JP2003237520A - 車両のシート構造 - Google Patents

車両のシート構造

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JP2003237520A JP2002035363A JP2002035363A JP2003237520A JP 2003237520 A JP2003237520 A JP 2003237520A JP 2002035363 A JP2002035363 A JP 2002035363A JP 2002035363 A JP2002035363 A JP 2002035363A JP 2003237520 A JP2003237520 A JP 2003237520A
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collision
mat
vehicle
seat belt
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Yoshibumi Taoka
義文 田岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のシート構造において、プリテンショナ
ー装置を補助する機能又はプリテンショナー装置に代わ
る機能を、既存の構造を有効に利用して簡素に構成す
る。 【解決手段】 シートの座部1又は背もたれ部2の表面
に薄い袋状のマット体21〜25を備え、シートベルト
12を配置する。車体が衝突する直前であることを検出
する衝突直前センサー40の検出に基づいて、シートの
座部1又は背もたれ部2のマット体21〜25に急速に
流体を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車や商用車、
バス等の車両におけるシートの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、衝突時にシートベルト
を引き込むプリテンショナー装置を備えて、衝突時にシ
ートベルトの弛みを少なくするように構成したものがあ
る。プリテンショナー装置としては、エアバッグ装置の
インフレータと同様なインフレータを使用して、爆発的
にガスを発生させることによりシートベルトを引き込む
ように構成されたものが多くある。
【0003】このようにシートベルトの弛みを少なくす
ることにより、シートに着座する乗員の上半身が前方に
倒れる状態をシートベルトにより抑える機能や、シート
に着座する乗員の腰部がシートの座部に沿って前方に移
動する状態をシートベルトにより抑える機能が、充分に
発揮されるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に記載のプ
リテンショナー装置のように、インフレータを使用して
シートベルトを引き込むように構成した場合、インフレ
ータだけではシートベルトの引き込み量に限界があるの
で、シートベルトの引き込み量をもう少し大きくする必
要のある状態では、プリテンショナー装置をもう一組備
える必要が生じてくる。
【0005】しかしながら、インフレータを使用してプ
リテンショナー装置を構成すると、プリテンショナー装
置の構造が比較的複雑なものとなり易く、生産コストが
比較的高いものになり易いので、インフレータを使用し
たプリテンショナー装置を2組備えることは、困難なこ
とが多い。本発明は、車両のシート構造において、プリ
テンショナー装置を補助する機能又はプリテンショナー
装置に代わる機能を、既存の構造を有効に利用して簡素
に構成することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】[I]車両のシートにお
いては、シートの座部又は背もたれ部の表面に薄い袋状
のマット体を備えて、マット体に流体(例えば空気やガ
ス、液体等)を供給したり、マット体から流体を排出し
たりするように構成したものがある。これによって、体
型の異なる乗員がシートに着座しても、マット体に供給
する流体の圧力や量を調節することにより、乗員の体型
に関係なく同じ乗り心地が得られるようにしたり、好み
の乗り心地が得られるようにすることができる。又、乗
員が長時間に亘って着座する場合、マット体に流体を供
給したり、マット体から流体を排出したりすることを繰
り返すことにより、乗員が長時間に亘って着座すること
によるシビレや痛みを緩和することができる。
【0007】請求項1(請求項2)の特徴によると、前
述のようなシートの座部又は背もたれ部の表面に薄い袋
状のマット体を備え、シートベルトが配置された車両の
シート構造において、車体が衝突する直前であることを
検出する衝突直前センサーを備えて(車体の衝突を検出
する衝突センサーを備えて)、衝突直前センサーの検出
に基づいて(衝突センサーの検出に基づいて)、シート
の座部又は背もたれ部のマット体に急速に流体を供給す
るように構成している。
【0008】請求項1(請求項2)の特徴のように、シ
ートの座部又は背もたれ部のマット体に急速に流体を供
給すると、シートに着座する乗員がシートに対して上方
に少し押し上げられた状態(又は前方に少し押し出され
た状態)となり、シートに着座する乗員がシートベルト
