JP2003235186A - 磁石発電機の製造方法 - Google Patents
磁石発電機の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】磁石発電機の小型化を図ること。
【解決手段】複数の発電コイル要素31を周方向に組み
合わせて円環状の発電コイル3を製造する方法であっ
て、互いに隣り合う発電コイル要素31の周方向に沿っ
たコア結合部36fにそれぞれ凹凸部36d、36eを
設け、これらの凹凸部36d、36eを互いに嵌め合わ
せることによって複数の発電コイル要素31を固定す
る。凹凸部36d、36eを互いに嵌め合わせることに
よって固定された複数の発電コイル要素31は、磁性材
からなるハウジング4の内周面に焼き嵌めする。
合わせて円環状の発電コイル3を製造する方法であっ
て、互いに隣り合う発電コイル要素31の周方向に沿っ
たコア結合部36fにそれぞれ凹凸部36d、36eを
設け、これらの凹凸部36d、36eを互いに嵌め合わ
せることによって複数の発電コイル要素31を固定す
る。凹凸部36d、36eを互いに嵌め合わせることに
よって固定された複数の発電コイル要素31は、磁性材
からなるハウジング4の内周面に焼き嵌めする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁石発電機の製造
方法、詳しくは、磁石発電機の製造工程において複数の
発電コイル要素を固定する方法に関する。
方法、詳しくは、磁石発電機の製造工程において複数の
発電コイル要素を固定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来からのインナータイプの磁
石発電機の正面図を示す。
石発電機の正面図を示す。
【0003】図5において、1は、エンジンのクランク
軸に連結されるシャフトを表している。シャフト1は、
永久磁石を有する回転子2に圧入等で固定されている。
回転子2の外周面には、僅かな隙間を介して固定子とな
る円環状(概ね厚肉円筒状)の発電コイル3が対向配置
されている。発電コイル3は、複数(本例では9個)の
発電コイル要素31を備える。各発電コイル要素31
は、磁路を形成する円環状の外周コア32の内面に固定
されており、その固定方法は、各発電コイル要素31の
中心コア33の外側端部33a、つまり、シャフト1か
ら遠い方の端部33aを、外周コア32の内面凹部32
aにあり溝結合する方法を採用している。外周コア32
は、非磁性材からなるハウジング4の内周面に接着や圧
入固定、また図示されていないがボルトを用いて固定さ
れている。なお、符号34は、各々の発電コイル要素3
1において中心コア33と絶縁を行うためのボビン等に
巻線を巻いて構成される巻線部を表し、また、符号35
は、中空円盤状のコアを複数枚積層した後これらを結束
し、外周コア32を形成するためのリベットを表してい
る。
軸に連結されるシャフトを表している。シャフト1は、
永久磁石を有する回転子2に圧入等で固定されている。
回転子2の外周面には、僅かな隙間を介して固定子とな
る円環状(概ね厚肉円筒状)の発電コイル3が対向配置
されている。発電コイル3は、複数(本例では9個)の
発電コイル要素31を備える。各発電コイル要素31
は、磁路を形成する円環状の外周コア32の内面に固定
されており、その固定方法は、各発電コイル要素31の
中心コア33の外側端部33a、つまり、シャフト1か
ら遠い方の端部33aを、外周コア32の内面凹部32
aにあり溝結合する方法を採用している。外周コア32
は、非磁性材からなるハウジング4の内周面に接着や圧
入固定、また図示されていないがボルトを用いて固定さ
れている。なお、符号34は、各々の発電コイル要素3
1において中心コア33と絶縁を行うためのボビン等に
巻線を巻いて構成される巻線部を表し、また、符号35
は、中空円盤状のコアを複数枚積層した後これらを結束
し、外周コア32を形成するためのリベットを表してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
磁石発電機においては、上述したように発電コイル要素
31を外周コア32に固定するためにあり溝結合を採用
しており、その結合強度を確保する必要がある。また、
中心コア33のコア幅aは磁束量と巻線数で制約され決
定されるため、図6に示すように、外周コア32の肉厚
b>中心コア33の幅aとなっていた。このため、外周
コア32の肉厚bとハウジング4の肉厚を加算した肉厚
cが厚くなり、発電機の大型化を招くという問題があっ
た。
磁石発電機においては、上述したように発電コイル要素
