JP2003237510A - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JP2003237510A
JP2003237510A JP2002033744A JP2002033744A JP2003237510A JP 2003237510 A JP2003237510 A JP 2003237510A JP 2002033744 A JP2002033744 A JP 2002033744A JP 2002033744 A JP2002033744 A JP 2002033744A JP 2003237510 A JP2003237510 A JP 2003237510A
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alarm
vehicle
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inter
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Susumu Masuda
奨 増田
Yoshiaki Miichi
善紀 見市
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人の認識特性に適した警報動作を行える警
報装置を提供する。 【解決手段】 警報装置は、警報を報知する警報手段
(20)と、個人の認識特性を検出する認識特性検出手
段(13)と、その出力に応じて警報手段の報知特性を
変更する変更手段(30)とを備える。この警報装置
は、車間距離制御機能を備えた車両走行制御装置などに
付設され、この場合、個々の運転者の認識特性たとえば
聴覚特性や反応速度特性に基づいて設定される許容車間
距離にまで実際車間距離が小さくなると警報ブザー(3
3)や警告灯(34)が駆動され、車両の安全運転が図
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は警報装置に関し、特
に、個人の認識特性に適した警報動作を行う警報装置に
関する。
【0002】
【関連する背景技術】車両走行上の安全性向上を高める
ため、車両には警報装置が搭載され、例えば、先行車と
自車との相対距離が許容車間距離以下になると警報を発
する車間距離警報装置が知られている。車間距離警報装
置において、許容車間距離は一般には固定的に設定され
るが、運転者の疲労度合などの運転特性に応じて許容車
間距離を可変設定することが知られている。この様な車
間距離警報装置によれば、運転者の疲労度合が増すほど
許容車間距離が増大され、安全が図られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、個々の
運転者の間には聴力や反応速度などの認識特性に相違が
あり、たとえ上記の如く運転特性に応じて許容車間距離
を可変設定するとしても個々の運転者に適した許容車間
距離を設定できるとは限らない。これは、その他の警報
装置における閾値の設定についても同様である。
【0004】本発明の目的は、個人の認識特性に適した
警報動作を行える警報装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の警報装
置は、個人の認識特性を検出する認識特性検出手段の出
力に応じて警報手段の報知特性を変更手段により変更す
ることを特徴とする。請求項1に係る警報装置によれ
ば、個人の認識特性に適した報知特性で警報手段が動作
するので、警報対象装置を操作する個人に対して的確な
操作を促すことができる。例えば、警報装置を車両に搭
載した場合、個々の運転者の認識特性に適した警報動作
が行われて車両の安全走行が図られる。
【0006】請求項2に記載の警報装置は、認識特性検
出手段が個人情報記憶手段から個人の認識特性を検出す
ることを特徴とする。請求項2の警報装置によれば、個
人の認識特性を個人情報記憶手段に予め記憶させておく
ことができるので、警報装置を使用する度に認識特性を
検出する必要がなく、警報装置の構成や認識特性検出手
順が簡易になり、警報装置のコスト低減が図られる。
【0007】請求項3に記載の警報装置は、認識特性検
出手段が検出した個人の聴覚特性に基づいて、警報手段
が備える警報音発生装置からの警報音の音量を変更手段
により変更することを特徴とする。請求項3の警報装置
によれば、個人の聴覚特性に適した音量の警報音によっ
て的確な警報作用が奏される。また、警報音の音量は比
較的簡易かつ低廉な構成要素によってきめ細かく調整可
能であるので、警報効果に優れた警報装置を低廉に提供
することができる。
【0008】請求項4に記載の警報装置は、警報手段の
動作開始タイミングを認識特性検出手段の出力に応じて
変更することを特徴とする。請求項4の警報装置によれ
