JP2003237442A - 車両用シートバック - Google Patents

車両用シートバック

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JP2003237442A
JP2003237442A JP2002036524A JP2002036524A JP2003237442A JP 2003237442 A JP2003237442 A JP 2003237442A JP 2002036524 A JP2002036524 A JP 2002036524A JP 2002036524 A JP2002036524 A JP 2002036524A JP 2003237442 A JP2003237442 A JP 2003237442A
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seat
seat back
foam
kgf
vehicle seat
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Kazunari Ebe
一成 江部
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製バックフレームシートパッド本体が取
り付けられた車両用シートバックにおいて、上記シート
パッド本体の少なくとも背もたれ部分表面部に、このシ
ートパッド本体より軟らかくかつ減衰性の高いフォーム
部を形成してなることを特徴とする車両用シートバッ
ク。 【解決手段】 本発明の車両用シートバックは、人体に
伝わる振動を低減することができ、しかもシートバック
を重くするなどの不利もなく、組み立て作業性を悪化さ
せることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートバッ
クに関し、更に詳述すると、シートバックからこれに着
座する乗員に伝わる振動を可及的に低減させたシートバ
ックに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、自動車等の車両用シートバックは、着座する乗員に
金属製バックフレームからの振動を伝達し易いことが問
題となっており、この点を解決するために、シートバッ
クフレームの上部に肉厚鉄板製の質量体を設けたり、或
いはパイプ状のアップフレームの内部に一体物として固
化した低融点金属を充填して(特開平11−20833
0号公報)、フレームの共振周波数を低下させる、いわ
ゆるマスダンパ(ダイナミックダンパ)が用いられてい
た。
【0003】しかし、これら両方法は、いずれもフレー
ムに付加的な錘を装着するので、シート、ひいては車両
全体の重量増につながり、車両の燃費や動力性能に悪影
響を及ぼす。また、フレーム自体が重くなるので、シー
トを組み立てる際の作業性の悪化ももたらし、コストア
ップにもつながる。
【0004】本発明は、上記事情を改善するためになさ
れたもので、上記不利を解消し、振動を可及的に低減さ
せたシートバックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため鋭意検討を行った結果、マスダンパによって
共振周波数を操作するのではなく、シートフレームと人
体の間に介在するシートパッド或いはシートカバーの減
衰性を高めることにより、フレームの振動が人体に伝達
するのを防ぐことを確認し、本発明をなすに至った。
【0006】即ち、本発明は下記車両用シートバックを
提供する。 [請求項1] 金属製バックフレームにシートパッド本
体が取り付けられた車両用シートバックにおいて、上記
シートパッド本体の少なくとも背もたれ部分表面部に、
このシートパッド本体より軟らかくかつ減衰性の高いフ
ォーム部を形成してなることを特徴とする車両用シート
バック、[請求項2] 上記フォーム部が、25%圧縮
時の硬度が3〜15kgf/φ200、密度が15〜8
0kgf/m3、ボールリバウンド値が30〜60%、
厚さが5mm以上の軟質ポリウレタンフォームにて形成
されていることを特徴とする請求項1記載の車両用シー
トバック、[請求項3] 金属製バックフレームにシー
トパッド本体が取り付けられた車両用シートバックにお
いて、上記シートパッド本体の少なくとも背もたれ部分
に軟らかくかつ減衰性の高いフォーム部を形成してなる
ことを特徴とする車両用シートバック、[請求項4]
上記フォーム部が、25%圧縮時の硬度が5〜15kg
f/φ200、密度が25〜80kgf/m3、ボール
リバウンド値が30〜70%の軟質ポリウレタンフォー
ムにて形成されていることを特徴とする請求項3記載の
車両用シートバック、[請求項5] 金属製バックフレ
ームにシートパッド本体が取り付けられ、その上にシー
トカバーが取り付けられた車両用シートバックにおい
て、上記シートカバーの少なくとも背もたれ部分に、上
記シートパッド本体より軟らかくかつ減衰性の高いフォ
ーム体をシートカバーのワディングとして配設したこと
を特徴とする車両用シートバック、[請求項6] 上記
