JP2003234500A - 光結合素子 - Google Patents

光結合素子

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JP2003234500A
JP2003234500A JP2002034053A JP2002034053A JP2003234500A JP 2003234500 A JP2003234500 A JP 2003234500A JP 2002034053 A JP2002034053 A JP 2002034053A JP 2002034053 A JP2002034053 A JP 2002034053A JP 2003234500 A JP2003234500 A JP 2003234500A
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JP
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light receiving
optical coupling
light emitting
emitting element
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JP2002034053A
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Masayuki Mitsui
正之 三ツ井
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Publication date
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    • H01L2924/301Electrical effects
    • H01L2924/3025Electromagnetic shielding

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】その厚みを薄くし、かつ発光素子と受光素子間
の光伝達効率を向上させることが可能な光結合素子を提
供する。 【解決手段】発光素子12を搭載したフレキシブル基板
13の厚みは、30μm程度である。これに対して従来
の光結合素子では、発光素子をリードフレームに搭載し
ており、リードフレームの厚みは、250μm 以上に設
定される。従って、光結合素子11では、従来のものと
比較すると、220μm 以上、その厚みを薄くすること
ができる。また、発光素子12を覆う様に透光性樹脂1
5をモールド成形し、透光性樹脂15を受光素子16の
受光面に直接接着して、発光素子12と受光素子16を
対向配置している。これによっても、光結合素子11の
厚みを薄くすることができる。また、発光素子12と受
光素子16間の光伝達効率を大幅に向上させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子と受光素
子を対向配置した光結合素子に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の様に、この種の光結合素子では、
発光素子と受光素子を対向配置しており、電気信号を発
光素子により光信号に変換して、この光信号を発光素子
から受光素子へと送受し、この光信号を受光素子により
電気信号に変換し、これにより入力側と出力側を電気的
に絶縁している。
【0003】図7は、従来の光結合素子の一例を示して
いる。この光結合素子においては、発光素子103及び
受光素子104を各リードフレーム101,102のヘ
ッダー101a,102aに搭載して、これらの素子1
03,104をそれぞれのワイヤー105,106を介
してそれぞれのリードフレーム101,102に接続
し、発光素子103をシリコーン樹脂107によりプリ
コートし、各リードフレーム101,102の位置決め
により発光素子103及び受光素子104を対向配置し
た状態で、発光素子103と受光素子104間の光路と
なる透光性樹脂108を1次モールド成形により形成
し、外乱光の侵入や内部からの光漏れを防ぐ遮光性樹脂
109を2次モールド成形により形成している。ここで
は、発光素子103からの光が直線的に受光素子104
に至る。
【0004】図8は、従来の光結合素子の他の例を示し
ている。この光結合素子においては、発光素子103を
プリコートせずに、発光素子103を覆う透光性樹脂1
08aをモールド成形により形成すると共に、受光素子
104を覆う透光性樹脂108bをモールド成形により
形成し、各透光性樹脂108a,108bを重ね合わせ
た状態で、各透光性樹脂108a,108bを覆う遮光
性樹脂109を2次モールド成形により形成している。
ここでも、発光素子103からの光が直線的に受光素子
104に至る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の光結合素子の厚みは、発光素子103及び受光素子
