JPH082344B2 - 瞳孔対光反応検診器械装置 - Google Patents

瞳孔対光反応検診器械装置

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JPH082344B2
JPH082344B2 JP1204893A JP20489389A JPH082344B2 JP H082344 B2 JPH082344 B2 JP H082344B2 JP 1204893 A JP1204893 A JP 1204893A JP 20489389 A JP20489389 A JP 20489389A JP H082344 B2 JPH082344 B2 JP H082344B2
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勝彦 宇津木
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有限会社宇津木光学研究所
勝彦 宇津木
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の対象) 本発明は、眼科医師や内科医師が行う瞳孔運動観察お
よび検診に使用される新規な眼内検診装置いわゆる瞳孔
対光反応眼内観察用の検診器械装置に関する。
(従来技術水準と課題) 眼科や内科の検診において眼内の瞳孔対光反応を観
察、検診することは極めて重要である。しかし、従来公
知の眼内観察装置としての瞳孔対光反応検査方法および
その器械装置は、一般的に検診する眼に対してはその光
源が一つであり、検診しない眼に対しては黒い壁面によ
る覆い、あるいは通し窓である。このため、これら従来
のカメラや器械によって行う眼内の観察は、眼の光学的
特異性から種々の困難を伴っているのが現状である。
瞳孔の動力学を検診する本来の目的は、瞳孔反応経路
の障害を種々の観点より判定する為のものである。瞳孔
反応を調査し診断するとき最も重要なのが光による刺激
である。瞳光を経て眼球内に入射し網膜に照射される光
の量は適量なとき最も眼内検診が行い易い訳である。こ
のことは光の量が多くても少なくても種々不都合が生じ
ることを意味する。従って瞳光対光反応検診のとき最も
望ましいことは、瞳孔がなるべく大きく開いて光の量が
適量入射された状態で、瞳孔運動状態を微細に観察でき
ることが眼科医師にとり理想的である。
このため従来公知の器械装置では、眼球の内部に対し
照明系統の面から十分に観察しようと一つの光源による
照明を強くしているが、光源を強くすると瞳孔が眩しさ
を押えようとして小さくなり正確な検診を期待出来なく
なる問題があった。また一方では照明を強くすると、眼
球表面の反射が強くなって結果的には逆に逆光反射光線
が観察を著しく阻害させる結果となる。勿論反射光を減
衰させる種々の技術的工夫や改善も提唱されているよう
であるが、その決め手となる方式はまだなく、眼科医師
からもその改善が強く要望されている。
さらに眼内観察用の細隙灯顕微鏡があるが、この装置
は光線を細隙灯に射入する事により眼内を観察する方式
であるため、光線幅を広くすると眼球からの光線反射が
強くなり観察部分がぼやけた状態となるなど操作面でも
観察面でも問題があった。このように従来公知の装置
は、微細な瞳孔反応を観察するには検診装置として不十
分であり、その解決策が切望されていた。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した眼の観察および検診時の瞳
孔対光反射検査方法および器械装置における問題点を全
く一掃せしめた新規な構成の瞳孔対光反応を観察できる
検診装置を経済的に提供することにある。
また本発明の目的は、適切に設定された投影光量を、
瞳孔を最大限に開いた状態で検診できる新規な構成の瞳
孔対光反応観察用検診器械装置を経済的に提供し理想的
な瞳孔対光反応検診方法を実演することにある。
本発明の他の目的は操作が極めて簡単で医師の取扱技
量に左右されることなく常時安定した瞳孔対光反応検査
方法が実現でき、しかも微細瞳孔対光反応の検診が実現
される新規な瞳孔対光反応観察用検診器械装置を提供す
ることにある。
(発明の要旨) 本発明の眼球検診器械による瞳光運動を微細に観察す
る為の瞳孔対光反応検診器械装置の要旨は次の(I)〜
(VI)の通りである。なお本発明の瞳孔対光反応検診器
械装置に基づく瞳孔対光反応検査方法の特長は器械装置
要旨のあとに記述する。
(I) 目の位置を決める枠も兼ねている検眼孔2と、
表示パネル15とを有する眼球検診器械装置1の、前記検
眼孔2の左側と右側には、それぞれ、約60ないし70mm位
の間隔を置いて、視標直径2〜5mm、波長0.59〜0.785m
μの赤色可視光タイプで眼球の視線を遠方視させる為の
赤色発光ダイオード(左眼用LED)20と、赤色発光ダイ
オード(右眼用LED)21とが配置してあるとともに、赤
色発光ダイオード(左眼用LED)20と、赤色発光ダイオ
ード(右眼用LED)21とは共に、電源回路としてのLED電
源線25とLED操作用スイッチ24とにそれぞれ電気的に接
続してあり、 (II) 前記検眼孔2に対しては、赤外線の眼球照明用
光源3と、必要に応じて光学的に順次配置されたミラー5
と、レンズ6と、ミラー7とを介して、瞳孔の状態を映像
として読み取り観察するための(a)カラー用撮像管も
しくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種から成
る撮像管8とを備えており、 (III) 前記瞳孔観察用の(a)カラー用撮像管もし
くは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種から成る
撮像管8には、それぞれ電気的に接続されている撮像管
用増幅器9と、映像増幅器11と、検診用テレビ13と、同
期信号発生器18に連動する瞳孔面積演算器14と、ビデオ
用回路16と、モニターテレビ17と、装置電源12とを具備
しており、 (IV) 前記検眼孔2の両側に配置された眼球の視線を
遠方視させる為の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20
と、赤色発光ダイオード(右眼用LED)21との電源回路
の構成は、前記赤外線の眼球照明用光源3が点灯したと
きに、赤色発光ダイオード(左眼用LED)20,赤色発光
ダイオード(右眼用LED)21も同時に点灯し出来るよう
にLED操作用スイッチ24の電源回路が構成してあり、 (V) かつ、前記LED操作用スイッチ24による電源回
路は、 (a) 検診しようとする左の眼球検診時には、赤外
線の眼球照明用光源3による検眼孔2からの左眼41への照
明と、右側の検診しない右眼42に対する前記右側の赤色
発光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光とを同時
