JP2003238819A - 耐熱性フィラー - Google Patents
耐熱性フィラーInfo
- Publication number
- JP2003238819A JP2003238819A JP2002038518A JP2002038518A JP2003238819A JP 2003238819 A JP2003238819 A JP 2003238819A JP 2002038518 A JP2002038518 A JP 2002038518A JP 2002038518 A JP2002038518 A JP 2002038518A JP 2003238819 A JP2003238819 A JP 2003238819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- heat
- resistant filler
- quaternary phosphonium
- layered silicate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
点の高い高分子原料との溶融混練や重合反応に耐えうる
高耐熱性のフィラーとして有用である。 【解決手段】 膨潤性層状ケイ酸塩の層間カチオンを、
次式(I): 【化1】 [式中、R1、R2、R3及びR4は、同一又は異なり、そ
れぞれ炭化水素基、又は−A−OH(Aは結合基)、又
は−A−COOH(Aは結合基)を表す。]で示される
第四級ホスホニウムイオンとイオン交換させて得られる
有機粘土複合体からなる耐熱性フィラー。
Description
塩の層間カチオンを第四級ホスホニウムイオンとイオン
交換させて得られる有機粘土複合体からなる耐熱性フィ
ラーに関し、更に詳しくは、高分子原料との溶融混練や
重合反応に耐えうる耐熱性を有するフィラーに関する。
代表的な鉱物であって、2:1型層状ケイ酸塩にあって
は、2層のシリカ四面体ケイ酸塩層がマグネシウム八面
体層又はアルミニウム八面体層を間に挟んだサンドイッ
チ型の3層構造を有し、これが数〜数十層積層した構造
を有している。
荷を有しているが、その電荷は層間に存在するアルカリ
金属イオン、アルカリ土類金属イオン等の層間カチオン
によって中和されているため、全体として電荷がバラン
スしている。これらの膨潤性層状ケイ酸塩であるスメク
タイト型粘土や膨潤性雲母は、陽イオン交換能を有する
微粒子で、層間が広がりやすく、水中で分散してチクソ
トロピー性を有するゾルを形成し、濃度を高くするとゲ
ルを形成する性質を有している。
々のカチオン性有機化合物と反応させることにより有機
粘土複合体とすることができる。このような有機粘土複
合体の例としては、スメクタイト層間にジメチルジオク
タデシルアンモニウムイオンやジメチルオクタデシルベ
ンジルアンモニウムイオンが陽イオン交換によって導入
されたものが工業的に生産され、塗料の増粘剤として用
いられている。しかし、このものが分散、増粘可能な有
機溶媒は、トルエン、クロロベンゼン等の低極性有機溶
媒に限られ、高極性有機溶媒に対して充分な増粘効果を
有していない。
第四級アンモニウムイオンを導入した有機粘土複合体は
少量添加により効果を発揮する機能性樹脂フィラーとし
ても知られている。しかしながら、樹脂への練りこみの
際、混練温度によっては第四級アンモニウムイオンが分
解し、着色やフィラーとしての性能を充分に発揮できな
い場合がある。
は、耐熱性に優れたフィラーを提供することにある。
原料との溶融混練や重合反応に耐えうる高耐熱性のフィ
ラーを提供することである。
を有する耐熱性フィラーを提供することにある。
長期間分散させることができ、充分な増粘効果を発揮す
る増粘剤としても有用な耐熱性フィラーを提供すること
にある。
を重ねた結果、膨潤性層状ケイ酸塩の層間カチオンを第
四級ホスホニウムイオンとイオン交換させることによ
り、耐熱温度の高い有機粘土複合体が形成され、該有機
粘土複合体は耐熱性フィラーとして有用であることを見
出した。
従来から使用されている膨潤性層状ケイ酸塩の層間カチ
オンを第四級アンモニウムイオンとイオン交換させて得
られる有機粘土複合体では困難であった、融点の高い高
分子原料との溶融混練や重合反応にも、充分耐えうるこ
とを見出した。
層間カチオンを第四級ホスホニウムイオンとイオン交換
させることにより、有機溶媒に親和性を有する有機粘土