104の高さ、発光素子103及び受光素子104間の
絶縁距離、各リードフレーム101,102の厚み、透
光性樹脂や遮光性樹脂の厚み等により決定される。従っ
て、光結合素子の厚みを薄くするには、それらの高さ、
絶縁距離、厚み等を変更する必要がある。
【0006】しかしながら、各素子103,104の高
さは、該各素子の特性に係わるので、これらを変更する
ことができない。また、各ワイヤー105,106の位
置のバラツキや各リードフレーム101,102の位置
のバラツキを考慮すると、各素子103,104間の絶
縁距離を短くすることができない。更に、各リードフレ
ーム101,102の厚みを薄くすると、各リードフレ
ーム101,102の強度が劣化してしまうため、各リ
ードフレーム101,102を十分に薄くすることがで
きない。また、透光性樹脂や遮光性樹脂の厚みのバラツ
キを考慮すると、これらを薄くすることができない。従
って、従来の光結合素子の構成を維持した上で、その厚
みを薄くすることは極めて困難であった。
【0007】また、発光素子103から側面方向に出射
された光は、受光素子104に到達せずに、透光性樹脂
や遮光性樹脂により吸収されてしまい、各素子103,
104間の光伝達効率が低下した。更に、各素子10
3,104間の絶縁性を確保するために、両者間を十分
に離間させていることから、各素子103,104間の
光の伝達距離が長くなっており、発光素子103から前
方に出射された光であっても、光が透光性樹脂により吸
収され、各素子103,104間の光伝達効率が低下し
た。
【0008】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、その厚みを薄くし、かつ発光
素子と受光素子間の光伝達効率を向上させることが可能
な光結合素子を提供することを目的とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
めに、本発明は、発光素子と受光素子を対向配置した光
結合素子において、発光素子をフレキシブル基板上に搭
載し、発光素子を覆う様に透光性樹脂をモールド成形
し、受光素子を該透光性樹脂に直接接着して、発光素子
から受光素子に至る光路を形成している。
【0010】この様な構成の本発明によれば、発光素子
をフレキシブル基板上に搭載している。フレキシブル基
板は、その厚みが30μm 程度である。これに対してリ
ードフレームは、実用的な強度を確保するならば、その
厚みを250μm 以上に設定する必要がある。従って、
該光結合素子では、発光素子を搭載するフレキシブル基
板を採用していることから、従来のものと比較すると、
フレキシブル基板とリードフレームの厚みの差だけ、つ
まり220μm 以上、その厚みを薄くすることができ
る。また、発光素子を覆う様に透光性樹脂をモールド成
形し、受光素子を該透光性樹脂に直接接着している。こ
のため、受光素子を透光性樹脂で覆う必要がなく、透光
性樹脂の厚みのバラツキを考慮しても、発光素子と受光
素子間に介在する透光性樹脂を十分に薄くすることがで
き、これによっても該光結合素子の厚みを薄くすること
ができる。その上、発光素子と受光素子間の光路が短く
なって、両者間の光伝達効率が大幅に向上する。
【0011】また、本発明においては、受光素子をリー
ドフレーム上に搭載している。
【0012】この様に受光素子をリードフレームに搭載
しても、発光素子をフレキシブル基板上に搭載している
ことから、該光結合素子の厚みが薄くなることに変わり
はない。
【0013】更に、本発明においては、フレキシブル基
板をリードフレームに接続し、このリードフレームをア
ウターリード部として用いている。
【0014】この様にフレキシブル基板をリードフレー
ムに接続しても構わない。ただし、フレキシブル基板に
接続されたリードフレーム及び受光素子を搭載したリー
ドフレームが相互に重ならない様に配置して、該光結合
素子の厚みを薄く保つ。
【0015】また、本発明においては、受光素子をプリ
ント基板上に搭載している。
【0016】この様に受光素子をプリント基板に搭載し
ても、発光素子をフレキシブル基板上に搭載しているこ
とから、該光結合素子の厚みが薄くなることに変わりは
ない。
【0017】更に、本発明においては、フレキシブル基
板をプリント基板に接続し、このプリント基板をアウタ
ーリード部として用いている。
【0018】この様にフレキシブル基板をプリント基板
に接続しても構わない。ただし、フレキシブル基板に接
続されたプリント基板及び受光素子を搭載したプリント
基板が相互に重ならない様に配置して、該光結合素子の
厚みを薄く保つ。
【0019】また、本発明においては、受光素子に直接
接着される透光性樹脂の接着面を球面状にしている。
【0020】この様に受光素子に直接接着される透光性
樹脂の接着面を球面状にすれば、発光素子と受光素子間
にレンズが形成され、発光素子からの光を受光素子の受
光面に集光させることができ、光伝達効率が向上する。
