JPH0810863B2 - 選択的メッセージ介入方法および装置 - Google Patents

選択的メッセージ介入方法および装置

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JPH0810863B2
JPH0810863B2 JP4064723A JP6472392A JPH0810863B2 JP H0810863 B2 JPH0810863 B2 JP H0810863B2 JP 4064723 A JP4064723 A JP 4064723A JP 6472392 A JP6472392 A JP 6472392A JP H0810863 B2 JPH0810863 B2 JP H0810863B2
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マイケル、デイビッド、ローディン
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ配布用ネットワー
クに関し、さらに詳細には、ネットワークを介して配布
されるメッセージを選択的に代行受信し再経路指定する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信ネットワークは通信リンクを
通じて相互接続されたノードの集合と見ることが出来
る。ノードはエンドノードかネットワークノードで特徴
づけることが出来る。ネットワークノードはそれと隣接
する、または隣り合うノードとの間でのメッセージの転
送、遠いエンドノードに伝送されるべきメッセージ用の
経路の選択およびエンドノードへの登録簿サービのよう
な機能をそのネットワーク内に与えるデータ処理システ
ムである。エンドノードもデータ処理システムであっ
て、これはユーザとネットワークの他のものとの間のイ
ンターフェースを与えつつネットワークノードより少な
い機能を与えるものである。ノード間のリンクは所有さ
れた、あるいは貸与されたラインのような永久的リンク
か、あるいは必要なときにのみ使用可能とされる一時的
リンクである。一時的リンクの一例は公衆または加入電
話回線を通じて行われるダイアル電話通信回路である。
【0003】データ通信ネットワークの主機能はメッセ
ージがそのネットワークの異なるユーザ間に配布しうる
ようにすることである。メッセージを第2の、すなちわ
宛先ユーザに送ろうとする第1の、すなわち発呼者ユー
ザはもちろんそのシステムに対し、宛先ユーザを識別し
なければならず、そのメッセージに付加される制御情報
内にユーザ識別子を含めなくてはならない。メッセー
ジ、制御情報および任意の区切り(接頭部および接尾
部)の組合せは時としてディストリビューションと呼ば
れる。
【0004】ディストリビューションサービスネットワ
ークではそのネットワークの各ユーザが2つのパートか
らなるユーザネットワーク名で識別される。ユーザ名の
第1のパートはそのユーザの属するグループを識別す
る。第2のパートはそのグループ内の個々のユーザを識
別する。ユーザネットワーク名はユーザの所属部門名の
略号または変名とユーザ自身の名前の略号または変名の
組合せすなわち連鎖したもので一般につくられる。例え
ば人名Kerr ChaseはPER.KCHASEと
してもよい。
【0005】グループ名はそのネットワーク内で固有の
ものでなくてはならない。ユーザ識別子は各グループ内
でのみ固有のものであればよい。例えば、複数の人が異
なるグループに入るのであれば同一のKCHASEユー
ザ識別子をそれらの人に付すことは許される。
【0006】ネットワークのユーザは一つの2パート連
鎖ロケーションすなわちディストリビューションサービ
スユニット(DSU)名により識別されるDSUでサー
ビスを受ける。このDSU名の第1のパートはそのDS
Uを含むネットワークを識別する。第2のパートはその
ネットワーク内の一つの特定なDSUを識別する。例え
ば、DSU名EUR.PARSYS1はEURネットワ
ーク内のPARSYS1 DSUを識別する。このネッ
トワーク識別子はもちろん相互接続されたネットワーク
群内では固有のものでなくてはならない。DSU識別子
はそれが位置する特定のネットワーク内でのみ固有であ
ればよい。
【0007】第2のネットワークユーザにメッセージを
送ろうとする第1のネットワークユーザは第2のユーザ
をサポートするDSUの名前を知る必要はない。すなわ
ち、第1ユーザはそのユーザの実際の位置を実際に知る
必要はない。第1ユーザは第2ユーザのネットワーク名
のみを知るだけでよい。
【0008】ユーザのネットワーク名をそれらユーザに
サービスするDSUの名前に相関させ、あるいはマッピ
ングするためにDSUはユーザ登録簿を含む。その最も
基本的な形ではユーザ登録簿はそれら相互接続されたネ
ットワークでサービスを受けるすべてのユーザのネット
ワーク名を含む。各名前はそのユーザにサービスする宛
先DSUの名前に関連づけられあるいはそれに対しマッ
ピングされる。一つのメッセージがそのネットワークに
出されると、そのメッセージの発信者をサービスするD
SUがそのメッセージから宛先ユーザネットワーク名を
抽出する。ユーザ登録簿がアクセスされてその宛先ユー
ザにサービスする宛先DSUを識別する。宛先ユーザお
よびそのユーザをサービスする宛先DSUは共にネット
ワークを介してそのメッセージを経路指定するための制
御情報内で識別される。
【0009】ネットワーク内の一つの問題は、そのネッ
トワークの形態が定常的であることがめったにないこと
である。ノードが付加されたり、削除されたり、あるい
は組合されたりすることがある。ユーザが一つのノード
から他のノードに永久的であれ一時的であれ動くことも
ある。発信側ユーザが目的とする宛先ユーザについての
現在の正しいネットワークアドレスを得ることが出来な
ければ、そのユーザにより送られるメッセージは誤送さ
れ、あるいは電気的な混乱状態に入れられ、あるいは送
信者にもどされることもある。これらの内、どれが発生
してもネットワーク資源の非生産的な使用となる。
【0010】この問題を少なくとも部分的に解決するた
めに一つのネットワーク内の1以上介入するノードにお
