JP2003237617A5 - - Google Patents

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JP2003237617A5
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【書類名】 明細書
【発明の名称】 コンバイン等の走行伝動装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ギヤ連動機構および差動ギヤ装置1を介して車体2の左右操向
を行うべく走行用ミッションを構成すると共に、該走行用ミッションの走行用ミ
ッションケース4の上部側に可変油圧ポンプ29aと可変油圧モータ29bとか
らなる油圧式無段変速装置29を連動可能に設け、さらに、前記走行用ミッショ
ンケース内には前記可変油圧モータ29bから出力された動力を変速する副変速
機構を設けたことを特徴とするコンバイン等の走行伝動装置。
【請求項2】 ギヤ連動機構により差動ギヤ装置1を介して車体2の左右操向
を行う操向クラッチ3へ連動する走行用ミッションケース4において、該差動ギ
ヤ装置1の連動上手側に配置した旋回用クラッチ軸5の同一軸上適宜位置にマイ
ルド旋回用クラッチ6,ブレーキ旋回用クラッチ7,スピン旋回用クラッチ8を
各々軸止して設けたことを特徴とするコンバイン等の走行伝動装置。
【請求項3】 ギヤ連動機構により差動ギヤ装置1を介して車体2の左右操向
を行う操向クラッチ3へ連動する走行用ミッションケース4において、該差動ギ
ヤ装置1の連動上手側に配置した旋回用クラッチ軸5の同一軸上適宜位置にマイ
ルド旋回用クラッチ6,ブレーキ旋回用クラッチ7,スピン旋回用クラッチ8を
各々軸止して設けると共に、マイルド旋回用クラッチ6とスピン旋回用クラッチ
8の作用を切り替える旋回切替スイッチ9aを、手動操作により操向旋回作用を
行う操向操作具9の適宜位置に設けたことを特徴とする請求項2記載のコンバイ
ン等の走行伝動装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバイン等の走行伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ギヤ連動機構を内装した走行用ミッションケースを設けているコンバイン等に
おいて、このミッションケースには、従来では、車体の操向旋回時に入・切させ
る操向クラッチを設けている操向クラッチ軸に走行ブレーキを連設し、このクラ
ッチ軸の連動下手側に設けた旋回軸にマイルド及びスピン旋回用の旋回クラッチ
を配設しているものが多く開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように、ブレーキ旋回を実行させる走行ブレーキと、マイルド旋
回及びスピン旋回を実行させる旋回クラッチとが別軸に配置されていることによ
り、ギヤ連動機構の構成が比較的複雑になると共に、旋回手法が異なるブレーキ
旋回とマイルド旋回,スピン旋回とを連続的に実行させるために面倒な制御を必
要とするものであった。
【0004】
そこで、このような走行用ミッションケースにおけるギヤ連動機構の構成と、
旋回作用時の面倒な制御について改善を図るものである。そして、走行性能を向
上させようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ギヤ連動機構および差動ギヤ装置1を介して車体2の左右
操向を行うべく走行用ミッションを構成すると共に、該走行用ミッションの走行
用ミッションケース4の上部側に可変油圧ポンプ29aと可変油圧モータ29b
とからなる油圧式無段変速装置29を連動可能に設け、さらに、前記走行用ミッ
ションケース内には前記可変油圧モータ29bから出力された動力を変速する副
変速機構を設けたことを特徴とするコンバイン等の走行伝動装置の構成とする。
【0006】
このような構成により、コンバインの走行と旋回はギヤ連動機構および差動ギ