フォーム体が、25%圧縮時の硬度が3〜15kgf/
φ200、密度が15〜80kgf/m3、ボールリバ
ウンド値が30〜60%、厚さが5mm以上の軟質ポリ
ウレタンフォームにて形成されていることを特徴とする
請求項5記載の車両用シートバック、[請求項7] 金
属製バックフレームにシートパッド本体が取り付けら
れ、その上にシートカバーが取り付けられた車両用シー
トバックにおいて、上記シートカバーの少なくとも背も
たれ部分に、袋体を上下方向に揺動可能に配設すると共
に、この袋体内に上記シートパッド本体より軟らかくか
つ減衰性の高いフォーム体をワディングとして上下方向
に移動可能に充填したことを特徴とする車両用シートバ
ック、[請求項8] 上記フォーム体が、25%圧縮時
の硬度が3〜15kgf/φ200、密度が15〜80
kgf/m3、ボールリバウンド値が30〜60%の軟
質ポリウレタンフォームにて形成されていることを特徴
とする請求項7記載の車両用シートバック、[請求項
9] 金属性バックフレームにシートパッド本体が取り
付けられ、その上にシートカバーが取り付けられた車両
用シートバックにおいて、上記シートカバーの少なくと
も背もたれ部分に多数のひだ部がそれぞれ上下方向に揺
動可能に形成されたひだ状部材を設けたことを特徴とす
る車両用シートバック。
【0007】上記シートバックによれば、シートバック
から人体に伝わる振動が良好に低減される。
【0008】即ち、シートバックから人体に入力される
振動は、シートの構造上、上下方向の振動が多く、この
場合シートと人体との間には、図1に示すように剪断方
向の振動が生ずることになる。ここで、1はフロアー、
2はシートクッション、3が人体であり、10がシート
バックである。
【0009】従って、シートバックから人体に入ってく
る上下方向の振動Aを低減させるためには、シートパッ
ド或いはシートカバーが剪断方向の減衰特性を有する必
要がある。
【0010】また、シートバックは搭乗者がもたれかか
りやすいように傾斜角(α)がついているが、これによ
り上下方向の入力振動が前後方向にも転換されるため、
シートバック面直方向での振動(B)の吸収性も重要で
ある。
【0011】図2にシートバック接触面の拡大図を示
す。図2において、11は金属性バックフレーム、12
はシートパッド本体、13はシートカバーである。ここ
で、剛体であるフレーム部の上下方向並びに前後方向の
振動は、主にフロアーの上下振動が原因となって生じ
る。実際に人体(上半身)とフレームの間には、ウレタ
ンパッドと表皮カバーが介在しており、これらが剪断方
向並びに面直方向の減衰特性を有するためには、適度の
厚みと減衰性、そして硬度を付与する必要がある。
【0012】本発明のシートバックは、上記構成により
上記剪断方向及び面直方向において、良好な減衰効果を
与えるものである。
【0013】
【発明の実施の形態及び実施例】本発明の車両用シート
バックは、図2に示したように、金属性バックフレーム
11と、これに取り付けられたシートパッド本体12
と、通常、このシートパッド本体12上に取り付けられ
たシートカバー13とを備えたものである。
【0014】この場合、本発明においては、振動を低減
するため、(i)上記シートパッド本体の少なくとも背
もたれ部分表面部に、このシートパッド本体より軟らか
くかつ減衰性の高いフォーム部を形成する、(ii)上
記シートパッド本体の少なくとも背もたれ部分に、軟ら
かくかつ減衰性の高いフォーム部を形成する、(ii
i)上記シートカバーの少なくとも背もたれ部分に、上
記シートパッド本体より軟らかくかつ減衰性の高いフォ
ーム体をシートカバーのワディングとして配設する、
(iv)上記シートカバーの少なくとも背もたれ部分
に、袋体を上下方向に揺動可能に配設すると共に、この
袋体内に上記シートパッド本体より軟らかくかつ減衰性
の高いフォーム体をワディングとして上下方向に移動可
能に充填する、(v)上記シートカバーが取り付けられ
た車両用シートバックにおいて、上記シートカバーの少
なくとも背もたれ部分に多数のひだ部がそれぞれ上下方
向に揺動可能に形成されたひだ状部材を設けるという、
(i)〜(v)のいずれか1の構成又は2以上を組み合
わせた構成とするものである。
【0015】ここで、上記フォーム部又はフォーム体
は、特に軟質ポリウレタンフォームにて形成することが
好ましく、特に上記(i)のフォーム部、(iii),
(iv)のフォーム体の場合は25%圧縮時の硬度が3
〜15kgf/φ200、密度が15〜80kgf/m
3、ボールリバウンド値が30〜60%、厚さが5mm
以上の軟質ポリウレタンフォームにて形成されているこ
とが好ましい。より好ましくは、25%圧縮時の硬度が
5〜10kgf/φ200、密度20〜50kgf/m
3、ボールリバウンド値が30〜50%である。なお、
ボールリバウンド値(反発弾性)は、JIS K 64
00に準拠して測定した値である。また、厚さは5〜3
0mm、特に15〜25mmであることが更に好まし
い。
【0016】一方、上記(ii)のフォーム部の場合は
