JP2003237179A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2003237179A
JP2003237179A JP2002038001A JP2002038001A JP2003237179A JP 2003237179 A JP2003237179 A JP 2003237179A JP 2002038001 A JP2002038001 A JP 2002038001A JP 2002038001 A JP2002038001 A JP 2002038001A JP 2003237179 A JP2003237179 A JP 2003237179A
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Japan
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recording medium
paper dust
unit
cutting
ink
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Application number
JP2002038001A
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English (en)
Inventor
Fujio Miyamoto
不二夫 宮本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録画像の画質を安定化することができるイ
ンクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】 連続した形態の記録媒体にインクを吐
出して画像を形成するインクジェットプリンタである。
切断手段に切断された記録媒体より発生した紙粉のう
ち、記録媒体にインクを定着させる定着手段の記録媒体
の搬送経路に付着した紙粉を除去する定着手段紙粉除去
手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばデジタルカメラ等で撮影さ
れた画像や例えばフラッシュメモリやCD等の記憶媒体
に記憶されているデータ化された画像等の印刷は、従来
の印画紙へ画像を焼き付ける方法に替えて、記録媒体に
インクを吐出して画像を形成するインクジェットプリン
タを用いて行われている。
【0003】このインクジェットプリンタでは、染料イ
ンクと顔料インクを用いることができるが、顔料インク
は、染料インクに比べて画像保存性が優れている一方
で、色素分子が粒子を形成しているため散乱光や反射光
の影響を受けて印刷画像の光沢性が劣るといった問題が
ある。そのため、上記インクジェットプリンタで顔料イ
ンクを用いて印刷を行う場合には、例えば分散剤が含有
された顔料インクを用いて、熱可塑性樹脂粒子を含むイ
ンク受容層を有する記録媒体に画像形成した後、熱可塑
性樹脂粒子を溶融及び平滑化させてインク受容層を透明
化するために記録媒体を加熱加圧する定着処理を行って
いる。
【0004】ところで、上記インクジェットプリンタが
ロール状に巻かれた長尺の記録媒体に対して画像印刷を
行う場合には、画像形成された記録媒体を例えばロータ
リーカッター等により切断した後、この切断された記録
媒体をインク定着部に搬送して定着処理を行うようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロータ
リーカッターにより記録媒体を切断すると、記録媒体の
切断部分より紙粉が発生し、この紙粉が空中に舞い散っ
て例えばインク定着部のローラ或いはベルト等の構成要
素に付着してしまう。この場合、送られてきた記録媒体
に対して定着処理を行う際に記録媒体に紙粉が付着して
しまい、定着処理による記録媒体の画像形成面の透明化
を適切に行えずに、記録画像の画質低下を招くことにな
る。また、空中に舞い散った紙粉が記録媒体の画像形成
面に直接付着する虞もある。さらに、例えば、記録媒体
の切断時にロータリーカッターの表面に紙粉が付着する
虞があり、この場合、ロータリーカッターの表面に紙粉
が付着したまま記録媒体を新たに切断すると、その記録
媒体の画像形成面に紙粉が付着することになる。