ヤ装置1を介して車体2の左右操向を行う。そして、走行用ミッションケース4
の上部側に可変油圧ポンプ29aと可変油圧モータ29bとからなる油圧式無段
変速装置29を連動可能に設け、この可変油圧ポンプ29aと可変油圧モータ2
9bを操作して走行を行う。さらに、可変油圧モータ29bから出力された動力
を、走行用ミッションケース内に設けた副変速機構で変速して走行する。
【0007】
請求項2の発明は、ギヤ連動機構により差動ギヤ装置1を介して車体2の左右
操向を行う操向クラッチ3へ連動する走行用ミッションケース4において、該差
動ギヤ装置1の連動上手側に配置した旋回用クラッチ軸5の同一軸上適宜位置に
マイルド旋回用クラッチ6,ブレーキ旋回用クラッチ7,スピン旋回用クラッチ
8を各々軸止して設けたことを特徴とするコンバイン等の走行伝動装置の構成と
する。
【0008】
このような構成により、コンバイン等における走行伝動を行う走行用ミッショ
ンケース4において、刈取作業時に、エンジン等による動力元からの入力により
副変速等を行った動力を、直進時には、入り状態の左右の操向クラッチ3へ直接
ギヤ連動を行うと共に、旋回時には、旋回用クラッチ軸5における各旋回用クラ
ッチ6,7,8により差動ギヤ装置1を経て、切り状態の左(又は右)の操向ク
ラッチ3への各別のギヤ連動と、通常回転の右(又は左)の操向クラッチ3とに
より、左(又は右)側へ各々マイルド旋回,ブレーキ旋回,スピン旋回を実行さ
せる。
【0009】
請求項3の発明は、ギヤ連動機構により差動ギヤ装置1を介して車体2の左右
操向を行う操向クラッチ3へ連動する走行用ミッションケース4において、該差
動ギヤ装置1の連動上手側に配置した旋回用クラッチ軸5の同一軸上適宜位置に
マイルド旋回用クラッチ6,ブレーキ旋回用クラッチ7,スピン旋回用クラッチ
8を各々軸止して設けると共に、マイルド旋回用クラッチ6とスピン旋回用クラ
ッチ8の作用を切り替える旋回切替スイッチ9aを、手動操作により操向旋回作
用を行う操向操作具9の適宜位置に設けたことを特徴とする請求項2記載のコン
バイン等の走行伝動装置の構成とする。
【0010】
このような構成により、コンバイン等における走行伝動を行う走行用ミッショ
ンケース4において、刈取作業時に、エンジン等による動力元からの入力により
副変速等を行った動力を、直進時には、入り状態の左右の操向クラッチ3へ直接
ギヤ連動を行うと共に、旋回時には、旋回用クラッチ軸5における各旋回用クラ
ッチ6,7,8により差動ギヤ装置1を経て、切り状態の左(又は右)の操向ク
ラッチ3への各別のギヤ連動と、通常回転の右(又は左)の操向クラッチ3とに
より、左(又は右)側へ各々マイルド旋回,ブレーキ旋回,スピン旋回を実行さ
せるが、この旋回作用時に、操向操作具9の把手部等に設けた旋回切替スイッチ
9aを手動操作することにより、マイルド旋回とスピン旋回とを切り替えること
ができる。
【0011】
【発明の効果】
請求項1の発明では、上記作用の如く、コンバインの走行と旋回はギヤ連動機
構および差動ギヤ装置1を介して車体2の左右操向を行う。そして、走行用ミッ
ションケース4の上部側に可変油圧ポンプ29aと可変油圧モータ29bとから
なる油圧式無段変速装置29を連動可能に設け、この可変油圧ポンプ29aと可
変油圧モータ29bを操作して走行を行う。さらに、可変油圧モータ29bから
出力された動力を、走行用ミッションケース内に設けた副変速機構で変速して走
行するので、コンバインの旋回や走行性能が向上するようになる。
【0012】
請求項2の発明では、上記作用の如く、コンバイン等における走行伝動を行う
走行用ミッションケース4において、刈取作業時に、エンジン等による動力元か
らの入力により副変速等を行った動力を、直進時には、操向クラッチ3へ直接ギ
ヤ連動を行い、旋回時には、旋回用クラッチ軸5における各旋回用クラッチ6,
7,8により差動ギヤ装置1を経て左(又は右)の操向クラッチ3へ各別にギヤ
連動を行うが、このように、操向クラッチ3の連動上手側に配置した旋回用クラ
ッチ軸5に各旋回用クラッチ6,7,8を纏めて設けることにより、構成の簡素