いて介入リストを使用することが知られている。各介入
リストは特定の宛先DSUを識別する1以上のエントリ
を含む。そのノードに入るメッセージがこの介入リスト
内の宛先DSUに宛てられたものであることが分かれ
ば、その介入DSUがそのメッセージから宛先ユーザの
名前を抽出して別の宛先DSUがその宛先ユーザについ
て識別されるかどうかをみるために登録簿探索を行う。
別の宛先DSUが限定されたなら、そのメッセージはそ
れに再び向けられることになる。
【0011】介入リストは一つのネットワーク内の2つ
の古いノードが1つの新しいノードに組合される場合に
頻繁に使用される。はじめに古いノードにあると思われ
るユーザに宛てられたメッセージはそのメッセージのパ
ス上の一つのノードで代行受信される。代行受信された
ノードにおける介入リストによりこれらメッセージは新
しいノードにおける同一のユーザに再方向づけされる。
【0012】特定のユーザが一時的に他のノードに割り
振られる場合にも介入リストが使用される。この割当て
が一時的なものであれば、介入リストはユーザに新ネッ
トワーク名を割り当てるのではなく割当て中にユーザの
一時的DSUにメッセージを向けるために使用しうる。
もしこの割り当てが永久的なものであれば、介入リスト
はユーザの新しいネットワークシステム全体のユーザ登
録簿に伝えられている間にメッセージを再方向づけする
ために用いることが出来る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の介入リストは上
記のようにメッセージの極めて限られた再方向づけのみ
を行うことが出来るにすぎない。メッセージは宛先DS
U名に基づき再方向づけされうる。メッセージは発信者
により特定されたユーザ(エージェント)以外のユーザ
には配布出来ない。
【0014】本発明の目的は、代行受信されたメッセー
ジの処理におけるフレキシビリティを大きくすることで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、メッセージを
選択的に再方向づけするについてのノードの能力を改善
するために、新規な介入リストデータ構造(およびその
構造を使用するための基本的プロセス)を提供しようと
するものである。この新規な構造とプロセスはデータパ
ス上の中間ノードが、メッセージの通過時にそれを選択
的にトラップしうるようにする。介入は宛先アプリケー
ション、宛先ノードまたはそれらの組合せに基づく。ト
ラップされたメッセージはその中間ノードにおける局所
のアプリケーションプログラムに配分しうる。局所のア
プリケーションプログラムはそのメッセージを変更しそ
れを発信ネットワークに戻すことが出来る。
【0016】このプロセスは、異なるエントリノードに
あるユーザ間の中間のノードを通じてメッセージが送ら
れる場合にデータ通信システム内で行われる。メッセー
ジを選択的に代行受信し再方向づけするための手段が1
以上の中間ノードに含まれる。この手段はそのメッセー
ジの宛先を識別するターゲット名を抽出する手段と、タ
ーゲット名に関係するエントリ用の索引テーブルを検査
する手段と、そのメッセージをターゲット名で識別され
るノードとは異なるノードにあるいはそのメッセージを
変更することの出来る局所のアプリケーションプログラ
ムに再配向する手段とを含む。局所のアプリケーション
プログラムで行われるメッセージの変更は再配向される
メッセージを生じさせることが出来る。
【0017】
【実施例】図1には三つの異なるドメイン10,32,
36を有するコンピュータネットワークが示されてい
る。ドメイン10はホストプロセッサ12を含む。この
ホストプロセッサ12はオペレーティングシステムプロ
グラム14の制御のもとで動作する。複数のトランザク
ションプログラム(TP)がホストプロセッサ12で実
行される。局所的に付加されるユーザ16はトランザク
ションプログラム18を介してホストプロセッサ12と
対話する。他の遠隔ユーザ26はそれらを直列または並
列チャンネル22を介してホストプロセッサ12内のト
ランザクションプログラム20にリンクされる設定コン
トローラ24を介してホストプロセッサ12と対話す
る。
【0018】ホストプロセッサ12は通信コントローラ
30および34との通信を支援する例えば仮想遠隔通信
アクセス法(VTAM)プログラムのようなアクセスプ
ログラム28を用いて他のホストプロセッサと通信を行
うことが出来る。通信コントローラ30は遠隔通信リン
ク37を介して第2ドメイン32内の通信コントローラ
38に接続される。第2ドメイン32はユーザ42にサ
ービスを行うホストシステム40を含む。
【0019】ドメイン10内の通信コントローラ34も
同様にして第3ドメイン36内の通信コントローラ44
との通信を支援する。第3ドメイン36はユーザ48に
サービスを行うホストシステム46を有する。
【0020】ドメイン32および36の詳細を述べない
ことについては、それらがドメイン10と同じ構成およ
びプログラムを含むものであることを述べれば充分であ
る。
【0021】図1は多重ドメイン通信ネットワークをそ
の構成装置とプログラムで示すものである。このネット
ワークは図2に示すようにより機能的な観点でみること
も出来る。通信システムの主機能の一つはユーザ間のメ
ッセージ配布を扱うことであるから、そのネットワーク
内の装置とプログラムの多くは配布サービスネットワー
ク60で示す機能グループ内に置かれる。ネットワーク
60内の装置とプログラムはメッセージ70と72のよ
うなメッセージがそのネットワーク内の同一のノードま
たは異なるノードにある異なるユーザ(例えばユーザ5
2,54,66,68)間で配布されうるようにする役
割を有する。ユーザはプログラム56,58,62,6
4のようなアプリケーショントランザクションプログラ
ムを介して配布サービスネットワークと対話を行う。し
かしながら、ユーザあるいはアプリケーショントランザ
クションプログラムはこの配布サービスネットワークの
部分ではない。
【0022】配布サービスネットワークは通常図3に示
すユニット74のような複数の、機能的に限定された配
布サービスユニット(DSU)からなる。一つの通信ネ