【0006】本発明の課題は、記録画像の画質を安定化
することができるインクジェットプリンタを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
連続した形態の記録媒体にインクを吐出して画像を形成
するインクジェットプリンタであって、画像形成された
記録媒体を切断する切断手段と、前記切断手段に切断さ
れた記録媒体にインクを定着させる定着手段と、前記画
像形成される記録媒体を前記切断手段と前記定着手段を
介して搬送する搬送手段と、前記切断手段に切断された
記録媒体より発生して、前記定着手段の記録媒体の搬送
経路に付着した紙粉を除去する定着手段紙粉除去手段と
を備えることを特徴としている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、切断手段に
切断された記録媒体より発生した紙粉のうち、記録媒体
にインクを定着させる定着手段の記録媒体の搬送経路に
付着した紙粉を除去する定着手段紙粉除去手段を備えて
いるので、記録媒体に対して定着処理を行う前に定着手
段の記録媒体の搬送経路に付着した紙粉を除去して、記
録媒体に定着処理を行った際に記録媒体の画像形成面に
紙粉が付着することがなくなる。よって、定着手段での
画像形成面の透明化を適切に行うことができ、記録画像
の画質を安定化することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のイ
ンクジェットプリンタにおいて、前記記録媒体の切断に
より前記切断手段の表面に付着した紙粉を除去する切断
手段紙粉除去手段を備えることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明によれば、記録媒体の
切断により切断手段の表面に付着した紙粉を除去する切
断手段紙粉除去手段を備えているので、切断手段の表面
に付着した紙粉を除去でき、切断手段で記録媒体を新た
に切断する際に記録媒体に紙粉が付着することがなくな
る。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録媒体
の切断により発生した紙粉を所定方向に吹き飛ばしたり
吸引したりするファンを備えることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明によれば、記録媒体の
切断により発生した紙粉を所定方向に吹き飛ばしたり吸
引したりするファンを備えているので、切断手段や記録
媒体の表面に付着した紙粉や空中に飛散した紙粉を除去
することができるだけでなく、インクジェットプリンタ
の内部を乾燥させて定着手段によるインクの定着性を高
めることもできる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか一つに記載のインクジェットプリンタにおい
て、前記定着手段より記録媒体の搬送方向上流側に位置
される記録媒体の表面を摺動して前記表面に付着した紙
粉を除去する記録媒体紙粉除去手段を備えることを特徴
としている。
【0014】請求項4記載の発明によれば、定着手段よ
り記録媒体の搬送方向上流側に位置される記録媒体の表
面を摺動して表面に付着した紙粉を除去する記録媒体紙
粉除去手段を備えているので、記録媒体紙粉除去手段に
より記録媒体の表面に付着した紙粉を除去できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を適宜参照して説明する。この実施の形態で例
示されるインクジェットプリンタ100は、例えば図1
に示すように、例えばケース1に覆われており、その内
部に、印刷時に記録媒体Pを画像形成部(後述)3等に
供給する記録媒体供給部2と、記録媒体Pにインクを吐
出、着弾させて画像形成を行う画像形成部3と、画像形
成された記録媒体Pを切断する切断部4と、切断された
記録媒体Pをインク定着部まで連続的に搬送する連続搬
送部(搬送手段)5と、記録媒体Pに対してインクを定
着させるインク定着部(定着手段)6とを備えて概略構
成されている。
【0016】記録媒体Pは、例えば表層(画像形成面
側)を構成する熱可塑性樹脂粒子を含むインク受容層と
このインク受容層の下側に設けられた顔料インク溶媒吸