31を外周コア32に固定するためにあり溝結合を採用
しており、その結合強度を確保する必要がある。また、
中心コア33のコア幅aは磁束量と巻線数で制約され決
定されるため、図6に示すように、外周コア32の肉厚
b>中心コア33の幅aとなっていた。このため、外周
コア32の肉厚bとハウジング4の肉厚を加算した肉厚
cが厚くなり、発電機の大型化を招くという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決し、発電機の小型化が可能な製造方法を提供する
ことを目的とする。
を解決し、発電機の小型化が可能な製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1によると、複数
の発電コイル要素を周方向に沿ったコア結合部同士を嵌
合させて複数の発電コイル要素を固定したため、コア結
合部の半径方向の肉厚を薄肉化することができ、磁石発
電機の小型化が可能になる。
の発電コイル要素を周方向に沿ったコア結合部同士を嵌
合させて複数の発電コイル要素を固定したため、コア結
合部の半径方向の肉厚を薄肉化することができ、磁石発
電機の小型化が可能になる。
【0007】請求項2によると、ハウジングが磁性材か
らなり、コア結合部の磁路にハウジングの磁路が加わっ
て全体の磁路を形成されるようにしたため、非磁性材か
らなるハウジングを用いた場合に比べ、磁石発電機をよ
り一層小型化させることができる。
らなり、コア結合部の磁路にハウジングの磁路が加わっ
て全体の磁路を形成されるようにしたため、非磁性材か
らなるハウジングを用いた場合に比べ、磁石発電機をよ
り一層小型化させることができる。
【0008】請求項3によると、焼き嵌めの際のハウジ
ング冷却時に、ハウジング内周面の一部が凹部内に膨出
して固化するため、この膨出部が発電コイルの回り止め
の作用をさらに強固に発揮する。
ング冷却時に、ハウジング内周面の一部が凹部内に膨出
して固化するため、この膨出部が発電コイルの回り止め
の作用をさらに強固に発揮する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0010】図1は、一実施形態に係る磁石発電機の製
造方法により製造される磁石発電機を台座に取り付けた
状態の側面断面図、図2は、同磁石発電機の正面図、図
3は、図2図示A部の拡大図、図4は、発電コイルの磁
路の説明図をそれぞれ示している。
造方法により製造される磁石発電機を台座に取り付けた
状態の側面断面図、図2は、同磁石発電機の正面図、図
3は、図2図示A部の拡大図、図4は、発電コイルの磁
路の説明図をそれぞれ示している。
【0011】図1〜図4において、100は磁石発電
機、200は、磁石発電機100の台座を表している。
磁石発電機100は、エンジンのクランク軸にスプライ
ン等で連結されるシャフト1を有する。シャフト1は、
回転子2に圧入等で固定されている。回転子2の本体部
21は、円弧状に分割されたもの、あるいは円環状の永
久磁石により構成される外周部22と、円環状(小径円
筒状)の積層コアにより構成される内周部23とから構
成される。本体部21の左右端部には、それぞれ円環状
のスペーサ24が配設される。両スペーサ24は、薄肉
円筒状の非磁性材からなる一端が椀状にしぼられた磁石
保護ケース25の内部に本体部21と共に配置した状態
で、磁石保護ケース25の端部25aを内方へカシメる
ことによって本体部21と一体化されている。シャフト
1は、台座200およびハウジング4にそれぞれ配設さ
れたベアリング5によって回転自在に保持されている。
機、200は、磁石発電機100の台座を表している。
磁石発電機100は、エンジンのクランク軸にスプライ
ン等で連結されるシャフト1を有する。シャフト1は、
回転子2に圧入等で固定されている。回転子2の本体部
21は、円弧状に分割されたもの、あるいは円環状の永
久磁石により構成される外周部22と、円環状(小径円
筒状)の積層コアにより構成される内周部23とから構
成される。本体部21の左右端部には、それぞれ円環状
のスペーサ24が配設される。両スペーサ24は、薄肉
円筒状の非磁性材からなる一端が椀状にしぼられた磁石
保護ケース25の内部に本体部21と共に配置した状態
で、磁石保護ケース25の端部25aを内方へカシメる
ことによって本体部21と一体化されている。シャフト
1は、台座200およびハウジング4にそれぞれ配設さ
れたベアリング5によって回転自在に保持されている。
【0012】回転子2の外周面つまり磁石保護ケース2
5の外周面には、僅かな隙間を介して固定子となる円環
