し、各芯線12を対応するプラグ側端子金具50のばね
接点部51に挟圧保持させる。
【0020】次に、ケーブル接続部25に対し上方から
蓋部23を覆い被せる(図10参照)。各ロック突起7
5Aをロック受片37に係止させるとともに、圧入部7
9を係止孔64A内に押し込むことで、基部22に対し
蓋部23が閉止状態でロックされる。この状態では、基
部側シェル30の弾性支承片34及び蓋側シェル70の
弾性押さえ片77がフラットケーブル10の短絡板13
に対し上下から弾性的に接触して両シェル30,70が
各シールド電線11のシールド層にわたって導通状態と
なる。また、基部側シェル30の弾性接触部38が蓋側
シェル70の圧入部79に弾性的に接触して、両シェル
30,70が導通される。また、ケーブル接続部25の
後端では、フラットケーブル10の各シールド電線11
が両シェル30,70の電線押さえ部36,78の間に
挟持される。以上によりプラグ20の組み付けが完了す
る。
【0021】次に、プラグ20の嵌合部24をリセプタ
クル80の筒状嵌合部83へ嵌入する。すると、前側、
後側のリセプタクル側端子金具82のうち両端位置以外
のものの弾性接触片85がプラグ側端子金具50の端子
接続部52に弾性的に接触し(図11参照)、両端位置
のものの弾性接触片85が両シェル30,70の端子部
39に弾性的に接触する(図12参照)。これにより、
フラットケーブル10の各シールド電線11の芯線12
が両側の端子金具50,82を介して回路基板Pに接続
されるとともに、フラットケーブル10のシールド層が
両シェル30,70とリセプタクル側端子金具82とを
介して回路基板Pに接続される。こうして、ケーブル接
続部25に装着されたフラットケーブル10の端末部の
周囲が基部側シェル30の両底板部32,33と蓋側シ
ェル70とによって覆われるとともに、リセプタクル側
端子金具82の周囲が基部側シェル30の角筒部31に
よって覆われることで、プラグ20側とリセプタクル8
0側との両側において、放射ノイズを除去する等のシー
ルド効果が得られる。
【0022】本実施形態によれば、シールドシェル(基
部側シェル30)をプラグ20とリセプタクル80との
うちの一方のみに設ける構成としたため、部品点数を削
減できる。
【0023】また、基部側シェル30は、リセプタクル
側端子金具82の一部を用いて基板回路Pに接続するよ
うにしているため、新たに別の部材を設ける必要が無
く、部品構成が簡単となる。
【0024】さらに、リセプタクル側端子金具82をい
わゆる千鳥配置とすることでその配置ピッチをシールド
電線11(芯線12)の配列ピッチの倍に設定すること
ができる。従って、その分リセプタクル側端子金具82
や基部側シェル30の端子部39の幅寸法を大きくとる
ことができ、その結果導通状況を良くして、シールド効
果を向上させることができる。
【0025】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。 (1)上記実施形態では、シールドシェルをプラグ側コ
ネクタのみに設けたが、リセプタクル側コネクタのみに
設けるようにしても良い。 (2)上記実施形態では、複数本のシールド電線を並設
してなるフラットケーブルが接続されるシールドコネク
タを示したが、本発明は、単体のシールド電線が複数本
接続されるものや、あるいは他の種類のフラットケーブ
ルとしてFPC,リボン電線等が接続されるものにも適
用することができる。 (3)上記実施形態では、蓋側シェルが基部側シェルと
別体物として設けられているが、例えば両シェルを折り
曲げ可能な連結片を介して一体に形成しても良い。 (4)上記実施形態では、シールド電線の配索方向とプ
ラグ側コネクタの嵌合方向とが直交するものを示した
が、本発明は、前記の両方向が平行であるものにも適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるプラグとリセプタクルと
を示す分解斜視図
【図2】基部側シェルの斜視図
【図3】基部側シェルの平面図
【図4】基部側シェルの背面図
【図5】基部の平面図
【図6】図5におけるA−A線断面図
【図7】蓋側シェルの斜視図
【図8】基部にフラットケーブル及び蓋部を組み付ける
前の状態を示す図5におけるB−B線断面図
【図9】リセプタクルの平面図
【図10】プラグとリセプタクルとを嵌合する前の状態
を示す図5におけるB−B線断面図
【図11】プラグとリセプタクルとを嵌合した状態を示
す図5におけるB−B線断面図
【図12】プラグとリセプタクルとを嵌合した状態を示
す図5におけるC−C線断面図
【符号の説明】
10…フラットケーブル 11…シールド電線 12…芯線(導体) 20…プラグ側コネクタ 30…基部側シェル(シールドシェル) 31…角筒部(リセプタクル側シールド部) 32…前側底板部(プラグ側シールド部) 33…後側底板部(プラグ側シールド部) 39…端子部 50…プラグ側端子金具 60…基部側ハウジング(ハウジング) 80…リセプタクル側コネクタ 81…リセプタクル側ハウジング 82…リセプタクル側端子金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のシールド電線の端末部に接続さ
    れたプラグ側コネクタと、回路基板に設けられたリセプ
    タクル側コネクタとからなり、 前記プラグ側コネクタにおいては、プラグ側ハウジング
    に前記各シールド電線に接続可能な複数のプラグ側端子
    金具が横幅方向に並列して保持され、 前記リセプタクル側コネクタにおいては、リセプタクル
    側ハウジングに前記回路基板に接続された複数のリセプ
    タクル側端子金具が横幅方向に並列して保持され、 前記プラグ側コネクタを前記リセプタクル側コネクタに
    嵌合することで、前記プラグ側端子金具が前記リセプタ
    クル側端子金具と接続されるようにしたシールドコネク
    タにおいて、 前記プラグ側コネクタと前記リセプタクル側コネクタと
    のうちのいずれか一方のコネクタには、前記シールド電
    線のシールド層に接続可能なシールドシェルが設けられ
    るとともに、このシールドシェルは、前記シールド電線
    の端末部の周囲を覆うプラグ側シールド部と、前記リセ
    プタクル側端子金具の周囲を覆うリセプタクル側シール
    ド部とを一体に備えていることを特徴とするシールドコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記シールドシェルは、前記プラグ側コ
    ネクタに設けられるとともに、前記リセプタクル側端子
    金具の一部に接続可能な端子部を一体に備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記リセプタクル側コネクタにおいて
    は、前記リセプタクル側端子金具が前記プラグ側端子金
    具の列を間に挟むようにして交互に2列に分かれて配置
    されていることを特徴とする請求項2に記載のシールド
    コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009021091A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 I-Pex Co Ltd コネクタ装置
WO2024024622A1 (ja) * 2022-07-27 2024-02-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタユニット

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