複合体が形成され、該有機粘土複合体は有機溶媒に膨潤
する耐熱性フィラーとして有用であることを見出した。
としてスメクタイト型粘土を用いて、その層間カチオン
を第四級ホスホニウムイオンとイオン交換させて得られ
た有機粘土複合体は、スメクタイト型粘土鉱物が有機溶
媒に分散し、増粘剤として十分な効果を示すため、該有
機粘土複合体は、有機溶媒に分散し増粘剤としても有用
な無機フィラーとして使用できることを見出した。
(I):
ぞれ炭化水素基、−A−OH(Aは結合基)又は−A−
COOH(Aは結合基)を表す。]で示される第四級ホ
スホニウムイオンとイオン交換させて得られる有機粘土
複合体からなる耐熱性フィラー。
合反応に耐えうる前記(1)記載の耐熱性フィラー。 (3)有機溶媒に親和性を有する前記(1)又は(2)記載
の耐熱性フィラー。 (4)膨潤性層状ケイ酸塩がスメクタイト型粘土である前
記(1)〜(3)のいずれかに記載の耐熱性フィラー。 (5)有機溶媒に分散し、増粘剤としても有用な前記
(4)記載の耐熱性フィラー。 (6)膨潤性層状ケイ酸塩を分散させた分散液に、前記
(1)記載の第四級ホスホニウムイオンを含有する第四
級ホスホニウム塩を添加し、陽イオン交換反応を行うこ
とを特徴とする耐熱性フィラーの製造方法。
交換能を有し、更に層間に水を取り込んで膨潤していく
特異な性質を示す層状ケイ酸塩で、スメクタイト型粘土
や膨潤性雲母等が知られている。
しては、例えば、ヘクトライト、サポナイト、スチーブ
ンサイト、バイデライト、モンモリロナイト、ノントロ
ナイト又はベントナイト等の天然又は化学的に合成した
スメクタイト型粘土、又はこれらの置換体、誘導体ある
いは混合物を挙げることができる。また膨潤性雲母とし
ては、Li型フッ素テニオライト、Na型フッ素テニオ
ライト、Na型四ケイ素フッ素雲母、Li型四ケイ素フ
ッ素雲母等の天然又は化学的に合成した膨潤性雲母で、
層間にLiイオンやNaイオンを有する膨潤性雲母、又
はこれらの置換体、誘導体あるいはこれらの混合物が挙
げられ、バーミキュライト、フッ素バーミキュライト等
も用いることができる。
ポナイトXLG(英国、ラポート社製の合成ヘクトライ
ト類似物質)、ラポナイトRD(英国、ラポート社製の
合成ヘクトライト類似物質)、サーマビス(独国、ヘン
ケル社製の合成ヘクトライト類似物質)、スメクトンS
A−1(クニミネ工業(株)製のサポナイト類似物
質)、ベンゲル((株)豊順洋行販売の天然モンモリロ
ナイト、クニピアF(クニミネ工業(株)販売の天然モ
ンモリロナイト)、ビーガム(米国、バンダービルト社
製の天然ヘクトライト)、ダイモナイト(トピー工業
(株)製の合成膨潤性雲母)、ソマシフ(ME−10
0、コープケミカル(株)製の合成膨潤性雲母)、SW
N(コープケミカル(株)製の合成スメクタイト)、S
WF(コープケミカル(株)製合成スメクタイト)等が
挙げられる。
潤性合成雲母が挙げられる。合成スメクタイトは、特公
昭61−12848号公報に記載されている製法、ある
いはそれと類似の製法により製造される、即ち、ケイ酸
とマグネシウム塩の均質混合液にアルカリ溶液を反応さ
せてケイ素・マグネシウム複合体を合成し、副生した電
解質を除去した後、該複合体にリチウムイオンと必要に
応じてナトリウムイオン及び/又はフッ素イオンを添加
して、100〜350℃で水熱反応させ、次いで乾燥し
て得られ、ヘクトライト型粘土鉱物に類似した構造を有
する一般式(II)の合成スメクタイトが挙げられる。
イオンを表し、aは0.1〜1.0であり、bは2.4
〜2.9であり、cは0.1〜0.6であり、dは3.
5〜4.5であり、eは9.5〜10.5であり、fは
1.5〜2.5である。)
ルカリの混合物を加熱処理して得られる膨潤性合成雲母
が挙げられ、タルクとケイフッ化ナトリウム及び/又は
ケイフッ化リチウムとを混合した微粉末を600〜12
00℃に加熱処理して得られるものが好ましい。このよ
うな膨潤性合成雲母としては、具体的には、一般式(II
I)で示される膨潤性合成雲母が挙げられる。
イオン、Mg3.0-bは八面体シートを形成している配位
数6の陽イオン、Siは四面体シートを形成している配
位数4の陽イオンであり、(F2.0-c,OHd,Oe)中
のF、OH、Oは陰イオンとして八面体シートに存在す
る。なお、“,”は“及び/又は”を表す。また、a〜
eの記号は下記の数値を表す。0.2≦a≦1.0;0
≦b≦0.5;c=d+2e≦1.0;0≦d≦1.