状(概ね厚肉円筒状)の発電コイル3が対向配置されて
いる。発電コイル3は、図2に示すように、周方向へ組
み合わされた複数(本例では12個)の発電コイル要素
31を備える。各発電コイル要素31は、断面H字状の
磁性材例えば鋼材からなるコア(積層コア)36を備え
る。コア36は、軸線方向がシャフト1の中心部からの
放射方向と一致する軸部36aと、この軸部36aの内
側端部から直角方向(周方向)に延在する内側フランジ
部36bと、軸部36aの外側端部から直角方向(周方
向)に延在する外側フランジ部36cとを備える。内側
フランジ部36bの内側端面は、僅かな間隙を置いて回
転子2の外周面と対向している。外側フランジ部36c
は、内側フランジ部36bよりも長尺であり、図3に示
すように、その両端部に、それぞれ凹凸部36d、36
eが形成されている。隣り合う2つの発電コイル要素3
1は、外側フランジ部36cの端部に形成されたコア結
合部36fによって結合されている。コア結合部36f
においては、一方の発電コイル要素31の外側フランジ
部36cの凹凸部36dと、他方の発電コイル要素31
の外側フランジ部36cの凹凸部36eとが互いに嵌り
合っている。また、コア結合部36fの外周面つまりハ
ウジング4の内周面との対向面には、凹部36gが形成
されており、この凹部36gを介して凹凸部36d、3
6eの合せ面に溶接を行えば、凹凸部36d、36e相
互間の結合強度が増大されているほか、ハウジング4へ
焼き嵌めする際、コイル要素31が一体となっているた
め組付性も向上する(図3における符号36hは、溶接
時の凸である)。なお、符号37は、各々の発電コイル
要素31においてボビン等に巻線を巻いて構成される巻
線部を表し、また、符号38は、外側フランジ部36c
の端部(シャフト1の軸方向と一致する方向における端
部)を部分的に覆っているボビンの一部を表している。
5の外周面には、僅かな隙間を介して固定子となる円環
状(概ね厚肉円筒状)の発電コイル3が対向配置されて
いる。発電コイル3は、図2に示すように、周方向へ組
み合わされた複数(本例では12個)の発電コイル要素
31を備える。各発電コイル要素31は、断面H字状の
磁性材例えば鋼材からなるコア(積層コア)36を備え
る。コア36は、軸線方向がシャフト1の中心部からの
放射方向と一致する軸部36aと、この軸部36aの内
側端部から直角方向(周方向)に延在する内側フランジ
部36bと、軸部36aの外側端部から直角方向(周方
向)に延在する外側フランジ部36cとを備える。内側
フランジ部36bの内側端面は、僅かな間隙を置いて回
転子2の外周面と対向している。外側フランジ部36c
は、内側フランジ部36bよりも長尺であり、図3に示
すように、その両端部に、それぞれ凹凸部36d、36
eが形成されている。隣り合う2つの発電コイル要素3
1は、外側フランジ部36cの端部に形成されたコア結
合部36fによって結合されている。コア結合部36f
においては、一方の発電コイル要素31の外側フランジ
部36cの凹凸部36dと、他方の発電コイル要素31
の外側フランジ部36cの凹凸部36eとが互いに嵌り
合っている。また、コア結合部36fの外周面つまりハ
ウジング4の内周面との対向面には、凹部36gが形成
されており、この凹部36gを介して凹凸部36d、3
6eの合せ面に溶接を行えば、凹凸部36d、36e相
互間の結合強度が増大されているほか、ハウジング4へ
焼き嵌めする際、コイル要素31が一体となっているた
め組付性も向上する(図3における符号36hは、溶接
時の凸である)。なお、符号37は、各々の発電コイル
要素31においてボビン等に巻線を巻いて構成される巻
線部を表し、また、符号38は、外側フランジ部36c
の端部(シャフト1の軸方向と一致する方向における端
部)を部分的に覆っているボビンの一部を表している。
【0013】上記のような発電コイル3は、磁性材例え
ば鋼材からなるハウジング4の内周面に固定されてい
る。ハウジング4の内周面は、各発電コイル要素の外側
フランジ部36cに圧接している。また、ハウジング4
の内周面の一部41は、コア結合部36fの凹部36g
内に膨出しており、発電コイル3の回り止め作用をさら
に強く発揮している。
ば鋼材からなるハウジング4の内周面に固定されてい
る。ハウジング4の内周面は、各発電コイル要素の外側
フランジ部36cに圧接している。また、ハウジング4
の内周面の一部41は、コア結合部36fの凹部36g
内に膨出しており、発電コイル3の回り止め作用をさら
に強く発揮している。
【0014】次に、上記のように構成された磁石発電機