ットワーク内の各ノードは一般にアプリケーショントラ
ンザクションプログラム78を介してユーザ76にメッ
セージを配布し、そしてユーザ76からのメッセージを
受けてそれをそのネットワーク内の他のユーザに配布す
るための配布サービスユニットを含む。
【0023】配布サービスユニットは異なった層で行わ
れるものと見ることの出来る特定された配布機能を行う
ことの出来る装置とプログラムを含む。最上層ではプレ
ゼンテーションサービス80が行われて所要の文字コー
ド変換、データ変換、データ圧縮またはデータ伸長を行
う。
【0024】次の層では宛先ユーザ名をそれらの位置と
関連づけるために登録簿サービスが用いられる。登録簿
サービスは、出力待ち行列のセット84内の出力待ち行
列の内のどれを識別されたユーザにメッセージを配布す
るため用いるべきかを識別するためにユーザ登録簿を使
用しうるようにする。出力待ち行列セット84と入力待
ち行列82はプレゼンテーションサービス機能80と経
路指定および登録簿サービス機能86の間のインターフ
ェースを与える。ユーザ登録簿の内容と使用については
後述する。
【0025】経路指定サービスは基本的には次のセグメ
ントまたは宛先に向うパスにメッセージを送るセグメン
トを決定し、そしてそのメッセージを送信のためスケジ
ューリングまたは待ち行列化することからなる。メッセ
ージが異なる配布サービスユニットに送られるべきとき
には経路指定サービスにより次のDSU待ち行列88に
それを移す。
【0026】最下層では配布サービスユニットが転送サ
ービス90を行う。転送サービスは宛先ユーザへのパス
を介して次のDSU待ち行列内のエントリを次のDSU
に向けるものである。下層レベルサービス92で示す一
般ネットワーク伝送機能を実際の伝送のために用いる。
しかしながら下層レベルサービス92は配布サービスユ
ニット74には含まれない。
【0027】コンピュータプログラムは図3について述
べる形式の機能を与えるために今日用いられている。市
販のそのようなコンピュータプログラムの一例はIBM
社のシステムネットワークアーキテクチャ/配布サービ
スプログラムである。本発明を理解する上では不要であ
るが、このプログラムで使用されるフォーマットおよび
プロトコルの詳細はIBM社の出版物「フォーマットア
ンドプロトコルリファレンスマニュアル:ディストリビ
ューションサービス(Format andProto
col Reference Manual:Dist
ribution Services)」(文書SC3
0−3098)に記載されている。
【0028】この出版物は配布サービスプログラムで扱
うことの出来るディストリビューション用のフォーマッ
トの詳細を含む。ディストリビューションのこの部分は
図4に示してある。各ディストリビューションは接頭部
96、接尾部102、コマンド部98、配布リスト9
9、エージェントオブジェクトフィールド100および
サーバオブジェクトフィールド101からなる。接頭部
96と接尾部102はそのシステムで処理中の他のディ
ストリビューションとのコンフリクトを避けるためにデ
ィストリビューション94のはじめと終りをマークする
ものである。コマンド部98はそのディストリビューシ
ョンを処理する際に用いられる制御情報を含む。配布リ
ストはそのディストリビューションを送るべきユーザを
識別する。
【0029】短いメッセージについては一つのユーザに
送られるべきすべてのデータをエージェントオブジェク
トフィールドに含めることが出来る。かなりのデータ量
を送るべきときにはサーバオブジェクトフィールドはま
ずどこでどのようにデータが宛先ユーザへの伝送のため
記憶機構からとり出されるかについての情報を含むこと
が出来る。データ自体はこのディストリビューションの
処理中にとり出されてサーバオブジェクトフィールド内
に埋め込まれる。ここではエージェントオブジェクトフ
ィールドとサーバオブジェクトフィールドの組合せが宛
先ユーザへの実際のメッセージに等しいものとすること
が出来る。
【0030】上記のフォーマットに従うディストリビュ
ーションを扱う際に、DSUノードがそこでの処理中に
そのディストリビューションに「続く」フラグを割り振
る。本発明にとって重要なそれらフラグは次の通りであ
る。 (1) LORDフラグ (2) RWROLDフラグ (3) RWUARDフラグ LORDフラグは局所的に発生され、すなわち自ノード
内で発生され、宛先ユーザにサービスを行う配布サービ
スユニットに向けられなければならないディストリビュ
ーションを識別する。前記のように、この方向づけステ
ップはユーザ登録簿を含む。ユーザ登録簿については後
述する。
【0031】RWROLDフラグはどこか他で発生され
て自ノード内のアプリケーショントランザクションプロ
グラムにより受信されて活性化されたが、現時点で自ノ
ードの宛先に向けられあるいはその究極の宛先に再配向
されなければならないディストリビューションを識別す
る。
【0032】RWUARDフラグは他で発生されて自ノ
ード内のアプリケーショントランザクションプログラム
により受信され、活性化されたが、今本来の、変更され
ない宛先に経路指定されるべきディストリビューション
を識別する。
【0033】RWROLDフラグとRWUARDフラグ
の相異点はRWUARDディストリビューションの宛先
が自ノードで処理中変更されず、RWROLDディスト
リビューションの宛先が自ノード内の処理の結果として
変更されることである。
【0034】図5は、処理中に一つのディストリビュー
ションに種々のフラグを割り振るプロセスのフローチャ
ートである。このフラグ割振りプロセスは一つのディス
トリビューションが一つのDSUのプレゼンテーション
層に入るときオペレーション104で開始する。このデ
ィストリビューション内の制御情報はオペレーション1
06で「係属中」のディストリビューションとして、す
なわち受信したがそのDSUで今だ最終処理されていな
いため、そのDSU内に記憶されている制御情報と比較
される。オペレーション108で現在メッセージに対応
する先祖メッセージがみつからない場合に、それはその
ディストリビューションが自ノード内で発生されたこと
