JP2003235800A - 眼の検査用機器 - Google Patents

眼の検査用機器

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JP2003235800A JP2003043015A JP2003043015A JP2003235800A JP 2003235800 A JP2003235800 A JP 2003235800A JP 2003043015 A JP2003043015 A JP 2003043015A JP 2003043015 A JP2003043015 A JP 2003043015A JP 2003235800 A JP2003235800 A JP 2003235800A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、眼、即ち網膜の検査のため
の新規な機器を提供することである。 【解決手段】 該機器は、多種のパターンや刺激を光学
系を介して網膜に投射するLCDディスプレイを特徴と
する。該網膜は、赤外光実況画像列及び可視光による静
止フレーム画像によって、画像化され得る。一台の機器
で5つのタイプの検査を兼ね備えている。即ち、視野検
査、マイクロペリメトリー、固視安定性検査、視野暗点
境界検知、色刺激検査である。それだけでなく、これら
のタイプのうち、異なる時間または異なる患者に行われ
た2つの検査の結果を比較する比較検査もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼の検査用光学機
器の分野に関する。かかる機器は、開業医や医院で主に
使用される。本発明は、主として、但しそれだけではな
いが、人間の眼の検査に関する。更に、主として、但し
それだけではないが、眼の網膜の検査に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、下記の文献が挙げら
れる。国際出願番号WO90/03759には、光線を
使って、網膜の一部を走査し、走査方法に従って各点毎
に像を生成する眼の検査用光学機器が開示されている。
【0003】米国特許第4838679号には、眼の検
査用走査光学機器が示されており、そこでは、前眼部を
走査する光線としてレーザーが使用されている。光電子
増倍管および像メモリーが、像を蓄積するために用いら
れている。
【0004】米国特許第4715703号には、網膜を
照明する光源と、該網膜の像を形成する光学系と、該像
のデータ信号を生成する電子カメラとを備えた眼の検査
用光学機器が開示されている。この機器は、走査機器で
はない。
【0005】さらに、ローデンストック(Rodenstock)
社製のSLOのレーザ走査検眼鏡やハイデルベルグ・エ
ンジニアリング(Heidelberg Engineering)社製のレー
ザ走査断層撮影装置など、走査系を用いた光学機器が業
界で知られている。従来、光学機器制御やデータ記録に
用いられるNAVISシステム用データベースなどのソフト
ウェアが種々使用されてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記の周知の
従来技術に対して、本発明の目的は、新規な眼の検査用
機器および方法を提供することにある。本発明の他の目
的は、高い多様性を持つ眼の検査用光学機器を提供する
ことにある。
【0007】本発明の更に他の目的は、眼の部位に投射
する可視光パターンを生成する光源で電子カメラに形成
された像のデータ信号を生成する電子カメラを使用する
非走査タイプの光学機器および方法を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、各種パターンを生成する自由
度を得るために、光源としてディスプレイを備えること
にある。
【0008】本発明の多様な他の目的および利点は、下
記の詳細な説明により当業者にとって明らかとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様によ
れば、LCDディスプレイ(液晶ディスプレイ)を光パ
ターンを生成するために用いることが提案されている。
これは、下記に示す光学機器及び方法に関係する。
【0010】LCDディスプレイは、非常に高い解像度
を与え、また形状や数や輝度の選択とパターンの移動に
関して非常に自由であり、多数の色を表示部に使うカラ
ーディスプレイとして利用可能である。
【0011】本発明の第二の態様によれば、眼の網膜が
検査され、ここに規定する光学機器は、光学機器を制御
するコンピュータ制御システムと、検査中に患者が反応
を入力可能な入力装置と、光学系を介して網膜を照明す
るための赤外光源と、を備える。電子カメラとしては、
実況画像列を生成する赤外線カメラが使用される。ま
た、光学機器は、5つの異なるタイプの検査、即ち、視
野検査、マイクロペリメトリー、固視安定性検査、視野
暗点境界検知、及び色刺激検査と、それらのタイプのう
ち、異なる時間又は異なる患者について実施された2つ
の検査の結果を比較する比較検査と、を行うように構成
されている。
【0012】視野検査及びマイクロペリメトリーの間、
ディスプレイは、患者の眼を固視させるための固視標パ
ターンと、患者の眼を刺激する光刺激と、を生成する。
光刺激は、位置及び輝度について選択可能である。入力
装置は、刺激が見えている時に患者の反応を検出するた
めに使用される。種々の網膜位置を選択することによ
り、検討した網膜部位の感度についての情報、例えば、
完全な感度マップが得られる。
【0013】固視安定性検査の間、上記した固視標パタ
ーンを使って眼を固視させる。同時に、光学機器は、網
膜のライブ画像化を行い、コンピュータ制御システム
は、相関アルゴリズムを使用して網膜の移動を検出する
と共に、固視位置の移動データを収集する。
【0014】視野暗点境界検知の間には、網膜上の(投
射された)位置において視野暗点境界部位に向かって上
記した光刺激を移動させる。上記入力装置を用いて、以
前には見えた光刺激が見えなくなったか、逆に、以前に
は見えなかった光刺激が見えたかについて、患者の反応
を検出する。このようにして視野暗点境界を測定する。
【0015】また、選択されて網膜に投射される共通テ
ストパターンを持つ種々の色刺激検査があり、網膜は、
同時に実況画像列において画像化される。
【0016】比較検査では、第一及び第二のマイクロペ
リメトリーまたは他のタイプの検査が、同一又は異なる
患者に対して実施される。通常、2つの検査は、異なる
時間、たとえば経時的観察において、両検査で同じ刺激
パターンを用いて行われる。その後、第一の検査に対す
る第二の検査の結果の変化を、刺激パターンの各位置に
ついて測定する。
【0017】好ましくは、マイクロペリメトリー又は他
のタイプの検査の結果、又は比較検査の変化は、網膜の
カラー画像に重ね合わせることが可能な二次元マップに
図形的に視覚化される。