0;0≦e≦0.5]
のに使用される膨潤性層状ケイ酸塩の陽イオン交換容量
は、通常、粘土100g当り10ミリ当量以上、好まし
くは60ミリ当量以上であり、交換容量が大きいほどよ
い。膨潤性層状ケイ酸塩は、50wt%以下の非粘土鉱
物を含有してもよいが、非粘土鉱物の量は10wt%以
下が望ましい。
(I):
基)がついたイオンであり、本発明で使用する第四級ホ
スホニウムイオンは、前記式(I)において、R 1、
R2、R3及びR4が、同一又は異なり、それぞれ炭化水
素基、−A−OH又は−A−COOHを表すものであ
る。
はR4で表される炭化水素基としては、例えば、炭素数
1〜40、好ましく1〜25の直鎖状又は分岐状のアル
キル基、炭素数2〜40、好ましく2〜25の直鎖状又
は分岐状のアルケニル基、炭素数6〜22、好ましく6
〜10のアリール基、炭素数7〜22、好ましく7〜1
2のアラルキル基が挙げられる。
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニ
ル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシ
ル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、ヘプタデシル基、オクタデシル基が挙げられる。
基、アリル基、2−メチルアリル基、1−ブテニル基、
2−ブテニル基(クロチル基)、3−ブテニル基が挙げ
られる。
基、ナフチル基、トリル基が挙げられる。
ル基、フェネチル基、ビニルベンジル基、ナフチルメチ
ル基が挙げられる。
はR4で表される−A−OH又は−A−COOHにおけ
るAは結合基であり、特に制限はないが、例えば鎖員1
〜35のもの、好ましくは鎖員2〜21のものが挙げら
れる。前記結合基としては、通常、芳香族基、脂肪族基
及びエーテル結合のうち少なくとも一種の構造を有する
ものが挙げられ、直鎖状又は分岐状のアルキレン基が好
ましく、特に炭素数2〜30の直鎖状又は分岐状のアル
キレン基が好ましい。
ル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、ヒ
ドロキシブチル基、ヒドロキシペンチル基、ヒドロキシ
ヘキシル基、ヒドロキシヘプチル基、ヒドロキシオクチ
ル基、ヒドロキシノニル基、ヒドロキシデシル基が挙げ
られる。
メチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル
基、カルボキシブチル基、カルボキシペンチル基、カル
ボキシヘキシル基、カルボキシヘプチル基、カルボキシ
オクチル基、カルボキシノニル基、カルボキシデシル基
が挙げられる。
ムイオンを層状ケイ酸塩の層間に導入するには、該イオ
ンを含む第四級ホスホニウム塩が用いられるが、そのよ
うな塩としては、例えばCl-、Br-、I-、NO3 -、
OH-、CH3COO-等の陰イオンとの塩を挙げること
ができる。
は、テトラエチルホスホニウムブロマイド、テトラブチ
ルホスホニウムブロマイド、テトラブチルホスホニウム
クロライド、テトラブチルホスホニウムアイオダイド、
トリブチルオクチルホスホニウムブロマイド、トリブチ
ルドデシルホスホニウムブロマイド、トリブチルヘキサ
デシルホスホニウムブロマイド、トリオクチルエチルホ
スホニウムブロマイド、トリエチルベンジルホスホニウ
ムクロライド、トリブチルメチルホスホニウムアイオダ
イド、トリブチルアリルホスホニウムブロマイド、トリ
ブチルベンジルホスホニウムクロライド、トリオクチル
ビニルベンジルホスホニウムクロライド、トリブチル2
−メチルアリルホスホニウムクロライド、トリオクチル
2−メチルアリルホスホニウムクロライド、ジメチルジ
オクタデシルホスホニウムクロライド、ジメチルジオク
タデシルホスホニウムブロマイド、ジメチルオクタデシ
ルベンジルホスホニウムクロライド、ジメチルオクタデ
シルベンジルホスホニウムブロマイド、テトラフェニル
ホスホニウムブロマイド、トリフェニルベンジルホスホ
ニウムクロライド、トリフェニルメチルホスホニウムブ
ロマイド、トリフェニルブチルホスホニウムブロマイ
ド、ビス(ヒドロキシプロピル)オクタデシルイソブチ
ルホスホニウムクロライド、トリフェニルカルボキシエ
チルホスホニウムブロマイド、トリフェニルカルボキシ
ペンチルホスホニウムブロマイド等を挙げることができ
る。
層状ケイ酸塩の層間カチオンと第四級ホスホニウムイオ
ンとの陽イオン交換により得られる。
土複合体からなるが、その特性を損なわない範囲で他の
添加剤を配合してもよい。
である。具体的には、モノマー、オリゴマー、低重合度
ポリマー、ポリマー等が挙げられる。
発明の耐熱性フィラーは下記の製法に限定されるもので
はない。
媒に分散させる。溶媒は通常水を使用するが、場合によ
りアルコール(メタノール、エタノール、プロパノール
等の低級アルコール等)及び/又は多価アルコールを混
合してもよい。膨潤性層状ケイ酸塩の分散濃度は通常1
〜15wt%が望ましいが、膨潤性層状ケイ酸塩が充分
分散可能な濃度の範囲ならば自由に設定することができ
る。第二工程として、膨潤性層状ケイ酸塩分散液に第四
級ホスホニウム塩を添加し、陽イオン交換反応を行うこ
とにより有機粘土複合体を生成させる。添加順序とし
て、あらかじめ用意した第四級ホスホニウム塩溶液に膨
潤性層状ケイ酸塩分散液を添加してもよい。
ニウム塩の添加量は自由に設定できるが、第四級ホスホ
ニウムイオンとして、膨潤性層状ケイ酸塩の陽イオン交
換容量の0.5〜3倍量が好ましい。0.5倍量より少
ない量でも製造は可能であるが、均一な生成物が得られ
難く、遠心分離等の後処理が著しく困難となる。また、
過剰量添加しても差し支えはないが、陽イオン交換反応
に寄与しない第四級ホスホニウムイオンが多くなり、コ
スト的には好ましくない。
室温でも充分進行するが、加温する場合は第四級ホスホ
ニウム塩の耐熱性、反応容器の材質や構造を考慮し、設
定すればよい。反応時間は10分から1夜間の間で任意
に設定できる。第三工程として、陽イオン交換反応終了
後に反応液を固液分離し、有機粘土複合体を得る。必要
に応じて、分離した有機粘土複合体を水洗浄して、副生
電解質等を除去する。最後に得られた有機粘土複合体を
乾燥し、必要に応じて粉砕することにより、本発明の耐
熱性フィラーが得られる。
層状ケイ酸塩の陽イオン交換容量の50%以上の層間カ