を意味するものとして解釈され、LORDラフグがオペ
レーション110で割振られる。
【0035】しかしながら先祖メッセージがわかれば第
2のチェック112がそのディストリビューションが自
ノードへの宛先をもつかどうかについて行われる。この
ディストリビューションが自ノードへの宛先を有するな
らばRWROLDフラグがオペレーション113で割振
られる。チェック112の答えが否定であればそれはそ
のディストリビューションが遠隔にあるノードの宛先を
有することになる。そのようなディストリビューション
については現在ディストリビューションに含まれる宛先
DSU情報と先祖メッセージのディストリビューション
について記録された宛先DSU情報との間の比較115
がなされる。宛先が変更されていればRWROLDフラ
グがオペレーション113で割振られる。宛先が変更さ
れていなければRWUARDフラグがオペレーション1
19で割振られる。
【0036】メッセージ配布サービスを与える際のユー
ザ登録簿と経路指定テーブルの機能を図6において極め
て高いレベルで示す簡単な3ノードコンビュータネット
ワークについて説明する。このネットワークは3個のノ
ード114,116,118を有する。ノード114
(US.CHISYS2で識別される)とノード116
(US.NYCSYS1で識別される)は同一のUSネ
ットワーク内にある。第3のノード118(EUR.P
ARSYS1)は異なるEURネットワーク内にある。
【0037】単純化のために、US.CHISYS2を
シカゴノード、US.NYCSYS1をニューヨークノ
ード、EUR.PARSYS1をパリノードと呼ぶこと
にする。実際にはこれらの都市の夫々に複数のノードが
ありうるから、そのような一般的な参照は適当でないこ
ともありうる。
【0038】ノード114,116,118は登録簿と
経路指定サービスを与える際に用いられるデータ構造1
20,122,124を夫々含む。これらの構造はユー
ザのネットワーク名とそのユーザにサービスする宛先D
SUのアドレスとの間に相関を与えるユーザ登録簿を含
む。これら構造はまた宛先DSUと、ディストリビュー
ションが究極の宛先DSUへの途中に送られるべき次の
DSUとの間の相関を与える経路指定テーブルを含む。
【0039】図6のシステムでは4人のユーザのみが識
別される。それらの2人、チャイルド(Child)お
よびチェース(Chase)、はシカゴノードにある。
他の1人、ネフ(Neff)はニューヨークノードにあ
る。最後のピアフ(Piaff)はパリノードにある。
前述のように、これらユーザの夫々は連鎖したグループ
名と個人名からなる2部分ユーザネットワーク名を用い
ることによりシステムに対し識別しうる。
【0040】ネットワークアドミニストレータは文字や
許容文字の最大数についてネットワークアーキテクチャ
により設定される限界内でグループ名を自由に選ぶこと
が出来る。一つの便利なグループ名のセットをユーザの
属する部門を表わす略語または頭文字を用いてつくるこ
とが出来る。
【0041】この約束事を図6のシステムについて用い
ると、2部分名は、Childが製造部門(MFG)、
Chaseが人事部門(PER)、そしてNeffとP
iaffが営業部門(MKT)に夫々属することを示し
ている。
【0042】図7はデータ構造120,122,124
におけるユーザ登録簿と経路指定テーブルの詳細を示
す。構造120内の登録簿126はユーザ夫々のネット
ワーク名(DEST DUN)とそのユーザ用の配布サ
ービスユニットの名前(DEST DSUN)を含む。
ChildとChaseは共にユーザ登録簿126を含
む配布サービスユニットにあるから、それらのDEST
DSUNは自ノード内として記述される。Neffと
PiaffについてのDEST DSUNはUS.NY
CSYS1とEUR.PARSYS1で夫々識別され
る。
【0043】データ構造120内の経路指定テーブル1
28はそのネットワーク内の夫々の自ノードにないDS
Uを識別すると共に宛先DSUへのパス上にある次のD
SUを識別する。このテーブルおよび図6をみるに、シ
カゴとニューヨークのDSUは直結している。それ故、
シカゴで使用する経路指定テーブルはニューヨークノー
ドをニューヨーク宛のメッセージについての次のDSU
Nと識別する。他方、パリノードはニューヨークを介し
てシカゴに接続される。シカゴに含まれてはいるが、パ
リ向けのメッセージはニューヨークを経由しなければな
らない。経路指定テーブル128の第1エントリはこれ
を、ニューヨークをシカゴ起源のパリ宛のメッセージに
ついて次のDSUとして識別することにより示す。
【0044】シカゴ発パリのユーザ行きのメッセージが
ニューヨークに入ると、ニューヨークノードの経路指定
テーブル130がそのメッセージの送られるべき次のD
SUを決定するため照合される。ニューヨークノードと
パリノードは直結しているから、テーブル130はパリ
ノードをニューヨーク経由パリ行きメッセージが送られ
るべき次のノードとして識別する。
【0045】上記の単純なネットワークは、すべてのメ
ッセージが常に発信ユーザから宛先ユーザにその間のパ
スのどこかに介入を必要とせずに直接に経路指定しうる
と仮定している。この仮定は現実的なものではない。前
記のようにノードがシステムに付加されたり、合併のた
め削除されたりすることがある。そのようなケースを処
理するために一つのネットワークの夫々のDSUに介入
リストを用いることは知られている。介入リストは古い
ネットワークアドレスを新しいネットワークアドレスに
相関させるデータ構造である。メッセージが介入リスト
にある宛先DSUに向けられるならば、この介入DUS
はそのメッセージからユーザネットワーク名を経由し、
その名前を用いて登録簿探索オペレーションを行うこと
になる。この登録簿が識別されたユーザについて異なる
宛先DSUを示せば、そのメッセージはその介入リスト
にあるDSUに再指向される。
【0046】この既知の介入プロセスは介入の目安が宛
先ノード名のみであるときは満足すべきものである。し
かしながら、それより複雑な介入のある場合にはこれは
それに適合しえない。
【0047】介入のフレキシビリティを向上させるため