収層からなる2層構造をなしている。このような構成の
記録媒体Pは、分散剤を含有する顔料インク(後述)を
用いて画像形成された後、定着処理が施されることによ
って、記録媒体Pの表面に光沢を付与し、記録画像と水
分との接触による滲みを防止するとともに、耐擦過性を
向上させることができる。
【0017】記録媒体供給部2は、長尺(連続した形
態)の記録媒体Pをロール状に巻き取った形態で収納す
るとともに、この記録媒体Pを間欠搬送部(搬送手段)
21を介して画像形成部3、切断部4、連続搬送部5へ
と順次供給する。ここで、間欠搬送部21は、間欠搬送
モータ(図示略)と接続された間欠搬送ローラ211、
この間欠搬送ローラ211と記録媒体Pを挟む形態で対
向配置された従動ローラ212等を備えて構成されてい
る。そして、間欠搬送モータが画像形成部3における画
像形成の進行に同期して駆動することで記録媒体Pを間
欠的に搬送する。
【0018】画像形成部3は、記録媒体Pに向けてイン
クを吐出する記録ヘッド31と、記録ヘッド31を画像
形成に用いられる色の数に応じて複数個、そのインク吐
出口(図示略)を下側に配置して搭載するキャリッジ3
2と、上面で所定範囲の記録媒体P下面を吸引手段(図
示略)の駆動により吸引して支持するプラテン33等を
備えて構成される。このうち、キャリッジ32は、キャ
リッジ移動手段(図示略)の駆動により記録媒体Pの幅
方向にキャリッジ案内部材(図示略)に沿って往復移動
自在となっており、この往復移動を繰り返すことによ
り、記録ヘッド31の走査を行う。なお、インクは、分
散剤を含有している顔料インクが用いられている。ま
た、プラテン33は、例えば略水平に配置されており、
その上方にはキャリッジ32が設けられている。
【0019】切断部4は、例えば図2及び図3に示すよ
うに、例えば記録媒体Pの幅方向(図2における左右方
向)に長尺な本体部41と、画像形成が完了した記録媒
体Pを切断するためのカッター部42と、このカッター
部42を本体部41の長手方向に往復移動させるための
カッター部駆動モータ43とを備えて概略構成されてい
る。
【0020】このうち、カッター部42は、記録媒体P
を回転しながら切断する例えば略円盤状のロータリーカ
ッター(切断手段)421を備えている。一方、本体部
41は、その略中央部に設けられて記録媒体Pの搬送時
に記録媒体Pを通過させる通紙口411と、この通紙口
411の下側にロータリーカッター421に下側から接
触可能な固定刃412とを備えている。通紙口411
は、その幅及び高さが例えば記録媒体Pの幅及び厚みよ
りもわずかに大きくなっている。また、通紙口411の
水平位置は、プラテン33及び連続搬送部5の搬入口
(後述)51の高さと略等しくなっている。なお、固定
刃412は、通紙口411の長手方向に沿って設けられ
ている。
【0021】また、カッター部駆動モータ43は、例え
ば本体部41のいずれか一方の端部(例えば図2におけ
る右端)に固定されており、このカッター部駆動モータ
43の駆動力は図示しない駆動力伝達手段(例えば、ワ
イヤ等)によってカッター部42に伝達される。
【0022】この切断部4は、例えばカッター部駆動モ
ータ43の駆動によりカッター部42がカッター部案内
部材(図示略)に沿って本体部41の長手方向に移動す
ることで、固定刃412とロータリーカッター421と
で記録媒体Pを挟むように記録媒体P上面をロータリー
カッター421が移動して、この記録媒体Pをその幅方
向に切断する。なお、カッター部42は、記録媒体Pの
切断時以外は、本体部41のいずれか一方の端部(例え
ば図2における左端)に移動して記録媒体Pの通紙口4
11の通過を妨げないようになっている。
【0023】さらに、この切断部4には、ロータリーカ
ッター421による記録媒体Pの切断により発生して記
録媒体Pの画像形成面(表面)に付着した紙粉を、前記
画像形成面を摺動することで除去する記録媒体紙粉除去
ブラシ(記録媒体紙粉除去手段)44と、ロータリーカ
ッター421の両面(表面)に付着した紙粉を除去する
カッター紙粉除去ブラシ(切断手段紙粉除去手段)45
とが設けられている。
【0024】このうち、記録媒体紙粉除去ブラシ44
は、例えばカッター部4のロータリーカッター421の
例えば図2における左右両側に設けられており、この記