チオンを、第四級ホスホニウムイオンとイオン交換させ
て得られるものであることが好ましい。該陽イオン交換
容量は、60%以上であることがより好ましく、更に好
ましくは70%以上で、最も好ましくは80%以上であ
る。
や物性評価は、次の測定項目から、目的に応じて選び、
更にそれらを組み合わせて実施することにより確認ある
いは評価することができる。 (a)化学分析 (b)X線回折 (c)熱天秤、示差熱分析 (d)有機溶媒中のレオロジー (e)有機溶媒中の膨潤力 (f)色調
生成は、X線回折で001底面反射の位置から求められ
る底面間隔により容易に確認することができる。例え
ば、原料としてスメクタイト型粘土を用いる場合、陽イ
オン交換反応前の底面間隔は、脱水状態で10Å、通常
の温度、湿度下では12.5Åであるが、層間に第四級
ホスホニウムイオンが導入されることにより底面間隔は
広がることとなる。
第四級ホスホニウムイオンが有するアルキル基、ベンジ
ル基等の大きさに依存するが、底面間隔は15Å以上を
示し、有機粘土複合体が生成していることがわかる。
散液のレオロジー特性を粘度計等で求めることにより評
価することができる。耐熱性については、熱天秤、示差
熱分析の結果により評価することができる。
ン交換された第四級ホスホニウムイオンの量は、得られ
た有機粘土複合体を熱天秤、示差熱分析により測定する
ことができる。例えば、有機粘土複合体をTG(熱重量
分析)を用いて600℃まで加熱して、有機物減量を測
定することにより求めることができる。
い。具体的には、20ミリ当量/100g以上、30ミ
リ当量/100g以上、40ミリ当量/100g以上、
50ミリ当量/100g以上、60ミリ当量/100g
以上、70ミリ当量/100g以上、80ミリ当量/1
00g以上の順に好ましく、最も望ましくは90ミリ当
量/100g以上である。
について述べる。
混練や重合反応に耐えうる高耐熱性を有している有機粘
土複合体からなる。
G(熱重量分析)使用)における減量は、少なければ少
ない程よい。具体的には、12%以下、11%以下、1
0%以下、9%以下、8%以下、7%以下、6%以下、
5%以下、4%以下の順に好ましく、最も好ましいの
は、3.5%以下である。
使用)は、高ければ高い程よい。具体的には、320℃
以上、350℃以上、360℃以上、370℃以上、3
80℃以上、390℃以上、400℃以上の順に好まし
く、最も好ましいのは、410℃以上である。
溶融混練及び/又は重合反応に耐えうる温度は、280
℃以上、290℃以上、300℃以上、310℃以上、
320℃以上、330℃以上、340℃以上、350℃
以上、360℃以上、370℃以上、380℃以上、3
90℃以上、400℃以上の順に好ましく、最も好まし
いのは410℃以上である。
について述べる。
有する有機粘土複合体からなる。有機溶媒としては、高
極性、低極性或いは無極性の各種有機溶媒が選択でき、
具体的にはメタノール、エタノール、プロパノール等の
低級アルコール類;ヘキサノール、デカノールのような
高級アルコール類;MIBK(メチルイソブチルケト
ン)、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;ジ
メチルホルムアミドのようなアミド類;テトラヒドロフ
ラン、メチルセロソルブ等のエーテル類;ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;四塩化炭素、
クロロホルム、ジクロロメタン、パークロロエチレン、
クロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素類及びジメチル
スルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン、酢酸エチ
ル等が挙げられる。
記(a)又は(b)の条件を満足する有機粘土複合体か
らなることが好ましい。 (a)前記載の少なくとも1つの有機溶媒中に、有機粘
土複合体を6%の濃度で分散させた場合に、膨潤してい
ることが確認できる有機粘土複合体で、膨潤しているこ
とを示す沈降高さ比(%)[(沈降高さ/懸濁液の高
さ)×100]が高ければ高いほどよい。具体的には、
5%以上、10以上、20%以上、30以上の順に好ま
しく、最も好ましいのは40%以上である。なお、有機
粘土複合体の種類によっては、沈降高さ比が、50%以
上、60%以上、そして70%以上のものもある。
ゼンの少なくとも一方の溶媒に有機粘土複合体を6%の
濃度で分散させた場合に、膨潤していることが確認でき
る有機粘土複合体で、膨潤していることを示す沈降高さ
比(%)は高ければ高いほどよい。具体的には、5%以
上、10%以上、20%以上、30%以上の順に好まし
く、最も好ましいのは40%以上である。なお、有機粘
土複合体の種類によっては、沈降高さ比が、50%以
上、60%以上、そして70%以上のものもある。
潤性層状ケイ酸塩としてスメクタイト型粘土を用いた有
機粘土複合体からなる。
機溶媒に対する親和性に優れており、有機溶媒の種類に
よっては分散させたり、増粘させたりすることができ
る。
の有機溶媒に分散させた場合に、完全分散(沈降高さ比
が100%)させることができる有機粘土複合体からな
ることが好ましい。なお、溶媒との組合せによっては透
明に完全分散させることができるものもある。特に、ジ
メチルホルムアミド、メチルエチルケトン、クロルベン
ゼンの少なくとも一つの溶媒に分散させた場合に、完全
分散させることができるものが好ましい。
散させることができ、塗料、プラスチック製品、フイル
ム、接着剤製造等の各種工業プロセス中で使用する有機
溶媒に対して充分な増粘効果を有するものである。必要
に応じて他の成分との混合が可能であるが、前記(5)
に記載の耐熱性フィラーは有機溶媒に対して優れた増粘
性を有するため、他の添加剤を添加せずに使用すること
ができる。
説明するが、本発明の主旨を逸脱しない限り、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
ガラス(SiO228重量%、Na2O9重量%、モル比
3.22)860gを溶解し、95%硫酸162gを攪
拌しながら一度に加えてケイ酸溶液を得た。次に、水1
リットルに塩化マグネシウム6水和物(MgCl2・6
H2O一級試薬(純度98%))560gを溶解し、ケ
