JP2003234822A - サービス制御ノード間加入者データ移管方法 - Google Patents

サービス制御ノード間加入者データ移管方法

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JP2003234822A
JP2003234822A JP2002030492A JP2002030492A JP2003234822A JP 2003234822 A JP2003234822 A JP 2003234822A JP 2002030492 A JP2002030492 A JP 2002030492A JP 2002030492 A JP2002030492 A JP 2002030492A JP 2003234822 A JP2003234822 A JP 2003234822A
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JP2002030492A
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Masaru Ise
伊勢  勝
Hirozumi Ishibashi
宏純 石橋
Kazunori Kikuchi
寿徳 菊池
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移管元サービス制御ノードから移管先サービ
ス制御ノードに対して、移管対象となる加入者データを
移管する際に、全体の移管所要時間を短縮することが可
能なサービス制御ノード間加入者データ移管方法を提供
する。 【解決手段】 サービスの交換機能を有するサービス動
作ノードと、加入者データを保持し、サービスの実行制
御を行うサービス制御ノード、サービスデータの原本を
管理するサービス管理ノードとから構成される高度イン
テリジェントネットワークシステムにおけるサービス制
御ノード間加入者データ移管方法であって、移管元のサ
ービス制御ノードにおいて、移管対象となる全ての加入
者データを抽出し、当該抽出した移管対象となる全ての
加入者データを、前記移管元のサービス制御ノードから
移管先のサービス制御ノードへ一括してデータ転送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス制御ノー
ド間加入者データ移管方法に係わり、特に、契約数やト
ラヒック増に伴い、移管元のサービスノードに収容され
ている任意の加入者データを、他のサービス制御ノード
(移管先のサービス制御ノード)に移管する場合に有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】契約数やトラヒック増に伴い、移管元の
サービス制御ノード(以下、SCPという)に収容され
ている任意の加入者データを、他のSCPに移管する加
入者データの移管方法として、通常のサービスオーダ
(以下、SOという)と同様に、サービスデータの原本
を管理するサービス管理ノード(以下、SMSという)
から移管元SCPの加入者データを個々に読み出し、移
管先SCPへ個々に反映させる方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た通常のSO(サービスオーダ)と同様にSMSから移
管元SCPの加入者データを個々に読み出し、移管先S
CPへ個々に反映させる方法では、加入者データを個々
にやりとりするために、全体の移管所要時間が長時間に
なるという問題点があった。また、SCPに収容される
加入者データには、各種サービスに必要な情報として、
契約回線数や付加サービス契約の有無などサービスオー
ダを契機として登録・更新される内容の他に、携帯端末
の位置情報や着信転送時の接続先番号などサービス動作
ノード(以下、SAPという)からの呼処理アクセスの
呼処理を契機とするリアルタイムに更新される情報があ
る。これらの情報によりサービス対応の呼処理制御が行
われる。したがって、移管元SCP、移管先SCPとの
間での、加入者データの整合を図るためには、一時的に
サービスを停止し、サービス停止前の加入者データを移
管先SCPに反映させるか、あるいは、加入者データ移
管中における移管元SCPの加入者データに対する登録
・更新を制限し、移管先SCPに反映させる必要があっ
た。
【0004】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、サービ
ス制御ノード間加入者データ移管方法において、移管元
サービス制御ノードから移管先サービス制御ノードに対
して、移管対象となる加入者データを移管する際に、全
体の移管所要時間を短縮することが可能となる技術を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、サービ