ば、個人の認識特性に適したタイミングで警報動作が開
始されるので、警報対象装置をより的確に操作可能にな
る。請求項5に記載の警報装置は、警報手段の警報動作
形態を変更することを特徴とする。
【0009】請求項5の警報装置によれば、個人の認識
特性に適した形態で警報動作が行われるので、警報対象
装置を適正に操作可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、車両走行制御装置に付設さ
れる本発明の一実施形態による警報装置を説明する。図
1に示すように、車両走行制御装置は、例えばマイクロ
コンピュータや入出力インターフェイス回路などからな
る電子制御ユニット10と、制御ユニット10の入力側
に接続された車間距離センサ21及び車速センサ22
と、制御ユニット10の出力側に接続されたスロットル
アクチュエータ31及びブレーキアクチュエータ32と
を備えている。
【0011】車間距離センサ21は、例えばCCDカメ
ラやレーザレーダなどから構成され、車両の前部に設け
られて先行車と自車間の実際車間距離を計測するように
なっており、車速センサ22は、車両の従動輪の車輪速
などから実際車速を検出するように構成されている。車
両走行制御装置では、先行車と自車間の実際車間距離が
目標車間距離になるように車速が制御されるが、この車
速制御に関連して、制御ユニット10は、車間距離セン
サ21が検出した実際車間距離に基づいて先行車に対す
る自車の追従目標車速を設定するための追従目標車速設
定部11と、同設定部11が設定した目標車速と車速セ
ンサ22が検出した実際車速とに基づいて得た制御出力
をアクチュエータに送出して自車の車速を増減制御する
車速制御部12とを有している。本実施形態では、車速
制御部12は、エンジン出力を調節するスロットルアク
チュエータ31と制動力を調節するブレーキアクチュエ
ータ32との双方を駆動制御するようになっている。
【0012】本実施形態の警報装置は、実際車間距離が
許容車間距離を下回ったときに警報動作する点で従来の
ものと基本構成が同一であるが、個々の運転者の認識特
性たとえば聴力や反応速度を検出する認識特性検出手段
を備え、個々の運転者間の認識特性の相違を考慮して各
運転者に適合した警報動作を行える点に特徴がある。本
実施形態の認識特性検出手段は、電子制御ユニット10
が備える認識特性判定部13から構成され、この判定部
13は、図示しないIDカードに個人の認識特性として
予め記憶された聴覚特性(聴力特性)及び反応速度特性
をIDカードリーダ41を介して読み出して、認識特性
を判定するようになっている。IDカードはICチップ
などからなり、認識特性の測定やIDカードへの書き込
みは、自動車販売店などで行うようにすることができ
る。
【0013】なお、車両に搭載されたオーディオ装置
(図示略)の音量レベルを検出するオーディ音量検出部
42を、IDカードリーダ41に代えて用いても良く、
或いはIDカードリーダ41と共に用いても良い。オー
ディオ装置の音量レベルは個人の聴覚特性を反映してい
ると考えられるからである。警報装置の主要構成要素と
しての電子制御ユニット10は、認識特性判定部13か
らの、運転者の聴覚特性及び反応速度特性を表す判定出
力に基づいて運転者に適した許容車間距離を後述の如く
設定する許容車間距離設定部14と、この許容車間距離
と車間距離センサ21が検出した実際車間距離とに基づ
いて警報ブザー33を駆動する警報ブザー駆動部15と
を備えている。
【0014】また、本実施形態では、警報ブザー33が
発生する警報音の音量レベルを運転者の聴覚特性及び反
応速度特性に応じて可変して警報動作をより好適に行う
ため、電子制御ユニット10は、認識特性判定部13か
らの判定出力に応じて音量レベルを設定する警報音量レ
ベル設定部16を備えている。警報ブザー駆動時、警報
ブザー駆動部15は、警報音量レベル設定部16が設定
した音量レベルになるように警報ブザー33を駆動する
ことになる。
【0015】更に、本実施例では、警報ブザー33によ
る警報が有効でない難聴者については警告灯34により
警報を行うべく、電子制御ユニット10は、認識特性判
定部13からの判定出力に応じて運転者が難聴者である
か否かを判別し、この判別結果に応じて警報ブザー33
による警報または警告灯34による警報のいずれかを選
択する警報種別選択部17を有し、同選択部17からの
警報動作形態変更出力に従って警報ブザー駆動部15ま
たは警告灯駆動部18を作動可能にするように構成され
ている。
【0016】上記の説明から明らかなように、警報ブザ
ー(警報音発生装置)33及び警告灯34は警報を報知
する警報手段20を構成し、許容車間距離設定部14、
警報音量レベル設定部16および警報種別選択部17
は、警報手段20の報知特性を変更する報知特性変更手
段30を構成している。以下、図2ないし図5を参照し