化と旋回作用時の面倒な制御を改善できると共に、操向クラッチ3の切りと各旋
回作用との接続が差動ギヤ装置1によって円滑に移行することができる。
【0013】
請求項3の発明では、上記作用の如く、コンバイン等における走行伝動を行う
走行用ミッションケース4において、刈取作業時に、エンジン等による動力元か
らの入力により副変速等を行った動力を、直進時には、操向クラッチ3へ直接ギ
ヤ連動を行い、旋回時には、旋回用クラッチ軸5における各旋回用クラッチ6,
7,8により差動ギヤ装置1を経て左(又は右)の操向クラッチ3へ各別にギヤ
連動を行うが、このような旋回作用時に、操向操作具9の把手等に設けた旋回切
替スイッチ9aを手動操作することにより、旋回操作時にマイルド旋回とスピン
旋回とを簡単容易に瞬時に切り替えることが可能となり、操作性の向上を図るこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施例をコンバインについて図面に基づき説明する。
図10はコンバインの全体構成を示すもので、車台11の下部側に土壌面を走
行する左右一対の走行クローラ12を張設した走行装置13を配設すると共に、
該車台11には、フィードチェン14に挟持搬送して供給される穀稈を脱穀し、
この脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留するグレンタンク15と、このタン
ク15に貯留された穀粒を機外へ排出する排穀オーガ16を備えた脱穀装置17
を載置し、この脱穀装置17の後端部に排藁処理装置18を装架構成させる。
【0015】
該脱穀装置17の前方に、前端側から未刈穀稈を分草する分草体19と、分草
された穀稈を引き起こす引起部20と、引き起こされた穀稈を刈り取る刈刃部2
1と、この刈り取られた穀稈を掻き込むと共に、搬送途上において扱深さを調節
して搬送される穀稈を引き継いで該フィードチェン14へ受け渡しする供給調節
搬送部22等を有する刈取装置23を、油圧駆動による刈取昇降シリンダ24に
より土壌面に対して昇降自在なるよう該車台11の前端部へ懸架構成させる。
【0016】
該刈取装置23の一側にコンバインの操作制御を行う操作装置25と、この操
作のための操作席26を設け、この操作席26の後方側には前記グレンタンク1
5を配置し、下方側にはエンジン27を搭載すると共に、該操作装置25と操作
席26を覆うキャビン28を配設する。これら走行装置13,脱穀装置17,刈
取装置23,操作装置25,エンジン27,キャビン28等によってコンバイン
の車体2を構成している。
【0017】
該走行装置13は、車台11の前部側に走行用ミッションケース4を装架して
おり、図1に示す如く、このミッションケース4の上部側には油圧式無段変速装
置29を連動可能に接合し、この無段変速装置29の可変ポンプ29aに軸止し
た入力プーリ30へ該エンジン27から動力を伝達可能に伝動ベルト等を張設す
ると共に、この可変ポンプ29aによって一体的に駆動される可変モータ29b
に出力ギヤ31を軸止して構成させる。
【0018】
該ミッションケース4のギヤ連動機構は、出力ギヤ31からアイドルギヤ32
を介して噛合連動する入力ギヤ33を、第1軸としての入力軸34に軸止すると
共に、この入力軸34に、副変速用としてスプライン等により軸摺動可能な二連
の低中速駆動ギヤ35と軸固定の高速駆動ギヤ36とを併設して構成させる。
【0019】
該低中速駆動ギヤ35と各々噛合連動する二連の低中速従動ギヤ37を、第2
軸としての副変速軸38に軸遊転して設け、この副変速軸38に、低中速従動ギ
ヤ37に連結して該ギヤ37の軸回転を入・切させる低中速用クラッチ39、及
び該高速駆動ギヤ36と噛合連動する高速従動ギヤ40に一体接合して該ギヤ4
0の軸回転を入・切させる高速用クラッチ41を各々軸止すると共に、この高速
用クラッチ41に隣接して副変速駆動ギヤ42を軸止して構成させる。
【0020】
該副変速駆動ギヤ42と噛合連動する副変速従動ギヤ43を、第3軸としての