イ酸溶液に加えて均質混合溶液を調製し、2規定水酸化
ナトリウム水溶液3.6リットル中に攪拌しながら5分
間で滴下した。
体(コロイド粒子の凝集体となっている均質複合物)よ
りなる均質沈澱を、濾過及び充分に水洗した後、水20
0mlと水酸化リチウム1水和物(LiOH・H2O)
14.5gとよりなる溶液を加えてスラリー状とし、オ
ートクレーブに移し、225℃の自生圧下で3時間、水
熱反応させた。冷却後、反応物を取りだし、80℃で乾
燥、粉砕して、スメクタイトの1種であるヘクトライト
の組成を有し、底面間隔が空気中で12.5Å、陽イオ
ン交換容量が110ミリ当量/100gである前記式
(II)で示される合成スメクタイトを得た。
したタルク13.5gと、その平均粒径が同じく2μm
であるケイフッ化ナトリウム2.5gを2分間混合し磁
性ルツボに入れて蓋をし、電気炉中800℃で2時間保
持して、空気中での底面間隔が12.3Å、陽イオン交
換容量が120ミリ当量/100gである前記式(II
I)で示される合成フッ素雲母を得た。
0mlに分散させ、ここに下記式(V)で示される第四
級ホスホニウム塩9.6g(合成スメクタイトの陽イオ
ン交換容量の0.9倍量)を溶解させた水溶液300m
lを添加し、攪拌しながら室温で2時間反応させた。次
いで、反応生成物を固液分離し、水洗浄した後、乾燥、
粉砕して本発明の耐熱性フィラーA24gを得た。
基を表す。)
001底面反射から計算される底面間隔は21Åであ
り、有機粘土複合体であることが確認された。
ルエチルケトン、クロルベンゼンの各溶媒中に各種濃度
で分散させたところ、完全に分散した。ジメチルホルム
アミド分散液は透明感のある白色で、メチルエチルケト
ン分散液は白色、クロルベンゼン分散液は透明であっ
た。
記式(VI)で示される第四級ホスホニウム塩10.2g
(合成スメクタイトの陽イオン交換容量の0.9倍量)
を用いた以外は、実施例1と同様にして、本発明の耐熱
性フィラーB24gを得た。本発明品Bの底面間隔は2
0Åであり、有機粘土複合体であることが確認された。
シル基を表す。)
ルエチルケトン、クロルベンゼンの各溶媒中に各種濃度
で分散させたところ、完全に分散した。ジメチルホルム
アミド分散液は透明感のある白色で、メチルエチルケト
ン分散液は白色、クロルベンゼン分散液は透明であっ
た。
記式(VII)で示される第四級ホスホニウム塩6.6g
(合成スメクタイトの陽イオン交換容量の0.9倍量)
を用いた以外は、実施例1と同様にして、本発明の耐熱
性フィラーC19gを得た。本発明品Cの底面間隔は1
5Åであり、有機粘土複合体であることが確認された。
ジル基を表す。)
ルエチルケトン、クロルベンゼンの各溶媒中に各種濃度
で分散させたところ、ジメチルホルムアミド、クロルベ
ンゼンには完全に分散した。ジメチルホルムアミド分散
液は透明感のある白色で、クロルベンゼン分散液は透明
であった。
四級アンモニウム塩のジメチルジオクタデシルアンモニ
ウムクロリド11.4gを用いた以外は、実施例1と同
様にして、比較フィラーD25gを得た。比較品Dの底
面間隔は23Åであり、第四級アンモニウム塩を用いた
有機粘土複合体であることが確認された。比較品Dをジ
メチルホルムアミド、メチルエチルケトン、クロルベン
ゼンの各溶媒中に各種濃度で分散させたところ、クロル
ベンゼンには完全に分散したが、ジメチルホルムアミ
ド、メチルエチルケトン中では沈降が見られた。クロル
ベンゼン分散液は透明であった。
四級アンモニウム塩のジメチルオクタデシルベンジルア
ンモニウムクロリド8.2gを用いた以外は、実施例1
と同様にして、比較フィラーE23gを得た。比較品E
の底面間隔は19Åであり、第四級アンモニウム塩を用
いた有機粘土複合体であることが確認された。比較品E
をジメチルホルムアミド、メチルエチルケトン、クロル
ベンゼンの各溶媒中に各種濃度で分散させたところ、ど
れも沈降が見られた。
ー分散液と比較フィラー分散液の見掛け粘度を測定し
た。測定には回転粘度計(東京計器(株)製B型粘度
計)を用い、6回転(ずり速度5.58s-1)における
見掛け粘度測定結果を表1に示す。
フィラーA〜Cは、高極性有機溶媒及び低極性有機溶媒
との親和性を示し、良好な増粘効果を有することがわか
る。
2で得た合成フッ素雲母20gを用い、前記式(V)で
示される第四級ホスホニウム塩の量を11.5g(合成
フッ素雲母の陽イオン交換容量の1.0倍量)とした以
外は、実施例1と同様にして、本発明の耐熱性フィラー
F24gを得た。本発明品Fの底面間隔は26Åであ
り、有機粘土複合体であることが確認された。本発明品
FをTG(熱重量分析)で600℃まで加熱した場合の
有機物減量は、99ミリ当量/100gであった。
ド、クロルベンゼンの各溶媒中に6%濃度で分散させた
ところ、いずれも膨潤し有機溶媒に対して親和性を有す
ることが確認された。沈降高さ比(%)は、ジメチルホ
ルムアミドで40%以上、クロルベンゼンで40%以上
であった。
記式(VI)で示される第四級ホスホニウム塩12.2g
(合成フッ素雲母の陽イオン交換容量の1.0倍量)を
用いた以外は、実施例4と同様にして、本発明の耐熱性
フィラーG24gを得た。本発明品Gの底面間隔は27
Åであり、有機粘土複合体であることが確認された。本
発明品GをTGで600℃まで加熱した場合の有機物減
量は、102.5ミリ当量/100gであった。
ド、クロルベンゼンの各溶媒中に6%濃度で分散させた
ところ、いずれも膨潤し有機溶媒に対して親和性を有す
ることが確認された。沈降高さ比(%)は、ジメチルホ
ルムアミドで50%以上、クロルベンゼンで70%以上
であった。
記式(VII)で示される第四級ホスホニウム塩7.9g
(合成フッ素雲母の陽イオン交換容量の1.0倍量)を
用いた以外は、実施例4と同様にして、本発明の耐熱性
フィラーH20gを得た。本発明品Hの底面間隔は18
Åであり、有機粘土複合体であることが確認された。
四級アンモニウム塩のジメチルジオクタデシルアンモニ
ウムクロリド13.8gを用いた以外は、実施例4と同
様にして、比較フィラーI26gを得た。比較品Iの底
面間隔は36Åであり、第四級アンモニウム塩を用いた
有機粘土複合体であることが確認された。
四級アンモニウム塩のジメチルオクタデシルベンジルア
ンモニウムクロリド10.2gを用いた以外は、実施例
4と同様にして、比較フィラーJ24gを得た。比較品