て、警報装置の作動を説明する。
【0017】電子制御ユニット10は、例えば車両のイ
グニッションキーがオンされている場合、図2に示す許
容車間距離設定ルーチンを所定周期で実行する。この設
定ルーチンにおいて、IDカードリーダ41にIDカー
ド(図示略)が挿入されているか否かが判別され(ステ
ップS1)、この判別結果が肯定であれば、設定ルーチ
ンの制御指標であるフラグF1が許容車間距離の設定完
了を表す値「1」であるか否かが判別される(ステップ
S2)。
【0018】フラグF1の値が「1」でなければ、ID
カードに予め格納されている運転者の聴覚特性がIDカ
ードリーダ41を介して読み出され運転者が難聴者であ
るか否かが判別され(ステップS3)、難聴者でないと
判別された場合には、運転者の聴覚特性及び反応速度特
性に基づいて運転者に適した許容車間距離が設定される
(ステップS4)。
【0019】この許容車間距離設定は例えば以下のよう
に行われる。先ず、IDカードから読み込まれた聴覚特
性が良好、普通または不良のいずれであるのかが判別さ
れ、図3に示すように、運転者の聴覚特性が普通であれ
ば許容車間距離設定上の補正係数K1の値が「1.0」
に設定され、聴覚特性が不良であれば補正係数K1が
「1.0」より大きい値に設定され、また、聴覚特性が
良好であれば「1.0」より小さい値に設定される。
【0020】更に、IDカードから読み込まれた反応速
度特性が良好、普通または不良のいずれであるのかが判
別され、図4に示すように、運転者の反応速度特性が普
通であれば補正係数K2の値が「1.0」に設定され、
反応速度特性が不良であれば補正係数K2が「1.0」
より大きい値に設定され、反応速度特性が良好であれば
「1.0」より小さい値に設定される。
【0021】そして、聴覚特性および反応速度特性の双
方が普通であるような標準的な運転者に適した標準的な
許容車間距離に補正係数K1、K2のそれぞれの値が乗
じられ、これによりIDカードに記憶された聴覚特性及
び反応速度特性を備えた運転者に適した許容車間距離が
求められる。次に、IDカードに記憶された聴覚特性及
び反応速度特性に基づきこの運転者に適した警報音の音
量レベルが許容車間距離の場合と略同様に設定され(ス
テップS5)、フラグF1を許容車間距離の設定完了を
表す値「1」に設定して(ステップS6)、設定ルーチ
ンを終了する。
【0022】一方、設定ルーチンのステップS2におい
て運転者が難聴者であると判別された場合、後述の警報
制御ルーチンでの制御指標であるフラグF2が、難聴者
であることを表す値「1」に設定され(ステップS
7)、次に、IDカードから読み取られた運転者の反応
速度特性に基づいて補正係数K2を求め、この補正係数
K2を標準的な許容車間距離に乗じることにより運転者
に適した許容車間距離が設定され(ステップS8)、フ
ラグF1の値を「1」に設定して(ステップS6)、設
定ルーチンを終了する。
【0023】車両の運転者が常に同一人であればIDカ
ードリーダ41に挿入したままで良いが、別の運転者に
交代する場合には運転者自身のIDカードをIDカード
リーダ41から抜き取る。この様にIDカードが抜き取
られると、設定ルーチンのステップS1での判別結果が
否定になる。この場合、フラグF1が、許容車間距離を
設定未了であることを表す値「0」に設定される(ステ
ップS9)。そして、別の運転者のIDカードがIDカ
ードリーダ41に挿入されると、その運転者に適した許
容車間距離が新たに設定されることになる。
【0024】そして、車両走行中、電子制御ユニット1
0の車速制御部12は、追従目標車速設定部11が設定
した目標車速と車速センサ22が検出した実際車速とに
基づいてスロットルアクチュエータ31及びブレーキア
クチュエータ32を必要に応じて動作させて好適な車間
距離を維持する。但し、この様な車間距離制御は図示し
ない操作スイッチを運転者が車間距離制御位置にセット
した場合にのみ選択的に実施され、この操作スイッチが
非制御位置にセットされている場合には車間距離制御が
実施されず、好適な車間距離が維持されないおそれがあ
る。
【0025】そこで、警報装置は、実際車間距離が許容
車間距離以下になると、好適な車間距離を維持するよう
運転者に報知する警報動作を行う。詳しくは、警報装置
の主要構成要素である電子制御ユニット10は、例えば
イグニッションキーがオンされている間、図5に示す警
報制御ルーチンを所定周期で実施する。
【0026】図5の警報制御ルーチンにおいて、電子制
御ユニット10では、車間距離センサ21が検出した実
際車間距離が、図2の設定ルーチンで設定された許容車
間距離以下になったか否かが判別され(ステップS1
1)、この判別結果が否定であれば今回周期での制御処
理を終了し、所定時間経過後に警報制御ルーチンを再度
実行する。
【0027】そして、実際車間距離が許容車間距離以下