に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼出来
るように電源回路が構成してあり、 (b) また、検診しようとする右の眼球検診時に
は、赤外線の眼球照明用光源3による検眼孔2からの右眼
42への照明と、左側の検診しない左眼41に対する前記左
側の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光
とを同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で
検眼出来るように電源回路が構成してあり、 (VI) さらに前記検眼孔2に配置された前記赤外線の
眼球照明用光源3により照らし出される眼球の瞳孔の状
態を、映像として読み取り観察するための(a)カラー
用撮像管もしくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか
一種から成る撮像管ぴ8によって撮影できるように構成
されており、 (VII) 検眼孔2からの赤外線の眼球照明用光源3と、
赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光と、
赤色発光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光と
を、それぞれ同時に発光させて両眼の視線を遠方視させ
た状態で、それぞれ左眼41と右眼42との瞳孔対光反応検
診を別々に検眼出来るように構成したことを特徴とする
瞳孔運動を微細に観察する為の瞳孔対光反応検診器械装
置。
本発明の左眼と右眼との眼孔運動を微細に観察する為
の眼孔対光反応検診器械装置の具体的な特色としては、
次の通りである。
眼球検診器械装置として、検診しようとする眼球に
対面して検眼孔(眼の位置を決める枠も兼ねている場合
を含む。以下同じ)が存在し、前記検眼孔には赤外線
の眼球照明用光源と、必要に応じて光学的に順次配置
されたミラー、レンズ、ミラーを介して、瞳孔の状態を
映像として読み取り観察するための(a)カラー用撮像
管もしくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種か
ら成る撮像管とを具備している。この(b)カラー用撮
像管もしくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種
の撮像管は、何れも半導体の撮像素子を備えて成るもの
で、画像を電気信号に変換する機能を有している。さ
らに前記検眼孔の両側には、約60ないし70mm位の間隔を
置いて該眼球の視線を遠方視させる為の赤色発光ダイオ
ード(LED)を1個(左眼、右眼を1個で共用すると
き)または2個(左眼、右眼を2個で別々に使用すると
き)配置して成り、かつこの赤色発光ダイオードは前記
赤外線の眼球照明用光源が点灯したとき同時に点灯出来
るように電源回路を構成してあることを特徴とする瞳孔
運動を微細に観察する為の瞳孔対光反応眼内観察用検診
器械装置にある。
また、眼球検診器械の特色として検眼孔には赤外線の
眼球照明用光源を具備し、さらに前記検眼孔の両側に
は、約60ないし70mm位の間隔を置いて該眼球の視線を遠
方視させる為の赤色発光ダイオード(LED)を1個(左
眼、右眼を1個で共用するとき)または2個(左眼、右
眼を2個で別々に使用するとき)配置して成り、かつ赤
外線の眼球照明用光源と赤色発光ダイオードとの電源回
路の構成は、前記赤外線の眼球照明用光源が点灯したと
き赤色発光ダイオードも同時に点灯出来るように電源回
路が構成してあることを特徴とする瞳孔運動を微細に観
察する為の瞳孔対光反応眼内観察用検診器械装置にあ
る。
次に、眼球検診器械による瞳孔運動を微細に観察する
為の瞳孔対光反応検診方法としては、検診しようとす
る眼球に対面して検眼孔(目の位置を決める枠も兼ねて
いる場合が多い。以下同じ)が存在し、前記検眼孔に
は赤外線の眼球照明用光源と、前記赤外線の照明用光
源に照らし出される眼球の瞳孔の状態を映像として読み
取り観察するための(a)撮像管または(b)MOS形固
体撮像素子(秋葉原市場にカラー用として型番HE9822
1、HE98223などがある。この場合撮像管または撮像素子
は、眼球検眼孔に対してレンズ、ミラーを適宜介しても
良い。)の何れか一種の撮像管を具備し、さらに前記
検眼孔の両側には、約60ないし70mm位の間隔を置いて該
眼球の視線を遠方視させる為の赤色発光ダイオード(LE
D)を一個(左眼、右眼を1個で共用するとき)または
2個(左眼、右眼を2個で別々に使用するとき)配置し
て成り、かつこの赤色発光ダイオードは前記赤外線の
眼球照明用光源が点灯したとき同時に点灯出来るように
電源回路が構成してあり、検診しようとする左の眼球
検診時には、検眼孔からの赤外線眼球照明用光源による
左眼への照明と、右側の検診しない右眼に対しては前記
右側の赤色発光ダイオードからの赤外光とを同時に発光
させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼し、検診
しようとする右の眼球検診時には、検眼孔からの眼球照
明用赤外線光源による右眼への照明と、左側の検診しな
い左眼に対しては前記左側の赤色発光ダイオードからの
赤外光とを同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた
状態で検眼し、それぞれ左眼と右眼との瞳孔対光反応検
診を行なえる特徴をもつ瞳孔運動を微細に観察する為の
瞳孔対光反応検診方法が実現出来る。
本発明の瞳孔対光反応眼内観察用検診器械装置に眼球
検診器械によって、左眼と右眼との瞳孔運動を微細に観
察する為の瞳孔対光反応検診方法の具体的な特徴として
は、次の点が挙げられる。
瞳孔対光反応眼内観察用検診器械装置により検診しよ
うとする眼球に対面して検眼孔(目の位置を決める枠も
兼ねている場合を含む。以下同じ)が存在し、さらに前
記検眼孔の両側には、約60ないし70mm位の間隔を置いて
該眼球の視線を遠方視させる為の赤外発光ダイオード
(LED)を1個(左眼、右眼を1個で共用するとき)ま
たは2個(左眼、右眼を2個で別々に使用するとき)配
置して成り、かつこの赤色発光ダイオードは前記赤外線
の眼球照明用光源が点灯したとき同時に点灯出来るよう
に電源回路が構成してあり、検診しようとする左の眼球
検診時には、検眼孔からの赤外線の眼球照明用光源によ
る左眼への照明と、右側の検診しない右眼に対しては前
記右側の赤色発光ダイオードからの赤外光とを同時に発
光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼し、検診
しようとする右の眼球検診時には、検眼孔からの赤外線
の眼球照明用光源による右眼への照明と、左側の検診し
ない左眼に対しては前記左側の赤色発光ダイオードから