Jの底面間隔は26Åであり、第四級アンモニウム塩を
用いた有機粘土複合体であることが確認された。
熱天秤にて15℃/分で250℃まで昇温した後、25
0℃で60分間保持した。水分の影響を除くために、1
00℃になった時点を基準として、減量を測定した。結
果を表2に示す。
熱天秤にて15℃/分で600℃まで昇温し、吸着して
いるホスホニウムイオン又はアンモニウムイオンの分解
温度を測定した。結果を表2に示す。
ィラーは、従来からある第四級アンモニウム塩から製造
した比較フィラーと比較して、熱減量が1/4以下
(3.1wt%と12.7wt%)と小さく、また、吸
着している第四級塩の分解温度は100℃以上(416
℃と302℃)高く、耐熱性に優れていることがわか
る。
級アンモニウム塩から製造した有機粘土複合体に比べて
耐熱性に優れているため、融点の高い高分子原料との溶
融混練や重合反応に使用することができる。また、樹脂
製品の製造において少量添加でガスバリヤ性、耐熱性、
各種補強効果等を有する機能性フィラーとして使用でき
る。
機溶媒や樹脂に対して親和性を有するため、塗料、プラ
スチック製品、フィルム、接着剤製造等の各種工業プロ
セスで使用することができる。
ト型粘土を用いて得られた前記(5)に記載の耐熱性フ
ィラーは、有機溶媒や樹脂に対し増粘効果を有し、長期
分散させることができるため、塗料、プラスチック製
品、フィルム、接着剤製造等の各種工業プロセス中にお
ける有機溶媒用増粘剤、ゲル化剤としても使用すること
ができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 膨潤性層状ケイ酸塩の層間カチオンを、
次式(I): 【化1】 [式中、R1、R2、R3及びR4は同一又は異なり、それ
ぞれ炭化水素基、−A−OH(Aは結合基)又は−A−
COOH(Aは結合基)を表す。]で示される第四級ホ
スホニウムイオンとイオン交換させて得られる有機粘土
複合体からなる耐熱性フィラー。 - 【請求項2】 高分子原料との溶融混練及び/又は重合
反応に耐えうる請求項1記載の耐熱性フィラー。 - 【請求項3】 有機溶媒に親和性を有する請求項1又は
2記載の耐熱性フィラー。 - 【請求項4】 膨潤性層状ケイ酸塩がスメクタイト型粘
土である請求項1〜3のいずれか1項記載の耐熱性フィ
ラー。 - 【請求項5】 有機溶媒に分散し、増粘剤としても有用
な請求項4記載の耐熱性フィラー。 - 【請求項6】 膨潤性層状ケイ酸塩を分散させた分散液
に、請求項1記載の第四級ホスホニウムイオンを含有す
る第四級ホスホニウム塩を添加し、陽イオン交換反応を
行うことを特徴とする耐熱性フィラーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002038518A JP2003238819A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 耐熱性フィラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002038518A JP2003238819A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 耐熱性フィラー |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005264039A Division JP4976671B2 (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 有機粘土複合体を含有する分散液及び有機粘土複合体を用いた増粘剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003238819A true JP2003238819A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27779807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002038518A Withdrawn JP2003238819A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 耐熱性フィラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003238819A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006124689A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-05-18 | Asahi Glass Co Ltd | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 |
JP2007176751A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Fujifilm Corp | 有機化層状ケイ酸塩及びその製造方法、並びに樹脂組成物 |
KR100788498B1 (ko) | 2006-08-14 | 2007-12-24 | 주식회사 새 한 | 폴리에스테르 반응성 유기점토 및 이를 포함하는폴리에스테르 나노복합재 |
JPWO2005085349A1 (ja) * | 2004-03-05 | 2008-01-24 | 帝人株式会社 | ポリエステル樹脂組成物 |
JP2008233402A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | トナー、並びに現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置 |
EP2204411A1 (en) | 2003-02-19 | 2010-07-07 | DuPont-Mitsui Fluorochemicals Company, Ltd. | Fluoropolymer composite composition |
WO2011024782A1 (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-03 | 株式会社巴川製紙所 | 粘土分散液、及びその製造方法、粘土膜、及びその製造方法、並びに透明材 |