100を製造する工程において、発電コイル3を製造す
る方法、および、発電コイル3をハウジング4に固定す
る方法について順に説明する。
100を製造する工程において、発電コイル3を製造す
る方法、および、発電コイル3をハウジング4に固定す
る方法について順に説明する。
【0015】まず、発電コイル3は、複数の発電コイル
要素31を周方向に組み合わせ固定させることによって
製造される。このとき、隣り合う2つの発電コイル要素
31は、コア結合部36f同士の凹凸部36d、36e
を互いに嵌め合わせることによって互いに結合される。
そして、必要に応じてコア結合部36fの凹部36gを
介して凹凸部36d、36eの合せ面に溶接を行う。次
に、加熱したハウジング4の内部に発電コイル3を配置
し、ハウジング4を冷却することによって、発電コイル
3をハウジング4の内周面に焼き嵌め(ホットインサー
ト)する。この焼き嵌めの際、加熱により熱膨張したハ
ウジング4が冷却されるとき、ハウジング4が収縮する
ため、ハウジング4の内周面は発電コイル3の外側フラ
ンジ部36cの外周面と圧接した状態で固化し、発電コ
イル3の結合強度が向上する。また、ハウジング4の内
周面の一部41は、コア結合部36fの凹部36g内に
部分的に膨出して固化し、発電コイル3の回り止め作用
をさらに強く発揮する。
要素31を周方向に組み合わせ固定させることによって
製造される。このとき、隣り合う2つの発電コイル要素
31は、コア結合部36f同士の凹凸部36d、36e
を互いに嵌め合わせることによって互いに結合される。
そして、必要に応じてコア結合部36fの凹部36gを
介して凹凸部36d、36eの合せ面に溶接を行う。次
に、加熱したハウジング4の内部に発電コイル3を配置
し、ハウジング4を冷却することによって、発電コイル
3をハウジング4の内周面に焼き嵌め(ホットインサー
ト)する。この焼き嵌めの際、加熱により熱膨張したハ
ウジング4が冷却されるとき、ハウジング4が収縮する
ため、ハウジング4の内周面は発電コイル3の外側フラ
ンジ部36cの外周面と圧接した状態で固化し、発電コ
イル3の結合強度が向上する。また、ハウジング4の内
周面の一部41は、コア結合部36fの凹部36g内に
部分的に膨出して固化し、発電コイル3の回り止め作用
をさらに強く発揮する。
【0016】このようにして、発電コイル3は製造さ
れ、ハウジング4に固定される。
れ、ハウジング4に固定される。
【0017】次に、本実施形態による磁石発電機100
の製造方法による効果を図4に基づいて説明する。
の製造方法による効果を図4に基づいて説明する。
【0018】上記のように、隣り合う発電コイル要素3
1は、コア36の外側フランジ部36cのコア結合部3
6fにおいて凹凸部36d、36eを互いに嵌め合わせ
ることによって結合される。つまり、各々の発電コイル
要素31のコア36を周方向において結合することによ
って固定され、上述した従来技術のように、中心コア3
3と外周コア32を半径方向において結合させることに
よって固定するようにしていない。このため、外側フラ
ンジ部36cの半径方向の厚みは、従来技術のように結
合強度を確保する厚肉に設定する必要がなくなり、図4
に示すような磁路B1として機能可能な薄肉に設定する
ことができる。さらに、ハウジング4を磁性材にて構成
したため、図4に示すようにハウジング4も磁路B2を
構成するようになり、ハウジング4に非磁性材を用いた
場合と比べ、さらなる薄肉化を図ることができる。した
がって、本実施形態による製造方法によって製造される
磁石発電機100は小型化されたものとなる。
1は、コア36の外側フランジ部36cのコア結合部3
6fにおいて凹凸部36d、36eを互いに嵌め合わせ
ることによって結合される。つまり、各々の発電コイル
要素31のコア36を周方向において結合することによ
って固定され、上述した従来技術のように、中心コア3
3と外周コア32を半径方向において結合させることに
よって固定するようにしていない。このため、外側フラ
ンジ部36cの半径方向の厚みは、従来技術のように結
合強度を確保する厚肉に設定する必要がなくなり、図4
に示すような磁路B1として機能可能な薄肉に設定する
ことができる。さらに、ハウジング4を磁性材にて構成
したため、図4に示すようにハウジング4も磁路B2を
構成するようになり、ハウジング4に非磁性材を用いた
場合と比べ、さらなる薄肉化を図ることができる。した
がって、本実施形態による製造方法によって製造される
磁石発電機100は小型化されたものとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明による磁石発電機の製造方法によ