ス制御ノード間加入者データ移管方法において、移管先
サービス制御ノードに対する加入者データのデータ転送
中においても、移管元サービス制御ノードにおいて、加
入者データヘの登録・更新が可能となり、その更新内容
についても、移管先サービス制御ノードに反映させるこ
とが可能となる技術を提供することにある。本発明の前
記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記
述及び添付図面によって明らかにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、サービスの交換機
能を有するサービス動作ノードと、加入者データを保持
し、サービスの実行制御を行うサービス制御ノード、サ
ービスデータの原本を管理するサービス管理ノードとか
ら構成される高度インテリジェントネットワークシステ
ムにおけるサービス制御ノード間加入者データ移管方法
であって、移管元のサービス制御ノードにおいて、移管
対象となる全ての加入者データを抽出し、当該抽出した
移管対象となる全ての加入者データを、前記移管元のサ
ービス制御ノードから移管先のサービス制御ノードへ一
括してデータ転送する。本発明の好ましい実施の形態で
は、前記移管先のサービス制御ノードに対する前記加入
者データのデータ転送中に生じた前記加入者データの更
新内容を、前記移管先のサービス制御ノードに対する前
記加入者データのデータ転送後に、前記移管元のサービ
ス制御ノードから前記移管先のサービス制御ノードに転
送し、前記移管先のサービス制御ノードにおいて前記移
管された加入者データを更新する。
【0006】本発明の好ましい実施の形態では、前記移
管先のサービス制御ノードに対する前記加入者データの
データ転送後に発生した個々の加入者データに対する呼
処理契機、または、前記移管先のサービス制御ノードに
対する前記加入者データのデータ転送後に発生した個々
の加入者データに対するサービスオーダ投入契機、ある
いは、前記移管先のサービス制御ノードに対する前記加
入者データのデータ転送後における、前記移管元のサー
ビス制御ノードでの自律起動契機に基づき、前記加入者
データの更新内容を前記移管元のサービス制御ノードか
ら前記移管先のサービス制御ノードに転送する。本発明
の好ましい実施の形態では、前記移管元のサービス制御
ノードにおいて、移管対象となる個々の加入者データ毎
に、最新の加入者データと、バッファに格納している前
記移管先のサービス制御ノードに対する前記加入者デー
タのデータ転送時の加入者データとの差分を取り、当該
差分を前記加入者データの更新内容として、前記移管先
のサービス制御ノードに転送する。
【0007】本発明の好ましい実施の形態では、前記移
管元のサービス制御ノードにおいて、前記移管先のサー
ビス制御ノードに対する前記加入者データのデータ転送
中に、移管対象となる加入者データに対してデータの更
新が行われたか否かを、移管対象となる個々の加入者デ
ータ毎に管理し、前記移管先のサービス制御ノードに対
する前記加入者データのデータ転送中に、移管対象とな
る個々の加入者データに対してデータの更新が行われた
場合に、最新の加入者データを前記加入者データの更新
内容として、前記移管先のサービス制御ノードに転送す
る。本発明の好ましい実施の形態では、前記移管元のサ
ービス制御ノードにおいて、前記移管先のサービス制御
ノードに対する前記加入者データのデータ転送中に、移
管対象となる加入者データに対する更新電文を管理し、
前記移管先のサービス制御ノードに対する前記加入者デ
ータのデータ転送中に、移管対象となる個々の加入者デ
ータに対する更新電文が存在する場合に、当該更新電文
の内容を前記加入者データの更新内容として、前記移管
先のサービス制御ノードに転送する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。図1は、本
発明が適用される高度インテリジェントネットワークの
概略構成を示すブロック図である。図1に示す高度イン
テリジェントネットワークは、サービスの交換機能を有
するSAP(10,11)と、SAP(10,11)と
共通線信号網50を介して接続され、サービスの実行制
御を行うSCP#1(20)およびSCP#2(21)
と、パケット網またはLAN(Local Area Network)5
1を介して接続され、サービスデータの原本を管理する
SMS(30)とから構成される。ここで、SCP#1
(20)と、SCP#2(21)とは、加入者データを
保持し、SCP#1(20)と、SCP#2(21)と
は、LAN52を介して接続される。なお、前述したよ
うに、SAP(10,11)はサービス動作ノード、S