録媒体紙粉除去ブラシ44をカッター部42に固定する
ブラシ固定部441と、ブラシ固定部441の下端より
略鉛直に下向きに設けられた複数本の線状部材からなる
ブラシ442を備えている。ブラシ442は、その長さ
が切断時に略真下に配置される記録媒体Pの上面に十分
に接触可能な寸法に設定されており、例えば記録媒体P
上の紙粉を静電気の力でそれ自身に付着させる。また、
ブラシ442は、例えば、その厚みがロータリーカッタ
ー421の厚みよりも大きくなっており、記録媒体Pの
切断時に、切断された画像形成済みの記録媒体Pと長尺
の記録媒体Pとに略均等に跨るようになっている。
【0025】一方、カッター紙粉除去ブラシ45は、上
記記録媒体紙粉除去ブラシ44と同様の構成をなしてお
り、例えばカッター部42のロータリーカッター421
の例えば上側にブラシ固定部451を介して固定されて
いる。また、このカッター紙粉除去ブラシ45は、例え
ばブラシ452の厚みがロータリーカッター421の厚
みよりも大きくなっており、ロータリーカッター421
がブラシ452に所定深さ埋め込まれることでロータリ
ーカッター421の両面を摺動可能となっている。
【0026】また、切断部4の上方には、記録媒体Pの
切断時にその記録媒体Pの切断部分より発生した紙粉を
所定方向に吹き飛ばすとともに、インクジェットプリン
タ100内部を乾燥させるためのファン7が設けられて
いる。このファン7は、記録媒体Pへの画像の印刷時
に、図示しないファン駆動手段の駆動により回転するよ
うになっている。なお、ファン7により吹き飛ばされた
紙粉は、図示しない吸引手段によって吸引され空中に飛
散した状態とならないようになっている。
【0027】連続搬送部5は、例えば切断部4から搬出
される記録媒体Pを搬入するための搬入口51と、この
搬入口51から搬送経路切換部(後述)55までの記録
媒体Pの下向きの搬送経路である第1搬送経路52と、
搬送経路切換部55からインク定着部6までの記録媒体
Pの上向きの搬送経路である第2搬送経路53と、記録
媒体Pを各搬送経路沿いに搬送するための記録媒体搬送
部54とを備えている。
【0028】このうち、第1搬送経路52の終点部と第
2搬送経路53の始点部とが互いの搬送経路を共有する
ように例えば断面略Y字状の経路を構成しており、この
断面略Y字状の経路部分が搬送経路切換部55となって
いる。この搬送経路切換部55は、記録媒体Pの第1搬
送経路52沿いの例えば下向きの搬送を第2搬送経路5
3沿いの例えば上向きの搬送に切り換えるためのもので
ある。また、搬送経路切換部55は、この搬送経路切換
部55からインク定着部6への記録媒体Pの搬送時に、
記録媒体Pの第1搬送経路52沿いの搬送を規制して記
録媒体Pを第2搬送経路53に沿って案内する搬送経路
規制弁551を備えている。なお、搬送経路規制弁55
1は、例えば第1搬送経路52と第2搬送経路53とが
交わった部分に設けられている。
【0029】一方、記録媒体搬送部54は、記録媒体P
を第1搬送経路52沿いに搬送する第1搬送部56と、
記録媒体Pを第2搬送経路53沿いに搬送する第2搬送
部57と、搬送経路切換部55にて記録媒体Pの搬送経
路を切り換えて搬送する搬送経路切換搬送部58とから
構成されている。これら第1及び第2搬送部56、5
7、及び搬送経路切換搬送部58は、連続搬送モータ
(図示略)と接続された連続搬送ローラ561、57
1、581と、従動ローラ562、572、582とを
それぞれ備えている。
【0030】そして、この連続搬送部5では、第1搬送
部56によって、連続搬送モータの駆動により連続搬送
ローラ561を所定方向(例えば図1における左回り)
に回転させることで記録媒体Pを第1搬送経路52沿い
に下向きに搬送する。その後、記録媒体Pが搬送経路切
換部55まで搬送されると、搬送経路切換搬送部58に
よって、先ず、連続搬送ローラ581を所定方向に回転
させることで記録媒体Pをその後端が搬送経路規制弁5
51を通過するまで下向きに搬送する。そして、記録媒
体Pの後端が搬送経路規制弁551を通過すると、連続
搬送ローラ581を所定方向と逆(例えば図1における
右回り)に回転させることで記録媒体Pの搬送方向を上
向きに切り換える。搬送方向が切り換えられた記録媒体
Pは、搬送経路規制弁551によって第2搬送経路53