に新しい形式の介入リストが用いられる。この新しい介
入リストのデータ構造を図8について述べる。図8はニ
ューヨークノードにあってもよいような新しい介入リス
トのテーブル表示である。
【0048】この介入リストの各エントリは4個のフィ
ールド、すなわちDSU名フィールド132、エージェ
ント名フィールド134、介入タイプフィールド136
および介入エージェントフィールド138からなる。デ
ータははじめの3個のフィールドの夫々に入れねばなら
ない。第4のフィールドはデータを含んでも含まなくて
もよい。これらフィールドおよびそれらの夫々の入れる
ことの出来るデータのタイプを次に述べる。
【0049】DSU名フィールド132は宛先DSUの
名前を含む。宛先DSUの名前は完全にまたは部分的に
特定される。前述のように、一つのネットワーク内の各
DSUはエントリ140のような2部分名により固有に
識別される。完全に特定されるDSUの一例はエントリ
140(US.CHISYS1)である。エントリ14
2(CA.*)と144(EUR.*)は部分的に特定
された宛先DSUの例である。これらエントリの夫々に
おける*文字はどのノード名によっても満足される「ワ
イルドカード」文字である。かくして、CAネットワー
ク内の任意のノード宛の任意のメッセージにより例えば
DSU名フィールド132に突き合せを生じさせ、介入
アクションをトリガする。
【0050】エージェント名フィールド134はDSU
名フィールド132で識別されるDSUにある特定のユ
ーザまたはプログラム(これを一般にエージェントと呼
ぶ)の名前を含むことが出来る。フィールド132と1
34は論理的には共にAND演算されたものとみること
が出来る。すなわち、トリガされるべき介入アクション
について、入力メッセージはフィールド132の要件を
満足するDSU名と介入リスト内の同一エントリについ
てフィールド134の要件を満足するエージェント名を
含んでいなければならない。
【0051】エージェント名は完全にあるいは部分的に
特定される。エントリ146(AGENT_X)は完全
に特定されたエージェント名の例である。このエージェ
ント名が完全に特定される場合には一つのリストエント
リについてフィールド132と134の両方に一つの完
全な突き合せ(一致)があるときにのみトリガされる。
例えば、介入アクションはメッセージがUS.CHIS
YS1のAGENT_X宛てのときにのみ介入リスト内
の第一エントリでトリガされる。このメッセージが同一
のDSUのAGENT_Y宛てであったとすれば、第一
エントリは介入アクションをトリガしないことになる。
【0052】エントリ148(*)は上記の*ワイルド
カード文字を用いる部分的に特定されたエージェント名
の例である。フィールド134内のワイルドカード文字
は一つの特定のDSUによりサービスされるエージェン
トのグループまたはすべてのエージェントについての介
入アクションをトリガしうるようにする。例えば一つの
ワイルドカード文字からなるエントリ148はUS.C
HISYS2でサービスされるエージェント宛のメッセ
ージについての介入アクションをトリガする。
【0053】同様に、一つの特定のネットワーク内の任
意のDSUによりサービスされる特定のエージェント宛
のメッセージについての介入アクションをトリガしう
る。介入リストの第5行のエントリ142と150はC
Aネットワーク内の任意のノードのAGENT_B宛の
メッセージについての介入アクションを生じさせる。
【0054】トリガされる介入アクションのタイプは介
入タイプフィールド136へのエントリの値により決ま
る。介入アクションには三つのタイプがある。
【0055】関連再配向は入力メッセージを自ノード内
のユーザ登録簿内に特定されるネットワークアドレスに
再方向づけするために用いられる。このタイプの介入は
現存する再配向機能と相似である。
【0056】前配向介入は自ノード内のユーザ登録簿が
アクセスされる前にフィールド138に特定される介入
エージェントに送られるべき入力メッセージを呼び出
す。介入エージェントは一般にそのメッセージの内容に
ついて動作するアプリケーションプログラムである。そ
のようなプログラムはそのメッセージ内のデータフォー
マットを変更することが出来、あるいは自ノード内のユ
ーザ登録簿に入る前にそのメッセージの宛先さえも変更
することが出来る。
【0057】後配向介入の要件はメッセージがまず自ノ
ード内のユーザ登録簿に送られることである。メッセー
ジが自ノード内のユーザ登録簿を用いて処理された後
に、再び介入リストに反しているか否かについてチェッ
クされる。そのメッセージが後配向介入を特定するエン
トリと突き合されていれば、そのメッセージはそのエン
トリで特定された介入エージェントに配布される。
【0058】この介入エージェントは図3で述べた配布
サービスの境界外のアプリケーションプログラムであ
る。この介入エージェントはメッセージを二つの方法の
内の一つで処理させる。それはディストリビューション
ネットワークからそのメッセージを完全に除去するか、
それを処理後にそのネットワークに再び入れるかしなけ
ればならない。
【0059】既知のIBMのLU(Logical U
nit)6.2における動詞(開放型システム間相互接
続トランザクション処理におけるサービス・プリミティ
ブに相当する)は,上述した二つの方法の内の後者の動
作、すなわち処理後にそのネットワークに再び入れる動
作を行わせるには不適当である。その理由はそのような
動詞がそのメッセージのソースとして介入エージェント
を識別してしまうからである。元のソースの識別が失わ
れてしまう。
【0060】元のソース情報を保持しうるようにするた
めに新しいRESUME DISTRIBUTION動
詞が受信シーケンス中に使用すべく特定された。RES
UME DISTRIBUTION動詞を理解するには
アプリケーションプログラムと配布サービスネットワー
クとの境界にまたがりディストリビューションを通すた
めに用いられる他の動詞で行われる機能を理解する必要
がある。他の既知であって関連する動詞はSEND D
ISTRIBUTION動詞、RECEIVEDIST