CP#1(20),SCP#2(21)はサービス制御
ノードであり、これらは交換機で構成される。また、S
MS(30)はサービス管理ノードであり、これはコン
ピュータで構成される。
【0009】以下、本発明の実施の形態のサービス制御
ノード間加入者データ移管方法について、図2、図3を
用いて説明する。図2、図3は、本実施の形態の加入者
データ移管方法の動作シーケンスを説明するための図で
ある。図2、図3では、SCP#1(20)を移管元S
CP、SCP#2(21)を移管先SCPとして、SC
P#1(20)が保有する加入者データをSCP#2
(21)に移管する場合について説明する。初めに、S
MS(30)はSCP#1(20)に対して、移管転送
開始指示を行い(図2、図3の(1)移管転送開示指
示)、移管対象となる加入者番号帯の設定を行う。図
2、図3の[アクセス先SCP]に記載されているよう
に、SMS(30)は移管対象となる加入者番号帯の新
規SO(サービスオーダ)の払い出しをSCP#1(2
0)からSCP#2(21)に変更し(図2、図3の6
1)、それ以降、移管対象となる加入者番号帯の新規S
Oについては、SCP#2(21)にダウンロードされ
る。
【0010】また、移管転送開始指示を受けて、SCP
#1(20)は、移管対象となる加入者データの抽出を
行い、移管対象加入者データを一括転送バッファに格納
する(図2、図3の62)。移管対象となる全ての加入
者データの一括転送バッファに格納が完了したら、SC
P#2(21)へ一括してデータ転送し(図2、図3の
(2)一括データ転送)、SCP#1(20)からの移
管対象加入者データを一括して反映させる。SCP#2
(21)に対する、移管対象となる全ての加入者データ
のデータ転送が完了したら、SCP#2(21)は、S
CP#1(20)に対して、データ転送終了通知を行う
(図2、図3の(3)データ転送終了通知)。SCP#
1(20)はそれを受けて、SMS(30)に対して移
管転送終了通知を行う(図2、図3の(4)移管転送終
了通知)。SMS(30)はそれを受けて、図2、図3
の[アクセス先SCP]に記載されているように、移管
対象となる加入者番号帯の更新SOの払い出しをSCP
#1(20)からSCP#2(21)に変更し(図2、
図3の65)、それ以降、移管対象となる加入者番号帯
の更新SOについても、SCP#2(21)にダウンロ
ードされる。
【0011】SCP#1(20)では、図2、図3のA
〜Bの間にて移管対象となる加入者データのうちSAP
(10,11)からの呼処理アクセス契機による更新
(図2、図3の64)や、SMS(30)からSO(サ
ービスオーダ)契機による更新(図2、図3の63)が
なされた加入者については、移管元SCP(SCP#1
(20))と、移管先SCP(SCP#2(21))と
の間での加入者データの差分が生じている。したがっ
て、移管転送終了通知を受けた後に個々の移管対象加入
者データに対する最初のアクセスを契機に、後述するい
ずれかの方式を用いて差分データの反映を行う。最初の
アクセス契機がSAP(10,11)からの呼処理アク
セス契機の場合(図2のイの(5)呼処理アクセス)、
この時点では、SAP(10,11)のルーチング情報
は、まだSCP#1(20)であるので、SCP#1
(20)にアクセスされる。そこで、SCP#1(2
0)は、図2、図3のA〜Bの間で発生した差分データ
を、SCP#2(21)に対して転送し(図2のイの
(6)差分反映)、SCP#2(21)は、保有する加
入者データに対して差分データを反映させる。差分デー
タの反映が完了したら、この時点で、SCP#1(2
0)とSCP#2(21)とのデータ整合は取れたこと
になる。次に、SCP#2(21)は、SAP(10,
11)に対してルーチング情報の変更指示を行う(図2
のイの(7)ルーチング変更)。当該変更指示を受け
て、SAP(10,11)は、当該当加入者に対するル
ーチング情報を、SCP#1(20)からSCP#2
(21)に書き換える。それ以降のSAP(10,1
1)からの呼処理アクセスは、図2、図3の[アクセス
先SCP]に記載されているように、SCP#2(2
1)になる。
【0012】最初のアクセス契機がSMS(30)から
のSO(サービスオーダ)による更新契機の場合(図2
のロの(5)SO(更新)によるアクセス)、SCP#
1(20)から移管転送終了通知を受けたSMS(3
0)では、移管対象となる加入者番号帯の新規SO(サ
ービスオーダ)以外の払出しについてもSCP#1(2
0)からSCP#2(21)に変更し、それ以降、移管
対象となる加入者番号帯のSO(サービスオーダ)は、
全てSCP#2(21)にダウンロードされることにな
るので、移管転送終了通知を受けた後に個々の移管対象
加入者データに対する最初のアクセスはSCP#2(2