の赤外光とを同時に発光させて両眼の視線を遠方視させ
た状態で検眼し、それぞれ左眼と右眼との瞳孔対光反応
検診時に瞳孔運動を微細に観察できる瞳孔対光反応検診
方法が実現するという特徴を有する。
(発明の構成) 本発明の構成としては、 (I) 目の位置を決める枠も兼ねている検眼孔2と、
表示パネル15とを有する眼球検診器械装置1の、前記検
眼孔2の左側と右側には、それぞれ、約60ないし70mm位
の間隔を置いて、視標直径2〜5mm、波長0.59〜0.785m
μの赤色可視光タイプで眼球の視線を遠方視させる為の
赤色発光ダイオード(左眼用LED)20と、赤色発光ダイ
オード(右眼用LED)21とが配置してあるとともに、赤
色発光ダイオード(左眼用LED)20と、赤色発光ダイオ
ード(右眼用LED)21とは共に、電源回路としてのLED電
源線25とLED操作用スイッチ24とにそれぞれ電気的に接
続してあり、 (II) 前記検眼孔2に対しては、赤外線の眼球照明用
光源3と、必要に応じて光学的に順次配置されたミラー5
と、レンズ6と、ミラー7とを介して、瞳孔の状態を映像
として読み取り観察するための(a)カラー用撮像管も
しくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種から成
る撮像管8とを備えており、 (III) 前記瞳孔観察用の(a)カラー用撮像管もし
くは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種から成る
撮像管8には、それぞれ電気的に接続されている撮像管
用増幅器9と、映像増幅器11と、検診用テレビ13と、同
期信号発生器18に連動する瞳孔面積演算器14と、ビデオ
用回路16と、モニターテレビ17と、装置電源12とを具備
しており、 (IV) 前記検眼孔2の両側に配置された眼球の視線を
遠方視させる為の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20
と、赤色発光ダイオード(右眼用LED)21との電源回路
の構成は、前記赤外線の眼球照明用光源3が点灯したと
きに、赤色発光ダイオード(左眼用LED)20,赤色発光
ダイオード(右眼用LED)21も同時に点灯し出来るよう
にLED操作用スイッチ24の電源回路が構成してあり、 (V) かつ、前記LED操作用スイッチ24による電源回
路は、 (a) 検診しようとする左の眼球検診時には、赤外
線の眼球照明用光源3による検眼孔2からの左眼41への照
明と、右側の検診しない右眼42に対する前記右側の赤色
発光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光とを同時
に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼出来
るように電源回路が構成してあり、 (b) また、検診しようとする右の眼球検診時に
は、赤外線の眼球照明用光源3による検眼孔2からの右眼
42への照明と、左側の検診しない左眼41に対する前記左
側の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光
とを同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で
検眼出来るように電源回路が構成してあり、 (VI) さらに前記検眼孔2に配置された前記赤外線の
眼球照明用光源3により照らし出される眼球の瞳孔の状
態を、映像として読み取り観察するための(a)カラー
用撮像管もしくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか
一種から成る撮像管8によって撮影できるように構成さ
れており、 (VII) 検眼孔2からの赤外線の眼球照明用光源3と、
赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光と、
赤色発光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光と
を、それぞれ同時に発光させて両眼の視線を遠方視させ
た状態で、それぞれ左眼41と右眼42との瞳孔対光反応検
診を別々に検眼出来るように構成したことを特徴とする
瞳孔運動を微細に観察する為の瞳孔対光反応検診器械装
置である。
本発明の瞳孔対光反応検診器械装置の構成をさらに判
り易く説明すると次のような特徴の内容と成る。
1,眼球検診器械には、検診しようとする眼球に対面し
て検眼用の視孔(目の顔の位置を決める枠も兼ねている
ことが多い。この発明ではこれを検眼孔と称している
(以下同じ)。普通、検眼孔からの瞳孔の観察は左眼ま
たは右眼を別々に行うから検眼する眼は器械に直接当て
て眼の位置がなるべく動かないように顔全体を位置決め
枠など当てて固定するようにしている。この検眼孔に
は、赤外線の眼球照明用光源を具備している。具体的に
は、眼科医師または内科医師が眼球の瞳孔対光反応運動
状態を観察検診するための照明用投光であるから、その
光源の種類としては、照明ランプと赤外フイルターの併
用、照明ランプと集光レンズと赤外フイルターの組み合
わせ、各種のレーザー光源、半導体レーザーなどの光源
(何れも医学上眼球に対して悪影響のない照明用可視光
線範囲のものを指称する)などが使用される。勿論、赤
外線光源または普通の光源に赤外フイルターを付加して
眼球の角膜の前面より光を直接照射する場合、光学的に
はレンズ、ミラー、透明防護ガラス等も併用できる。そ
してこの照明用光源が次に述べる赤外線撮像観察装置に
おける光源と相俟って作用するから、赤外線発光光源を
直接使用するか、または光源プラス赤外フイルターの組
み合わせが使用される。
次に前記眼球照明用光源に照らし出される眼球の瞳孔
の運動状態を映像などとして読み取り観察するために、
(a)撮像管または(b)MOS形固体撮像素子(秋葉原
市場にはカラー用として型番HE98221.HE98223などがあ
る。この場合撮像管または撮像素子は、眼球検眼孔に対
してレンズやミラーを適宜介することもある。)を配置
してある。検診時の瞳孔運動状態は、医師が検診装置を
挟んで被検眼者と向かい合って検診することが多いた
め、その映像は拡大画像として医師側に写し出すか、撮
像管からの伝送によるテレビブラウン管への写し出しが
良い。そしてこのとき器械における映像の位置も被検眼
者の反対側である医師の居る側が理想的である。前記撮
像管または撮像素子で捉えた映像は医師が観察するた
め、映像モニターテレビに導入するためのプリアンプや
メインアンプおよびそれらの電源を備えている。また、
映像モニターの瞳孔などから同期信号発生回路により瞳
孔面積を測定して演算し表示するための回路(このよう
にテレビ映像の面積を測定し演算してデイジタル表示す
る回路は既に一般的である)と、必要に応じてビデオ装