カウンタ軸44に軸止して設け、このカウンタ軸44に、副変速従動ギヤ43を
挟んでカウンタ伝動ギヤ45とブレーキ駆動ギヤ46及びマイルド駆動ギヤ47
とを各々軸止して構成させる。
【0021】
該カウンタ軸44のカウンタ伝動ギヤ45と、第4軸としての操向クラッチ軸
48のセンター位置に軸止した操向センタギヤ49とを噛合連動させ、この操向
センタギヤ49の両面にクラッチ爪49aを設けると共に、該センタギヤ49を
挟んだ両側に、各々大径ギヤ3aと小径ギヤ3bとからなる二連の左右の操向ク
ラッチ3を摺動可能に軸遊転して構成させる。
【0022】
該左右の操向クラッチ3は、各々大径ギヤ3aの内側面に該操向センタギヤ4
9のクラッチ爪49aと噛合接続して動力を入・切するクラッチ爪を設けると共
に、該大径ギヤ3aと外側の小径ギヤ3bとの間に、操向クラッチ3をプッシュ
シリンダ50により摺動させる左右のシフタ51を遊嵌させるシフタ溝3cを設
けて構成させる。
【0023】
該操向クラッチ3の小径ギヤ3bと噛合連動する車軸ギヤ52を、第5軸とし
ての左右の車軸53の一端部に各々軸止すると共に、この左右の車軸53の外部
への突出他端部に、前記走行クローラ12を駆動する左右の走行スプロケット5
4を軸止して構成させる。
【0024】
前記カウンタ軸44のブレーキ駆動ギヤ46及びマイルド駆動ギヤ47と各々
噛合連動するブレーキ従動ギヤ55及びマイルド従動ギヤ56を設け、このブレ
ーキ従動ギヤ55と一体接合して該ギヤ55の軸回転を入・切させるブレーキ旋
回用クラッチ7と、マイルド従動ギヤ56と一体接合して該ギヤ56の軸回転を
入・切させるマイルド旋回用クラッチ6とを、第4A軸としての旋回用クラッチ
軸5に軸止して構成させる。
【0025】
該旋回用クラッチ軸5の軸端部を前記ミッションケース4の外側壁4aから突
出させ、この突出部にスピン旋回用クラッチ8を軸止させると共に、該旋回用ク
ラッチ軸5の適宜位置に旋回用駆動ギヤ57を軸止して構成させる。
該旋回用駆動ギヤ57と、4個のデファレンシャルギヤ1aを組合せ内装する
差動ギヤ装置1のデフケース1b外周に固定したデフケースギヤ1cとを噛合連
動させると共に、該デファレンシャルギヤ1aからデフケース1bを貫通して各
々左右側へ突出させた、第4B軸としての旋回用制御軸58に左右のデフ出力ギ
ヤ59を軸止し、このデフ出力ギヤ59と前記操向クラッチ3の大径ギヤ3aと
を噛合連動して構成させる。
【0026】
図2に示す如く、前記操作装置25の操作パネル25a上の一側に、油圧式無
段変速装置29により車体2の前後進の切り替えと主変速を行う主変速レバー6
0と、前記低中速駆動ギヤ35をリンク機構62aによりシフタ61を作用させ
て低・中速に変速する副変速レバー62と、車体2の左右操向及び旋回を実行さ
せる操向操作具9としてのパワステレバー9とを配設して構成させる。
【0027】
図3に示す如く、該パワステレバー9の把手部9bにマイルド旋回用クラッチ
6とスピン旋回用クラッチ8の作用を各々ON,OFF切り替えする旋回切替ス
イッチ9aを装着させると共に、該レバー9の下端部に接合する揺動板63のメ
タル部63aによって該レバー9を左右揺動させることにより各々ONする左右
のパワステスイッチ64と、揺動板63によって下方へ押圧される作用板65に
より作用するパワステリリーフ弁66とを各々配設して構成させる。
【0028】
車体2の直進時に方向自動制御作用を行う際の方向修正感度(方向修正量)を、
マイルド旋回用クラッチ6,ブレーキ旋回用クラッチ7,スピン旋回用クラッチ
8の切り替えにより、小〜大に変更する感度設定ダイヤル10を該操作装置25
の操作パネル25aの一側に配設して構成させる。(図2参照)
なお、前記刈取装置23の左端側及び右端側の分草体19を支持する分草杆1
9aに各々方向自動制御用の方向センサ67を配設して構成させる。
【0029】
図4に示す如く、油タンク68から油圧ポンプ69により加圧された圧油を分
流弁70によって分流し、その一方の分流側を、4ポート・2位置切替えの副変