1)にされることになる。そこで、SCP#2(21)
は、SCP#1(20)に対して、差分データの要求指
示を行い(図2のロの(6)差分要求指示)、SCP#
1(20)は、図2、図3のA〜Bの間で発生した差分
データを、SCP#2(21)に対して転送し(図2の
ロの(7)差分反映)、SCP#2(21)は、保有す
る加入者データに対して差分データを反映させる。差分
データの反映が完了したら、この時点でのSCP#1
(20)とSCP#2(21)とのデータ整合は取れた
ことになる。次に、SCP#2(21)は、SAP(1
0,11)に対してルーチング情報の変更指示を行う
(図2のロの(8)ルーチング変更)。当該変更指示を
受けて、SAP(10,11)は、当該当加入者に対す
るルーチング情報を、SCP#1(20)からSCP#
2(21)に書き換える。それ以降のSAP(10,1
1)からの呼処理アクセスはSCP#2(21)にな
る。
【0013】最初のアクセス契機がSCP#1(20)
での自律起動契機による場合、SCP#1(20)は、
図2、図3のA〜Bの間で発生した差分データを、SC
P#2(21)に対して転送し(図3の(4)差分反
映)、SCP#2(21)は、保有する加入者データに
対して差分データを反映させる。差分データの反映が完
了したら、この時点でのSCP#1(20)とSCP#
2(21)とのデータ整合は取れたことになる。次に、
SCP#2(21)は、SAP(10,11)に対して
ルーチング情報の変更指示を行う(図3の(5)ルーチ
ング変更)。当該変更指示を受けて、SAP(10,1
1)は、当該当加入者に対するルーチング情報を、SC
P#1(20)からSCP#2(21)に書き換える。
それ以降のSAP(10,11)からの呼処理アクセス
はSCP#2(21)になる。このように、本実施の形
態では、加入者データの移管時における移管対象の加入
者データに対するSAP(10,11)でのルーチング
情報については、SCP#2(21)での移管完了のタ
イミングに合わせて、自律的にSAP(10,11)で
のルーチング変更が可能となる。
【0014】以下、本実施の形態において、移管転送終
了通知を受けた後に個々の移管対象加入者データに対す
る最初のアクセスを契機に差分データを反映させる手法
について説明する。 〔第1の手法〕本手法は、SCP#1(20)が、個々
の移管対象加入者毎に、一括データ転送時の加入者デー
タの内容と最新の加入者データの内容を比較し、差分デ
ータをSCP#1(20)からSCP#2(21)に転
送することにより、SCP#2(21)に転送された加
入者データに差分データを反映させる差分管理方法であ
る。以下、この差分管理方法を、加入者データ番号02
3−456−6789の移管時を例に挙げて、図4を用
いて説明する。SCP#1(20)は、移管転送終了通
知を受けた後に加入者データ023−456−6789
に対する最初のアクセスがSCP#1(20)に対して
発生すると、一括転送バッファに格納されたバッファの
内容から加入者データ023−456−6789に関す
る情報を抽出する。該当するデータが抽出されたら、加
入者データ023−456−6789の最新の内容を抽
出し、両方を比較し、差分を抽出する。図4の例では、
加入者データ023−456−6789の回線数が5か
ら7に変更されているので、その差分内容を差分転送バ
ッファに格納する。差分バッファに格納された内容をS
CP#2(21)に転送する。
【0015】〔第2の手法〕本手法は、SCP#1(2
0)が、個々の移管対象加入者毎に、一括データ転送の
間に、更新(変更・削除)があったかどうかを管理し、
更新があった場合はその加入者に関する全データをSC
P#1(20)からSCP#2(21)に転送し、SC
P#2(21)に転送された加入者データに反映させる
差分有無管理方法である。以下、この差分有無管理方法
を、加入者データ番号023-456-6789の移管時
を例に挙げて、図5を用いて説明する。移管転送開始指
示を受けてSCP#1(20)は、移管対象となる加入
者データの抽出を行い、移管対象加入者リストに加入者
番号023−456−6789および差分フラグをOF
Fの状態に設定し格納する。この例では、一括データ転
送中に加入者番号023−456−6789に対して更
新が行われるため、差分フラグがONに変更される。S
CP#1(20)は、移管転送終了通知を受けた後に加
入者データ023−456−6789に対する最初のア
クセスがSCP#1(20)に対して発生すると、移管
対象加入者リストを検索し、その内容から加入者データ
023−456−6789に関する情報を抽出する。該
当するデータが抽出されたら、加入者データ023−4
56−6789の差分フラグの状態を判定する。図5の
例では、加入者データ023−456−6789に対す