【0018】さらに、刺激パターンは、内部データベー
スに記憶され、刺激パターンは、予め設定されるか又は
操作者によって指定可能であり、従って操作者には、検
査を計画する際に非常に高い自由度が与えられる。
【0019】刺激の輝度は、患者がまだ見ることが出来
る最小輝度を査定するために、予め付加され規則に従っ
て検査中に自動的に変更される。さらに、刺激輝度は、
患者に刺激がまだ見える場合には第1量ずつ減らされ、
患者に刺激が見えないなどの場合には第2量ずつ増加さ
れる。この量は前記査定中に減らされる。従って、検査
は、所定刺激パターン、所定規則、及び所定刺激種類に
従って、操作者の更なる介在なしで、自動的に行われ
る。
【0020】本発明の第二の態様によれば、光学機器
は、単一の機器において、5つのタイプの検査を行うよ
うに構成され、従って異なる種類の機器は必要がなく、
また検査の詳細な説明を短く簡単にするように構成され
ている。
【0021】好ましくは、本発明に係る光学機器は、可
視光用電子カメラを、追加として又は唯一の電子カメラ
として備える。従って、可視光用電子カメラにより、可
視光によって得られる眼底の「未処理の」画像が生成さ
れる。しかし、眼に対する可視帯域の定常照明を避ける
ために、点滅光を用いて、画像フレームを生成すること
が望ましい。ライブシーケンスは、上記の赤外線機構に
よって得られる。
【0022】さらに好ましくは、赤外光源からの照明光
を反射して前レンズを介して眼に導くために、光学系に
ミラー付き開口を使用する。該ミラーの中央開口部は、
第一に、赤外光像及び可視光像の両方について、眼の検
査部位の像に関する前レンズからの光を透過させるのに
用いることができる。この開口部は、更に、角膜を直接
照明することや角膜反射を避けるために、角膜と光学的
に共役であってよい。また、前記ミラー開口部は、フラ
ッシュ・ライトからの不可視光を、赤外照明光と同様
に、前レンズを介して眼に結合するのに用いることが出
来る。
【0023】点滅光は、可視光を反射し、赤外光に対し
て透過性を有するコールドミラーによって、赤外照明光
用光路に結合され得る。
【0024】電子カメラ用の可視光は、可動ミラーによ
ってメイン光路から分岐してもよく、好ましくは、該可
動ミラーは、ディスプレイからの光を較正光センサー
へ、その裏面により反射させて使用される。
【0025】更に好ましくは、光学機器のコンピュータ
制御システムは、検査期間中の眼底の移動を自動的に追
跡する自動追跡システムを含む。そこで、画像フレーム
を比較するために相関アルゴリズムが使用されるが、グ
レースケール相関アルゴリズムでもよい。このアルゴリ
ズムは、現時点で得られたフレームの基準フレームに対
するx−y方向の移動及び回転を返す。好ましくは、実
況画像列の赤外画像フレームが使われる。眼底の移動に
刺激投射系を自動的に適応させる適応システムを制御す
るために、前記相関アルゴリズムによって、その後の画
像フレーム間における像の移動が検出される。その結
果、眼底移動のx−yオフセット及び眼底の回転値は、
操作者が刺激しようとする網膜範囲と共役とされる位置
にLCDディスプレイ上で刺激を正確に位置決めするの
に用いられる。
【0026】コンピュータ制御システムは、好ましくは
相関演算用対比構造(contrast structures for correl
ation calculations)を含む基準画面のサブフレームを
選択し、前記アルゴリズムは、該サブフレームに関して
のみ実行される。本発明に係る光学機器の好ましい特徴
は、検査と得られる画像の速度、安定性、質を改善する
ために、上述の検査タイプの各々において自動追跡機能
が使用可能なことである。
【0027】最後に、前記コンピュータ制御システム
は、検査結果を図形的に視覚化したものを静止フレーム
画像に重ねることができる。例えば、視野暗点境界の検
出部分又は感度測定位置などを付加した静止フレーム画
像を生成出来る。
【0028】本発明の上記説明した実施態様及び特徴
は、光学機器とその方法の両方について示す。
【0029】眼の検査方法及び眼の網膜検査方法につい
ての具体的構成は下記の通りである。 (1)眼の検査方法は、 a)光源により、可視光パターンを生成し、 b)光学系により、検査される眼の部位上に前記光パタ
ーンを投射し、 c)前記光学系により、前記部位を照明して、前記部位
の像を生成し、 d)前記部位の像のデータ信号を電子カメラを用いて生
成する、 工程を含み、前記光パターンは、前記光源のLCDディ
スプレイを使って生成される。
【0030】(2)前記方法(1)に係る方法におい
て、コンピュータ制御システムの自動追跡システムにお
けるグレースケール相関アルゴリズムは、前記電子カメ
ラの画像フレーム同士を比較し、それらにおける画像の
移動を検出するために用いられ、前記コンピュータ制御
システムの適応システムは、該画像の移動に適応するた
めに用いられる。
【0031】(3)前記方法(2)に係る方法におい
て、前記グレースケール相関アルゴリズムは、前記画像
フレームのサブフレームにのみ使用される。
【0032】(4)前記方法(1)、(2)、又は
(3)に係る方法において、コンピュータ制御システム
は、検査結果を図形的に視覚化したものを静止フレーム
画像に重ねるのに用いられる。
【0033】(5)眼の網膜を検査する方法は、 a)光源により可視光パターンを生成し、 b)光学系により、検査される眼の網膜上に前記光パタ
ーンを投射し、 c)前記光学系によって、前記部位を照明して、前記網
膜の像を生成し、 d)前記網膜の像のデータ信号を電子カメラを使って生
成する、 工程を含み、前記光パターンは前記光源のディスプレイ
を用いて生成され、該ディスプレイは輝度、位置、及び
構成について選択可能な種々異なるパターンを生成する
ように構成されており、また赤外光源は前記光学系を介
して前記網膜を照明するのに用いられ、前記電子カメラ
は赤外線カメラであり、前記光学系によって生成される
実況画像列のデータ信号を生成し、また、操作者は、同
一の光学機器を使って下記のタイプの検査を少なくとも
一つ選択出来る。 i)前記ディスプレイを用いて、眼を固視させるための
固視標パターンを生成し、固定であるが位置及び輝度は
選択可能な眼の刺激用の光刺激を生成し、該固視標パタ
ーン及び光刺激を網膜に投射する視野検査であって、入
力装置は、患者に前記刺激が見えた場合に、患者の反応
を検出するために使用される。 ii)前記ディスプレイを用いて、眼を固視させるための
固視標パターンを生成し、固定であるが位置及び輝度は
選択可能な眼の刺激用の光刺激を生成し、該固視標パタ
ーン及び光刺激を網膜に投射するマイクロペリメトリー
であって、入力装置は、患者に前記刺激が見えた場合
に、患者の反応を検出するのに用いられる。 iii) 前記ディスプレイを用いて、眼を固視させるため
の固視標パターンを生成して前記網膜に投射する固視安
定性検査であって、同時に、前記実況画像列によって前
記網膜を画像化し、前記コンピュータ制御システムは、