になったことがステップS11で判別されると、フラグ
F2の値が「1」であるか否かが判別され(ステップS
12)、この判別結果が否定であれば警報ブザー駆動部
15により警報ブザー33が駆動されて警報音が発せら
れる。既述のように、図2の設定ルーチンで設定される
許容車間距離は、運転者の認識特性すなわち聴覚特性及
び反応速度特性に適したものになっており、例えば、聴
覚特性や反応速度特性に劣る運転者の場合、許容車間距
離は標準的な許容車間距離特性より長くなっている。従
って、その様な場合には、警報装置の警報動作の開始タ
イミングは標準的な運転者の場合に比べて早められる。
この様に、許容車間距離が個々の運転者の認識特性に適
合したものになっているので、運転者による車間調整が
好適なタイミングで促され、これにより車両走行上の安
全性が確保される。
【0028】更に、図5のステップS12の判別結果が
肯定、すなわち運転者が難聴者である場合には警告灯3
4が駆動される(ステップS14)。この様に、難聴者
の場合には、警報ブザー33による警報に代えて警告灯
34による警報が実施される。すなわち、運転者の認識
特性に適した警報報知形態が選択されて運転者による車
間調整が好適形態で促され、走行安全性が確保される。
ステップS14の警告灯駆動では警告灯34を点灯して
も良いが、運転者の注意を惹くために点滅動作させるこ
とが好ましい。
【0029】要約すれば、本実施形態の警報装置によれ
ば、自車が先行車に過剰接近したときに警報動作する上
での許容車間距離および警報音レベルを個々の運転者の
認識特性たとえば聴覚特性及び反応速度特性に適合させ
て、警報動作の開始タイミングや警報音レベルを運転者
の認識特性に応じたものにすることができ、更に、難聴
者については警告灯すなわち可視表示により警報を報知
することができる。この結果、車両走行上の安全性が担
保され、事故を未然に防止可能になる。
【0030】以上で本発明の一実施形態による警報装置
についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限
定されない。例えば、上記実施形態では、車間距離が過
小になったときに警報音を発する警報装置を説明した
が、本発明は、個人の認識特性に応じて警報動作上の閾
値を変化させることが有用であるような種々の警報装置
に適用可能である。すなわち、本発明は、自車の車線逸
脱や自車の後側方からの他車の過剰接近などを警報する
車両用の警報装置あるいは車両用以外の警報装置に適用
可能であり、この様な警報装置における警報動作の開始
タイミング、警報音レベル、報知形態を個人の認識特性
に適合させて、的確な装置運転を促すことができる。
【0031】また、警報音による報知を行うことは必須
ではなく、警告灯などの視覚による報知はもとより、ス
テアリングハンドルや座席シートを振動させるなどの形
態で警報を報知しても良い。更に、警告灯の輝度や色を
認識特性に応じて可変しても良い。また、車間距離制御
機能を備えた車両制御装置に係る警報装置に本発明を適
用する場合においても、上記実施形態でのように報知形
態(警報種別)や警報音量レベルを運転者の認識特性に
応じて変更することは必須ではなく、単に許容車間距離
間隔を認識特性に応じて可変設定するようにしても良
く、これにより装置構成や制御処理手順が簡易化されて
コスト低減が図られる。
【0032】その一方で、よりきめ細かな警報動作を行
うようにしても良い。例えば、運転者の周波数領域毎の
聴覚特性をIDカードなどの個人情報記憶手段に記録し
ておき、警報音レベルを周波数領域毎に設定することが
できる。一般には、加齢により高周波領域での聴覚特性
が特に低下するので、この様な警報装置によれば高齢者
に対しても警報動作を的確に行える。
【0033】また、運転者個人の認識特性を記録する個
人情報記憶手段をIDカードで構成することは必須では
ない。例えば、同一車両を複数の運転者が交互に運転す
るような場合、それぞれの運転者の認識特性を電子制御
ユニット内のメモリに予め記憶しておくと共に指紋識別
装置などの個人識別装置を電子制御ユニットに接続して
も良い。この場合、電子制御ユニットは、運転者が車両
を使用する際に個人識別装置を介して識別情報を入力
し、この識別情報に対応する運転者の認識特性をメモリ
から読み出し、認識特性に基づき許容車間距離などの警
報装置の報知特性を設定することになる。
【0034】その他、本発明はその発明概念の範囲内で
種々に変形可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1の警報装置は、個人の認識特性
を検出する認識特性検出手段の出力に応じて警報手段の
報知特性を変更手段により変更するので、個人の認識特
性に適した報知特性で警報手段が動作して、警報対象装
置を操作する個人に対して的確な操作を促すことができ