る差分フラグがONになっているので、加入者データ0
23−456−6789の内容を抽出しSCP#2(2
1)に転送する。
【0016】〔第3の手法〕本手法は、SCP#1(2
0)が、個々の移管対象加入者毎に、一括データ転送中
に、SCP#1(20)にて行われた更新(変更または
削除)電文の全て格納しておき、その加入者データに対
する電文が存在する場合は、その内容をSCP#2(2
1)に転送し反映させる電文管理方法である。以下、こ
の電文管理方法を、加入者データ番号023−456−
6789の移管時を例に挙げて、図6を用いて説明す
る。移管転送開始指示を受けてSCP#1(20)は、
移管対象となる加入者データの抽出を行い、それ以降に
発生した移管対象加入者に対する電文(変更または削除
の電文)を全て移管対象加入者電文バッファに格納す
る。SCP#1(20)は、移管転送終了通知を受けた
後に加入者データ023−456−6789に対する最
初のアクセスがSCP#1(20)に対して発生する
と、移管対象加入者電文バッファに格納されたバッファ
の内容から加入者データ023−456−6789に関
する情報を抽出する。該当するデータが抽出されたら、
差分転送バッファに格納する。図6の例では、加入者デ
ータ023−456−6789に関する更新電文が2つ
存在しているので、その内容を差分転送バッファに格納
する。差分バッファに格納された内容をSCP#2(2
1)に転送する。以上、本発明者によってなされた発明
を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発
明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は勿論である。
【0017】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)本発明によれば、移管元サービス制御ノードから
移管先サービス制御ノードに対して、移管対象となる加
入者データを一括してデータ転送するようにしたので、
移管元サービス制御ノードから移管先サービス制御ノー
ドに対して移管対象加入者データを移管する際の、全体
の移管所要時間を短縮することが可能となる。 (2)本発明によれば、移管先サービス制御ノードに対
する加入者データのデータ転送中においても、移管元サ
ービス制御ノードにおいて、加入者データヘの登録・更
新が可能となり、その更新内容についても、移管先サー
ビス制御ノードに反映させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される高度インテリジェントネッ
トワークの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の加入者データ移管方法の
動作シーケンスを説明する図である。
【図3】本発明の実施の形態の加入者データ移管方法の
動作シーケンスを説明する図である。
【図4】本発明の実施の形態の加入者データ移管方法に
おいて、移管転送終了通知を受けた後に個々の移管対象
加入者データに対する最初のアクセスを契機に差分デー
タを反映させる第1の手法を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態の加入者データ移管方法に
おいて、移管転送終了通知を受けた後に個々の移管対象
加入者データに対する最初のアクセスを契機に差分デー
タを反映させる第2の手法を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態の加入者データ移管方法に
おいて、移管転送終了通知を受けた後に個々の移管対象
加入者データに対する最初のアクセスを契機に差分デー
タを反映させる第3の手法を説明する図である。
【符号の説明】
10,11…サービス動作ノード、20,21…サービ
ス制御ノード、30…サービス管理ノード、50…共通
線信号網、51…パケット網またはLAN(Local Area
Network)、52…LAN。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 寿徳 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K051 AA09 BB01 BB02 CC01 CC02 CC04 DD01 EE01 EE02 FF16 GG01 HH03 HH27 KK06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスの交換機能を有するサービス動
    作ノードと、 加入者データを保持し、サービスの実行制御を行うサー
    ビス制御ノード、 サービスデータの原本を管理するサービス管理ノードと