固視位置移動データを収集するのに相関アルゴリズムを
使用する。 iv)視野暗点境界の検知であって、前記ディスプレイを
用いて、前記網膜に投射する移動光刺激を生成し、該投
射された刺激は前記網膜上の暗点境界に向かって移動さ
せ、また前記入力装置は、前記刺激が見えたか否かにつ
いて応答する患者の反応を検出するのに用いられる。 v)色刺激検査であって、前記ディスプレイを用いて、
種々の色刺激テストパターンから選択可能で、前記網膜
に投射する色刺激テストパターンを生成し、また、同時
に前記網膜は、前記実況画像列によって画像化される。 vi)または、比較検査であって、第一及び第二の視野検
査又はマイクロペリメトリーを、同一の患者または異な
る患者について、異なる時間に、どちらの検査でも同じ
刺激のパターンを使って行い、第一の検査の結果に対す
る第二の検査の結果の変化を前記刺激のパターンの各位
置について測定する。
【0034】(6)前記方法(5)に係る方法におい
て、前記コンピュータ制御システムの自動追跡システム
におけるグレースケール相関アルゴリズムを用いて、電
子カメラによる画像フレームを基準フレームと比較し、
それらにおけるx−y方向の移動及び回転を検出するも
のであり、前記コンピュータ制御システムの適応システ
ムを用いて、該x−y方向の移動及び回転に適応させ
る。
【0035】(7)前記方法(6)に係る方法におい
て、前記適応システムは、前記眼の部位のx−y方向の
移動及び回転を利用することにより、刺激する網膜範囲
と共役な位置にある前記LCDディスプレイ上の刺激の
位置を正確に位置決めする。
【0036】(8)前記方法(6)又は(7)に係る方
法において、前記グレースケール相関アルゴリズムは、
前記画像フレームのサブフレームにのみ使用される。
【0037】(9)前記方法(5)乃至(8)の何れか
一つに係る方法において、前記コンピュータ制御システ
ムは、検査結果を図形的に視覚化したものを画像フレー
ムに重ねるのに使用される。
【0038】(10)前記方法(6)又は(7)に係る
方法において、前記自動追跡機能は、視野検査、マイク
ロペリメトリー、固視安定性検査、視野暗点境界検知、
及び色刺激検査の各検査において使用可能である。
【0039】(11)前記方法(5)乃至(10)の何
れか一つに係る方法において、前記網膜のカラー画像が
電子カメラによって生成され、また前記視野検査又はマ
イクロペリメトリーの結果、又は比較検査の結果の変化
を前記網膜のカラー画像に重ね合わせることが可能な二
次元マップに図形的に視覚化される。
【0040】(12)前記方法(5)乃至(11)の何
れか一つに係る方法において、前記刺激のパターンは、
前記コンピュータ制御システムの内部データベースに記
憶され、また前記刺激のパターンは、予め設定される
か、又は操作者によって指定可能である。
【0041】(13)前記方法(5)乃至(12)の何
れか一つに係る方法において、前記刺激の輝度は、患者
がまだ見ることの出来る最小輝度値を評価するために、
予め付加した規則に従って検査期間中に自動的に変更さ
れる。
【0042】(14)前記方法(13)に係る方法にお
いて、前記規則に従って、前記刺激の輝度は、患者に該
刺激がまだ見える場合には第1量ずつ減らされ、また患
者に該刺激などが見えない場合には第2量ずつ増加され
る。該量は該評価中に減らされる。
【0043】(15)前記方法(13)又は(14)に
係る方法において、前記検査は、所定の刺激のパター
ン、所定規則、及び所定刺激種類に従って、操作者の更
なる介在なしで、自動的に行われる。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明は、下記の好ましい実施態
様に関する記述により更に明らかにされるが、この実施
態様は、単に例示することを目的とし、多少なりとも本
発明の範囲を制限するものではない。また、記載の構成
は他の組合せにも適用可能であり、装置及び方法の両方
について示すものである。
【0045】本明細書において、患者という用語は、本
発明に係る光学機器及び方法によって行われる検査を受
ける人について使っている。但し、この用語により、本
発明が病人の検査や臨床状況に限定されるものではな
く、ここでの患者という用語は、本発明の光学機器及び
方法によって検査可能と思われる他の全ての人や対象を
含むものであり、被験者(probands)や被検者(test p
ersons)又動物でさえ含む。
【0046】図1は、赤外光源11を含む構造を有する
光学機器10の概略図であり、赤外光源11は、単一の
赤外線LED(赤外光出射ダイオード)でよく、又は、
多数の赤外LED群(例えば9個)や赤外帯域通過フィ
ルタを備えたハロゲンランプでもよい。赤外光源11か
ら出射された赤外光は、集光レンズ12によって導か
れ、コールドミラー13及びレンズ群14を透過し、中
央に開口部を有するミラー15によって反射される。ミ
ラー15からの赤外光は、単一の前レンズ又は多数のレ
ンズからなる前レンズ系16を通過する。前レンズ系1
6からの赤外光は患者の眼17に導かれる。眼17は、
機器10の一部ではないが、説明のために図示する。
【0047】ミラー15の開口部は、眼17の角膜と光
学的に共役であるので、集束光による角膜の照明や角膜
反射が生成された像に入るのが回避される。
【0048】また、図1に示すように、前記赤外光は、
赤外光源11からミラー15へのサイド光路を進み、図
1において水平線で示す後述するメイン光路に結合され
る。上記サイド光路の一部、即ちコールドミラー13か
らミラー15は、フラッシュランプ24から出射され、
集光レンズ群25を透過してコール・ミラー13へ進む
可視点滅光によって共用される。従って、コールドミラ
ー13は、赤外光のサイド光路へ可視点滅光を結合する
のに用いられる。
【0049】前レンズ16は、赤外光源11及び/又は
フラッシュランプ24によって照明された眼17の網膜
の像を形成する。この像は、ミラー15の中央の開口を
通り、そこから図1の右方向へレンズ18、19、20
を通って伝わる。この場合も、これらレンズは、当業者
に知られているように、技術的な検討事項に応じたレン
ズ系であればよい。レンズ19は、市販のステップモー
タ(図示せず)によって光軸方向に移動可能であり、従
って、眼17の球体状の光学的欠陥(spherical optica
l defect)を補償できる。
【0050】そして、網膜像は、メイン光軸の一部を反
射するビームスプリッタ21により、レンズ22を介し
て赤外線カメラ23に導かれる。従って、レンズ16、
18、19、20からなる光学系は、赤外線カメラ23
に網膜の赤外光像を形成する。赤外線カメラ23は電子
ビデオカメラであり、また赤外光源11を用いて網膜を
連続的に照明可能であるので、赤外線カメラ23によ
り、眼17の網膜の実況画像列の連続データ信号を生成
することが出来る。
【0051】レンズ18、19、20を通過した残りの