る。
【0036】請求項2の警報装置は、認識特性検出手段
が個人情報記憶手段から個人の認識特性を検出するの
で、警報装置を使用する度に認識特性を検出する必要が
なく、警報装置の構成や認識特性検出手順を簡易化して
警報装置を廉価に提供することができる。請求項3の警
報装置は、認識特性検出手段が検出した個人の聴覚特性
に基づいて、警報手段が備える警報音発生装置からの警
報音の音量を変更するので、聴覚特性に適した音量の警
報音によって的確な警報作用が奏され、警報効果に優れ
た警報装置を低廉に提供することができる。
【0037】請求項4の警報装置は、警報手段の動作開
始タイミングを認識特性検出手段の出力に応じて変更す
るので、個人の認識特性に適したタイミングで警報動作
を開始させることができ、警報対象装置を的確に操作可
能である。請求項5の警報装置は、警報手段の警報動作
形態を変更するので、個人の認識特性に適した形態で警
報動作し、警報対象装置を適正に操作可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による警報装置を示す概略
ブロック図である。
【図2】図1に示した電子制御ユニットが実行する許容
車間距離設定ルーチンのフローチャートである。
【図3】図2の設定ルーチンでの許容車間距離設定に用
いられる聴覚特性・補正係数マップを示す図である。
【図4】許容車間距離設定に用いられる反応速度特性・
補正係数マップを示す図である。
【図5】図1の電子制御ユニットが実行する警報制御ル
ーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10 電子制御ユニット 13 認識特性判定部(認識特性検出手段) 20 警報手段 21 車間距離センサ 30 報知特性変更手段 33 警報ブザー(警報音発生装置) 34 警告灯 41 IDカードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 627 B60R 21/00 627 B60K 31/00 B60K 31/00 Z F02D 29/02 301 F02D 29/02 301D 45/00 376 45/00 376F 376H G08B 21/00 G08B 21/00 H // G08G 1/16 G08G 1/16 E Fターム(参考) 3D044 AA01 AA25 AA35 AB01 AC01 AC26 AC51 AC59 AD00 AD04 AD21 3G084 BA05 BA33 DA27 DA28 EA11 EB22 EC01 EC03 FA00 FA04 FA05 FA10 3G093 AA01 BA04 BA23 BA24 CB10 DB00 DB05 DB16 EA09 EB00 EB04 FA02 FB01 FB02 5C086 AA54 BA22 CA06 CA28 CB27 CB36 DA14 DA27 EA41 EA45 FA02 FA12 5H180 AA01 AA23 BB12 CC04 CC14 LL04 LL06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警報を報知する警報手段と、 個人の認識特性を検出する認識特性検出手段と、 前記認識特性検出手段の出力に応じて前記警報手段の報
    知特性を変更する変更手段とを備えることを特徴とする
    警報装置。
  2. 【請求項2】 前記認識特性検出手段が、前記個人の認
    識特性を記録する個人情報記憶手段から前記個人の認識
    特性を検出することを特徴とする請求項1に記載の警報
    装置。
  3. 【請求項3】 前記警報手段が、警報音を発生する警報
    音発生装置を備え、前記認識特性検出手段が個人の聴覚
    特性を検出し、前記変更手段が前記検出された聴覚特性
    に基づいて前記警報音の音量を変更することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の警報装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段が、前記認識特性検出手段
    の出力に応じて前記警報手段の警報動作の開始タイミン
    グを変更することを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の警報装置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段が、前記警報手段の警報動
    作形態を変更することを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の警報装置。
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