【0021】更に、本発明においては、透光性樹脂の内
壁面は、発光素子から入射した光を受光素子へと反射す
る反射面である。
【0022】この様に透光性樹脂の内壁面により発光素
子からの光を受光素子へと反射すれば、発光素子からの
光を受光素子の受光面に集光させることができ、光伝達
効率が向上する。
【0023】また、本発明においては、光を反射する外
装樹脂により、透光性樹脂及び受光素子を覆っている。
【0024】この様に光を反射する外装樹脂により透光
性樹脂及び受光素子を覆えば、発光素子からの光を透光
性樹脂の内壁面により反射して受光素子の受光面に入射
させることができ、光伝達効率が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の光結合素子の第1実施形
態を示す断面図である。本実施形態の光結合素子11で
は、発光素子12をフレキシブル基板13に搭載して、
発光素子12をワイヤー14aによりフレキシブル基板
13の配線に接続し、この後に発光素子12を覆う様に
透光性樹脂15をモールド成形する。また、受光素子1
6をリードフレーム17のヘッダー17aに搭載して、
受光素子16をワイヤー14bによりリードフレーム1
7に接続する。そして、透光性樹脂15の下面をシリコ
ーン樹脂やエポキシ樹脂等の透光性接着剤18により受
光素子16の受光面に接着し、発光素子12と受光素子
16を対向配置して、発光側と受光側を結合する。更
に、透光性樹脂15、フレキシブル基板13の一部、受
光素子16、及びリードフレーム17の一部を覆う様に
遮光性樹脂19をモールド成形し、この遮光性樹脂19
により外乱光の侵入や内部からの光漏れを防ぐ。
【0027】この様な構成の光結合素子11において
は、電気信号がフレキシブル基板13の配線及びワイヤ
ー14aを通じて発光素子12に入力され、この電気信
号が発光素子12により光信号に変換され、この光信号
が透光性樹脂15を通じて受光素子16の受光面に入射
し、この光信号が受光素子16により電気信号に変換さ
れ、この電気信号がワイヤー14b及びリードフレーム
17を通じて出力される。これにより、入力側と出力側
が電気的に絶縁される。
【0028】さて、本実施形態の光結合素子11では、
発光素子12をフレキシブル基板13に搭載しており、
フレキシブル基板13の厚みは30μm 程度である。こ
れに対して図7及び図8に示す従来の光結合素子では、
発光素子をリードフレームに搭載しており、リードフレ
ームの厚みは実用的な強度を確保するために250μm
以上に設定される。従って、本実施形態の光結合素子1
1では、従来のものと比較すると、フレキシブル基板と
リードフレームの厚みの差だけ、つまり220μm 以
上、その厚みを薄くすることができる。
【0029】また、発光素子12を覆う様に透光性樹脂
15をモールド成形し、透光性樹脂15を受光素子16
の受光面に直接接着して、発光素子12と受光素子16
を対向配置している。このため、受光素子16を透光性
樹脂で覆う必要がなく、発光素子12と受光素子16間
に介在する透光性樹脂を十分に薄くすることができる。
これによっても、光結合素子11の厚みを薄くすること
ができる。その上、発光素子12と受光素子16間の光
路が短くなって、両者間の光伝達効率が大幅に向上す
る。
【0030】図2は、本発明の光結合素子の第2実施形
態を示す断面図である。本実施形態の光結合素子21で
は、図1のフレキシブル基板13の代わりに、フレキシ
ブル基板13Aを適用し、リードフレーム22を付加し
ている。フレキシブル基板13Aの配線は、半田付け等
によりリードフレーム22に接続される。そして、透光
性樹脂15、フレキシブル基板13A、リードフレーム
22の一部、受光素子16、及びリードフレーム17の
一部を覆う様に遮光性樹脂19をモールド成形してい
る。
【0031】ここでは、リードフレーム22を発光側の
アウターリード部として用いており、電気信号を該アウ
ターリード部からフレキシブル基板13Aの配線及びワ
イヤー14aを通じて発光素子12に入力させている。
【0032】図3は、本発明の光結合素子の第3実施形
態を示す断面図である。本実施形態の光結合素子31で
は、発光素子12をフレキシブル基板13に搭載して、
発光素子12をワイヤー14aによりフレキシブル基板
13の配線に接続し、この後に発光素子12を覆う様に
透光性樹脂15をモールド成形する。また、受光素子1
6をプリント基板32に搭載して、受光素子16をワイ
ヤー14bによりプリント基板32の配線に接続する。
そして、透光性樹脂15の下面を透光性接着剤18によ
り受光素子16の受光面に接着し、発光側と受光側を結
合する。更に、透光性樹脂15、フレキシブル基板13
の一部、及び受光素子16を覆う様に遮光性樹脂19を
モールド成形する。
【0033】この様な本実施形態の光結合素子31で
も、発光素子12をフレキシブル基板13に搭載してい
るため、図7及び図8に示す従来の光結合素子と比較す
ると、フレキシブル基板とリードフレームの厚みの差だ