に押し付けられる状態となるので、その分だけシートベ
ルトの弛みが少なくなる。
【0009】これにより、請求項1(請求項2)の特徴
によると、既存の構造と言って良いようなマット体を利
用して、シートベルトの弛みが少なくなるように構成す
ることによって、従来の技術に記載のようなプリテンシ
ョナー装置を2組備えなくても、着座した乗員の上半身
が前方に倒れる状態をシートベルトにより抑える機能
や、着座した乗員の腰部がシートの座部に沿って前方に
移動する状態をシートベルトにより抑える機能を、充分
に発揮させることができる。又、マット体によりシート
ベルトの弛みを充分に少なくすることができれば、従来
の技術に記載のようなプリテンショナー装置を廃止する
ことも可能になる。
【0010】[II]車両では一般に3点式のシートベ
ルトが使用されることが多い。これにより、請求項1
(請求項2)の特徴において、例えばシートの背もたれ
部のマット体に急速に流体を供給するように構成すれ
ば、シートに着座する乗員がシートに対して前方に少し
押し出された状態となり、シートに着座する乗員の胸部
付近に位置するシートベルトの部分に、シートに着座す
る乗員の胸部が押し付けられる状態となるので、シート
に着座する乗員の上半身が前方に倒れる状態をシートベ
ルトにより抑える機能が、充分に発揮され易くなる。
【0011】請求項1(請求項2)の特徴において、例
えばシートの座部のマット体に急速に流体を供給するよ
うに構成すれば、シートに着座する乗員がシートに対し
て上方に少し押し上げられた状態となり、シートに着座
する乗員の腰部付近に位置するシートベルトの部分に、
シートに着座する乗員の腰部が押し付けられる状態とな
るので、シートに着座する乗員の腰部がシートの座部に
沿って前方に移動する状態をシートベルトにより抑える
機能が、充分に発揮され易くなる。
【0012】[III]請求項1の特徴によると、車体
が衝突する直前であることを検出する衝突直前センサー
を備えており、衝突直前センサーの検出に基づいて、シ
ートの座部又は背もたれ部のマット体に急速に流体を供
給するように構成している。請求項1の特徴のように、
車体が衝突する少し前からシートの座部又は背もたれ部
のマット体に急速に流体を供給するように構成すれば、
車体が衝突してからシートの座部又は背もたれ部のマッ
ト体に急速に流体を供給する構成に比べて、シートベル
トの弛みを遅れることなく少なくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2は乗用車のシート
(運転席)を示しており、シートは座部1、背もたれ部
2及びヘッドレスト3を備えて構成されている。フロア
部4に左右一対のロアレール5が固定され、左右一対の
アッパーレール6がロアレール5に沿って前後方向に移
動自在に支持されており、背もたれ部2がリクライナ部
7を介してアッパーレール6に取り付けられている。
【0014】図2に示すように、前フレーム8、後フレ
ーム9、右及び左の横フレーム(図示せず)により平面
視で枠状のフレームが構成されて、右及び左の横フレー
ムがアッパーレール6に固定されている。直線部と半円
状の円弧部とが交互に配置されるように線状のバネ材を
S字状に何回も折り曲げてバネ部材11が構成されてお
り、右及び左の横フレームに亘って複数のバネ部材11
が架設されている。
【0015】図2に示すように、前フレーム8、後フレ
ーム9、右及び左の横フレーム、バネ部材11に、発泡
ウレタン等のパッド部材13が乗せられ、パッド部材1
3に表皮15が被せられて、シートの座部1が構成され
ている。同様に発泡ウレタン等のパッド部材14に表皮
16が被せられて、シートの背もたれ部2が構成されて
いる。
【0016】図2に示すように、バックル部10(シー
トベルトアンカー)が、左右中央側のアッパーレール6
に取り付けられており、シートベルト12が通された金
具18をバックル部10に挿入して固定する。シートベ
ルト12は3点式に構成されており、図4に示すように
シートベルト12の巻き取り装置37が、Bピラー(図
示せず)の内部に配置されて、Bピラーの上部からシー
トベルト12が繰り出されている。シートベルト12の
先端がシートに対してサイドドア(図示せず)側の車体
の固定部に固定されており、シートベルト12の中間部
分に金具18が通されている。
【0017】図4に示すように、プリテンショナー装置
(図示せず)が、巻き取り装置37と一緒にBピラーの
内部に組み込まれている。プリテンショナー装置は、イ
ンフレータによりシートベルト12を瞬間的に所定の引
き込み量だけ巻き取り装置37に引き込み、その後にシ
ートベルト12が巻き取り装置37から引き出されるの
に対して抵抗を与えるように構成されている。シートの
前方に配置されたステアリングハンドル38に、エアバ
ッグ39が備えられている。
【0018】図1及び図2に示すように、合成樹脂製で
薄い袋状の第1マット体21、第2マット体22、第3
マット体23、第4マット体24及び第5マット体25
が備えられている。第1〜第4マット体21〜24が長
方形状であるのに対し、第5マット体25は長方形のド
ーナツ状に構成されている。シートの座部1におけるパ
ッド部材13と表皮15との間において、第1マット体
21がシートに着座する乗員の臀部の右及び左側の位