速切替電磁弁71を介し低中速用クラッチ39と高速用クラッチ41とを切替え
可能に接続して構成させる。
【0030】
他方の分流側を、4ポート・3位置切替えの方向切替電磁弁72を介し前記左
右のプッシュシリンダ50を経てその作動排出側油路pへ、電磁比例弁73と該
パワステレバー9の操作により圧力制御を行う前記パワステリリーフ弁66とを
接続し、このリリーフ弁66から返油可能に構成させる。
【0031】
更に、該作動排出側油路pから6ポート・3位置切替えの旋回切替電磁弁74
を介し、各々マイルド旋回用クラッチ6,ブレーキ旋回用クラッチ7,スピン旋
回用クラッチ8へ切替え作動可能に接続させると共に、該方向切替電磁弁72と
パワステリリーフ弁66、及び方向切替電磁弁72と前記方向センサ67を各々
電気的に接続して構成させる。
【0032】
エンジン27からの動力を、入力プーリ30を介して油圧式無段変速装置29
の可変ポンプ29aへ連動し、主変速レバー60の操作によって変速調節した可
変ポンプ29aにより可変モータ29bを駆動し、この可変モータ29bの出力
ギヤ31からアイドルギヤ32を介して入力軸34に軸止した入力ギヤ33へ伝
動させる。
【0033】
該入力軸34に軸回転摺動する二連の低中速駆動ギヤ35を、副変速レバー6
2によるシフタ61の操作によって摺動させ、副変速軸38に軸遊転する二連の
低中速従動ギヤ37との各別の噛合連動によって、連結している低中速用クラッ
チ39を副変速切替電磁弁71のOFF状態により入りとして各々低速と中速に
変速させる。
【0034】
なお、該入力軸34に軸止した高速駆動ギヤ36を、副変速軸38に高速用ク
ラッチ41と一体接合している高速従動ギヤ40との噛合連動によって、該クラ
ッチ41を副変速切替電磁弁71のON状態により入りとして高速に変速させ、
これらの低速・中速・高速により副変速としての変速を行わせる。
【0035】
この副変速を行った動力を、該副変速軸38に軸止した副変速駆動ギヤ42か
らカウンタ軸44に軸止した副変速従動ギヤ43へ、更に、この副変速従動ギヤ
43から操向クラッチ軸48のセンター位置に軸止した操向センタギヤ49へ伝
動させる。
【0036】
該操向センタギヤ49への伝動により、操向センタギヤ49のクラッチ爪49
aと、操向クラッチ軸48に軸遊転する左右の二連操向クラッチ3の大径ギヤ3
aのクラッチ爪とを、方向切替電磁弁72の開放状態による左右のプッシュシリ
ンダ50とシフタ51の非作用により各々噛合接続させることにより直進走行を
行わせる。
【0037】
左右の操向クラッチ3の小径ギヤ3bから車軸53に軸止した車軸ギヤ52へ
伝動を行い、この車軸ギヤ52を介して伝動する左右の走行スプロケット54に
より各々左右の走行クローラ12を駆動させる。
次に、前記カウンタ軸44に軸止したブレーキ駆動ギヤ46から、旋回用クラ
ッチ軸5に軸止したブレーキ旋回用クラッチ7に一体接合のブレーキ従動ギヤ5
5へ伝動させる。
【0038】
この伝動により、例えば、左側へのブレーキ旋回作用を行わせるときは、パワ
ステレバー9を左側へ傾動操作することにより、左のパワステスイッチ64のO
Nによって方向切替電磁弁72が左位置へ切り替わり、左のプッシュシリンダ5
0を油圧作動させ左の操向クラッチ3を切ると同時に、旋回切替電磁弁74のO
FF状態によって、該シリンダ50の作動排出側油路pからの送油によりブレー
キ旋回用クラッチ7が入りとなる。
【0039】
該ブレーキ旋回用クラッチ7の入りにより、旋回用クラッチ軸5に軸止した旋
回用駆動ギヤ57が駆動され、この旋回用駆動ギヤ57から差動ギヤ装置1のデ
フケース1b外周に固定したデフケースギヤ1cへ伝動し、デフケースギヤ1c
の伝動によりデフケース1bを回動させ、デフケース1bの回動によりデファレ
ンシャルギヤ1aを作用させる。
【0040】
該デファレンシャルギヤ1aの作用により、前記右の操向クラッチ3の大径ギ
ヤ3aにより通常状態で回転駆動される右の旋回用制御軸58に軸止したデフ出