け、その厚みを薄くすることができる。また、透光性樹
脂15を受光素子16の受光面に直接接着しているた
め、発光素子12と受光素子16間に介在する透光性樹
脂を十分に薄くして、光結合素子31の厚みを薄くする
ことができ、かつ発光素子12と受光素子16間の光伝
達効率を大幅に向上させることができる。
【0034】図4は、本発明の光結合素子の第4実施形
態を示す断面図である。本実施形態の光結合素子41で
は、図3のフレキシブル基板13の代わりに、フレキシ
ブル基板13Bを適用し、フレキシブル基板13Bの配
線を半田付け等によりプリント基板32の配線に接続し
ている。そして、透光性樹脂15、フレキシブル基板1
3B、及び受光素子16を覆う様に遮光性樹脂19をモ
ールド成形している。
【0035】ここでは、発光素子12をフレキシブル基
板13Bの配線を通じてプリント基板32の配線に接続
し、このプリント基板32の配線を発光側のアウターリ
ード部として用いており、電気信号を該アウターリード
部からフレキシブル基板13Bの配線及びワイヤー14
aを通じて発光素子12に入力させている。
【0036】図5は、本発明の光結合素子の第5実施形
態を示す断面図である。本実施形態の光結合素子51で
は、図1の透光性樹脂15の代わりに、透光性樹脂15
Aを適用している。発光素子12を覆う様に透光性樹脂
15Aをモールド成形するに際し、この透光性樹脂15
Aの下面に凸レンズ15aを形成する。そして、透光性
樹脂15の下面の凸レンズ15aを透光性接着剤18に
より受光素子16の受光面に接着し、発光素子12と受
光素子16を対向配置して、発光側と受光側を結合す
る。
【0037】この様な本実施形態の光結合素子51で
も、発光素子12をフレキシブル基板13に搭載してい
るため、その厚みを薄くすることができる。また、透光
性樹脂15Aを受光素子16の受光面に直接接着してい
るため、光結合素子51の厚みを薄くすることができ、
かつ発光素子12と受光素子16間の光伝達効率を大幅
に向上させることができる。更に、透光性樹脂15の下
面の凸レンズ15aは、発光素子12からの光を受光素
子16の受光面に集光させる。このため、発光素子12
と受光素子16間の光伝達効率をより向上させることが
できる。
【0038】図6は、本発明の光結合素子の第6実施形
態を示す断面図である。本実施形態の光結合素子61で
は、図1の透光性樹脂15及び遮光性樹脂19の代わり
に、透光性樹脂15B及び遮光性樹脂19Bを適用して
いる。発光素子12を覆う様に透光性樹脂15Bをモー
ルド成形するに際し、この透光性樹脂15Bの側周に適
宜に傾斜した傾斜壁面15bを形成している。そして、
透光性樹脂15の下面を透光性接着剤18により受光素
子16の受光面に接着し、発光側と受光側を結合する。
更に、透光性樹脂15、フレキシブル基板13の一部、
及び受光素子16を覆う様に遮光性樹脂19Bをモール
ド成形する。この遮光性樹脂19Bとして、その表面で
光を反射する材質のものを適用し、透光性樹脂15Bの
側周の傾斜壁面15bを光の反射面としている。透光性
樹脂15Bの側周の傾斜壁面15bは、発光素子12か
らの光を入射すると、この光を受光素子16の受光面へ
と反射する。
【0039】この様な本実施形態の光結合素子61で
も、発光素子12をフレキシブル基板13に搭載してい
るため、その厚みを薄くすることができる。また、透光
性樹脂15Bを受光素子16の受光面に直接接着してい
るため、光結合素子51の厚みを薄くすることができ、
かつ発光素子12と受光素子16間の光伝達効率を大幅
に向上させることができる。更に、透光性樹脂15Bの
側周の傾斜壁面bにより発光素子12からの光を受光素
子16の受光面へと反射している。このため、発光素子
12と受光素子16間の光伝達効率をより向上させるこ
とができる。
【0040】尚、本発明は、上記各実施形態に限定され
るものではなく、多様に変形することができる。例え
ば、発光素子だけではなく、受光素子もフレキシブル基
板に搭載しても良い。また、上記各実施形態を適宜に組
み合わせても構わない。
【0041】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、発光
素子を搭載するフレキシブル基板を採用していることか
ら、従来のものと比較すると、フレキシブル基板とリー
ドフレームの厚みの差だけ、光結合素子の厚みを薄くす
ることができる。また、発光素子を覆う様に透光性樹脂
をモールド成形し、受光素子を該透光性樹脂に直接接着
している。このため、受光素子を透光性樹脂で覆う必要
がなく、透光性樹脂の厚みのバラツキを考慮しても、発
光素子と受光素子間に介在する透光性樹脂を十分に薄く
することができ、これによっても光結合素子の厚みを薄
くすることができる。その上、発光素子と受光素子間の
光路が短くなって、両者間の光伝達効率が大幅に向上す
る。
【0042】また、本発明によれば、受光素子をリード
フレームに搭載している。それでも、発光素子をフレキ