RIBUTION動詞およびRECEIVING SE
QUENCECOMPLETED(RSC)動詞であ
る。
【0061】これらの動詞で行われる機能をディストリ
ビューションオペレーションについて述べる。既知の動
詞の説明はこの新しいRESUME DISTRIBU
TION動詞を理解する上で充分であるが、それらの更
に詳細については前記のIBM社の文献を参照され度
い。
【0062】データは上記の限られた配布サービス動詞
群を用いて一つのユーザ(発信者)から他(宛先)へ送
ることが出来る。まず、発信者アプリケーションプログ
ラムがそのアプリケーションプログラムと配布サービス
ネットワークとの境界にまたがりディストリビューショ
ンを動かすためにSEND DISTRIBUTION
動詞を出す。このディストリビューションは宛先アプリ
ケーションプログラムに実際に配布されるべきメッセー
ジと、発信元、宛先、宛先エージェント/ユーザおよび
他の必要な処理パラメータを識別する制御情報とを共に
含む。
【0063】このディストリビューションは宛先アプリ
ケーションプログラムをサービスするDSUに入るまで
ネットワークを介してノード毎に送られる。DSUは宛
先アプリケーションプログラムにメッセージを待ってい
ることを知らせる。受信シーケンス中にこの伝送の完全
性を維持するため、2部分「ハンドシェーク」が用いら
れる。
【0064】宛先アプリケーションプログラムはそのD
SUにRECEIVE DISTRIBUTION動詞
を出すことによりこのハンドシェークの第1の部分を行
う。DSUはこの動詞に対し宛先アプリケーションプロ
グラムにそのメッセージのコピーを送ることで応答す
る。アプリケーションプログラムがメッセージを完全に
受けて記憶したとき、このプログラムはそのDSUにR
ECEIVING SEQUENCE COMPLET
ED(RSC)動詞を出す。このRSC動詞はDSU
に、アプリケーションプログラムがそのメッセージにつ
いての責任を受け入れたことを示す。DSUはそこでこ
の伝送のコピーを消去する。
【0065】受信されたメッセージを発信者情報を失う
ことなくアプリケーションプログラムが配布サービスネ
ットワークに再送しうるようにするためにこの新しいR
ESUME DISTRIBUTION動詞が特定され
る。このRESUME DISTRIBUTION動詞
は既知のSEND DISTRIBUTIONと同様で
あり、そして元のSEND DISTRIBUTION
動詞で設定される伝送におけるパラメータのいくつかを
変更することが出来る。RESUME DISTRIB
UTION動詞がそのメッセージについてのSEND
DISTRIBUTION動詞と共に受信した一つのパ
ラメータを明白に変更しないならば、元のパラメータが
ネットワークへのそのメッセージの再送において用いら
れる。
【0066】RESUME DISTRIBUTION
動詞は受信シーケンス中に介入アプリケーションプログ
ラムにより出され、そして配布サービスネットワークに
戻される、多分アプリケーションプログラムにより変更
されたメッセージの1以上のコピーをつくる。このアプ
リケーションプログラムはすべてのRESUME DI
STRIBUTION動詞が出されて動作するまでRS
C動詞を出さない。
【0067】図9および図10は上記の介入リストを用
いるときのフローチャートを示すものである。第1ステ
ップ152において受信したメッセージについての待ち
行列エントリがDSU内の経路指定/ディレクタ待ち行
列から除かれる。次にチェック154がそのエントリに
LORDフラグがセットされたかどうかについて行われ
る。セットされたLORDフラグはディストリビューシ
ョンが自ノード内で発生したが自ノード内のユーザ登録
簿を用いてまだ方向づけされていないことを示す。
【0068】LORDフラグがセットされていれば、オ
ペレーション164でクリアされ、そして登録簿テーブ
ル探索がそのディストリビューションにある宛先ユーザ
をサービスする宛先DSUを識別するために行われる
(オペレーション174)。
【0069】LORDフラグがはじめにリセットされて
いれば、他のチェック156がそのメッセージについて
RWROLDフラグがセットされたかどうかについて行
われる。セットされたRWROLDフラグは、どこかで
生じたメッセージが介入エージェントにより代行受信さ
れて自ノード内で処理されており、そして配布サービス
ネットワークに再提示されつつあることを示す。
【0070】RWROLDフラグがセットされれば、そ
れはオペレーション166でクリアされ、プログラムは
オペレーション176に分岐し、介入リストが後配向フ
ラグまたは再提示されたメッセージ内で方向づけられる
宛先用のエントリを有するかどうかをチェックする。こ
のオペレーション176に対するプログラム応答は後述
する。
【0071】RWROLDフラグがはじめにクリアされ
るべきかあるいはオペレーション156でリセットされ
るべきであれば、RWUARDフラグがセットされたか
どうかをみるためのチェック158を行う。セットされ
たRWUARDフラグはどこかで生じたディストリビュ
ーションが代行受信されて自ノード内で処理され、元の
遠隔宛先を変更せずに配布サービスネットワークに再提
示されつつあることを示す。
【0072】チェック158がRWUARDフラグのセ
ットを示せば、それがオペレーション168でクリアさ
れ、待ち行列エントリが経路指定機能に送られてオペレ
ーション184で経路指定テーブル探索を行いうるよう
にする。オペレーション184の詳細は後述する。
【0073】チェック158がはじめにRWUARDフ
ラグのクリアを示せば、その待ち行列エントリに含まれ
る宛先情報がブロック160と162で示すオペレーシ
ョンで局所介入リスト内の宛先フィールドに対してチェ
ックされる。突き合せがなければ、特定された宛先が自
ノードであるかどうかについてのチェック172が行わ
れる。自ノードであれば待ち行列エントリは配向機能に
入れられてオペレーション174での登録簿テーブル探
索を可能にする。宛先が自ノードでない場合には、それ
は遠隔でなければならない。プログラム制御は経路指定
テーブル探索オペレーション184に分かれる。オペレ