力ギヤ59に対し、左の旋回用制御軸58に軸止したデフ出力ギヤ59をデフケ
ース1bの回転変化に対応して出力回転させ、左の操向クラッチ3の大径ギヤ3
aへ伝動させる。
【0041】
通常回転の右の操向クラッチ3の大径ギヤ3aから小径ギヤ3bを経た車軸ギ
ヤ52に対し、左の操向クラッチ3の大径ギヤ3aから小径ギヤ3bを経た車軸
ギヤ52の回転を停止させることにより、左側へのブレーキ旋回作用を行わせる
ことができる。
【0042】
該差動ギヤ装置1の変速作用は、例えば、左右の旋回用制御軸58を各々X,
Yとし、デフケース1bをZとするとき、2Z=X+Yとなるよう変速構成させ
る。(この変速構成の数値は自由である)
次に、前記カウンタ軸44に軸止したマイルド駆動ギヤ47から、旋回用クラ
ッチ軸5に軸止したマイルド旋回用クラッチ6に一体接合のマイルド従動ギヤ5
6へ伝動させる。
【0043】
この伝動により、例えば、左側へのマイルド旋回作用を行わせるときは、パワ
ステレバー9を左側へ傾動操作することにより、左のパワステスイッチ64のO
Nによって方向切替電磁弁72が左位置へ切り替わり、左のプッシュシリンダ5
0を油圧作動させ左の操向クラッチ3を切ると同時に、把手部9bの旋回切替ス
イッチ9aのマイルド旋回側をONすることによって、旋回切替電磁弁74が右
位置に切り替わり、該シリンダ50の作動排出側油路pからの送油によりマイル
ド旋回用クラッチ6が入りとなる。
【0044】
該マイルド旋回用クラッチ6の入りにより、旋回用クラッチ軸5に軸止した旋
回用駆動ギヤ57が駆動され、以下、前記の如きブレーキ旋回作用時と同等の作
用行程を経て、通常回転の右の操向クラッチ3の大径ギヤ3aから小径ギヤ3b
を経た車軸ギヤ52に対し、左の操向クラッチ3の大径ギヤ3aから小径ギヤ3
bを経た車軸ギヤ52の回転を減速させることにより、左側へのマイルド旋回作
用を行わせることができる。
【0045】
次に、例えば、左側へのスピン旋回作用を行わせるときは、パワステレバー9
を左側へ傾動操作することにより、左のパワステスイッチ64のONによって方
向切替電磁弁72が左位置へ切り替わり、左のプッシュシリンダ50を油圧作動
させ左の操向クラッチ3を切ると同時に、把手部9bの旋回切替スイッチ9aの
スピン旋回側をONすることによって、旋回切替電磁弁74が左位置に切り替わ
り、該シリンダ50の作動排出側油路pからの送油によりスピン旋回用クラッチ
8が入りとなる。
【0046】
該スピン旋回用クラッチ8の入りにより、旋回用クラッチ軸5に軸止した旋回
用駆動ギヤ57の駆動をロックし、この旋回用駆動ギヤ57と噛合する差動ギヤ
装置1のデフケースギヤ1cによりデフケース1bがロックされ、デファレンシ
ャルギヤ1aの作用によって、前記右の操向クラッチ3の大径ギヤ3aにより通
常状態で回転駆動される右の旋回用制御軸58に軸止したデフ出力ギヤ59に対
し、左の旋回用制御軸58に軸止したデフ出力ギヤ59を反対方向に出力回転さ
せ、左の操向クラッチ3の大径ギヤ3aへ伝動させる。
【0047】
通常回転の右の操向クラッチ3の大径ギヤ3aから小径ギヤ3bを経た車軸ギ
ヤ52に対し、左の操向クラッチ3の大径ギヤ3aから小径ギヤ3bを経た車軸
ギヤ52の回転を逆回転させることにより、左側へのスピン旋回作用を行わせる
ことができる。
【0048】
コンバイン作業では通常ブレーキ旋回による作業が最も多く、マイルド旋回や
スピン旋回での作業の頻度は少ないことから、該旋回切替電磁弁74の設定をセ
ンター位置(OFF時)ではブレーキ旋回作用とすることにより、電磁コイルの
耐久性の向上及び消費電力を低減することができる。
【0049】
また、直進時に方向自動制御作用を行う際には、方向自動制御モードにおいて
方向センサ67の検出信号により方向修正を行うが、この方向修正時に、各々作
業条件に適応させて感度設定ダイヤル10の方向修正感度(方向修正量)を、マ
イルド旋回用クラッチ6,ブレーキ旋回用クラッチ7,スピン旋回用クラッチ8
による小・中・大による設定を切り替えることにより、方向自動制御作用におけ