置を備えている。
前記検眼孔に対しては、赤外線の眼球照明用光源と、
必要に応じて光学的に順次配置されたミラー、レンズ、
ミラーを介して、瞳孔の状態を映像として読み取り観察
するための(a)カラー用撮像管もしくは(b)カラー
用固体撮像素子の何れか一種から成る撮像管とを具備し
ている。この(b)カラー用撮像管もしくは(b)カラ
ー用固体撮像素子の何れか一種から成る撮像管は、何れ
も半導体の撮像素子を備えて成るもので、画像を電気信
号に変換する機能を有している。撮像管は拡大型テレビ
カメラも使用可能である。
半導体撮像素子は、例えば10mm四方のチップの中に18
万個位の電子の眼が配置され、それらの電子の眼はそれ
ぞれが受光した色を忠実に素早く電気信号に変換する機
能を有するものが使用される。秋葉原市場での半導体撮
像素子の例として、MOSHE98221.走査面積8.8X6.6mm、画
素数水平384X垂直485,感度6.7nA/1x,飽和信号電流1.0μ
A,解像度(TVE)水平280X垂直350、単板カラー型、寸法
25.4X20.3mmが存在する。そして撮像管または半導体撮
像素子の何れか一種から成る撮像管には、電気的に接続
されるビデオテープレコーダー、テレビ等は市販製品を
そのまま直接使用できる。またマイクロコンピューター
やパーソナルコンピューターはCRTグラフィックデイス
プレイ、プリンター、光学的録画可能なレーザーフロッ
ピイーデイスク等を使用して本発明装置を機能的に活用
して瞳孔障害の種別判定、被検眼者の過去および治療途
中のデーターとの対比、治療結果の判定などに役立たせ
ることが出来る。また、上記の前者に於けるブラウン管
は検診している瞳孔観察用であるが、後者のCRTグラフ
イックデイスプレイは主に検眼の初期データーと過去の
データーとを映し出して治療の進展具合を現在の映像と
比較するためのものである。
2.さらに本発明においては、前記検眼孔の左右両側に約
60mm位の間隔を置いて該眼球を遠方視させる為の赤外線
発光源、具体的には赤色発光ダイオード(LED)を1個
(左眼、右眼の位置に移動できるようにしてLEDを1個
で共用する場合)または2個(左眼、右眼の位置する所
にLEDを2個別々に使用する場合)を器械の黒色壁面に
取り付けて配置して成るものである。そしてこの赤色発
光ダイオードは、前記赤外線の眼球照明用光源が点灯し
たとき、同時に点灯出来るように電源回路を構成してあ
る。
赤色発光ダイオード(LED=Light Emitting Diode)
は、視標直径2〜5mm、波長0.59〜0.785mμの赤色可視
光、発光量(輝度)約10〜70asb、標準輝度20asb、順電
圧1〜2V、順電流20mA以下程度で使用される。
2個の赤色発光ダイオードは電源に切り替えスイッチ
を介して接続され、検診中の点滅は検眼用の照明光源と
連動していると操作が容易である。視標直径2〜5mmの
1個の赤色発光ダイオードの場合は、180度回動するア
ームの先端に赤色発光ダイオード(LED)を付け、赤色
発光ダイオード(LED)が検診しない右眼または左眼に
対して追従して点灯するように構成すれば良い。従って
本発明では赤色発光ダイオードの数は1〜2個あれば事
足りるのである。勿論、赤色発光ダイオード(LED)の
赤色可視光の波長0.59〜0.785mμ、光量(輝度)はなど
は、子供、大人、老人、男性、女性と検眼する人に合わ
せて調節される。このように本発明では、1個の赤色発
光ダイオード(LED)を使用するときは、検眼孔を挟ん
で両側約60mmの位置に移動できるようにして左右交互に
使用すれば良く、また2個の赤色発光ダイオード(LE
D)のときは、検眼孔を挟んで両側約60mmの位置に2個
の赤色発光ダイオード(LED)をそれぞれ固定すれば良
い。種々実験の結果2個の赤色発光ダイオード(LED)
を使用して切り替えスイッチにより左側または右側を点
灯した方が最も操作性が良かった。
なお2個の赤色発光ダイオード(LED)を点灯し放し
でも検眼はできるが検眼者はそれぞれ検眼するとき点灯
(点滅)する方を好ましいという結果が出た。
3.そして本発明の検診器械装置では、検診しようとする
左の眼球検診時には、検眼孔からの赤色線の眼球照明用
光源による左眼への照明と、右側の検診しない右眼に対
しては前記右側の赤色発光ダイオードからの赤外光とを
同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検診
するのである。
4,次に本発明検診器械装置では、検診しようとする右の
眼球検診時には、検眼孔からの赤色線の眼球照明用光源
による右眼への照明と、左側の検診しない左眼に対して
は前記左側の赤色発光ダイオードからの赤外光とを同時
に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検診する
のである。
5.このようにして、それぞれ瞳孔対光反応検診を行うの
であるが、この間ビデオテープレコーダーに録画するな
どして瞳孔運動を微細に観察することを特徴とする瞳孔
対光反応検診器械装置にある。
(本発明に於ける遠方視、近方視) 本発明の明細書において、近方視とは人同士が対話を
する距離、3mぐらいの室内を見る距離など比較的近くを
見る状態を言い、遠方視とは5m以上の距離(検眼時の視
力表は5mの距離にあり遠方視としての近似値である)に
ある物体を見る状態を言う。人間の眼は通常水晶体が焦
点を調節し、正視状態で水晶体は膨らみもせず膨みもせ
ず、ほぼ零原点にある。その代わりに近方視のときは水
晶体が膨らんで近くへの焦点調整を行い、また遠方視の
ときは水晶体を縮めて遠くに焦点を合わせるように旨く
出来ている。子供は水晶体の調節力の幅が大きいので焦
点が合わせ易く、老人になると調節力は弱くなる。
しかし、従来市販されている公知の瞳孔対光反応器械
は、単に照明用の赤外光源を眼球に投光している為、検
診中の眼球をしてその焦点を近方視させてしまい、正確
な瞳孔動作を観察出来ないと言う欠点があった。このよ
うに検眼中に焦点を近方視させる現象を機械近視と呼
び、そのような検眼器械の改善が強く要望されているの
である。
(発明の実施例) 以下本発明の瞳孔対光反応検診器械装置の構成を具体
的な実施例の添付図面により判り易く説明すると次の通
りである。
添付図面は本発明瞳孔対光反応検診器械装置の一実施
例を示し、第1図は器械装置全体の概要を示す説明図、
第2図は本発明瞳孔対光反応検診器械装置による検診時
の説明図である。尚図中の符号は次の通りである。
1=眼球検診器械装置、2=検眼孔 3=照明用光源、4=赤外フイルター 5=ハーフミラー、6=レンズ 7=ミラー、8=瞳孔撮像管 9=撮像管用増幅器、10=接続線 11=映像増幅器、12=装置電源 13=検診用テレビ、14=瞳孔面積演算器 15=表示パネル、16=ビデオ用回路 17=モニタテレビ、18=同期信号発生器 20=赤色発光ダイオード{左眼用LED} 21=赤色発光ダイオード{右眼用LED} 22・23=電線、24=LEDスイッチ 25=LED電源線、30−検視者{医師} 31=看護婦、40=被検視者{患者} 41=左眼、42=右眼 実施例眼球検診器械装置としては、 表示パネル15を有する眼球検診器械装置1の検眼孔