光は、ビームスプリッタ21を透過し、レンズ群28も
透過する。レンズ群28から、該光は、ミラー27上に
導かれ、それにより反射されてカラービデオカメラ26
内に導かれる。LCDディスプレイ29と網膜は、各カ
メラ23、26のCCD素子と同様に、光学的に共役で
ある。従って、フラッシュランプ24が起動されると、
レンズ16、18、19、20からなる光学系により、
カラービデオカメラ26において可視光像が形成され
る。引き続いて、カラービデオカメラ26は画像フレー
ムを提供する。ミラー27は、眼17からミラー27へ
達するメイン光路から除去されるために、可動である
(図示しないソレノイドによる)。除去された場合、レ
ンズ群28からの光は、カメラ26に到達しない。但
し、この場合、LCDディスプレイ29は、メイン光路
を通って眼17の網膜を広角対物レンズ20を介して照
明することができる。LCDディスプレイ29を用い
て、位置、色、輝度、及び移動についてプログラム可能
な任意の種類の記号や刺激などを網膜上へ投射すること
が出来る。
【0052】一定間隔で自動的に輝度を較正するため
に、可動ミラー27の背面、即ち、図1において右上方
に向いている側を用いて、LCDディスプレイ29から
の光を反射し、光センサー31に導いている。
【0053】ミラー13、15、27は、光軸に対して
45°の角度とする必要はなく、ハウジングへの最適な
取付け方法や他の検討事項に応じて、光軸に対して任意
の角度であればよいことは理解されるべきである。
【0054】また、レンズ群28は、ステップモータ
(図示せず)により、光軸に沿って(図1において水平
に)移動可能である。それによって、操作者は、カラー
ビデオカメラ26のカラー静止フレーム画像の視野を、
15°と45°の2つの値のいずれかに変更できる。従
って、操作者は検査する網膜範囲のサイズを選択するこ
とが可能である。
【0055】検査は、LCDディスプレイ29の光パタ
ーンをレンズ30、28、20、19、18、16を介
して眼17の網膜に投射することによって実施可能であ
る。
【0056】網膜に投射されたパターンは、光センサー
31と自動ソフトウェア手続による定期的な較正によっ
て所定輝度を持つ。
【0057】赤外線カメラ23は、LCDディスプレイ
29からの刺激及びパターンによる刺激又は検査の期間
中、網膜をモニターすることが可能である。これらの検
査間において、ソレノイドを用いてミラー27を挿入す
ることにより、フラッシュランプ24で与えられる可視
光での1コマの静止フレーム画像が撮影することができ
る。
【0058】光学機器10は、制御や画像収集及び処理
のために、高度に自動化されており、そのためパーソナ
ル・コンピュータに接続されている。図2は、図1の光
学機器10を左側に、パーソナル・コンピュータ32を
右側に示す。更に、機器10は、手持ち式のキースイッ
チ、即ち「トリガー」である入力装置33を備えてい
る。
【0059】図2において、機器10は、機器10とパ
ーソナル・コンピュータ32間のシリアル通信の処理用
に構成される特定用途向け電子基板34を更に備えてい
る。従って、電子基板34は、ステップモータ(図示せ
ず)のソレノイド操作によりミラー27(図1)を移動
させたり、レンズ19、28を移動させたり、赤外光源
11、フラッシュランプ24、LCDディスプレイ2
9、赤外線ビデオカメラ23、カラービデオカメラ2
6、光センサー31を操作したり、また入力装置33と
接続したりする役目を果たしている。また、CCDカメ
ラ23、26は、赤外ビデオ信号とカラー画像信号を生
成して、パーソナル・コンピュータ32のフレームグラ
バー(画像取込装置)35に送る。LCDディスプレイ
29の表示機能は、デュアルヘッド式ビデオ装置36を
介して制御され、またパーソナル・コンピュータ32で
も見られる。パーソナル・コンピュータ32のディスプ
レイ・アダプターの補助ディスプレイ出力端子が使われ
る。これに使用されるソフトウェアは、(ウィンドウズ
(登録商標)98における)アプリケーション・プログ
ラミング・インターフェース一式を利用して、補助ディ
スプレイを管理する。従って、ウィンドウズ(登録商
標)のグラフィック・ディスプレイ・インターフェース
を使用して、ディスプレイの背景が塗られ、操作者の要
求する記号が投射される。電子基板34は、標準RS−
232インターフェース38により、パーソナル・コン
ピュータ32の通信基板37に接続される。
【0060】眼底の自動追跡に関して、パーソナル・コ
ンピュータ32は、患者の眼底の移動を検出するため
に、連続するフレーム間で128×128ピクセル型以
上の正規化グレースケール相関を使用するソフトウェア
を備えている。これらフレームは、赤外線ビデオカメラ
23から得られるものであり、演算は画像が得られる際
にリアルタイムで行われる。本実施態様では、40ミリ
秒の連続するフレーム間の各時間間隔が1回の演算を含
む。つまり、連続するフレームそれぞれが考慮される。
【0061】前記ソフトウェアは、赤外光画像のうち高
コントラスト部における128×128ピクセルのサブ
フレームの位置を選択する。検出された移動は、パーソ
ナル・コンピュータ32内の画像処理のソフトウェア・
ツールによって補償される。つまり、光学機器10(図
1に示す)は影響されない。
【0062】好ましい実施態様によって得られる検査手
順の一つは、マイクロペリメトリーであり、患者の眼底
全体の中から操作者が選択可能な様々な位置に、所定輝
度を有する輝く刺激を呈示する。そして、患者が該刺激
を見えるか否かが記録される。対象となる所定部位に多
くの刺激を投射し、患者の反応を記録することにより、
該部位について、患者の眼底感度マップを作成すること
が出来る。そのために、該部位内のいろいろな位置で、
投射された刺激が患者にまだ見える最小輝度が測定され
る。この最小輝度値を測定する他の方法は後述される。
上記所定部位全体の中の異なる位置でこの手順を繰り返
すことにより、患者の眼底内での位置の関数として、刺
激の最小輝度を示す二次元感度マップが作成され得る。
【0063】それら視野検査やマイクロペリメトリー
(眼底に関する視野検査)を実施するため、光刺激は、
LCDディスプレイ29に表示されると共に、患者の網
膜の所定網膜位置に投射されるように、パーソナル・コ
ンピュータ32で設定され得る。検査中、赤外線ビデオ
カメラ23によって患者の網膜は連続的にモニターさ
れ、患者は、LCDディスプレイ29に表示される十字
形などの固視標を注視するように指示される。患者は、
刺激が見えるか否かを入力キースイッチ33を使って入
力できる。
【0064】通常、刺激は、所定の形状、所定の色、所
定の時間(例えば200ミリ秒)を基準にして呈示され
る。当該検査の医学的内容については、それ自体知られ
ているので、詳細に繰り返して説明する必要はない。そ
して、該刺激は、操作者が検査したい患者の眼底位置に
相当する表示位置に投射される。