置、第4マット体24がシートに着座する乗員の右及び
左の太股部の位置、第5マット体25がシートに着座す
る乗員の臀部の中央の位置に配置されている。シートの
背もたれ部2におけるパッド部材14と表皮16との間
において、第2マット体22がシートに着座する乗員の
腰部の右及び左側の位置、第3マット体23がシートに
着座する乗員の腰部の中央の位置に配置されている。
【0019】図2に示すように、空気供給装置17が備
えられており、空気供給装置17はアッパーレール6に
固定されている。図3に示すように、空気供給装置17
はモータ19、モータ19により駆動されるポンプ2
0、電磁操作式の供給弁26、ポンプ20の加圧空気が
供給弁26を介して供給されるエアチャンバー27、電
磁操作式の排気弁28、電磁操作式の給排弁31,3
2,33,34,35及び制御装置29等を備えてユニ
ット状に構成されている。
【0020】図3に示すように、第1マット体21と給
排弁31、第2マット体22と給排弁32、第3マット
体23と給排弁33、第4マット体24と給排弁34、
第5マット体25と給排弁35とが、細いチューブ30
を介して接続されている。図1及び図2に示すように、
チューブ30はパッド部材13,14と表皮15,16
との間に配置されており、シートの座部1と背もたれ部
2との間を通して空気供給装置17(給排弁31〜3
5)に接続されている。これにより、第1〜第5マット
体21〜25の各々にエアチャンバー27の加圧空気を
給排弁31〜35を介して独立に供給することができる
のであり、第1〜第5マット体21〜25の各々から加
圧空気を給排弁31〜35を介して独立に排出すること
ができる。
【0021】次に、第1〜第5マット体21〜25及び
空気供給装置17の機能について説明する。図3に示す
ように、空気供給装置17の制御装置29に操作信号を
送る遠隔操作用のリモコン36が備えられている。リモ
コン36を操作することにより、第1〜第5マット体2
1〜25の各々に独立に加圧空気を供給して、第1〜第
5マット体21〜25の内圧を所望の値に設定すること
ができる。これにより、乗員の体型に関係なく同じ乗り
心地が得られるようにしたり、好みの乗り心地が得られ
るようにすることができる。
【0022】この場合、リモコン36のメインスイッチ
を入り操作すると、前回の状態(リモコン36のメイン
スイッチが切り操作された際の第1〜第5マット体21
〜25の内圧の状態)になるように、第1〜第5マット
体21〜25に加圧空気が自動的に供給されるので、こ
の後にリモコン36を操作することにより、第1〜第5
マット体21〜25の内圧を所望の値に設定する。
【0023】前述のように第1〜第5マット体21〜2
5の内圧を所望の値に設定すると(リモコン36のメイ
ンスイッチが切り操作された際の第1〜第5マット体2
1〜25の内圧の状態になると)、その際の内圧の値を
最高値として、第3,4,5マット体23,24,25
の内圧が所定周期で上昇及び下降を繰り返すように、給
排弁33,34,35が操作される。これにより、乗員
が長時間に亘って着座することによるシビレや痛みを緩
和することができる。
【0024】この場合、第1〜第5マット体21〜25
の内圧を所望の値に設定した際(リモコン36のメイン
スイッチが切り操作された際の第1〜第5マット体21
〜25の内圧の状態になった際)、前述のように第3,
4,5マット体23,24,25の内圧が所定周期で上
昇及び下降を繰り返す状態が行われない状態も、設定す
ることが可能である。リモコン36のメインスイッチを
入り操作しなければ、第1〜第5マット体21〜25に
加圧空気が供給されないので、乗員の好みにより第1〜
第5マット体21〜25に加圧空気が供給されない状態
とすることもできる。
【0025】次に、車両が障害物に衝突する場合につい
て説明する。図4に示すように、車体の前部に衝突直前
センサー40が備えられて、衝突直前センサー40の後
方に衝突センサー41が備えられている。衝突センサー
41は、車体が衝突した際の慣性力により車両の衝突を
検出するように構成されている。衝突直前センサー40
は、赤外線や超音波、レーザー光や磁気波等によって車
体から前方の障害物までの距離を検出するように構成さ
れており、衝突直前センサー40の検出値を微分処理す
ることによって、車体の速度を検出することができ、現
在の車体の速度により車体が障害物に衝突するまでの時
間を検出することができる。
【0026】これにより、衝突直前センサー40の検出
値により、車体の障害物への衝突が避けることができな
い状態であると判断されると、図4から図5に示すよう
に、第1〜第5マット体21〜25に急速に加圧空気が
供給され、第1〜第5マット体21〜25の内圧が急速
に最大値に高められる。
【0027】従って、シートに着座する乗員がシートに
対して第2及び第3マット体22,23により前方に少
し押し出された状態となり、シートに着座する乗員の胸
部付近に位置するシートベルト12の部分に、シートに
着座する乗員の胸部が押し付けられる状態となる。シー
トに着座する乗員がシートに対して第1,4,5マット
体21,24,25により上方に少し押し上げられた状
態となり、シートに着座する乗員の腰部付近に位置する