沿いに案内され、第2搬送部57によって、連続搬送ロ
ーラ571を所定方向と逆に回転させることで第2搬送
経路53沿いに上向きに搬送される。
【0031】このように、この連続搬送部5は、記録媒
体Pを間欠搬送部21による間欠的な搬送から連続的な
定速の搬送に切り換えて搬送することができるととも
に、記録媒体Pを、その搬送方向を切り換え上向きに搬
送して連続搬送部5より上側に設けられたインク定着部
6に搬送することができる。また、上記のように連続搬
送部5を構成することにより、この連続搬送部5をコン
パクトに成形することもできる。
【0032】インク定着部6は、連続搬送部5より搬入
口63を介して搬入される記録媒体Pに対して加熱及び
加圧を行うことにより、画像を記録媒体Pに定着させる
とともに、記録媒体P表面に写真のような光沢を付与す
る定着処理を行う。このインク定着部6は、例えば、搬
入された記録媒体Pを加熱するための加熱部61と、前
記記録媒体Pを加圧するための加圧部62とを備えて構
成されている。
【0033】このうち、加熱部61は、例えば、記録媒
体Pに対して加熱を行う加熱ローラ611、この加熱ロ
ーラ611と加熱部駆動ローラ612とに巻き掛けられ
た加熱部回転ベルト613を備えている。なお、加熱部
駆動ローラ612には、図示しない加熱部駆動モータが
接続されている。一方、加圧部62は、例えば記録媒体
Pに対して加圧を行う加圧ローラ621、この加圧ロー
ラ621と加圧部従動ローラ622とに巻き掛けられた
加圧部回転ベルト623を備えている。なお、加圧ロー
ラ621には、図示しない加圧部駆動モータが接続され
ている。これら加熱部61及び加圧部62は、例えば加
熱部及び加圧部回転ベルト613、623で記録媒体P
を挟むように対向して配置されており、この両回転ベル
ト613、623間で記録媒体Pの搬送経路を構成して
いる。そして、両回転ベルト613、623は、その回
転速度を略等しくして、加熱部回転ベルト613が所定
方向(例えば図1における時計回り)に回転する一方
で、加圧部回転ベルト623が所定方向と逆(例えば図
1における反時計回り)に回転する。なお、加熱ローラ
611と加圧ローラ621とは、インク定着部6の搬入
口63側にて対向して配置されている。従って、インク
定着部6では、加熱部及び加圧部駆動モータの駆動によ
って、搬入された記録媒体Pを加熱ローラ611により
加熱するとともに加圧ローラ621により加圧すること
でインク受容層の熱可塑性樹脂を溶融及び平滑化させて
記録媒体Pに画像を定着させながら、記録媒体Pの表面
に光沢等のムラを発生させないように連続的に搬送す
る。
【0034】さらに、このインク定着部6には、加熱部
回転ベルト613の表面を摺動して表面に付着した紙粉
を除去する加熱部紙粉除去ブラシ(定着手段紙粉除去手
段)614と、加圧部回転ベルト623の表面を摺動し
て表面に付着した紙粉を除去する加圧部紙粉除去ブラシ
(定着手段紙粉除去手段)624とが設けられている。
これら両紙粉除去ブラシ614、624は、例えばその
幅が加熱部及び加圧部回転ベルト613、623の幅と
略等しいか、或いはその幅よりもわずかに大きくなって
おり、両回転ベルト613、623の回転により各々の
表面全体を摺動可能となっている。なお、両紙粉除去ブ
ラシ614、624は、上記記録媒体紙粉除去ブラシ4
4と同様に、紙粉を静電気の力でそれ自身に付着させて
除去する。また、加熱部紙粉除去ブラシ614は加熱ロ
ーラ611近傍に設けられている一方で、加圧部紙粉除
去ブラシ624は加圧ローラ621近傍に設けられてい
る。
【0035】なお、インク定着部6は、その搬入口63
が例えば切断部4よりも高い位置に設けられている。
【0036】また、制御手段は、例えば、CPU(Cent
ral Processing Unit)、ROM(Read Only Memor
y)、RAM(Random Access Memory)、インターフェ
ース等を備えて構成されており、インクジェットプリン
タ100の各構成要素を制御する。
【0037】次に、インクジェットプリンタ100によ
る記録媒体Pの画像印刷にかかる制御及び動作について
説明する。
【0038】印刷を開始すると、先ず、記録媒体供給部
2にロール状に収納された記録媒体Pを間欠搬送部21
を介して画像形成部3へと搬送する。画像形成部3で