    から構成される高度インテリジェントネットワークシス
    テムにおけるサービス制御ノード間加入者データ移管方
    法であって、 移管元のサービス制御ノードにおいて、移管対象となる
    全ての加入者データを抽出し、当該抽出した移管対象と
    なる全ての加入者データを、前記移管元のサービス制御
    ノードから移管先のサービス制御ノードへ一括してデー
    タ転送することを特徴とするサービス制御ノード間加入
    者データ移管方法。
  2. 【請求項2】 前記移管先のサービス制御ノードに対す
    る前記加入者データのデータ転送中に生じた前記加入者
    データの更新内容を、前記移管先のサービス制御ノード
    に対する前記加入者データのデータ転送後に、前記移管
    元のサービス制御ノードから前記移管先のサービス制御
    ノードに転送し、前記移管先のサービス制御ノードにお
    いて前記移管された加入者データを更新することを特徴
    とする請求項1に記載のサービス制御ノード間加入者デ
    ータ移管方法。
  3. 【請求項3】 前記移管先のサービス制御ノードに対す
    る前記加入者データのデータ転送後に発生した個々の加
    入者データに対する呼処理契機に基づき、前記加入者デ
    ータの更新内容を前記移管元のサービス制御ノードから
    前記移管先のサービス制御ノードに転送することを特徴
    とする請求項2に記載のサービス制御ノード間加入者デ
    ータ移管方法。
  4. 【請求項4】 前記移管先のサービス制御ノードに対す
    る前記加入者データのデータ転送後に発生した個々の加
    入者データに対するサービスオーダ投入契機に基づき、
    前記加入者データの更新内容を前記移管元のサービス制
    御ノードから前記移管先のサービス制御ノードに転送す
    ることを特徴とする請求項2に記載のサービス制御ノー
    ド間加入者データ移管方法。
  5. 【請求項5】 前記移管先のサービス制御ノードに対す
    る前記加入者データのデータ転送後における、前記移管
    元のサービス制御ノードでの自律起動契機に基づき、前
    記加入者データの更新内容を前記移管元のサービス制御
    ノードから前記移管先のサービス制御ノードに転送する
    ことを特徴とする請求項2に記載のサービス制御ノード
    間加入者データ移管方法。
  6. 【請求項6】 前記移管元のサービス制御ノードにおい
    て、移管対象となる個々の加入者データ毎に、最新の加
    入者データと、バッファに格納している前記移管先のサ
    ービス制御ノードに対する前記加入者データのデータ転
    送時の加入者データとの差分を取り、当該差分を前記加
    入者データの更新内容として、前記移管先のサービス制
    御ノードに転送することを特徴とする請求項2ないし請
    求項5のいずれか1項に記載のサービス制御ノード間加
    入者データ移管方法。
  7. 【請求項7】 前記移管元のサービス制御ノードにおい
    て、前記移管先のサービス制御ノードに対する前記加入
    者データのデータ転送中に、移管対象となる加入者デー
    タに対してデータの更新が行われたか否かを、移管対象
    となる個々の加入者データ毎に管理し、 前記移管先のサービス制御ノードに対する前記加入者デ
    ータのデータ転送中に、移管対象となる個々の加入者デ
    ータに対してデータの更新が行われた場合に、最新の加
    入者データを前記加入者データの更新内容として、前記
    移管先のサービス制御ノードに転送することを特徴とす
    る請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載のサー
    ビス制御ノード間加入者データ移管方法。
  8. 【請求項8】 前記移管元のサービス制御ノードにおい
    て、前記移管先のサービス制御ノードに対する前記加入
    者データのデータ転送中に、移管対象となる加入者デー
    タに対する更新電文を管理し、 前記移管先のサービス制御ノードに対する前記加入者デ
    ータのデータ転送中に、移管対象となる個々の加入者デ
    ータに対する更新電文が存在する場合に、当該更新電文
    の内容を前記加入者データの更新内容として、前記移管
    先のサービス制御ノードに転送することを特徴とする請
    求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載のサービス
    制御ノード間加入者データ移管方法。
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