25%圧縮時の硬度が5〜15kgf/φ200、密度
が25〜80kgf/m3、ボールリバウンド値が30
〜70%の軟質ポリウレタンフォームにて形成されてい
ることが好ましく、より好ましくは25%圧縮時の硬度
が5〜10kgf/φ200、密度が25〜50kgf
/m3、ボールリバウンド値が30〜60%である。ま
た、その厚さは、通常15〜50mm、特に25〜40
mmとすることが好ましい。
【0017】これらの場合、硬度が小さすぎると、シー
トバックとして人体を支えられなくなるおそれがあり、
大きすぎると、振動吸収性が悪くなり、座り心地も悪化
するおそれがある。密度が低すぎると、フォームがへた
りやすくなったり、また振動吸収性も悪くなる場合があ
り、高すぎると、コストアップにつながることがある。
ボールリバウンド値が小さすぎると、硬度との兼合いで
振動吸収性が悪化する場合があり、大きすぎると、振動
を吸収しなくなるおそれがある。また、厚さが厚すぎる
と、シートバックとしてのサポート性が悪くなるおそれ
があり、薄すぎると、振動吸収性が悪くなるおそれがあ
る。
【0018】また、上記(i)において、シートパッド
本体は、25%圧縮時の硬度が5〜20kgf/φ20
0、特に8〜15kgf/φ200であることが好まし
く、上記フォーム部の硬度はこのシートパッド本体の硬
度より2〜10kgf/φ200、特に2〜5kgf/
φ200軟らかいものであることが好ましい。更にシー
トパッド本体のボールリバウンド値は30〜70%、特
に30〜60%であることが好ましく、上記フォーム部
のボールリバウンド値は、このシートパッド本体のボー
ルリバウンド値より5〜30%、特に5〜20%低いこ
とが好ましい。
【0019】なお、上記シートパッド本体の特性は、上
記(iii)〜(v)の態様におけるシートパッド本体
でも同様とすることができ、フォーム体との特性値の差
異も上記と同様とすることができる。また、(ii)の
態様において、軟らかくかつ減衰性の高いフォーム部以
外の部分の特性及びこれとフォーム部との特性値の差異
についても上記と同様である。
【0020】上記態様について、図面を参照して説明す
ると、図3は上記(i)の態様の例であり、これはシー
トパッド本体12の作成時に一体発泡によりフォーム部
(減衰層)12aをシート状に一体化したものである。
なお、このフォーム部(減衰層)12aは、一体発泡に
よるほか、後貼り等の方法によって形成することもでき
る。
【0021】また、図4は、高減衰配合により減衰フォ
ーム部12bを形成した上記態様(ii)の一例であ
る。
【0022】更に、図5は、態様(iv)の一例であ
り、図中13はシートカバー、14は袋状の表皮(袋
体)であり、この袋状表皮14は、その上下面がそれぞ
れジャバラ状に形成され、上下方向に揺動し得るように
フレーム側表皮に設けられていると共に、上記袋状表皮
14内に減衰フォーム体15を上記袋状表皮14の揺動
と共に、上下方向移動可能に充填されたものである。
【0023】図6は、態様(v)の一例を示し、16は
多数のひだ部16aを有し、これらひだ部16aが上下
方向に揺動可能に形成されたジャバラ状のひだ状部材で
あり、このひだ状部材16は、シートカバー13に取り
付けられている。
【0024】なお、図6のジャバラ形状はキノコ状であ
るが、形状はこれに限定されるものではなく、例えば三
角形状(図7)、矩形状(図8)、半円状(図9)等と
することができる。また、図6では中央部の腰椎近辺に
ひだ状部材を設けているが、ひだ状部材の位置は腰椎部
のみに限定されるものではない。
【0025】更に、上記ジャバラ状のひだ状部材内に,
上述した(i)の態様におけるフォーム部と同様の性状
の軟質ポリウレタンフォームのチップ等を充填させるよ
うにしてもよい。
【0026】なお、上記の高減衰軟質ポリウレタンフォ
ームは、公知の高減衰配合組成の発泡原料を用いて製造
することができる。
【0027】[実験例]図10,11にそれぞれシート
バック座面部にスラブ材(密度:40kg/m 3、25
%硬度:10kgf/φ200、BR(ボールリバウン
ド)値:35%、厚さ:20mm)を一体発泡した場合
としない場合との、シートバック座面(シートカバー無
し)上下方向と前後方向の加速度をそれぞれ示す。
【0028】各々の加速度は、身長170cm、体重の
70kgの男性被験者が加振台の上に取り付けられた自
動車用シートに着座し、周波数成分1〜100Hzのフ
ラットなパワースペクトラムを有する、マグニチュード
1.0m/s2の上下方向の加速度が加振台上で再現さ
れた時の被験者の胸骨の位置での加速度である。
【0029】図10,11に示すとおり、低硬度・高減
衰のスラブの影響により、上下・前後方向とも被験者に
入ってくる加速度が低減されていることがわかる。
【0030】
【発明の効果】本発明の車両用シートバックは、人体に
伝わる振動を低減することができ、しかもシートバック
を重くするなどの不利もなく、組み立て作業性を悪化さ
せることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シートバックによる人体に対する振動状態を