は、例えば制御手段の制御により画像のデータに基づい
て記録媒体P上にインクを吐出していくことで、記録媒
体Pに画像を形成する。なお、記録媒体Pは、その一定
領域に画像が形成される毎に、間欠搬送部21によって
適宜長さずつ(間欠的に)搬送されていき、画像形成の
進行に同期して切断部4、連続搬送部5へと順次搬送さ
れていく。そして、画像形成が完了した記録媒体Pの画
像形成部分がロータリーカッター421の下を通過し終
えた時点で、制御手段によって切断部4を作動させて、
画像形成済みの記録媒体Pとして長尺の記録媒体Pから
切断する。この際、記録媒体Pの切断部分から発生して
記録媒体Pの画像形成面に付着した紙粉を記録媒体紙粉
除去ブラシ44によって除去するとともに、ロータリー
カッター421の両面に付着した紙粉をカッター紙粉除
去ブラシ45によって除去する。具体的には、例えばカ
ッター部42が図2における左から右に移動して記録媒
体Pを切断する場合には、ロータリーカッター421の
左側の記録媒体紙粉除去ブラシ44によって記録媒体P
の画像形成面を摺動して紙粉を除去する一方で、例えば
図2における右から左に移動して記録媒体Pを切断する
場合には、ロータリーカッター421の右側の記録媒体
紙粉除去ブラシ44によって記録媒体Pの画像形成面を
摺動して紙粉を除去するとともに、ロータリーカッター
421の回転移動時に、カッター紙粉除去ブラシ45に
よってロータリーカッター421の両面が摺動されて、
その表面に付着した紙粉を除去する。また、ファン7に
よって、記録媒体Pの切断時に発生してロータリーカッ
ター421や記録媒体Pの表面に付着した紙粉や空中に
飛散した紙粉を所定方向に吹き飛ばして除去する。記録
媒体Pの切断が完了すると、制御手段は連続搬送部5を
制御して、記録媒体Pをインク定着部6へと連続的に搬
送する。インク定着部6では、加熱部及び加圧部回転ベ
ルト613、623の各々が回転することにより、搬入
された記録媒体Pを連続的に搬送しながらこの記録媒体
Pに定着処理を行う。ここで、制御手段はインク定着部
6に記録媒体Pが搬入される以前にインク定着部6を制
御して、加熱ローラ611を加熱するとともに加熱部及
び加圧部回転ベルト613、623を回転させておく。
これにより、加熱部及び加圧部回転ベルト613、62
3の各々は、その表面が加熱部及び加圧部紙粉除去ブラ
シ614、624によって摺動されながら回転すること
により、両回転ベルト613、623の表面に付着した
紙粉が除去される。そして、定着処理が行われた記録媒
体Pは、インク定着部6から搬出されてケース1上面の
トレイ11に集積される。
【0039】以上のように、この実施の形態のインクジ
ェットプリンタ100によれば、ロータリーカッター4
21に切断された記録媒体Pより発生した紙粉のうち、
記録媒体Pにインクを定着させるインク定着部6の加熱
部及び加圧部回転ベルト613、623の表面に付着し
た紙粉を前記表面を摺動することで除去する加熱部及び
加圧部紙粉除去ブラシ614、624を備えているの
で、記録媒体Pに対して定着処理を行う前にインク定着
部6の記録媒体Pの加熱部及び加圧部回転ベルト61
3、623の表面に付着した紙粉を除去でき、記録媒体
Pに定着処理を行った際に記録媒体Pの画像形成面に紙
粉が付着することがなくなる。よって、インク定着部6
での画像形成面の透明化を適切に行うことができ、記録
画像の画質を安定化することができる。
【0040】また、切断部4による記録媒体Pの切断時
に、記録媒体Pの画像形成面を摺動して表面に付着した
紙粉を除去する記録媒体紙粉除去ブラシ44を備えてい
るので、記録媒体紙粉除去ブラシ44により記録媒体P
の画像形成面に付着した紙粉を除去できる。さらに、記
録媒体Pの切断によりロータリーカッター421の両面
に付着した紙粉を除去するカッター紙粉除去ブラシ45
を備えているので、カッター紙粉除去ブラシ45によっ
て、ロータリーカッター421の回転移動時にその両面
が摺動されて、その両面に付着した紙粉を除去すること
ができる。従って、ロータリーカッター421で記録媒
体Pを新たに切断する際に記録媒体Pの画像形成面に紙
粉が付着することがなくなる。加えて、記録媒体Pの切
断によりその切断部分より発生した紙粉を所定方向に吹