【0065】患者には、検査中は固視標を注視して、眼
を動かさないように求めるが、わずかでも眼を動かない
ようにすることは大抵出来ないものである。従って、検
査の開始時に記録された眼底像(基準フレーム)に基づ
いて、操作者が患者の眼底内の位置を選択すると、この
位置は、患者の眼の動きのせいで、すでに患者の眼底の
実際の位置と一致しない可能性があるという問題が生じ
る。そのため、前記ソフトウェアシステムは、「自動追
跡システム」を備え、マイクロペリメトリーの間には、
患者の眼底の動き、即ち、画像平面内での平行移動や回
転をオンラインで検出し、補償することができる。この
ため、赤外線カメラにより、赤外光像を録画して患者の
眼底を連続的にモニターし、該赤外光像は、移動補正ア
ルゴリズム用の前記自動追跡システムによって使用され
る。これにより、操作者は、調査したい眼底の位置を、
移動しない、つまり静止画像フレーム(基準フレーム)
上で選択することができる。どの位置を刺激するかを操
作者が選択すると、前記ソフトウェアは、自動追跡シス
テムにより計算された患者の眼底の現在の位置に従って
算出された表示位置に刺激を投射する。
【0066】結局、視野検査やマイクロペリメトリーの
間には、自動眼底追跡は検査条件を安定にするために連
続的に作動している。そのため、操作者は、網膜の感度
を検知するために、安定した網膜像を見て輝度を変えた
光刺激を投射する位置を選択することができる。このよ
うにして、感度マップ又は少なくとも選択した網膜部位
について各種の感度データの集まりが作成される。
【0067】図4において、前記ソフトウェアシステム
により作成された感度マップ62が、該ソフトウェアシ
ステムのウィンドウ60に表示された基準眼底像64に
重ね合わせられている。感度マップ62における数値
は、患者に見える刺激の輝度を示す一方、該数値の位置
は、当該刺激が投射された患者の眼底の位置を操作者に
示している。
【0068】検査を開始する前に、操作者は、使用する
刺激パターン、即ち、刺激する一連の網膜位置、又は刺
激方法の時間系列(temporal sequence)を選択する。
操作者は、自由に、内部データベースからパターンを選
択したり、「パターン編集」ソフトウェアツールを使っ
て独自のパターンを編集し、必要に応じてそれを内部デ
ータベースに保存したりすることが出来る。刺激パター
ンが選択されるとすぐに、選択された刺激パターンに従
って、マイクロペリメトリーが自動的に行われる。ある
いは、マイクロペリメトリーを手動で行うことが可能
で、その場合には、特定の刺激パターンを選択するので
なく、刺激する網膜位置を手動で選択する。
【0069】各刺激位置における患者の網膜感度、即ち
患者にまだ見える刺激の最小輝度を測定するために、各
刺激は異なる輝度値で数回投射される。前記ソフトウェ
アシステムは、患者の網膜感度、つまり患者にまだ見え
る最小輝度、即ち輝度閾値を測定する5つの異なる規則
を与える。下記に、これら5つの規則を説明する。
【0070】「4-2-1」規則:この規則によれば、選択
した刺激パターンに応じた位置に、所定輝度値で刺激が
投射され始める。患者に該刺激が見えた場合、4dBだ
け輝度を低くkして再び投射し、以下同様に、患者に刺
激が見えなくなるまで投射する。その後、輝度を2dB
上げる。患者にその刺激がまだ見えない場合には更に1
dB上げるのに対して、見える場合には1dB下げる。
このようにして、患者の網膜の所定位置での感度を正確
に評価することが出来る。
【0071】「4-2」規則:この規則は、最後の1dB
を変化させる手順を省く点以外は、「4-2-1」規則と同
じである。従って、この規則は、同じだけ正確ではない
という代償を払って、前記「4-2-1」規則より高速であ
る。
【0072】「高速」規則:この規則による場合、選択
した刺激パターンに応じた位置に所定輝度の刺激が投射
される。患者にこの刺激が見える場合には、現在の輝度
が現在の網膜位置での患者の感度と想定され、検査は、
次のマイヤ(mire)の投射を続ける。その他の点では、該
システムは、前記「4-2-1」の手順に従い患者の感度を
測定する。
【0073】「原」規則:この規則を使えば、選択した
刺激パターンに基づいた位置で所定輝度の刺激が投射さ
れる。患者にこの刺激が見える場合には、操作者が選択
したデシベル値だけ輝度は下げられ、以下同様に、患者
に刺激が見えなくなるまで下げられる。患者に刺激が見
えない場合には、その輝度は、操作者が選択したデシベ
ル値だけ上げられ(輝度を下げる場合の数値と同じであ
る必要はない)、以下同様に、患者に刺激が見えるまで
上げられる。その結果、一致する輝度値が当該眼底位置
での患者の網膜感度とされる。
【0074】「手動」:手動モードでは、操作者は、刺
激の投射ごとに、次の投射の輝度を決めることが出来
る。
【0075】要約すると、操作者は自動マイクロペリメ
トリーを行っており、閾値測定は手動でないと仮定する
と、マイクロペリメトリー全体は完全に自動化され、検
査時に操作者の介在を必要としない。
【0076】マイクロペリメトリーの最後に、操作者
は、共に光学機器10の一部である照明用フラッシュラ
ンプ24とこれを使用するCCDカラーカメラ26によ
り撮影される患者眼底のカラー画像を撮影し得る。図4
に示すように、前記ソフトウェアシステムにより、この
画像64上にマイクロペリメトリーの結果62がマッピ
ングされる。従って、該結果は、赤外光像よりもむしろ
高解像カラー画像上に示されて保存され、それにより、
操作者にはより良く視覚化した結果を与える。
【0077】前記ソフトウェアを用いれば、同一又は異
なる患者について2つ以上の異なる検査の結果を比較し
て、マイクロペリメトリーの追跡調査を行うことが可能
である。検査の最後に、検査データと設定は、全て「N
AVIS」のデータベース42に保存される。患者が後
で別のマイクロペリメトリーを受ける際には、以前に収
集したデータ及び設定を取り込み、以前の検査時と同じ
位置及び輝度値で網膜を刺激することが可能である。こ
れはアルゴリズムを使用することによって実現され、該
アルゴリズムは、網膜の二次元画像面内での起こり得る
平行移動及び回転を考慮して、現在の眼底画像上に、以
前に刺激された網膜位置を全てマッピングする。このア
ルゴリズムを使えば、同一患者について、異なる時間に
記録された個別に対応する2つの感度値を比較し、それ
によって感度の部分的な変化を計算することが可能とな
る。従って、非常に正確な感度微分マップが得られ、ま
た患者の網膜の各位置における局所的な網膜感度の時間
的な変化を解析することが出来る。この解析は、例えば
経時的な観察などの医療の観点から非常に有益である。
【0078】図5に、かかる比較追跡検査の結果が視覚
化されている。ウィンドウ70、72には、同一患者に
ついて、2つの異なる検査における2つの感度マップ7
4、76が示されている。比較検査の他の例が図6に示
されている。ここでは、同じ刺激パターンにより、即ち