る方向修正の操作性を向上させることができる。
【0050】
前記パワステレバー9の左右側への傾動操作により手動方向修正を行うときで
も、自動方向修正時と同等の作用を行わせることができる。
また、直進時に方向自動制御作用を行う際の方向修正感度は、大きくは各旋回
用クラッチ6,7,8の切り替えにより対応し、各旋回作用別における方向修正
量の微調節を、前記プッシュシリンダ50の作動排出側油路pに配置した電磁比
例弁73の圧力調整により、精度の高い自動方向修正を行わせることができる。
【0051】
また、前記低中速駆動ギヤ35による副変速操作と、油圧式無段変速装置29
の可変モータ29bによる変速操作を、単一の副変速レバー62によって行うよ
う構成させる。
該副変速レバー62による変速操作は、図5に示す如く、前記操作装置25の
操作パネル25aの一側に配置した該レバー62の操作を、支軸83により操作
力の出し易い前後方向に長いストロークasとして、操作荷重の重い副変速をリ
ンク機構62aによって切り替えを行うと共に、可変モータ29bの斜板角度を
変更する軽い操作を、左右方向の短いストロークbsとして折曲メタル84を介
してワイヤリンク62cにより変速させる組合せ変速を行わせる。
【0052】
このような変速の組合せにより、副変速の低速・中速の変速と、可変モータ2
9bの増速変速を連続して操作することができるから、操作性の向上を図ること
ができる。
また、図6に示す如く、前記図4に示している基本的な油圧回路において、方
向切替電磁弁72から油タンク68へ返油する油路rにブレーキ切替電磁弁75
を接続し、このブレーキ切替電磁弁75を適宜位置に設けたブレーキスイッチ7
6と電気的に接続して構成させる。
【0053】
このような構成により、該ブレーキスイッチ76のONによりブレーキ切替電
磁弁75を切り替え油路rをロックしたときは、左右のプッシュシリンダ50を
同時に油圧作動させ左右の操向クラッチ3を切ると共に、旋回切替電磁弁74を
左位置に切り替え、該シリンダ50の作動排出側油路pからの送油によりスピン
旋回用クラッチ8を入りとすることにより、このスピン旋回用クラッチ8を駐車
ブレーキとして兼用することができる。
【0054】
なお、この状態で前記入力軸34の外方突出端部に軸止した刈取出力プーリ7
7の駆動が可能であるから、車体2を停止した状態で前記刈取装置23を作動さ
せて作業を行うとき等に必要であり、作業性を向上させることができる。
また、図7に示す如く、前記図1に示している基本的な走行用ミッションケー
ス4において、駐車ブレーキペダル78を支軸78aにより回動自在に支承し、
その作用アーム78b側と左右の操向クラッチ3とを同時作用(切り)可能に連
結すると共に、同じ作用アーム78b側とスピン旋回用クラッチ8とを作用(ロ
ック)可能に連結して構成させる。
【0055】
このような構成により、該駐車ブレーキペダル78を踏み込むことにより、左
右の操向クラッチ3が同時に切りとなると共に、スピン旋回用クラッチ8をメカ
的にロックさせることにより、該クラッチ8を駐車ブレーキとして利用すること
ができるから、コスト的にも低減効果がある。
【0056】
また、前記図7に示している走行用ミッションケース4において、このケース
4に使用しているミッションオイルを、油圧式無段変速装置29の作動用と各旋
回用クラッチ6,7,8の作動用及び低中・高速用クラッチ39,41の作動用
として共用使用すると共に、該無段変速装置29の回路の適所にはオイルフィル
タ79を設けて構成させる。
【0057】
このような構成により、該ミッションオイルを各油圧源として利用できるから
構成を単純化できると共に、該無段変速装置29の回路の適所にサクションフィ
ルタ79aとラインフィルタ79bを介在配置させることにより、該無段変速装
置29内へは各フィルタ79a,79bによって濾過された綺麗なオイルを送油
することができ、このことがミッションオイル全体を綺麗にし各油圧トラブルを
低減させることができる。
【0058】
なお、従来では、該無段変速装置29には専用のオイルタンクを装備し、該無