ーション184は究極の宛先へのパス上の次のDSUの
識別をとり出すものである。次のDSUが識別されてし
まうと、待ち行列エントリで識別されるディストリビュ
ーションがオペレーション186でそのDSUに送られ
る。
【0074】オペレーション162が、介入リスト内の
エントリの内の一つについて宛先フィールドと待ち行列
エントリについての宛先情報との突き合せを示す場合に
は、その介入リストが突き合された宛先の前配向介入エ
ントリを含むかどうかについてのチェック170が行わ
れる。前配向介入がチェック170により示されれば介
入フラグが待ち行列エントリにセットされる。これは介
入リスト内に特定される介入エージェントについての待
ち行列に置かれる。
【0075】介入エージェントは一般に後にディストリ
ビューションをネットワークに再提示させるものである
が、現在の介入プロセスサイクルはオペレーション17
8後に終了したものと考えられる。このディストリビュ
ーションが介入エージェントによる処理後に再提示され
れば、新しい介入プロセスサイクルがスタートする。
【0076】チェック170が突き合された宛先につい
ての前配向介入エントリを示さなかったなら、オペレー
ション174が行われてそのメッセージ内に識別される
ユーザをサービスする宛先DSUを識別する。オペレー
ション174で宛先DSUが識別されてしまうと、その
宛先は、後配向介入フラグがその宛先に割振られたかど
うかを決定するために介入リストに対してチェックされ
る。
【0077】後配向介入フラグがオペレーション176
で見い出されたならば、介入フラグがオペレーション1
88でセットされて介入の発生を示す。ディストリビュ
ーションまたは待ち行列エントリがそのときオペレーシ
ョン190において特定された介入エージェントについ
ての待ち行列に置かれる。ステップ190の完了により
介入サイクルが終了する。介入エージェント190はそ
のディストリビューションをネットワークに再提示させ
る。これが生じると、新しい介入サイクルが開始されて
再提示を処理する。
【0078】オペレーション176が指定された宛先に
ついての後配向介入フラグのないことを示すならばその
指定宛先が自ノード、すなわち、介入プロセスが行われ
ている配布サービスユニットによりサービスを受けるも
のであるかどうかを決めるチェック180が行われる。
宛先が自ノードであれば待ち行列エントリがオペレーシ
ョン182で自ノード内のユーザまたはエージェント待
ち行列に置かれ、そして介入サイクルが完了したとされ
る。
【0079】オペレーション180が宛先が自ノードで
はなく遠隔であることを示すならば、オペレーション1
84で経路指定テーブルにアクセスし、究極の宛先への
パス上の次のDSUを識別する。前述のようにこの経路
指定テーブル探索に続きその経路上の次のDSUノード
にディストリビューションを送る。この介入サイクルは
このディストリビューションがその次ノードに送られる
とき完了する。
【0080】
【発明の効果】以上述べた拡張介入機構は、宛先ノード
名にもとづいてのみ介入を行う従来の介入機構に対し多
数の利点を有する。この拡張機構は宛先ノード名やエー
ジェント名に基づき選択的にディストリビューションを
代行受信しうるようにする。またこれは自ノードのユー
ザ登録簿のアクセス前またはその後に、ディストリビュ
ーションを介入エージェントに配布しうるようにする。
更に、これは介入エージェントによりディストリビュー
ションを自ノード内で処理し、ソース識別情報を失うこ
となくRESUME DISTRIBUTION動詞を
用いる配布サービスネットワークに再提示することを可
能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用可能な通信ネットワークの概略
図。
【図2】配布サービス機構を示す通信ネットワークの高
レベルブロック図。
【図3】一つの通信ネットワーク内の1以上のノードで
使用される配布サービスユニットのブロックレベル表現
の図。
【図4】このネットワークを通じて転送しうる一つの形
式のディストリビューションのフォーマットを示す図。
【図5】本発明の実施に用いられるフラグまたは値を割
り振るプロセスのフローチャート。
【図6】本発明の実施に適した3ノードネットワークの
ブロックレベルの図。
【図7】図6のノードに存在しうるユーザ登録簿および
経路指定テーブルを示す図。
【図8】本発明により構成される介入リストのテーブル
表現の図。
【図9】図10とで完結され、図8に示すタイプの介入
リストデータ構造を用いたメッセージ介入プロセスのフ
ローチャート。
【図10】図9とで完結される、図9と同様のフローチ
ャート。
【符号の説明】
10,32,36 ドメイン 12 ホストプロセッサ 14 オペレーティングシステムプログラム 18,20 トランザクションプログラム 16 ユーザ 24 設定コントローラ 26 遠隔ユーザ 28 アクセスプログラム 30,34,38,44 通信コントローラ 37 遠隔通信リンク 40,46 ホストシステム 60 配布サービスユニット(ネットワーク) 70,72 メッセージ 56,58,62,64 アプリケーショントランザク
ションプログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート、チェンバレン、ネビンズ アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ロー リー、ディアー、トラック、ドライブ、 7433 (72)発明者 ジェフリー、アラン、レインズ アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ロー リー、シーニック、ビュー、レーン、5404 (72)発明者 アーロン、トマス、サルタン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、カー ボロ、フライアー、レーン、133 (72)発明者 ジョセフ、キッチングス、パークス アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ダラ ム、マンフォード、ドライブ、3606 (72)発明者 マイケル、デイビッド、ローディン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ロー リー、キンロス、ドライブ、7128 (72)発明者 レイド、リンチ、セイアー アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ロー リー、サドルリッジ、ドライブ、5220