JP2011046553A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 粘土分散液及びその製造方法、ならびに粘土膜 |
JP2011046552A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 透明材、その製造方法及び部材 |
JP2012041440A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Hokko Chem Ind Co Ltd | エポキシ樹脂用硬化促進剤およびこれを含有するエポキシ樹脂組成物 |
JP2012201550A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Kunimine Industries Co Ltd | 有機化処理粘土分散液及びその製造方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH101608A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Mitsubishi Chem Corp | ガスバリヤー性ポリアミド成形体およびその製造方法 |
JPH11130933A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-05-18 | Polyplastics Co | ポリオキシメチレン樹脂組成物 |
JPH11263876A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-09-28 | Toyobo Co Ltd | 有機無機複合体、それを用いたハイブリッド材料、およびそれらの製造方法 |
JP2001523278A (ja) * | 1996-09-03 | 2001-11-20 | レイケム・コーポレイション | オルガノクレー―ポリマー複合材料 |
JP2003064248A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-05 | Teijin Chem Ltd | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および樹脂用添加剤 |
JP2003147182A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Unitika Ltd | 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体 |
JP2005503985A (ja) * | 2001-09-27 | 2005-02-10 | ローム アンド ハース カンパニー | 変性クレー並びにその製造方法及び使用方法 |
-
2002
- 2002-02-15 JP JP2002038518A patent/JP2003238819A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH101608A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Mitsubishi Chem Corp | ガスバリヤー性ポリアミド成形体およびその製造方法 |
JP2001523278A (ja) * | 1996-09-03 | 2001-11-20 | レイケム・コーポレイション | オルガノクレー―ポリマー複合材料 |
JPH11130933A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-05-18 | Polyplastics Co | ポリオキシメチレン樹脂組成物 |
JPH11263876A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-09-28 | Toyobo Co Ltd | 有機無機複合体、それを用いたハイブリッド材料、およびそれらの製造方法 |
JP2003064248A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-05 | Teijin Chem Ltd | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および樹脂用添加剤 |
JP2005503985A (ja) * | 2001-09-27 | 2005-02-10 | ローム アンド ハース カンパニー | 変性クレー並びにその製造方法及び使用方法 |
JP2003147182A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Unitika Ltd | 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2204411A1 (en) | 2003-02-19 | 2010-07-07 | DuPont-Mitsui Fluorochemicals Company, Ltd. | Fluoropolymer composite composition |
US8618203B2 (en) | 2003-02-19 | 2013-12-31 | Dupont-Mitsui Fluorochemicals Co., Ltd. | Fluoropolymer composite composition |
JPWO2005085349A1 (ja) * | 2004-03-05 | 2008-01-24 | 帝人株式会社 | ポリエステル樹脂組成物 |
JP2006124689A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-05-18 | Asahi Glass Co Ltd | 硬質発泡合成樹脂の製造方法 |
JP2007176751A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Fujifilm Corp | 有機化層状ケイ酸塩及びその製造方法、並びに樹脂組成物 |