段変速装置29の回路と油圧クラッチの回路には各別にオイルフィルタを設けて
いるため、コスト高であった。
また、図8に示す如く、走行用ミッションケース80のギヤ連動機構は、基本
的には、前記図1に示している走行用ミッションケース4に準じた構成と同じで
あり、該旋回用クラッチ軸5に軸止したマイルド旋回用クラッチ6及びブレーキ
旋回用クラッチ7についても変更はないが、旋回用クラッチ軸5の該ミッション
ケース80の外側壁80aから突出させた軸端部に軸止するスピン旋回用クラッ
チ8に代えて、駐車ブレーキ81を軸止させた部分のみが変更されている。
【0059】
該ミッションケース80を作用させる油圧回路は、図9に示す如く、基本的に
は、前記図4に示している油圧回路に準じた構成と同じであり、変更されている
部分は、該作動排出側油路pから送油される旋回切替電磁弁74に代えて、4ポ
ート・2位置切替えの旋回切替電磁弁82を介し、各々マイルド旋回用クラッチ
6,ブレーキ旋回用クラッチ7へ切替え作動可能に接続させる部分のみが変更さ
れている。
【0060】
このような構成により、該旋回切替電磁弁82がOFF状態のときは、ブレー
キ旋回用クラッチ7へ送油してブレーキ旋回を行わせる。通常、コンバイン作業
ではブレーキ旋回による作業が最も多く、マイルド旋回での作業頻度は少ないこ
とから、ブレーキ旋回側を非通電状態とすることにより、電磁コイルの耐久性の
向上及び消費電力を低減することができる。
【0061】
また、前記ミッションケース80において、該旋回用クラッチ軸5の該ケース
80の外側壁80aから突出させた軸端部に軸止する駐車ブレーキ81を、前記
支軸78aにより回動自在に支承した駐車ブレーキペダル78の作用アーム78
bを介して左右の操向クラッチ3を同時作用(切り)可能に連結すると共に、該
作用アーム78bと駐車ブレーキ81とを作用(ロック)可能に連結して構成さ
せる。
【0062】
このような構成により、該駐車ブレーキペダル78を踏み込むことにより、左
右の操向クラッチ3が同時に切りとなると共に、駐車ブレーキ81をロックさせ
ることができるから、前記差動ギヤ装置1の回転を固定させて制動を行うという
簡単な機構で駐車ブレーキとして使用することができる。
【0063】
なお、該ミッションケース80では、マイルド旋回作用とブレーキ旋回作用に
ついてのみ実行可能であり、スピン旋回作用については実行不可能であるが、ス
ピン旋回作用は実行頻度が少ないため実用上余り不便を来すことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
走行用ミッションケースのギヤ連動機構の配列状態を示す正面展開線図。
【図2】
操作装置の操作パネル上に設けた各レバー類その他の配置状態を示す平面図。
【図3】
傾動操作により作用する操向操作具(パワステレバー)の構成を示す正面図。
【図4】
副変速及び各旋回用クラッチの切り替えを行う油圧回路を示すブロック図。
【図5】
副変速レバーによる副変速の切り替えと油圧モータの変速状態を示す作用図。
【図6】
図4に示す油圧回路において駐車ブレーキの切り替え関係を示すブロック図。
【図7】
ミッションケースにおいてメカ式駐車ブレーキと潤滑油の状態を示す作用図。
【図8】
図1に示すミッションケースにおいてスピン旋回の省略を示す正面展開線図。
【図9】
図4に示す油圧回路において旋回切替電磁弁の変更関係を示すブロック図。
【図10】
コンバインにおける全体構成を示す側面図。
【符号の説明】
1. 差動ギヤ装置
2. 車体
3. 操向クラッチ
4. 走行用ミッションケース
5. 旋回用クラッチ軸
6. マイルド旋回用クラッチ
7. ブレーキ旋回用クラッチ
8. スピン旋回用クラッチ
9. 操向操作具
9a. 旋回切替スイッチ
10. 感度設定ダイヤル
29. 油圧式無段変速装置
29a. 可変油圧ポンプ
29b. 可変油圧モータ

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