2(目の位置を決める枠も兼ねている場合を含む。以下
同じ)の左側と右側には、それぞれ、約60ないし70mm位
の間隔を置いて配置され、かつ、LED電源線25とLED操作
用スイッチ24に電気的に接続されている眼球の視線を遠
方視させる為の視標直径2〜5mm、波長0.59〜0.785mμ
の赤色可視光タイプの、赤色発光ダイオード(左眼用LE
D)20と、赤色発光ダイオード(右眼用LED)21が配置し
てある。
前記検眼孔2に対しては、赤外線の眼球照明用光源
3と、必要に応じて光学的に順次配置されたミラー5、
レンズ6、ミラー7を介して、瞳孔の状態を映像として
読み取り観察するための(a)カラー用撮像管もしくは
(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種から成る撮像
管8とを備えている。
前記瞳孔観察用の(a)カラー用撮像管もしくは
(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種から成る撮像
管8には、撮像管用増幅器9、映像増幅器11、検診用テ
レビ13、同期信号発生器18と連動する瞳孔面積演算器1
4、ビデオ用回路16とモニターテレビ17、装置電源12が
電気的に接続して構成されている。
また、前記赤外線の眼球照明用光源3と、赤外線の
眼球照明用光源3に照らし出される眼球の瞳孔の状態を
映像として読み取り観察するための(a)カラー用撮像
管もしくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種か
ら成る撮像管8(撮像管8は、眼球検眼孔2に対して必
要に応じて光学的に順次配置されたミラー5、レンズ
6、ミラー7を適宜介する場合を含む。)とを備えた、
検眼孔2の両側に配置された眼球の視線を遠方視させる
為の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20と、赤色発光
ダイオード(右眼用LED)21との電源回路の構成は、前
記赤外線の眼球照明用光源3が点灯したときに、赤色発
光ダイオード(左眼用LED)20,赤色発光ダイオード(右
眼用LED)21も同時に点灯出来るようにLED操作用スイッ
チ24の電源回路が構成してある。
さらに前記LED操作用スイッチ24による電源回路
は、 (a) 検診しようとする左の眼球検診時には、赤外
線の眼球照明用光源3による検眼孔2からの左眼41への
照明と、右側の検診しない右眼42に対する前記右側の赤
色発光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光とを同
時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼出
来るように電源回路が構成している。
(b) また、検診しようとする右の眼球検診時に
は、赤外線の眼球照明用光源3による検眼孔2からの右
眼42への照明と、左側の検診しない左眼41に対する前記
左側の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外
光とを同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態
で検眼出来るように電源回路が構成している。
検眼孔2からの赤外線の眼球照明用光源3と、赤色
発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光と、赤色
発光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光とを、そ
れぞれ同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態
で、それぞれ左眼41と右眼42との瞳孔対光反応検診を別
々に検眼出来るように構成して、瞳孔運動を微細に観察
する為の瞳孔対光反応検診器械装置の全体が構成されて
いる。
実施例の眼球検診器械装置1には、検診しようとす
る眼球(左眼41、右眼42)に対面して検眼用の視孔(眼
や顔の位置を決める枠を兼ねていることが多い。この発
明ではこれを検眼孔2と称している。以下同じ)があ
る。
普通、検眼孔2からの瞳孔の観察は左眼41または右眼42
を別々に行うから検眼する眼は器械装置1に直接当てて
眼の位置がなるべく動かないように顔全体を位置決め枠
など当てて固定するようにしている。この検眼孔2に
は、赤外線の眼球照明用光源3を具備している。この光
源3は具体的に、検視者30として眼科医師または内科医
師が被検視者40の眼球の瞳孔対光反応運動状態を観察検
診するための照明用投光であるから、その光源3の種類
としては、照明ランプと赤外フイルター4の併用、照明
ランプと集光レンズと赤外フイルターの組み合わせ、各
種のレーザー光源、半導体レーザーなどの光源(何れも
医学上眼球に対して悪影響のない照明用可視光線範囲の
ものを指称する)などが使用される。勿論、赤外線光源
3または普通の光源3に赤外フイルター4を付加して眼
球の角膜の前面より光を直接照射する場合、光学的には
レンズ、ミラー、透明防護ガラス等も併用できる。そし
てこの照明用光源3は次に述べる赤外線撮像観察装置に
於ける光源として作用するから、赤外線発光光源を直接
使用するか、または光源プラス赤外フイルターの組み合
わせが使用される。
次に前記眼球照明用光源3に照らし出される眼球の
瞳孔の運動状態を映像などとして読み取り観察するため
に、(a)カラー用の撮像管または(b)カラー用のMO
S形固体撮像素子の何れか一種から成る撮像管8を配置
している。(秋葉原市場にはカラー用撮像素子として型
晩HE98221.HE98223などがある。)また、この場合撮像
管8は、眼球検眼孔2に対して必要に応じて光学的に順
次配置されたミラー5、レンズ6、ミラー7を適宜介す
る場合もある。
検診時の瞳孔運動状態は、医師30が検診装置1を挟ん
で被検視者40と向かい合って検診することが多いため、
その映像は拡大画像として医師30側に写し出すか、瞳孔
撮像管8からの伝送による検診用テレビ13のブラウン管
への写し出しが良い。そしてこのとき器械における映像
の位置も被検視者40の反対側である医師30の居る側が理
想的である。
前記カラー用の撮像管またはカラー用のMOS形固体撮
像素子の何れか一種から成る撮像管8で捉えた映像は医
師30が観察するために、映像検診用テレビ13に導入する
ための撮像管用増幅器11(プリアンプ)や映像増幅器11
(メインアンプ)およびそれらの装置電源12を備えてい