網膜内の同じ位置で得られた異なる二人の患者の感度マ
ップ84、86が2つのウィンドウ80、82にそれぞ
れ示されている。この種の比較は、感度マップ及び個々
の感度値を、健康な人又は正常な平均値の感度マップと
比較するために使ってもよい。
【0079】第二の検査タイプでは、固視安定性を調べ
る。再度、患者にLCDディスプレイ29上に投射され
た固視標を注視させる。所定時間の間、自動追跡システ
ムは、自動眼底追跡システムで眼底の移動を補償するた
めの移動データを集め、これにより、パーソナル・コン
ピュータ32は検査中のこれらの移動に関するマップを
作成できる。
【0080】図7に、かかる固視安定性検査時のディス
プレイ・ウィンドウ90の一例が示されている。十字形
92は眼底内の固視標の位置を示し、点94は、固視
標、即ち、十字形92の中心の位置に対する眼底のx−
y方向の移動を示す。十字形92と眼底の横移動を示す
点94を、図8の拡大した画面に示す。眼底の固視標か
らの横移動の距離を、移動の振幅のばらつきを示す時間
関数としてグラフ96に表わす。92、94それぞれに
おいて、眼底移動の方向も認識され、解析され得る一
方、グラフ96では移動の振幅のみが示され、評価され
得る。
【0081】さらに、患者の網膜上の絶対/比較暗点の
範囲は、移動する光刺激を網膜上に投射することによっ
て測定することが出来る。通常、それらは、暗点の中心
からそれぞれ異なる方向へ放射状に、操作者が指定した
速度で移動し、刺激が見えたことを患者が入力キースイ
ッチ33を使って入力するまで移動する。このように暗
点の境界が測定される。この検査時にも、自動追跡シス
テムが連続的に作動し、検査条件を安定にする。検査の
最後には、暗点境界マップが作成され、静止フレーム画
像に重ね合わされる。
【0082】最後に、種々の既知の色刺激検査が、アム
スラー・グリッド(Amsler grid)などの異なるパター
ンを網膜上に投射し、画像を形成すると共に、患者の眼
底を追跡することよって実施される。
【0083】パーソナル・コンピュータ32で実行され
るソフトウェアを図3に図解的に示す。NAVISシス
テム(ニデック社製 新型視覚情報システム)40に基
づいている。これは、基礎データベースとパーソナル・
コンピュータ32のバックグラウンドで実行される応用
ソフトウェア50である。
【0084】図3に見られるように、NAVISシステ
ム40は、専用の応用ソフトウェア50に接続した本体
41及びデータベース42を有し、ソフトウェア50は
本体を介してデータベース42と通信する。応用ソフト
ウェア50と本体40とのインターフェースは、ファイ
ル・マップ記憶空間の割当により、プロセス間通信を可
能にするダイナミックリンクライブラリ(図示せず)で
ある。
【0085】応用ソフトウェア50は、数個のブロック
を有し、その中心の一つは、メインウィンドウ51とし
て本体40と通信する。これは入力ウィンドウであり、
そのウィンドウから他のウィンドウ全てにアクセスする
ことができ、また、そのウィンドウには現在の患者の来
院と検査が表示される。更に、このメインウィンドウ5
1には、現在の検査に利用できる全ての画像及びそれに
関連する画像情報が表示される。メインウィンドウ51
から入手して表示可能な応用ウィンドウの例を、図4、
5、6、7、8に示す。
【0086】検査結果ウィンドウ57はメインウィンド
ウ51からアクセス可能である。ウィンドウ57は、表
示されると共に、前記ソフトウェアの印刷ツールによっ
て印刷される質的及び量的な結果に関する一連のウィン
ドウを含む。該結果ウィンドウは、上述した5つの異な
る検査タイプについて個別である。
【0087】このメインウィンドウ及び検査結果ウィン
ドウ55から、検査入手ウィンドウ56がアクセス可能
であり、これは、操作者がまた光学機器10とパーソナ
ル・コンピュータ32との相互動作を設定するために使
用される。
【0088】異なる時間に得た画像と検査との間の比較
図を得るために、メインウィンドウ51から比較画像ウ
ィンドウ52を選ぶことができる。
【0089】メインウィンドウ51から選択開始するも
のとしては、更に、検査形態を設定する検査設定ウィン
ドウ53がある。パターン及び刺激投射手順(strateg
y)やタイプ、固視標及び背景及び暗点境界を検出する
動作の方向の数が選択できる。全ての設定は、必要に応
じてアーカイブから取り出すために、設定ファイルに保
存可能である。
【0090】検査設定ウィンドウ53から、手順編集ウ
ィンドウ54を選択することが出来、それによって、パ
ターンや刺激の投射手順の記憶だけでなく、操作者によ
る作成及び編集が可能である。
【0091】これらパターン及び刺激の投射手順におい
て、投射の詳細は完全にカスタマイズ可能である。これ
は、刺激の種類を選択する際のLCDの映像についての
柔軟性に因る。例えば、下記の固視記号が使用できる。
即ち、所定サイズ及びカラーの十字形や円形、該十字形
の所定間隔での配置、更にユーザー定義の記号やビット
マップである。さらに、所定カラーの標準ゴールドマン
・マイヤ(mire)やユーザーが定義する他のマイヤがあ
る。背景もユーザーにより定義されるか又は単色でよ
い。該刺激の位置及び輝度は、手順として記憶可能であ
り、また更なる操作者の介在なしに(患者がキースイッ
チ53を使って応答するだけ)、完全に自動化された視
野検査やマイクロペリメトリー時に使用可能である。
【0092】ここに記述した実施例は説明を目的とし、
添付の請求項の範囲を限定する意図はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従う眼の検査用光学機器の概
略図を示す。
【図2】図2は、図1の光学機器とコンピュータ制御シ
ステム間の相互関係についての概略図を示す。
【図3】図3は、図2のコンピュータ制御システムの機
能を説明するために、ソフトウェアのアーキテクチャの
概略図を示す。
【図4】図4は、コンピュータ装置の1つのウィンドウ
を示し、感度マップが患者の眼底像に重ね合わせられて
いる。
【図5】図5は、前記ソフトウェアシステムの1つのウ
ィンドウを示し、比較追跡検査の結果が図示されてい
る。
【図6】図6は、前記ソフトウェアシステムの1つのウ
ィンドウを示し、2つの感度マップの比較が図示されて
いる。
【図7】図7は、前記ソフトウェアシステムの1つのウ
ィンドウを示し、進行中の固視検査が図示されている。
【図8】図8は、前記ソフトウェアシステムの1つのウ
ィンドウを示し、前記固視検査の結果が図示されてい
る。
【符号の説明】
10 光学機器 11 赤外光源 17 眼 21 ビームスプリッタ 23 赤外線カメラ 24 フラッシュランプ 26 カラービデオカメラ 29 ディスプレイ 31 光センサー 33 入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ エム バスセミ アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 27410 グリースボロ ファルマウス ド ライブ 1904番地