シートベルト12の部分に、シートに着座する乗員の腰
部が押し付けられる状態となる。このようにして、シー
トベルト12の弛みが少なくなる。
【0028】図5から図6に示すように衝突センサー4
1の検出により、車体の障害物への衝突が検出される
と、プリテンショナー装置により、シートベルト12が
瞬間的に所定の引き込み量だけ巻き取り装置37に引き
込まれ、その後にシートベルト12が巻き取り装置37
から引き出されるのに対して抵抗が与えられる状態とな
るのであり、これと同時にエアバッグ39が膨張する。
【0029】[発明の実施の第1別形態]前述の[発明
の実施の形態]では衝突直前センサー40及び衝突セン
サー41の両方を備えているが、衝突センサー41を残
して衝突直前センサー40を廃止するように構成しても
よい。このように構成した場合、衝突センサー41の検
出により車両の障害物への衝突が検出されると、第1〜
第5マット体21〜25に急速に加圧空気が供給され
て、第1〜第5マット体21〜25の内圧が急速に最大
値に高められ、これと同時にプリテンショナー装置によ
り、シートベルト12が瞬間的に所定の引き込み量だけ
巻き取り装置37に引き込まれ、その後にシートベルト
12が巻き取り装置37から引き出されるのに対して抵
抗が与えられる状態となり、エアバッグ39が膨張する
ように構成する。
【0030】[発明の実施の第2別形態]前述の[発明
の実施の形態]及び[発明の実施の第1別形態]では、
第1〜第5マット体21〜25に空気を供給するように
構成しているが、空気以外のガスや液体を第1〜第5マ
ット体21〜25に供給するように構成することも可能
である。前述の[発明の実施の形態]及び[発明の実施
の第1別形態]では、シートの座部1及び背もたれ部2
の両方に、第1〜第5マット体21〜25を備えている
が、シートの座部1にのみマット体(図示せず)を備え
たり、シートの背もたれ部2にのみマット体(図示せ
ず)を備えて本発明を適用することが可能であり、本発
明はシート(運転席)ばかりではなく、シート(助手
席)や後側のシートにも適用できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1(請求項2)の特徴によると、
車両のシート構造において、既存の構造と言って良いよ
うなマット体を利用することにより、シートベルトの弛
みを少なくすることができるようになった。これによ
り、従来の技術に記載のようなプリテンショナー装置を
2組備えなくても、着座した乗員の上半身が前方に倒れ
る状態をシートベルトにより抑える機能や、着座した乗
員の腰部がシートの座部に沿って前方に移動する状態を
シートベルトにより抑える機能を、充分に発揮させるこ
とができるようになった。又、従来の技術に記載のよう
なプリテンショナー装置を廃止することが可能になっ
て、構造の簡素化及び生産コストの低減と言う面で有利
なものとなった。
【0032】請求項1の特徴によると、車体が衝突する
少し前からシートの座部又は背もたれ部のマット体に急
速に流体を供給するように構成することにより、シート
ベルトの弛みを遅れることなく少なくすることができる
ようになるので、着座した乗員の上半身が前方に倒れる
状態をシートベルトにより抑える機能や、着座した乗員
の腰部がシートの座部に沿って前方に移動する状態をシ
ートベルトにより抑える機能を、さらに充分に発揮させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートの全体斜視図
【図2】シートの座部の付近の縦断側面図
【図3】空気供給装置の概要及び第1〜第5マット体と
空気供給装置との接続状態を示す概略図
【図4】シートに乗員が着座した状態を示す側面図
【図5】図4に示す状態から衝突直前センサーの検出に
基づいて、第1〜第5マット体に急速に加圧空気が供給
された状態を示す側面図
【図6】図5に示す状態から衝突センサーの検出に基づ
いて、プリテンショナー装置によりシートベルトが巻き
取り装置に引き込まれ、エアバッグが膨張した状態を示
す側面図
【符号の説明】
1 シートの座部 2 シートの背もたれ部 12 シートベルト 21,22,23,24,25 マット体 40 衝突直前センサー 41 衝突センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの座部又は背もたれ部の表面に薄
    い袋状のマット体を備え、シートベルトが配置された車
    両のシート構造であって、 車体が衝突する直前であることを検出する衝突直前セン
    サーと、 前記衝突直前センサーの検出に基づいて、前記シートの
    座部又は背もたれ部のマット体に急速に流体を供給する
    急速供給手段を備えてある車両のシート構造。
  2. 【請求項2】 シートの座部又は背もたれ部の表面に薄
    い袋状のマット体を備え、シートベルトが配置された車
    両のシート構造であって、 車体の衝突を検出する衝突センサーと、 前記衝突センサーの検出に基づいて、前記シートの座部
    又は背もたれ部のマット体に急速に流体を供給する急速
    供給手段を備えてある車両のシート構造。
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