る。
また、検診用テレビ13による映像モニターの瞳孔など
から同期信号発生器18の回路により瞳孔面積を測定して
演算し表示するための回路(このようにテレビ映像の面
積を測定し演算してデイジタル表示する回路は既に一般
的である)と、必要に応じてビデオ用回路16によるモニ
タテレビ17の装置を備えている。
撮像管8は既に知られている拡大型テレビカメラも使
用可能でらう。撮像管8が半導体撮像素子の場合は、例
えば10mm四方のチップの中に18万個位の電子の眼が配置
され、それらの電子の眼はそれぞれが受光した色を忠実
に素早く電気信号に変換する機能を有するものが使用さ
れる。秋葉原市場での半導体撮像素子の例として、MOSH
E98221.走査面積8.8X6.6mm、画素数水平384X垂直485,感
度6.7nA/1x,飽和信号電流1.0μA,解像度(TVE)水平280
X垂直350、単板カラー型、寸法25.4X20.3mmが存在す
る。半導体撮像素子の撮像管8に電気的に接続されるビ
デオテープレコーダー付きの検診用テレビ13、モニター
テレビ17等は市販製品をそのまま直接使用できる。また
マイクロコンピューターやパーソナルコンピューターは
CRTグラフィックデイスプレイ、プリンター、光学的録
画可能なレーザーフロッピイーデイスク等を使用して本
発明装置を機能的に活用し、瞳孔障害の種別判定、被検
眼者の過去および治療途中のデーターとの対比、治療結
果の判定などに役立たせることが出来る。
また、上記の前者に於ける検診用テレビ13のブラウン
管は現に検診している瞳孔観察用であるが、後者のCRT
グラフイックデイスプレイとしてのモニターテレビ17
は、主に検眼の初期データーと過去のデーターとを映し
出して治療の進展具合を現在の映像と比較するためのも
のである。
さらに本発明においては、前記検眼孔2の左右両側に
約60ないし70mm位の間隔(人間の両眼の標準的な間隔か
らの数値である)を置いて該眼球を遠方視させる為の赤
外線発光源、具体的には赤色発光ダイオード(LED)を
1個(左眼用LED20、右眼用LED21の位置に移動できるよ
うにして赤色発光ダイオードLEDを1個で共用する場
合)、または2個(左眼用LED20、右眼用LED21の位置す
る所に赤色発光ダイオードLEDを2個別々に配置使用す
る場合)を器械装置1の接眼部壁面(黒色が多い)に取
り付けて配置して成るものである。そしてこの赤色発光
ダイオード(LED)20,21は、前記赤外線の眼球照明用光
源3が点灯したときに、同時に点灯出来るようにLED電
源線25を通じて装置電源12の回路に接続してある。LED
スイッチ24により操作出来るようにも構成してある。
赤色発光ダイオード(LED)20.21は、視標直径2〜5m
m、波長0.59〜0.785mμの赤色可視光、発光量(輝度)
約10〜70asb、標準輝度20asb、順電圧1〜2V、順電流5
〜10mA程度のものが使用される。
2個の赤色発光ダイオード(LED)20.21は、電源に切
り替えスイッチ2を介して接続され、検診中の点滅は検
眼用の照明光源3と連動していると操作が容易である。
赤色発光ダイオード(LED)20.21が1個の場合は、180
度回動するアームの先端に赤色発光ダイオード(LED)
を付け、赤色発光ダイオード(LED)が検診しない右眼4
2または左眼41に対して追従して点灯するように構成す
れば良い。従って本発明では赤色発光ダイオード(LE
D)の数は1個または2個あれば事足りるのである。勿
論赤色発光ダイオード(LED)の光量(輝度)は、子
供、大人、老人、男性、女性と検眼する人に合わせて調
節される。
このように本発明では、1個の赤色発光ダイオード
(LED)を使用するときは検眼孔2を挟んで両側約60な
いし70mmの位置に移動できるようにして左右交互に使用
すれば良く、また2個の赤色発光ダイオード(LED)20.
21のときは検眼孔2を挟んで両側約60ないし70mmの位置
に2個の赤色発光ダイオード(LED)20.21をそれぞれ固
定すれば良い。種々実験の結果2個の赤色発光ダイオー
ド(LED)20.21を使用して切り替えスイッチ24により左
側または右側を点灯した方がいろいろの被検視者(患
者)40に対して最も操作性が良かった。
なお2個の赤色発光ダイオード(LED)20.21を点灯し
放しでも検眼はできるが検眼者はそれぞれ検眼するとき
点灯(点滅)する方を好ましいという結果がでた。
そして第2図に示すとおり、本発明の実施例では、検診
しようとする左の眼球検診時には、検眼孔2からの赤外
線の眼球照明用光源3による左眼41への照明と、右側の
検診しない右眼42に対しては前記右側の赤色発光ダイオ
ード(LED)21からの赤外光とを同時に発光させて両眼
の視線を遠方視させた状態で検診するのである。同様に
本発明の実施例では、検診しようとする右の眼球検診時
には検眼孔2からの赤外線の眼球照明用光源3による右
眼42への照明と、左側の検診しない左眼41に対しては前
記左側の赤色発光ダイオード(LED)20からの赤外光と
を同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検
診するのである。このようにして、それぞれ瞳孔対光反
応検診を行うのであるが、この間並行してビデオ用回路
16によるテープレコーダーに録画するなどして瞳孔運動
を微細に観察することが出来る特徴を有する瞳孔対光反
応検診方法およびその器械装置を提供することが出来
る。
従来公知の瞳孔反応検査装置の中には左眼又は右眼の
いずれか一方の瞳孔を検査する場合、その検診対象の瞳
孔に対して「検査用光源と、固視標光源とを併用する型
式の瞳孔反応検査装置」がある。装置の例としては、検
査用光線の通路中に、半透明鏡を設け、その半透明鏡を
介して検診を受ける眼(瞳孔)より観察し得る位置に固
視標光源を配置している。つまり、検診を受ける眼(瞳
孔)のみに検査用光線と固視標光源を照光する装置であ
り、そのとき検診を受けていない他方の眼(瞳孔)に対
しては、検査用光線と固視標光源の何れからも、全く照
光されない。これに対して、本発明の瞳孔対光反応検診
器械装置の特徴は、赤外線の眼球照明用光源3と赤色
発色ダイオード(LED)20.21を備え、その電源回路の構
成は、前記赤外線の眼球照明用光源3が点灯したとき赤
色発光ダイオード(LED)20.21も同時に点灯出来るよう
に電源回路と装置が構成してあり、かつ検診しよとす
る左眼41検診時の電源回路は、検眼孔2からの赤外線の
眼球照明用光源3による左眼41への照明と、右側の検診
しない右眼42に対しては前記右側の赤色発光ダイオード
(右眼用LED)21からの赤外光とを同時に発光させて左
眼41.右眼42の両眼の視線を遠方視させた状態で検眼出
来るように電源回路と装置を構成してある。
また同様に、さらに検診しようとする右眼42検診時
の電源回路は、検眼孔2からの赤外線の眼球照明用光源