説明する概略図である。
【図2】 同状態の拡大断面図である。
【図3】 請求項1に係るシートバックの一例を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図4】 請求項3に係るシートバックの一例を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図5】 請求項7に係るシートバックの一例を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は(B)図に
おけるX部分の拡大図である。
【図6】 請求項9に係るシートバックの一例を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は(B)図に
おけるX部分の拡大図である。
【図7】 ひだ状部材の他の例を示す側面図である。
【図8】 ひだ状部材の別の例を示す側面図である。
【図9】 ひだ状部材の更に別の例を示す側面図であ
る。
【図10】 上下方向の加速度を示すグラフである。
【図11】 前後方向の加速度を示すグラフである。
【符号の説明】
10 シートバック 11 バックフレーム 12 シートパッド本体 12a フォーム部 12b フォーム部 13 シートカバー 14 袋状表皮(袋体) 15 フォーム体 16 ひだ状部材 16a ひだ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製バックフレームにシートパッド本
    体が取り付けられた車両用シートバックにおいて、上記
    シートパッド本体の少なくとも背もたれ部分表面部に、
    このシートパッド本体より軟らかくかつ減衰性の高いフ
    ォーム部を形成してなることを特徴とする車両用シート
    バック。
  2. 【請求項2】 上記フォーム部が、25%圧縮時の硬度
    が3〜15kgf/φ200、密度が15〜80kgf
    /m3、ボールリバウンド値が30〜60%、厚さが5
    mm以上の軟質ポリウレタンフォームにて形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用シートバッ
    ク。
  3. 【請求項3】 金属製バックフレームにシートパッド本
    体が取り付けられた車両用シートバックにおいて、上記
    シートパッド本体の少なくとも背もたれ部分に軟らかく
    かつ減衰性の高いフォーム部を形成してなることを特徴
    とする車両用シートバック。
  4. 【請求項4】 上記フォーム部が、25%圧縮時の硬度
    が5〜15kgf/φ200、密度が25〜80kgf
    /m3、ボールリバウンド値が30〜70%の軟質ポリ
    ウレタンフォームにて形成されていることを特徴とする
    請求項3記載の車両用シートバック。
  5. 【請求項5】 金属製バックフレームにシートパッド本
    体が取り付けられ、その上にシートカバーが取り付けら
    れた車両用シートバックにおいて、上記シートカバーの
    少なくとも背もたれ部分に、上記シートパッド本体より
    軟らかくかつ減衰性の高いフォーム体をシートカバーの
    ワディングとして配設したことを特徴とする車両用シー
    トバック。
  6. 【請求項6】 上記フォーム体が、25%圧縮時の硬度
    が3〜15kgf/φ200、密度が15〜80kgf
    /m3、ボールリバウンド値が30〜60%、厚さが5
    mm以上の軟質ポリウレタンフォームにて形成されてい
    ることを特徴とする請求項5記載の車両用シートバッ
    ク。
  7. 【請求項7】 金属製バックフレームにシートパッド本
    体が取り付けられ、その上にシートカバーが取り付けら
    れた車両用シートバックにおいて、上記シートカバーの
    少なくとも背もたれ部分に、袋体を上下方向に揺動可能
    に配設すると共に、この袋体内に上記シートパッド本体
    より軟らかくかつ減衰性の高いフォーム体をワディング
    として上下方向に移動可能に充填したことを特徴とする
    車両用シートバック。
  8. 【請求項8】 上記フォーム体が、25%圧縮時の硬度
    が3〜15kgf/φ200、密度が15〜80kgf
    /m3、ボールリバウンド値が30〜60%の軟質ポリ
    ウレタンフォームにて形成されていることを特徴とする
    請求項7記載の車両用シートバック。
  9. 【請求項9】 金属性バックフレームにシートパッド本
    体が取り付けられ、その上にシートカバーが取り付けら
    れた車両用シートバックにおいて、上記シートカバーの
    少なくとも背もたれ部分に多数のひだ部がそれぞれ上下
    方向に揺動可能に形成されたひだ状部材を設けたことを
    特徴とする車両用シートバック。
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