き飛ばすファン7を備えているので、ロータリーカッタ
ー421や記録媒体Pの表面に付着した紙粉及び空中に
飛散した紙粉を除去することができるだけでなく、イン
クジェットプリンタ100内部を乾燥させてインク定着
部6によるインクの定着性を高めることもできる。
【0041】なお、上記実施の形態では、定着手段紙粉
除去手段として、加熱部及び加圧部紙粉除去ブラシ61
4、624を例示したが、これに限られるものではな
く、インク定着部6の記録媒体Pの搬送経路に付着した
紙粉を除去することが可能であれば如何なるものであっ
ても良い。例えば、加熱部及び加圧部回転ベルト61
3、623の表面を摺動自在なブレードであっても良い
し、また、加熱部及び加圧部回転ベルト613、623
だけでなく加熱ローラ611及び加圧ローラ621自体
に付着した紙粉を除去可能な紙粉除去手段であっても良
い。また、記録媒体紙粉除去ブラシ44をカッター部4
2に設けるようにしたが、これに限られるものではな
く、インク定着部6より記録媒体Pの搬送方向上流側で
あれば如何なる位置に設けるようにしても良い。例え
ば、記録媒体紙粉除去ブラシを連続搬送部5の搬入口5
1近傍に上下一対となって設けるようにしても良く、こ
の記録媒体紙粉除去ブラシをその幅が記録媒体Pの幅よ
りも大きい構成とした場合には、記録媒体Pはその両面
が記録媒体紙粉除去ブラシによって摺動されながら搬送
されることになる。従って、記録媒体紙粉除去ブラシに
よって記録媒体Pの表面全体を摺動して表面に付着した
紙粉を除去することができる。さらに、切断手段紙粉除
去手段としてカッター紙粉除去ブラシ45を例示した
が、これに限られるものではなく、記録媒体Pの切断に
よりロータリーカッター421の表面に付着した紙粉を
除去することが可能なものであれば如何なるものであっ
ても良く、例えばロータリーカッター421の両面を摺
動自在なブレードであっても良い。加えて、紙粉を所定
方向に吹き飛ばすファン7を例示したが、これに限られ
るものではなく、例えば発生した紙粉を吸引することで
紙粉を除去するファンであっても良い。この場合、ファ
ンにより吸引された紙粉を貯留可能な紙粉貯留部(図示
略)を例えばファンの後ろ側に設けるようにしても良
い。さらに、ファン7を切断部4の上方に設けるように
したが、これに限られるものではなく、記録媒体Pの切
断により発生した紙粉を所定方向に吹き飛ばしたり吸引
したりすることが可能な位置であればファンを設ける位
置は任意である。例えば、ファンをカッター部42の連
続搬送部5側の端部に設けて、記録媒体Pの切断時にロ
ータリーカッター421とともに移動するような構成と
しても良い。また、切断手段としてロータリーカッター
421を例示したが、これに限られるものではない。さ
らに、記録媒体供給部2から画像形成部3及び切断部4
への記録媒体Pの供給を間欠搬送部21によって間欠的
に搬送して行うようにしたが、これに限られるものでは
なく、記録媒体Pの搬送方法は任意であり、例えば記録
媒体Pを連続的に搬送して供給するようにしても良い。
加えて、記録媒体Pは、インクジェットプリンタ100
内に収納可能であれば如何なる寸法であっても良い。例
えば幅の小さい記録媒体である場合には、複数の記録媒
体供給部を設けて収納することができる。この場合、複
数同時に印刷することが可能となり、印刷時間を短縮し
て印刷効率を高めることができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、切断手段
に切断された記録媒体より発生した紙粉のうち、記録媒
体にインクを定着させる定着手段の記録媒体の搬送経路
に付着した紙粉を除去する定着手段紙粉除去手段を備え
ているので、記録媒体に対して定着処理を行う前に定着
手段の記録媒体の搬送経路に付着した紙粉を除去でき、
記録媒体に定着処理を行った際に記録媒体の画像形成面
に紙粉が付着することがなくなる。よって、定着手段で
の画像形成面の透明化を適切に行うことができ、記録画
像の画質を安定化することができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、記録媒体の
切断により切断手段の表面に付着した紙粉を除去する切
断手段紙粉除去手段を備えているので、切断手段の表面
に付着した紙粉を除去でき、切断手段で記録媒体を新た