3による右眼42への照明と、左側の検診しない左眼41に
対しては前記左側の赤色発光ダイオード(左眼用LED)2
0からの赤外光とを同時に発光させて両眼41.42の視線を
遠方視させた状態で検眼出来るように電源回路と装置を
構成してある。
本発明の瞳孔対光反応検診器械装置の構成による大き
な特徴は次の点にある。
(1) 前記検眼孔2の両側に配置された眼球の視線を
遠方視させる為の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20
と、赤色発光ダイオード(右眼用LED)21との電源回路
の構成は、前記赤外線の眼球照明用光源3が点灯したと
きに、赤色発光ダイオード(左眼用LED)20,赤色発光
ダイオード(右眼用LED)21も同時に点灯し出来るよう
にLED操作用スイッチ24の電源回路が構成してある。
(2) かつ、前記LED操作用スイッチ24による電源回
路は、 (a) 検診しようとする左の眼球検診時には、赤外線
の眼球照明用光源3による検眼孔2からの左眼41への照明
と、右側の検診しない右眼42に対する前記右側の赤色発
光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光とを同時に
発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼出来る
ように電源回路が構成してある。
(b) また、検診しようとする右の眼球検診時には、
赤外線の眼球照明用光源3による検眼孔2からの右眼42
の照明と、左側の検診しない左眼41に対する前記左側の
赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光とを
同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼
出来るように電源回路が構成してある。
(3) さらに前記検眼孔2に配置された前記赤外線の
眼球照明用光源3により照らし出される眼球の瞳孔の状
態を、映像として読み取り観察するための(a)カラー
用撮像管もしくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか
一種から成る撮像管8によって撮影できるように構成さ
れている。
(4) 検眼孔2からの赤外線の眼球照明用光源3と、赤
色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光と、赤
色発光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光とを、
それぞれ同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状
態で、それぞれ左眼41と右眼42との瞳孔対光反応検診を
別々に検眼出来る。
このように本発明の瞳孔対光反応検診器械装置は、検
眼孔2からの赤外線の眼球照明用光源3による右眼42へ
の照明と、左側の検診しない左眼41に対しても前記左側
の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光と
を同時に発光させて両眼41.42の視線を遠方視させた状
態で検眼出来るように電源回路と装置を構成したもの
で、公知の瞳孔検査装置とは異なる本発明特有の新規な
技術思想の孔対光反応検診器械装置を提供している。
(発明の作用効果) 前記本発明の実施例に於ける眼球検診器械装置1の特
性例を述べると次の通りである。
測定:A:180度.S:17D〜+22D 瞳孔間距離:30〜80mm(子供から大人まで) 屈折度測定:S0〜±15D.但し±0.25D S±15D以上.但し±0.5D 最小瞳孔径、角膜頂点距離、裸眼視力等測定可能 測定時間:約0.5秒/片眼 電源:100V.100W.50〜60Hz 視力は、5メートルの距離で見分けられる視力を国際
単位として1.0の視力としている。また眼の水晶体は年
令と共に硬化し水晶体が無調節状態で凸レンズを掛け明
瞭に見えたときの凸レンズの度をもって表わしている。
この調節力は平均10才で12ジオプター(D)、30才で7
D、50才で1D、現実は50才で4D〜−3.3Dである。このよ
うな状況で従来公知の器械と本発明器械装置とで測定し
た結果を示すと次の表の通りである。
検診データーによると右眼(R)よりも左眼(L)の
視力が落ちている人が多い。また高齢者よりも若い人の
方が発光源4に対する反応が敏感な傾向にある。そして
データー上は明らかに従来公知器械の測定結果の不正確
さが目立っている。この点で本発明測定器械装置の測定
値は極めて良い結果を示している。
このように本発明の実施令では接眼観察部となる検眼
孔2から等距離即ち左右に約60ないし70mmの位置に赤色
発光ダイオード(左眼用LED)20.赤色発光ダイオード
(右眼用LED)21を等間隔に設け、それを発光させて瞳
孔の間接対光反応観察を行うものであり、赤色発光ダイ
オード(左眼用LED)20.赤色発光ダイオード(右眼用LE
D)21は、視標直径2〜5mm、波長0.59〜0.785mμの赤色
可視光、発光量(輝度)約10〜70asb、標準輝度20asb,
順電圧1〜2、順電流20mA以下程度のものが使用され
る。そして赤色発光ダイオード(LED)の発光量は適量
な光量を採用しており、集光性の高いものを使用してい
る。この為従来法に比較して残像、まぶしさを伴わない
明確な瞳孔動態観察が可能となったのである。
本発明は、結果として間接対光反応時の眼の屈折検査
が可能となり、赤色発光ダイオード(LED)の発光時の
対側、間接対光反応眼の屈折変化をも検討出来た。近視
眼では近視の度が弱くなることが考察され、更に赤色発
光ダイオード(LED)光入射時の両眼が無限遠方視する
ことになり機械近視の補正が可能となって極めて正確な
瞳孔反応動態観察が実現でき、眼科医師は被検視者(患
者)を通じて広く社会に貢献できるようになり、産業上
の価値は顕著である。
(発明の特徴) 1.本発明器械装置は、瞳孔対光反応検眼時に於ける検眼
器械の機械近視の欠点を全く解消させる事が出来る正確
な検診を期待出来る特徴がある。
2.本発明検診機械装置の特徴は、検眼光(検眼者の眼の
位置を決め、しかも照明用光源および瞳孔対光反応を観
察出来る映像を読み取るレンズまたは撮像管などを装着
する部分をいう)の中心より両側に対して約60ないし70
mmの位置の黒色壁面には、検診しない眼球に対して照射
する為の赤外線の発光光源としての赤色発光ダイオード
(LED)をそれぞれ配置して前記検眼しない眼球の焦点
を遠方視させ、同時に検眼中の眼球の焦点も遠方視させ
ることが出来る特徴を有する瞳孔対光反応検診方法を実
現出来る。
3.本発明検診器械装置の他の特徴は、瞳孔対光反応の観
察が遠方視の状態で行うことができ、その結果瞳孔は最
大限に開孔した状態となるから瞳孔運動を微細にしかも
