JP2003240090A - 直動装置 - Google Patents

直動装置

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JP2003240090A
JP2003240090A JP2002042279A JP2002042279A JP2003240090A JP 2003240090 A JP2003240090 A JP 2003240090A JP 2002042279 A JP2002042279 A JP 2002042279A JP 2002042279 A JP2002042279 A JP 2002042279A JP 2003240090 A JP2003240090 A JP 2003240090A
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JP
Japan
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slider
nut
linear motion
guide rail
axial direction
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Application number
JP2002042279A
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English (en)
Inventor
Nobuhide Kurachi
信秀 倉知
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の小型化を図ると共に、装置の設計
自由度を大きくする。 【解決手段】 ねじ軸11に外嵌されて該ねじ軸11の
軸方向に沿って移動可能なナット12を有するボールね
じ装置10と、ナット12を支持するスライダ21を有
すると共に、断面凹状をなして前記ナット12および前
記スライダ21を凹部22に収納した状態で該スライダ
21を軸方向に沿って案内する案内レール23を有する
リニアガイド装置20とを備えた直動装置であって、前
記スライダ21に空間部30を形成して該空間部30に
前記ナット12を着脱自在に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばボールねじ
装置等の送り装置とリニアガイド装置等の直動案内装置
とが一体に組み込まれた直動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ボールねじ装置はリニアガイド装
置と組み合わせて用いられることが多いが、単に両者を
組み合わせただけでは装置全体が大型化することから、
装置の小型化を図るべく、ボールねじ装置のナット部を
リニアガイド装置のスライダ内に設けると共に、該スラ
イダをリニアガイド装置の案内レールによって軸方向に
沿って案内するようにした、所謂ボールねじ一体型の直
動装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の直動装置においては、装置全体の小型化は図れるも
のの、ボールねじ装置とリニアガイド装置の組み合わせ
形態が限られ、このため、装置の適用範囲が限定される
等、設計の自由度が小さいという問題があった。本発明
はこのような不都合を解消するためになされたものであ
り、装置全体の小型化を図ることができるのは勿論のこ
と、装置の設計自由度を大きくすることができる直動装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、軸方向に移動可能な可動部
を有する送り装置と、前記可動部を支持するスライダを
有すると共に、該スライダを軸方向に沿って案内する案
内レールを有する直動案内装置とを備えた直動装置であ
って、前記スライダに空間部を形成して該空間部に前記
可動部を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、前記スライダが3つ以上のエンドキャップを備えた
ことを特徴とする。請求項3に係る発明は、送り装置の
可動部を支持可能なスライダを有すると共に、該スライ
ダを軸方向に沿って案内する案内レールを有する直動装
置であって、前記スライダに空間部を形成して該空間部
に前記可動部を着脱自在に取り付け可能としたことを特
徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例で
ある直動装置を説明するための一部を切り欠いた分解斜
視図、図2〜図6は本発明の他の実施の形態を説明する
ための説明図である。図1を参照して、この直動装置
は、ねじ軸11に外嵌されて該ねじ軸11の軸方向に沿
って移動可能なフランジ付ナット(可動部)12を有す
るボールねじ装置(送り装置)10と、ナット12を支
持するスライダ21を有すると共に、断面凹状をなして
前記ナット12および前記スライダ21を凹部22に収
納した状態で該スライダ21を軸方向に沿って案内する
案内レール23を有するリニアガイド装置(直動案内装
置)20とを備えている。
【0007】ボールねじ装置10のねじ軸11は案内レ
ール23の両端部に回転可能に支持されるようになって
おり、また、ねじ軸11の外周面に設けられたねじ溝
(図示せず)とナット12の内周面に設けられたねじ溝
(図示せず)との間には螺旋状通路が形成されている。
螺旋状通路には転動体としての多数のボール(図示せ
ず)が転動可能に装填されており、ねじ軸11の回転に
より、ナット12がボールの転動を介して直線移動する
ようになっている。なお、ナット12の端面には螺旋状
通路内のボールを循環させるためのボール循環部品(例
えばエンドキャップ80等)が取り付けられている。
【0008】一方、リニアガイド装置20の案内レール
23の凹部22両側内面にはそれぞれ軸方向に延びる二
列の転動体転動溝24が形成されており、スライダ21
の両側外面にはそれぞれ転動体転動溝24に対向する二
列の転動体転動溝25が形成されている。なお、転動体
転動溝は二列以外、例えば一列、三列以上でもよい。そ
して、これらの向き合った両転動体転動溝24,25の