に切断する際に記録媒体に紙粉が付着することがなくな
る。
【0044】請求項3記載の発明によれば、記録媒体の
切断により発生した紙粉を所定方向に吹き飛ばしたり吸
引したりするファンを備えているので、切断手段や記録
媒体の表面に付着した紙粉や空中に飛散した紙粉を除去
することができるだけでなく、インクジェットプリンタ
の内部を乾燥させて定着手段によるインクの定着性を高
めることもできる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、定着手段よ
り記録媒体の搬送方向上流側に位置される記録媒体の表
面を摺動して表面に付着した紙粉を除去する記録媒体紙
粉除去手段を備えているので、記録媒体紙粉除去手段に
より記録媒体の表面に付着した紙粉を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のインクジェッ
トプリンタの主要部を示す断面図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタに備わる切断部
を示す要部側面図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタに備わる切断部
を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
100 インクジェットプリンタ 2 記録媒体供給部 21 間欠搬送部(搬送手段) 4 切断部 421 ロータリーカッター(切断手段) 44 記録媒体紙粉除去ブラシ(記録媒体紙粉除去
手段) 45 カッター紙粉除去ブラシ(切断手段紙粉除去
手段) 5 連続搬送部(搬送手段) 6 インク定着部(定着手段) 614 加熱部紙粉除去ブラシ(定着手段紙粉除去手
段) 624 加圧部紙粉除去ブラシ(定着手段紙粉除去手
段) 7 ファン P 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA18 HA29 HA33 HA45 HA46 HA60 JB18 2C058 AB06 AB16 AC07 AF51 LA23 LA43 2C061 AQ05 AS06 CM01 CM14 3F101 AB01 AB06 AB11 AB12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続した形態の記録媒体にインクを吐出し
    て画像を形成するインクジェットプリンタであって、 画像形成された記録媒体を切断する切断手段と、 前記切断手段に切断された記録媒体にインクを定着させ
    る定着手段と、 前記画像形成される記録媒体を前記切断手段と前記定着
    手段を介して搬送する搬送手段と、 前記切断手段に切断された記録媒体より発生して、前記
    定着手段の記録媒体の搬送経路に付着した紙粉を除去す
    る定着手段紙粉除去手段とを備えることを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェットプリンタに
    おいて、 前記記録媒体の切断により前記切断手段の表面に付着し
    た紙粉を除去する切断手段紙粉除去手段を備えることを
    特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記記録媒体の切断により発生した紙粉を所定方向に吹
    き飛ばしたり吸引したりするファンを備えることを特徴
    とするインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一つに記載のイ
    ンクジェットプリンタにおいて、 前記定着手段より記録媒体の搬送方向上流側に位置され
    る記録媒体の表面を摺動して前記表面に付着した紙粉を
    除去する記録媒体紙粉除去手段を備えることを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2018154011A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 三菱電機株式会社 印刷装置

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