正確な検診を期待できる器械装置を提供出来ることであ
る。
4.更に本発明の他の特徴は、器械装置全体の製造が経済
的にでき、しかも操作は、検診中の眼球の映像のピント
を合わせる動作と、検眼しない眼球への赤色発光ダイオ
ード(LED)の点灯スイッチを切り替える操作の二つだ
けで済む効率的な検診方法を実現できる器械装置であ
る。
5.このように本発明検診器械装置は接眼観察部となる検
眼孔から等距離即ち左右に約60ないし70mmの位置に赤色
発光ダイオード(LED)を等間隔に設けそれを発光させ
て瞳孔の間接対光反応観察を行うもので発光量は適量な
光量を採用し、赤色発光ダイオード(LED)は集光性の
高いものを使用している。この為従来法に比較して残
像、まぶしさを伴わない明確な瞳孔動態観察が可能とな
ったのである。
6.本発明検診器械装置は、結果として間接対光反応時の
眼の屈折度の検診が可能となり、赤色発光ダイオード
(LED)発光時の対側、間接対光反応眼の屈折変化をも
検討出来た。近視眼では近視の度が弱くなることが考察
され、更に赤色発光ダイオード(LED)光入射時の両眼
が無限遠方視することになり器械近視の補正が可能とな
り極めて正確な瞳孔反応動態観察が実現され眼科医師内
科医および社会に対する貢献度は顕著である。ここに本
発明の産業上の大きな価値がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明瞳孔対光反応検診器械装置の一実施例を示し
第1図は器械装置全体の概要を示す説明図、第2図は本
発明瞳孔対光反応検診器械装置による検診時の説明図で
あり、図中の符号は次の通りである。 1……眼球検診器械装置、2……検眼孔 3……照明用光源、4……赤外フイルター 5……ハーフミラー、6……レンズ 7……ミラー、8……瞳孔撮像管 9……撮像管用増幅器、10……接続線 11……映像増幅器、12……装置電源 13……検診用テレビ、14……瞳孔面積演算器 15……表示パネル、16……ビデオ用回路 17……モニタテレビ、18……同期信号発生器 20……赤色発光ダイオード{左眼用LED} 21……赤色発光ダイオード{右眼用LED} 22・23……電線、24……LEDスイッチ 25……LED電源線、30……検視者{医師} 31……看護婦、40……被検視者{患者} 41……左眼、42……右眼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61B 3/12 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(I) 目の位置を決める枠も兼ねている
    検眼孔2と、表示パネル15とを有する眼球検診器械装置1
    の、前記検眼孔2の左側と右側には、それぞれ、約60な
    いし70mm位の間隔を置いて、視標直径2〜5mm、波長0.5
    9〜0.785mμの赤色可視光タイプで眼球の視線を遠方視
    させる為の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20と、赤
    色発光ダイオード(右眼用LED)21とが配置してあると
    ともに、赤色発光ダイオード(左眼用LED)20と、赤色
    発光ダイオード(右眼用LED)21とは共に、電源回路と
    してのLED電源線25とLED操作用スイッチ24とにそれぞれ
    電気的に接続してあり、 (II) 前記検眼孔2に対しては、赤外線の眼球照明用
    光源3と、必要に応じて光学的に順次配置されたミラー5
    と、レンズ6と、ミラー7とを介して、瞳孔の状態を映像
    として読み取り観察するための(a)カラー用撮像管も
    しくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種から成
    る撮像管8とを備えており、 (III) 前記瞳孔観察用の(a)カラー用撮像管もし
    くは(b)カラー用固体撮像素子の何れか一種から成る
    撮像管8には、それぞれ電気的に接続されている撮像管
    用増幅器9と、映像増幅器11と、検診用テレビ13と、同
    期信号発生器18に連動する瞳孔面積演算器14と、ビデオ
    用回路16と、モニターテレビ17と、装置電源12とを具備
    しており、 (IV) 前記検眼孔2の両側に配置された眼球の視線を
    遠方視させる為の赤色発光ダイオード(左眼用LED)20
    と、赤色発光ダイオード(右眼用LED)21との電源回路
    の構成は、前記赤外線の眼球照明用光源3が点灯したと
    きに、赤色発光ダイオード(左眼用LED)20,赤色発光
    ダイオード(右眼用LED)21も同時に点灯し出来るよう
    にLED操作用スイッチ24の電源回路が構成してあり、 (V) かつ、前記LED操作用スイッチ24による電源回
    路は、 (a) 検診しようとする左の眼球検診時には、赤外線
    の眼球照明用光源3による検眼孔2からの左眼41への照明
    と、右側の検診しない右眼42に対する前記右側の赤色発
    光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光とを同時に
    発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼出来る
    ように電源回路が構成してあり、 (b) また、検診しようとする右の眼球検診時には、
    赤外線の眼球照明用光源3による検眼孔2からの右眼42
    の照明と、左側の検診しない左眼41に対する前記左側の
    赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光とを
    同時に発光させて両眼の視線を遠方視させた状態で検眼
    出来るように電源回路が構成してあり、 (VI) さらに前記検眼孔2に配置された前記赤外線の
    眼球照明用光源3により照らし出される眼球の瞳孔の状
    態を、映像として読み取り観察するための(a)カラー
    用撮像管もしくは(b)カラー用固体撮像素子の何れか
    一種から成る撮像管8によって撮影できるように構成さ
    れており、 (VII) 検眼孔2からの赤外線の眼球照明用光源3と、
    赤色発光ダイオード(左眼用LED)20からの赤外光と、
    赤色発光ダイオード(右眼用LED)21からの赤外光と
    を、それぞれ同時に発光させて両眼の視線を遠方視させ
    た状態で、それぞれ左眼41と右眼42との瞳孔対光反応検
    診を別々に検眼出来るように構成したことを特徴とする
    瞳孔運動を微細に観察する為の瞳孔対光反応検診器械装
    置。
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