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼の検査用光学機器であって、 a)検査される前記眼の部位に投射される可視光パター
    ンを生成する光源と、 b)該光パターンを前記部位上に投射し、前記部位を照
    明し、また前記部位の像を生成する光学系と、 c)前記部位の像のデータ信号を発生する電子カメラ
    と、を備え、 前記光源は、前記光パターンを生成するLCDディスプ
    レイを含むものである眼の検査用光学機器。
  2. 【請求項2】 請求項1に係る光学機器において、前記
    部位は、前記眼の網膜の一部である。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に係る光学機器は、可
    視光用の電子カメラに加えて、前記光学系を介して前記
    眼の部位を照明する赤外光源と、前記光学系によって赤
    外線カメラに生成された実況画像列(live image seque
    nces)のデータ信号を発生する該赤外線カメラと、を備
    える。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に係る光
    学機器は、前記光学系を介して前記眼の部位を照明する
    赤外光源と、前記光学系によって赤外線カメラに生成さ
    れた実況画像列のデータ信号を発生する該赤外線カメラ
    と、を備え、前記光学系は、検査される前記眼に向けら
    れた前記機器の前レンズに向けて前記赤外光源の赤外照
    明光を反射するミラーを備え、該ミラーは、前記眼の部
    位の像についての前記前レンズからの光が反射されるこ
    となく該ミラーを透過するための中央開口部を定めてい
    る。
  5. 【請求項5】 請求項4に係る光学機器において、前記
    ミラーの開口部は、検査される前記眼の角膜と光学的に
    共役である。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれ一項に係る光学
    機器は、前記光学系を介して前記眼の部位を照明する赤
    外光源と、前記光学系によって赤外線カメラに生成され
    た実況画像列のデータ信号を発生する該赤外線カメラ
    と、を備え、前記光学系は、前記ディスプレイ用のメイ
    ン光路から前記赤外線カメラ用のサイド光路を分岐させ
    るビームスプリッタを備える。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に係る光
    学機器において、前記光学系は、可視光用電子カメラ用
    のサイド光路を分岐させる可動ミラーを備える。
  8. 【請求項8】 請求項7に係る光学機器は、更に、前記
    ディスプレイを較正(calibration)するための光セン
    サーを備え、前記可動ミラーは、前記ディスプレイから
    の光を該ディスプレイ較正用光センサーに向けて反射す
    るように構成される。
  9. 【請求項9】 請求項4または5に係る光学機器は、更
    に、可視点滅光を発するフラッシュランプと、前記赤外
    光源による照明のために使用されて前記開口を備えたミ
    ラーに向かう光路に該点滅光を結合させるコールドミラ
    ーと、を備える。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に係る
    光学機器は、更に、コンピュータ制御システムを備え、
    該コンピュータ制御システムは、グレースケール相関ア
    ルゴリズム(grey scale correlation algorithm)を使
    用する自動追跡システムを含み、該アルゴリズムは、前
    記電子カメラの画像フレーム(imageframe)を基準フレ
    ーム(reference frame)と比較して画像のx−y方向
    の移動及び回転を検出するものであり、前記コンピュー
    タ制御システムは、該画像のx−y方向の移動及び回転
    に適応する適応(adaption)システムを備える。
  11. 【請求項11】 請求項10に係る光学機器において、
    前記適応システムは、前記眼の部位のx−y方向の移動
    及び回転を使用することにより、刺激される網膜範囲と
    共役な位置にある前記LCDディスプレイ上での刺激を
    正確に位置決めするために使用される。
  12. 【請求項12】 請求項11に係る光学機器において、
    前記自動追跡システムは、前記グレースケール相関アル
    ゴリズムを前記画像フレームのサブフレームにのみ行う
    ように構成されている。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至9のいずれか一項に係る
    光学機器は、更に、コンピュータ制御システムを備え、
    該コンピュータ制御システムは、検査結果を図形的に視
    覚化したもの(graphical visualization)を画像フレ
    ームに重ねるように構成されている。
  14. 【請求項14】 眼の網膜の検査用光学機器であって、 a)該網膜に投射される可視光パターンを生成する光源
    と、 b)前記網膜に該光パターンを投射し、前記網膜の像を
    生成する光学系と、 c)前記網膜の像のデータ信号を発生する電子カメラ
    と、 d)コンピュータ制御システムと、 を備え、 前記光源は、輝度、位置、及び構成について選択可能な
    種々異なるパターンを生成するように構成されたディス
    プレイであり 前記機器は、検査時に患者が反応を入力可能な入力装置
    を含み、 前記機器は、前記光学系を介して網膜を照明する赤外光
    源を含み、また、前記電子カメラは、前記光学系によっ
    て赤外線カメラに生成される実況画像列のデータ信号を
    発生する該赤外線カメラであり、 また前記機器は、単一の機器において、少なくとも下記
    の検査の一つを行うように構成されている眼の検査用光
    学機器。 i)前記ディスプレイを用いて、眼を固視させるための
    固視標パターンと、固定であるが位置及び輝度は選択可
    能な眼の刺激用の光刺激と、を生成し、該固視標パター
    ン及び光刺激を網膜に投射する視野検査であって、前記
    入力装置は、患者に前記刺激が見えた場合に、患者の反
    応を検出するために使用される。 ii)前記ディスプレイを用いて、眼を固視させるための
    固視標パターンと、固定であるが位置及び輝度は選択可
    能な眼の刺激用の光刺激と、を生成し、該固視標パター
    ン及び光刺激を網膜に投射するマイクロペリメトリー