間には転動体としての多数のボールBが転動自在に装填
され、これらのボールBの転動を介してスライダ21が
ボールねじ装置10のナット12と一体となって案内レ
ール23に案内されて軸方向に沿って移動できるように
なっている。なお、スライダ21内には前記両転動体転
動溝24,25と平行な転動体通路(図示せず)が形成
され、また、スライダ21の両端部には該転動体通路と
前記両転動体転動溝24,25とを連通する転動体循環
路が内部に形成されたエンドキャップ26がそれぞれ取
り付けられており、これにより、ボールBを循環可能に
している。
【0009】また、この実施の形態でが、少なくともス
ライダ21のナット12のフランジ側の端面に取り付け
られるエンドキャップ26をスライダ21の幅方向の両
側に一つずつ合計2つ取り付けている。ここで、この実
施の形態では、スライダ21に一端部から他端部まで貫
通する断面略U字状の空間部30を形成して該空間部3
0にボールねじ装置10のナット12のフランジ12a
をねじ31等の固定手段を用いて着脱自在に取り付けて
いる。
【0010】このようにこの実施の形態では、スライダ
21に空間部30を形成して該空間部30にボールねじ
装置10のナット12を着脱自在に取り付けるようにし
ているため、リードの異なるボールねじ装置のナットを
スライダ21の空間部30に取り付けたり、或いは図5
に示すように、ボールねじ装置10に代えてエアアクチ
ュエータ(送り装置)40の可動部41をスライダ21
の端部に取り付けたり、更には図6に示すように、ベル
ト送り装置(送り装置)50のベルト(可動部)51を
スライダ21の空間部30内側面に取り付けたりする
等、用途に応じて送り装置を任意に選択してその可動部
をスライダに取り付けることができ、この結果、設計の
自由度を大幅に向上させることができる。
【0011】また、スライダ21の空間部30に送り装
置の可動部を取り付けるようにしているため、装置の小
型化を図ることができる。更に、少なくともスライダ2
1のナット12のフランジ側の端面に取り付けられるエ
ンドキャップ26をスライダ21の幅方向の両側に一つ
ずつ合計2つ取り付けているため、コ字状のエンドキャ
ップを1つ取り付ける場合に比べて各エンドキャップ2
6の下端部同士を連結する連結片の分だけスライダ高さ
を低くすることができ、この結果、装置全体の更なる小
型化を図ることができる。この場合、スライダ21の反
フランジ側の端部に取り付けるエンドキャップは1つで
もよいので、上記効果を得るためにはエンドキャップは
合計3つ以上となる。
【0012】なお、本発明の送り装置、直動案内装置の
スライダ、案内レール、転動体、空間部および固定手段
等の構成は上記実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能で
ある。例えば図2に示すように、案内レール23および
スライダ21の転動体転動溝24,25を一列にした
り、空間部30を断面円形にしたりすることもでき、ま
た、図3に示すように、案内レール23およびスライダ
21の転動体転動溝24,25を両側部と底部に配置し
たり(図3(a))、案内レール23とスライダ21間
の転動体を円筒ころ60(図3(d))やボールBと円
筒ころ60を組み合わせたもの(図3(b))や円筒こ
ろ70(図3(e),(f))や円筒ころ70と円筒こ
ろ60を組み合わせたもの(図3(c))とすることも
でき、更には、空間部30の断面形状を幅方向に長い長
方形状(図3(b))や上下方向に長い長方形状(図3
(e))の他、図4に示すような種々の断面形状とする
ことができる。
【0013】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、装置全体の小型化を図ることができるのは勿
論のこと、装置の設計自由度を大きくすることができる
という効果が得られる。また、スライダが3つ以上のエ
ンドキャップを備えることにより、装置の更なる小型化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である直動装置を説
明するための一部を切り欠いた分解斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を説明するための説明
図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を説明するための説明
図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を説明するための説明
図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を説明するための一部
を破断した分解斜視図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を説明するための斜視
図である。
【符号の説明】
10…ボールねじ装置(送り装置) 12…ナット(可動部) 20…リニアガイド装置(直動案内装置) 21…スライダ 23…案内レール 30…空間部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に移動可能な可動部を有する送り
    装置と、前記可動部を支持するスライダを有すると共
    に、該スライダを軸方向に沿って案内する案内レールを
    有する直動案内装置とを備えた直動装置であって、 前記スライダに空間部を形成して該空間部に前記可動部
    を着脱自在に取り付けたことを特徴とする直動装置。
  2. 【請求項2】 前記スライダが3つ以上のエンドキャッ
    プを備えたことを特徴とする請求項1記載の直動装置。
  3. 【請求項3】 送り装置の可動部を支持可能なスライダ
    を有すると共に、該スライダを軸方向に沿って案内する
    案内レールを有する直動装置であって、 前記スライダに空間部を形成して該空間部に前記可動部
    を着脱自在に取り付け可能としたことを特徴とする直動
    装置。
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