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノードを含み、その内の1個以上が
    ユーザに配布サービス(DS)を与えて発信ユーザが宛
    先ユーザにメッセージを配布しうるようにし、夫々のD
    Sを与えるノードが、これらのユーザに配布サービスを
    提供するユーザ及びノードを識別するための1つ以上の
    エントリを有するユーザ登録簿、および他のDSノード
    および上記識別されたノードへの経路上の次のDSノー
    ドを夫々識別する1以上のエントリを有する経路指定テ
    ーブルを含んでいるデータ通信ネットワーク内におい
    て、上記DSを与えるノードの内の少なくとも1つのノ
    ードにあってメッセージを選択的に代行受信するための
    装置であって、この装置は、 夫々、一つの宛先DSノードの少なくとも部分的な識
    別、1以上のユーザの少なくとも部分的な識別、および
    関連再配向か前配向介入か後配向介入かのいずれかであ
    る介入タイプを与える、1以上のエントリを有する介入
    リストデータ構造、 入力メッセージを受信し、介入リストエントリに対しメ
    ッセージ内のユーザ情報と宛先DSノード情報とを比較
    するための手段、および 両者の一致に応じてその入力メッセージに対応する介入
    タイプのフィールドの内容に従い上記入力メッセージを
    処理する手段を備えた選択的メッセージ介入装置。
  2. 【請求項2】特定の介入情報値に応じて、夫々一つの宛
    先DSノードの少なくとも部分的な識別、1以上のユー
    ザの少なくとも部分的な識別、および関連再配向か前配
    向介入か後配向介入かのいずれかである介入タイプを与
    える、1以上のエントリを有する介入リストデータ構
    造、入力メッセージを受信し、介入リストエントリに対
    しメッセージ内のユーザ情報と宛先DSノード情報とを
    比較するための手段、および両者の一致に応じてその入
    力メッセージに対応する介入タイプのフィールドの介入
    タイプに従い上記入力メッセージを処理する手段を有す
    る介入アプリケーションプログラムにメッセージを送
    り、その介入アプリケーションプログラムでそれを処理
    した後にそのメッセージを受け、さらにこの処理された
    メッセージを前記自ノード内のユーザ登録簿に送るため
    の手段を更に含む請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】付加ユーザにデータ処理サービスを与える
    複数のノードを含み、それらサービスの内の一つが一つ
    のユーザから他へのメッセージの配布であるデータ通信
    ネットワークにおいて、上記ノードの内の少なくとも1
    個において行われる、メッセージ配布に選択的に介入す
    る方法であって、 入力メッセージからその意図する宛先を識別する情報を
    抽出するステップ、 上記ノードに記憶され、夫々が宛先フィールド、関連再
    配向か前配向介入か後配向介入かのいずれかである介入
    タイプを記憶する介入タイプフィールドおよび上記各介
    入タイプ毎にそれぞれに対応する動作を行う介入エージ
    ェントのフィールドを含む1以上のエントリを有する介
    入リストに含まれる宛先情報と上記抽出された宛先情報
    とを比較するステップ、 上記抽出された宛先情報と上記介入リストのエントリに
    含まれる宛先情報との比較の結果が一致であるときに、
    その一致したエントリについての上記介入タイプをとり
    出すステップ、および 上記介入タイプが関連再配向であるときは上記メッセー
    ジを自ノード内のユーザ登録簿に配布し、前配向介入か
    後配向介入かのいずれかであるときは上記メッセージを
    ノードで走行する上記介入タイプの値に対応する動作を
    行う介入アプリケーションプログラムにそれぞれ配布す
    るステップを有する、メッセージ配布に選択的に介入す
    る方法。
  4. 【請求項4】前記介入アプリケーションプログラムによ
    り処理された後にそのメッセージを受信するステップ、
    上記メッセージ宛先情報を抽出してそれを記憶された宛
    先情報と比較するステップ、一致した宛先に対応する上
    記介入タイプをとり出すステップ、および上記介入タイ
    プのフィールドが所定の値を有するときそのメッセージ
    を前記自ノード内のユーザ登録簿に送るステップ、を更
    に含む請求項3に記載の方法。
JP4064723A 1991-04-30 1992-03-23 選択的メッセージ介入方法および装置 Expired - Lifetime JPH0810863B2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05102972A JPH05102972A (ja) 1993-04-23
JPH0810863B2 true JPH0810863B2 (ja) 1996-01-31

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ID=24786320

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JP (1) JPH0810863B2 (ja)
DE (1) DE69211418T2 (ja)

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