    (microperimetry examination)であって、前記入力装
    置は、患者に前記刺激が見えた場合に、患者の反応を検
    出するために使用される。 iii)前記ディスプレイを用いて、眼を固視させるため
    の固視標パターンを生成して前記網膜に投射する固視安
    定性検査であって、同時に、前記実況画像列によって前
    記網膜を画像化し、前記コンピュータ制御システムは、
    固視標の位置移動データを収集するのに相関アルゴリズ
    ムを使用する。 iv)視野暗点境界検知(scotoma boundary detection)
    であって、前記ディスプレイを用いて、前記網膜に投射
    する可動光刺激を生成し、該投射された刺激を前記網膜
    上の暗点境界に向かって移動させ、また前記入力装置
    は、前記刺激が見えたか否かについて応答する患者の反
    応を検出するのに使用される。 v)色刺激検査(psychophysical examinations)であっ
    て、前記ディスプレイを用いて、種々の色刺激テストパ
    ターン(psychophysical test patterns)から選択可能
    で前記網膜に投射する色刺激テストパターンを生成し、
    また同時に、前記網膜は、前記実況画像列によって画像
    化される。 vi)または、比較検査であって、第一及び第二の視野検
    査又はマイクロペリメトリーを、同一の患者または異な
    る患者について、異なる時間に、どちらの検査でも同じ
    刺激のパターンを使って行い、第一の検査の結果に対す
    る第二の検査の結果の変化を前記刺激のパターンの各位
    置について測定する。
  15. 【請求項15】 請求項14に係る光学機器において、
    前記ディスプレイはLCDディスプレイである。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15に係る光学機器
    は、更に、可視光用電子カメラを備える。
  17. 【請求項17】 請求項14乃至16のいずれか一項に
    係る光学機器において、前記光学系は、検査される前記
    眼に向けられた前記機器の前レンズに向けて前記赤外光
    源の赤外照明光を反射するミラーを備え、該ミラーは、
    前記眼の部位の像についての前記前レンズからの光が反
    射されることなく該ミラーを透過するための中央開口部
    を定めている。
  18. 【請求項18】 請求項17に係る光学機器において、
    前記ミラーの開口部は、検査される前記眼の角膜と光学
    的に共役である。
  19. 【請求項19】 請求項15に係る光学機器において、
    前記光学系は、前記ディスプレイ用のメイン光路から前
    記赤外線カメラ用のサイド光路を分岐させるビームスプ
    リッタを備える。
  20. 【請求項20】 請求項15に係る光学機器において、
    前記光学系は、可視光用電子カメラ用のサイド光路を分
    岐させる可動ミラーを備える。
  21. 【請求項21】 請求項20に係る光学機器は、更に、
    前記ディスプレイを較正するための光センサーを備え、
    前記可動ミラーは、前記ディスプレイからの光を該ディ
    スプレイ較正用光センサーに向けて反射するように構成
    される。
  22. 【請求項22】 請求項17又は18に係る光学機器
    は、更に、可視点滅光を発するフラッシュランプと、前
    記赤外光源による照明のために使用されて前記開口を備
    えたミラーに向かう光路に該点滅光を結合させるコール
    ドミラーと、を備える。
  23. 【請求項23】 請求項15、19、又は20に係る光
    学機器において、前記コンピュータ制御システムは、グ
    レースケール相関アルゴリズムを使用する自動追跡シス
    テムを含み、該アルゴリズムは、前記電子カメラの画像
    フレームを基準フレームと比較して画像のx−y方向の
    移動及び回転を検出するものであり、前記コンピュータ
    制御システムは、該画像のx−y方向の移動及び回転に
    適応する適応システムを備えている。
  24. 【請求項24】 請求項23に係る光学機器において、
    前記適応システムは、前記眼の部位のx−y方向の移動
    及び回転を使用することにより、刺激される網膜範囲と
    共役な位置にある前記LCDディスプレイ上での刺激を
    正確に位置決めするために使用される。
  25. 【請求項25】 請求項23又は24に係る光学機器に
    おいて、前記自動追跡システムは、前記グレースケール
    相関アルゴリズムを前記画像フレームのサブフレームに
    のみ行うように構成されている。
  26. 【請求項26】 請求項25に係る光学機器において、
    前記自動追跡機能は、請求項14の前記視野検査、マイ
    クロペリメトリー、固視安定性検査、視野暗点境界検
    知、及び色刺激検査の各検査において使用可能である。
  27. 【請求項27】 請求項15、19、又は20に係る光
    学機器において、前記コンピュータ制御システムは、検
    査結果を図形的に視覚化したものを画像フレームに重ね
    るように構成されている。
  28. 【請求項28】 請求項14乃至27のいずれか一項に
    係る光学機器は、更に、前記網膜のカラー画像を生成す
    る電子カメラを備え、前記視野検査又はマイクロペリメ
    トリーの結果、又は比較検査の結果の変化は前記網膜の
    カラー画像に重ね合わせることが可能な二次元マップに
    図形的に視覚化される。
  29. 【請求項29】 請求項14乃至28の何れか一項に係
    る光学機器において、前記コンピュータ制御システム
    は、更に、前記刺激のパターンを記憶する内部データベ
    ースを備え、該刺激のパターンは、予め設定されるか又
    は操作者によって指定可能である。
  30. 【請求項30】 請求項14乃至29の何れか一項に係
    る光学機器において、前記刺激の輝度は、患者がまだ見
    ることが出来る最小輝度を評価するために予め付加した
    規則に従って、検査の間に自動的に変更される。
  31. 【請求項31】 請求項30に係る光学機器において、
    前記規則に従って、前記刺激の輝度は、患者に該刺激が
    まだ見える場合には第1量ずつ減らされ、また患者に該
    刺激などが見えない場合には第2量ずつ増加され、該量
    は該評価中に減らされる。
  32. 【請求項32】 請求項30又は31に係る光学機器に
    おいて、前記検査は、所定の刺激のパターン、所定規
    則、及び所定刺激種類に従って、操作者の介在なしで、
    自動的に行われる。
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