WO2007077744A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Fujifilm Corporation | 有機化層状ケイ酸塩及びその製造方法、並びに樹脂組成物 |
KR100788498B1 (ko) | 2006-08-14 | 2007-12-24 | 주식회사 새 한 | 폴리에스테르 반응성 유기점토 및 이를 포함하는폴리에스테르 나노복합재 |
JP2008233402A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | トナー、並びに現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置 |
WO2011024782A1 (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-03 | 株式会社巴川製紙所 | 粘土分散液、及びその製造方法、粘土膜、及びその製造方法、並びに透明材 |
JP2011046553A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 粘土分散液及びその製造方法、ならびに粘土膜 |
JP2011046552A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 透明材、その製造方法及び部材 |
CN102548899A (zh) * | 2009-08-26 | 2012-07-04 | 株式会社巴川制纸所 | 粘土分散液及其制造方法、粘土膜及其制造方法以及透明材料 |
JP2012041440A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Hokko Chem Ind Co Ltd | エポキシ樹脂用硬化促進剤およびこれを含有するエポキシ樹脂組成物 |
JP2012201550A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Kunimine Industries Co Ltd | 有機化処理粘土分散液及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Utracki et al. | Synthetic, layered nanoparticles for polymeric nanocomposites (PNCs) | |
CA2300678C (en) | Smectite clay/organic chemical/polymer compositions useful as nanocomposites | |
Tiwari et al. | Synthesis and characterization of novel organo-montmorillonites | |
Calderon et al. | Thermally stable phosphonium-montmorillonite organoclays | |
EP0524503B1 (en) | Organophilic clay | |
JP5057332B2 (ja) | 混合層珪酸塩及びその製造方法 | |
CA2641486A1 (en) | Organoclay suitable for use in halogenated resin and composite systems thereof | |
JP2003238819A (ja) | 耐熱性フィラー | |
US20070199481A1 (en) | Synthetic Organoclay Materials | |
Roelofs et al. | Preparation and performance of synthetic organoclays | |
Chastek et al. | Hexadecyl-functionalized lamellar mesostructured silicates and aluminosilicates designed for polymer–clay nanocomposites. Part I. Clay synthesis and structure | |
JP4976671B2 (ja) | 有機粘土複合体を含有する分散液及び有機粘土複合体を用いた増粘剤 | |
JP2514780B2 (ja) | 新有機粘土複合体 | |
JP4261232B2 (ja) | 新規ホスホニウム塩、該ホスホニウム塩を含有する有機変性層状珪酸塩及びその組成物 | |
JP2636178B2 (ja) | 合成混合層ケイ酸塩及びその製造方法 | |
JP3502993B2 (ja) | 有機粘土複合体 | |
JP2005097028A (ja) | 有機変性層状珪酸塩およびその組成物 | |
JPH07187656A (ja) | 新規な粘土−有機複合体 | |
JP4584561B2 (ja) | 有機粘土複合体 | |
JPH0662290B2 (ja) | 膨潤性ケイ酸塩の製造方法 | |
JPH11131047A (ja) | 有機−粘土複合体と有機溶剤よりなる組成物 | |
JPH0723212B2 (ja) | 粘土−有機複合体 | |
JPS5921517A (ja) | 合成膨潤性ケイ酸塩およびその製造方法 | |
JPH05163014A (ja) | 粘土有機複合体 | |
JP4799718B2 (ja) | 有機マイカ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050912 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060116 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060328 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060522 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070209 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080214 |