シブル基板上に搭載していることから、該光結合素子の
厚みが薄くなることに変わりはない。
【0043】更に、本発明によれば、フレキシブル基板
をリードフレームに接続し、このリードフレームをアウ
ターリード部として用いている。
【0044】また、本発明によれば、受光素子をプリン
ト基板上に搭載している。それでも、発光素子をフレキ
シブル基板上に搭載していることから、該光結合素子の
厚みが薄くなることに変わりはない。
【0045】更に、本発明によれば、フレキシブル基板
をプリント基板に接続し、このプリント基板をアウター
リード部として用いている。
【0046】また、本発明によれば、受光素子に直接接
着される透光性樹脂の接着面を球面状にしているので、
発光素子と受光素子間にレンズが形成され、発光素子か
らの光を受光素子の受光面に集光させることができ、光
伝達効率が向上する。
【0047】更に、本発明によれば、透光性樹脂の内壁
面により発光素子からの光を受光素子へと反射している
ので、発光素子からの光を受光素子の受光面に集光させ
ることができ、光伝達効率が向上する。
【0048】また、本発明によれば、光を反射する外装
樹脂により透光性樹脂及び受光素子を覆っているので、
発光素子からの光を透光性樹脂の内壁面により反射して
受光素子の受光面に入射させることができ、光伝達効率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光結合素子の第1実施形態を示す断面
図である。
【図2】本発明の光結合素子の第2実施形態を示す断面
図である。
【図3】本発明の光結合素子の第3実施形態を示す断面
図である。
【図4】本発明の光結合素子の第4実施形態を示す断面
図である。
【図5】本発明の光結合素子の第5実施形態を示す断面
図である。
【図6】本発明の光結合素子の第6実施形態を示す断面
図である。
【図7】従来の光結合素子の一例を示す断面図である。
【図8】従来の光結合素子の他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
11,21,31,41,51,61 光結合素子 12 発光素子 13,13A,13B フレキシブル基板 14a,b ワイヤー 15,15A,15B 透光性樹脂 15a 凸レンズ 15b 傾斜面 16 受光素子 17,22 リードフレーム 18 透光性接着剤 19,19B 遮光性樹脂 32 プリント基板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と受光素子を対向配置した光結
    合素子において、 発光素子をフレキシブル基板上に搭載し、発光素子を覆
    う様に透光性樹脂をモールド成形し、受光素子を該透光
    性樹脂に直接接着して、発光素子から受光素子に至る光
    路を形成したことを特徴とする光結合素子。
  2. 【請求項2】 受光素子をリードフレーム上に搭載した
    ことを特徴とする請求項1に記載の光結合素子。
  3. 【請求項3】 フレキシブル基板をリードフレームに接
    続し、このリードフレームをアウターリード部として用
    いたことを特徴とする請求項2に記載の光結合素子。
  4. 【請求項4】 受光素子をプリント基板上に搭載したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光結合素子。
  5. 【請求項5】 フレキシブル基板をプリント基板に接続
    し、このプリント基板をアウターリード部として用いた
    ことを特徴とする請求項4に記載の光結合素子。
  6. 【請求項6】 受光素子に直接接着される透光性樹脂の
    接着面を球面状にしたことを特徴とする請求項1に記載
    の光結合素子。
  7. 【請求項7】 透光性樹脂の内壁面は、発光素子から入
    射した光を受光素子へと反射する反射面であることを特
    徴とする請求項1に記載の光結合素子。
  8. 【請求項8】 光を反射する外装樹脂により、透光性樹
    脂及び受光素子を覆ったことを特徴とする請求項1に記
    載の光結合素子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030578A1 (ja) * 2004-09-14 2006-03-23 Nec Corporation 集積光部品とその製造方法、及び光通信装置
JP2016086098A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 光結合装置
JP2017050510A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 株式会社東芝 半導体装置および光結合装置
WO2021171753A1 (ja) * 2020-02-28 2021-09-02 株式会社ジャパンディスプレイ 電子機器

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