ると、磁石発電機の小型化が可能になる。
ると、磁石発電機の小型化が可能になる。
【図1】本発明の一実施形態に係る磁石発電機の製造方
法により製造される磁石発電機を台座に取り付けた状態
の側面断面図である。
法により製造される磁石発電機を台座に取り付けた状態
の側面断面図である。
【図2】同磁石発電機の正面図である。
【図3】図2図示A部の拡大図である。
【図4】発電コイルの磁路の説明図である。
【図5】従来例に係る磁石発電機の正面図である。
【図6】同磁石発電機が有する問題点の説明図である。
100 磁石発電機
3 発電コイル
31 発電コイル要素
36 コア
36f コア結合部
36d、36e 凹凸部
36g 凹部
4 ハウジング
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の発電コイル要素を周方向に組み合
わせて円環状の発電コイルを製造する方法であって、互
いに隣り合う発電コイル要素の周方向に沿ったコア結合
部にそれぞれ凹凸部を設け、これらの凹凸部を互いに嵌
め合わせることによって前記複数の発電コイル要素を固
定することを特徴とする磁石発電機の製造方法。 - 【請求項2】 前記凹凸部を互いに嵌め合わせることに
よって固定された複数の発電コイル要素を、磁性材から
なるハウジングの内周面に焼き嵌めすることを特徴とす
る請求項1記載の磁石発電機の製造方法。 - 【請求項3】 前記コア結合部の前記ハウジング内周面
との対向面に、凹部が形成されていることを特徴とする
請求項2記載の磁石発電機の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031451A JP2003235186A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 磁石発電機の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031451A JP2003235186A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 磁石発電機の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003235186A true JP2003235186A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27774856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002031451A Pending JP2003235186A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 磁石発電機の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003235186A (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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US7758706B2 (en) | 2004-09-21 | 2010-07-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method for producing dust core compact and dust core compact |
JP2021069245A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 三菱電機株式会社 | 回転電機および回転電機の製造方法 |
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JPH11299138A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-29 | Honda Motor Co Ltd | モータ用ステータおよびその組立方法 |
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-
2002
- 2002-02-07 JP JP2002031451A patent/JP2003235186A/ja active Pending
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